BREAKERS37で横須賀へ - Yasuda Ship Yard Blog

安田造船所代表の野澤隆之による船に関する情報や、釣りや車の話など独断と偏見でつづる社長ブログ。

2008年9月11日

BREAKERS37で横須賀へ

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BREAKERS37で今まででいちばん長い距離である
横須賀へ走る
久里浜のフリーダムマリンへ
ここはこの船の一部建造を含め業務提携しているところ
ここで61も建造中なのだ
お世話になった方々へお礼も兼ねて仕上がりを見てもらう
安田会長と石丸さんも初めてこの船に乗った
評価は37としての機敏な運動性能と
その驚くべき乗り心地に感心していた
自分でもこのサイズは一つの理想としてある
一人でも気軽に出せる 少人数でのトローリングも快適

東京湾は最も船の評価が左右するところ
風がなければとてもよく走る船もちょっと
風が吹けばチョッピーな波長の短い波が発生し
大型船の引き波と複合してとても走りにくい波になる

IPS500搭載で現在のペラセッティング(まだ軽い)
でも37ノットを記録していて高速性能は十分だ
あとは長時間のって疲れるかどうか
行きは追い風で31ノット巡行で楽々ソフトライド
帰りは斜め向かいの最悪な方向の風
この角度は船底の片側の平面に波を受けることとなり
たいがいの船は叩いて走れなくなる

通常の37だと10ノット台がやっとだろう
ここで走れるという表現と走ってしまうということの違いだが
船はバーンと船底をたたくような衝撃で走ると
艇体や艤装品に悪い影響を与え損傷の原因になる
走れるスピードはこの衝撃がなく走れるスピードをいう
たまにこの船は強いといって歯をくいしばって走っている方がいるが
これはその船の持つ力を超えているということ
要するに快適に走れるかどうかだ

BREAKERS37の場合この日の向かい波でも
26ノットでも問題ない がんばれば30ノットでも走れてしまう
でもまだまだどんな問題が出るかわからないので
26ノットをキープして走行 そしてこの日感じたのは
みんな意外にトリムタブを追い込んで走るのだという印象
私は結構ゆるくフワーンフワーンと走るのが好みだが
安田会長も石丸さんもトリムで船首を押さえて走る
これも勉強になった うちの中村キャプテンもトリムで結構
船首を押さえつける こういった走りが好みなのだろう
その場合にもさほどナーバスにならず直進性は良好
そして当然ソフトだ  
そして特筆すべきことだが常にアフトデッキもドライであるということ
これは滑走性の高い船 波をかき分けて走るような船は
結構海水を巻き込み ウエットな船が多い
ドライは気持ちいい ウエアも濡れない 掃除も楽

本来は木曜日回航で小名浜へ回す予定だったが
うねりの影響がありそうなので様子を見て出港しよう