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取材裏話 カテゴリー

2011年9月 2日

京都のディープなクルマ屋さんを訪問

9月6日発売のティーポ10月号の巻頭特集は、「なごみ系スローライフのススメ」。
癒し系のなごめるクルマがたくさん登場します。
その中で、僕はなごみ系車両の売り物を紹介する、「なごみ系車両探訪、東海道53台の旅」というページを担当しています。
このため、東京から京都まで、何軒かのお店を取材で訪れたのですが、今回初めて伺った京都の2件のショップが、共にディープで印象的だったのでご紹介しましょう。

まず伏見にあるシトロエンの専門店AutoNeeds さん。
京都に家があるのでよく行くのですが、ウチがあるのは東山の方で、伏見の方はあまり詳しくなく、ナビを頼りにお邪魔しました。
すると、ちょっとした丘の斜面に膨大なシトロエンの車体が見えてビックリ!
ショールームが隣接された事務所に伺うと、販売車両がこれまた所狭しと置かれていてまたビックリ。
更にメンテが行われている工場を見せていただいてまたまたビックリと、いやホントにシトロエンだらけで驚かされました。
以前西武自動車にいらしたという仁井浩之代表が1998年に始められたというこのお店。
シトロエニストなら、とにかく一度訪ねてみる価値があります。
またシトロエンを買いたいという方、新旧問わず、程度の良いクルマが豊富に揃っていますし、古いクルマは契約が成立してからレストア作業を行ってくれるので、是非一度問い合わせてみてください。

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右はアウトニーズさんの事務所兼ショールーム。AMI6、DS、CX、GS、XM、BXなどなど、ありとあらゆるシトロエンが在庫されている。

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工場はかなりの広さで、同時に多くの車両がメンテナンスを受けられる。右のDSは既に販売された車両で、納車のための整備(というかレストア)が行われている。

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右は在庫車が置かれているヤード。この中から程度の良いものをレストアして商品化するそう。更にこの下の段に、部品取り用などの車両が大量に置かれている。


さてもう一件は、鳥獣戯画で有名な高山寺や、高雄サンデーミーティングが行われる高雄パークウェイの入り口などがある、国道162号線を更に北上した、右京区京北細野町という所にあるappia さんです。
高山寺は大好きなお寺でよく行くんですが、そこから更に30分近く走った山奥と言っても良いくらいの所にあり、ナビを頼っても、最初はホントにこの道で大丈夫かなと不安になるくらいでした。
ところが到着してみると、その一角だけログハウスしか建ててはいけない地域とのことで、まるで日本とは思えないような素敵な集落(?)の中に、ひときわ素敵なログハウスがあり、そこがお店でした。
懐かしい欧州車および一部アメリカ車やオートバイを販売しているこのショップ、素敵なジャズが流れるカフェのような店内(実際カフェとしても営業されているそう)で、代表の北村仁さんにお話しをうかがったのですが、その内容はちょっと驚きでした。
というのも、ここで販売されている車両は全て、北村さんが一人でレストア&整備して商品化したものなんだそうです。
ボディは外注だそうですが、それ以外は全部自分で整備されるそうで、もちろん販売した車両のメンテナンスもお一人でされているというのです。
36歳とまだお若い北村さんですが、実は伯母様が昔から山科でクラシックカーの販売などをされていたそうで、子供の頃からこうしたクルマに親しんでいたそうです。
で、若い頃からそのお手伝いをされていたそうで、20年ほど前にこのログハウスに引っ越した後も一緒にお仕事をされてきたとのこと。
5年前に伯母様が引退されてからは、ご自身が引き継がれて、お一人でお仕事をされているそうです。
凄く空気がキレイでクルマも殆ど通らない環境にある素敵なお店と、懐かしいクルマたち。
京都に行かれた際は、一度訪ねてみてはいかがでしょうか?

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京都郊外にあるappiaは、素敵なログハウスが目印。車両は北村代表が自分でレストアしたものばかり。

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店内はクルマとバイクのある、お洒落なカフェのよう。実際カフェとしても営業されているそう。またオーディオも拘りのシステムなのだとか。

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エランが覗けている所が作業スペース。またお店のトランスポーターは古い日産製のもので、以前は京都御所の中で使用されていたトラックだったとのこと。

投稿者 中島秀之 : 11:49 | コメント (0) | トラックバック

2011年7月 5日

6月の取材&イベント日記

忙しくて、またブログの更新が一ヶ月ぶりになってしまいました。
すみません。
そこで、6月中旬以降に行った取材や参加したイベントを、日記形式で振り返ってみたいと思います。

6月16日
須走のオーベルジュ・ブランシュで新型シトロエンC4の試乗会に参加しました。
新型C4は、旧型を凄く真面目に進化させたクルマという印象で、ハイドロではありませんが乗り心地は相変わらず快適でした。
会場には、今後導入予定というDS4も展示されていましたが、後ろはともかく、前から見ると、パッと見はC4と大きく違わない気がします。
ここはもう少しハッキリ異なるボディにして欲しかった気もしますね。
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ところでこの試乗会、会場のオーベルジュ・ブランシュはもともとフレンチ色濃厚なお店ですが、このイベントに合わせて、様々な飾りつけが行われていました。
古いシトロエンの広告などを使った額やコースター、ダブルシェブロン・マーク入りのナプキンやメニュー、装飾用のエッフェル塔の模型やパリ風の看板など、どれもお洒落なものばかり。
フレンチ色がこれによって特濃になっていた気がします。
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6月18日
秦野にある、アルピーヌの専門ショップ「ツール・ド・フランス(t・d・f)」にお邪魔し、ティーポ8月号の巻頭特集で紹介する、アルピーヌA110 1300SC改とマトラ・ボネ・ジェット5Sの撮影を行いました。
ジェットは前々回のこのブログでご紹介した、ジャパン・ヒストリックカー・ツアーの参加車両で、A110は t・d・f のお客様の車両をお借りしました。
インプレッションは熊倉重春さんが担当。
オーナーさん、 t・d・f の加藤代表と共に、とても楽しい時間を過ごせました。
その模様は是非誌面でご覧ください。
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また t・d・f さんは、随分昔にお邪魔して以来久々だったのですが、A110が大量にメンテされていたり、程度の良い4気筒A310が在庫されていたり、やっぱり凄いお店でした。
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6月25日
先日急逝された、ティーポ創刊時からのライター、川合央助さんのお別れ会、「アディオース! オースケ!!」が開催され、自分が司会を担当させていただきました。
央助さんとはティーポで一緒に仕事をしたこともありますが、どちらかというとスーパーGTの現場で長い間一緒に仕事をさせていただきました。
同い年ということもあり、本当に気の合う友人でもありました。
それだけにショックでしたが、当日は100名以上の方が会場に集まり、央助さんを明るく見送りました。
本当に良い会だったと思います。
改めて、川合央助さんのご冥福をお祈りします。
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投稿者 中島秀之 : 17:40 | コメント (2) | トラックバック

2011年3月 4日

ティーポ4月号をちょっとご紹介

ティーポ4月号が明日発売されます。
今号の特集は「ラテンのノリでいこう!!」で、たくさんのイタリア車&フランス車に関する情報が掲載されています。
その中で僕は、ラテン車オーナーさんの紹介ページを担当したんですが、いやぁどのオーナーさんも熱い方ばかりで楽しかったですよ。

せっかくなので、ちょっとだけその内容をご紹介しましょう。
まず、フランス車乗りの方の間ではかなり有名な、長野県駒ヶ根市にあるカフェ・グースさんにお邪魔して、オーナーと車両を取材してきました。
オーナーさんが所有するシトロエンとルノーがお店の敷地内にたくさんある喫茶店でして、その景色はまるでフランスのよう。
とりわけ、お店のシンボルカー的なシトロエンDS21は素晴らしいコンディションの1台で、少し運転させていただきましたが、夢の乗り心地を楽しめました。
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撮影:奥村純一

またこの他にも、シアタ・アミカとフィアット・パノラミカの2台持ちという方など、気になるオーナーさんが登場しますので要注目です。
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撮影:奥村純一

ところで、駒ヶ根の取材と、その前日の岐阜の取材には、プジョー3008をお借りして出かけてきました。
「大きなタイヤを履いたFF車ってどうなのだろう?」と、以前から気になっていたんですが、今回長距離を初めて走ってみて、なかなか良い印象を受けました。
街中ではフランス車としてはやや強めの突き上げを感じるんですが、高速道路だとフラットな乗り心地で快適だったんです。
雪に備えてスタッドレス・タイヤつきのクルマをお借りしたことも、当たりが柔らかいという部分で、プラスに働いていたようです。
それと、フロントガラス下部にデジタルで速度などが表示されるヘッドアップディスプレイも、高速走行では便利でした。
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さてそれ以外では、編集部員4人が、新車で買える200万円前後のマニュアルシフト車を持ち寄る企画もありまして、僕はルノー・ルーテシア1.6を選びました。
このクルマ、まるでヨーロッパでたくさん走ってるクルマそのままみたいで、結構好きなんですよね。
ホラ、この写真なんか、パリで撮ったみたいでしょ。
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撮影:神村 聖

もちろんこれ以外にも、ラテン車のディープで楽しい情報がいっぱいですので、是非ティーポ4月号をご覧ください!

投稿者 中島秀之 : 18:53 | コメント (0) | トラックバック

2011年2月 4日

ここ一ヶ月の取材日記

久しぶりの更新です。
実は、明日発売されるティーポ3月号で、かなり担当ページが多くて、ブログの更新ができなかったんです。
すいません!
因みに今月の巻頭は、「キューも ニューも ボクらはミニが好き!」と題した、久々のミニ特集です。

でまぁ、どうせならこの一ヶ月に起きたことをまとめてご覧いただこうというわけで、どんな取材を行ってきたかを、日記風にご紹介しましょう。

1月11日
310編集長と、編集部のクラシック・ミニで、名古屋、大阪、沼津にあるミニ関連のショップに取材旅行に出かけた。
この日は名古屋にあるDuelL AGという、ニューミニのモディファイを得意としているショップを訪問。
様々なパーツが装着されたデモカーを、次々と撮影しながら取材した。
取材終了後京都まで行き、京都の家に宿泊。

1月12日
京都の家を出て大阪のミニデルタへ。
貴重なヒストリック・ミニから、カントリーマンと呼ばれるウッド風フレーム付きのニューミニまで、様々なミニを撮影&取材させてもらった。
朝から夕方までかかり、夜は京都にもう一泊した。

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左は名古屋のDuelL AGのショールーム。広い歩道に面した立体駐車場が目印で、同社のデモカーがいつも停められているが、この日は編集部のクラシック・ミニを駐車させてもらった。右は大阪のミニデルタの本社ショールーム。道路を挟んだ向かいにあるクラシック・ミニデルタを含めて、新旧様々なミニを見ることができる。

ミニデルタでは、併設されるデルタ・クラシックス(貴重なヒストリックカーを取り扱う部門)で保有している、ミニをベースにしたスポーツカー2台も撮影&取材させていただいた。かつてル・マンにも挑んだディープ・サンダーソン301は、以前から詳しく見てみたいと思っていた1台で、小さく低くカッコいいボディに魅了された。
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ディープ・サンダーソン301は、ミニのエンジンをミドに搭載したコンパクトスポーツカー。ある意味究極のミニの1台とも言えるモデルだけに、取材後はお願いしてコクピットに座らせていただいた。左の写真の後方には、もう1台取材したオーグルSXの姿も見える。

1月13日
朝京都を出て、午後から沼津のケントガレージで取材。老舗のミニショップであるこちらでは、ほぼ新車に仕上げられた1976年式ミニ1000Mk.3などを取材させていただいた。このクルマは、当時の日本仕様をそのまま再現したという珍しい個体で、その出来の良さにびっくりさせられた。この日の夜東京に戻ったが、ミニでの往復1000km余りは、いつものエグザンよりは疲れたものの、それほど苦にはならなかった気がする。

1月20日
都内で行われた、ミニ・クロスオーバーの試乗会に参加し、クーパーをドライブ。
ファミリーカーとして十分使える車内の広さと乗り心地の良さに感心する。

1月21日
ミニ特集の中で紹介するミニ関連グッズの撮影のために、ショップを3軒ハシゴする。
G.B.STREET、Mini Stork、LITTLE CARS SHIPSで様々なものを撮影。後日OXYTOOLのグッズも取材した。
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左はG.B.STREETのレトロ・アラームクロックのオースチン仕様。右はOXYTOOLのBMC・Aタイプユニットのロッカーカバー型バッグ。この他たくさんのユニークな商品を撮影した。

1月24日
都内某所で、ミニ・クロスオーバー・クーパーSを編集部員全員で取材する。
同時に、先日取材したケントガレージの76年型ミニ1000と共に、表紙の撮影を行う。
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ケントガレージのミニ1000は素晴らしいコンディションで、各部は当時の日本仕様を完全に再現している。一方新登場のミニ・クロスオーバーは、ミニとしては大きいものの、これまでにない実用性を備えた、家族向けのミニという感じで好感が持てた。

1月30日
締め切り直前の超忙しい状況の中、2時間だけお台場で行われていたJCCAニューイヤーミーティングを取材してきた。ゆっくり見たわけではないが、例年通り、たくさんのお客さんが詰め掛けていた。残念ながら輸入車は減る一方のようだが、それでも珍しいクルマがあちこちにあり、楽しかった。
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左はボディとお揃いの形をしたトレーラーを引く、ホンダ・ライフ(ステップバン)ピックアップ。右は珍しい1966年型シムカ1500の、更に珍しいオートマチック仕様。

2月3日
恒例のJAIA合同試乗会に、310、ナパと共に参加。普段乗れないというか、ティーポでは殆ど出てこないクルマに乗せてもらう。またこの日は、ゲストとしてティーポ初代編集チョーの山ちゃんこと山崎憲治さんも僕らと一緒に参加。会場ではティーポおよびジェイズティーポ卒業生のジャーナリストや編集者とも再会し、ちょっとした同窓会気分だった。
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JAIAで試乗したクルマで印象が良かった2台。左はアウディA8で、後席に乗ったら、あまりの乗り心地に良さにビックリ。試乗時間の大半を居眠りしてしまった。右はキャディラックCTSスポーツワゴン。乗り心地はA8ほど良くはなかったけど、デザインが気に入った。アメリカ車のデザインって、欧州車とも日本車ともテイストが異なり新鮮だ。


というわけで、明日ティーポ3月号が発売されます。
ミニが好きな方もそうでもない方も、是非手にとってご覧ください!

投稿者 中島秀之 : 16:39 | コメント (2) | トラックバック

2010年9月15日

FLAT 4のショールームは凄い!

ティーポ次号の特集は、「プリミティブなクルマたち(仮)」。
スパルタンなスポーツカーからベーシックなモデルまで、バラエティに富んだ車種が登場する予定です。

で、先日取材で、編集部からそれほど遠くない、目黒にあるFLAT 4さんを訪ねました。
日本に於けるフォルクスワーゲン・ビートルのスペシャルショップの草分けで、現在も空冷VWとポルシェ356の販売やメンテナンスで、絶大な信頼を得ているショップです。
ティーポではこれまでかなりの回数、空冷VWを採り上げてきていますが、なぜかFLAT 4さんでクルマをお借りする機会が殆どなく、僕はいつもバスで前を通っているにも関わらず、これまでお邪魔したことがありませんでした。

今回ショップ1階の展示スペースで、VW1500S(タイプ3ノッチバック)を撮影させていただいたのですが、さすがはヒストリックVWに強いFLAT 4さんだけあって、素晴らしいコンディションの1台でした。
なにせ1965年生産で、塗装も含めて完全オリジナルという個体だったのです。
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詳しくは次号をご覧いただきたいのですが、タイプ3にはビートルとは違う魅力があることが、おわかりいただけると思います。

このタイプ3コンディションの良さに驚いていたら、隣に置いてあった1967年式のタイプ1(ビートル)は、その上をいく、まるで新車のようなコンディションでもっと驚きました。
どちらもスウェーデンで発見されたそうですが、タイプ1は走行20000km台のノンレストア車で、「ミュージアムで保管した方が良いのでは?」というほど見事な状態でした。
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「さすがはFLAT 4さんだぁ!」とこの2台で驚いていたら、2階のショールームで更に驚くべきクルマに遭遇。
ここには、空冷VWのドレスアップパーツ(中には貴重な当時ものパーツやデッドストック品も多数)やアンティークグッズが並んでいるのですが、それ以外に同社が保有する貴重なVWが展示されています。
で、たまたま「前日に入れ替えたばかり」という、ビートル最初のモデルであるkdfやシュビムワーゲンがこの日は展示されていたのです!
このうちシュビムワーゲンは、タミヤのミリタリーミニチュア全盛期にプラモにハマッた世代である僕としては大興奮の1台で、間近で実物を見るのは初めてでもあり、思わず細かく観察してしまいました。
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さてこれ以外にも何台か「プリミティブなクルマ」で珍しいモデルをこの後取材予定ですので、次号ティーポもお楽しみに。
それから、VW好きの方でFLAT 4さんに行ったことがないという方、是非一度訪ねてみられることをお勧めします。
ホント、凄いですよ!

