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2008年05月15日

新緑の京都へ(その3)

ゴールデンウィーク後半の連休に、京都に家に行った時の模様をご紹介している。
今回は、この時期の京都の楽しみのひとつでもある、花と新緑に溢れたお寺の模様をいくつかお見せしよう。
最初は、ウチの町家からバスと徒歩で20~30分で着く、洛北の詩仙堂。
美しいお庭が見られることで知られるこのお寺は、過去に何度も来たことがあるのだが、ツツジや藤がそろそろ見頃かと思って訪れてみた。
ところがここのお庭にあるのはサツキで、サツキはツツジより一ヶ月ほど遅く咲くらしく、まだこれからという状況。逆に藤はもう見頃を過ぎていた。
それでも小雨に煙る新緑はとても美しかった。

お庭のサツキは5月下旬が見頃とか(左)。でも雨の詩仙堂(僕はなぜかここに来る日は雨ばかり)は凄くいい風情。縁側に座っていたら、白い砂利の上を小さな蛙が足跡をつけながら歩いていた。


ただ、こうなると俄然ツツジと藤を見たくなり、京阪電車に乗って、京都南東部の宇治まで足を伸ばすことにした。
10円玉でお馴染みの鳳凰堂がある平等院は、やはり過去何度も訪れたことがある。
近年鳳凰堂内の改修が行われ、美しさを増しているのだが、今回の目的はここの藤棚。
大きな藤棚で有名なのだが、なんと入り口に、「今年は藤の色づきがよくありません」なんて貼り紙がしてあった。
で、実際見てみると、確かにそう言われればそういう気もするが、そもそも時期的にもう終わりに近く、それを考慮すれば十分きれいだった気がした。

ツツジと藤が一緒に見られて、かなり得をした気分になれる。今年は気候の関係なのか、藤の花のできは今ひとつだったそうだ。


今度はツツジだ。平等院の少し手前の山肌にある三室戸寺は、花のお寺として有名で、特に紫陽花の見事さは、全国に知られている。
何年か前に紫陽花の時期に来たことがあるのだが、1万株におよぶ紫陽花が咲き乱れる様は実に見事で、とても感激したのを覚えている。
だがその紫陽花の倍(!)の2万株も、ここにはツツジが植えられているのだそうだ。
やや半信半疑で訪ねてみたら、いやもう掛け値なしに凄かった。
本堂から降りてくるなだらかな丘一面が全てツツジ(ほとんどが平戸ツツジだそう)に埋め尽くされているといってもよいくらいだったからだ。
シャクナゲの咲く細い坂道を上がって、上から見ると、まるでツツジの絨毯のようだったし、そこを降りて下から見上げると、青い空と新緑に、白やピンクの花が素晴らしいコントラストで見えて、本当にきれいだった。


三室戸寺の本堂は山肌の一番上(左上)。そこから坂を下りてくると、辺り一面がツツジで覆われている。どこから見てもきれいで、見ようによっては、どこか外国にいるようにさえ思える。是非写真をクリックしてご覧いただきたい。



というわけで、花と新緑を堪能したゴールデンウィークの京都。最後にウチの町家の床の間にかけている額をご紹介。
中身はいつも永楽屋細辻伊兵衛商店の手ぬぐいなのだが、今回は5月らしく花菖蒲にしてみた。

投稿者 中島秀之 : 2008年05月15日 00:12

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コメント

藤の花は色がかなり薄めですね。
冬の気温が影響したのでしょうか?
そのためか周囲の新緑鮮やかさが引き立ち、絶妙なコントラストを醸しています。

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2008年05月15日 22:36

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