Garlington61 フロントクローズ部分のペイント - Yasuda Ship Yard Blog

安田造船所代表の野澤隆之による船に関する情報や、釣りや車の話など独断と偏見でつづる社長ブログ。

2009年11月19日

Garlington61 フロントクローズ部分のペイント

P1150612.jpg
先日も書いたがフィッシャーマンのクローズしたフロントウインドウの
FRP部分はウインドウがあるように見せたほうがかっこよく見えるため
デザイン的にブラックアウトする

しかしこのブラックが曲者で直射日光で相当高温化する
そして内部のFRPにクラックが入り塗装面を犯す
良く見るとブラックアウトしたウインドウはクラックだらけだ

そして対策としてより反射のよいメタリックを強めたブラックにする
メタリックの粒子の大きさや吹く回数等によりこれがまた微妙に
効果が変化する
その実験をしているところの写真 

多分こんなことしている造船所もないよね

P1150615.jpg
これはどちらもメタリックの実験だ
それでも表面温度は5度も差がつく 
これは塗料の缶で実験しているためこの差だが
蓄熱してしまうFRPでは触れるか触れないかくらいの
大きな差がつくのだ
そしてソリッド(メタリックを入れない)との差は
缶の実験でも10度以上の差が出る

ソリッドの黒だと目玉焼きができる(滑り落ちちゃうけどね)

こんな実験もまじめに繰り返される造船所って面白いでしょ?

その上係留中はフロントのブラックアウト部分を覆う白いカバーをかければ
その持ちはもっと良くなる