投稿者 中島秀之 : 14:50 | コメント (0) | トラックバック

2010年9月 6日

日本一周でまたまた九州に行ってました!

ティーポ・チャレンジランで、先々週に続いて九州に行ってきました。
今回は、3日金曜日に、前回訪れた鹿児島でカングー&ビボップをピックアップ。
ナパのたっての希望で、黒豚のトンカツを食べてからスタートしました。
まず熊本を目指し、阿蘇周辺をグルグルと回りながら、撮影をしてきました。
阿蘇はいつ行っても雄大な景色に圧倒されますが、今回も行く先々で美しい自然を堪能できました。
街中が猛暑日でも、阿蘇周辺は涼しくて、気持ち良かったですよ。
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日が暮れるまで撮影した後、急いで大分市内に向かい、その日は大分名物のりゅうきゅう(漬けのお刺身)や鳥天などをいただきました。

4日土曜日は、10時からルノー大分さんでイベントを行いました。
こちらは日産のディーラーさんと併設なんですが、この日はルノー&ティーポ・ファンがお店を占拠(?)。
今回のゲスト森口将之さんと共に、楽しい時間を過ごすことができました。
ここでは、別府にあるカフェ・シェ・ママンさん(ナパと同じミカングー・オーナー)が、クロワッサンをたくさん、さし入れてくださいました。
ありがとうございました。

お昼にイベントが終わり、12時半にルノー大分を出発。
高速道路を飛ばして、なんとか15時に熊本市内の森山タイヤサービスさんに到着。
予定よりちょっと遅れましたが、こちらでも無事イベントを行うことができました。

この日は熊本がこの夏一番の暑さだったそうですが、市内に宿泊し、ナパ、森口さんと3人で、路面電車で街に出て、馬刺しや馬カツなど、馬料理を満喫しました。

そして5日の日曜日は、13時から森山タイヤサービス光の森店さんでイベント。
こちらでは、ラジコンのレース(なぜか芋虫の形をしたボディのラジコンカー)が行われており、そこに割り込ませていただく形で、トークショーやじゃんけん大会を行いました。
会場には、ルノー鹿児島にも来てくださった、ガラス工芸作家の小田さん(くろひじガラス工房ゆうるり)がまた遊びに来てくださり、じゃんけん大会の賞品にと、ティーポマーク入りのキーホルダーをくださいました。
ありがとうございました。
また地元のFM熊本のパーソナリティ「Marky」さんが取材に来てくださり、熊本出身の神村カメラマンも含めた4人にインタビューしてくれました。
その模様は後日ラジオで放送されるそうです。

この日夜の便で、僕と森口さんは帰京。
実は月曜日は移動日で、僕が運転するはずだったんですが、その日はJ SPORTSのDTMの収録日で、急遽神村さんに代役をお願いしました。

というわけで、3ステージに渡ったチャレンジランの九州地区編はこれで終了。
次回からはいよいよ本州に戻り、日本海側の各県に舞台を移します。
詳しくは、日本一周のサイト をご覧ください。

投稿者 中島秀之 : 17:50 | コメント (1) | トラックバック

2010年7月13日

2週連続で関西方面に出没

先週末は、ティーポ日本一周チャレンジランで、兵庫と京都に出かけてきました。
まず金曜日に徳島まで飛んで、ルノーネクストワン徳島さんでクルマを引き取り、姫路に移動。
翌日は午後から姫路市内にあるミシュランタイヤのプロショップ「ナカムラ」さんでイベントを行いました。
地元の熱いファンの方が遊びに来てくださり、ゲストの西川淳さんとナパの3人で、トークショーというより世間話的なお話しをさせていただき、もちろんジャンケン大会も行いました。
梅雨とは思えない快晴のお天気の元、屋外でのイベントだったのですが、皆さんと楽しく過ごさせてもらいました。

ところで、この日の午前中は、ナパが西川さんを大阪まで迎えに行ったため、一人で姫路に居たのですが、せっかくなので姫路城まで行ってみることにしました。
残念ながら4月から改修中で、本丸の中には入れなかったのですが、美しいお城を間近に見ることができました。

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イベント終了後、僕の京都の家に移動し、夜は高雄サンデーミーティングの参加者の皆さんと、某ビアホールで夕食をご一緒させてもらいました。
で、翌日は朝8時から、以前エクセルで参加したことのある、高尾サンデーミーティングで日本一周イベントを行いました。
トークショーなどは9時半頃から行ったのですが、幸いこの時間帯は雨が降っておらず、無事にじゃんけん大会も行うことができました。
多くの方が参加してくださったことに加え、奈良出身で京大卒の西川さんは関西弁が使えるためかこの日も絶好調で、凄く楽しいイベントになりました。
高雄サンデーミーティングでは、ティーポ本誌次号の「英国車特集」用の取材と撮影も行ったのですが、珍しいヒストリックカー2台に西川さんに乗ってもらいましたので、記事をお楽しみに!

この日は午後少しゆっくりし(ナパと歴史ある銭湯に行ったりして・・)京都の家に泊まり、月曜日にクルマを岡山まで移動して帰京しました。

さて今週末は再び京都経由で岡山入りし、ティーポ・オーバーヒート・ミーティングに場内放送アナウンサーとして参加します。
関西・中国・四国地方の皆さん、是非遊びに来てくださいね!

投稿者 中島秀之 : 18:14 | コメント (3) | トラックバック

2009年12月 8日

イギリス自動車事情

先月イギリスを訪れた際、クルマ関係で気になったことや気が付いたことをいくつかご紹介しよう。

まず今回の旅行ではレンタカーを使用したのだが、ヒースロー空港で借りたのは、先代のフォード・フィエスタ。
レンタカー屋のカウンターではお姉さんが、「アウディのカブリオレのATも用意できますけど、本当にマニュアルでいいんですね」と念を押されてしまった。
日本人観光客はATしか借りないのかもしれない。
で、このフィエスタ君、1.4リッターだと思うのだが、なかなかどうしてよく走るし、乗り心地もまずまずだし、荷物はたくさん積めるし、燃費もそこそこいいしで、すっかり感心してしまった。
こういうベーシックだけどいいクルマ(しかもマニュアル)って、なんで日本で売れないのかなぁ・・。

レンタカーのフィエスタ君は大活躍。ホントは新型に乗ってみたかったけど、旧型も凄くいいクルマだった。小さな車内だが、トランクには2人分の海外旅行荷物が入って、まだ余裕がある。

自分でレンタカーを運転して走り回っていると、イギリス人の運転マナーの良さと運転のうまさが凄くよくわかる。
マナーの方は国民性の問題だと思うが、とにかく譲り合いの精神が徹底していて、走りやすいことこの上ない。
一方うまさの面は、こんなことがあった。
ある日、陽が落ちて真っ暗になった片側一車線のカントリーロードを走っていたら、バケツをひっくりかえしたような土砂降りとなった。
街灯など全くない、細い田舎道ゆえ、前を走るクルマに離されると、車線が見えなくなり、路肩に脱輪する可能性がある。
そこで前のクルマにつかず離れず走ったのだが、どんなに雨が強くても前のクルマの速度は65~75mph(104~120km/h)をキープしており、ところどころ大きな水溜りがあってもお構いなし。
かなり必死に走らせないと、ブッチギられてしまいそうになる。
肩に力を入れて、なんとか走らせたのだが、別に僕の前を走っていたクルマ(古いヴォクゾールのバン)が特別速いわけではなかった。
なぜなら、僕のすぐ後ろのクルマも同じ速度でついてきていたから。
こういう環境で鍛えられたら、運転が上手くなるのも当たり前で、何人もF1ワールド・チャンピオンが誕生するのも当然と、妙に納得してしまった。

ところで、今回1年半ぶりにイギリス中部を走り回っていて気づいたことがひとつ。それは新型チンクエチェントがかなり増えていたこと。

写真はクラシック・モーターショー会場に入る渋滞中のものだが、前には500Cが見えている。

もともと小さいクルマが多いイギリスだが、やはりエコ意識の高さを反映して、かわいくて燃費の良いチンクは人気を集めているようだ。

エコ意識の高さといえば、平日はコンジャンクション・チャージを徴収されるロンドン市内は、更に進んでいた。

インド製の4人乗り電気自動車REVAが、猛烈な勢いで増殖していたのだ。
EVにはいろいろと優遇措置があるそうで、人気に拍車をかけているそうだが、中には車体の一部を豹柄にして乗っているお姉さんなんかもいて、興味深かった。


その一方で、一時廃止されたルートマスター(ドアのない古い2階建てバス)が、路線限定で復活し、元気に走り回っていたのにも感心した。
信号待ちや渋滞で、乗り降りできるこのタイプは、バス停でしか乗り降りできない新型より、ロンドン子に人気が高いのだ。
このタイプのミニカーで遊んだ世代としては、いつまでも現役で頑張ってもらいたいと祈っている。

というわけで、ちょっとしたイギリス自動車事情をお伝えした。


投稿者 中島秀之 : 18:55 | コメント (2) | トラックバック

2009年9月17日

英国車に注目!

なんと、来季F1グランプリに、ロータスF1チームが復活することになった。
以前から何度も噂はあったが、そのどれもが眉に唾をつけて聞かなければならないようなものばかりで、1994年以来その名は途絶えたままだった。
だが今度の話は本物だ。
ロータスの親会社であるプロトンの母国、マレーシア政府がバックにつき、資金の心配はないという。
ファクトリーは、ノーウィッチの本社のすぐそば、スネッタートン・サーキットに近い、RTN(レーシング・テクノロジー・ノーフォーク)に設置されるとのこと。
RTNはもともと、日本のトムスの英国ディビジョン(TOM'S GB)として開設し、その後アウディのプロトタイプカー開発、更にベントレーのプロトタイプカー開発などを行ってきた。
ベントレー時代は、元トヨタ・ワークスドライバーの鮒子田寛さんが現場責任者をされており、僕も取材に伺ったこともある。
また車両開発は、フォースインディア、トヨタ、ジョーダンなどで活躍したマイク・ガスコインを中心に行われるという。
使用するエンジンはおそらくコスワースになるだろうから、1983年以来久々にロータス・コスワースの名のF1マシンが走ることになりそうだ。

このロータスF1の復活は、非常に楽しみである反面、心配でもある。
かつての栄光に恥じないポテンシャルがあればいいが、あまり恥ずかしい成績では、先人に泥を塗ることになるからだ。
画期的なマシンを数多く生み出し、多くのチャンピオンを輩出したロータスF1が、再び栄光の歴史を刻んでくれることを心から願っている。


数々の名作F1を生み出したロータス。左の49(チャプマン自身が運転している!)は1967年に初めてコスワースDFVを搭載。右の79は1978年にダブルタイトルを獲得したグラウンドエフェクトカー。(いずれも写真協力・ロータス)

さてロータスF1復活に浮かれているからでもないのだが、現在ティーポ編集部では、ティーポ・マガジン・コレクション「ブリティッシュカーズ」の編集が行われている。
過去の記事を再録した再編集本だが、今回は表紙と巻頭記事用に新規取材も行った。
様々な英国車がたくさん登場するので、英国車ファンの皆さんは是非お楽しみにしていただきたい。


左はブリティッシュカーズ表紙&巻頭用の取材の模様。カミーカメラマンが撮影しているのは、そう、あのクルマだ。右はこの取材の際、久々に引っ張り出した愛車MG-B。英国車の本の取材なので、気合を入れた(?)。

ところでティーポ編集部は、今、嶋田旧編集長から佐藤新編集長への移行時期となっていて、まだ現段階では、二人とも元の机に座ったままの状態。
嶋田元編集長は新天地ロッソの仕事に既に追われ、佐藤新編集長はブリティッシュカーズと本誌に加え、モーターショー別冊の仕事もしているので、まるで引越しができそうもないのだ。
さて、引越しはいつになるのやら?


新旧編集長慰労パーティ・イン六本木での、新旧編集長の2ショット。贈られたフェラーリ・ブランドのスプマンテを手にニッコリしているが、佐藤新編集長は一滴もアルコールを飲めない!

投稿者 中島秀之 : 15:26 | コメント (5) | トラックバック

2009年4月15日

箱根で取材も行います!

今週土曜日にTOYO TIRES ターンパイクで開催されるティーポのイベント(早く名前決めて!)。

僕も当然出撃(?)する予定なのだが、実はイベントのついでに取材も行いたいと思っている。
次号のティーポは、「初めてのヒストリックカーPart2(仮)」特集を予定しており、既に何人かのヒストリックカー・オーナーさんを取材しているのだが、イベント当日、会場に何人かの方においでいただいて、そこで取材を行う予定なのだ。

ただ、あと数名分、「初めて買ったヒストリックカーを大事に乗っている方」をご紹介するスペースに空きがある。
そこで、当日いらっしゃった方のクルマの中から僕が勝手に選ばせていただいて、オーナーの方にお話しを聞くことがあるかもしれないので、その時はどうぞ宜しくお願いします。
逆に「我こそは!」と思われる方は、当日直接僕に教えてください。

どうぞ宜しくお願いします!


今回取材させていただいたクルマ&オーナーの中には、こんな素敵なイセッタ・デュオもいらっしゃる。
2台の形状の違いがおわかりだろうか? 詳しくは次号ティーポにて。
あ、お二人はイセッタの屋根で洗濯物をたたんでるわけじゃないですよ!

投稿者 中島秀之 : 20:44 | コメント (0) | トラックバック

2009年4月10日

パルクフェルメを訪問

いつも取材でお世話になっている、世田谷のエコスカーズ さんの新しいショールーム、「パルクフェルメ」に昨日お邪魔してきた。
場所は用賀の環状8号線から一本東側の裏道沿いなのだが、実は10年程前までティーポ編集部があったビルから程近く、当時毎日のように前をクルマで走っていた場所だった。
確か家具屋さんだったと記憶しているのだが、当時からちょっとヨーロッパ風の倉庫兼事務所といった感じの建物で、今回「趣味人」が揃ったエコスカーズさんが入られたことにより、「欧州風味倍増!」といった感じになっていた。
特にメインスペースの部分には、立派なバーカウンターが設えてあり、実際ドリンク類をオーダーすることも可能になっている。
ご近所の人や、たまたま通りかかった人が、喫茶店と思ってお茶を飲みにくることもしばしばあるそうだ。
もちろん展示されているクルマは同社の販売車両&非売品車両(?)で、バックヤードにはお客さんから預かっているカッコよくモディファイされたヒストリックカーも何台か置かれていた。
アンティークミニカーや、今ホビダスで大人気のオーバーテイカーズTシャツ の実物も展示されているので、ブリティッシュ・ヒストリックカーに興味のある方は、是非一度訪ねてみていただきたい。



店内には、かわいいミジェットのカフェレーサー(次号ティーポで紹介予定!)が置かれ、その横には立派なバーカウンターが。カフェとしても利用可能で、いただいたアイスカフェラテは凄くおいしかった。カウンターの更に奥には、戦前のライレーやクーパーの葉巻型フォーミュラが置かれた展示スペースもある。

投稿者 中島秀之 : 11:42 | コメント (0) | トラックバック

2009年2月25日

カメラマンに挑戦?

