自衛隊輸送機C-1・C-130H
|
ぼんやり空を眺めていて大きな音と空飛ぶ迷彩柄の物体に驚いたことはありませんか? ご存知の通り、それは自衛隊の航空機。 しかし、それらがどんな役割を果たしているか、意外とご存知ないのでは? 今回は数ある自衛隊航空機のうち輸送機、C-1・C-130Hの2機を紹介します。 |
![]() C-1 |
輸送機って?
輸送機の任務は、主に人員と貨物の輸送。平時は自衛隊の部隊移動のための輸送、各種装備品・資材等の輸送などで活躍しています。
災害発生時には救援物資空輸や急患輸送という重大な役割を果たします。担架による患者輸送も、なんと救急車に乗せたままの患者輸送も可能!災害により陸路が麻痺してしまったら、空路が唯一の移動手段。非常事態に備え、輸送機はなくてはならない存在なのです。
![]() C-1 |
![]() C-130H |
C-1とC-130Hの違いは?
C-1とC-130Hの一番大きな違いは、機体の大きさ。
|
C-130Hの方が機体が大きく、搭載量も貨物だとC-1の約2倍。装甲車や迫撃砲、ジープは3台まで搭載可能! 航続距離も長く、C-130Hは一度にたくさんの量を遠くまで運ぶのに適していると言えます。 |
|
一方、C-1は胴体後部の貨物扉を左右に大きく開けられるという特徴があるため大小貨物の積み下ろしが容易で、貨物の空中投下も可能。陸上自衛隊空挺部隊の落下傘降下支援でも活躍しています。 また、C-1はC-130Hより最大速度が大きく、急を要する状況に即座に対応できると言えます。 |
![]()
|
C-1、C-130Hの諸元
C-1性能諸元
|
全幅 /約30.6m 全長約/29.0m 全高約/9.99m 全備重量/約39t 最大速度約/800km/h 巡航速度約/650km/h エンジン/P&WJT8D-9 軸流式ターボファンエンジン |
航続距離 搭載量8tの場合/約1300km 搭載量6.5tの場合/約2200km
|
C-130H性能諸元
|
全幅 /約40.4m 全長約/29.8m 全高約/11.7mt 全備重量/約33.5t 最大速度約/600km/h 巡航速度約/550km/h エンジン/アリソンT56-A-15 ターボプロップエンジン |
航続距離 搭載量20tの場合/約4000km 搭載量6.5tの場合/約8200km
|
C-1に乗ってみよう
9月25日(日)、航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市)でC-1の体験搭乗が行われます。C-1の中がどのようになっているか、興味がありませんか?民間機では味わえない空の旅を楽しめるかも!
※問い合わせは航空自衛隊美保基地渉外室(電話番号0859-45-0211内線211、または344)まで。
各地の航空自衛隊基地では、広報活動として適時飛行機の体験搭乗を行っています。ホームページなどでこまめに情報をチェックし、近くの基地で体験搭乗が行われる日程を押さえましょう。
※体験搭乗権は多くの場合抽選です。
●協力:防衛庁航空幕僚監部総務部広報室
●航空自衛隊
●記事制作:ホビダス編集部 まつだ
「ブルーインパルス」を見に行こう!
「ブルーインパルス」の展示飛行を見たことがありますか?
旋回、回転、急降下……。
その華麗なる飛行技術と見事なチームワークには、ただただ息を飲むばかりです。
|
|
「ブルーインパルス」とは?
「ブルーインパルス」とは、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」の通称です。第11飛行隊は航空自衛隊唯一のアクロバットチームであり、展示飛行を専門の任務として、日々訓練に励んでいます。
| 「ブルーインパルス」の展示飛行で見られる、大空を突き裂くような航空機の急上昇。その際パイロットの体には、体重の約6倍の重力がかかっていると言います!空の舞台での鮮やかな演舞は、肉体・精神を鍛え抜いた、屈強な男たちの成せる技なのです。 |
|
|
|
T-4の諸元
現在活躍しているのは3代目の「ブルーインパルス」で、T-4への機種更新に伴い、1995年12月に発足しました。
|
T-4性能諸元 全長/13.0m 全幅/9.9m 全高/4.6m 搭載エンジン/F3-IHI-30 turbo-fan engine×2 最大速度/約マッハ0.9(約1000km/h) 最大航続距離/ 約1200km |
|
「ブルーインパルス」展示飛行・年内スケジュール
「ブルーインパルス」の展示飛行が一般公開される、航空自衛隊の基地祭や各地のイベントスケジュールを紹介します。基地祭では、自衛隊の航空機や装備品などが地上展示公開されることもあります。憧れの飛行機に触れられるチャンスがあるかもしれません!
※天候や基地の都合等によりスケジュールが変更される場合があります。
●協力:防衛庁航空幕僚監部総務部広報室 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なつかしのバルサ・モデル

