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2008年03月
2008年03月24日
タイムマシーン・フェスティバルが終了
22〜23日に富士スピードウェイでタイムマシーン・フェスティバルが行われ、僕は両日とも場内放送を担当した。
土曜日は、ヴィターレ・イタリアという名前で、フェラーリとマセラティを中心としたイタリア車の走行が行われ、日曜日は昨年までと同様のヒストリックカー主体の走行が行われたのだが、どちらも非常に楽しかった。
昨年は雨と霧で大変だったが、今年は二日間とも非常に良いお天気だったのもありがたかった。
もちろん、往年の名ドライバーの皆さんもたくさん遊びに来てくれたし、マナ09(1973年の富士GC用マシン)など、新たに姿を見せた往年の名マシンも何台かあって、古くからのレースファンにとってはたまらない内容だったと思う。
因みに今年のこのイベントのテーマのひとつは、日本のル・マン・チャレンジ。
ル・マン参加車両の展示とデモ走行も行われて、こちらも見応え十分だった。
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日本からル・マンに挑んだマシンたち。左から順に、1995年にクラス優勝したホンダNSX、1985年に参戦したトヨタ童夢85C、1998年に総合3位となった日産R390GT1、1991年に日本車として初めて優勝したマツダ787B、1981年に出場した童夢RL、1986年に出場した日産スカイラインGT-R/LM。
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1970年代中盤に、海外や国内で活躍した、「黒い稲妻」こと桑島正美さんが乗っていた、マーチ742(752カウルの1976年仕様)も登場。完全レストアされていたのだが、直前にエンジンが壊れて、残念ながら走行はできなかった。それでも桑島さんの復活セレモニーがこの742と共に行われ、日曜日には当時そのままに、クールスのメンバーが応援にかけつけていた。
投稿者 中島秀之 : 23:38 | コメント (1) | トラックバック
2008年03月21日
次号ティーポは?
次号のティーポは、巻頭でスモールカーを特集する。
内外の様々な、特徴あるスモールカーたちが登場するわけだが、今週はその撮影が相次いだ。
月曜日には伊豆方面で、ミニ、デミオ、207、ポロ、パンダを集めて撮影。
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一方水曜日には、茨城方面で、ルーテシアとイプシロンの2台を撮影してきた。
いずれも、それぞれのメーカーの設計思想の違いが出ているだけでなく、乗っても実に楽しかった。
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いったいどんなページになるかは、4月6日発売のティーポで見ていただきたい。
ところで、水曜の夜には、ボルボ・ジャパンの名物広報部長、四本淑孝さんの勇退記念パーティが都内で行われ、参加させていただいた。
26年の長きに渡ってボルボ広報の顔として活躍されてきた四本さんだけに、会場はお世話になった関係者でいっぱいだった。
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僕も試乗会などでお世話になった四本さん。ありがとうございました。
投稿者 中島秀之 : 22:32 | コメント (1) | トラックバック
2008年03月17日
ご意見ありがとうございます
前回のブログを見ていただいた皆さん、いろいろとコメントをいただき、どうもありがとうございます。
厳しいご意見も、ありがたく拝見しました。
今回の件で改めて思っているのは、僕やスズケイさんが中継に出ているかいないかが問題ではなくて、レースファンの方が楽しめる放送が行われているかどうかが、重要な問題だということです。
ですから、新体制での放送を、レースファンの皆さんが楽しんで見られているのであれば、全然問題ないというか、素晴らしいことだと思っています。
前回はちょっと厳しいニュアンスというか、不満がある(まぁ自分とスズケイさんが出演できないのはもちろん残念ではありますが)ような書き方になってしまい、申し訳なく思っています。
で、それを踏まえた上で、僕はやはり、レースファンの皆さんのテレビ中継に対する思いを、なんらかの形で主催者に伝えて欲しいと思っています。
賛否両論どちらでも、それを伝えることで、少しずつファンが望む形に変わっていってくれると思いますからね。
個人的には、一定時間に編集したものを地上波やBSで流すレース番組と、生で最初から最後まで放送するCSのレース番組とでは、音声を変えた方がいいと思っています。
F1の中継でもわかるように、それによって、お互いの特徴がより鮮明になると思うからです。
もっとも、これも様々な事情があって、スーパーGTでは現在ではできなくなっています(2006年はこれでしたが)から、現状では、どこかで妥協点が必要なのはわかります。