次号ティーポの巻頭特集は、「趣味車100万円! 安かろう!楽しかろう!!」。
100万円前後で買える、楽しいクルマをたくさん紹介する予定だ。
で、先々週くらいから、あちこちのショップに各編集部員が取材にでかけて、今週はその編集作業で大忙しという状況だ。
ところで今回の取材だが、経費削減の折から、販売車両の写真は編集部員が自分で撮るということになった。
で、僕も都内近郊のお店数件に、一眼レフと三脚持参で出かけ、写真を撮ってきた。
別に自分が撮った写真が、見開きで大きく使われるわけでもなんでもないのだが、「せっかくならなるべくいい写真を」と思って、少し時間をかけてみたのだが、いやぁやっぱり写真は難しい。
天候や、陽の当たり方、後方の景色の見え方、撮る角度などなど、悩むことだらけ。
途中で、「ええい、もう適当でいいか!」なんて思ったりもしたが、なんとか無事撮影を終了できた。
もっとも、その中から誌面で使われるのはホンの数点、それもかなり小っちゃくなんだけど・・・。


今回の取材で撮影したシトロエンGSの写真。素人丸出しで恥ずかしい限りだが、風が凄く強く吹き、日差しも強い中での撮影で、かなり頭を悩ませた。さてこの写真が使われたかどうかは、3月6日発売のティーポ4月号で確認していただきたい。

投稿者 中島秀之 : 12:20 | コメント (4) | トラックバック

2009年2月12日

ホンダへの期待と不安

先日とても貴重な体験をした。
それは、ホンダが開発した燃料電池車、FCXクラリティを、編集部員4人で交代しながら運転したのだ。
ホンダの協力で、朝10に青山のホンダ本社で駆り受け、夕方4時に返却したのだが、横浜大黒埠頭にある水素ステーション(!)で給気(?)して満タン返しするのが唯一の条件で、あとは基本的に好きに走ってOKという、ありがたい試乗だった。
もっとも時間が限られていたので、横浜界隈までしか行けなかったのだが、それでもこの新時代の乗り物に、皆すっか魅了されてしまった。
これまでハイブリッド車はもちろん運転したことはあるし、何台か電気自動車も、チョイ乗りで運転したことはあった。
ただこのFCXクラリティは、運転感覚としてはその中間のような感じで、電気自動車的(実際そうなのだが)に音もなく低速からトルクフルに加速するのに、運転感覚は市販のハイブリッド車的に、良い意味で「ごく普通」だったのだ。
それだけ完成度が高いということだろうが、内装や各部の造り込みの良さともども、とても良くできていると感心した次第。
もっとも、水素から電気を作って走る燃料電池車は、インフラの問題など解決すべき点が多く、それなら完全な電気自動車の方が安価だし効率が良いという考え方に現在ではシフトしているようだ。
このため今後どんどん進化して、普及が進むということではないようだが・・・。
なお、この辺りは次号ティーポでまた詳しくご紹介する予定だ。


FCXクラリティの外観は、前から見るとオデッセイのようだが、横から見ると、異様に長いホイールベースを持つ4ドアセダンであることがわかる。インパネなどは現在のホンダ流を元に、ちょっと未来的に巧みにデザインされている。メーターパネル中央には、アクセル開度によって大きさと色が変わる丸がある。


エンジンルーム(なのか?)は、なんだか普通のレシプロ車と大差ないような眺めだが、下にはモーターなどが置かれる。また水素の補給(給気?)は、指定の水素ステーションで行われるが、やり方はそれほど難しいものではなく、アースを取った上で普通にノズルを差し込んで行われていた。


さてホンダ本社にFCXを返却したついでに(!?)、本社ショールームに飾ってある、新しいハイブリッドカー、インサイトを観察してきた。
価格を下げて、大量販売を目指すというコンセプトだけに、例えば後席ドアが物凄く軽かったりといったコストを意識した作りが見受けられはするものの、かなりよく出来ているという印象を受けた。
まだ運転したわけではないのでハード面はなんとも言えないが、少なくとも世間で大きな話題となっているのは事実だろう。
ホンダはF1からの撤退、鈴鹿8耐へのワークス参戦中止など、モータースポーツ活動を次々と縮小している。
またS2000の生産中止も発表され、ついにスポーツカーを持たないメーカーになってしまうこととなった。
非常に残念なことだと思うが、なんとかこの苦境を乗り越え、再び本来の意味のホンダDNAが復活してくれることを望みたい。
そのためにはまず、このインサイトが売れなくては始まらないのだが、さてどうなることだろうか?


インサイトはコンパクトな車体に好感が持てる。後席の頭上が狭いかと思ったのだが、少なくとも小柄な僕にはなんの問題もなかった。唯一気になったのがスピードメーター。FCXクラリティでもそうだったのだが、最近ホンダ車が次々採用している、スピードだけが奥の方にデジタル表示されるこのメーターは、僕のように小柄だと、シートを低いポジションにしていると、必ずステアリングが邪魔になってきちんと見えない。リフターでシートを高い位置にすれば見えるが、低い着座位置で運転したい場合はどうしたらいいのだろうか?
(写真協力:ホンダ)

投稿者 中島秀之 : 12:10 | コメント (5) | トラックバック

2009年2月 4日

JAIA試乗会に参加

毎年この時期恒例、JAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会が大磯で行われた。
昨日我々ティーポ編集部も会場にお邪魔し、気になるモデルをお借りして、チョイ乗り試乗してきた。
その中から僕が気に入ったクルマたちをご紹介しよう。


上左はアウディA3スポーツバック1.4TFSI。最近のマイナーチェンジで、ゴルフと同じ1.4リッター・ターボとSトロニックを搭載する仕様になったのだが、ボディサイズや室内の質感なども含めて、かなりよくできていると思った。右はもうお馴染みのシトロエンC6。C5が新型となってやや影が薄いが、乗るとやはりこちらの方がシトロエン味が濃厚。特にリアシートの快適性は感激モノ。個人的には布シートの方が好みではあるけど・・・。


左はプジョー308SWグリフ。308は初めて運転したのだが、シートや乗り心地が一時のドイツ車的に硬いものから、フランス車らしい柔らかい当たりのものに戻っていて嬉しかった。ただこのSWは、3列シートのため、2列目のシートの座面が凄く短いのが残念。2列シートの方が使い勝手がいいと思うけどなぁ。右はメルセデス・ベンツC300アヴァンギャルドS。Cクラスの最も上のグレード(AMGは除く)だが、いやぁビックリした。普段乗りなれてないせいもあるが、今のドイツ車の凄さをまざまざと見せられた気がする。スポーティなのに乗り心地は超しなやか。後席でも猛烈に快適なのだ。しかもやる気を出せば、豪快に振り回して走ることもできる。編集部員4人で乗って、全員が「おそれいりました!」と言うほどだった。


オーバーヒート・ミーティングではお馴染みのイエスが2台用意されていて、僕は黒いロードスター1.8ターボをお借りしたのだが、ターボラグが大きく、回転が落ちにくいエンジンと、超ショートホールベースのため、運転がやたら難しい印象だった。で、もう1台の白いロードスター3.2ターボに同じ時間に乗っていた松田秀士さんと途中でクルマを取り替えっこ。こちらはターボの効きもマイルドで、ホイールベースが長いことから動きも落ち着いており、運転しやすかった。


今回ティーポ編集部は、長期レポート車のトゥインゴGTと、ナパのサンク、2台のルノーで会場にでかけたのだが、ルノー広報のSさんたちがサンクに興味深々(上左)で、ひとしきり話しが盛り上がった。せっかくなので2台並べてみたら、意外にもトゥインゴの方が大きかった。昔のクルマは小さいのだ!

投稿者 中島秀之 : 12:58 | コメント (2) | トラックバック

2009年1月31日

恒例のニューイヤーミーティング

先週の日曜日、毎年この時期恒例のイベントである、JCCAニューイヤーミーティングに行ってきた。
既に他の方のブログでも公開されているので、ここは例によって、僕の完全な好みで、気になったクルマをご紹介しよう。


上左は1972年式オペル・レコルト・クーペ。最近70年代の地味目なドイツ製クーペが、キレイな状態で出展されることが続いている。このレコルトも凄くシンプルで魅力的に見えた。上右は貴重なロータス・エラン・シェイプクラフト・クーペ。英国のシェイプクラフト社が作ったエランS1のファストバッククーペだ。


1960~70年代の懐かしいレーシングカーを、1/24のレジン模型で再現した、「くるま村工房」さんのブース。マーチやシグマといった、富士GCカーもあり、僕らの世代にはたまらない。生沢徹さんのGRD S74もあったが、良く見ると小さな字で「I'm crazy about Mai.」と、当時生まれたばかりだった娘さんに宛てたメッセージまでが再現されていた。


上左のホンダ800クーペは、自転車をルーフに搭載していて、とても良い雰囲気。ボディの下には何故かウサちゃんが・・・。右は1978年式のダッツン810ワゴン。70年代の北米仕様車そのもののため、やたらバタ臭い(死語?)雰囲気だった。


上左は、1974年式日産サニーB210エクセレント・クーペ。とてもキレイにレストアされていて驚いた。僕らの世代は、免許取った後になんとか買えそうな中古が、このサニーなどだったから、とても懐かしい。右は1970年式オールズモビル・タウンセダン。多摩3 Mの古いナンバーが付く。立川か横田基地で使われていたクルマだろうか? まるでタイムスリップしてきたようだ。


上左はイセッタのオーナーさんが、ノーマルのミニカーを改造して作った、サンダーバード2号風のイセッタ。車内にはコンテナがあって、ジェットモグラ・イセッタなどを収納できる。製品化したら売れそうだ。右は、3代目コロナ(RT40系)の珍しい5ドア。日本では全く人気がなかったタイプなので、このようにキレイな状態で残ってるのは奇跡に近い。

投稿者 中島秀之 : 05:34 | コメント (5) | トラックバック

2009年1月14日

東京オートサロン見て歩きPart.3

先週末に開催された東京オートサロンで、僕ナカジ~が気になった車両を紹介している。
Part.3の今回は、最新車両をご紹介しよう。


無限が展示していた、NSX MUGEN RR コンセプト。殆どスーパーGT出場車と変わらないエアロパーツを纏ったモデルで、迫力満点。NSXは中古車しかないわけで、当然レトロフィットになるのだが、ちょっとヤレたNSXでも、これなら注目度大幅アップ間違いなしだ。



今回展示が多かった車種のひとつがトヨタIQ。チューニングメーカーにとっては、魅力のある1台のようだ。左上はトヨタ本家のチューニング部門、モデリスタが作った「IQホワイト・ファルコン・モデリスタ・コンセプト(名前長すぎ!)」。デッカいオーバーフェンダーが特徴。右上はテインが展示していた1台で、強化サスペンションが組み込まれている。そして下の2点は、ブリッツが展示していたターボ仕様。




今回もうひとつ展示が多かったのは、トライクと呼ばれる3輪乗用車の類。確かに最近街中で見る機会が増えてきたが、かなり多様化していて驚いた。一番上の2枚は、T-REXと呼ばれるスペースフレームの車両で、カワサキZX14用の197PSのエンジンを搭載し、最高速度220km/hだという。真ん中の2枚はトライクジャパンが展示していた、フェラーリF1テイストのトライク。こうなると、もう何がなんだか・・・。一番下の1枚は、改造ランボルギーニを並べていたLBパフォーマンスのブースにあった、バギー(ATV)ベースのランボ風な1台。


新たにケイターハムの正規輸入を開始したピーシーアイが、ケイターハムと共に輸入を開始したのが、このファービオGTS。以前ティーポ誌面で、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加していたスーパーカーを掲載した時にご紹介したことがあるが、フルカーボンボディのミドシップ・スポーツカーだ。エンジンは欧州フォード製の3リッターV6で、264~415PSの3種のチューンがある。一見マクラーレンF1風だが、3シーターではなく2シーター。GTとして作られているようで、トランクも写真のようにそこそこ実用的。


今回最もスパルタンな1台がこのラジカルSR8LM。ティーポでもお馴染みのSTOが輸入するラジカルは、スズキのバイクのエンジンを使ったミドシップ・スポーツカーだが、これは今まで輸入されていた直4エンジンのものと異なり、直4を2基V字に繋いだような、2.8リッターV8エンジンを搭載する。出力450PSで車重は600kg(!)。一応サーキット専用だが、ナンバー取得も可能とのこと。このスペックって、1970年代に富士グランチャンシリーズやル・マンなどで活躍した、フォード・コスワースDFVエンジンを搭載するスポーツ・プロトタイプカー(ローラT280や童夢RLなど)にほぼ等しい。そんなクルマを公道で運転できるなんて! 凄い時代になったもんである。

投稿者 中島秀之 : 15:08 | コメント (2) | トラックバック

2009年1月13日

東京オートサロン見て歩きPart.2

先週末に行われた東京オートサロンで、僕ナカジ~が気になったクルマをご紹介している。
Part.2の今回は、ちょっと懐かしい雰囲気のクルマたちをご覧いただこう。


昨年レストアされ、話題となったマツダRX500が展示されていた。1970年の東京モーターショーに出展された試作車で、僕はその時晴海で見て以来、39年ぶりの対面となった。あの時は確か黄色にモスグリーンのツートーンだったと記憶している。トミカのミニカーでもお馴染みの車種だ。1970年当時、我が家は初代ルーチェに乗っていたため、RX500のポスターをディーラーでもらって、部屋に貼っていたような気もする(翌年のRX510だったかも?)。



マツダつながりでもないが、こんなクルマも展示されていた。PIIYO(ピーヨ)と呼ばれる中国製の3輪自動車(トライク)。種類がいくつかある中で、このサーモンピンクとホワイトに塗られたピックアップ仕様は、1960年代にマツダ(東洋工業)が生産していた、軽トラックのK360を彷彿とさせた。



「へぇ、キレイな2000GTだな・・・」と思ったら、さにあらず。以前マツダ・ロードスターをベースにトヨタ2000GTそっくりの前後カウルを与えたコンプリートカーを販売して話題を呼んだロードスターガレージが、今度はクーペのレプリカを開発したのだ。その名もロードスターAKIクーペ。ベースとなったのは初代フェアレディZで、ボディはFRP製。エンジンはなんと、RB26のN1仕様なんだそうだ。ボディ形状はほぼ2000GTそのままだが、よく見ると、ヘッドライトの出方やテールランプ、ステアリングなど、本物と異なる部分も多い。とはいえ、よくぞここまで拘って作ったなと、感心させられた。


大阪のMINI deltaが開発した、ミニ・クラブマン用のウッド風フレームを装着したデモカー。まさに、僕がティーポ08年1月号で、イラストを使って登場を予想したカントリーマン仕様(「いずれ誰かが商品化するとは思うのだが」と書いた通りになった)だ。仕上がりは素晴らしく、思わず欲しくなってしまうほど。価格はキットで36万4千円とのことだった。


今回の目玉がこのアバルト2台。日本では初公開で、グランデプントとチンクエチェントの2台が展示されていた。展示スペースがちょっと寂しくて残念だが、その分クルマはじっくり見られた。やはりホワイトに赤いラインのアバルトカラーは魅力的。早く乗ってみたい2台だ。

投稿者 中島秀之 : 17:32 | コメント (1) | トラックバック

2009年1月 9日

東京オートサロン見て歩きPart.1

今日から幕張メッセで、新春恒例の東京オートサロンが開催されている。
早速見学に出かけてきたので、僕ナカジ~が気になったクルマをご紹介していきたい。
まずはPart.1として、競技用車両からご覧いただこう。


昨年まで、スーパーGTのGT300クラスでMR-Sを使用していたaprが、新たに開発したカローラ・アクシオ。MR-Sと同様、3.5リッターV6エンジンをミドに搭載する。ティーポでもお馴染みの金曽さんの開発だけに、クルマは間違いなく速いはず。ただ、これがカローラって言われてもなぁ。そもそもカローラがGTっていうのも、なんだかなぁ・・・。



GTってのは、やっぱこういうクルマのことではないだろうか? 昨年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦した、レクサスLF-Aのレース仕様車だ。ニュルの番組で実況を担当したが、実物は初めて見る。非常に凝った作りで、何故か2座に改造されていた。カーボン剥き出しのボディは、ミステリアス感たっぷり。インテリアも、市販車ベースであることがわかる。


カローラでレースをやるなら、こちらの方が絶対似合う! 来年から始まるカローラのワンメイクイレース用の車両で、アルテッツァ・レースなどの後継となるようだ。最低限のレース装備に、後付け感丸出しのオーバーフェンダーがいい雰囲気。フロントのそれは、あの16バルブ・エンジンのKP47スターレットを思い出させる形状で、オヤジ世代にも受けるのでは?


左上は奴田原選手のランサー・エボ10。昨年はエボ9の方が性能が高く苦戦したようだが、今年はエボ10でPWRC王者を目指してもらいたい。右上は昨年のスーパーGT後半戦に出場したBMW Z4クーペ。カッコいいのだが、ボディにはご覧のようなイラストが・・・。これでは速く見えない気がするのだが・・・。ただ、今年はこの手の「痛車(いたしゃ)」風展示車がかなり多かった。


左上は、ミニのワンメイクレース、ミニ・チャレンジ用車両。日本ではまだ行われていないが、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどで開催されており、大人気だという。ブースではそれらのレースの映像が上映されていたが、物凄いバトルでビックリした。右上は、ダンロップのブースにあった、ポルシェ962C。1988年のル・マンで2位となったシェル・ダンロップ・カラーで、とても懐かしかった。ただ現車は、チーム・タイサンで使われていた車両と思われる。

というわけで、競技用車両だけでも、なかなか見応えがあった。ただし今年も、屋外でのデモ走行はD1だけで、レースやラリー関係はなし。このため、来場していたドライバーやレース関係者の数は、いつもの年よりかなり少なかったようだ。


投稿者 中島秀之 : 19:03 | コメント (2) | トラックバック

2009年1月 7日

改めてご紹介

ティーポ最新号「真冬にオープンで甦れ!!」では、オープンカーのためのグッズも何点か紹介している。
その中で、以前ティーポ本誌とこのブログでご紹介したことのある、MKアクセレーション社の、布製幌用撥水剤「MK-01G」と、ビニール製リアウインドーの透明&コーティング剤「PLA-COAT」を再度ご紹介している。

まずMK-01Gは、布製幌に塗ると、水や汚れを寄せ付けず、幌を長持ちさせるポリマー剤だ。


写真(いずれも撮影:佐藤正勝)のように、スプレーやスポンジを使って幌に丁寧に塗りこむと、水をかけても玉になり、すぐに乾いてしまう優れもの。

僕は1年ほど前にMKアクセレーション社で施工してもらったのだが、その後殆ど効果は変わらなかった(もっとも殆ど雨の日に乗ってないが)。
それでも今回撮影のために、前日中性洗剤で幌を洗って準備した上で、今回は自分で再施工した。
こうして年に数回施工しておけば、効果はより長続きする。
布製幌のオープンカーをお持ちの方は、是非お試しいただきたい。

なお1月7日現在、MK-01Gは、売れ行き好調につき、SOLD-OUTになっているようですが、追加発注を行っていますので、今暫くお待ちください。

一方、PLA-COATは、幌のビニール製ウインドーを磨くポリッシュ剤と、それを保護するコーティング剤の2本がセットになったものだ。


写真は僕のMGBのビニール製ウインドーだが、以前ガードワックスが除去できずに困っていた際、PLA-COATを使用してキレイになった時のもの。
ご覧のように、すっかり透明になって、夜の走行でも安心して走れるようになった。

経年変化で傷がひどいものや、黄色く変色してしまったものには効果は薄いようだが、ボディカバーなどが擦れてついた傷などにはかなり効果があるようなので、こちらも是非お試しを。

なおどちらの商品も、ホビダスで購入していただく場合は、お得な特別価格となっているので、この機会をご利用いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 18:23 | コメント (0) | トラックバック

2008年12月11日

冬こそオープンカー!

