ドゥカティ、「デスモセディチRR」を公開


 ドゥカティ・コルセ社は、1日、モトGPマシン「GP06」の市販用高純度レプリカモデル「デスモセディチRR」を公開した。

 発表会の場所は2日からモトGP第6戦イタリアGPが開催されるムジェロサーキットで、デスモセディチRRの初披露としては最高の舞台となった。会場にはドゥカティ・モーター・ホールディングのフェデリコ・ミノーリ、ドゥカティ・コルセのクラウディオ・ドメリカーレ、ドゥカティ・マールボロのロリス・カピロッシ、セテ・ジベルナウらも出席した。

 デスモセディチRRのカラーリングには2つのバージョンが存在し、「ロッソGPバージョン」は、ドゥカティが「GPレッド」と呼ぶ赤でペイントし、テールセクションのゼッケンエリアをホワイトとしたバージョン。「チーム」バージョンは、GPレッドを基調とし、コルセのファクトリーバイク同様にフェアリングにワイドなホワイトストライプを入れたバージョンで、バイクにはスポンサーデカールキットが付属する。


 パワーユニットは、デスモドロミック機構を採用したL型4気筒水冷4バルブDOHCエンジンで、排気量は989cc。13,500回転で200馬力以上という最大出力を発生する。マレリ製のインクエクションを組み合わせ、厳しい「ユーロ3」排ガス規制にも対応している。ミッションは6速のカセット式だ。

 マシンの性質上当然の如く、GP06直系のフルカバードともいえる流麗なフルカーボン・フェアリングが奢られ、内側のフレームには、お馴染みのトラス構造を採用。ただし、シートレールはカーボン製となる。その他車体関連では、フロントサスペンションは、オーリンズ製の「FG353 PFF」フロントフォーク、リアは超高剛性アルミ製スイングアームにフルアジャスタブルのオーリンズを組み合わせている。ホイールは前後ともマルケジーニのマグネシウム鍛造タイプ、ブレーキはラジアルマウントのブレンボ製「モノブロック」と、車体としては現状これ以上のものはないという超豪華なスペックがズラリと並んでいる。

 最大トルクや乾燥重量など、未発表の部分もあるが、ここまで高純度な「GP06レプリカ」だ、並みのマシンと細かな数値を比較することにあまり大きな意味は無いだろう。日本での車両本体価格は750万円(税別)になる予定で、レーシングエキゾーストキットとレース用CPUを含むレース専用キットも付属する見込みだ。

ドゥカティジャパン
モトGPオフィシャルサイト
●記事制作:ホビダス編集部 渡辺

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