特集 住まい・ガレージ

リシャール・コレクションの魅力

 4月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトにて開催された「第2回インターナショナルホームファッションフェア2007」。その数あるブースの中でも、一際注目を集めていたのがリシャール・コレクションのブースでした。来場者の目を釘付けにしたその魅力とは・・・

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リシャール・コレクションとは

ショーの会場でも、一際注目を浴びていたリシャールコレクションのブース
 「リシャール・コレクション」とは、フランス人アーティスト パトリック・リシャール氏と妻パスカルの二人により1988年に創立されたラ・リュエ・ヴェール・ラール社が制作する「ミニチュアの立体絵画」とも呼べる作品群のこと。ヨーロッパでは、照明の当たり方によって表情が変わるこのような作品をシャドーボックスと言います。

 基本的にはジオラマ風の作品ですが、代表作のガレージ風景をはじめとして、ボートハウス、飛行機の格納庫、医師や獣医、歯科医の診療室、弁護士事務所、証券会社、画家のアトリエ、ワインセラーなど、様々な素材やテーマを自由自在に再現する氏の作風はまさにアートです。

セレブ御用達

r3.jpg パトリック・リシャール氏は1957年フランス生まれ。パリとサンフランシスコのファインアートアカデミーでデザインとアートを学び、学士号を取得した後にフランスに戻り、BMW社・ルノー社とも契約していたデザインハウスでミニチュア・モデルカーを製作しながら、ガレージをモチーフとした独自の作風を確立しました。その後、多数の作品をヨーロッパや北アメリカなどで発表。ユニークで精巧に手作りされる彼の作品は、独自の世界観と最高のクォリティーを持ち、ブルース・ウィルス、ジョン・トラボルタ、ミハエル・シューマッハなど、世界中のセレブに支持を得るようになったのです。

リアルなだけではない独特の作風が魅力

 代表作とも言えるガレージ風景の作品に関しては、整然としたガレージから、雑然としたガレージ、空想上のガレージまで作風は様々。作品によっては、上から見ると車を取り巻くディティールが多すぎるように感じることもありますが、作品を正面から見ると、全てが計算されたバランスで配置されていることが理解できます。また、究極のリアリティーを追求しているというよりは、独特のイメージやユーモアが散りばめられていて、これらが単なるジオラマではなく、パトリック・リシャール氏の思考やキャラクターが色濃く反映された「作品」であることを主張してきます。これこそが、リシャール・コレクションの魅力と言えるでしょう。それでは、「第2回インターナショナルホームファッションフェア2007」に展示されていた作品のいくつかをご紹介します。


①フェラーリF40のガレージをテーマにした作品。F40に関連したディティールに注目。②基本的には正面からのバランスでディティールの配置が決められているようである。③こちらはトヨタ2000GT。やや雑然としたガレージを再現。④ケースの中で奥行きを再現するためあえてディティールは多めに配置される。

⑤55年式メルセデスSL190が格納されたガレージ。⑥車のミニチュアは既存の物だが、リシャール氏の演出によって作品の一部となる。⑦F-1のピット風の作品もオーダーすることが出来る。⑧付け加えられるディティールには、機械部品や電子部品などもアレンジされている。

日本でも購入可能

 嬉しいことに、「リシャール・コレクション」は日本でも購入可能です。銀座にはギャラリーがあり、実際に作品を間近に見ることも可能です。また、ガレージをモチーフにした作品に関しては、カスタムメイドにも応じてくれるようで、現在乗っている車や思い出の車、憧れの車などを格納したガレージの作品をオーダーすることや、車両のナンバープレートに好みの番号をつけたり、好きなボディカラーを塗ってもらうことも出来ます。価格は作品にもよりますが、10万円から30万円。高価なようにも感じますが、世界中のセレブが愛好する芸術的な作品と考えればリーズナブルと言えるのではないでしょうか。

 詳しくは、リシャール・コレクションの日本代理店トータル・アイ株式会社が運営するウェブサイトhttp://www.richard-collection.com/をご覧ください。

●協力:トータル・アイ 株式会社 リシャールコレクション 銀座ギャラリー

●記事制作:ホビダス編集部 渡辺 | コメント (0)