次号のティーポはオープンカーを特集する。
ティーポでは創刊当初から、冬になるとオープンカー特集をすることが多い。
ごく初期の巻頭特集に、「真冬にオープンのミステリアス」というのがあり、それ以来伝統的になっているのかもしれない。
で、今日は埼玉の某所にて、オープンカーの撮影をしてきた。
冬とはいえ、今日はとても暖かく、撮影は順調に終了。
残念ながら、殆どドライブは出来なかったのだが、やっぱりオープンカーは気持ちいい。
特に今日みたいな気候の日は。
さてどんな内容の特集になるかは、1月6日発売のティーポをお楽しみに!


今日撮影したのはこのクルマ。ライトウェイト・スポーツカーの代表とも言えるこのクルマだが、最近はかなり手に入れやすくなってきている。詳細はティーポ2月号にて。

投稿者 中島秀之 : 22:58 | コメント (3) | トラックバック

2008年12月 5日

とても残念・・・

ホンダがF1から撤退することになった。
今日13時半からホンダ本社で行われた記者会見に出席したのだが、福井社長は淡々と、しかし苦渋に満ちた表情で発表を行った。
撤退の最大の理由は、世界的な景気後退に伴う急速な市場環境の悪化。
要するにクルマが売れないのに、F1に多額の費用をかけるわけにいかないということだ。
「F1に携わっていた人材と資金を、新時代に則した新商品の開発に回すことで、この苦境を乗りきらなくてはいけない」と、福井社長は言っていた。
「それほど、今の自動車業界が直面している問題が深刻であることをわかっていただきたい」とも。

撤退が正式決定したのは昨日のことで、HRF1とHRDは、価格が安くても売却先が見つかれば売却したい意向だそうだ。
またジェンソン・バトンとは既に来季の契約を結んでいたそうだが、これも違約金を払って解約するという。
それ以外のスタッフに関しては、これから話し合うとのこと。
もしHRF1とHRDの売却先が見つかれば、現在開発中の来季用マシンとエンジンはそのチームが使用可能とのことだが、エンジンは現在完成しているものしかなく、これ以上作る予定もないので、1シーズン使用できるほど数はないとのことでもあった。

それにしても、まさかこの段階で撤退発表とは、思いもしなかった。
7月にHFR1を訪ね、ロス・ブロウンやニック・フライに話しを聞いたことが、今は遠い昔のことのように思われる。
それほど、この11月からの経済危機が急激かつ深刻なものだったということでもある。

突然の撤退発表はとにかく残念の一言だ。
彼らにはF1に於ける長い歴史があり、F1を通して培われたスポーツイメージがあった。
それだけに、ホンダがF1から姿を消すことは、F1ファンとして、また日本人として、寂しい限りだ。
また、2シーズンほどどん底を味わったチームが、ブロウンの加入で活気を取り戻し、ようやく来季からホンダらしい戦いをしてくれそうだと思われた矢先であるのも、残念さをいや増す。
更に、ホンダと一時代を築いた故アイルトン・セナの甥ブルーノ・セナが、来季チーム入りする直前だったということも、残念で仕方ない。

来季は、MOTO GPとインディカーは引き続き参戦の予定だが、それ以外はこれから詳細を検討するとの発表もあった。
ということは、スーパーGTやFニッポン、ALMSやWTCCなど、ホンダのモータースポーツ活動全般にも、今後なんらかの影響が出てくるかもしれない。
苦しい台所事情と社会情勢であるのは重々承知の上だが、ホンダにはなんとか「夢」を語れる企業であり続けてもらいたいと願うばかりだ。


記者発表を行う福井社長(右)と大島MS担当執行役員。

投稿者 中島秀之 : 16:36 | コメント (5) | トラックバック

2008年11月18日

寒かったぁ!

今日は早朝から2台のラテン・サルーンで、次号ティーポの巻頭特集用の取材に行ってきた。
使用したクルマは、今個人的にもとても興味のある、シトロエンC5直4と、ランチア・デルタ。
どちらもまだ国内では殆ど走っていないクルマだが、一般の人にはあまり目立たない。
たまにクルマ好きと思われる人が、ジロジロと見ていたりはしたけれど、こういう「わかる人にはわかる」ってクルマが、僕は大好きだったりする。
で、今回の取材のテーマなのだが、「長距離移動が快適なクルマ」。
ハイドロのC5はもちろんだが、1.4リッター・ターボ+MTのデルタも、素晴らしく快適なサルーン(5ドアだけど)だった。
詳しくは次号ティーポでご覧いただきたい。

ところで今日の取材は、長距離がテーマだけに、それに相応しいシチュエーションで撮影するべく、長野方面にでかけたのだが、あちこちで素晴らしい紅葉を見ることができた。
最初は薄日もさしていて気持ちよかったのだが、お昼頃、広い畑のど真ん中の道で撮影をしている時、次第に上空を雲が覆い、強風が吹き始めた。
気温は5~6度しかなく、しかも突風に近い強風だったため、薄いキルティングコート1枚では強烈に寒かった。
しかもその後山道を走っている時には、上空から白いものがチラチラと落ち始めた。
幸い雪は強くならず、無事帰れたのだが、そろそろそんな季節なんだなぁと感じた次第だ。


左は、古い街並を保存している某所にて撮影中のカット。後ろに見える山並みが美しく紅葉している。
右は、殆ど訪れる人がいないダムの上で撮影中のカット。ここも風が強く、凄く寒かった。

投稿者 中島秀之 : 20:06 | コメント (3) | トラックバック

2008年11月11日

もう投票しました?

今年もあなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤーの投票締め切りが近づいてきた。
誰でも一票が投票できるけど、ジャーナリストだろうと総理大臣だろうと、誰でも一票しか投票できないのが、このアワードのいいところ。
僕も先日、今年の投票を済ませた。
毎年僕が、大賞、つまりイヤーカーを選ぶときは、その年を象徴するクルマかどうかが、最大の判断基準になっている。
それと、デザインが優れているかどうかも、大きな判断基準だ。
もちろん大賞以外の各賞も、各カテゴリー別に、その年を象徴しているかどうかに注意しながら、自分の好みで選ぶようにしている。

あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤーのオフィシャルサイトでは、昨日10日までの途中経過が掲載されているが、これ以降は途中経過を更新しなくなる。
投票最終日は16日なので、まだ投票されていない人は、急いで投票していただきたい。
あ、初めて投票する人は、登録が必要なので、ご注意を。
また今週末は、横浜赤レンガ倉庫前で、ノミネート車を全車集めたイベントが行われ、僕も司会役で参加する予定だ。
クルマを見てから決めたいという方は、横浜まで足を延ばしていただきたい。
なお、最終結果は17日(月)に発表される。

個人的には、フィアット・チンクエチェントになんらかの賞を取って欲しいなと思っている。
現在トヨタのIQが、大賞、エコカー、コンパクトカーの各部門でトップに立っており(コンパクトカーは扉ページではチンクがトップで、詳細ページではIQがトップになっているけど、どっちかな?)、このままだとチンクは無冠になりそうだ。
ティーポ的にも、個人的にも、今年一番インパクトがあったというか、ウエルカム! だったのはチンクだと思うので、大賞とは言わないが、コンパクトカー部門であともう一息頑張ってもらいたい。

さて最終結果はどうなるのだろうか?


(写真協力:フィアット・オート)

投稿者 中島秀之 : 12:23 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 5日

TIPO最新号はロータス特集

TIPO最新号の234号は、210号以来丸2年ぶりのロータス特集だ。
最新のエヴォーラから、ヒストリック・ロータスまでが、これでもかと登場するので、ロータス・ファンの方はもちろん、そうでない方も是非ご一読いただきたい。
さてそのロータス特集の中で、僕は7月に英国で取材した内容を、ようやく記事にすることができた。
実はこのロータス特集まで、とっておいたネタなのだ。
それは、以前ロータス本社でお会いし、それ以来いろいろとお世話になっている、ロータス・カーズ・エンジニアリング・マネージャーのニック・アダムスさんに関する記事。
詳しくはTIPOをご覧いただきたいが、ニックさんはロータスを心から愛する、熱いハートの持ち主である。
で、そのニックさんの運転する、ロータス2イレブンのNAエンジン仕様の助手席で、僕はなんと、あのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのコースを走っちゃった(もちろんイベント期間中に)のだ!
これもTIPOでご紹介してはいるのだが、ページの関係で写真が小さくなってしまって見にくいので、こちらのブログで改めて、その時の模様をご紹介したい。
(写真は全てクリックすると大きくなります)

さて、まずはこのイベントで車両が走行する、グッドウッド・ヒルクライムコース を、オフィシャルサイトでご覧いただきたい。
コース全長は僅か1.16マイル。上り勾配はコース中盤を過ぎてから、急激に強くなる感じだ。
そのコースの周りに、参加車両のパドックや観客席や各メーカーのブースなどが点在している。
ロータス2イレブンは、スーパーカー・クラスへの出場で、そのパドックは、図の左上の辺りにある、「サンデー・タイムス・インギア・スーパーカー・ラン」と書かれた部分にある。
ここに、ブガッティからニッサンGT-Rまで、様々なスーパーカーが集まっているわけだ。
で、その日の走行時間が近づくと、オフィシャルからお呼びがかかり、まずはスタート地点へと向かうのだ。


上左はパドックを出発する2イレブン。ドライバーはニックさん、助手席でヘルメットを握り締めてるのが僕。上右はコースに向かう導入路で待機中の2イレブン。ここはギャラリーでいっぱいで、2イレブンは人気の的。


因みにこの日は曇りで、時々雨が降るお天気。で、2イレブンの車内には、「ロータス純正の屋根(ニックさん談)」が装備されていた(上左)。上右は、コースがクリアとなって、導入路からコースを逆走し、スタート地点に着いて待機しているところ。前のクルマから順に(別にゼッケン順ではなく結構いい加減)スタートしていくことになる。


上左は、スタート直前、オフィシャルのおばちゃん(メチャ笑顔)に出迎えられる2イレブン。上右は、スタートの順番がやってきて、スタートシグナル(写真左にある小さなもの)が変わるのを待っている状態。


いよいよスタート! NA仕様とはいえ、スタートダッシュは強烈。
スタート直後に、右に大きくカーブする(コース図参照)のだが、そのコーナーに入る直前を車両から見たのが上左の写真で、その立ち上がりをコース脇から見たのが上右の写真。


上左は、両サイドに観客席のあるPark Straightを加速し、パドックとインフィールドを行き来するのに渡るブリッジの下を通過しようとしているところ。上右は、左に曲がるMolecomb Cornerを立ち上がろうとしているところだが、2イレブンはノーブレーキ(だと思う)でコーナーに進入した。ここにもアウト側にギャラリー・スタンドがある。


Molecomb Cornerを過ぎて、The Wallと呼ばれるレンガの壁のあるタイトな箇所を通過すると、上り勾配が強くなる。そして一気にゴールへ! その間、僅か1分ほど。
上左はフィニッシュラインを目前にしたところ。ゴールライン通過後は、少し上にあるトップ・パドックまで走り、ここで他の同クラスの車両が走り終えるのを待つ。上右はそのトップ・パドックで、他のスーパーカーに囲まれている2イレブン。


スーパーカークラスの走行が全部終了すると、走った順に1台ずつ縦一列でコースを下っていく。その際、コース脇では、オフィシャルやお客さんが手を振り、拍手をしてくれる。これに応えるように、こちらも思わず手を振る。ドライバーのニックさんは、時々アクセルを全開にしてホイールスピンのサービス! この帰りのコースがまた楽しい。


上左は、導入路のところまで帰ってきた2イレブン。カメラに手を振る。上右は元のパドックまで戻ってきて、ニックさんと笑顔で握手をするところ。いやぁ、楽しかった!

投稿者 中島秀之 : 20:09 | コメント (2) | トラックバック

2008年9月21日

前人未到の3連覇達成!

昨日、筑波サーキットで、毎年恒例のマツダ・ロードスター・メディア対抗4時間耐久レースが行われた。
ティーポ・チームはこの19回目を迎えたレースで、過去優勝5回と最多勝を誇り、2006、2007年は、連覇を成し遂げている。
今年は3連覇を目指しての参戦だったのだが、使用燃料が通常(満タン+40リッター)より5リッターも少ないハンデを与えられ、さすがに優勝は難しいという気がしていた。
それでも昨年3リッターのハンデで優勝したこともあるので、雨でも降ればまだチャンスはあるかな? とも思っていた。
ところが、あてにしていた(?)台風はアッという間に過ぎ去って、ピーカンの上に厳しい残暑と、燃費には最悪のコンディションとなってしまった。
こりゃ、相当厳しいぞと覚悟してレースに臨むことになった。

予選は、我がチームの誇るアタッカー、壷林プロが担当したのだが、今いち不発で6番手。
決勝は編集部310がスタートドライバーだったが、いつものロケットスタートが決められず、その後も徐々に順位を下げ12位まで後退する。



上左は、予選に出撃する壷林プロと、それを見守るチームの大黒柱、石井隊長。
右は今回ティーポ・ロードスターに貼られた、ふんわりアクセル実施中とエコドライブ実施中のステッカー。まさにこの通りの運転を強いられた。


左は決勝前にガソリンを入れるティーポ・ロードスター。目一杯満タンにするために、メンバー皆で車体を何度も揺すって、ちょっとずつ給油する。
右はいよいよ決勝スタートの図。ル・マン式スタートで、我がチームは得意技だったのだが、今回はあまり決まらず。

さてトップバッター310はかなり燃費をセーブして走っていたのだが、第2ドライバー・ハッシー橋本は、ここでペースアップ。
一気に2位まで上がり、遂にはトップに躍り出る。
そして3番手石井隊長は、エコドライブ・インストラクターの実力をフルに発揮して、超燃費走行なのにハイペースをキープ。
だがすぐ後方には、最大のライバル、助っ人・織戸学選手を擁するオートスポーツ・チーム(ハンデ3リッター)と、これまた強力助っ人・大井貴之選手を擁するエンジン・チーム(ノーハンデ)がピタリとついてきている。
そこで4番手・壷林プロに、石井隊長がペースアップを指示。
ライバルが呆気にとられる中、ハイペースで周回を重ねて、2位に1分差をつける。
そしてアンカー・慎輔さんが、燃料をセーブしながらトップをキープ。
オートスポーツのアンカー織戸選手は燃費を考え全開にできず、エンジンの大井選手は全開にした末ガス欠でストップ。
この結果、なんとなんと、ティーポ・ロードスターが大方の予想を覆して、トップチェッカーを受けたのである。
3連覇は大会史上初。
しかも今回は一度もセーフティカーが出ないドライレースだったため、5リッター他チームより少ないにも関わらず、史上最多の189周を4時間で走りきってしまったのだ。
これにはライバルも主催者も、いや自分たち自身もビックリだった。
もっとも、チームの頭脳、石井隊長には、十分な自信が最初からあったようだけど。
いずれにせよ、今回ほど、ゴールの時に嬉しかった優勝はない。
でもこれで来年の20回記念大会は、もの凄いハンデを背負わされることになるんだろうなぁ・・・。


左はレース中に、マツダのフィリップ・スペンダー副社長の表敬訪問を受け、思わず笑顔を見せる慎輔さん。
右は優勝直後の記念撮影。嬉しさを爆発させるドライバーは、左からハッシー、石井隊長、310、壷林プロ、慎輔さん。


左はコース上での表彰式。2位はオートスポーツ・チーム、3位はザ・モーター・ウィークリー・チームだった。
右は、正式表彰式の後で、ロードスターの産みの親であり、マツダのスポーツカーの父でもある貴島孝雄氏が挨拶をされているところ。貴島さんは来年初めに定年退職を迎えられるそう(1年は会社に残って後進の指導をされるとのこと)で、参加者全員から大きな拍手が送られた。

投稿者 中島秀之 : 21:37 | コメント (2) | トラックバック

2008年9月17日

新型C5は凄く魅力的!

