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2009年03月
2009年03月30日
なんとF1全戦で実況を担当!?(その3)
29日日曜日に六本木の「F1 PIT STOP CAFE」 で、「F1 Meeting ~in F1 PIT STOP CAFE~ Rd.1 オーストラリアGP」 が開催された。
いわゆるパブリックビューイングに近いのだが、我々Pit-FMがオープニング前後でトークショー的にイベントを行い、レース中はFM放送で独自の実況を行う形で進行された。
はたしてお客さんが来てくださるのか不安だったのだが、いざ蓋を開けてみれば、330人以上の方がおいでくださり、イベントに参加してくださった。
ここで改めて、おいでいただいた方にお礼申し上げたい。
もちろん僕はこのイベントでレースの実況を担当したのだが、初回のゲスト解説は松田次生選手と井出有治選手にお願いし、3人で「言いたい放題(?)」言わせていただいた。
それにしても、2年連続フォーミュラ・ニッポン・チャンピオンと元スーパーアグリF1のドライバーのコンビは実に豪華で、コメントも極めて適切だった。
例えば、中嶋一貴選手のクラッシュでは、井出選手が「あそこのコーナーはアウト側の縁石が高くて、乗ってしまうとコントロールを失ってしまうんです」と、自身の経験(?)から的確な解説。
一方ネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュでは、左にステアを切って不安定な状態でのハードブレーキングでリアが流れたのだが、松田選手は「ドライバーのミスというより、KERSの回生システムで後輪はコントロールしにくいんじゃないですかね。小林可夢偉選手からそう聞きました」と、これまた絶妙な話しを聞かせてくれた。
さて普段はサーキットの場内FMとして放送を行っている我々だが、このイベントではリスナーが目の前にいらっしゃるということで、実に新鮮な驚きがあった。
例えば、中嶋一貴がクラッシュ後にプラットホームに報告に来た際、チームメンバーの一人にやたら立派なモミアゲの人がいて、その話しに触れたところ、場内は爆笑(ラジオを聴いている人だけだが)。
また、激しいバトルになると、ウォーっと声が挙がるし、チェッカーが出ると大拍手が起きるしで、サーキットで放送している時よりずっとお客さんと一体感があったのだ。
最初のイベントでこんなに盛り上がって、ちょっとホッとすると共に、もっと頑張って大きなイベントにしていこうと、気持ちを新たにしているところでもある。
そして今回のイベントがここまで盛り上がった要因には、今年のF1が猛烈に面白いということもある。
元ホンダのブラウンGPが、1954年フランスGPに於けるワークス・メルセデス(J-M・ファンジオとK・クリング)以来55年ぶり(!)となる、新チームによるポール・トゥ・1-2フィニッシュを達成し、これまでの勢力分布が一転してしまったこと。
レース中いたるところで激しいバトルが展開し、最後は注目の若手同士が文字通り火花を散らしあって戦ったこと。
KERSという新しいアイテムを、まだどのチームも使いきれておらず、今後最初に誰が使いきれるようになるか興味が持てたこと。
などなど、今年はとにかく見どころが満載なのだ。
そんなわけで、今週末には早くもマレーシアGPが開催され、もちろん「F1 PIT STOP CAFE」 では、「F1 Meeting ~in F1 PIT STOP CAFE~ Rd.2 マレーシアGP」 が開催される。
どうぞお時間のある方は、会場のお越しいただきたい。
5000円でアルコール類以外は飲食し放題なので、そちらもお楽しみに。
なお、レーススタートは日本時間午後6時の予定で、開場など詳しい情報は、Pit-FM公式サイトをご覧いただきたい。
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お店の一番奥右側に、特設のステージを設け、そこで放送を行った。小さな映像モニターと、パソコンにリアルタイムで表示されるラップモニターが生命線。次生選手と井出選手の、スタート前の順位予想は右の写真の通り。井出選手の予想は惜しかった!
