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2007年05月30日

モナコGPで少し興奮

先週末のモナコGPは、久々に興奮してテレビ観戦していた。
昨年までは超ハイグリップタイヤが供給されていたためか、マシンの挙動が落ち着いていて、ドライバーが「攻めている」のが画面からわかりづらかった。
それが今年は、タイヤがワンメイク化されたためか、適度にグリップレベルが低く、ドライバーが頑張っているのがハッキリ画面からもわかったからだ。
特に、優勝を争ったマクラーレンのフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンの2人は、ここぞ!という場面では、限界を超えた走りに挑んでいるのがわかり、思わず「危ないよ!」と画面に叫ぶほどだった。
惜しむらくは、おそらくはチーム側がそれを避けたのだろうが、二人がテール・トゥ・ノーズで丁々発止とやりあう場面がなかったこと。
あの1992年のセナ対マンセルの死闘を、レースの終盤に期待したのは、僕だけではあるまい。
それにしても、ハミルトンというドライバーは凄いルーキーだ。
現在最高のドライバーであるアロンソを、あそこまで追い詰めたのだから。
これで5戦連続表彰台、4戦連続2位で、ランクトップをアロンソと分け合っている。
遠からず初勝利の日は来るだろうが、ここまで凄いと、反対に、まだ勝てていないことが不満に思えてしまうから不思議だ。
若いんだからもっと後先考えずに優勝狙えよ! 表彰台も大事だろうけどさあぁと、ついツッコミたくなってしまうのだ。
もっともこれに関しては、現在のポイントシステムも少なからず影響を与えていると思う。
優勝10点、2位8点では、リスクを犯してノーポイントに終わるより、2位を続けた方がチャンピオンの可能性が高くなるからだ。
前戦スペインGPでアロンソがリスクを犯して4位だったのに対し、ハミルトンは無理せず2位をキープしたために、現在アロンソと同点でいられるというわけだ。
その意味では、ハミルトンはアロンソより更に計算高い、現代のF1ドライバーだと見ることもできる。
ただ僕としては、やはりリスクを犯してでも優勝を狙うドライバーの方が好きだ。
前述の1992年のモナコのマンセルは、あそこでセナを抜かなくても、チャンピオンは堅かったはずなのに、敢えてコース上でのバトルを挑んだ。
僕らはそこにカタルシスを覚えるはずなのだ。
そうしたレースにするためには、優勝のポイントを現在の10から12に引き上げた方がいいのではないかと僕は思う。
もし優勝と2位で4ポイント違えば、ドライバーはなんとしても優勝を狙うだろうから、だ。
因みに、もしこのポイントシステムが今年採用されていれば、現在のドライバーズポイントは、アロンソ42(実際は38)、ハミルトン38(同じ)、マッサ37(実際は33)となり、なんとなくこれまでの5戦の正当なポイントであるように思える。
いずれにしても、優勝の価値をもっと高めてもらいたいと僕は思う。
特にモナコGPにおいては、勝者と2位では天と地ほど差があるように、主催者も演出すべきではないだろうか。


写真協力:ダイムラー・クライスラー(写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 2007年05月30日 13:17

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コメント

今年のモナコGPはハッキリ言って、オープニングラップの1コーナーを過ぎたところで、興味は半減してしまいました。現地で見てれば、そこかしこでバトルを見ることが出来るので、飽きることはないんですけどね。

ハミルトンにはじゅうぶん余力は残ってたと思うし、勝てたと思います。初優勝はシルバーストーンまで取って置いてるのかも・・・?

それと、予選ですが、モナコだけ「全車による、スーパーラップ」方式でやって欲しいですね。

投稿者 かむかばー : 2007年05月31日 01:06

やはりモナコでのノックアウト形式の予選の仕方は無理があるのではないのでしょうか?

案の定絶不調だったチームの反撃が始まったようですし、スーパーアグリの動向も気になります。

ハミルトンはまだ遠慮があるみたいです
勝つことへの執着心が無いのは不自然です。

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2007年05月31日 15:36

私も中継見ていて、何故こんな走りが出来るのか… とマクラーレンコンビを見て思いました。ルイスのことは、カート時代から「ベンツの秘蔵っ子」とオートスポーツなどで書かれていましたし、恵まれていて羨ましいなぁとは思っていましたが、我らが全日本F3チャンピオン、スーティルが雨のフリー走行でトップタイムだったことを知った時は、全日本出身でもやれるじゃん!! と本当に勇気づけられました。でも、レースは波乱があまりに少な過ぎて、物足りなかったですね(ToT)
YouTubeで93年ブラジルGPを見てみると、こんな波乱も悪くないと思ってしまう私って悪魔?

それにしても、スーパーアグリの2台は、実力をまともに出せないまま終わってしまいました。30年前22番で走っていた故レガさんと、同じく23番でスポット参戦しており、今回もチェッカーを振っていたでしょうジャッキー・イクス氏、ちょっとガッカリしてたでしょうねぇ… そういえば、今年はリカルド・パトレーゼがモナコでデビューして30周年でした。もしいらっしゃったらNアナにインタビューして欲しかったです。

投稿者 K大生 S : 2007年05月31日 21:45

確かにハミルトンの走りはミスもなく、とても計算高くてすごいですが、ルーキーがミスをしないのは逆に気持ち悪い気がしちゃいます。だから、プロストよりもマンセルが好きな僕としては、フェラーリの2人を応援しているのですが、モナコであんなに差がつくとは・・・。

今回のレースで僕が注目したのは、雨のフリー走行でトップタイムをマークしたスーティルでした。どんな状況でも、あのスパイカーでトップタイムを出せるなんて、すごいじゃないですか!全日本F3時代から応援している僕にとっては、今後に期待できる出来事でした。僕は、若手は中堅~弱小チームでデビューして光る走りを見せ、トップチームに認められるというのが正しいと思います。ラウダやセナ、シューマッハがそうだったように。だから、やっぱりハミルトンは速くて当然ですよ。マクラーレンに英才教育を受けてますし。僕としては、近いうちにスーティルとハミルトンのバトルが見たいと思います。

投稿者 レイトンブルーの末裔 : 2007年06月02日 18:59

かむかばーさん、モナコだけ予選スーパーラップ方式は面白いかもしれませんね。見てみたい気がします。
弟さん、ハミルトンの本性剥き出しレースが見てみたいですねぇ。
K大生Sさん、パトレーゼは77年モナコでシャドウからのデビューでしたね。25年前の82年のモナコで初優勝とモナコと関連の深いドライバーでした。
レイトンブルーの末裔さん、確かにスーティル頑張ってますよね。
全日本F3でも雨の中むちゃくちゃに速かったですから、雨が得意なんでしょう。
雨のモナコのデビュー戦で印象深いというと、やはりセナを思い出してしまいますね。

投稿者 ナカジ〜 : 2007年06月02日 21:26

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