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2007年05月
2007年05月30日
モナコGPで少し興奮
先週末のモナコGPは、久々に興奮してテレビ観戦していた。
昨年までは超ハイグリップタイヤが供給されていたためか、マシンの挙動が落ち着いていて、ドライバーが「攻めている」のが画面からわかりづらかった。
それが今年は、タイヤがワンメイク化されたためか、適度にグリップレベルが低く、ドライバーが頑張っているのがハッキリ画面からもわかったからだ。
特に、優勝を争ったマクラーレンのフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンの2人は、ここぞ!という場面では、限界を超えた走りに挑んでいるのがわかり、思わず「危ないよ!」と画面に叫ぶほどだった。
惜しむらくは、おそらくはチーム側がそれを避けたのだろうが、二人がテール・トゥ・ノーズで丁々発止とやりあう場面がなかったこと。
あの1992年のセナ対マンセルの死闘を、レースの終盤に期待したのは、僕だけではあるまい。
それにしても、ハミルトンというドライバーは凄いルーキーだ。
現在最高のドライバーであるアロンソを、あそこまで追い詰めたのだから。
これで5戦連続表彰台、4戦連続2位で、ランクトップをアロンソと分け合っている。
遠からず初勝利の日は来るだろうが、ここまで凄いと、反対に、まだ勝てていないことが不満に思えてしまうから不思議だ。
若いんだからもっと後先考えずに優勝狙えよ! 表彰台も大事だろうけどさあぁと、ついツッコミたくなってしまうのだ。
もっともこれに関しては、現在のポイントシステムも少なからず影響を与えていると思う。
優勝10点、2位8点では、リスクを犯してノーポイントに終わるより、2位を続けた方がチャンピオンの可能性が高くなるからだ。
前戦スペインGPでアロンソがリスクを犯して4位だったのに対し、ハミルトンは無理せず2位をキープしたために、現在アロンソと同点でいられるというわけだ。
その意味では、ハミルトンはアロンソより更に計算高い、現代のF1ドライバーだと見ることもできる。
ただ僕としては、やはりリスクを犯してでも優勝を狙うドライバーの方が好きだ。
前述の1992年のモナコのマンセルは、あそこでセナを抜かなくても、チャンピオンは堅かったはずなのに、敢えてコース上でのバトルを挑んだ。
僕らはそこにカタルシスを覚えるはずなのだ。
そうしたレースにするためには、優勝のポイントを現在の10から12に引き上げた方がいいのではないかと僕は思う。
もし優勝と2位で4ポイント違えば、ドライバーはなんとしても優勝を狙うだろうから、だ。
因みに、もしこのポイントシステムが今年採用されていれば、現在のドライバーズポイントは、アロンソ42(実際は38)、ハミルトン38(同じ)、マッサ37(実際は33)となり、なんとなくこれまでの5戦の正当なポイントであるように思える。
いずれにしても、優勝の価値をもっと高めてもらいたいと僕は思う。
特にモナコGPにおいては、勝者と2位では天と地ほど差があるように、主催者も演出すべきではないだろうか。
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写真協力:ダイムラー・クライスラー(写真はクリックすると大きくなります)
投稿者 中島秀之 : 13:17 | コメント (5) | トラックバック
2007年05月26日
JHCTの気になる参加車(その2)
ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2007に出場していた車両の中から、僕が気になったクルマたちを、数回に分けてご紹介している。
今回ご紹介するのは、これ。ロメッシュ・ビースコー・2ドアカブリオレ 1956年式だ。
フリードリッヒ・ロメッシュによって1924年に創業したコーチビルダー、ロメッシュ・カロッツェリア社。
ベルリンを本拠にリムジンやタクシーの製作などをしていたそうだが、1936年に息子のフリッツ・ロメッシュが会社を引き継ぐ。
第二次世界大戦直後はソ連軍の車両修理などで食いつなぎ、1949年に、ヨハネス・ビースコーという人物の協力を得て、VWビートルをベースとしたスポーツモデルを開発、1950年のベルリン・オートショーで発表した。
それがこの、ビースコー・モデル、またはバナナカー(弓なりのボディゆえ)の愛称で呼ばれたクルマだった。
丸みを帯びたデザインのカブリオレまたはクーペで、ボディはアルミ製ハンドメイド。
エンジンはVWまたはポルシェのフラット4。
現車は、ビートル用1200ccにスーパーチャージャーをつけたエンジンを搭載する。
1957年に、バート・ローレンス設計のニューモデルが登場したが、1960年代初頭に生産を中止した。
現存する「バナナカー」は世界で15台前後、日本ではこの、「フラット4」の小森社長がお持ちの1台だけだそうである。
現物を見ると、同時代のポルシェ356より遥かに豪華な、凝った作りに驚かされる。
また思ったよりリアのオーバーハング部分が長く、ボディはかなり細長い。