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会場には330名もの方が来てくださった。このうちラジオを借りてくださったのは半分くらい。次回以降は必ずラジオを借りて(無料!)、我々の実況をお楽しみいただきたい。
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昨年夏に訪れたブラックレーのファクトリーの皆さんに、心からおめでとうと申し上げたい。まさかここまで速く、ここまで強いとは! さすがロス・ブラウン、脱帽だ! それにしても、ホンダのことを思うと、複雑な気持ちとなる。ただひとつ言えるのは、「あと半年歯を食いしばっていれば、企業イメージが世界中で驚くほど上がったのに・・・。ホントにもったいない」ということだろうか。(写真協力:ブリヂストン)
投稿者 中島秀之 : 18:13 | コメント (5) | トラックバック
2009年03月26日
なんとF1全戦で実況を担当!?(その2)
いよいよ今週末にF1が開幕する。
前々回お知らせしたとおり、今季は六本木にある「F1 PIT STOP CAFE」 で、ほぼ全戦、Pit-FMのイベントで進行と実況を担当する予定になっている。
まずは29日日曜日の13時50分頃から、「F1 Meeting ~in F1 PIT STOP CAFE~ Rd.1 オーストラリアGP」 として最初のイベントが開催される。
開場は13時30分の予定なので、参加希望の方は、それまでに直接「F1 PIT STOP CAFE」 にお越しいただきたい。
さて開幕戦だが、とにかく今年F1は、昨年までの力関係が大きく変わりそうな雰囲気で、大混乱になりそうだ。
とりあえず、オフのテストで好調な、ブラウンGP、フェラーリ、トヨタ辺りがまず良い走りを見せそうだが、現時点ではどこが速いのか全く予想がつかない。
また、ブラウンGP、トヨタ、ウイリアムズは、リアディフューザーの形状がレギュレーション違反ではないかという嫌疑もかけられており、場合によってはタイム抹消や失格といったペナルティにも発展しかねない。
なんとか開幕から数戦は現状のまま行って欲しいと、ファンとしては思ってしまうが、少々きな臭い雰囲気になっているのも事実だ。
様々なレギュレーション変更のために、決勝レースの戦略も昨年までと様変わりしそうだし、もうとにかくやってみなくてはわからないという状況である。
いやぁ、こういう予想不可能なレースを、実況しながら、F1ファンの皆さんと現役ドライバー(ゲストは松田次生選手と井出有治選手を予定)と一緒に楽しめるなんて、本当にワクワクする。
是非都内近郊にお住まいのF1ファン、Pit-FMファンの皆さん、日曜日は「F1 PIT STOP CAFE」 にお集まりいただきたい。
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フェラーリはそこそこ仕上がりが順調なようだ。開幕戦からKERSを使用すると思われるチームのひとつでもある。KERSがレースにどんな影響を与えるかも、開幕戦でハッキリするだろう。
投稿者 中島秀之 : 22:27 | コメント (5) | トラックバック
2009年03月24日
お天気が悪くて残念
先週末に富士スピードウェイで行われたタイムマシーン・フェスティバル。
僕は例によって、二日間とも放送室にこもりっぱなしで、場内放送を担当した。
初日の土曜日は、ヴィターレ・イタリアとして、イタリア車中心の走行が行われたのだが、この日は良いお天気で、各走行は無事に終了。
今回初めて行われた、エリーゼ系のワンメイクレース、「エリーゼ・スーパーテック2009」を含めて、レース形式の走行がこの日4つあったのだが、このうち最も印象に残ったのは「マセラティ・トロフィ」。
シャマル軍団対2台のトロフェオの優勝争いが、とても面白かったのだ。
おそらく国内でモディファイされているのだろうが、シャマルの実力を改めて見直してしまった。
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夕方撤収しようとしているシャマル軍団を撮影。今回は6台ものシャマルがレースにエントリーし、それぞれ素晴らしい速さをみせてくれた。
さて日曜日は、本来の意味のタイムマシーン・フェスティバルだったのだが、残念ながら朝から雨が降り続け、風も強い最悪のコンディション。
このため、フォーミュラカーやGCカーなど、多くの車両が走行を見合わせた。
それでもレース形式の走行は予定通り行われたし、フェアレディZ生誕40周年を記念したデモ走行やパレードラン(440台が参加!)も無事に行われた。
ただ、やっぱりお天気がいい時に、エントリー車両が元気に走る姿を見たかったなぁ・・・。
