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2008年09月16日
今年のイタリアGPは・・・その2
前回のブログで、今年のイタリアGPが、良い意味で記憶に残るレースになって欲しいと、希望的なコメントを書いたら、いやぁまさにその通りのレースになって、驚いている。
このコラムにコメントをくださる常連の皆さんも、びっくりしてコメントを寄せてくださっているが、まさかセバスチャン・ベッテルが、トロ・ロッソに初優勝をもたらすとは!
ベッテルに関しては、僕は2005年のマカオGPを実況した時に、その存在を強く認識することになった。
初めてマカオに挑んだ若干18歳のベッテルは、予選こそ下位だったものの、レースでは順位を大幅に上げ、3位に入賞してみせた。
この時は、およそマカオ初出場とは思えないほど、走るたびにペースを上げ、確実に結果を出してくる、ある意味老獪とすら思えるほどの大人びた走りが印象的だったと記憶している。
その反面、グリッド上や表彰式で映し出された素顔があまりに童顔で、子供みたいに見えたことにも、強い印象が残っている。
その後BMWザウバーのサードドライバーとして、金曜日にしばしばトップタイムを記録して、関係者に認められるところとなり、昨年終盤からトロ・ロッソの正ドライバーとなったのはご承知の通り。
特に雨のレースでは驚異的な速さを見せ、昨年の日本GPでは、セーフティカーラン中に事故を起こすまで、トップを狙える走りを見せていた。
そして今回のイタリアGPだ。
いかに雨が予選・決勝を通して影響を与えたとはいえ、全チーム、ガチンコの戦いで、フル参戦初年のドライバーが、プライベートチームのマシンで優勝を飾るなどということは、現代のF1では奇跡といっても良い出来事と言える。
エンジン使用料を払って参戦しているチームのマシンが優勝したのは、2003年のブラジルGPに於ける、ジョーダンのジャンカルロ・フィジケラ以来のはずだが、あの時は赤旗中断でレース成立だったから、今回のようにフルディスタンス走りきってとなると、ここ十数年なかったのではないだろうか。
またチームの前身が、あのミナルディだったことを考えると、この優勝がいかに重みのあるものであるかが、さらに深くわかるはずだ。
いずれにせよ、今年のイタリアGPは、確実に我々の記憶に残るレースとなった。
そしておそらく、何十年かあとに、「あぁそう言えば、2008年のイタリアGPは、あのベッテルが最初に勝ったレースだったね。8のつく年のモンツァは、必ず何かが起きるんだよ」と、語られることになるのだろう。
いやぁ、それにしても、久々にスカッとしたレースだったなぁ・・・!
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イタリアGPの予選で、初めてポールポジションを獲得したあとのベッテル(写真中央・写真提供:メルセデス・ベンツ)。3年前のマカオGPの頃に比べると、これでも随分大人っぽい顔となった。
投稿者 中島秀之 : 2008年09月16日 14:40
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コメント
改めて録画したのを見ましたが、モンツァ向けのセッティングがいかに特殊かが伺えますね。
オンボード映像でスポイラーがあれだけ暴れるのはモンツァぐらいですね。
もし今回みたいな雨対策に他コース向けのを持ってきていたらどうなっていたのでしょう?
投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2008年09月17日 06:49