非常に品のいい、いかにも50年代のお金持ちのためのクルマという印象だ。
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投稿者 中島秀之 : 08:14 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月25日
DTM第2戦を収録
今日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、DTM第2戦オッシャースレーベンの番組を収録してきた。
例によって、解説のマサカっちゃんと茶飲み話しを繰り広げながら、半分番組を忘れて、レースを楽しんだ。
今回の主役は、DTM復帰2戦目で優勝を飾ったゲイリー・パフェと言いたいところなのだが、実はテレビ中継では殆ど写らなかった。
今回最初からずっと画面に写り続けたのは、アウディの06年型に乗る23歳のルーキー、マイク・ロッケンフェラーだった。
ロッケンフェラーって誰だ? 聞いたことないぞというレースファンの方。
ご安心いただきたい。僕も今年のリストで調べるまで、その名を知らなかったのだ。
ロッケンフェラーは、ポルシェ・カレラカップ出身で、昨年まで数年は、ポルシェ911のGTカーに乗り耐久レ−スなどで活躍していた。
今年アウディ・スポーツ・チーム・ロズベルグのドライバーに抜擢されたが、開幕戦は殆ど話題にも上らなかった。
ところが第2戦では、予選2番手、決勝では終盤ミカ・ハッキネンを撃墜しての3位と大活躍したのである。
しかも2位は、開幕戦でも活躍したメルセデスのルーキー、05年型に乗るポール・ディ・レスタで、表彰台には若手3人、しかも全員型落ち車両のドライバーという、極めて意外なメンバーが並ぶことになったのだった。
はたしてルーキーたちがどんなレース運びを見せたのかは、テレビ放送で確認いただきたい。
放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を参照していただきたい。
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解説の佐藤正勝カメラマン(マサカっちゃん)と、担当ディレクター&AD氏。
最低人数で収録が行われている。
投稿者 中島秀之 : 00:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年05月24日
吉本大樹選手と箱根で取材!
本日は、箱根で取材を行ってきた。
素晴らしいお天気で、富士山がくっきりと見える中、順調に撮影は終了。
そして今回の主役が登場。
今回インプレッションをお願いしたのは、昨年までGP2を戦い、今期フォーミュラ・ニッポンにTEAM 5ZIGENから参戦している、吉本大樹選手。
大阪在住の吉本選手だが、もてぎのFニッポンのテストからの帰りに、取材にお付き合いいただいた。
吉本選手は、以前ポルシェ911、それも930を2台続けて愛用していたという、ティーポ向きのクルマ大好き人間さん。
このため今回用意した3台のスーパースポーツカーたちを、非常に嬉しそうに運転していた。
さて吉本選手がどんなクルマを運転して、どのクルマを気に入ったかは、次号のティーポでご覧いただきたい。
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投稿者 中島秀之 : 00:43 | コメント (3) | トラックバック
2007年05月22日
JHCTの気になる参加車(その1)
ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2007に出場していた車両の中から、僕が気になったクルマたちを、数回に分けてご紹介していこう。
まずは、これ。1954年型のフィアット8Vだ。
サルーンの1400用に開発が進んでいた70度V8エンジンが、コストの面などから不採用となり、これを利用する形で1952年に誕生したのが、フィアット初の本格的スポーツカーである、この8V(ティーポ104)だった。
エンジンはV8OHV1996ccで、105HPまたは127HPを発揮。
サスペンションは前後ダブル・ウィッシュボーンで、最高速度200km/hという意欲作だった。
ボディはスチール製で、社内デザイン&生産、車重は997kg。
インテリアも凝っており、特にメーター周辺のデザインは奇抜な印象のものとなっている。
後期型は異径4灯ライトを持つフロントマスクとなり、1954年までに117台が生産されたそうだ。
日本にはザガート製ボディのものがもう1台あるそうだが、フィアット・オリジナル・ボディのものはこれ1台だけだそうで、しかも現車は1955年のミッレ・ミリア出場車だそうだ。
小排気量のV8らしい軽やかな音を発しながら、当時最先端だった空力ボディが走る姿は、それだけで感動的ですらあった。
特に江戸時代の街並みを残す、海野宿では、すっかり景色に溶け込んでいるようにすら思えた。
投稿者 中島秀之 : 00:47 | コメント (1) | トラックバック
2007年05月21日
ジャパン・ヒストリックカー・ツアーが終了!
