デザインの秋! 各ブランドより新製品が続々登場

051025driade.jpg 11月2日から開催の東京デザイナーズウィーク、そして11月22日から開催の東京国際家具見本市など、秋は家具・インテリア関連のイベントが目白押し。各ブランド・メーカーでも新作のリリースや発表会が続々開催されています。
 今回はその中から「ドリアデ&ザノッタ新作プレス内覧会」と「±0青山店1周年記念イベント」レポートをお送りします。

ドリアデ&ザノッタ新作プレス内覧会

 2005年春、世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」で発表されたイタリアの一流ブランド「ドリアデ」と「ザノッタ」の新作がダ・ドリアデ青山に入荷。これにともなって10月14日(金)にプレス内覧会が開催されました。この内覧会にはイタリアよりドリアデ社の取締役とデザイナーが来日。直々に新作の説明を行ないました。また、日本を代表するトップデザイナーである吉岡徳仁、深澤直人の両氏も来場し自らの作品を紹介するなど、著名な人々の集うイベントとなりました。

ロン・アラッド、クラウディオ・ベリーニ、ミキ・アストリ、クリストフ・ピエなど、錚々たるデザイナーの新作が揃いました。写真はフィリップスタルクのチェアとアントニア・アストリのテーブル。

流線型のラインを生み出すための製法に試行錯誤を繰り返したという吉岡徳仁氏の最新チェアシリーズ。

左からイタリア・ドリアデ社取締役エベラルド・ゴルターナ氏、吉岡徳仁氏、デザイナーのミキ・アストリ氏。

±0青山店1周年記念イベント

 上記イベントから1週間後の10月21日(金)には、±0(プラスマイナスゼロ)青山店の1周年記念イベントが行なわれました。±0は「ありそうで、ないもの」を創造し、邁進し続けるブランド。今回のイベントでは、±0のデザインディレクターを務める深澤直人氏(NAOTO FUKASAWA DESIGN 代表)と「古道具・坂田」のご主人、坂田和實氏が『うつくしいもの』というテーマのもとで対談をしました。 051025-talk.jpg
普段から±0のアイテムを愛用しているユーザーの方を抽選で招待し、ディスカッション形式で開催。ゲスト参加型のトークイベントとなりました。
051025sakata.jpg 「道具そのものが本来美しさを持っていて、それが自分に合っているか判断することによって、そのもの自体の美しさが見えてくる」-坂田氏
051025-fukasawa.jpg 「先にゴールがあっての今ではなく、日常において調和が取れているからこそ選び取ることができるバランスを体現している人。それが坂田さん」-深澤氏
 「もの」を選ぶ側である、いわゆる「目利き」の坂田さんと、選ばれる「もの」を創る側であるデザイナーの深澤さん。ある意味では対極にいる2人の対談には興味深いものがありました。2人とも、それぞれのこだわりや揺るぎない価値観があり、それらが作品や仕事にも反映されていると感じられるトークショーでした。


問い合わせ
ダ・ドリアデ青山 http://www.driade.co.jp/
±0 http://www.plusminuszero.jp/
記事制作:家具コレクション編集部

TOKYO URBAN LIFE 2005 イベントレポート

toppage01main.jpg 去る10月8(土)・9(日)、東京国際フォーラムにて「TOKYO URBAN LIFE 2005」が開催されました。このイベントでは「クオリティ オブ ライフ」をテーマにインテリア・住空間のスタイリングを出展各社が提案。これからのアーバンライフのあり方を感じられるイベントでした。

数々のブースで新しいアーバンライフを提案!

 各メーカーやブランド、ショップが出展しているブースはいずれも「より自分らしく、心豊かな暮らし方」を求める高感度なエンドユーザーへ向けてのもの。一人ひとりのこだわりを実現する豊かなライフスタイルを実現するために、最新の技術や知恵の結晶による提案が集結。それぞれの企業や団体からの多様な提案とエンドユーザーとの交流を目指すべく、個性的な提案型ブースがそろいました。
エレクターのイメージを覆す色もフォルムも新鮮な収納システム「CUBE」。ビビッドなカラーリングが印象的。

エレクター株式会社
TEL:0120-707-532
http://www.erecta.co.jp/
インテリアコーディネーター東京では、女性の部屋を季節ごとに演出。時間によって春夏秋冬の異なる展示がされました。

インテリアコーディネーター東京 http://www.ic-tokyo.jp/
ドイツ生まれのシステム収納ip20では、空間の有効活用を提案。限られたスペースでスタイルと機能の両立を実現します。

ip20銀座ショールーム
TEL:03-5524-5641
http://www.ip20.co.jp/
「AD CORE」は、家具とテーブルセッティングの演出のコラボレーションで上質な空間を提案しています。

AD CORE DEVISE
TEL:03-5778-3341
http://www.adcore.co.jp/
マルニ木工が推進する「ネクストマルニプロジェクト」。世界的に著名なデザイナーの生み出したチェアが圧巻です。

ネクストマルニ・東京
TEL:03-3746-3603
http://www.nextmaruni.com/

ブランドの枠を超え世界の椅子が勢ぞろい

 今回の展示会場でのもうひとつの目玉は、ブランドやメーカーの枠を超えて集められた椅子のラインナップ。岩倉栄利氏によってセレクトされた50脚のデザインチェアは圧巻。時代を超えて色褪せることなく魅力を持つ椅子たちに触れることができました。
あこがれのチェアが一堂に集結する希少な機会に遭遇しました。
岩倉栄利氏のセレクトによって、世界の名作チェアが大集合。


