東京国際家具見本市~IFFT2005
|
最新のライフスタイル提案と、「日本発」のインテリアトレンドを世界へと発信する、日本最大級の家具のイベント「2005 東京国際家具見本市(IFFT2005)」が、11月22日(火)~25日(金)の4日間、有明・東京ビッグサイトにて行われました。今回で21回目を迎えるこの展覧会は、例年よりもさらに勢いを増し、国内外から様々なメーカー、ショップが出展。地域パビリオンのほか、インテリアの「未来」を感じさせる斬新な展示館「インスピレーションパビリオン」も話題を呼びました。 |
Maturity&Mode
IFFTが提案する「Interior Trend 21」。今年のテーマ「Maturity&Mode」に基づき、安田惠氏らデザイナー数名が、団塊の世代=Matureな(成熟した)人々に向けた新しい空間づくりを提案。「AD CORE」のネオ・クラシコシリーズを基調に、クラシックとモダンを合わせた空間(右)や、「リーン・ロゼ」のユニークなソファを中心にしたリビングダイニング(左)など、実生活にそのまま活かせるアイディアが満載でした。CO/EX
| 日本とフランスで活躍する若手デザイナー4人のデザインユニット「CO/EX」。その一人ネヅコウタ氏の「ハモン」は、座面の下部分に水の入ったボウルとライトが隠れていて、座るたびに、下の白い板に波紋が優しく揺らぎます。一日も早い製品化が待たれますね。 |
|
morimoto design
| 有能な若手デザイナーを集めたスペースに忽然と生えた木は、森本裕持氏の作品。学習机としても使えるブナの無垢材から作られたデスクは、隣にプランターを置くことで、気持ちとデスクそのもののバランスをとるお手伝いをしています。 |
|
ASAHI TSUKIITA KOGYO CO.,LTD
|
「アサヒ突板工業」では、厚さ0.2ミリの突板から漏れる柔らかな明かり「木星」が注目を集めていました。カバザクラなどを使った10、もしくは20個の三角形のパーツを組み合わせて作るというクラフト感も人気の要因のようです。
|
|
marcs* international co,.ltd.
| 沖縄出身のデザイナーマキシナミ氏とのコラボによって生まれた「WALL SERIES」(写真奥)は、壁に立て掛けるだけという新感覚のシリーズ。白のデスク、黒のラックどちらもスチール製で、華奢なわりにどっしりとした安定感があります。 |
|
FOREST NOTE
| 自然の気配を感じさせる心豊かな住空間創りをテーマとする「FOREST NOTE」。今回は国産トドマツの木目が美しい「うづくり」のシリーズを発表しました。日本の伝承技術の素晴らしさを生かしたシンプルな同シリーズは、意外に洋室にも馴染みます。 |
|
TAKAOKA’S REGIONAL INDUSTRIAL CENTER
| 富山県「高岡地域地場産業センター」のブースでは、鋳物技術と現代のデザインをコラボレートした様々な製品が展示されていました。たとえば、真鍮の風鈴や錫の器、銅の水差しなど、伝承された「本物」の技術が暮らしの中で光ります。 |
|
4日間で2万6504人もの来場者が集まった今回のIFFT。家具業界の関係者だけに限らず、プロからエンドユーザーまで、幅広い人々に向けて、日本も含め世界中の家具や雑貨を紹介していくことで、ビジネスの発展に貢献してきました。今年は特に、流行の「ライフスタイルショップ」をテーマに、インテリアを陳列するだけでなく、「自分好みのインテリアを集めたライフスタイル」を具体的に表現するという、さまざまなメーカー・ショップの試みが新鮮でした。
記事制作:家具コレクション編集部