金曜日にスタートした、ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2007が、今日午後横浜赤レンガ倉庫前広場にゴールした。
僕は、ギャラリーの集まる要所要所で、参加車両の解説を行う役を担当。
朝早くから、深夜まで、なんだかんだと仕事があり、今年もハードな3日間を過ごした。
パソコンを持っていったのだが、連日寝不足気味で、ブログを更新することができず、帰宅してやっと更新することができた。
今年のJHCTだが、まず金曜日は、山梨県山中湖畔のホテルをスタートし、いくつかのチェックポイントを通過しながら、長野県の善光寺に向かい、近くのホテルに宿泊するコース。
僕はスタート地点で車両紹介と選手紹介を行い、ゴール地点のホテルでもやる予定だったのだが、駐車場が奥まった場所だったため急遽キャンセル。夜のパーティの司会のみ担当した。
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今年はスタート地点が変更され、まずは山中湖のホテル・マウント富士に参加車両が集結。早朝は素晴らしいお天気で、富士山がくっきりと見えた。
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参加車両とは違うコースで善光寺に先回りし、ちょっとだけ観光&お参りもしてきた。
2日目は、長野、群馬、山梨を巡る長距離ルート。善光寺をスタートし、飯綱高原、戸隠を経由して、万座の山道を経て、海野宿へ。更に甲府の舞鶴城公園にゴールし、湯村温泉郷の常磐ホテルへと向かうコースだった。
僕は、テレビ中継用の取材などを行ってから、海野宿に向かい、到着する参加車両を待ち受けて、車両紹介と選手紹介を、海野宿の資料館の前で行わせてもらった。
またゴール地点の舞鶴城公園でも行う予定だったのだが、海野宿からの到着が遅れ、後半の20台ほどしか紹介できなかった。またこの日もパーティの司会を担当した。
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戸隠高原スキー場のチェックポイントでは、短い距離を指定秒数で走る計測が行われた。また戸隠神社では、代表車のお祓いも行われた。
そして今日3日目は、常磐ホテルをスタートし、途中数カ所に寄って、お昼に横浜赤レンガ倉庫前広場にゴールするコースを辿った。ゴール後参加者は、横浜港内を巡るマリン・ルージュ号に乗り、船内で行われた表彰式に出席。下船後解散となった。
僕は、横浜赤レンガ倉庫にゴールする車両の解説と、参加者の紹介を行った後、マリン・ルージュ号で行われた表彰式の司会も担当した。
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常磐ホテルを出発する参加車両。数台リタイアした車両もあったが、多くが完走を果たした。
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横浜赤レンガ倉庫前広場にゴールした参加者たちは、マリン・ルージュ号に乗って表彰式に参加。総合優勝は、2005年、2006年に続き、フェラーリ250GTピニンファリーナ・カブリオレに乗る大矢さんご夫妻のものとなった。
投稿者 中島秀之 : 00:11 | コメント (1) | トラックバック
2007年05月17日
ジャパン・ヒストリックカー・ツアー明日スタート
明日から「ジャパン・ヒストリックカー・ツアー」 が始まる。
初日の明日は、山中湖のホテル・マウント富士を11時にスタートし、善光寺など長野県内を廻った後、17時頃ホテル国際21にゴールするルートを辿る。
僕は例によって、ギャラリーのいるポイントで、マイクを持って参加車両の説明というか解説をする役で、明日はスタート地点とゴール地点で喋る予定だ。
お近くの方は是非おいでいただきたい。
日曜日に横浜の赤レンガ倉庫広場でゴールを迎えるまで、ハードな行程をこなすことになるが、様々なクルマが出場する予定なので、今から楽しみにしている。
日程やコースなど、詳しくはホームページをご覧いただきたい。
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昨年のJHCTの模様。今年は土曜日が雨の予報だが、できれば全行程がいいお天気で行われることを期待したい。
投稿者 中島秀之 : 21:47 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月16日
スミスの腕時計を分解!?