そして、それが今回の変更の理由だろうという推測もつきます。
ただ、やはり個人的には、どういう放送をファンが望んでいるのかを、きちんとリサーチした上で、番組作りの方向性を決めて欲しいというのが正直な気持ちです。
僕は、レース中継の醍醐味は、(それが録画の放送であっても)、ライブ感というか、今何が起きていて、その背景には何があるのかを、映像を見ながら推理していくような部分にあると考えているところがあります。
ですから、レース中に様々な情報、例えばドライバーのインタビューが入ったり、ピットレポートが逐一入ったりする番組(もちろんその状況が整っていればですが)が好きなんでしょうね。
たぶん、それに共感してくださる人もいるでしょうし、そうでないという方もいらっしゃると思います。
それぞれの意見があって当然だと思いますし、自分はこう思うという意見は、是非大切にして欲しいと思います。
なお今回の件で、いろいろと不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、心からお詫び申し上げます。
まぁ、今後はサーキットに行く機会が減るとは思いますが、何度か観戦にはいこうと思っていますし、別の海外のレースで放送に携わることもあると思いますので、今後とも是非よろしくお願いします。
またJ SPORTSは、限られた予算でモータースポーツに力を注いでくれているCS局ですから、僕が言うのも変ですが、是非これからも応援していただければと思います(解約したりしたら損をする発表が、今年あるかもしれませんよ!)。
あ、もちろんスーパーGTシリーズも、これからもっともっと面白くなるでしょうから、今まで以上に応援してください。
投稿者 中島秀之 : 16:57 | コメント (6) | トラックバック
2008年03月13日
私「クビ」になりました!
いよいよ今週末からモータースポーツ・シーズンが開幕となる。
F1はオーストラリアで開幕戦が行われるし、国内も鈴鹿でスーパーGTの開幕戦が行われる。
だが残念ながら、僕は鈴鹿に行く予定がない。
実は、1997年以来11シーズンにわたって務めてきた、スーパーGTのテレビ中継のレポーター役を「クビ」になったのだ。
とりあえず経緯を説明しておくと、先月末に、昨年からスーパーGTのレース中継の制作を担当している、制作会社(日テレ系のW社)のプロデューサー氏から電話があり、「申し訳ないのですが、出演していただけなくなりました」と伝えられた。
それ以前に、JSPORTSの担当プロデューサーから、「どうもそういう方向らしい」とは伝えられていたので、あまり驚きはしなかったものの、「長年GTの中継に携わってきたのに、ずいぶんあっさりしたもんだな」というのが正直な感想である。
で、両プロデューサー氏に聞いた話を総合すると、「制作サイドとしては、これまで通りのメンバーでやりたい旨を伝えたのだが、GTPのS専務が頑として譲らなかった」ということである。
僕はこのS専務とは全く面識がないのだが、昨年GTA委員会の要望により加わった方だそうで、元日テレ・BS日テレのプロデューサーだった方だそうだ。
GTPというのは、GTA委員会のプロモーション/メディア関連の仕事を統括する別組織で、当然テレビ中継もここが統括することになっている。
でまぁ、僕の後任は誰がやるのかを聞いたところ、「昨年までARTAでキャンギャルをやっていた女性で、英語が話せる人のようです」とのこと。
ま、金曜日からあっちこっちパドックを渡り歩いて情報を仕入れ、なるべくレース中継を面白くしたいなんて考えるようなレポーターが、時代遅れということなんだろう。
それはそれで仕方ない。
そういう考えの人だっているんだから。
ところが、その数日後、解説の鈴木恵一さんも番組を外れることが決定した。
恵一さんも9シーズンにわたり、中継の解説を務めてこられた。
現役時代はGT500での優勝経験もあり、GT300では長く最多勝記録を保持し続けた、職人肌のドライバーだった。
それゆえ、恵一さんのレース中のコメントは重く、まさに「ご意見番」的存在だっただけに、降板は実にもったいない。
しかも驚いたことに、恵一さんの後任は、松浦孝亮選手だそうだ。
ドイツF3などを経てアメリカのインディカー・レースに挑戦していた孝亮選手は、以前僕が実況するF3の番組にゲスト解説として出演してもらったことがあるが、頭の回転も早いし、言葉もそこそこ明瞭なので、まぁしゃべることに関しては問題ないだろう。
ただ問題なのは、孝亮選手が一度もGTレースに出たことがないことだ。
ある意味特殊なレースであるスーパーGTは、実際に出場、それもできれば両方のクラスでトップグループを走った経験がないと、解説するのは非常に難しいと思う。
どうも最初は服部尚貴選手に依頼したそうだが、服部選手がレース・コントロールの仕事(モラルハザードの認定の手伝いなど)をすることになり、今期Fニッポンに乗る孝亮選手に白羽の矢が立ったようだ。
これについて僕がどうこう言う立場にないが、こうした起用は、本人が現役で、先輩ドライバーもたくさん走っていることを考えると、孝亮選手自身にも可哀相だと思う。
