先日、契約のため現オーナー(Riva 50 Super America)のオフィスに行った時・・・・!!
この「Riva 50 Super America」、21年前の昭和63年にIHIが晴海BOAT SHOWに出展した。
当時2億4千万のあの展示艇。(私は覚えていました。赤いジュータンがあったこと。もちろん船内は見せてもらえなかった事も!)
しかも20年前からこのリーバ50を所有しているワンオーナーです。
映画「彼女が水着に着替えたら」に出演していたあのRiva 50です。(この映画、知っている方いますか?)
いろんな波(経済的な波?)を乗り越えて20年間大切にオーナーの横にいたBOAT!とても感動的!!!
オーナーの応接室には「Riva 50 Super America」の写真立てが自然のように有りました。

このオーナー、“このRiva 50をよほど愛してる”と思い、娘を嫁に出すような目で「大切にしてあげてねェ」「次のオーナーが売る時には私に一番に言ってね」と、涙が落ちそうな目で言われました。
この写真持って行って「ここにあると辛いから…」「明日からリーバ居なくなるんだぁ…」と言って写真立てを差出ました。
「あ!そうそう、当時のリーバのカタログあげる」と言って手の届く棚から大切なカタログを出して「そうそう、このリーバ60コルサロ欲しかったんだよな~」…カタログのページをめくり満面の笑みで「このカタログも一緒に持っていって」と言われ、思い出が詰まった重く大切な物を頂きました。

手に入れた当時からのオーナーの思い出、思い入れが頭の中でグルグル回っていたと思います。
私も大切な娘をお嫁にもらった様な、なんとも言えない気持ちで頂きました。
私も中古BOAT屋!この感動は新艇のBOATでは絶対に味わえない。人間くさく、とても重い仕事。
ただBOATを売るのではなく、命を預けていた彼女(商品)を売買する感動がそこにはあります。
しみじみ中古BOAT屋をやっていて良かったなと思い直したと同時にきちんとしたBOATを次のオーナーに引き渡すことの重要さを再確認しました。
今ではボートをネットでも売買することも珍しくなくなってきましたが、弊社では「一艇、一艇整備し“SEA BREEZE”ブランドの魂を入れて次のオーナーに引き渡す。
月日が流れ、またそのBOATが戻ってくる。そしてまた手を入れ、整備をし、と一生続く。」
弊社はそんなBOAT屋です。
少し泥臭いですが、スタッフも「“SEA BREEZE”ブランドを大事に、しっかりしたモノを出すんだ!」と言っております。
「“SEA BREEZE”から買うと他社とは違うんだ」と言っていただけるまで進化し続けます。