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今回僕が楽しみにしていた、1986年のマーチ86Jヤマハも、悪天候のために走行しなかった。ヤマハV6のサウンドを楽しみにしていたのだが、とても残念。
投稿者 中島秀之 : 23:05 | コメント (3) | トラックバック
2009年03月19日
なんとF1全戦で実況を担当!?(その1)
いよいよF1の開幕戦オーストラリアGPが、来週末に迫ってきた。
レギュレーションの大幅改訂により、昨年までの勢力図が一転してしまいそうな今年は、何十年かに一度の面白いシーズンになりそうだ。
で、そんなF1グランプリを、今年僕はほぼ全戦、実況することになりそうだ。
ただし、地上波でもCSでも、その音声は聞くことができない。
ではどこで、誰のためにやるのかと言えば、六本木に昨年できた「F1 PIT STOP CAFE」 で、Pit-FMのイベントが行われ、そこでCS放送の生中継を見ながら、実況することになるのだ。
鈴鹿の日本GPに向けて、リスナーと一緒に盛り上がっていこうという企画で、毎回素敵なゲストをお迎えして、進行していくことになる。
レースが始まってからは、会場内のスピーカーからはCS放送の音声が流れるが、僕とゲストの実況は無料でお貸しするFMラジオから流れる予定で、六本木にいながら、サーキットにいる気分が味わえるという趣向だ。
しかも、1~3位の順位当てクイズも行われる予定で、プレゼントも用意されている。
また年間を通してシリーズポイントを計算し、年間チャンピオンには更に豪華なプレゼントが当たるそうだ。
開幕戦は、29日日曜日の午後1時半に会場オープンの予定で、5000円をお支払いいただけば、ソフトドリンクと食べ物は飲み放題、食べ放題で、イベントをお楽しみいただける。
初回のゲストは、松田次生選手と井出有治選手の予定で、現地から西山平夫さんに電話レポートを入れていただく予定もある。
とりあえず開幕戦は手探りのイベントとなりそうだが、是非F1ファンの皆さんと一緒に、生で楽しんでいきたいと思う。
なお詳しくは、Pit-FM公式ブログをご覧いただきたい。
また携帯サイトはhttp://mobile.pit-fm.jpとなっている。
携帯からも順位当てクイズには参加できるので、お店に来られない方は、こちらをご利用いただきたい。
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「F1 PIT STOP CAFE」 は、世界初のF1公認カフェで、店内にはF1マシンを始め、様々な関連グッズが展示されている。
投稿者 中島秀之 : 20:49 | コメント (3) | トラックバック
今週末はタイムマシーン・フェスティバル
今週末は富士スピードウェイで、タイムマシーン・フェスティバルが開催される。
今年で4回目となるこのイベント、懐かしいマシンと懐かしいドライバーが集まることで、すっかり春の風物詩的な存在となってきた。
このイベントで、僕は例によって二日間、場内放送を担当する。
昨年から、土曜日は「ヴィターレ・イタリア」として、イタリア車を中心とした参加車両による走行が行われ、日曜日にヒストリックカー中心の走行が行われることとなった。
今年のヒストリックカー部門のテーマは、誕生40周年を迎えるフェアレディZ。
初代S30から最新のZ34までが一堂に会す予定で、ニッサンの所有する懐かしい車両が展示されたり、S30レーシングカーによるデモ走行も行われる予定だ。
このS30レーシングカーには、かつてのフェアレディZ遣い、「Zの柳田」こと柳田春人さんと、「黒い稲妻」こと桑島正美さんが乗ってくださる予定で、久々に往年のバトルを再現してくれることになっている。
このほか、お馴染みになったクラシックF1の走行や、富士GCマシンの走行などもあるので、是非観戦においでいただきたい。
個人的には、1986年の全日本F2選手権にエイエ・エルグさんのドライブで出場した、クレコ・マーチ86Jヤマハが今回初めてエントリーしているのが楽しみで、久々にヤマハ・オリジナルのOX66エンジンのサウンドが聞けるかも知れないとワクワクしている。
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タイムマシーン・フェスティバルでは、ニッサンの所有する貴重なフェアレディZが展示される。左はレース仕様で、かつて星野一義さんらがドライブしたマシン。右は神奈川県警で使用されていたパトカー。
ところで、前回のブログで間違いがあったので、お詫びして訂正します。
富士チャンピオン・レースに今年から追加されるレースは、マツダ・アクセラではなく、マツダ・デミオのNゼロレースでした。
「1FCR参加者」さんからのコメントで気が付きましたが、ご指摘ありがとうございました。
チャンピオン・レース(以前はフレッシュマンレース)は、かつてティーポ編集部に在籍していた生倉ボンこと石井昌道さんが、ロードスターのレースに出場されている頃は、ティーポでもよくご紹介したのですが、最近はとんとご紹介していません。
