BREAKERS 61 塗装

Yasuda Paint Teamが BREAKERS61の
塗装に取り掛かった
一番大事な作業 キチンと面を造る作業
面を見るために黒い専用の黒い粉を塗り
研いでゆく そうすると低い面は黒い粉が残る

そうやって面を出してゆくのである
大きいものの面を出すことはとても大変
ここでの技術が仕上がりを決する
だから慎重に時間をかけて作業を行う
この差がYasudaクオリティなのだ
同じペイントでも だいぶ違うんですよ
コストの掛け方で精度の差は出ます


面を出す作業を見ていても Breakersの
個性的なそのラインにしばし見とれてしまう
強烈にせりあがるブロークンシアーを採用し
高くそびえるバウデッキへと続く
そしてBreakersのアイキャッチともなる
独特のステムライン(船首のライン)
ステムの形状を機能以外でデザインの観点から
意識して造られた船が何艇あるのだろう?
日本においては見たことないかもね
というか私自身 Breakersを造るまで
その角度以外 意識しなかったかも
ここがきれいなラインを描くと とても女性的で
美しいハルの印象を決定づけることに気が付いた
デザイナーと言う仕事は 人が気がつかないところまで
実は造りこむことができる人なのかもね
言い換えると変な所にこだわりをたくさん持ってしまう
ややこしい面も持ち合わせているのかもしれません
どうしても嫌な部分は譲れなかったり
造りにくかったり でもそんな人のいないモノづくりは
どうなってしまうのかとも思う
新米ボートデザイナーとして 考えることは多い
頭の中にCADが出来つつある


