# ナカジ~の『なんでも実況中継』: 2009年06月 アーカイブ

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2009年06月

2009年06月19日

どうなるのやら心配・・・

先週末のル・マン24時間は、予想通りプジョーが16年ぶりの勝利を飾った。
優勝マシンのドライバーはフランス人ではなかったが、表彰式ではラ・マルセイエーズの大合唱がおきたことだろう。
アウディ勢の脆さがやや気になったが、これから数年は仏独のライバルが鎬を削るレースが続くと思われる。
今回参戦していた日本勢はいずれも残念な結果に終わったが、唯一アンドレ・ロッテラーが、コレスのアウディを2人で24時間後のゴールに導く活躍をしたのが目立った。
ひょっとすると来年、ワークス入りなんてこともあるかもしれない。
それにしても、ル・マンの主催者であるACOはレギュレーションのコントロールがうまい。
これでハイブリッドのLMPが加わったりすれば、さらにル・マンは盛り上がることになるだろう。


さて先日、ドイツ・ツーリングカー・マスターズの第2戦ユーロスピードウェイの模様を収録した。
このレースでは、今年から最新型メルセデスを再び与えられたゲイリー・パフェが2年ぶりの勝利を飾ったのだが、その勝ち方が今までと少々違っていた。
これまでDTMは、コース上のハードなバトルで順位が決定していた感があるのだが、今回のパフェの勝利は、完全にレース中のピット戦略によるものだったのだ。
昨年からチームオーダーが禁止され、露骨な接触にはペナルティが与えられることになったためか、どうもコース上のバトルが今年はおとなしめだったのだが、F1のようなピット戦略で勝つレースにDTMが変貌しつつあるということなのかもしれない。
個人的には、コース上でのガチンコ勝負を期待したいのだが、まぁシーズンが進めば、自然とそうしたバトルも増えてくるだろう(と期待したい)。
なお放送予定などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 をご覧いただきたい。


ゲイリー・パフェは2005年のチャンピオンで、マクラーレンのテストドライバーも務めていた。(写真協力:メルセデス・ベンツ)


ところで週末土曜日は、東京ビッグサイトで行われるSIS東京インポートカーショー2009の、ルノー・カングー・ジャンボリー&ティーポ20周年ミーティングに出没予定だ。
トークショーなども行われるので、ルノーオーナー以外の方も、ぜひ遊びに来ていただきたい。

そして日曜日の夜は、例によって六本木の「F1 PIT STOP CAFE」 で、イギリスGPの実況を行う予定だ。
例年より1ヶ月近く早い開催で、しかも伝統あるシルバーストンでは最後の開催となる今回のレースは、地元のヒーロー、J・バトンの凱旋レースのような感じで、きっとお客さんがたくさん詰め掛けることだろう。
実は僕は昨年のイギリスGPを取材で訪れ、当時のホンダのファクトリーを見学させていただいたりしたもので、今回のレースをかなり楽しみにしている。
個人的な意見を言うと、シルバーストンは、施設の老朽化という問題はあるものの、交通のアクセスやコースレイアウトなどは、ドニントンより優れていると思う。
僕はドニントンパークも大好きなコースで、これまで何度も訪れたことがあるのだが、あの美しい丘陵地帯と昔ながらの施設による牧歌的雰囲気が、F1開催で大きく変わってしまうのは、かなり残念な気がしてならない。

もっとも今F1は、それどころではない大変な状況に直面している。
FIAとFOTAによる、来季のレギュレーションに関する対立に端を発した分裂問題である。
1980年代初頭にも、当時のFISA対FOCAによる激しい対立があったが、分裂とまではならなかった。
だが今回はかなり深刻な事態で、どうなるか非常に心配だ。
巨額の利権が絡む問題で、落としどころが難しいのだろうが、なんとか良い形で収束して欲しいと願っている。

それはともかく、レースはレースとして楽しむことにしよう。
是非日曜の夜は、我々と一緒にイギリスGPをご覧いただきたい。
なおイギリスGPのパブリックビューイングを始め、当日の内容など詳細に関しては、Pit-FMオフィシャルサイトをご覧いただきたい。


昨年のイギリスGPシルバーストン・サーキットのホームストレート。確かに観客席などはかなり古いし、ピットの設備も現代の感覚からすると古いのだが、これはこれで味があると思うのだが。

投稿者 中島秀之 : 11:44 | コメント (4) | トラックバック

2009年06月11日

今週末はル・マン

ようやく風邪が抜けたようで、まだ完調ではないものの、少し元気になった。

さて、今週末はル・マン24時間レースがサルト・サーキットで行われる。
僕が最後に現地で取材したのは、7大ワークス対決の場だった1999年だから、早いものでもう10年もの月日が経ってしまった。
また東京で映像を見ながら24時間生中継の実況をしたのは、チーム・ゴウが優勝した2004年とその翌年の2005年だったから、これも4年の時間が過ぎてしまったことになる。
残念ながら今年もル・マンは、基本的にテレビ中継を日本で見られない。
日本のメーカーが参戦していないとはいえ、せめてCSで中継を見たい・・・、というか、また実況したいというのが本音だ。

さて、今年のル・マンだが、ここ数年同様、王者アウディ対プジョーのディーゼル・プロトタイプ対決となるのは間違いなさそうだ。
ただし昨年までと異なるのは、アウディが新車R15を投入することだ。
ただ、新開発のV10エンジンを搭載するオープントップのこのマシンは、信頼性の面で若干不安があるようで、今年は熟成されてきたプジョー908の方が本命ではないかとさえ言われている。
また両陣営とも今回初めて、旧型マシンをサテライトチームに与えることになり、アウディはコレスから2台のR10が、またプジョーは908を1台ペスカロロ・チームから出場させる。
因みにコレスにはアンドレ・ロッテラー、ペスカロロ・プジョーにはブノワ・トレルイエと、日本で活躍する外国人ドライバーがそれぞれ乗り込む。
それ以外では、実質的にプロドライブが走らせるアストン・マーティン・レーシングのローラ・アストンが注目されるが、ガソリン・エンジンはディーゼルに対してハンデが大きく、よほどディーゼル車にトラブルが頻発しない限り、優勝争いは難しいかもしれない。