ホビダスとティーポ本誌で展開している、コルソ・ティーポ・ナカジ〜で、ここのところずっとスミスの時計を紹介している。
商品は、オフィス・ビッグベアーの大熊社長が自ら修理したり、イギリスで修理させたものを、保証つきで販売しているもので、いずれも魅力的なものばかり。
このため、これからも暫く、英国車乗りの方にピッタリのスミスの時計をご紹介していく予定なのだが、ただ商品を紹介するだけというのも芸がない。
で、先日、千葉県市原市にあるオフィス・ビッグベアーの事務所兼大熊社長のご自宅を訪ね、腕時計の分解と組み立てを体験させていただいた。
その模様は、これからティーポ本誌で連載していく予定なのだが、せっかくなのでその一部をここでご覧いただこう。
イギリスでは、自分の時計を自分で分解して、汚れを落とし、油を注してメンテナンスするのを楽しんでいる人も多いのだという。
初めて挑戦した僕は、まだ「楽しむ」ところまではいかなかったものの、超細かいパーツを分解してまた組み立てる作業を、「結構面白いかも!」と思ってしまった。
うーん、病み付きになったらどうしよう!?
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分解作業のしやすい、高めの机の前に座り、大熊社長の指導で分解開始。
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ムーブメントを専用のホルダーに挟んで、部品を外していく。パーツはもの凄く小さいものばかりで、時にルーペを使わないと作業できないが、なんとか全てをバラバラにすることに成功。この後各部を洗浄し、給油してから、もう一度組み立てた。
投稿者 中島秀之 : 23:58 | コメント (1) | トラックバック
2007年05月14日
おめでとう! スーパーアグリ
昨日行われたF1スペインGPで、スーパーアグリF1チームの佐藤琢磨が8位に入賞し、同チームに初のポイントをもたらした。
終盤、昨年のチャンピオンチームであるルノーの、そして2002年の琢磨の僚友であるジャンカルロ・フィジケラとの一騎打ちを制しての入賞だった。
レース後大喜びするチームメンバーの映像を見ていたら、こちらまでその感動が伝わってきた。
鈴木亜久里代表も佐藤琢磨選手も、これまでお仕事でいろいろお世話になった方のため、なんだか身内の出来事のように思えて、ホントに嬉しくなった。
それにしても、スーパーアグリのチーム規模と予算を考えると、この入賞は快挙と言える。
また本家ホンダが不調でいまだノーポイントの今期、セカンドチームであるスーパーアグリのポイント獲得は、ホンダ本社にとっても良いことだったはずだ。
もっとも実際にワークス・ホンダF1に携わっている方たちには、複雑な心境かも知れないが。
もちろんスーパーアグリの関係者は、この1ポイントでは満足せず、次なるステップを目指していくことになるのだろうが、今はとりあえず手放しで大喜びしてもらいたいと思う。
おめでとう! スーパーアグリ。
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写真協力:ホンダ
投稿者 中島秀之 : 09:53 | コメント (3) | トラックバック
2007年05月13日
明日はテレビ中継がいっぱい
明日13日(日)は、僕が出演する番組が続けて放映される。
20時からは東京MXテレビでタイムマシーン・フェスティバルの中継が1時間枠で放映される。
詳しくは、「東京MX TV番組表」 をご覧いただきたい。
また22時からは、CS放送のJ SPORTS ESPNで、ドイツ・ツーリングカー・マスターズの第1戦の放送がある。
やはり1時間枠で、かなり見どころのあるレースなので、スカパーやケーブルでご覧になれる方は是非お楽しみに。
詳しくは「J SPORTS DTM番組表」 でご確認いただきたい。
更に、同じ22時からだが、BSデジタル放送のBS日テレで、先日のスーパーGT第3戦富士500kmの模様が2時間枠で放送される。
CSやケーブルでご覧になれない方は、是非こちらでご覧いただきたい。
詳しくは「BS日テレ SUPER GT放送スケジュール」 を参照して欲しい。
明日はF1スペインGPの中継もあるし、レースファンにとっては、どれを見たらいいか目移りしてしまう夜になりそうだ。
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富士のGTは、タイムマシーン・フェスティバルと違い、快晴に恵まれた。
投稿者 中島秀之 : 00:31 | コメント (7) | トラックバック
2007年05月11日
スペインGPは見逃せない!
