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2009年12月02日

神宮外苑でクラシックカーを堪能

さて、まずは前回のクイズの答え発表から。

左上のグリーンのボディの2座ロードスターは、フェアソープ・エレクトロン・マイナーのシリーズ3か4。
フェアソープは、様々な英国製メーカーのパーツを使ってキットカーを作っていたメーカーで、エレクトロン・マイナー・シリーズは、1957~73年に400台ほどが生産されている。
トライアンフ・ヘラルド系のパーツを多く使っていたようだ。
その右の赤いクーペは、ロックデール(Rochdale)オリンピックのフェイズ1だ。
ロックデール・オリンピックは、1959~68年に400台ほどが生産された、FRPモノコックのクーペで、フェイズ1はリアにハッチゲートを持たず、ライレーのパーツを多く使っていた。
2段目左の黄色い2ドアクーペは、ギルバーン・インベーダーのMk.1か2だ。
ギルバーンは1959~1974年に活動したウェールズの少量生産メーカーで、インベーダーはその後期に作られた、シリーズ中最も完成度が高いといわれるモデル。
3リッターのフォードV6を搭載し、260台ほどが生産された。
その隣の赤いスーパーカー風クーペは、パイパーP2。
ジョージ・ヘンロットの作ったパイパーは、ロータス・ヨーロッパより車高が低いFRスポーツカー。
前期型のパイパーGT/GTTは70台ほど生産され、日本にも数台存在する。
これは後期型で1971~74年に40台しか生産されなかったP2で、リアアクスルがフォード・カプリ用となり、リトラクタブルライトを採用している。

というわけで、イギリスはこうしたド・マイナー車でもクラブが必ずあって、きちんと活動が行われているというのが、おわかりいただけただろう。


さて、イギリスから帰ってからは、チンクエチェント・マガジンとティーポ本誌の編集作業が嵐のように待っていたのだが、その大忙しの最中、11月28日土曜日に、神宮外苑の絵画館前で行われた、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑」に出かけてきた。
毎年この時期に行われるこのイベントで、今年は僕が車両紹介のアナウンスを担当したのだ。
朝、一般参加の皆さんのヒストリックカーが銀座方面にパレードに出かけるときに、1台ずつ車両の解説をして、午後は何台かのオーナーの方にインタビューさせていただいた。
快晴で暖かい、最高のお天気の中行われたこのイベント、博物館の学芸員の皆さんによる興味深い解説やデモ走行などもあって、とても楽しいものだった。
このイベントに参加した車両を何台かご紹介しておこう。


左は1926年式フォード・モデルTピックアップ。大量生産を最初に導入したT型フォードのピックアップで、オーナーさんはニュージーランド在住の日本人の方で、とても楽しい方だった。右は、埼玉にあるWAKUI MUSEUMが所蔵する、吉田茂元首相の愛車だった1937年式ロールス・ロイス25/30HP。これはもう単なるクラシックカーではなくて、昭和史の動く資料ともいうべきクルマ。


左は1967年式のローバー2000SC。英国大使館などで使われた後、現オーナーが40年近く大切に維持されてきた車両で、とても良い雰囲気だった。リアに背負ったスペアタイヤケースが、コーギーのミニカーを思い出させる。右はミニ・マルヤマが所有する、1957年式オースチン・ミニ・プロトタイプ。ヒーレー親子の提案でオープントップに改造されたプロトタイプであることは知っていたが、実は当初はミニの生産型プロトとして作られた2台(当然屋根つき)の1台だったそうで、もう1台はクラッシュテストで破壊されたため、これ1台しか残っていないという、二重に貴重なクルマだった。


この2台はトヨタ博物館の所蔵車。左はベンツ・パテント・モトールヴァーゲンのレプリカで、1886年当時の姿そのままに、会場内でデモ走行を行っていた。右は1939年式パッカード・トゥエルヴのルーズヴェルト大統領専用車。実際にパレードなどで使用されていたクルマとのこと。エンジンをかけるデモンストレーションがあったのだが、あまりの静かさに驚いた。


投稿者 中島秀之 : 2009年12月02日 17:24

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コメント

ミニ誕生50年に相応しいレアなものが出て来ましたね。
しかも唯一残るプロトとなると、現存する最古のミニですよね。

しかもソレを日本のショップが所有しているとなると、ある意味すごいですね。

ニューミニでの50年記念モデルがでてますが、メイファは先代のからありますがもう一つの方があまり聞き慣れないモデルなので気になります

そして昭和の歴史の生き証人的な車の歴史も感じさせる風格も捨てがたい何かがありますね

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2009年12月02日 20:50

ドラマ「白洲次郎」にも使われたロールス・ロイスですね。見たかったなぁ、この日は私、某ラーメン屋でアルバイトでした…

さて、昨夜はそのアルバイトの後、録画してあったフォーミュラニッポンの再放送(中島さんが熱を出されて間もないもてぎ戦)を見ました。レース内容はともかく、観客の少なさの方に目がいってしまい、中島さんの、(Pit-FMができれば…)という心の声が聞こえて来そうでした。2年前、「コントロールタワーの場内放送で十分じゃないんですか? テレビにしたってフジテレビさんのアナウンサーで事足りてますから…」と、それこそこの前の「事業仕分け」の様な感じでPit-FMのフォーミュラニッポン放送打ち切りが決まった事が想像できます。結果、益々「フォーミュラニッポン離れ」を促すばかり。例の「TopGear」で、

ジェレミー「ニュースのコーナーです。まずは、日本で最高峰のフォーミュラレースの写真だ」
リチャード「客席ガラガラじゃないか」
(観客笑)
ジェレミー「Yeah rubbish! 2年前、観客に重宝されていた場内ラジオ放送が廃止されたらしい」
ジェームス「Cock! 道理で客が来ない訳だ。事業仕分け大失敗だな」
(観客爆笑)
ジェレミー「あぁ、鳩山政権も長くないね」

という放送をされかねないと思うと、日本人として恥ずかしい…

また、日本のモータースポーツ実況の3トップ(中島、ピエール、下田)の次が見えて来ないのも事実だと思います。フジテレビがどうやらF1を地上波で続けられそうですが、知識はともかく、鈴木敏弘氏ぐらいの特色、情熱(!?)を持ったアナウンサーを起用して欲しいと思っているのは、私だけではないと思います。

フォーミュラニッポンは、マシンが魅力的で、当初から参加者達のキャラも揃っている面白いレースですが、それらを生かし切れていないのが残念です。21世紀のオイリーボーイの為にも、国内トップフォーミュラの発展を願わずにいられません。私も、モータースポーツ発展の為に、何かしら力になれたらと思います。

投稿者 もっちゃん : 2009年12月04日 23:17

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