« ちょっと横浜へ | トップ | DTM開幕戦、間もなく放送! »

2008年04月29日

サイドウェイ・トロフィーで取材

29日は、早起きをして筑波サーキットまで行き、サイドウェイ・トロフィーを見学してきた。
次号のティーポがヒストリックカー特集を予定しているため、オーナー取材を兼ねてのこと。
この日はジャパン・ミニ・デイというミニのイベントがメインなのだが、サイドウェイ・トロフィーとヒストリック・フォーミュラ・レジスターのレースが組み込まれているのだ。
サイドウェイ・トロフィーは、世田谷の英国車屋さんエコス・カーズが中心となって行っている、50~70年代の車両によるレースで、車両やドライバーの装備、服装まで、当時の雰囲気を大切にしているのが特徴。
毎年このミニデイと、秋にもてぎで行われるヒストリック・オートモービル・フェスティバル・イン・ジャパンで、レースが行われている。
で、今回から、ツーリングカーとコンパクトカー・クラスの「ティン・トップ・カップ」と、GTカー・クラスの「エバーグリーン・カップ」の2クラスに分けて行われることになった。
それだけ参加台数が増えてきたということでもある。
参加者の皆さんは、実に和気あいあいと楽しそうで、こうしたサーキット・イベントに参加できたら楽しいだろうなぁと、羨ましくなった。
ただ今回は、走行中に炎上したり、横転したり、クラッシュがあったりと、いつもより波乱の多い内容となり、少々残念でもあった。
まぁでも、ヒストリックカーで遊ぶのは、大人のホビーとして実に面白そうだ。
興味のある方は、エコス・カーズに問い合わせてみて欲しい。


筑波サーキットのガソリンスンタンド奥がサイドウェイ・トロフィーのパドック。1950~70年代のレースシーンを彷彿させるコスプレ(?)で参加する人も多く、これがまた更に雰囲気を盛り上げる。



今回個人的に注目した1台は、ラーメン界のイチローこと、ちゃぶ屋代表の森住康二さんのカニ目。「エレガントなハードパンチャー」として、ティーポ147号でご紹介した時には、まだノーマルボンネットだったが、現在はこのような状態に仕上げられている。その仕上がりの良さと美しさは群を抜いていた。


小さなクルマが多いのでとびきり大きく見えてしまう、ジャガー・マーク2も2台参戦していた。どちらもカッコよくモディファイされている。ただ残念ながら、エンジ色の方は、走行中に炎上し、リタイアしてしまった。


上は、このレースでは少数派のアルファ・ロメオ、それもデザインがなんとも魅力的な1967年型のスパイダー1600(デュエット)で、とても美しい状態だった。オーナーは街乗りでも使用されているとのことで、ロールケージはあるものの、あまりハード過ぎないのが良い雰囲気。


左は唯一のフランス車、1969年式アルピーヌA110。エアロパーツが1970年代風で、これはこれでカッコいい。右はサーキットで見かけるのは珍しい、1968年式ボルボP1800S。こうしたクルマが登場するのも、サイドウェイ・トロフィーの良いところかもしれない。


左は1971年式ランチア・フルビア・スポルト1600。デイトナ24時間出場車を模したモディファイが施されていて、非常にいい雰囲気。これも普段は街乗りに使われているとのこと。このイベントでは、ナンバー付きの車両と、サーキット専用の車両が混走する。右はエバーグリーン・カップでトップチェッカーを受けた1964年式オースチン・ヒーレー・スプライトMk3。サーキット専用車で、非常に速かった。


左は、これまた非常に美しく仕上げられた、1957年式オースチンA35。今回A35は、なんと5台も登場。静かに人気が高まっているようだ。右はティントップ・カップでトップチェッカーだった、1972年式オースチン・ミニ・クラブマン1275GT。このクラスでは断トツの速さだった。


左は、レース用のモディファイで凄みを増した1968年式ヒルマン・インプ。流れそうになるテールを巧みにコントロールして走る姿はカッコ良かった。右はカーマガジンのブログでお馴染み、中村さんの1959年式オースチンA40ファリーナ。レースではチンクエチェントと好バトルを展開。また往路の常磐道でオイルを撒いてしまい、危うくブローするところだったそうで、それを含めてこの日の特別賞を獲得した。

投稿者 中島秀之 : 2008年04月29日 23:17

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hobidas.com/blogmgr/mt-tb.cgi/31051