そんなわけで、今年はスーパーGTの現場にも、殆ど行けなくなりそうだ。
仕事が減った云々より、レースが好きなだけに、現場に行けないのは非常に残念で仕方ない。
ところで、このブログを読んでくださっているレースファンの皆さんにお願いしたいのは、是非開幕戦のテレビ中継をご覧になった感想を、主催者であるGTA委員会に伝えて欲しいということだ。
賛否どちらでもかまわないし、ご意見やご要望も添えていただけると、なおありがたい。
これまでこうした意見が主催者に届いていなかったから、今回のようなことが起きたとも思えるからだ。
昨年鳴り物入りで始まった新生GTA委員会であるから、まさかファンの意見をないがしろにはしないだろう。
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そう言えば、まだ新型GT-RのGTマシンが走っているのを見たことがない。今年見られるのかなぁ?
投稿者 中島秀之 : 15:08 | コメント (35) | トラックバック
2008年03月11日
日本自動車レース工業会が発足
今日は都内のホテルで行われた、童夢S102の完成披露&日本自動車レース工業会発足発表会に出席してきた。
林みのる氏率いる童夢は、1979年に童夢・零RLで出場して以来、長くル・マン24時間に参加してきたコンストラクターだが、今年久々のブランユーマシン、S102を投入することになった。
そのお披露目がまず行われ、実車が初めて公開された。
その姿は、NA3.5リッター時代のグループCか、最新のプジョー908HDiかといった雰囲気だが、さすがに童夢らしい「攻めた」クルマに仕上がっているようだ。
エンジンはジャッドV10、ドライバーは伊藤大輔の起用が予定されているという。
林代表の目標は「ポールポジションを取ること」だそうだが、是非決勝でも(?)頑張ってもらいたい。
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ベールを脱いだ童夢S102。いかにも空力性能に優れていそうなボディが特徴。3年計画で頂点を目指すとのこと。
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中身は2座のF1と思って間違いない感じだ。オープントップの前作S101シリーズより、ダウンフォースは強く、重心はより前方の低い位置に設定されるという。
続いて行われたのは、林みのる氏が会長となって、新たに設立された「日本自動車レース工業会(JMIA)」の発足発表だった。
これまで日本のレースコンストラクターやエンジンチューナーは、基本的に個別に活動を続けてきたのだが、これらの会社が結束して、日本のレース産業の発展振興や、レースのレベルアップに貢献することを目標に、この会は設立された。
副会長にトムスの大岩氏、名誉会長に国土交通副大臣の平井たくや氏、理事にムーンクラフトの由良氏、戸田レーシングの戸田氏、ケン・マツウラ・レーシング・サービスの松浦氏など、錚々たる顔ぶれが揃っての船出である。
会場では、現在JMIAとして具体的に開発を進めようとしている、新しい底辺フォーミュラ(汎用モノコック使用)や、次期FCJ、フォーミュラ660(軽自動車のエンジンを使ったフォーミュラカー)などのコンセプトが公開された。
その中には、車体だけでなく、レース専用のエンジンの構想も含まれていた。
また、今後はJMIAとして、国内各カテゴリーの主催団体に、積極的に国産レーシングカーの使用を働きかけていくという。
更にJMIAとしては、国内のレースメディアの健全化にも力を入れたいとしており、林会長は、いいことばかりしか報道しない現状を厳しく非難するとともに、毎年専門誌の中から、最もいい記事と最も悪い記事を選出したいとも言っていた。
この辺りは我々としても非常に興味深いところであり、今後の動向を見守るとともに、何かお手伝いできることがあれば、是非協力したいと考えている。
いずれにしても、国内で長くレースに携わってきた人々が結束して、大きな声を出せる体制が整ったことは非常に素晴らしいことだと思う。
是非、レース界の一層の発展のために、頑張っていただきたい。
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今回の発表会は、林会長がリードする形で進行。壇上に並んだ理事の皆さんは、いずれも日本を代表するレース関係者ばかりで、その影響力は非常に大きなものになりそうだ。今後はJMIAとして、様々な形でレース界に影響を与えていくことだろう。
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早くも具体的に、様々な車両のアイデアが公開された。JMIAとして、特に底辺フォーミュラや、中間フォーミュラの開発に力を入れていくとのこと。
投稿者 中島秀之 : 18:08 | コメント (2) | トラックバック
2008年03月06日
ベントレーで雪上トレーニング!
