私の青春のだいたいがみっちりと詰まった母校がある五條市は、シャッター通りの続くなんてことない田舎町だった...
はずだったのですけど、
実はものすごいポテンシャルを秘めていたのでした。
近年さまざまな全国区のCMなどにもロケ地として採用され、一躍有名になった五條新町があったのです。
これは大和ハウスのCF。
知らなかった...
いや、知ってたけど、ここまで美しい街並みだったとは、まさにディスカバリー故郷!
というわけで十年以上ぶりに再訪してきました。

モデル・臨月の妹。

最近では都会からのリターン組がこの古民家を買い取ってフレンチレストランにしたり、モダンな一軒家の割烹が出来たりと、ブランニュー・五條新町の様相を呈してきていました。
どれもほんとに素敵で、今回は叶わなかったけれど、次の帰省ではチャレンジしたいなーとわくわく。
昔は本当に無造作に遺されていた、この街並み。
観光資源として保存されたというよりは、あまりに都会から遠すぎて放置され、住んでいる人も「なんとなく歴史はあるがそれほど貴重な物だと周囲に認識されることは難しいのだろうなあ、この地理では」と、諦めていたんじゃないかなあと思います。
だって、このあたりは都会からの交通の便がとても悪いのです。
JRは一時間に一本しか来ないし、高速道路だってずいぶん向こう。
インターチェンジから軽く一時間以上は走らないと!

しかし、おそらくとても偶然にこの五條新町はメディアに発見され、最高のタイミングで資源として見直され、こうして日の目を見ることになったのでしょう。

都会から隔離されたからこそ保存された奇跡!
この、ヒッピー用語で言うところのパンケーキトレイル的な発掘は、元この街で育った者としてとても嬉しい。

もし発見されたのがもう十数年早ければ、もっと心ない開発をされてきたのだろうな。
旧いものは旧いままに美しく、という価値観がきちんと根付いた今でよかった。

レトロな焼き餅やさんでは

看板猫がお出迎え。
見えますか?
玄関にいるよ!

何が見えるの?
お尻ちゃんたち!

住民の方による素敵なアートもあちらこちらに。


ついに完成することのなかった幻の橋脚も街に馴染んで、街の一部に。