飛行機趣味は「模型」とは切り離せません。古くは木製のソリッド・モデルからプラモデルなど、「静物」としての模型、そしてゴム動力のライトプレーンに始まり、各種のRCモデルまで、「実際に飛ばして楽しむ模型」も、その嗜好は多岐に渡っています。その「飛ばす模型飛行機」の一種で、かつて模型店の棚に必ずあったものが、「バルサ・モデル」です。バルサ製のリブを組んで翼紙を貼って塗装すれば、比較的大型で見栄えのするスケール・モデルができ、ゴム動力で飛ばすこともできる。そんなバルサ・モデル、すっかり忘れられた存在ですが実は健在。いろんなメーカーから多様な機種が出ています。ちょっと見てみましょう。
バルサ・モデルの中身

バルサ・モデルと言えば手書きの実寸図面。写真はイギリスの「エアロ・グラフィックス」社製バルサ・モデル、「メッサーシュミットMe163コメート」のもの。スケールは約1/24。ちなみに実機コメートは、第二次世界末期に登場したドイツの革新的ロケット戦闘機。このようにデキの良い血の通った図面を、額装して趣味の部屋に飾るのも一興ではないだろうか?
![]() | ■驚愕の(?)部品構成 上の図面を見ていると、スゴく高級な模型を買った気持ちになるが、それをカタチにするのは買った人、すなわちアナタ自身。よし!頑張るぞ!と張り切って部品を見れば…。バルサ板とブロック、申し訳程度のバキューム・フォーム、そして翼紙とデカール…。いささか不安になるが、ちゃんと飛ぶかは別として、カタチにするだけなら、そんなに難しくはない(はず)。昔は小学生だって、このぐらい作ったのだから! |
恐るべき(?)飛行計画・その1

図面の脇に小さく描かれている、恐るべき飛行計画。地面に打った杭(くい)にゴムを取り付けて長く引き伸ばし、その端に機体を引っ掛けて、ゴムの弾性で発射!するというもの。過激に思えるが、実は古くからあったグライダー模型の飛ばし方。実機コメートはロケット・エンジン動力で離陸・急上昇し、敵爆撃機群を上空から高速で急襲、燃料が切れたら滑空して帰還するという、コンセプトだった。滑空=すなわちグライダーの一種だったわけで、この遊び方もマトを射ていることがわかる。やってみたい!
恐るべき(?)飛行計画・その2
![]() | ■燃えちゃったり…しないのカナ? 恐るべき飛行計画その2。まぁ実機がロケット機ということもありまして、やはり、模型用ロケット・エンジンを使いたくなる気持ちは抑えられない。「JETEX」とは、現在40~50歳代で、かつて模型工作少年だった向きならご存知、「タイガー・ロケッティ」と同じ、固形燃料を使用する模型用ロケット・エンジンです。火傷に注意して遊びましょう。 |
取り合えず…。作ってみようか
飛行計画はさておき、考えてみれば「1/24スケールのコメート」というだけで、スケール・モデルとして非常に魅力的。まずは作ってみよう。![]() | ■どうやって作るのか? さて、バルサ・モデル工作は、板に印刷されているパーツを切り抜くことから始まる。中には「型押し」までしてあって、切り抜き易くなっているものもあるが、このコメートは印刷だけ。切り抜きを失敗すればそれまで!なので、まずはこの部品が印刷されている板たちを実寸でコピーしておく。そうすれば、もし失敗しても、同じ厚さのバルサ板を買ってくれば、そのコピー紙を板の上に貼って、再び切り抜きチャレンジができるというワケ。ということで、バルサ・モデルの工作に絶対必要なもの、それは「よく切れるカッター」と「コピー機」なのだ! |
続報を待て!
製作レポート・飛行レポートは随時お届けする予定。のんびりお待ちください!
●記事制作:ホビダス編集部 ヤマダマ