今朝は6時前にエクセルで家を出て、軽井沢に行ってきた。
朝9時前から行われた、新型シトロエンC5の試乗会に参加してきたのだ。
普段エグザンティアを足にしている僕としては、最新型シトロエンがどんなものか興味深々で、ちょっとした早起きも、これなら苦にならないってもの。

今回試乗できたのは、4ドアセダン(そう、新型は5ドアじゃないのだ)とツアラー(ワゴン)の、共に3リッターV6+6ATモデル。
残念ながら2リッターの4AT仕様は、用意された台数が少なく、乗れなかった。

今回のモデルチェンジで、ボディは更に大きくなり、セダンの全長と全幅は、4795mmと1860mmで、旧型の後期型より55mmと80mmそれぞれ長くなっている。
僕のエグザン前期型と比べたら、なんと270mmと105mmも大きくなってしまった。
それでも運転してみると、それほどバカデカイ感じはしない。
印象的には、旧型C5の方が大きく感じられるほどだ。
どうもこれは、車内の空間の取り方が旧型より一般的になったため、運転席の後方に巨大なスペース(後席周辺)が見えないためらしい。
逆に言うと、あの無駄なほど広いと思えた室内空間は新型にはなく、「ちょっと普通になっちゃったなぁ」と、微妙に寂しかったりもする。
普通になったと言えば、ボディデザインも、ちょっとアウディっぽい印象の、真っ当な(?)カタチになった。
ただディティールを細かく見ると、随所にシトロエンらしいところもあり、シトロエン・ファンがガッカリするようなことはないはずだ。
写真で見ると角張っているように見えるかも知れないが、実物は非常に丸みを帯びていて、ユニークな形状をしている。
少なくとも、旧型C5よりは圧倒的にカッコいいと僕は思う。

走りに関しては、次号のティーポ誌面で詳しくご紹介したいが、一言で言えば、シトロエン・ライドは健在で、しかもエグザンの時代から大幅に進化している(当たり前だが・・・)。
ドイツ車の乗り心地とは明らかに異なる、ユラユラと漂う感覚は、ハイドロ・シトロエンならでは。
興味のある方は是非、ディーラーで試乗を申し込んでいただきたい。


写真はセダンだが、サイドウインドウが上下方向に短い、C6とよく似た形状であることがわかる。なかなかスタイリッシュで、写真で見るより実物の方が魅力的だ。またボディカラーに魅力的なものが多くなったことも特筆すべき点で、写真の白もいいが、メタリックレッドやシャンパンゴールドも素敵だった。


投稿者 中島秀之 : 18:28 | コメント (1) | トラックバック

2008年9月 8日

英国旅日記2008(番外編)

今号のティーポでご紹介している、ロンドン近郊のMG-B系スペシャルショップ、フォーマー・グローリー
英国旅日記2008(その5) でもご紹介しているが、MG-B系車両を30台近く在庫している、マニアならよだれが出そうなお店である。

実は数年前から僕はこのお店のホームページをよく見ていたのだが、見始めるきっかけとなったのは、僕が2004年3月に取材した、MG-Bクーン・ベルリネッタが売り物として掲載されていたからだった。
クーン・ベルリネッタは、ベルギーのカロッツェリアであるジャック・クーンが、MG-Bロードスターをベースに開発したオリジナルのクローズドクーペで、最初の1台は1964年のブリュッセル・モーターショーに出展されたから、BMCがMG-B GTを作るより前に開発されたことになる。
その証拠に、僕がウェールズまで取材に行った右ハンドルの1台は、当時BMCワークスのオーダーで作られた唯一の右ハンドル車だそうで、アレック・イシゴニスを始めとしたお歴々が、その製品評価をしたという、とびきりのヒストリーを持っていた。
クーン・ベルリネッタは結局56台が作られただけで、現存するのは8台と言われている。

で、僕は、なんとかこの右ハンドルのクーン・ベルリネッタが入手できないかと思い、4年前に取材を兼ねて見に行ったのだが、約600万円という価格に、泣く泣く諦めたわけなのだ。
因みにその辺りの顛末は、ティーポ2004年9月号に掲載されている。

その後、クーン・ベルリネッタは、オーナーによってフォーマー・グローリーに売却され、暫く同社のホームページに価格応談で掲載されていた。
僕はそれを、「売れなければいいなぁ」と、ちょっと複雑な思いで見ていたのだが、ある日HP上にこんな記述があった。
「クーン・ファミリーに販売されました」

それを今回の取材で、フォーマー・グローリーのナイジェル・ギルド社長に確認したところ、「そうなんです。昨年10月に、ジャック・クーン氏の息子のオリヴィエ・クーン氏から、買いたいと連絡があり、お譲りしました。オリヴィエ氏はこのクルマを、父上にプレゼントされたそうです。ジャック・クーン氏は、43年ぶりに再会したこのクルマを見て、とても感激されたそうですよ」とのことだった。
ジャック・クーン氏は、おそらく80代だと思うが、お元気だそうで、自分の作ったクーン・ベルリネッタとの記念写真をギルド社長に送ってきてくれたそうである。

いや、実にいい話ではないか!
「投機目的のような人に買われて、欧州以外に行ってしまうのは嫌だな」と、僕は勝手に考えていたのだが、一番良い形で、一番良い人の元に引き取られたと、これまた勝手に喜んでいる。
同時に、「あの時僕が買わなくて良かった」とも思ったのだが、心のどこかに、「あの時、無理しても買っておけば良かったかな?」と、ちょっぴり後悔もしている。
ま、とにかく、これからは、クーン家のガレージで大切に保管されるに違いない。



これが、MG-Bクーン・ベルリネッタ。フロントガラスはルノーR8用を流用しているため、よく見ると不自然に縦が長い。ヘッドライトは奥まり、プレクシのカバーが装着される。また車体後部はアルミとFRPで巧みに形作られている。


リアゲートはハッチバックではなく、このように開く。ただしシート後方には隔壁がなく、ハッチバック車のような荷室となっている。右はジャック・クーンのエンブレム。


クーン・ベルリネッタの傍らに立つのが、43年ぶりに再会をはたしたジャック・クーン氏だ。(写真提供:フォーマー・グローリー)

投稿者 中島秀之 : 19:02 | コメント (2) | トラックバック

2008年9月 4日

英国旅日記2008(その7)

4年ぶりに出かけたイギリスでの模様をお伝えしている、英国旅日記2008。
最終回となる今回は、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの模様(Part.2)をお届けしよう。

7月11日
以前から一度見てみたかった、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの取材に出かけた。
今回は、スポーツ・プロトタイプカーやラリーカーなどで、気になったクルマをご覧いただこう。


今年はローラ創立50周年で、それを記念した特別なクラスが設けられていた。左は1967年式のローラ-シボレーT70スパイダーMk3B。CAN-AMでジョン・サーティースが乗ったマシンだ。CAN-AMカーとしてはこの他に、マクラーレンM8FやAVSシャドーMk1なども走行した。T70の左に見えているアルミ地肌のマシンは、ローラの最初のマシンである1958年式のローラ-クライマックスMk1だ。右の写真は1979年式のローラ-コスワースT297。日本の富士GCなどでも活躍したT290/280シリーズの後期モデルで、現車はル・マンに5回出場したヒストリーを持つ。奥にもう1台、独自のカウルをつけた黄色いT290が見えているが、これはイタリアのテクノ・エンジンを搭載した変り種。


左は、1971年シーズン用(製造は1969年)のフェラーリ512M。ティーポ本誌でも紹介しているが、ちょっと詳しく紹介すると、現在の所有者はエイドリアン・ニューウェイ(名F1デザイナー、現レッドブル)で、本人がドライブした。もともと512Sとして作られたもので、スクーデリア・フィリピネッティが使用した個体。1970年の富士インター200マイルレースで、ジャンピエロ・モレッティのドライブで優勝(512S)した個体でもある。その右にはランチア・ベータ・モンテカルロのグループ5仕様が見えている。右の写真は、ヒルクライムコース後半部分を駆け抜ける、1968年式アルファ・ロメオ ティーポ33/2デイトナ。同年のデイトナやル・マンで、ポルシェを破ってクラス優勝したマシンだ。この個体はムゼオ・アルファ所有車両。


左は1982年のランチアLC1。この年から始まったグループC規定ではなく、敢えて経験豊富なグループ6仕様として製作され、ポルシェ956と激しく戦ったマシン。この個体は、パトレーゼ/ファビ組が、ムジェロ、スパ、富士でドライブしたもの。右は1989年のザウバー-メルセデスC9。J-L・シュレッサー/ヨヘン・マス組が乗り、WSPCチャンピオンを獲得した個体で、今回はマス本人がドライブした。


左はローラがシャシーを開発したニッサンR90CK。1991~93年に、JSPCでノバ・エンジニアリングが走らせた、フロムエー・ニッサンそのもの。右は2003年のル・マンで優勝した、ベントレー・スピード8。ワークスからの参加で、もちろんクリステンセンらが乗って勝利した個体そのもの。今回はデレック・ベルがドライブした。


左は1975年式トライアンフ・ドロマイト・スプリントの、ブリティッシュ・レイランド・ワークスカーと、パトリック・モータースポーツが1978~79年にブリティッシュ・サルーンカー選手権で走らせた、ミニ・クラブマン1275GT。前者はアンディ・ロウズやデレック・ベルが英国選手権やETCで走らせた車両で、後者はリチャード・ロングマンが2年連続でタイトルを獲得した車両。今回はロングマン自身がドライブ。右は、今年のBTCCでチーム・ハーフォードが走らせているホンダ・シビック・タイプR。ドライバーはトム・チルトン。


左は、コース後半部分とダートコースがある、丘陵上部に向かう途中にある売店。こんな感じで、飲み物や食べ物を売っているので、お天気さえよければ、気持ちよく食事できる。右は、丘の中腹から、ダートコースのスタート地点まで、観客を連れて行ってくれる、乗り合いトラクター。雨が降るとぬかるみになり、普通のクルマでは行けないため、こうした客車を牽引する大型トラクターが5~6台用意されている。


フェスティバル・オブ・スピードの会場には、ヒルクライム・コースの他に、ダートコースも併設されている。そこでは期間中ずっと、往年の名ラリーカーがとっかえひっかえ走り回っている。古くはミニ・クーパーから、数年前のWRCマシンまでが、ドリフトしまくっているのだ。ストラトスや037やデルタ、クワトロや5ターボ、205T16やRS200や6R4、セリカやインプやランエボ、フォーカスやクサラなどなど、その顔ぶれは多彩。残念ながら僕のカメラの腕が今イチだったせいで、うまく撮影できたのはこの2台くらいだった。左は1964年のミニ・クーパーSモンテカルロ・ラリー仕様で、ラウノ・アルトーネンの車両。今回はご本人もドライブした。右は1977年のフォード・エスコートMk2 RS1800。エスコートは歴代モデルがそれぞれ複数出場していたが、このロスマンズ・カラーは印象的だった。


フェスティバル・オブ・スピードには、家族連れの観客も多く、お子チャマ向けにこうしたマシンもちゃんとコースを走行する。もっとも日本では「チキチキマシン猛レース」として知られる「Wacky Races」を見て育ったのは、お父さんの世代のはずで、どちらかというと、大人に受けていた気がする。ちゃんと11台全部が用意されており、それぞれきちんと扮装したキャラクターが乗っている。左はコウモリボスのドライブする4番クロイツェルスポーツで、後ろに6番タンクGTが見えている。右は、スタート地点で談笑する、9番ハンサムV9のキザトト君(広川太一郎さんのご冥福をお祈りします)とコウモリボス。後方6番タンクGTでは、軍曹が新兵にお説教中(?)。


左は、前から順番に、モンスターとドラチビの乗る2番ヒュードロクーペ、ミルクちゃんの5番プシーキャット(何故か助手席に8番ポッポSLのクマッ八が乗ってる!)、そしてゼロゼロマシンと続く。右はブラック魔王とケンケンが乗る00番ゼロゼロマシン。ブラック魔王は似てるような似てないような・・・。あ、後ろに1番ガンセキオープンが見えているけど、写っているのは、タメゴロー? それともトンキチ?


会場内には様々なショップが出展しているのだが、一番驚いたのはここ。F1関連グッズを売っていて、その目玉が、左の写真のスーパーアグリSA06。フォードV10エンジン付きで値段はASK。この他、メカニックウェアやレーシングスーツ(山本左近用あり)もあったし、右の写真のようなリアカウル(80万円くらい)も売られていた。

というわけで、丸1日すっかりイベントを堪能して、深夜にホテルに帰った。

翌7月12日、お昼前にロンドン市内のハロッズでお土産を買い、夕方の便で帰国の途に着いた。


投稿者 中島秀之 : 13:46 | コメント (5) | トラックバック

2008年9月 3日

英国旅日記2008(その6)

4年ぶりに出かけたイギリスでの模様をお伝えしている、英国旅日記2008。
今回は、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの模様(Part.1)をお届けしよう。

7月11日
今日は、以前から一度見てみたいと思っていた、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの取材に出かけた。
このイベントは、マーチ卿という貴族が所有する広大な敷地にあるヒルクライムコースを、往年の名車から最新のF1マシンまでが全開で駆け抜けるというもの。
中には当時実際にそのクルマをドライブした往年の名レーサーや、その子息のレーサーがステアリングを握る場合もある。
レース好きでヒストリックカー好きのイギリス人にとって、これほど魅力的なイベントはないようで、毎年3日間で数十万人の観客が集まる一大行事なのだ。

朝5時に、コーディネーターの藤原さんにホテルに迎えに来てもらい、南部のウエストサセックスにある会場に向かう。
会場が近づくにつれ、渋滞になり始めるが、なんとか7時半くらいには現地に到着し、プレス受付を済ませて会場入りした。
この日も、時おり陽がさすものの、基本的に曇りで、雨もたまにパラパラと降るお天気。

この日は金曜日だというのに、開場と同時に、多くの観客がどっと場内に流れ込んだ。
僕も一般のお客さんに負けじと、あちこちを見て回ったのだが、いやぁ聞きしに勝る凄まじさ。
なにせ展示スペース兼パドックに並んでいるクルマが猛烈に多く、しかも珍しいものや貴重なものばかりなので、見るのに時間がかかって仕方ないのだ。
しかもそのうちの殆どの車両が、コースを走るのだからたまらない。
すっかり興奮しながら、グルグルと歩き回ったもので、へとへとになってしまった。

さてここでは、ティーポ本誌の中でご紹介しなかった車両で、僕がつい見とれてしまった何台かをご覧いただこう。
今回はまず、会場の雰囲気と、展示のみの車両、そしてF1関連を中心にセレクトした。
さぁ、とくとご覧あれ。


今年のフェスティバル・オブ・スピードは、インドのタタ傘下となったランドローバーがスポンサー。威厳のある建物の前には、こんな巨大なモニュメントが作られていた。右の写真の右側の人物が、会場の持ち主であり、主催者でもあるマーチ卿。自身も大変なクルマ好きで、今回のイベントではガルフカラーのポルシェ908/3をドライブした。


貴重なヒストリックカーを所有するセレブが多く集まるこのイベント。ドライバーと関係者は、専用のサロンがあるのだが、会場内の売店やカフェも、かなりセレブな雰囲気のものが多い。左はフルーツショップで、右はシャンパン・カフェ。あ、もちろん庶民的な売店もあるのでご安心を。


最初に驚いたのは、コースは走らないものの、芝生の展示スペースに並べられていた車両たちの凄まじさ。だって、お客さんが普通に触れるところに(ということは傷がつく可能性が高いのに)、世界で1台とか、時価数億円だとかいった、とんでもないクルマが置いてあるのだ。これはホンの一例。まず左は、ランチア・ストラトスの有名な量産型プロトタイプ。市販車両とは細部が異なる。右は、これまた有名なアルファ・ロメオ・ティーポ33/2ストラダーレ。しかもこの4灯ライトと下側装着のワイパーを持つ個体は、ミラノのムゼオ・アルファに展示されているもののはずだ。


左はアメリカン・モータースが1970年に、ジオット・ビッザリーニに協力をあおいで製作したプロトタイプ、AMX/3。390ciのV8をミドに搭載する。右は1973年に、デ・トマソ・パンテーラの後継モデルとして試作された、パンテーラ2または7Xと呼ばれる車両。ギアのトム・ジャーダのデザインで、75年からはモンテーラと名前が変わった。


今年は007シリーズの原作者、イアン・フレミング生誕100年ということで、歴代ボンドカーも展示されていた。アストンDB5やエスプリSr1、トヨタ2000GTもあったが、僕としてはこの2台が目にとまった。左はリビング・デイライツに登場したアストン・マーチンV8バンテージ。右はユアアイズ・オンリーに登場したロータス・エスプリ・ターボ。