今朝の東京は台風のような強風で、編集部に毎朝届けられる「東京中日スポーツ」が、どこかに飛んでいってしまい、ちょっとガッカリしている。
というのも、今週末はバルセロナのカタルーニャ・サーキットでF1スペインGPが行われ、少しでも情報が欲しいからだ。
今期のF1は既に3戦終了しているが、いずれもヨーロッパ圏外でのレースで、しかも今期はサンマリノGPが行われないため、第3戦バーレーンGPから4週間も間が開き、このスペインGPがいよいよ本格的なシーズンスタートという感じなのだ。
ここまで3戦は、フェラーリとマクラーレンの4人のドライバーがほぼ互角の戦いを展開し、3人が優勝を記録し、3人がポイントでトップに並ぶという、ここ数年でもっとも激しい戦いとなっている。
ただし、少し前にこのブログでも書いたが、なんとなくここまでの3戦は、「様子見」というか、各ドライバーは「自分のマシンが本来の調子でなければ、あまり無理をしない」レースだったように僕には思える。
だが、ここからのヨーロッパラウンドはいよいよ正念場。
本調子でなくても無理をしなくてはいけない状況になるはずで、その時に4人の中から誰が抜け出してくるかが非常に楽しみだ。
王者アロンソの地元ということで、スペインGPは彼に有利とは思うが、どうもアロンソはこれまでのドライビングを変えなくてはいけないことに、少し悩んでいるようにも見える。それを持ち前の器用さでアジャストできていれば、マシンの差が大きくない限り、3連覇に光明が見えるはずだ。
対するライコネンは、彼本来のキレの良さ(2005年の日本GPのような)が、今期はまだなりを潜めているように思える。スペインで本来の走りが見られるようになれば、一気に選手権をリードしていく可能性もある。逆にそれができないと、苦しいシーズンになるかも知れない。
僚友のマッサは、前戦バーレーンのように、ポールから落ち着いたレースができれば速いが、序盤でミスをしたり、後方からの追い上げを強いられたりすると、レースをまとめきれないパターンが多い気がする。この「ムラッ気」が克服できているかが、バルセロナである程度わかるのではないだろうか。
そして大型ルーキー、ハミルトンだが、今や世界中から絶賛の嵐だ。ただ僕個人としては、前述の3人とのガチンコ勝負の末に優勝を飾った時に初めて、超大物ルーキーと呼ぶべきと思っている。もちろんその才能に疑いはないが、次戦がモナコGPであることを考えると、今回のスペインGPで勝てるかどうかが大きな意味を持つことになりそうだ。因みに1996年に当時最強のウイリアムズでデビューしたジャック・ヴィルヌーブは、4戦目のニュルブルクリンク・ヨーロッパGPで初優勝している。
というわけで、スペインGPはシーズンの行方を占うという意味でも、見逃せないレースになりそうだ!
