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2007年06月06日

JHCTの気になる参加車(その3)

ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2007に出場していた車両の中から、僕が気になったクルマたちを、数回に分けてご紹介している。
今回ご紹介するのは、ランボルギーニ・イスレロ400GT、1968年式だ。

1960年代のランボルギーニと言えば、ミウラのイメージが強いが、イスレロはほぼ同時期の1968年に登場した、FRでV12エンジンの2+2GTカー。
高級グランツーリズモだった400GT2+2の後継モデルで、350/400GTがカロッツァリア・ツーリングのデザインだったのに対し、イスレロはツーリング出身のマリオ・マラッツィの助けを借り、社内でデザインされたスチール製ボディを採用していた。
ジオット・ビッザリーニ設計のエンジンは、3929ccのV12DOHC+ウェーバー6基で、320hpを発揮。
ジャンパオロ・ダラーラ設計のマルチ・チューブラー・フレームに前後ダブル・ウィッシュボーン・サスと4輪ディスクブレーキを備え、車重は1315kg。
1969年には350hpを発揮するエンジンを搭載したイスレロS(400GTS)が登場したが、あまり人気を得ることなく、1970年にハラマにバトンタッチして生産終了。総生産台数は225台だったと言われる。

現車は非常にオリジナル度の高い個体で、外装はもちろん内装も美しく保たれていた。
ミウラと同じエンジンを持ちながら、とてもエレガントな雰囲気のクーペで、実に魅力的だった。
オーナーのTさんによれば、「ギャラリーの方が今のクルマと思うらしくて、目の前に来てから慌てて手を振ってくれたりするんですよ」とのことだったが、確かに見ようによっては、つい10年ほど前の高級パーソナルクーペ(3代目ソアラなど)に見えなくもない。
逆に言えば、それだけデザインが進んでいたというか、普遍的な魅力を持っていたということかも知れない。

投稿者 中島秀之 : 2007年06月06日 15:46

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