テスト&リポート:ドライルーブ for ダンパー
1470円という驚くほど少ないコストで、愛車のサスペンションの性能がグッと良くなり、その効果が長期間持続するとしたら、アナタはどうしますか?
そんな信じがたい効果を発揮するケミカル商品がホビダスで販売されています。そこで、この商品の実力をホビダス編集部の渡辺が徹底的にテスト。期間3ヶ月、走行距離にして5000キロ以上というテストの結果をご報告します。
テスト車両は新車時から2000キロほど走行したノーマルのカワサキW650。レトロな雰囲気で人気のあるモデルですが、サスペンションの性能もややレトロ。そのためか、時速100キロ付近から車体の落ち着きが無くなる傾向もあり、この製品のテスト車両としては最適な存在と言えるでしょう。期間にして3ヶ月、ロングツーリングも含む走行距離は5000キロ以上というテストの結果をご報告します。
「ドライルーブ for ダンパー」は、パッケージ裏面に有効成分はPTFE(フッ素系樹脂の一種。いわゆるテフロンなどと同等の物質で、現存する合成樹脂の中で最も摩擦係数が少ない)であることが明記されています。サスペンションを構成する部品の嵌合・躍動部、とくにシールとの摩擦が発生する部分にPTFEを塗布することで、摩擦抵抗を減らし動きを良くするというシンプルな原理は、我々一般消費者としても十分納得できるものです。また、製造元の東洋ドライルーブは、本来は産業界で活躍する「固体皮膜潤滑」の総合メーカーで、十分に信頼できる製造元と言えるでしょう。
そもそも固体皮膜潤滑とは、二硫化モリブデンやフッ素樹脂、グラファイトなどを、特殊なバインダーやプライマーを用いて表面に定着させ、摩擦係数を大幅に低減する技術のことです。オイルやグリースによる潤滑と異なり施工した表面は常にドライなため、埃やゴミなどを噛みこむことがなく、高い潤滑性能が長期間安定して持続する上、耐熱性や耐薬品性に優れるため、自動車、OA、産業機械、航空・宇宙分野等のオイルレス潤滑が必要な部分では既に多くの実績があります。「ドライルーブ for ダンパー」は、そのプロフェッショナル向けの技術を我々一般消費者向けの製品として転用したものです。
「ドライルーブ for ダンパー」の施工(塗布)は至って簡単です。オートバイのフロント・フォークや、リアサスペンションのロッド部分に付属のスポイトで少量滴下し、乾燥して白濁した皮膜ができるまで2~3分待つだけです。サラサラした液はシール部分全体に回り込むので、均一に塗布する必要は無いようです。
たったこれだけで効果があるのか、大いに疑問ではありましたが、施工後のテスト走行では、最初の交差点を曲がるためにブレーキを掛けた瞬間から、明らかに体感できるほどその効果は明確なものでした。
あまりの速効性に戸惑いを感じながらも、落ち着いてじっくりとサスペンションの動きを味わってみると、これまで、しっとり感とスムーズなストローク感に欠けると感じていたW650のフロント・サスペンションの作動スピードが明らかに早くなっているのがわかります。オートバイの場合、「ドライルーブ for ダンパー」の効果がもっとも体感できるのは、ブレーキングの瞬間ではないでしょうか。まず、ブレーキレバーを握ると、フロント・フォークがスッとストロークして、荷重とバランスするポイントに素早く収まります。その上、少々ハードにブレーキングしてフロントを大きく沈ませた状態でも、サスペンションが路面の細かい凹凸を吸収し、路面追従性が大幅に向上しているのが体感できます。そのため、フロントタイヤを路面に押し付ける荷重もスムーズにかかり、フロントブレーキをかけた時の制動力もかなり向上したのが体感できました。
さて、かなり満足度の高いこの「ドライルーブ for ダンパー」ですが、改善を希望する点や注意点が無いではありません。まず、W650のリア・サスペンションもそうですが、カバー付きのユニットには付属のスポイトで塗布することが困難です。これは容器や塗布方法の工夫でなんとか克服できそうですから、是非とも改善してもらいたい点です。また、正常ではないサスペンションや旧車などで「抜け気味」の場合、「ドライルーブ for ダンパー」の塗布によってサスペンションの動きが良くなり過ぎて底突きなどの現象が起こる可能性も無いではありません。乗り心地も確実にソフトになりますし、アジャスタブル・サスペンションの場合はセッティングを出しなおす必要が生じるかもしれません。こういった点は承知した上で使用する必要はありそうです。
5000キロ以上の走行テストを終えた現在でも、驚くべきことにフィーリングは殆ど衰えていません。W650のフロントフォークにはラバーブーツが装着されていますので、条件的に有利と言えますが、この驚くべき耐久性もパッケージの謳い文句通りと言えるでしょう。実は、製品を塗布している写真を撮影した時に誤って「ドライルーブ for ダンパー」の液をW650のクローム鍍金されたフェンダーに落としてしまったのですが、乾いた後にそれに気づき布で拭き取ろうとしたところ、かなり強めに拭いても除去できないほどの強固な皮膜が形成されていました。クリーナーで無事除去できましたが、なるほど耐久性はありそうだと実感させられた事件でした。
販売店に行くと、すばらしい効能を謳ったチューニング系ケミカル製品があふれている現在ですが、実際に使用してみても効果が体感できないとか、効果があってもコストに見合わない商品も多く、また、企業秘密ということもあるのでしょうが、有効成分や原理などに関して明らかに説明不足で、消費者として技術的に信頼できる商品は思いのほか少ないというのが実情ではないでしょうか。一方、「ドライルーブ for ダンパー」の場合、原理が明確な上、効果がはっきりと体感できました。その効果に対する各ユーザーの好みは意見が分かれるところかもしれませんが、これほど謳い文句通りの性能を発揮するチューニング系ケミカルを私は他に知りません。