ここからはF1マシンをご紹介。左はフェラーリ312/68で、1968年にクリス・エイモンがドライブした個体(製造は1967年)。右は1971年式フェラーリ312B2で、ジャッキー・イクスがドライブした個体。どちらも状態は素晴らしく、特に312/68は、繊細で優美なボディラインが美しい。


左は、1972年に作られながら、テストのみで実戦には登場しなかった、フェラーリ312B3S、通称「除雪車」。空力を考慮したウェッジシェイプが特徴。右は1970年のデ・トマソ-コスワースTIPO505。ピアス・カレッジがドライブしたが、まともに走れなかったマシン。


左は1968年式のマートラ-コスワースMS10(奥)と、1969年のマートラ-コスワースMS80。後者はジャッキー・スチュワートを最初のワールドチャンピオンに導いたマシン。ただし現車は、2006年にスペアシャシーから製作されたものとか。右は同じフランスのF1だが、1980年のリジェ-コスワースJS11。ジャック・ラフィットがこの年3勝を挙げたグラウンドエフェクトカーの傑作。


左はグラハム・ヒルが独自のチームを始めた1973年に使用した、シャドウ-コスワースDN1A。結果は散々で、翌年はローラを使用することになる。右は1974~75年にジェームズ・ハントがドライブした、ヘスケス-コスワース308B。今回はハントの息子で、現在英国F3に参戦しているフレディ・ハントがドライブした。


左は、1976年のイタリアGPで、ロニー・ピーターソンが優勝したマーチ-コスワース761。奥に1971年のサーティース-コスワースTS9Bの姿が見えている。右は1988年のアロウズ-メガトロンA10B。エディ・チーバーがドライブした個体で、今回は本人が久々にドライブした。奥に見えているのは、1983年のティレル-コスワース012だ。

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2008年8月30日

英国旅日記2008(その5)

4年ぶりに出かけたイギリスでの模様をお伝えしている、英国旅日記2008。
今回はロンドン周辺にある、MG-B系のスペシャルショップ2件の話題。

7月10日(木)
相変わらず朝から曇りながら、時々陽もさすお天気。
ただし雨も時折り降る。
11時に、ロンドンの西部にある、フォーマー・グローリーを訪ねる。
以前からホームページをよく見ていたMG-B系のスペシャルショップで、一度訪ねてみたいと思っていたのだ。
普通の商店街の一角に、ショールームが道路を挟んでふたつあり、まずは事務所のあるひとつの方へ。
MG-Bと同い年という、ナイジェル・ギルド社長にお話しをうかがう。
フォーマー・グローリーは販売がメインのショップで、月に5~7台ほど売れるとのこと。
その後展示車とワークショップなどを見せていただいたのだが、30台近いMG-B、MG-C、MG-A、ミジェットが揃う様は、なかなか壮観で、1台ずつを吟味するのがとても楽しかった。
詳しくは、9月6日発売のティーポ10月号をお読みいただきたいのだが、ここではティーポに掲載しきれなかった何枚かの写真をお見せしよう。


左は、奥にギルド社長の部屋のある第1(なのかな?)ショールーム。展示車もさることながら、壁にかかった様々なMG関連グッズが楽しい。右は第2ショールームの裏側で、展示スペース兼作業スペースとなっている部分。とにかくところ狭しと展示車が置いてある。


左は第2ショールームの通りに面した表側。赤いミジェットMk.1は62年式で5500ポンド(約115万円)。
右は社長室に座るギルド社長。とにかくMGが大好きな方で、MGオーナーズクラブからの信頼も厚い。


昼食後、今度はロンドンの北部にある、MGモータースポーツを訪ねた。
ここは、元大工という経歴を持つ、ダグ・スミス社長が、自宅の納屋(もちろん自分で建てた)を使ってMG-B系車両の整備やレストアをしている会社。
看板も何もなく、普通に個人の住宅なので、まず知らない人は気づかないはずだ。
ロードカーの整備はもちろん、レース車両製作やメンテも得意。
しかも、豊富に在庫しているリビルトパーツや新品パーツを使って、新車に限りなく近いクルマを作ってもくれるそうだ。
これも詳しくはティーポ10月号を見ていただきたい。
で、この会社、というかスミスさんのお宅は、実は母屋やお庭が素晴らしくキレイだった。
これぞイングリッシュ・カントリーハウスという感じなのだ。
社長自らトラクターで庭の整備などもされるそうだが、おそらくは奥さんがマメにきれいにされているのだろう。
そこでここでは、その辺りの写真を中心にご覧いただこう。


左は道路に面したアプローチを入ったところ。正面が社長の自宅兼事務所である母屋。右の写真は、その母屋の前を右に行ったところ。右側にある大きなガレージが、MGモータースポーツのメイン作業スペース。前に立つのが、ダグ・スミス社長と、僕の知人で英国でのコーディネーションをお願いしている、B-REVの藤原功三さん。今回の取材ではお世話になりっぱなしだった。


上の2枚は、母屋とガレージの間の通路。左が正面側から見たところで、右は裏の庭側から見たところ。母屋の側面には蔦がからまり、いかにも英国風な雰囲気。


左は、作業スペースであるガレージの裏口付近。特に何があるわけではないのだが、凄くいい雰囲気。右は母屋の裏側に広がる庭。これは見事に手入れされていて、とても美しかった。イギリス人がこうしたガーデニング好きなのは有名だが、全て自分で手入れしていると聞くと、ホントに感心してしまう。


メインの作業スペースの奥にある、工作機械やパーツのストックなどが置かれた別棟の周りを撮ったのが上の2枚。右の写真のヴォクゾールの向こうに見える芝生の広場も、スミス家のものだとか。


一番奥の納屋には、スミス社長と息子で同社のメカでもあるトムさんが、レースでドライブしているMG-Bレーサーが置かれていた。納屋の左に少し見えるトラクターは、スミス社長がレストアして、今も現役で使っている1940年代製の骨董品。

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2008年8月 8日

英国旅日記2008(その4)

4年ぶりに出かけたイギリスでの模様をお伝えしている、英国旅日記2008。
今回は、何度も取材で行ったことがあるのに、いつ行っても楽しい、ロータス本社周辺の話題。

7月9日(水)
今日は朝から曇り空で、やはり時折雨の降るお天気。
気温は相変わらず低く、朝晩は寒いと感じるほど。
10時過ぎにロンドン郊外のホテルを出て、渋滞の激しいM25を避けながら、東北東方向にクルマで向かう。
12過ぎに、ロンドンから100マイルほどのノーフォークにある、ロータス本社に到着。
昼食を済ませてから、本社でニック・アダムス氏と再会する。
ニックさんは、以前カーマガジンの藤原編集長代理らと訪れた時にお会いして以来、仲良くさせていただいている、ロータス社のエンジニアリング・マネージャー。
様々な生産車やオフライン生産車の開発に携わる傍ら、自らヒストリックカー・レースに出場されるエンスージアストでもある。
今回は、ロータス・スポーツ(社内にあるレース用車両開発やパーツ開発を行う別会社)の取材をさせていただき、その後クラシック・チーム・ロータスに立ち寄ってから、ニックさんのご自宅にお邪魔させていただいた。
実はそれ以外に、もうひとつ楽しい企画があり、その打ち合わせを兼ねての訪問なのだが、まぁそれはティーポ本誌で追々ご紹介していきたい。
というわけで、その辺りの模様(本社内は撮影禁止だが)をご覧いただこう。


ロータス本社のすぐ近くにあるクラシック・チーム・ロータスは、かつてロータスが様々なレースで使用したマシンを、現在のヒストリックカー・イベントに出場させるため、メンテナンスを担当する会社。
代表を務めるのは、クライブ・チャプマン氏だ。
今回は珍しいマシンが整備されていた。
左は、1969年のインディ500マイルレースに持ち込まれ、予選のみ走ったものの、リアハブのトラブルを解消できないとして、決勝には出場しなかった幻のマシン「タイプ64」だ。
2.65リッターV8+ターボ・エンジンを4WDと組み合わせている。
週末に行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加するべく、最後の調整が行われていた。
右は、1964-65年に作られたスポーツ・プロトタイプの「タイプ30」だ。
4.7リッターのフォードV8を搭載し、キングコブラとも呼ばれたが、現役当時はあまり好成績を収めることはなかったマシン。
でも今見ると凄くカッコいい。


JPS時代のF1マシンが、それこそゴロゴロと置かれているクラシック・チーム・ロータス。
中にはイベントでクラッシュし、穴のあいたカーボンモノコックをリペアしているマシンなんかもある。
右は僕の大好きな「タイプ78」で、以前は日本にあった個体。
現在は、サラブレッド・グランプリ・シリーズなどに参戦している。


ニック・アダムスさんのご自宅は、ロータス本社からクルマで20~30分のところにある、とてもかわいらしいお宅。
数百年前の建物を改装して、中は美しく、かつ使いやすくなっている。
ガレージは、以前ティーポでもご紹介したことがあるが、とても素晴らしいもの。
ガレージ内の様子などは、改めてティーポでご紹介する予定だ。

というわけで、夕方ノーフォークを出て、2時間ほどでロンドン郊外まで帰ったのだった。


ところで、前回の(その3)で紹介し忘れてしまったのだが、シルバーストン・サーキットの敷地内にある、クルマ関連の書籍販売で有名な、「コレクターズ・カー・ブックス」を訪ねたので、その写真もご覧いただこう。

以前、ドニントンの「ロータス・フェスティバル」を訪れた時、出店を出していて、いつか行ってみようと思っていたのだが、今回初めて訪れた。
ミルトンキーンズから、このシルバーストン内に引っ越して、もう数年が経つそうだが、本の在庫はきちんと整理されていて、探しやすかった。
残念ながら、グランプリの翌日だったこともあって、珍しい本は売れてしまったのか、あまりなかったが、書籍や雑誌のバックナンバー以外にも、レースのプログラムや古いステッカーなどもあって、とても楽しかった。

投稿者 中島秀之 : 18:49 | コメント (3) | トラックバック

2008年8月 1日

英国旅日記2008(その3)

4年ぶりに出かけたイギリスでの模様をお伝えしている、英国旅日記2008。
今回は、オックスフォードの街から程近い、大きな農場の中にある、ポルシェのスペシャリストの話題。

7月8日(火)
今日も、晴れているのに時々雨の降るブリティッシュ・ウェザー。
そんな中、オックスフォードシャーの農場の中にある、ポルシェのスペシャリスト、「AUTOFARM(オートファーム)」 を訪ねた。
ヒストリックカーから最新のものまで、ポルシェなら何でも面倒を見るこの会社は、社長のジョシュ・サドラーさんが35年前に始められた。
サドラーさんはもともとエンジニアだが、ベテランのアマチュア・レーサーでもあり、様々なポルシェでレースをされてきたそうだ。
このショップで取材したのは、930型911をベースに、ナロー・ポルシェへと改造する、いわばハイブリッド911で、そのできばえは、「さすが長年ポルシェ一筋だけある!」と驚かされるものだった。
詳しくは、8月6日発売のティーポをご覧いただきたいが、ここではオートファーム社の概要をお伝えしよう。


幹線道路から細い農道を数分走り、畑(牧草地?)の真ん中に突如現れる工場団地の中に、オートファーム社はある。たぶん古い納屋か厩舎を改造したファクトリーは雰囲気抜群。社長のサドラーさんは、910や934も走らせたというアマチュアレーサー。これまでに一番好きだったのは、911RSR3.5だとか。


母屋の1階が作業スペースで、その中にはエンジン製作室(それも新旧で別の部屋)なんてのもある。2階の半分が事務所スペースで、細かなパーツの倉庫にもなっていた。事務所の設置の仕方がなかなかお洒落だ。また小さな3階スペースもあって、そこはミーティングルームになっていた。


黒いナローも、白い73カレラRS仕様も、930をベースに作られたもの。特に黒い911S仕様は、新品部品を多用した、ほぼ新車。しかもそのエンジンは・・・。詳しくはティーポをご覧いただきたい。


ミーティングルームにはポルシェ関連のポスターなどのコレクションが置かれていたが、その中には、何故か日本で使われた、栄光のル・マンとブリットのポスターもあった。
イギリスのポルシェ趣味も、奥がとっても深いのを認識した取材だった。

投稿者 中島秀之 : 13:06 | コメント (0) | トラックバック

2008年7月19日

いよいよTOHM2008!(その3)

さぁ、いよいよティーポ・オーバーヒート・ミーティングまであと一晩となった。
今日土曜日の午後は、MSCチャレンジの決勝が行われると共に、様々なクルマのスポーツ走行が引き続き行われた。
また、ティーポ本誌の取材も引き続き行われ、フェラーリF430スクーデリア、ポルシェ911GT2に、あのスーパースポーツカーを加えた3台が、コースを走った。

ティーポの取材のテスターは、お馴染みの桧井保孝選手。
桧井選手がドライブしているのが3台目の車両。あ、右の写真で一番後ろに写っているからバレバレか!

もちろん、サーキットで全開走行も敢行! はたして各車のインプレッションは?
それにしても、桧井選手がやたら嬉しそう。


ティーポ、パドックパスのコーナーで連載中、310のアルファ145もようやく完成し、明日は走行する予定だ。


気になるのはお天気だが、さきほど夕焼けしていたので、たぶん明日も今日と同様良い天気になりそうだ。日焼け対策(一応雨具もね)をお忘れなく!

ということで、スタッフはまだ様々な準備に追われているが、それももう間もなく終了する予定。
皆さん、明日は朝一番から、スタッフ一同、岡山国際サーキットでお待ちしています!

投稿者 中島秀之 : 19:22 | コメント (3) | トラックバック

いよいよTOHM2008!(その2)

ティーポ・オーバーヒート・ミーティングまであと一日。
今日の岡山国際サーキットは、朝から快晴で、猛烈な暑さとなっている。
今日は、前回お伝えした通り、MSCチャレンジというドリフトのイベントが行われており、その走行時間には、1〜2コーナーにかけて、派手な白煙をあげながら、ドリフトマシンが豪快な走りを見せている。
180SXやRX8などに混じって、初代セリカLBなどの姿もあって、なかなか楽しい。
一方明日のTOHMの参加車両も混じって、スポーツ走行も行われており、こちらはフェラーリやポルシェ、BMWなどに加えて、何台かヒストリックカーの姿も見られる。
また明日デモ走行を行う車両も集まりつつあり、いよいよ雰囲気が盛り上がってきている感じだ!


昨夜は早めに準備を終えて、関係者で美作の焼き肉屋さんに出撃。
大きなワイングラスならぬ、大きなお茶碗と山盛りご飯で「ルネッサーンス!」と乾杯しているのは、ティーポ編集部ナパ(右)と、いつもイベントをお手伝いいただいているマッちゃんこと松沢さん。


ティーポ編集部員は、炎天下、車両搬入を続けている。
上の2台は、今回ティーポが取材用に持ち込んだスーパーウェポン。
左がフェラーリF430スクーデリア、そして右がポルシェGT2。
今もっとも新しく、気になるスーパースポーツカーを比較しちゃおうという豪華な企画だ。
実はもう1台、これに加わる予定なのだが、それはまた改めて。
ところで、こうしたトランスポーターから車両を降ろす際は、編集部員が運転席に座って移動させることが多いのだが、高価な車両だからとても気を使う。特にこの手の2階から降ろすタイプは、エレベーター部分でどこまで前に出ていいかが全く見えないので、かなりビビる。ほら、ポルシェなんてフロントのオーバーハングが長くて、かなり前に出てるでしょ。


明日デモ走行を行う、1976年のF1日本GP優勝車、ロータス77も到着。編集部310がコクピットに乗って、皆で押してピットへと移動させた。ただ押しているだけだが、JPSチームの一員になったようで、ちょっと嬉しい。

投稿者 中島秀之 : 10:20 | コメント (0) | トラックバック

2008年7月18日

いよいよTOHM2008!

岡山国際サーキットに来ている。
東京は夕方から大雨とのことだが、こちらは良いお天気で、かなり蒸し暑い。
今週末、20日の日曜日は、第8回目となる、ティーポ・オーバーヒート・ミーティングが開催される。
既に参加車両の何台かが到着しており、早速試走を行っている。
今年は、姉妹誌「D to D」が協賛しているドリフトのイベント、MSCチャレンジのエキシビジョンが明日19日の土曜日に行われるため、そのお手伝いも兼ねて早めにやってきた形だ。
僕は今回も、日曜日は一日中放送室にこもって場内放送を担当するため、あまり直接読者の皆さんとお話しは出来ないが、編集部全員、会場で皆さんをお待ちしている。
家族揃ってお楽しみいただけるイベントなので、是非おこしいただきたい。
今年は過去最高の600台以上が参加するとあって、パドック、クラブ・イベント会場ともに、かなりの賑わいになりそうだ。
因みにお昼のアトラクション・タイムには、クラシックF1のデモ走行や、MSCチャレンジのトップドライバーによるドリフトのデモ走行などが予定されている。
スバル・エクシーガの公道試乗会、お子様向けのスタンプラリーや塗り絵大会、豪華賞品が当たるジャンケン大会なども予定されているので、是非会場をあちこち見て歩いていただきたい。
それから、イベントの最後に行われるファイナルパレードは、来場した方全員に参加していただきたいと思っている。
昨年はパレードの進み方が遅くて、本当にオーバーヒートしてしまったクルマも何台かあったようだが、今年はそんなことのないように注意して行うつもりなので、是非ご協力をお願いしたい。
お天気もとりあえず「曇り」の予報なので、関西、中国、四国地方の方、そして遠くから来てくださるという方も、ご来場を心よりお待ちしています!