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勝てるのか? ではなく、いつ勝つのか? が話題となっているルイス・ハミルトン。先輩アロンソの母国で初優勝を飾れるか? (写真協力:ダイムラー・クライスラー)
投稿者 中島秀之 : 11:25 | コメント (3) | トラックバック
2007年05月09日
DTM第1戦を収録
今日はお台場にあるJ SPORTSのスタジオで、先日ご紹介した、DTM開幕戦の模様を収録してきた。
今期も例によって、イギリスのテレビ局が編集した1時間枠の番組に、僕が実況、佐藤正勝カメラマンが解説で、日本語の音声をつけていく形となる。
さてホッケンハイムで行われた開幕戦は、序盤の激しい多重クラッシュ、ルーキー・ポール・ディ・レスタの大健闘、そしてマティアス・エクストロームの作戦勝ちなど、見どころ満載。
マサカっちゃんも僕も、かなり興奮しながら収録することとなった。
もちろん例の「茶飲み話し」も健在で、ゲイリー・パフェの眉毛の話しはかなり盛り上がった。
またマシンやドライバーの面では、ミスターDTMベルント・シュナイダーやジェイミー・グリーンが大苦戦したことからもわかるように、今期のメルセデスは最新型の2007年モデルと、2006年型、2005年型の速さに差がないのがハッキリした。
アウディは明らかに2007年型が速いが、メルセデスは誰が勝っても不思議でない状況なのだ。このため第2戦以降も大混戦が予想される。
このDTMの模様は、今期もJ SPORTSでお楽しみいただきたい。
放送予定などに関しては、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を参照して欲しい。
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J SPORTSのスタジオでマサカっちゃんと記念撮影。
目の前のモニターの間にあって出演者を写している「監視カメラ」が、マサカっちゃんは気になる模様。
投稿者 中島秀之 : 00:10 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月05日
スーパーGT第3戦が終了
スーパーGT第3戦富士500kmが昨日行われた。
今回は久々に大荒れのレースとなり、GT500クラスは、予選上位のマシンが次々とトラブルやアクシデントに見舞われて脱落し、予選11位スタートのザナヴィ・ニスモZが優勝、2位にも僚友モチュール・ピットワークZが入る、日産の完勝に終わった。
一方GT300クラスは、1回給油作戦でハイペースな燃費走行を続けたARTAガライヤと、2回給油で飛ばしに飛ばしたJLOCのムルシエラゴ88号車が優勝を争い、ガライヤに軍配が挙がった。
それにしても今回のレースは次から次へといろんなことがあり、ピットレポート役の僕と高橋二朗さんも、忙しくピットロードを行き来することとなった。
このため500km、3時間のレースが終わる頃には、足が棒のようになってしまった。
それでも、昨日はお天気が非常に良かった上にレースも面白かったため、心地よい疲れが残った感じだった。
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決勝スタート前に、J SPORTSブースで、道上龍選手とトークショーを行った。
道上選手は先週お子さんが誕生したそうで、とても嬉しそうだった。
ただ残念ながら、3度目の正直でポールから優勝を狙ったTAKATA童夢NSXは、またもトラブル(5、6速が入らなくなった)に見舞われ、優勝を飾ることはできなかった。
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今期のGT500クラスには、ピットでなるべくエンジンルームを見せないようにするカバーが流行している。
多くのチームは前回のブログに掲載したカルソニックZのようなタイプを使っているのだが、エクリプス・アドバンSCだけは、このようなイラストの描かれたシーツのようなカバーを使っていた。
投稿者 中島秀之 : 12:04 | コメント (14) | トラックバック
2007年05月03日
スーパーGT第3戦は500kmその2
スーパーGT第3戦富士は、今日公式予選を行い、明日のスターティンググリッドが決定した。
GT300クラスは、昨日のこのブログで紹介した各車がやはり速く、ムルシエラゴがポールを奪い、ウイルコム・ヴィーマック、ハンコック・ポルシェ、トイストーリーMRSと続く予選結果となった。
GT500クラスの方は、TAKATA童夢NSXが前戦に引き続きポールを獲得し、三度目の正直を狙うこととなった。
2番手は、そのTAKATAに前戦で後ろから接触した宝山TOM'S SC430で、またも決勝のスタートは緊迫したものになると思われる。
スーパーLAPでの走りを見る限り、マシンのセッティングが決まっているのはこの2台で、おそらくは序盤から激しくトップ争いを展開することになるだろう。
