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2008年02月26日

田中健二郎さんを偲ぶ会に出席

22日に都内のホテルで行われた、「田中健二郎さんを偲ぶ会」に、出席させていただいた。
田中健二郎さんは、オートレーサー、ホンダ・ワークス・ライダーを経て、日産ワークス・チームのキャプテン格として活躍された元ドライバーで、高橋国光さんや北野元さんを始め、たくさんの後輩を育てたことでも知られる方だ。
その後タキ・レーシング・チームを経て、フリーのドライバーとして1971年まで活躍。
引退後は、当時最も人気のあった、富士グラン・チャンピオン・シリーズ(富士GC)のテレビ中継で、解説者として活躍。
同時に、レース専門誌で辛口の批評を連載されたり、作家・大藪春彦氏らとチーム・マグナムを結成して、レースに参戦されたりした。
僕はついに一度も直接お話しさせていただく機会がなかったのだが、富士GCのテレビを食い入るようにして見た世代で、タナケンさんの少し訛った喋り方の名解説が、今も懐かしく思い出される。
僕は、当時タナケンさんが、ベテラン・ドライバーでも危険な走りをしたり、気力のないレースをしたりすると、「彼はベテランじゃなくて、ヘテランだね」と言って怒ったり、レース主催者やサーキットになんらかの不備があった場合は、きちんとその非を視聴者や読者に伝えたりしていたことが、非常に強く印象に残っている。
まさに「レース界のご意見番」的存在で、「こうした方が正論を言えることが重要なんだな」と、子供心に感心したものだった。
はたして今の日本のレース・メディアで、こうした意見を放送したり、雑誌に掲載したりできるものがあるだろうか?
多くの方々が出席された「偲ぶ会」の会場を眺めながら、ふと、そんなことを考えてしまった。

ある意味で、僕がレースのテレビ中継に出演するきっかけを与えてくださった、田中健二郎さんのご冥福を、改めてお祈りします。
なお、僭越ながら、僕が記した追悼文が、カーマガジン4月号に掲載されています。
そちらも是非ご一読を。



高橋国光さんと北野元さんが発起人となって開催された、今回の「偲ぶ会」。
会場には、タナケンさん愛用の品や、数々の貴重な写真が展示されていた。


投稿者 中島秀之 : 2008年02月26日 12:42

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コメント

最近とある機会で、ビル大友さんにお会いすることができまして、「彼は生き字引だった」と田中さんの死を悼んでいらっしゃいました。今「世界の名レース100選」の編集長でいらっしゃる林信次さんの@CARSのコラム等からも、その尊敬すべき人柄が伺えました。最近見た戦争映画で「加藤隼戦闘隊」という映画がありますが、いつかその田中さんバージョンができないかなぁ、とも思います。改めて敬意を表し、ご冥福をお祈り致します。

さて、ところで今週末はWTCC開幕イベントの最中ですね。私は、どちらかというとニューツーリングよりもグループAの方が断然好きだったのですが、最近DVDでWTCCを見て、その魅力に取付かれました。何せたまに意外なスポット参戦があるし、スプリントゆえにキビキビしたレース展開がいいですね。アンディ・プリオールの4連覇に期待してますが、セアト・ディーゼルやホンダの新エース、ジェームス・トンプソンにも注目したいです。そろそろ日本の地上波もF1、IRL、MotoGP以外の1時間半前後の番組復活して頂きたいです(元F1アナの古舘伊知郎さんも報道ステーション終わったら…)。調子に乗ってテロップ多用や日本勢に肩入れしまくるのは勿論ナシで。今一番やって欲しいのは、古賀琢麻選手が今年参戦するそうなNASCARクラフツマントラック… 中島さん、テレビ東京辺りで実況如何ですか!?

投稿者 K大生 S : 2008年03月02日 01:25

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