デモ走行を行う懐かしいF1マシンや、フェラーリ・トロフィーに参加するレース用フェラーリなどが、早くも岡山に集結し始めている。

毎回ご協賛いただいている、ボッシュさんのクリ−ン・ディーゼル車両も到着。話題のディーゼル車や、ASCを体験できたり、プレゼントがもらえるクイズ大会なども行われる予定だ。

投稿者 中島秀之 : 17:16 | コメント (1) | トラックバック

2008年7月16日

英国旅日記2008(その2)

7月6日(日)
天気は朝から雨が降ったりやんだり。
気温は昨日より涼しく、長袖シャツとサマーセーターでは寒いくらい。
シルバーストンについて、パドック周辺とグランドスタンド裏を散歩。


旧コース上に設けられた特設パドックに、サポートレースのヒストリックカーレースに参戦する車両が勢揃いしていた。
中には、なんでこんなクルマでレース? という車両も何台か見られた。そんなクルマをご紹介。

上左 珍しいDKW3=6のレース仕様車。2ストローク3気筒1000ccエンジンを搭載する。
上右 巨大なジャガーMk.7が2台も出場。XKエンジン搭載とはいえ、車重があるので・・・。


上左右 トヨタ・コロナRT40系セダン。これはかなり仕上がりがきれいで、隣のアルファに負けないカッコよさだった。チームの人に聞いたところ、「オリジナルUKカーで、エンジンは1.6リッターOHC、ミッションはフロアの5速」だそうだ。当時こういった仕様で輸出されていたのだろうか?

今度はグランドスタンドの裏を見学。

上左 スタンド裏には、食べ物関連の出店のほか、移動型の遊園地のようなものもあった。この観覧車は人気のようだったが、クレーン車で吊り上げられるバンジージャンプは不人気だったみたい。
上右 ホンダのイベントスペース、「アースドリーム・エクスペリエンス」ができていた。レース後に見せてもらったところ、中には車両などの展示と、マルチ画面による映像上映スペースがあり、過去から現在に至るホンダF1の歴史が見られるようになっていた。


スタート時間が近づいてきたため、パドック・クラブに戻ることにした。

上左 この日もスタート前に、二人のドライバーがパドック・クラブを訪問。雨となったため、二人ともご機嫌な様子で、特にバリチェロ選手がジョークをまじえながら、嬉しそうに話しているのが目立った。
上右 その後ピットウォークに参加し、ホンダのピットではマシンをじっくり見せてもらった。今回からRA108は、フロントノーズとリアの空力を大きく変更。ノーズのアリクイ型カウルが特徴的だ。


そうこうしているうち、上空にRAF(英国空軍)の飛行部隊が飛来。日本のブルーインパルスとは違い、かなり低い高度を、何度も編隊飛行していた。

さぁ、いよいよ決勝レースが始まった。
路面はウェットのまま。最初弱かった雨が途中から強くなった。
そしてレースは、地元のハミルトンがトップを独走。だが2位以下は大荒れの展開に。
僕は、パドック・クラブ専用のスタンドの横から、立って観戦していたのだが、14~15コーナーが良く見えて面白かった。
特にエクストリーム・ウェット・タイヤを履いたホンダの2台が、みるみる順位を上げていった時は興奮したなぁ。


上左 スタンド横で心配そうに観戦するのは、ネコ・パブリッシング山本編集局長と、今年本社広報部長に就任された、前ホンダF1チーム会長の和田康裕氏。和田さんはこの後、レースが心配でモニターのある部屋に移動された。
上右 グイグイ順位を上げていたホンダの2台だったが、残念ながらバトンは、僕の目の前でコースアウトしてリタイア。でもまだバリチェロが残ってる!


上左 結局バリチェロは3位でゴールすることに成功。ホンダに約2年ぶりの表彰台をもたらした。ゴール直後、表彰台にバリチェロが上がる頃には、ホンダのパドック・クラブは大騒ぎ。シャンパンが配られ、拍手の渦となった。
上右 和田広報部長(左)も、山本局長と大喜び。誰もがニコニコだった。


7月7日(月)
天気は晴れているのに突然シャワーが来る、ブリティッシュ・ウェザー。
この日はお昼から、宿泊先のオックスフォードとシルバーストンの中間のブラックリーにある、ホンダF1チームの工場を見学した。
残念ながら写真撮影は、最初のホール以外NGだったが、中本修平DMDの案内で、殆どを見せていただいた。
その感想は、「とてつもなく凄い!」というもの。
N・フライCEO、R・ブロウン代表にもお会いでき、夢のような時間を過ごしたのだった。


ホンダF1チームのファクトリーで、写真撮影がOKなのは、見学者が待機するホールの展示品のみ。これはそのホールにむかう階段に宙吊りにされたマシン。


今回ちょっとだけ、UK仕様の新型アコードと、シビック・タイプRを運転させてもらった。写真のタイプRは、日本仕様とは異なる3ドア・ボディ。乗り心地も日本仕様ほどガチガチでなく、しなやかな感じで好印象だった。因みにこのシビック3/5ドア、イギリスで大人気のようで、かなり頻繁に見かけた。

投稿者 中島秀之 : 12:17 | コメント (1) | トラックバック

2008年7月14日

英国旅日記2008(その1)

7月4日から13日まで、4年ぶりにイギリスに行ってきた。
いったいどんな取材をしてきたのか?
今回から数回に分けて、写真日記的にお伝えしていこう。
以前ティーポで不定期連載していた「英国旅日記」、久々の復活である。
なお、写真はいつも通り、全てクリックすると大きくなります。

7月4日(金)
夕方ヒースロー空港に到着し、オックスフォードの町にあるホテルまで移動する。
着いた時はお天気で、気温も比較的高めだったが、夕方から一気に気温が下がる。
この時期のイギリスは、最低気温が10~12度、最高気温が20~22度と、東京の4月下旬くらいの感じ。

7月5日(土)
8時にホテルを出て、バスでシルバーストン・サーキットへ。
今回は、ホンダさんのご厚意により、F1イギリス・グランプリをパドック・クラブで観戦できるという、なんとも嬉しい「取材」のため、ワクワクだ。
天気は、陽が出ていても、急に曇って雨が降る、ブリティッシュ・ウェザー。
風も強く、日陰だと、かなり寒く感じる。

上左 海外でF1を見るのは初めて。シルバーストンは2度目の訪問だが、この前来たのは、佐藤琢磨選手のF3テストの取材だったから、もう随分と前のことだ。その頃より、施設は充実してキレイになり、渋滞も警察の努力によって殆どなかった。それなのに、F1は再来年以降ドニントン・パークで行われることになるのだそうだ。ドニントンは、田舎のサーキットの雰囲気が好きだったのだが、すっかり近代化してしまうのだろう。
上右 ホンダのパドック・クラブはこんな感じ。明るいテント式の建物になっている。もちろんおいしい食事とお酒がたくさん用意されていて、F1ファンにとっては天国のようなところだ。


上左 パドック・クラブ・スペースへの入り口には、いくつか展示があり、このヘルメットもそのひとつ。左上から順に、デニス・ハルムのベル、ジョン・ワトソンのGPA、ジェンソン・バトンのベル、フェルナンド・アロンソのアライ。
上右 鈴鹿や富士にも登場する「そっくりさん人形」だが、このライコネンとハミルトンは、怖すぎなのでは?


上左 フリー走行と予選は、パドック・クラブ専用の、屋根のあるスタンドで観戦。場所は、最終コーナー手前のテクニカルセクション(第13~16コーナー)が見えるところ。
上右 昼食はこんな前菜からスタートする。メインは自分で好きなものを取りに行くスタイル。とってもおいしくて、なんだか申し訳ないみたい。


申し訳ないついで(?)に言えば、ホンダのパドック・クラブには、毎日一度、バトンとバリチェロの二人がやってくる。こんな時は、英語のヒアリング能力のなさが、とてつもなく残念に思えたりする。ところで、二人のドライバーにインタビューしているのは・・・。


上左右 なんと、ホンダのパドック・クラブのインタビュアー兼解説者は、僕の憧れである、マレイ・ウォーカーさんなのだ! イギリスのF1テレビ中継で、長年にわたってコメンテーター(実況)を担当してきた方で、数年前引退され、現在はここにいらっしゃったのである。もちろん、事情を説明して、一緒に写真を撮っていただいた上、サインをプログラムにいただいてきた。


上左 予選終了後、パドックにあるホンダのホスピタリティ脇で、中本修平デュピュティ・マネージング・ディレクターの囲み取材に参加。予選結果があまりよくなかったので、少し不機嫌な様子に見えたが・・・。
上右 ホンダのホスピタリティ・スペースは、写真のように立派なもの。中本さんの囲み取材は、その右隣のトレーラー横のテントで行われる。


上左右 ホスピタリティ・スペースと言えば、コンチネンタル・サーカスでは、各チームが豪華さを競って、物凄いものを毎回「建築」している。特にマクラーレンとレッドブルのそれは、双璧といった感じ。レッドブルのは、パドックにいる人に開放しているのだとか。あれ? マクラーレン・ブースの前でレポートしているのは、あのJ-J・レートでは?


上左右 フェラーリのホスピタリティもやっぱり凄い。ただフェラーリの場合は、それ以外の部分も全てお金がかかっている感じで、指揮系統のあるこのトレーラーとトレーラーの間の司令塔(?)も、凄くカッコ良かった。


この日の夜は、中本DMDおよび、飛び入りの塚越広大選手と、夕食をご一緒した。中本さんはとても気さく&フレンドリーな方で、何でもいろいろとお話しをしてくださった。どうやら明日の天気予報が雨のため、いつも以上にご機嫌だったようだ。一方現在イギリスのマノー・チームからユーロF3に参戦中の塚越選手は、「近いうちに優勝します!」と、意気軒昂だった。

投稿者 中島秀之 : 18:46 | コメント (0) | トラックバック

2008年6月18日

梅雨時の京都、鈴鹿、名古屋で・・・(その2)

日曜日は、愛知県大府市にある、「クラブ・ゾーン・ルージュ」 の加藤会長のお宅に伺った。
ティーポの次号の巻頭特集は、「頑張れ! 日本のフランス車(仮)」を予定しており、その中で、フランス車を愛してやまないオーナーの方をご紹介するページの取材のためだ。
京都からは、またまた新名神と伊勢湾岸道を使って、片道1時間半から2時間ほどの距離。
エグザンで快適に現地に到着した。

加藤会長は世界的に有名なアルピーヌ愛好家で、ル・マンに出場したM63、A210、そして初期のロードバージョンであるA106ミッレミリアなどを所有されている。
素晴らしいご自宅とガレージには、クラブのメンバーの方たちも集まり、中庭で昼食を楽しみながら、クルマ談義に花が咲いていた。
「なんて羨ましい環境なんだろう!」と感激してしまったのだが、詳しい内容は次号のティーポでお楽しみいただきたい。

加藤会長にいろいろと歓待していただき、そろそろお暇しようとした時、クラブメンバーの皆さんが、「エグザンティアから、オイルみたいなものが漏れてますよ」と、教えてくださった。
見てみると、クルマの左前の路面には、オイルの染みがべったり。
「え! これはひょっとして、LHMがダダ漏れじゃないですか!」

僕一人の時だったら途方に暮れていたところだが、そこは、アルピーヌやゴルディーニを愛している方たちが揃っているとあって、なんとも心強い。
さっそくボンネットを開けて各部をチェック。
すると、LHMタンクにつながっているゴムホースが割れて、そこからLHMが漏れていることがわかった。
そこで、加藤会長のお宅からすぐ近くのところにあって、メンバーの皆さんがよく行かれている、フランス車のスペシャルショップ「アウト・カプリコ」 に、急遽エグザンを持ち込むことになった。
診ていただいたところ、このホースはABSのリターン側とわかり、かなり硬化しているとのこと。
とりあえず、ホースの割れたところを切りつめて再使用し、LHMを補充していただいた。
そのお陰で、なんとか京都まで(その後東京まで)帰ることができた。
この場を借りて、改めてクラブ・ゾーン・ルージュの皆さんに、感謝申し上げたい。

さて月曜日は、京都でルノーの古い商用車、エスタフェと、そのオーナーさんの取材を行った。
エスタフェは、シトロエンHトラックやプジョーJ7と並ぶ、1960年代に活躍した商用車。
日本ではまず見ることはない、超希少モデルだ。
このエスタフェを、ご自分が経営されるカフェで使う野菜やコーヒーの仕入れに使っていらっしゃるという、「boogaloocafe」 の阿久津さんから、いろいろとお話しをうかがったのだが、詳しい内容は、やはり次号のティーポをご覧いただきたい。

というわけで、月曜深夜に、またまた新名神、伊勢湾岸道経由で東京へと帰ったのだった。

投稿者 中島秀之 : 19:00 | コメント (2) | トラックバック

2008年5月20日

次号のティーポは?

次号のティーポは、ヒストリックカー初心者に向けた特集を予定している。
ヒストリックカー経験の乏しい関係者が、一週間ヒストリックカーをアシにした生活を過ごす体験モノや、最初に買ったヒストリックカーを今も大切に乗っている方たちのインタビューなど、盛りだくさんの内容でお届けする予定だ。
どんなクルマが登場し、どんな記事になっているかはまだ内緒だが、ちょっとだけお見せすると、こんなクルマ(のオーナー)も登場する。

左はフィアット・アバルト131ラリーで、とても美しい状態の個体。このクルマのオーナーさんは、なんと初めて買った自動車がこれだったとか。右はアルピーヌ・ルノーA110ベルリネッタ。70年代らしいオレンジ色のこのクルマのオーナーさんも、初めて買った輸入車がこれだったそうだ。これ以外にも、いろんな車種が登場する予定なので、お楽しみに。


さてそれ以外では、第2特集として「エコドライブ」を採り上げる予定だ。
この記事のために、18日月曜と19日火曜は、編集部員が様々なクルマを運転して、茨城県方面で取材を行ってきた。
台風接近による大雨に遭遇したりもしたが、無事取材は終了。
はたしてどんな特集になるのか?
こちらもお楽しみにしていただきたい。

左は出発直前の編集部駐車場にて。ランボ・ムルシエラゴは、燃費計が装着されていないのがスタート直前に発覚! アタフタすることに。右は常磐道のサービスエリアにて小休止の図。今回の参加者は、ティーポの嶋田編集長、藤田、佐藤、坂上各編集部員、僕中島に加え、ティーポOBで講師役の石井昌道氏と、山本佳吾カメラマン。


大洗海岸にて撮影&エコドライブ教習を行った。参加車両は、プリウス、シビック・ハイブリッド、ベンツE320CDI、ニューチンクエチェント、VWジェッタTSI、そしてなぜかムルシエラゴLP640。どんな燃費が記録されたか、気になるでしょ!