レース出場の登竜門的な役割は昔から全く変わらず、多くのプロドライバーの方がここからデビューされています。
その一方で、最近はホビーとしてレースを楽しまれる方にも人気で、クラスによっては、かなり安価に気楽に楽しめるということです。
競技の安全面などで厳格なJAF公認のレースで、これほど敷居の低いレースは少ないと思いますから、ビギナーの方や久々に参加してみたいという方も、是非富士チャンピオンレースに注目していただきたいと思います。
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今年から富士チャンピオンレースに加わる2台の車両。左がマツダ・デミオのNゼロ。右がトヨタ・カローラ・アクシオのN2。これ以外にスーパーFJ(フォーミュラ)のレースも行われることになるそうだ。
投稿者 中島秀之 : 11:24 | コメント (3) | トラックバック
2009年03月16日
楽しいイベントでした・・・
15日の日曜日は、早起きして富士スピードウェイに朝8時前に到着。
9時前から、「富士スピードウェイ・モータースポーツ・ドリーム2009」でアナウンスを担当した。
ピエール北川アナウンサーがトークショーの司会にでかけている間、僕が場内放送を担当し、放送席にやってくるゲストの皆さんとお話しさせていただいたりしたのだが、いやぁ仕事とはいえ楽しかった。
イベント自体はのんびりした雰囲気のもので、コース上では、様々なクラブのメンバーの皆さんが体験走行をしている時間が長く、その合間にD1やFニッポンのマシンのデモ走行なども行われた。
そうそう、面白かったのは、富士チャンピオン・レース(旧フレッシュマンレース)のアピールタイムで、プロドライバーとアマチュアドライバーが戦った、リレー形式のレース「FCRドリームリレー」。
プロチームは、土屋圭市さん、片岡龍也選手、山路慎一選手、竹内浩典さんの4人で参加。
ヴィッツ、ロードスター、スターレット、AE111の4台を使って行ったこのレースは、プロチームが意地の優勝を飾ったのだが、最後まで大激戦だった。
終了後放送席に来た土屋圭市さんも、「すげー面白かった。またやりたい!」と言われていた。
この日放送席で僕がお話しを伺った方は、星野一義さん、関谷正徳さん、中嶋悟さん、土屋圭市さん、影山正彦さん、黒澤琢弥さん、土屋武士選手、松田次生選手、片岡龍也選手などで、皆さんリラックスした様子ながら、間もなく始まる新しいシーズンに向けてちょっぴり本音が覗けたりして、なかなか楽しい放送となった。
またパドックでは様々なイベント(ヤッターマンショーも!)が行われ、お子さん連れの姿も多く見られた。
さてこれでシーズン開幕前の各サーキットのイベントはほぼ終了。
いよいよ今週末から新しいシーズンのスタートとなる。
楽しみに待ちたいと思う。
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大田哲也さんのブランド「TEZZO」は、パドックでの展示と、デモ走行などを行っていた。残念ながら太田さんとは会えなかったのだが、太田さんが赤いフェラーリで富士のコースを走るのを久々に見て少し感激した。また富士チャンピオン・レースのPRが行われていて、例の「ドリームリレー」に使用された車両が展示されていた。今年からカローラ・アクシオN2やマツダ・アクセラNゼロのレースも行われる予定だ。
投稿者 中島秀之 : 19:36 | コメント (4) | トラックバック
2009年03月13日
今年最初のしゃべるお仕事
いよいよモータースポーツ・シーズンの開幕が近づいてきた。
その前哨戦でもないのだが、今週末15日の日曜日に、僕にとって今年初の「しゃべる仕事」がある。
その舞台がこれ、「富士スピードウェイ・モータースポーツ・ドリーム2009」。
僕は初めて参加するのだが、どうも富士SWの「ファン感謝デイ」的なイベントのようだ。
実は、サーキットの場内放送でお馴染みの、ピエール北川アナウンサーのお手伝いのような立場で場内放送に参加する予定で、結構気楽に構えている。
星野さん、関谷さん、土圭さんを始め、いろんな選手と絡む予定もあり、楽しみでもある。
そうそう、お子さんがいらっしゃる方は、ヤッターマンやシンケンジャーのショーもあるそうなので、是非遊びにおいでいただきたい。
またティーポ読者の皆さんへのニュースとしては、太田哲也さんのブランド、TEZZOの特別展示や同乗走行もあるとのことだ。
あの大事故から間もなく11年、当時のことを知る僕にとってもちょっと感慨深い話しだ。
この他にもいろいろイベントがあるので、詳しくは「富士スピードウェイ・モータースポーツ・ドリーム2009」のHPをご覧いただきたい。
投稿者 中島秀之 : 19:53 | コメント (2) | トラックバック
2009年03月06日
やっと決定!
