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2007年06月12日
床の間に手拭い!?
先週の土曜日は、町家を残してくれた亡き伯母の3回忌法要だった。
前日の金曜に、いろいろと買い物をしたのだが、その中で以前から懸案だったものも購入したので、それをご紹介しよう。
京都の町家は、1階の奥の間(オク)に、床の間があるのが普通なのだが、花や置物などを飾るために棚状になっているものと、掛け軸をかけたりするための縦長になっているものの二つがある場合が多い。
ウチの町家もそうなのだが、縦長の床の間の方には、これまで小さな絵がかかっているだけだった。
で、以前からここに、掛け軸を掛けたいと思っていたのだが、軸は安くても数万円で、これを四季に因んで複数揃えるには、かなりの出費が必要だ。
そこで思いついたのが、以前たまたま訪ねた、祇園の手拭い屋さんで見た、手拭いを入れた縦長の額。
これを掛け軸代わりに床の間に掛けようと思い、購入してきたのだ。
買ったのは「永楽屋 細辻伊兵衛商店」 というお店で、創業390年(!)という老舗ながら、ここ数年若い人にも大人気で、様々な柄の手拭いや、手拭い地を使ったハンカチなどを販売している。
今回選んだのは、夏らしい金魚の柄の手拭いで、これをアイロンがけした上で専用の額に入れてもらった。
また秋向けに、紅葉の柄のものも購入しておいた。
価格は手拭いが1500〜2500円ほど、額は8000円だった。
さて、どんな床の間になったかは、写真でご覧いただきたい。
「永楽屋 細辻伊兵衛商店」はこのマークが目印。
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美しい青と可愛い金魚が特徴の手拭いを選んだ。
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京町家独特の二つに分かれた床の間。現在ウチの床の間は、このように、棚の方に「福助」が座り、縦長の方に手拭いの額がかかっている。
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秋用に紅葉の手拭いも買っておいた。手拭いはこのように折り目がついているものなので、アイロンをかけてから額の中にセットする。
で、アイロンを家の中で探していたのだが、その際、この床の間のある奥の間の、仏壇の横の押し入れを、これまで一度も整理していないことに気がついた。
襖を開けてみると、探していたアイロンは見つかったのだが、それとは別に驚くべきものを見つけてしまった。
それは、押し入れの中の壁の補修に使われていた新聞紙。
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日付は12月29日と読める。
しかし年号の部分が残されていないため、記事の内容から推測するしかないのだが、この「夕刊京都」紙の一面トップ記事は、「米、対日講和あくまで推進。ソ参加の有無問わず」で、「孤立主義に帰らず ト大統領記者会見で言明」ともある。
ト大統領とは、1945〜53年に在任したトルーマン大統領で、対日講和条約は昭和26年1951年9月調印なので、この新聞は昭和24(1949)年か25(1950)年の12月29日のものではないかと思われる。
その年の大掃除で貼ったまま、現在まで60年近くここに貼られていたようだ。
ウ〜ンと暫く唸ってしまったが、今度夏休みに来た時に、ここの押し入れも整理&掃除するつもりで、この新聞紙をどうしたものか、ちと悩んでいる。
投稿者 中島秀之 : 2007年06月12日 23:29
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