今回のエンジン部門のフロリダ研修は
デトロイトの2ストロークディーゼル
2ストロークディーゼルはいまだ現役でたくさん動いています
うちでもたくさんの2ストロークディーゼルをオーバーホール
してきました 初心に帰る意味でもこの生き物のような
エンジンを熟知すべく 研修プログラムを組んでもらいました
大村 田中 横山の3名で参加です
今回もたくさんのノウハウを得てきたようです
安田造船所のエンジン部門はますます腕を上げています
今回はこれに加えて アーネンソンドライブの研修も
受けてきました 今度来る パーシングに備えての
研修です 独特な形式をとるアーネンソンも
きちんとしたノウハウのもと メンテナンスをしてゆけば
何の問題もない 非常に強い機構です
アーネンソンはその角度とトリムタブを
微妙に調整しながら操船します
きちんと理解していないと 低速でも負荷が80%なんてこともあるくらい
特殊性を持ちます 練習して早く一流のアーネンソン使いになりたいな
それからCATのコンピューター研修です
おもにBERTRAM570のC32 C30をターゲットとしたものです
いろんな船が入ってくると おのずと勉強しなければならないことになり
腕も上がります
そして ボートオーナーに対して そのつかい方の常識を
伝授してゆかなければなりません 一流のエンジンや
一流の装備品でも 使い方の常識を知らなければすぐに
トラブります 日々勉強の毎日です
そして今までの考え方を変えてゆかなければならない部分も
たくさん発生しています
今までのマリン業界の常識というか慣習として
なるべく安く修理するという発想が根底にあり
それはボートオーナーの要求でもありました
しかしいま 大型艇が増え 日本の短い夏に快適なマリンライフを
送りたいという要求が増えている今
考え方を一変し オーナーのためを思って安く安くなどという
考えは 実は正しい直し方ではなく 再びトラブルが発生する場合が
多々あります 直した側は なるべく安くしようとしたのに
そしてオーナー側は修理代きちんと払っているのに・・・
というよくない状況に陥ることが多々見受けられます
これからはコミュニケーションを図りわれわれ業者側が
その姿勢を変えてゆく必要もあると思います
部品交換よりアッセンブリーのほうが安全な場合もあるし
修理より新換えのほうが快適な場合もあります
その場に応じた判断となるが 欧米では時間管理で
どんどん交換してゆきます そして快適なボートライフが
送れるのです 何でもお金を使えばよいというわけではないが
目的は何なのかを双方で確認して どのように進めるか
検討する必要があるということです
未然に防ぐという行為は実はいちばん難しいことでもあり
そしてコストもかかるのです
1年目より2年目のほうがコストはかかります
年々コストがかかるのもまた常識です
このオフシーズンにフルメンテナンスをして悪いところを
洗い出し 次のシーズンに備えましょう
どんなによい修理や装備をしても最後は
キャプテンやオーナーの知識や使い方により
その寿命が伸びたり縮んだりします
ともに勉強して 快適なマリンライフにしたいものです
エンジン部門の研修の様子はエンジン部ブログを見てください
http://www.yasuda-shipyard.com/shipyard/