コメント

僕もヒストリックカー・レースに出場することを目指していますのでサイドウェイ・トロフィーを見学に行きました。Sタイヤを禁止する趣旨には大いに賛同するのですが、安全装備の基準の緩さ、参加者の安易さがちょっと気になりました。オープンボディなのにロールバーの無いクルマや、二点式ベルトのドライバーがいたのには驚きました。初心者でも参加し易いようにという趣旨も理解できますが、クルマを使ってスピードを競う競技である以上危険性が付きまとうことに変わりはないのですから、安全装備と心構え・マナーについてはもっと厳格であってしかるべきではないか、と思います。

投稿者 m.s. : 2008年04月30日 17:54

うーん、確かにm.s.さんがおっしゃる通り、参加車両の安全装備基準は、問題かも知れませんね。
実際、横転事故も今回起きていますから、せめてオープンボディ車のロールバーと、4点式シートベルト、オイルキャッチタンクの装着は義務付けた方が良いと僕も思います。
おそらく主催者の方々も、その方向で検討されているのではないでしょうか。
ただ、なるべく敷居を低くという、このイベントの趣旨は守って欲しいとも思います。
その辺りの妥協点が難しいところなんでしょうね。

投稿者 ナカジ~ : 2008年04月30日 19:02

白のアルピーヌは逆に新鮮です。

安全基準はしっかりしないと大変の見本ですね。

中村さんのファリーナに続き藤原さんのミニもオイルのお漏らしをしたようで…汗
偶然でも続くと何かありそうで怖いですね

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2008年04月30日 23:20

今回ロータス37で参加させて頂きましたJ451です。
皆さんの仰せの様に、Sタイヤ不可と言うFIA-K項の御約束遵守は大変賛同出来ます。

日本風/純和風/拡大解釈ローカル・ルール採用された国際イベントも御座いましたが、これはこれで参加して良い思い出に成りましたが「これで良いのか?日本人!!プライドを取り返せ!!」と言う結論に至りました。

さて、安全装備の問題もそうですが、旗無視やWチェッカーや炎上と言う「ドライバーのスキルやマシンの整備状況」これらも早急に対策し、折角素晴らしい主旨のイベントですから永く継続して欲しいと思っております。
そのためには国内A級ライセンス取得や安全性に関しての車検制度導入(オープンカーにはロールバー必須や4点式以上ハーネスやキャッチタンク等)成りの多少の敷居は上げて、事前のドライバーズブリーフイングを充分に取ったりやドラミ不参加者は参加御遠慮頂くと言う措置を導入しなければ成らない時期に来ているかもしれません。
可能であれば事前の専有走行会やスクールも有りでしょう。
実際ドラミに不参加又は終了時に入室された方や何故かSタイヤで御参加の不思議ちゃんまで居られた訳ですから。
公認競技では即ぺナルテイー又は参加拒絶です。
現在下降の一途であるヒス系イベント(公認非公認伴に)にも関わらず、エコスさん等の努力により楽しい雰囲気正しいルール解釈により、2クラス45台を集客される怪物イベントに成功してきた訳ですから、そろそろ岐路に差し掛かってきたかもしれません。
私は、遅いが、しかしコントロールが楽しめる60年代のイメージの色が濃く出ているマシンを選択致しました。
SDWTは速いマシンは似合いません!!コントロールの魅せられるマシンが似合うと思います。長文失礼致しました。

投稿者 J451 : 2008年05月01日 08:44

Tさん、じゃなくてJ451さん、コメントありがとうございます。
次回サイドウェイは、弊社のイベント内での開催ですので、ドラミなどにはきちんと参加していただくことになると思います。
なるべく敷居は低く、車両は速くなりすぎないように注意しながら、イベントが長く続いてくれるといいですね。

弟さん、お互いオイル漏れには注意しましょうね。

投稿者 ナカジ~ : 2008年05月01日 18:14

一筆啓上させていただきます。
かれこれ30年近くヒストリックカーレースに参加し楽しんでまいりました。今回は見学させていただきましたが、些か残念な光景も目にしました。
予選のときから乱暴なドリフト走りに終始していたドライバーが、決勝ではとうとう別の車にサイドから激突、共に大破してリタイアになってしまったことです。幸いにして両ドライバーとも大きな怪我はなかったようですが、その乱暴なドリフト・ドライバーの事故後の態度には呆れました。すっかり不貞腐れて、ガードレールを蹴飛ばししたりしております。このイベントは「紳士性」を重んじるものではなかったのでしょうか。さらに、聞くところによればそのドライバーは主催者側の人間だとか! 「コスプレ」もいいのですが、そのあたりのことも学ばれてはいかがかと思ったしだいです。