このイベントに関する問い合わせ先
TOKYO URBAN LIFE 2005 実行委員会事務局 TEL.03-3401-4021
http://www.tokyo-urbanlife.com/
記事制作:家具コレクション編集部

豊かで快適な生活空間との出合い-Modern Danish Living展

デンマークの家具メーカー「カール・ハンセン&サン ジャパン」のショールームにて、9月28日(水)~10月4日(火)の1週間に渡り「Modern Danish Living展」が開催されています。時代の変化や人々の嗜好の流行に左右されることなく、愛され続けている北欧デザイン。モダンで洗練されたデザイン家具を排出する、デンマークを代表する企業を含め、計7社が参加。また、このイベントのコーディネーター・監修にはデンマークになじみの深いタレント・モデルの岡田美里さんを迎え、ご自身によりテーブルセッティングがなされていました。

温かみのあるデンマークのインテリアをテーマに沿ってコーディネイト

 寒くて太陽の出ていることが少ないデンマークでは、家の中で過ごす時間が長く、家族が快適に暮らせる機能性と温かみのあるインテリアが主流。それらのプロダクトは今もなお愛され続け、日本でも注目されています。今回は同じダイニングでもクリスマスやお正月のシーンなどというように、テーマに沿って商品をコーディネイト。デンマーク人の祖母を持ち、幼い頃からデンマークデザインに触れてきた岡田美里さんのセンスが光ります。

魅力溢れるデンマーク製品たち

 家具は「カール・ハンセン&サン」。ハンス・J・ウェグナーによるデザイン家具で、繊細なラインの美しさと木の温かみを感じます。オーディオは「バング&オルフセン」。音質はもちろんMoMAに永久保存される製品も数多く輩出し、世界が認める秀逸のデザイン。照明は1874年設立の「ルイス ポールセン」。シンプルなデザインで機能性も高く、空間の美しさを引きたてています。
 「ロイヤル・コペンハーゲン」のテーブルウェアーは、デンマークの自然をモチーフにした鮮やかなデザインや、「ロイヤルコペンハーゲンブルー」と呼ばれる美しいブルーを基調とし、ブランドの歴史を感じさせる、気品漂うディスプレイに仕上がっていました。  
 また、ニコライ・バーグマン氏のフラワーアレンジメントは、バラやリボンで飾られた色鮮やかなクリスマスツリーが。都内唯一のデンマーク料理レストラン「カフェ・ディジー」が料理を担当しました。

「カール・ハンセン&サン ジャパン」社長
ウィリアム ボーセン氏のコメント

「モダンなデンマークのライフスタイルを魅せたい」というコンセプトのもと、6つのデンマークブランドと岡田美里さんという強力なサポーターを迎え、食・住トータルでデンマークの生活を感じてもらえる空間を作り出しました。今後はこのように商品単体だけでなく、全体的な生活スタイルを提案していきたいと考えています。

岡田美里さんが語る、デンマークデザインの魅力

 今回のイベントでコーディネーター・監修を務めた岡田美里さん。デンマーク人の祖母を持ち、幼い頃からデンマークプロダクトに触れてきた美里さんに、その魅力を解説してもらいました。

 私にとってデンマークデザインは、物心ついたときには身の回りにあったものでしたが、デンマーク人の祖母を持ちながらも日本で育っているので、まだまだ知らない部分も多いです。デンマークにはじめて行ったのは一昨年のこと。親戚を訪ねて行ったのですが、「これもデンマークデザインだったの!?」という発見がたくさんありました。小学生の時アイスクリームを食べるのに使っていたジョージ・ジェンセンのスプーンを見かけた時には、懐かしさがこみあげてきましたね。カトラリーは特に祖母が日本にお嫁に来るときに持ってきたもので、今でも愛用しています。半世紀以上も前のデザインが今でも生き続けているのがデンマークデザインの素晴らしさだと思います。また、日本の空間にも馴染むのがいいですよね。  今回、デンマークライフスタイルを表現するにあたり、「家族が過ごす風景」をコンセプトにしました。飾りつけも先週末、家族と作ったり(笑)。
手作りの温かさを感じる“本当の”デンマークの暮らしを再現しました。私の家もデンマークプロダクトでコーディネイトされていますが、私が感じてきたように子供たちも将来はデンマークのものを見て懐かしんだりするんじゃないかしら。デザインも機能も優れたデンマークデザインと家族が過ごす温かな時間を感じて欲しいです。
<Profile>
岡田美里 Miri Okada

画家の祖父とデンマーク出身の祖母を持つ家に生まれる。タレント・モデルとして活躍する傍ら、そのセンスを生かしてテーブルコーディネイトや料理、手作り小物、デザインなどにも取り組む。1998年に総合スクール「アトリエミリミリー」を設立。現在4人の子の母親に。


 デンマークのライフスタイルを見て触れてその素晴らしさを認識できるこのイベントは「カール.ハンセン&サン ジャパン」にて10月4日まで開催。様々なブランドのプロダクトがトータルでアレンジされ、優れたデザインとデンマークの暮らしを垣間見ることができます。

記事協力:カール・ハンセン&サン ジャパン バング&オルフセン
記事制作:家具コレクション編集部