JIBT Spning Blue Marlin - Yasuda Ship Yard Blog

安田造船所代表の野澤隆之による船に関する情報や、釣りや車の話など独断と偏見でつづる社長ブログ。

2010年7月22日

JIBT Spning Blue Marlin


下田でのファイトを撮影した諏訪部さんがUPしたものを貼り付けます

今回の作戦はドラグを緩く設定しカジキを刺激しないストライク
そしてカジキを刺激しない排気音プロペラ音を聞かせない

静かな操船そして刺激しないポンピングもできるだけしない静かなファイト

そしてこういう釣られたことに気が付いていない
カジキはリーダーをとってもゆっくり船を寄せ

リーダーマンはカジキに気がつかれないように緩んだリーダーをだぐるだけ
キャプテンがそーっと寄せてゆき タグ!

まあ時間的には完璧でしょうね
デッキワークは少し不満は残ります

リーダーマンがビルをつかめないこと
タグマンがグローブをしていなかったことなどなど

それぞれの反省をもとにより釣り姿のきれいな釣りをして行きたいですね
まあまあだけど反省も多い

ちなみにカメラマンの諏訪部さんのデカイ声が無ければ
静かでスムーズなファイトが際立つんだけどね(笑)

諏訪部さんのおかげで良い動画が取れました
ありがとう

このファイトの大前提はラインを出さないこと

スピニングの場合ドラグ性能の安定性ではトローリングリールには遠く及ばない
ストライク時のドラグ値も強めにすると怖い部分があり

緩めでも十分フッキングするので緩めにした
経験では12ポンドラインでも十分なフッキングをする

そしてストライク時には出来るだけ速やかに船を止め
出来れば行き足を止めるためにアスターンをかける

(それくらい無駄な糸は出したくないということ)
速やかに他の道具を片づけファイトに移行

これがスムーズに行くためにうちはアウトリガーも開かず流す本数も3本だ
(早く後進するために若干ストライク率は下げていると思う)

この釣りを上手くなろうとするのであれば
簡単な練習は200メートル以下の糸巻き量でカジキ釣りをすれば

すぐにコツがつかめる
160メートルの糸巻き量で取ったこともある

糸巻き量に頼らない釣りをすることだと思う
今回も数十メートルしか出されていないだろう

10分で取れなければロングファイトは必至だ
こうなると取れる確率は著しく低下するだろう

そしてカジキを刺激しない操船も大事だと思う
エンジン音やギアの音や水流などすべてカジキを刺激してカジキを走らせる  

カジキが走り回るタイプであれば
こっちももっと早く追いかけまわして

仕留めれば良いのだが
基本はそーっと近づくのが良い

そして勇ましいリーダーマンも災いの因
タグマンも出来れば興奮せずに静かに打ちたいものだ

刺激すればリリースの危険度が今回のように増す

今回のカジキはタグで初めて戦闘開始状態なので
とても危険なんです

常にデッキにいる人間はどんな役割でもこなせる準備が必要だ

タグ後のカジキを見れば決しておとなしいカジキではなんですよね

80ポンドラインのドラグのストライク時のカジキに与える衝撃と
30ポンドの衝撃の差もあるのだと思います

もうひとつ忘れないことは30ポンドでもカジキが走らない限り
50ポンドのファイト以上のドラグをかけても決して切られることはないということ

万一のリフトアップも勇気を持って10キロかけても
全然切れないことは常に忘れない必要がある

この場合ドラグをいじれるアングラーの技量は必要となる
そしてドラグをどこまで締めたら何キロかって把握もね

過去にはもっと素早く2分台で寄せたことも何度もありますが

JIBTでスムーズにできたことはチームとして
やっぱり嬉しいよね

カジキちゃん
夏の日の思い出をありがとう!

それにしてもリリース後も怒ってましたねカジキちゃん
元気に潜ってゆく姿を見送りました