スウォッチ2005年秋冬コレクション

スウォッチが2005年秋冬コレクションを発表、全国で販売を開始しました。 今年のコレクションでは、ファッションデザインテーマが5つに。都会のネオンや抽象画をモチーフにしたものや、ゴージャスな雰囲気のもの、さまざまな恋愛を表現したものなど、最新のトレンドやテーマが盛り込まれています。今回の特集は、コレクションの一部を紹介します。

Too Much

 カラフルな色使いや、プラスチックを使った不思議な感覚が特徴のラインナップ。子供のクレヨン画のような大胆な線で、「家族」が描かれた「Family portrait」や、エキゾチックな織物がイメージされた「Don't Cross The Lines」には、キュートなピンクが採用されています。抽象画のような「Color-Full」は、よく見るとスウォッチのロゴの一部になっている斬新なデザインです。
左上:COLOR-FUL
GB227
右上:DON'T CROSS THE LINES
YLS4015AG
右下:FAMILY PORTRAIT
GE166

Romantic Airs

 上品な花や、まばゆいパール、夜の闇の中で柔らかな光を放つ水面の輝きをイメージしたデザイン時計。ホワイトレザーの装飾が、気品を漂わせる「Side Charm」は、最先端のスリムなデザインが魅力的です。かわいいイラストが描かれている「Enchant Me」は、イマジネーションが広がる子供の世界をイメージ。ほのかな、淡いピンクを使った「Taste Of Pink」も、素敵なデザインに仕上がっています。
左上:ENCHANT ME
GN220
右上:SIDE CHARM
SFK243
右下:TASTE OF PINK
YMS410

Romantic Moves

華麗なロマンスの物語をテーマにした「Romantic Moves」。光沢のあるステンレススチールが生み出す美しいフォルムが特徴的な「Sun Rings」。ブラウンのカシミヤと、パステルカラーのラウムールという斬新な組み合わせが魅力の「Metallic Dune」などがラインナップ。
左上:AQUASTONES
SFK237A/B
右上:METALLIC DUNE
LK258G
右下:SUN RINGS
YSS199G

Gentlemen's Club

 お酒とディナーを楽しむ、隠れ家のような場所をイメージした「Gentlemen's Club」。上質なスチールの輝きが、大人の雰囲気を醸し出しています。オーダーメードスーツのような風格と手触りが魅力の「Leather On」は、ファインレザーやラバーがダンディに輝いています。「Dotty Dots」はゴルフをプレーしている時にバッグとお揃いのカラーリングで使いたい1本。男のエレガンスを追求した「Red Vine」は、今回のコレクションから仲間入りした新シリーズ「Irony Petiete Seconde」です。
左上:DOTTY DOTS
SUYM104
右上:RED VINE
YPS400
右下:LEATHER ON
YNB400

Metropolitan Nights

 都会の夜に、怪しく光るネオンサイン。そこに集まるあふれんばかりの人を描写した「Metropolitan Nights」。ベルトのダークグレーが、まばゆい光を放つ「Desirous」は、闇夜へ続く光の道を進むクリスタルをイメージ。「Noir Tresse」は、黒のフレキシブルなコマと、頑丈なスチール製バンドを組み合わせたブレスレットが特徴です。 Desirous
SFK233G
Noir Tresse
LB162G


資料提供:スウォッチ・グループ・ジャパン
記事制作:ホビダス編集部 イソガイ

オーバーホールはしないとダメ?【後編】

前回からの続き

時計を長く大事に使う上で、故障時の修理、定期的なオーバーホールは欠かせない。 次の6行程が、時計を長持ちさせるために必要な処置だ。

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1,外観チェック

 ケースやブレスに溜まった外傷や汚れ、サビなどを厳しくチェック。ケースの傷やブレスコマの歪みが激しい場合には修理、交換が必要となる。また、ブレスのコマ数、バックルのバネ棒差し込み位置、ケース番号などのほか、リューズ操作によって運針具合や内部オイルの状態なども同時に確認される。

2,分解

 ブレス、バックルからゼンマイ、歯車に至るまで、部品ひとつひとつのコンディションを入念にチェックしながら分解。ムーブメントを構成する部品はもちろん、各針や文字盤なども傷つきやすいため、ダイヤルシートなどを使い、慎重に作業される。磨耗の激しいものや、サビついている内部部分が見つかった場合には修理や交換が必要となってくる。 9.502.jpg

3,洗浄

 先にしつこい汚れを、木製の掃除棒などで取り除いてから、専用の超音波洗浄で外装部品に付着した汚れや、ムーブメントにこびりついた古いオイルなどを徹底的に除去する。部品の種類で洗浄機器や、洗剤が異なるため、ケースなどの外装部分なら30分、ムーブメント部なら15分から20分程度を目安に洗浄を行うと新製品同様の輝きを取り戻す。

4,組み立て&注油

 部品ごとにオイルを替えながら分解と逆の手順で各部を組み立て、注油をしていく。ムーブを組み立て終えたら、振動数を計測するタイミングマシンなどの専用機器で、ムーブの精度やゼンマイのトルクを確認、微調整を行う。アンティークウォッチの組み立て作業はデリケートで調整が難しいため、高い技術力を持つ熟練の時計職人が担当する。 9.501.jpg

5,ケーシング

 ムーブが組み終わった段階で、ケース内に収める作業に取りかかる。オーバーホールの日時や担当者名などを裏蓋に刻印したあと、ケース内に埃が混入しないよう、周囲にも神経を使いながら裏蓋をしっかりと閉める。ブレスの場合にはこの工程でセットすることもあるが、革ベルトの場合には、すべてが終了した段階での取り付けになる。 9.jpg

6,最終検査

 最後に時計本来の性能の戻っているかを確認して作業終了。精度の検査には、専用機器を使ってさまざまな姿勢で一昼夜放置した後に誤差判定を行う。



 オーバーホールとは人間で言えば、病気を未然に防ぐための健康診断のようなもの。時計をいつも良好な状態に保つために、健康診断と同様に定期的に行うことに意味がある。修理時の料金はもちろん、なによりしばらくの間、使用できなくなる可能性を考えたら、オーバーホールに出す手間を惜しむべきではないだろう。愛機を末永く付き合うためにも肝に銘じておこう。

記事制作:ウォッチセンサー編集部