このSideway Trophyが掲げる理念・趣旨(タイヤの規定やボディのカラーリングなど)については賛同いたしますが、一方で、「当時はこれでよかったのだから」的な安全性の軽視や、参加者のモラルには疑問を持たざるを得ませんでした。

投稿者 Mallory : 2008年05月01日 23:19

初めてお便りします。
私も当日クラッシュした車の応援に行っていた者です。
起こってしまった事故についてあれこれ言うつもりはありませんが今後の課題としてもっと安全面の強化は言うまでもなくさらに競技長の権限を強く発揮されることを望みます。
F-1で言う競技裁定委員会のようにポストからの報告に基づき
マナー違反のあったドライバーには注意やペナルティーを科すとか運営面での改善を強く提言します。
もともと紳士の国イギリスのクラブマンレースを標榜する大会であればマナーもそれにふさわしいものにしていただきたいと思うのです。

投稿者 エスロクレーサー : 2008年05月02日 09:40

Malloryさん、エスロクレーサーさん、コメントありがとうございます。
サイドウェイ・トロフィーは、参加台数が増え、大きなイベントになり始めたからゆえ、いろいろと問題が表面化してきたということなのでしょうね。
私は何度か取材と場内放送のために拝見しただけなので、何かをコメントする立場にはないのですが、やはり皆さんが言われる通り、参加者の紳士的な振る舞いと安全に対する意識の向上、そして主催者のオーガナイズ面の強化が、必要なのかもしれません。
とても楽しいイベントだと思いますので、なんとか良い方向で、今後も継続されることを望みたいです。

投稿者 ナカジ~ : 2008年05月02日 16:19

主催者でございます。様々なご意見ありがとうございます。こういった様々なご意見がいただけるようなイベントにやっと育ってきたと言うのが実感で、色々問題が丁度出る頃ではないでしょうか。魅力あるイベントにするために皆さんから御意見はとてもありがたく今後の検討材料にさせていただきたいと思います。今後更に複雑な問題に直面して行くと思いますが、暖かく見守っていただければ幸いです。

投稿者 whizzopapa : 2008年05月02日 16:46

>Malloryさん
>エスロクレーサーさん
>ナカジ~さん

当日はお疲れ様でした。
私も皆さんの御考えには賛同です。

しかし、主催者さんを、かばっている訳ではないのですが、
一般論として、非公認競技/レース型式走行会では競技長、審査委員会、コミッショナー(開催主催者)、主催者(今回はエコスさん)の力が、公認競技と比べると弱い為、違反者に罰則罰金までを貸せ無い事は無いのですが、皆さんそう言う事を望んで居られなかった様なので、注意で終わったみたいですね。
怪我がたいした事なくて不幸中の幸いでした。

公認競技でドラミ不参加や旗無視、Wチェッカー、車検違反、ピットロード速度違反など有れば、即呼び出しで場合によっては出場停止やらライセンス停止も有り得えます。
ドラミ不参加で上記をされればもっと厳しい罰則対象でしょう。
公認が完璧で無い事は有名ですね(爆)。
某++編集長氏はピットロード違反でもも許されます。

勉強できない学校の校則は厳しく、偏差値高い学校の校則は甘い(制服も無し)と同じで、
Drの装備やマシンの安全基準云々を厳しくして敷居を無闇に上げるよりもむしろ「各Drの運転マナーやレースに対しての考え方取り組み方や同一レース参加者に対しての敬意の払い方」を参加者主催者/関係者の皆で話し合ったり、スクール型式走行会をされDr自身の腕を上げた方がマシンのレベルも上がりやすいでしょう。

元々自動車レースは欧州の貴族の道楽から発したものです。
彼らは影でどんな悪いことをしていたかは存じ上げませんが、少なくとも表面だけは紳士的(淑女的)に文化的に振る舞い御互いに敬意を払って遊んで居た訳です。
後で殺し屋を雇って亡きものにする場合も有った訳ですが(笑)
真似をするなら当時の良い所のみを真似して、旧車/欧州自動車文化を楽しみましょう!!
勝った負けたはスポンサー付きのプロDrや公認レースに御任せして、我々アマチァのSDWT好きDr(SDWD)は安全な範囲で文化を味合いましょう!!
統治国家で、貴族のいない日本国では「殺し屋」は駄目ですよ~!!(爆)

投稿者 J451 : 2008年05月06日 07:21

コメントしてください




保存しますか?



« ちょっと横浜へ | トップ | DTM開幕戦、間もなく放送! »