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2011年4月 4日
国際レースからシーズン開幕
東日本大震災の被災者の方々の苦労を思い、また節電のためからも、様々なイベントの自粛が続いています。
モータースポーツ・イベントも、スーパーGTやフォーミュラ・ニッポンの開幕戦の延期が早い段階で決定しています。
いまだ行方不明の方がたくさんいらっしゃるのに加え、原発の状態が不透明な状況ですから、これは当然だと思います。
一方で、国際レースの選手権は、いよいよ開幕を迎えました。
どのレースでも、日本への温かいメッセージを発信してくださる中での、異例のシーズンスタートです。
F1は、政情不安によるバーレーンGPの中止を受けて、3月27日のオーストラリアGPで開幕しました。
ピレリタイヤと可変リアウイングの導入やKERSの復活など、注目を集めたこの開幕戦の模様を、僕は東京六本木の
F1 PIT-STOP CAFEで行われた、Pit-FM F1 Meetingに於いて、実況してきました。
この時期にイベントを行うこと自体、僕を含めたスタッフには葛藤があったのですが、世界を相手に戦う日本人アスリートが活躍すること、そして彼らを応援することで、被災地の皆さんにも元気を届けられるのではないかと思い、イベントは開催されました。
会場ではスタート前に、震災で亡くなられた方に対して黙祷が捧げられ、また脇阪寿一選手を中心にモータースポーツ関係者によるチャリティ組織として発足したSAVE JAPANの活動についても説明が行われました。
この日はゲスト解説に、昨年までF1の現場で陣頭指揮を執られていた、ブリヂストンの浜島裕英さんをお迎えして番組を進行。
タイヤがどういう状況なのか浜島さんにお伺いしながら、興味深くレースを見ることができました。
また会場には、開幕を待ちわびていた400名以上のレースファンが来てくださり、一緒にレースを楽しみました。

結果はディフェンディング・チャンピオンのセバスチャン・ベッテルが圧勝し、期待の小林可夢偉選手は8位入賞だったのですが、レース後の再車検で車両違反があり失格になってしまいました。
レース終了後、改めてSAVE JAPANについて、伊藤大輔選手と片岡龍也選手が説明してくださり、会場でも募金が行われました。

ほとんどのマシンの車体、ドライバーのヘルメットに、日本へのメッセージが書かれていた今回のF1開幕戦。
過去このようにF1全体でメッセージを発信したことはなかったように記憶しています。
それだけ今回の大震災を、世界中の方たちが心配してくれているということでしょう。
特に、これまで多くの日本企業、日本人が関わってきただけに、F1の世界の人たちにとっても大きなショックだったことが伝わってきます。
現在日本企業が殆ど関わっていないF1ですが、可夢偉選手が一人日本を代表する戦いを繰り広げています。
少しでも日本が元気になるよう、是非可夢偉選手を応援してあげて欲しいと思います。
投稿者 中島秀之 : 2011年4月 4日 11:20
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