今朝、ホンダがようやく元F1チームの売却先を発表した。
既に報じられているように、元チーム・プリンシパルのロス・ブロウンへ売却することとなり、ブロウンGPフォーミュラ1チームとして再出発することとなった。
紆余曲折があったにせよ、これがなんとなく一番良い着地点だったように思う。
ブロウンが中心となって開発されたマシンは、既に昨年7月に、僕がブラックリーのファクトリーを見学に行った時点であらかたできあがっていたようだから、ようやくそれも日の目を見ることになるわけだ。
昨年のホンダのマシンはまだ完全にブロウンのマシンではなかったわけで、はたしてどんなマシンなのか、非常に興味がある。
ドライバーは、バトンとバリチェロのベテラン・コンビが残留のようだから、まずは新チームとして、また新レギュレーション初年として、手堅いチーム体制と言えそうだ。
エンジンはメルセデスで間違いないはずだが、是非とも良い結果を残して、ホンダにF1撤退を後悔させてもらいたいと思う。
さぁこれでほぼ今年のF1チームの体制が判明した。
ドライバーの面で昨年と違うのは、クルサードと新人ブエミが入れ替わったくらいで、これほど変更の少ない年も珍しい。
それだけ新レギュレーションへの対応は、経験を要するということなのだろう。
ただ、ここに佐藤琢磨の名前がないのは非常に残念。
琢磨の技術と経験は、チームに大きな利益をもたらすと思うのだが、レッドブル/トロロッソとの第3ドライバーの交渉も決裂したという。
ただ本人のコメントはまだ前向きなものなので、是非復帰に向けて頑張ってもらいたい。
ところで、今年僕は、例年以上にF1を熱く見ていくことになりそうだ。
もちろん日本GPでのPit-FMには例年通り出演予定だが、それ以外にも、少し変わった形で携わることになりそうなのだ。
間もなく詳細をご報告できる予定だが、とりあえずヒントをひとつだけお伝えしておくと、それは「六本木」。
どうぞお楽しみにしていただきたい。
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F1界の鬼才、ロス・ブロウンがどんなマシンを作ったのか、とても楽しみだ!(写真協力:ホンダ)
投稿者 中島秀之 : 10:40 | コメント (3) | トラックバック
2009年03月03日
ディープなファンの方に!
現在ホビダスでは、「編集部 お宝 大放出!」と題して、各四輪雑誌編集部員が、自分のコレクションを放出し、販売している。
大物では、笹本社長の放出したフェラーリのティントーイや、フェラーリ専用のスケドーニ製バッグなんてものもあるけど、実は最安値で販売されているものが、何を隠そう私が放出した商品なのだ。
それがこの、KAWAISTEEL TEAM NOVA チーム・ポシャツ。
KAWAISTEELは、1990年に服部尚貴選手が全日本F3王者になった時のマシンや、同じ年のマカオGPでミハエル・シューマッハが優勝したマシンをスポンサードしたことで知られるが、その翌年からはTEAM NOVAのスポンサーとして全日本F3000に参戦。
前年ル・マン24時間を制したフォルカー・ヴァイドラーを擁して戦ったのだが、翌年途中でヴァイドラーが耳の病気で帰国し、金石勝智が2戦乗った後、ハインツーハラルド・フレンツェンがドライバーとなった。
フレンツェンは翌年もこのマシンをドライブしたが、5月の雨の美祢で、結果はリタイアだったものの、凄まじい速さを見せて、日本のファンの度肝を抜いたことがある。
残念ながら勝利を挙げることはできなかったが、あの星野一義さんが、コーナーで彼の走りを見て、「お前は早くF1に行った方がいい」と言われたということからも、当時の彼の速さがわかろうというもの。
その翌年にザウバーからF1デビューしたのはご存知の通りだ。
で、このポロシャツなのだが、どのようにして入手したのか、さっぱり記憶がない。
ただ、長い間たんすの奥に入れっぱなしで、先日見つけて、この企画に参加させていただいたのだけれど、ひょっとしてチームからただでもらったものかも知れず、金額をつけるのは申し訳ない気がしている。
ま、でも、さすがにタダだと売り上げにならないので、800円とさせていただいた。
当時記憶にあるのは、どこかのサーキットで予選結果がよく、Pit-FMのピットレポーターだった僕がインタビューに出向き、森脇監督に「どなたか通訳していただけませんか?」とお願いしたところ、「彼は頭がいいから、簡単に英語で聞けば、たくさん答えてくれるよ。だから通訳いらないでしょ」と言われたことだ。
