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ミリタリーアートの歴史 by ムスタファ:記事一覧

2009.2.27

ミリタリーアートの歴史3


第3回はベトナム戦争~現代までのお話しです。

第二次大戦が終了し、朝鮮戦争を経てベトナム戦争の頃になると反戦主義や
女性蔑視等が社会現象となり、世相が兵器などにも影響を及ぼしてきました。
特にベトナム戦争はアメリカ社会にとって非難の的とされていたこともあり、
国防省は少しでも軍のイメージを良くしようということから、美観に関しても軍が
規制をし始めます。例を上げれば第二次大戦中の頃に流行した機首に描いた
セクシーな女性のノーズアートなどは原則禁止に。キャラクターなどをモチーフ
にしたアートも少なくなり始めました。

そして識別しやすい位置などに所属部隊のシンボルを尾翼に描くようになります。

crusader.png

ちなみに原色を使った派手なデザインアートはベトナム戦争までで、これ以後は
レーダー等の電子機器が発達して敵と味方の識別が遠くからでも出来るように
なり、直接目視による識別をする必要性がなくなった為、機体と同色系の色で
ペイントされています。

第二次大戦当時の兵士達が自由に描いていた派手なデザインは今も根強い
人気を持ち、現在のミリタリーアートのルーツとなっています。唯一現代まで
受け継がれている派手なデザインとしてはシャークマウスが有名です。

sharkmouth1.png

これは飛行機だけでなくヘリコプターや戦車等の車両にも広く流行しました。

現在は部隊の中の1機をカスタム専用機として保有してそれを特別な
記念日や航空祭等のイベント限定でカスタム塗装をするのみとなり、
他の機体は全て機体色と同じ色あい(グレー,ブラック系)でデザインを
施しています。

phantomcag.png

と、いう事でざっとミリタリーアートの歴史を紹介しました。

さて、いよいよ次回からはステンシル講座がスタートします !!
ミリタリーの知識を交えながら、だれでも気軽に本格的なステンシルが
楽しめるようにUPする予定ですのでお楽しみに !!

2009.2.21

ミリタリーアートの歴史2


2回目の講座はミリタリーアートの歴史から参ります。

米軍においてステンシルやペイントアートなどは美観を変え、士気や意味合いを
高める大切なシンボルとなりました。時は第一次世界大戦が始まった頃、戦車や
飛行機に車体(機体)番号を描き込んだのが始まりといわれています。
また当時の塗装方法はペンキと刷毛を使った簡単なものがほとんどでした。
mk1%20tank.png

第二次世界大戦が始まると車体(機体)番号や所属部隊のシンボル等をステンシル
するだけでなく、スプレーや絵筆を用いて細かい細工を施すようになりました。
主に好きな女性やアニメのキャラクターを描いたりまたはキルマーク(撃破した敵の
数を車体に描き込む風習)等が流行します。
特に米軍の爆撃機に描かれたノーズアートが有名ですね。
noseart.png

これは戦地から無事に帰還できるようにということで縁起を担ぐという意味と
仲間に自慢するという目的もあったようです。

次回はベトナム戦争~現代までの話をする予定ですのでお楽しみに

2009.2.20

ミリタリーアートの歴史1

はじめまして。PHANTOMの倉庫番でステンシル大好きなムスタファでございます。

さて、ここ数年TVや雑誌などでも露出が多く大変人気があるステンシルですが
みなさんが良く目にするステンシルなどを含めたミリタリーアートは、米軍が車輌や
戦闘機に使っていたり、またそのルーツでデザインされたアパレルや雑貨などが
多いのでないでしょうか。

af%20wing%20box.png

当時の時代背景やその国の文化等の影響を受けて多種多様なデザインが生まれ、
現在では一つの文化として認められています。

そこでムスタファブログ第一弾ではミリタリーアートをもっと身近に、また時代による
変化なども歴史を交えながらご紹介していこうと思います。

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