昨日は、北海道の士別テストコースで行われた、「ベントレー・ウインター・ドライビング・トレーニング」に参加してきた。
イギリスを代表する高級車ブランドで、現在はVW傘下にあるベントレーは、長く同一会社だったロールス・ロイス(現BMW傘下)とは全く異なる車両ラインアップとなり、世界中で業績を飛躍的に伸ばしている。
その原動力となっているのが、VWの持つ技術を結集して開発され、英国伝統のクラフツマンシップによって生産される、コンチネンタル・シリーズである。
2008年モデルから若干マイナーチェンジされ、特にGTと呼ばれる2ドアクーペは、出力を610PSに高めたGTスピードというモデルに統一された。
で、今回は、このGTスピード、カブリオレのGTC、そして4ドアセダンのフライング・スパーの3車種全てに、雪上で試乗できるという、豪華なイベントなのである。
しかも、、「ベントレー・ウインター・ドライビング・トレーニング」というタイトルの通り、雪上および氷上のドライビング技術向上を目指す、様々なカリキュラムが組まれているのが特徴。
もちろん、インストラクターの方がついて、僕のような雪上走行に慣れていないドライバーにも、わかりやすく走行の仕方を教えてくれるのだ。
基本的には、ベントレーのディーラーの方に向けて行われるイベントだそうなのだが、この日だけ我々メディア関係者が参加を許されたのである。
用意された試乗車は、フライング・スパー2台に、GTCとGTスピードが1台ずつ。
いずれも6リッターW12気筒エンジンを搭載するAWDで、4台の出力の合計は2290PS、販売価格の合計は9500万円という豪華版だ!
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写真左は、士別のテストコースに並んだベントレー。実は僕はベントレー・コンチネンタルに乗るのは初めて。しかも560~610PSなんてハイパワーエンジンを搭載した車両を、雪上で運転したことなんか、もちろんない。最初はどうなることやら、と思ったのだが・・・。
2台ずつ2班に分かれて、まずはテストコース施設内をゆっくり試乗。幸いお天気はよく、気温も昼間はプラス2度くらいまで上がって暖かだったため、GTCは常にオープンのままで走行(写真右)。
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圧雪路、凍結路などでのフルブレーキング体験をした後、ツルツルに凍結した旋回路で、ESPを効かせたりオフにしたりして、挙動の違いを確認。その上で、AWDならではの、ドリフト旋回走行も体験した。完全にうまくはできなかったけど・・・。
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昼食後は、今回の目玉コンチネンタルGTスピードと、フライング・スパー2台で、一般道路を走行。圧雪、シャーベット、ドライと、めまぐるしく変わる路面コンディションを、全く意に介すことなく、走行できた(写真左)。再びテストコースに戻り、今後はバックスピンターンを練習(写真右)。
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続いて、斜面を使ったスラロームの練習。ESPオフでもオンでも、最初は狙ったところに行けなかったが、次第にリズムを掴んで走れるようになった(写真左)。
で、最後は、この日の参加者全員で、バックスピンターンと斜面スラロームでタイムトライアルを敢行。大盛り上がりの中、僕は3位(6人中だけど)だった。
これまで、高価なこともあって、とっつきにくいイメージが先行していたベントレー。
またロールス・ロイス時代は、前時代的なイメージもあり(それが魅力だった一面もあるが)、あまり興味の対象とはならなかった。
だが今回雪上でコンチネンタル・シリーズに乗ってみて、今のベントレーが、道路やシチュエーションを問わない、オールラウンダーのドライバーズカーであることがよくわかった。
素晴らしい体験をさせてくださった、ベントレーモーターズ・ジャパンに感謝したい。
投稿者 中島秀之 : 14:56 | コメント (1) | トラックバック
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