さて、ブログ、TWITTER、Facebook等でちまちま現状報告してましたが、まるまる2週間の放浪から、帰国しました。
・・・って!
もう帰ってから3日も経ってるし!!
気づいたらもう土曜日だわ。
おうちのゴハンが美味しいわ(自画自賛)。
それにしても、久しぶりに体調を崩しまくった旅だったです。
またいつもの知恵熱でしょう。私は旅に出ると嬉しさのあまり毎回発熱してしまうのです。
おまけに帰国してからも熱出したりして!
一日寝て潰してしまったりして!
風邪ひいた、とかじゃなく単にぽわわ~んとなるんですよ。
これ、出張のあととかにも、よく起こる症状です。
しかし。
旅のために貯金をするような私が、旅の途中に何度も熱出すなんて久しぶり。
こんな風に、何カ国も渡り歩くような旅は実は初めてだったから、なのかも。
同じ国で2週間滞在、とかはままあるんですけど、国境を越えて飛行機を乗り継ぐのはね、初体験でした。
何度も何度も荷造りすることも、税関を通ることも、入国書類を都度書かなくてはいけないことも、常にパスポートを持って移動していくことも、考えればものすごい、ストレス。
単に国によって通貨が違うってだけで、緊張はしてしまうよね。
緊張とまでは言わなくても、使わなくていい回路を一個使わなきゃだもの。
旅の最中は単に前に漕ぎ進めて行くことが楽しくてハイになってて、ついついないがしろにししゃう感情ではあるけれど、張りつめていることって、必ずツケが回ってくる。
やっぱり私はひとつのところに徐々に身体を馴染ませていく旅のスタイルが好きだなぁ、案外...ということにも気付けてよかった。
集中していたおかげで素敵なもの、素晴らしいものを短期間でたくさん観ました、
常に移動してゆくような、移動劇団のような旅のおかげで、焼き付けておきたいものはより陰影強く心に残るように心掛け、心眼をも見開いて吸収しようと感覚をそばだて...
ああ、やっぱり知恵熱なのかもしれないです。
さて、旅の最初はシンガポールから始まります。
SILK AIRなる航空会社の、大丈夫かコレ?!みたいな極小プロペラ機で(あ、これは行く先がプノンペンです)

生まれて初めて、カンボジアに降り立つ。
シェムリアップ。
名前からして神秘的。
だって、何回聞いても"シェリムアップだっけ、シェムリアップだっけ"って、なっちゃうんですもん(なりませんか?)。
現地語で覚えたほうが理解しやすい、Siem Reap。

なんだかニューカレドニアに似たような、ヴェトナムに似たような、乾いた曇り空。
車窓から眺める町並みは、バリをうんとイナカにしたような。
とてもちいさく、とても愛らしい。
今回の旅の目的は、アンコール遺跡群を観ること。
世界遺産ハンターになりたい私、とうとう夢が叶いました。
とてもとても、憧れていたアンコール遺跡。
しっかし、デッカイんですよアンコール。
いわゆるアンコール・ワットだけが寺院じゃないの。
この巨大寺院群を要したクメール王国は、インドシナ半島の大部分とマレー半島の一部までをも領土とした大帝国。
王都だけでも東京23区にも匹敵する広大な規模であったらしい(バックパッカーのバイブル『地球の歩き方』より抜粋)。
で、あんまり何から手を付けたらいいのかよくわからないので、初日はガイドを雇いました。
オトナですからね、ガイドも運転手も雇っちゃうよ!
ま、60米ドル/a dayくらいなんですけどね。

カムリに乗せられ(ちなみにアンコール遺跡のガイドは事前予約などしなくても、ホテルなどで簡単に雇えます。ドライバーとガイドは別業務らしく、二人一組で動いてる。おかげで一番景色のいい助手席をガイドに占領されるという惨事が起こってます...。代われや席!と思わず口汚くののしりたい気持ちを跳ねる後部座席で抑えたワタシ。大人でよかった♪)

仏頭の門を抜けて

延々、ジャングルを歩いて。
見えてきたのはジャングル・テンプルとも呼ばれるタ・プロム。

いわゆるアンコール遺跡として、イメージされるのはこの寺院かと思う。
蛇のように遺跡を飲み込む樹々、その根の間から穏やかに微笑む仙女の石像、というような。




圧巻。
にゅるにゅると遺跡を締めあげる官能的なまでに生々しい生命力、枯れつつも凛と終わりを待つ遺跡たち。
まるで美女の誘惑を受けるブッダのよう...
と言いたいところですが、この寺院、仏教からヒンドゥー教に改宗されたようなんです。
理由はよくわからないのですけど、


このように、仏像が削り取られているのです(モデル:ガイドのソフィア君、29歳)。
さて、回廊のところどころにある仏像(今では国民の9割が仏教徒なので、遺跡の中には後世持ち込まれた仏像が祀られているのです)にお布施をしたら


仏像を守るおばちゃんが、歌のようなお祓い?とともにひもを巻いてくれました(撮影:ガイドのソフィア君・29歳)。

遺跡の中では少年が聖なるお昼寝の真っ最中。
気持ち良さそう...

この日のランチは

モーニング・グローリー(っていう野菜、コリコリしてる)の炒め物
それから、

チキン・アモック!
生まれて初めて食べたカンボジア料理、甘くて味わい深くてめっちゃ!!!美味しかった!!!
ここから毎日、この"アモック"かカレーばっかり食べてました。

つづく。