
この手の雑誌で企画されるクルマ特集は、大抵どこかで見たことのあるような記事と海外ネタの翻訳で済まされるというパターンがほとんどだが、月刊ペンは違っていた。特集「イタリアの小さな車、小さなバイク」のために、イタリアまで取材に行っているのである。知る人ぞ知る小さなイベントに参加し、スタンゲリーニやバンディーニ、スタンガといった数少ない赤い虫たちを求めて、それぞれのオーナーの元を訪れている。別に1冊まるまるがこの特集というわけでもないのに、綿密に取材を重ねて作られたことに驚かされた。クルマの専門誌でもここまでやることはまれだと言ってもいい。

そしてクルマやバイクの歴史やディテールよりも、それらにかかわる人々を中心に紹介しているのもよい。どんな貴重なマシンでも、それを愛し、知り尽くし、そして走らせることを心から楽しむ人がいてこそ意味があるのだよ、とあらためて教えてくれた1冊だった。




コメント (2)
Penのこの特集は自動車雑誌も見習うべき内容でした。評論家の説明などよりオーナーに取材した記事がよかったです!
投稿者: TJ | 2007年07月22日 14:55
日時: 2007年07月22日 14:55
初めまして。
こちらの雑誌を以前から探しているのですが、
どこにも手に入るところがありません。
イタリアの車が大好きな父がずっと探している雑誌で、
最近病気になってしまいました。
元気が出るものをと思って、探していたおり、
こちらの投稿記事を発見し、思わず、メッセージを書かせていただきました。
大変恐れいりますが、お持ちの古戸様、TJ様、コピーなどさせていただけませんでしょうか。
突然で不躾なお願いではありますが、もしよろしければご返事いただけると
幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿者: isnemk | 2009年04月28日 22:48
日時: 2009年04月28日 22:48