「1470円でサスペンションが変わる?そんなウマイ話があるものか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの記事を書いている私自身も最初はそう思っていました。また、効果をどれほど体感できるかは個人の感覚やマシンの個体差に関わる難しい問題でもあります。しかしながら、これまで書いてきたことは全て私の素直な印象です。得られる効果に対して価格も安いですし、最近愛車のサスペンションの動きが渋いとか、乗り心地が悪くなってきたという方は、リプレイス・サスペンションを検討する前に「ドライルーブ for ダンパー」を試してみてはいかがでしょうか?今最もオススメのケミカルです。
●記事制作:ホビダス編集部 渡辺
●取材協力:東洋ドライルーブ
「ドライルーブ for ダンパー」 のご購入はこちら

ドライルーブforダンパー
1,470円
そんな信じがたい効果を発揮するケミカル商品がホビダスで販売されています。そこで、この商品の実力をホビダス編集部の渡辺が徹底的にテスト。期間3ヶ月、走行距離にして5000キロ以上というテストの結果をご報告します。
徹底的に検証!
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今回リポートする商品は、東洋ドライルーブが製造販売する「ドライルーブ for ダンパー」です。製品のパッケージには、「ダンパーのポテンシャルを最大限に引き出す」「ゴツゴツ感の解消」「コーナーリング安定性強化」「路面に対する追従性向上」「確実なトラクションの実現」など、すばらしい効果があり、それが長期にわたって持続すると謳われていますが、果たしてそんなことがありうるのか、実際ににテストしてみることにしました。
製造元と効果の理屈は納得
簡単な施工と速効性、体感できる明確な効果
たったこれだけで効果があるのか、大いに疑問ではありましたが、施工後のテスト走行では、最初の交差点を曲がるためにブレーキを掛けた瞬間から、明らかに体感できるほどその効果は明確なものでした。
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乾燥して白濁した皮膜が出来るまで待つ。走行するとサスのストロークで成分が表面に行き渡る。 |
高速走行時の安定性向上
走行中、とくに高速走行時の効果ですが、「ドライルーブ for ダンパー」をフロントフォークに塗布してからは、W650の数少ないウィークポイントだった車体のドタバタ感はかなり改善され、高速道路上での直進安定性も向上するという結果を得ることが出来ました。また、"コォー"とタイヤが鳴るような細かいショックが続く路面でも、明確に認識できるほどバンピーな路面でも、これまではサスペンションの能力不足を柔らかめのフレームの「しなり」でなんとかしているという感覚がありましたが、今ではサスペンションが短いストロークのなかでよく吸収しているという印象です。特に、段差を乗り越えた後の伸び側の動きがスムーズになったのが印象的です。効果は高いが、気になる点も・・・
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W650のリアサスペンション。期待していたのだが、このタイプにスポイトで塗布することは困難だ。 |
リプレイス・サスにも効果大
W650のリア・サスペンションへの塗布が難しいと判明してから、別の車両に装着している、オーリンズやホワイトパワーのリア・サスペンションに塗布したところ、もともと作動性に優れるこれらのサスペンションでもかなりの効果を確認できました。例えば、オーリンズ装着車では、高速道路での落ち着きよりも一般道でスッと後足が伸びる感覚を優先し、ダンパーは最も緩めのセッティングでしたが、「ドライルーブ for ダンパー」をロッドに塗布してからは、さらに作動性が向上したので、高速走行時のリアの落ち着きを出すためにダンパーを少し締める余裕が生まれたという具合です。このように、ノーマル・サスペンションの能力を引き出す以外にも、リプレイス・サスペンションのセッティングの自由度を出す効果も十分期待できます。耐久性にも偽り無し
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走行後、皮膜がインナーチューブ表面になじんだ状態。皮膜は見えなくなるが、効果は長期間持続する。 |
貴重な効果を体感できるケミカル
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製品に添付されているダンパーテスターによるテスト。グラフ化すると効果は微妙だが、体感上の効果は絶大なものだ。 |
「1470円でサスペンションが変わる?そんなウマイ話があるものか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの記事を書いている私自身も最初はそう思っていました。また、効果をどれほど体感できるかは個人の感覚やマシンの個体差に関わる難しい問題でもあります。しかしながら、これまで書いてきたことは全て私の素直な印象です。得られる効果に対して価格も安いですし、最近愛車のサスペンションの動きが渋いとか、乗り心地が悪くなってきたという方は、リプレイス・サスペンションを検討する前に「ドライルーブ for ダンパー」を試してみてはいかがでしょうか?今最もオススメのケミカルです。
●記事制作:ホビダス編集部 渡辺
●取材協力:東洋ドライルーブ
「ドライルーブ for ダンパー」 のご購入はこちら

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