一方日本勢では、チーム・ゴウがLMP2クラスでポルシェRSスパイダーを走らせるのが注目だ。
雑誌NAVIとのジョイントでの参戦だが、1993~96年にティーポが行ったル・マン・チャレンジを思い出させる企画と言える。
LMP2クラスは比較的有力チームが少なく、トラブルなく完走すれば即優勝争いが可能なので、チーム・ゴウの実績と実力からすれば、「勝って当然」とも言える。
それだけに、逆にプレッシャーがあるかもしれない。
また同じクラスのローラ・マツダには野田英樹選手が乗るので、日本人ドライバー同士のバトルも見られるかもしれない。
更にJLOCのランボルギーニ・ムルシエラゴもGT1クラスに参戦するので、応援したい。

さて今年はどんな24時間のドラマが起こるのか。
インターネットで見守ることにしたい。


アウディR15(左)はアグレッシブなフロントデザインが特徴。セブリング12時間は制したが、信頼性の面で若干不安がある。一方プジョー908(右)は3シーズン目にして熟成も十分。いよいよ1993年以来の優勝を狙えそうだ。(写真協力:アウディ、プジョー)

投稿者 中島秀之 : 12:37 | コメント (5) | トラックバック

2009年06月05日

ようやく体調が・・・

先週半ばにひいた風邪が意外にコジれてしまい、今朝ようやく熱が平熱に戻った。
普通の風邪だったかどうか怪しいのだが、まぁなんとか快復してきたので、よしとしよう。
滅多に風邪なんかひかないもので、これくらい長引くと、さすがに体力的にきつかった。
ティーポの方は校了明けということもあって、少し休ませてもらったが、アナウンスの仕事の方は代わりの人がいないため、それこそ這ってでもやらなくてはいけない。
昨日はお台場のJ SPORTSで、DTM開幕戦ホッケンハイムの収録があったのだが、実は行く途中に新宿駅で貧血のようになって、事務所に駅員さんに運ばれるという一幕もあったほどだ。
それでもなんとか、例によって佐藤マサカッチャン正勝氏と、久々のDTMを楽しみながら収録した。
今回は、懐かしい映像が見られたり、マサカッチャンが昔撮った写真が見られたりといった特典もあるので、是非お見逃しなく。
放送予定などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 をご覧いただきたい。

DTM開幕戦は、アウディ勢が上位を独占。アウディ100周年記念カラーをまとった、クリステンセンが優勝した。(写真協力:アウディ)


さて週末日曜日の夜は、例によって六本木の「F1 PIT STOP CAFE」 で、トルコGPの実況を行う予定だ。
ただし今回はスタートの前に、富士スピードウェイの協力による「フォーミュラ・ニッポンPRイベント」が行われる。
解説をいつもお願いしている松田次生選手に、Fニッポンの魅力をいろいろ伺うトークショーを行う予定なのだが、第3戦まで不運なレースが続いているディフェンディング・チャンピオンの本音に迫ってみたい。
また、富士スピードウェイのイメージガール、クレインズのメンバーも華を添えてくれる予定だ。
F1だけでなくFニッポンも好き! という方は、是非お越しいただきたい。

次生選手と、新車FN09の相性などについて、ご本人に詳しく聞いてみたい。(写真協力:トヨタ)

なおトルコGPのパブリックビューイングを始め、当日の内容など詳細に関しては、Pit-FMオフィシャルサイトをご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 18:10 | コメント (3) | トラックバック

2009年06月01日

ハードな実況!?

先週木曜日から、喉が腫れて熱を出してしまった。
医者に行ったところ、インフルエンザではないとのことで、薬をもらって飲んでいたのだが、あまり薬が効かず、夜になると39度近い熱が出ることが暫く続いた。
ところがこの間に、ティーポ241号の校了と、ツインリンクもてぎでのフォーミュラ・ニッポンの現地実況があったのだ!
木曜と金曜はフラフラしつつ編集部で自分のページだけは仕上げて帰宅。
久々の現地実況で張り切っていたFポンは、残念ながら土曜日はパスし、日曜の決勝前に現地入りして、辛うじて実況を担当した。
ところがこのレースが、こういう時に限ってまた凄く緊迫して面白かったんである。
スタート時はドライだったのだが、途中で雨が降ったりやんだりしたために、各車が何度もピットに入り、そのたびにレース展開が変化。
特に最後の10数周は、ただ一人スリックタイヤでトップを守ろうとした塚越広大と、ウェットタイヤに交換した小暮卓史の、どちらに勝利の女神が微笑むのかで、とても面白かった。
結局勝ったのは小暮で、塚越は4位だったのだが、ルーキーとは思えぬ塚越の走りと、監督である田中弘さんの采配は、今年のFニッポンの大きな注目点のひとつと言えるだろう。
そんなわけで、喉が凄く痛いのに、力を入れて実況してしまったため、今日はまだ熱が下がりきらず、喉の痛みも続いている。
今週から、DTMの収録も始まるので、早く治さなくちゃ。

雨が強くなる中、スリックでねばった塚越だが、小暮にかわされ初優勝は幻に。(写真協力:ホンダ)

投稿者 中島秀之 : 17:07 | コメント (4) | トラックバック


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