またフェアレディZ勢は今回タイヤのマッチングが悪いのか予選で上位に進出できず、唯一10位でスーパーLAPに臨んだカルソニック・インパルZが、トレルイエの鬼気迫るアタックで予選5位を獲得したのが目立つ程度。決勝での巻き返しに期待したい。
というわけで、激しい優勝争いが予想される決勝レースの模様は、是非明日のJ SPORTSの生中継でお楽しみいただきたい。
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日産勢は今ひとつの予選結果だったが、唯一カルソニックだけは、トレルイエのスーパーアタックで5番手からのスタートとなった。
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大穴と思われるのがこのECLIPSE ADVAN SC430。2ランク救済の上、タイヤの状態もいいようなので、決勝での活躍が期待される。
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ティーポ・ファミリーの滑川健選手が、KUMUHO GREEN-TEC BOXSTER GTで久々にレースに出場したのだが、昨日接触事故を起こし、首の状態が心配ということで決勝出場を断念。代役には、やはりティーポ・ファミリーの壷林貴也選手が起用されることに。
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ポールを奪った小暮卓史のアタックも素晴らしかったが、スーパーLAP中に場内放送でかかった、名探偵コナンのメッセージ入りテーマ音楽も素晴らしかった(?)。スポンサーであるコナン君(なのか?)と2人のドライバーが記念撮影。
投稿者 中島秀之 : 15:50 | コメント (1) | トラックバック
2007年05月02日
スーパーGT第3戦は500km
スーパーGT第3戦のために富士スピードウェイに来ている。
今日は公式練習という名のフリー走行が行われ、GT500クラスは、2戦連続で不運な結果に終わったTAKATA童夢NSXがトップタイムを記録し、宝山TOM'S SC430とXANAVI NISMO Zがこれに続いており、3メーカー激突の予感が漂っている。
一方GT300クラスは、WILLCOM ADVAN VEMAC408Rがトップタイム、アクティオ・ムルシェRG−1、プリヴェKENZOアセット・紫電と続いている。
僕としてはどちらのクラスも決勝でどんなレースとなるか楽しみなのだが、特にGT300クラスは、車種によっては1回ピット作戦も可能で、戦略がそれぞれ違う可能性があり、非常に面白いレースになるのではと期待している。
今回もJ SPORTSの生中継、そしてBS日テレやGYAOでも放送されるオフィシャル放送に、ピットレポーターとして出演しているので、おつきあいを宜しくお願いしたい。
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ウイルコム・ヴィーマックは昨年、2回目のピットを早くする作戦が成功して優勝しており、今回も優勝候補筆頭。一方前戦で優勝したトイストーリーMRSは、おそらく今年も1回ピット作戦を採ると思われ、面白いレースとなりそうだ。
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ポルシェも富士では侮れない1台。特にユンケル・タイサン号はドライバーが強力なだけに、確実に上位に来そうだ。またムルシエラゴも活躍が期待される。中でも88号車は、序盤からガンガン飛ばしてくるかも知れない。
投稿者 中島秀之 : 17:59 | コメント (2) | トラックバック
2007年05月01日
第2回TMFの番組を収録
3月25日に富士スピードウェイで行われた、第2回タイムマシーン・フェスティバル。
当日は生憎、午前中はひどい雨、午後は深い霧と、最悪に近いコンディションだった。
だが、会場には多くの貴重なマシンが集合し、たくさんの往年の名ドライバーの皆さんが、元気な姿を見せてくださった。
そんな当日の富士スピードウェイの模様を、今年もテレビでお楽しみいただけることになった。
実は今日、都内のスタジオでそのナレーションを収録してきたのだ。
深い霧のため見えにくい部分もあるにはあるが、なかなか面白い番組となっていたので、是非お楽しみにしていただきたい。
放送は、東京メトロポリタン(MX)テレビで5月13日(日)の夜8時からを予定している。
見どころはいくつかあるが、特にロータス77が、雨の富士スピードウェイのストレートを全開で走る姿は、あの1976年のF1世界選手権イン・ジャパンを彷彿とさせ、当時を知る方には涙もののはずだ!
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ナレーションを収録したスタジオのデスクはこんな感じ。
って言っても、あまり面白い画像ではないかな?
投稿者 中島秀之 : 20:40 | コメント (4) | トラックバック
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