実際、つたない英語で質問したら、すごく丁寧に答えてくれた記憶がある。
もしかしてその時彼か、チームの方からもらったものかも知れないが、とにかく全く覚えてないのだ。
ちょっと後悔しているのは、その時ポロシャツにサインをしてもらっておけばよかったなということ。
ま、そういう訳で、15年ほど未使用で持っていたこのポロシャツ、ディープなレースファン、もしくはフレンツェンファンの方がいらっしゃったら、洒落で買っていただければと思う。
あ、けっして無理にとは言いませんので・・・。
投稿者 中島秀之 : 20:49 | コメント (1) | トラックバック
2009年03月02日
ガラパゴスからの脱出に期待
レースシーズンの開幕が近づいてきたが、世界恐慌のあおりを受けて、国内レースはかなり縮小傾向にあるようだ。
今年から新型車を導入するフォーミュラ・ニッポンは、参加台数が13台前後と言われているし、スーパーGTも、GT500はトヨタとニッサンが1台ずつ減り、GT300もかなり参加が減る模様だ。
1970年代のオイルショック直後と状況が似ているようにも思うが、あの時は、それまでのメーカー主導レースから、富士GCシリーズなどプライベーターが活躍できるレースが活況を呈し、日本のレース界にとっては、逆に良い影響があったように思う。
翻って、現在の日本のレース界を思うに、かなり心配な状況なのではないかと思えてならない。
現在日本のトップカテゴリーは、完全にガラパゴス化してしまっている。
世界のどんなカテゴリーとも合致していない独自のレースは、コントロールがしやすいというメリットはあるものの、他国のレースとの交流や挑戦の機会を自らなくしてしまっている。
自国内で完結してしまっていては、世界的な経済危機の中、今後大きく発展していくのは難しいのではないだろうか?
そんな中ニッサンから、GT-RをFIA-GTシリーズに今季4戦出場させるという発表があった。
FIA-GTシリーズは、ヨーロッパ各国と南米で年間8戦前後を戦うシリーズで、最大のイベントは7月のスパ・フランコルシャン24時間レースだ。
かつてGT規定が今よりずっと過激だった1997、98年には鈴鹿1000kmが選手権の1戦として開催されたこともある。
また2010年からは、世界選手権化する予定でもある。
数クラスが混走するのは日本のスーパーGTと同じだが、トップカテゴリーのGT1クラスには、マセラティMC12、アストン・マーティンDB9、ランボルギーニ・ムルシエラゴ、コルベットZ06など、世界のスーパースポーツカーが参戦中だ。
ここに挑むGT-Rは、エンジンを5~6リッターのV8NAとした2WDの専用マシンと言われ、写真を見るに、ボディ形状はノーマルをベースとしたものになるようだ。
さらに興味深いのは、ニッサンがジョイントするチームがギガウェーブ・モータースポーツであるということ。
ギガウェーブはFIA-GTでオンボード映像の配信などを行っている会社で、この会社を母体とするギガウェーブ・モータースポーツは、昨年アストンで3回表彰台に立っている新興チームだ。
チームの代表兼テクニカルディレクターは、あのスパイ事件でF1を去った、元フェラーリのナイジェル・ステップニー。
実力も、話題性も、政治力も、十分なチームと言えるだろう。
そして彼らのドライバーは、FIA-GTやWTCC、ル・マンなどで活躍するダレン・ターナーで、お馴染みのnisimo契約ドライバー、ミハル・クルムとのコンビで出場することになるようだ。
GT-RのFIA-GT挑戦は、GT-Rの実力が世界のスーパースポーツカーと肩を並べたことを、ヨーロッパの人たちに知らしめる絶好の機会と言える。
ニッサンはようやくガラパゴスから一歩外に踏み出して、90年代初頭にグルーCで戦った時以来
久々に、世界と真剣勝負する意思を示したとも言えるだろう。
まだどのレースに出場するかなどは発表がないが、もしスパ24時間にも出場するのなら、その先にル・マン出場を睨んでいるとみていいかもしれない。
う~ん、このご時世に、なんともワクワクする話しではないか!
GT-RのFIA-GTでの活躍に期待したい。
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GT-RのFIA-GT選手権仕様のテスト車両。スーパーGT用と比べて、ノーマルに近いボディ形状なのがわかる。(写真協力:日産)
投稿者 中島秀之 : 11:57 | コメント (1) | トラックバック
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