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2007年07月30日
スーパーGT菅生が終了
スーパーGT第5戦菅生が終了した。
今回も僕はJ SPORTSの生中継(およびBS日テレやGYAOの放送)でピットレポーター役だったのだが、スタート直前にかなり雨が強く降り、まずは全参加車両のタイヤチェックに奔走することになった。
GT500マシンは全車ウェットタイヤだったので、細かいチェックをもう一人のピットレポーターである高橋二朗さんにお願いし、僕はGT300をチェック。
その結果3台がスリックタイヤを選ぶギャンブルに出たのだが、結局路面はレース前半は乾かず、ギャンブルに出たチームは失敗に終わった。
その後雨はやんで路面が乾き始め、更に混乱が続いたのだが、いやぁ「荒れる菅生」の名に恥じない(?)レースだった。
勝ったのはARTA NSXで、2位には今期ツキに見放されていたTAKATA童夢NSX、3位にもEPSON NSXが入って、ホンダ勢が表彰台を独占、菅生のトヨタ連勝記録にストップをかけた。
GT300クラスの方は、こちらも大激戦&大混乱の末に、残り数周でトップに立ったウェッズスポーツ・セリカが3年ぶりの優勝を飾った。2位に47宝山ダンロップZ、3位はゴールライン寸前で紫電を抜いたハンコックNSCポルシェだった。
そこらじゅうで激しいバトルのある物凄いレースだったが、その中のナンバー1バトルを挙げるなら、GT500は、脇阪寿一(宝山TOM'S SC)、道上龍(TAKATA)、伊藤大輔(ARTA)のトップ争いが、メインストレートでスリーワイドになった時だろう。
あの狭い菅生のストレートで3台横並びで1コーナーに突入する様子は、ゾワーっと鳥肌が立つほどの迫力だった。
一方GT300は、終盤激しい追い上げでトップの脇阪薫一(47宝山Z)に追いついた19歳のルーキー、関口雄飛(ウェッズスポーツ)が、物凄い気迫でオーバーテイクした瞬間がナンバー1だろう。
関口は昨年のFトヨタ、FCJのWチャンピオンで、現在F3参戦中だが、実は中間フォーミュラを長く戦ってきた苦労人でもある。
ただし見た目は(行動も?)、かなり「ヤンチャ系」で、その走りも、コースからいつ飛び出してもおかしくないような、「ヤンチャ系」のもの。
まさに「活きのいいヤツ」といった感じで、これから「坂東組の鉄砲玉(?)」として人気を呼びそうだ。
というわけで、非常に面白い菅生戦だったのだが、この日は雨があがった後に気温がグッと下がり、レース終了後は17~18度くらいしかない感じで、かなり肌寒かった。
もっともそのお陰で、耐火スーツに身を包んでのピットレポートは、だいぶ楽だったのだけれど・・・。
今回残念だったマシンやドライバー、そして気になったことなどを最後にご紹介しておこう。
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おなじみの桧井保孝選手のドライブするムルシエラゴは、日曜朝のフリー走行開始早々に、バックストレートで急に出火。消火活動が遅れたこともあり、ほぼ全焼となってしまい、決勝には出られなかった。一昨年の菅生戦でもムルシェは最終コーナーでほぼ全焼しており、どうも菅生と相性が悪い。実はガヤルドの1台も金曜日にクラッシュで全損となり、もう1台のガヤルドは予選落ち。結局JLOCチームは4台持ってきた中で1台しか決勝には出場できなかった。ところで桧井選手のムルシェが燃えた時、最初に消火活動をしたのは桧井選手自身だった。ファイアーマーシャルがかけつけるまで、(完全な耐火服を着用していない)コースマーシャルの方は消火活動ができないのかも知れないが、なんとかもう少し早く消火活動ができないものかと思う。また消火車が炎上中の車両の横にやってきたが、消火液はホースから出ず、結局搭載していた消火器で消火活動を行っていた。98年の太田哲也選手の事故以来、こうした場合の訓練と装備の用意は徹底されていると思っていたのだが、本当に大丈夫なのか?と、やや不安になる対応の仕方だった。
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今回GT300クラスのもう1台の主役とも言えたのが、このクスコDUNLOPインプレッサだった。
雨の中4WDの威力を遺憾なく発揮して、山野哲也がトップに立つことに成功。そのまま青木孝行に交代し、アウトラップでは同じアウトラップだったGT500マシンも抜きそうなほどのペースを見せた。ところが交代直後にマシントラブルが発生。どうも左後輪のハブトラブルだったようだが、結局リタイアしてしまった。ただし雨の中の圧倒的な速さは、見ていてなんだか溜飲が下がるような感じだった。ここまでのクスコチームの苦労を見ているからかも知れないが、今期中にもう一度雨のレースがあるといいなと、つい思ってしまった。
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GT500でもっとも残念だったのは、この宝山TOM'S SC430。雨の中アンドレ・ロッテラーが快進撃を見せ、交代した脇阪寿一も2台のワークスNSXを抑え込む活躍だったのだ。ところがロッテラーがピットに入る際、白線をカットしたとしてペナルティを受け、5位に終わった。映像を見ると、確かにロッテラーは白線をカットしているのだが、前にGT300クラスの車両が2台おり、かなりゆっくりとピットロードに入るところだったため、ロッテラーは少し車体を横にずらして前を確認したようにも見えた。確かにルールはルールなので、ペナルティは仕方ないが、「大目に見る」判断も、レースを面白くする上では必要なのかなと少し思ってしまった。ただしこれには、他チームからの抗議に、「これこれこういう理由でペナルティとはしない。抗議は一切認めない」とハッキリ言える競技委員が絶対に必要となるのだが・・・。
投稿者 中島秀之 : 2007年07月30日 01:23
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コメント
やはり雨が降っちゃいましたか。
て言うよりも、また炎上ですか?ムルシエラゴは菅生に呪われているのでは?と思ってみたり。
それよりもなによりも兄ちゃまは無事ですか?
それにしても菅生の消化クルーの反応の悪さはいただけません。
太田師匠の時の惨事を勉強してませんね。
コースオフィシャルって他のスポーツみたいに資格試験がちゃんとあるのでしょうか?
投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2007年07月30日 19:42
ナカジ~さん毎度どもです。
中継を観てましたがあれはNo.55が急激な車線変更の後のピットインが
あってその追突を回避すべくのライン・カットと感じました。
ボクが審査委員ならばNo.55にペナルティを課したいところです。
ピットイン行為もアメリカのレースのようにクラスのトップと同一周回数の
クルマから優先に入ることが出来るようにするとかの変更がないと
今後も同じような入り口の狭いオートポリスなんかは危険だと思います。
投稿者 特・名機某 : 2007年07月30日 21:11
うーん、SUGOではよくマシンが燃えますねえ。ムルシェラゴは2回目、確かSPコーナーで86も燃えたし。GT全ての関係者に、太田選手の事故の「クラッシュ」というドキュメント映画を見て欲しいです。
今回は見所がたくさんありましたが、インプレッサ優勝出来るか?に、ワクワクしました。でも、セリカの優勝もうれしかったです。ナカジ~さんからインタビューを受けてた「坂東親分」ですが、おそらく目にはいっぱい涙を浮かべてたんじゃないかな?
やっぱり雨が降ったSUGOですが、サーキットの上空が狭くて開けてないので(それだけが理由ではないと思いますが)、日差しが出ないと乾きにくいですね。各チームが、スタートで履くタイヤを決めていった様子を聞いてみたいですね。すごい悩んだと思います。
投稿者 かむかばー : 2007年07月31日 00:50