投稿者 中島秀之 : 17:34 | コメント (5) | トラックバック

2008年4月29日

サイドウェイ・トロフィーで取材

29日は、早起きをして筑波サーキットまで行き、サイドウェイ・トロフィーを見学してきた。
次号のティーポがヒストリックカー特集を予定しているため、オーナー取材を兼ねてのこと。
この日はジャパン・ミニ・デイというミニのイベントがメインなのだが、サイドウェイ・トロフィーとヒストリック・フォーミュラ・レジスターのレースが組み込まれているのだ。
サイドウェイ・トロフィーは、世田谷の英国車屋さんエコス・カーズが中心となって行っている、50~70年代の車両によるレースで、車両やドライバーの装備、服装まで、当時の雰囲気を大切にしているのが特徴。
毎年このミニデイと、秋にもてぎで行われるヒストリック・オートモービル・フェスティバル・イン・ジャパンで、レースが行われている。
で、今回から、ツーリングカーとコンパクトカー・クラスの「ティン・トップ・カップ」と、GTカー・クラスの「エバーグリーン・カップ」の2クラスに分けて行われることになった。
それだけ参加台数が増えてきたということでもある。
参加者の皆さんは、実に和気あいあいと楽しそうで、こうしたサーキット・イベントに参加できたら楽しいだろうなぁと、羨ましくなった。
ただ今回は、走行中に炎上したり、横転したり、クラッシュがあったりと、いつもより波乱の多い内容となり、少々残念でもあった。
まぁでも、ヒストリックカーで遊ぶのは、大人のホビーとして実に面白そうだ。
興味のある方は、エコス・カーズに問い合わせてみて欲しい。


筑波サーキットのガソリンスンタンド奥がサイドウェイ・トロフィーのパドック。1950~70年代のレースシーンを彷彿させるコスプレ(?)で参加する人も多く、これがまた更に雰囲気を盛り上げる。



今回個人的に注目した1台は、ラーメン界のイチローこと、ちゃぶ屋代表の森住康二さんのカニ目。「エレガントなハードパンチャー」として、ティーポ147号でご紹介した時には、まだノーマルボンネットだったが、現在はこのような状態に仕上げられている。その仕上がりの良さと美しさは群を抜いていた。


小さなクルマが多いのでとびきり大きく見えてしまう、ジャガー・マーク2も2台参戦していた。どちらもカッコよくモディファイされている。ただ残念ながら、エンジ色の方は、走行中に炎上し、リタイアしてしまった。


上は、このレースでは少数派のアルファ・ロメオ、それもデザインがなんとも魅力的な1967年型のスパイダー1600(デュエット)で、とても美しい状態だった。オーナーは街乗りでも使用されているとのことで、ロールケージはあるものの、あまりハード過ぎないのが良い雰囲気。


左は唯一のフランス車、1969年式アルピーヌA110。エアロパーツが1970年代風で、これはこれでカッコいい。右はサーキットで見かけるのは珍しい、1968年式ボルボP1800S。こうしたクルマが登場するのも、サイドウェイ・トロフィーの良いところかもしれない。


左は1971年式ランチア・フルビア・スポルト1600。デイトナ24時間出場車を模したモディファイが施されていて、非常にいい雰囲気。これも普段は街乗りに使われているとのこと。このイベントでは、ナンバー付きの車両と、サーキット専用の車両が混走する。右はエバーグリーン・カップでトップチェッカーを受けた1964年式オースチン・ヒーレー・スプライトMk3。サーキット専用車で、非常に速かった。


左は、これまた非常に美しく仕上げられた、1957年式オースチンA35。今回A35は、なんと5台も登場。静かに人気が高まっているようだ。右はティントップ・カップでトップチェッカーだった、1972年式オースチン・ミニ・クラブマン1275GT。このクラスでは断トツの速さだった。


左は、レース用のモディファイで凄みを増した1968年式ヒルマン・インプ。流れそうになるテールを巧みにコントロールして走る姿はカッコ良かった。右はカーマガジンのブログでお馴染み、中村さんの1959年式オースチンA40ファリーナ。レースではチンクエチェントと好バトルを展開。また往路の常磐道でオイルを撒いてしまい、危うくブローするところだったそうで、それを含めてこの日の特別賞を獲得した。

投稿者 中島秀之 : 23:17 | コメント (10) | トラックバック

2008年4月17日

次号のティーポは?

次号のティーポの特集は、「Which is better?」(仮)。
ティーポお得意の対決モノなのだが、さてどんな対決が展開されるのか?
実は今日そのうちのひとつの取材が都内で行われ、でかけてきた。
ここのところお天気が不安定で、今日も雨の予報だったため心配したが、お昼過ぎまではなんとかもってくれ、無事に撮影することができた。


で、今日撮影したのは、フィアット・チンクエチェント対ミニ・ワンの対決。
排気量こそ違うものの、価格はほぼ同じということで、まさにガチンコ勝負と言える。
どちらもレトロモダンでカワイらしく、ついホノボノとしてしまうところも、まさに好敵手といった感じだ。
赤と黄色のボディカラーが鮮やかで、カワイさを増しているのがまた嬉しい。
まぁ実際運転した印象などは、次号ティーポの記事でお楽しみいただきたい。


ちなみに今日は、このスマートも同じ現場で撮影した。
ま、こちらの対決も、お楽しみに!

投稿者 中島秀之 : 23:08 | コメント (2) | トラックバック

2008年3月21日

次号ティーポは?

 次号のティーポは、巻頭でスモールカーを特集する。
内外の様々な、特徴あるスモールカーたちが登場するわけだが、今週はその撮影が相次いだ。
月曜日には伊豆方面で、ミニ、デミオ、207、ポロ、パンダを集めて撮影。

一方水曜日には、茨城方面で、ルーテシアとイプシロンの2台を撮影してきた。
いずれも、それぞれのメーカーの設計思想の違いが出ているだけでなく、乗っても実に楽しかった。

いったいどんなページになるかは、4月6日発売のティーポで見ていただきたい。

ところで、水曜の夜には、ボルボ・ジャパンの名物広報部長、四本淑孝さんの勇退記念パーティが都内で行われ、参加させていただいた。
26年の長きに渡ってボルボ広報の顔として活躍されてきた四本さんだけに、会場はお世話になった関係者でいっぱいだった。

僕も試乗会などでお世話になった四本さん。ありがとうございました。

投稿者 中島秀之 : 22:32 | コメント (0) | トラックバック

2008年3月 6日

ベントレーで雪上トレーニング!

昨日は、北海道の士別テストコースで行われた、「ベントレー・ウインター・ドライビング・トレーニング」に参加してきた。
イギリスを代表する高級車ブランドで、現在はVW傘下にあるベントレーは、長く同一会社だったロールス・ロイス(現BMW傘下)とは全く異なる車両ラインアップとなり、世界中で業績を飛躍的に伸ばしている。
その原動力となっているのが、VWの持つ技術を結集して開発され、英国伝統のクラフツマンシップによって生産される、コンチネンタル・シリーズである。
2008年モデルから若干マイナーチェンジされ、特にGTと呼ばれる2ドアクーペは、出力を610PSに高めたGTスピードというモデルに統一された。
で、今回は、このGTスピード、カブリオレのGTC、そして4ドアセダンのフライング・スパーの3車種全てに、雪上で試乗できるという、豪華なイベントなのである。
しかも、、「ベントレー・ウインター・ドライビング・トレーニング」というタイトルの通り、雪上および氷上のドライビング技術向上を目指す、様々なカリキュラムが組まれているのが特徴。
もちろん、インストラクターの方がついて、僕のような雪上走行に慣れていないドライバーにも、わかりやすく走行の仕方を教えてくれるのだ。
基本的には、ベントレーのディーラーの方に向けて行われるイベントだそうなのだが、この日だけ我々メディア関係者が参加を許されたのである。
用意された試乗車は、フライング・スパー2台に、GTCとGTスピードが1台ずつ。
いずれも6リッターW12気筒エンジンを搭載するAWDで、4台の出力の合計は2290PS、販売価格の合計は9500万円という豪華版だ!


写真左は、士別のテストコースに並んだベントレー。実は僕はベントレー・コンチネンタルに乗るのは初めて。しかも560~610PSなんてハイパワーエンジンを搭載した車両を、雪上で運転したことなんか、もちろんない。最初はどうなることやら、と思ったのだが・・・。
2台ずつ2班に分かれて、まずはテストコース施設内をゆっくり試乗。幸いお天気はよく、気温も昼間はプラス2度くらいまで上がって暖かだったため、GTCは常にオープンのままで走行(写真右)。


圧雪路、凍結路などでのフルブレーキング体験をした後、ツルツルに凍結した旋回路で、ESPを効かせたりオフにしたりして、挙動の違いを確認。その上で、AWDならではの、ドリフト旋回走行も体験した。完全にうまくはできなかったけど・・・。


昼食後は、今回の目玉コンチネンタルGTスピードと、フライング・スパー2台で、一般道路を走行。圧雪、シャーベット、ドライと、めまぐるしく変わる路面コンディションを、全く意に介すことなく、走行できた(写真左)。再びテストコースに戻り、今後はバックスピンターンを練習(写真右)。


続いて、斜面を使ったスラロームの練習。ESPオフでもオンでも、最初は狙ったところに行けなかったが、次第にリズムを掴んで走れるようになった(写真左)。
で、最後は、この日の参加者全員で、バックスピンターンと斜面スラロームでタイムトライアルを敢行。大盛り上がりの中、僕は3位(6人中だけど)だった。

これまで、高価なこともあって、とっつきにくいイメージが先行していたベントレー。
またロールス・ロイス時代は、前時代的なイメージもあり(それが魅力だった一面もあるが)、あまり興味の対象とはならなかった。
だが今回雪上でコンチネンタル・シリーズに乗ってみて、今のベントレーが、道路やシチュエーションを問わない、オールラウンダーのドライバーズカーであることがよくわかった。
素晴らしい体験をさせてくださった、ベントレーモーターズ・ジャパンに感謝したい。

投稿者 中島秀之 : 14:56 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月17日

シトロエンつながり!?

ここのところ、シトロエンに関わることが多かった。
まず、シトロエンC4クーペ1.6HDiをカーボックス横浜店でお借りして、これで京都を往復してきた。
ディーゼル・ターボ・エンジンと5速MTを持つこのクルマは、以前ティーポのパドックパスのコーナーで連載していたのと同じもの。
僕は初めて運転したのだが、とにかく燃費がいいのに驚いた。
特に高速燃費は素晴らしく、京都からの帰りは18.5km/Lを記録した。
また街中では、低速トルクがあるため、あまり回転を上げずにギアをつないで、なるべく燃費を落とさずに走らせるのがなかなか楽しかった。

京都では雪がかなり積もって、こんな状況になることも。

で、東京に戻ってから、このクルマで取材に行ってきた。
取材先は、御殿場にあるムーンクラフト。
お馴染みの由良拓也さんが作った、「あのクルマ」の取材だったのが、まぁそちらの詳細は次号ティーポでご覧いただきたい。

由良さんが手に持っているのは、由良さんが子供の頃集めたミニカーの一部。かなり傷んでいたのだが、その中で何台か程度の良いものを、僕がレストアする約束で持って帰ってきた。


ところで由良さんは、最近普段の足に、C6とC4ピカソを愛用されているほどのシトロエン好きなので、このC4ディーゼルにも興味津々といった様子だった。
一方僕が興味を持ったのは、由良さんのピカソのナビシステムの取り付け方。

この通り、本来バックミラーのある位置にナビがついている。まるでヘリコプターか何かのコクピットのようで、ピカソの未来的なフォルムに似合っていると思うが如何だろう?

由良さん宅から持ち帰ったミニカーは、既に何台かレストアを完了した。
下はマーキュリーのアバルトOT850で、もう1台あった部品取り車のパーツを流用して内装を補修し、ボディを磨いて仕上げた。

左がレストア前で、右が後。かなりキレイになったでしょ。

投稿者 中島秀之 : 00:48 | コメント (1) | トラックバック

2008年2月 1日

ニューイヤーミーティングを見学(その3)

ニューイヤー・ミーティングで、僕が気になった国産車をご紹介しているが、最終回は軽自動車を中心にお見せしよう。


まずは貴重な軽オート三輪から。

左は1960年式ホープスターSM。1950~60年代に存在した、東京浅草のホープ自動車が作っていた軽三輪トラックで、現存台数は極端に少ない(数台?)と思われる。まるで象のような不思議な顔をしている。右は1961年式三菱レオ。新三菱重工(当時)が販売していた軽三輪トラックで、正式には三菱三輪ペットレオ。ユニークなデザインと明るいカラーなどで、そこそこ人気のあった車種だが、これも現存台数はかなり少ないだろう。

続いて懐かしい軽乗用車を。

左は1965年式マツダR360クーペ。スバル360と同時期に登場し、どちらかと言えば西日本で売れた軽自動車。後席は荷物スペースのようだが、子供ならなんとか乗れた。亡くなった京都の伯母が乗っていたことがあり、後席に乗せられたことがあるが、硬いシートと湾曲したアクリルウインドーのお陰で、思い切りクルマ酔いした記憶がある。右は1970年式三菱ミニカ70スーパーDX。ミニカセブンゼロと読み、70年代に向けた意欲作だった。現車は非常に美しいコンディションで、旧軽企画の小さいナンバーなのに、しっかり70番になっている。これも希望ナンバー制になっているのだろうか?



左上はスバル360カスタム。実はこれとほぼ同じクルマに我が家は昔乗っていて、家族7人がこのクルマで出かけた記憶がある。末っ子の僕は、すぐ上の姉と、荷台に後ろ向きに腹ばいに寝そべって乗り、後ろのクルマに手を振ったりしていた。それで何もお咎めがなかったのだから、いい時代である。右上はカートのようなシャシーの上に、スバル360風のカウルをつけたもので、カワイイ運転手が乗っている。左下はスバル360のペダルカーだが、塗装の芸が細かいのに感心した。

最後は大好きな小型車。

静岡5ナンバーの、1966年式日野コンテッサ1300セダン。日野の乗用車としては最後のモデルだが、RRレイアウトで、ミケロッティ・デザインの美しいボディを持つ、個性的な小型車だった。このクルマもマニアックな方が大切にされているものが多い。


投稿者 中島秀之 : 17:53 | コメント (2) | トラックバック

2008年1月31日

ニューイヤーミーティングを見学(その2)

ニューイヤー・ミーティングで、僕が気になった、というか気に入った国産車をご紹介している。
今回は日産車といすゞ車から。

日産は昔からハコスカやZを始めとして、旧車の人気が高い。今回もたくさんのエントリーがあったが、以前よりオリジナル志向の人が増えてきたような気がする。

左は1963年式セドリックDX(G31)。初代セドリックのビッグマイナー後のモデルだが、我が家には同じような色のダイヤペットのミニカーがあり、他人とは思えなかった(?)。ほぼオリジナルの非常に良いコンディション。右は1967年式のスカイライン2000GT-A(S54A)。品川5ナンバーで、これもオリジナルの美しいコンディション。グリルは前期型(プリンス時代)のもののはずだが、なんとなくオーラが出ているような、迫力ある佇まいだった。


左は、1965年式ブルーバード1300ファンシーDX(P411)。女性オーナー向けに用意されていたファンシーDX、それも静岡5ナンバーということで、とても貴重な1台。オリジナル状態なのに、車高を下げてしまっているのが残念。こうしたクルマをシャコタンにするのが、若い人たちの間で流行のようだが、我々からすれば、「なんて、もったいないことを!」と思えてしまう。右は1975年式のダットサン・ピックアップ(620)。北米仕様と思われる左ハンドル車で、リアにシェルを背負った姿が、いかにも70年代の西海岸風でカッコ良かった。

いすゞの乗用車は、マニアックなファンの人が大切にしている印象が強い。特にべレットは、日本のアルファ的存在のクルマだけに、今も根強い人気があるようだ。

左は1968年式のべレット1500DX。まるで新車のように美しくレストアされていた。べレットはバリエーションが豊富な上、マイナーチェンジを頻繁に行ったので、細部がクルマごとに違うが、現車は、現存数が少ないと思われる2ドアセダンで、テールランプは横長の台形タイプ。右は1970年式のフローリアン1800(中期型)。フローリアンは117クーペとシャシーを共有する、やはりギア(ということはジウジアーロ?)デザインのセダン。子供の頃我が家で、1967年登場の初期型(角2灯のヘッドライト)1600に乗っていたことがあるので、懐かしかった。個人的には、初期型がデザイン的に最も美しいと思う。


左は、いすゞがノックダウン生産をしていた、1965年式ヒルマン・ミンクス・スーパーDX。練5という古いナンバーのついた、美しいコンディションに保たれた個体。英国車そのままの姿なのに、非常に日本的に見える不思議なクルマ。右は、1970年式べレットGT-Rの前に、「狼派」と「羊派」のエンブレムが置かれているところ。この「狼派」と「羊派」については、ティーポ本誌でもご紹介しているが、当時いすゞは、べレットを「狼派」、フローリアンを「羊派」と称して、コマーシャルに使用していた。で、カタログやポスターなどにこのエンブレムが必ず入れられていたというわけ。僕は自宅にフローリアンがあったため、当時随分とこのエンブレムを目にした記憶がある。フリーマーケットのお店を開いていたベレGRのオーナーさんに伺ったところ、この大きなエンブレムは、当時ディーラーで壁にかけるなどして使用していたものだそうだ。さすがに、「非売品です」とのことだったが。

投稿者 中島秀之 : 14:59 | コメント (0) | トラックバック

2008年1月30日

ニューイヤー・ミーティングを見学(その1)

1月27日に、毎年この時期恒例の、JCCAニューイヤー・ミーティングがお台場で開催された。
今年は参加台数も多ければ、見学者の数も多くて、例年以上に熱く盛り上がっていた。
僕は、ティーポ次号に速報的に掲載するために取材に出かけていたのだが、ティーポに掲載するのは、やはりヨーロッパ車が中心。
ただこのイベントは、もともと国産旧車が中心のため、かなり面白い車両がたくさん展示されていた。
そこで、参加していた国産車の中から、僕が気になったクルマをご紹介したいと思う。
まず第1回目の今回は、コンクール・デレガンスのテーマとなっていたトヨタ車から。


左は1965年式コロナ1500で、ワンオーナーのシングルナンバー車。カーマガジン賞を受賞した。右は同じ1965年式のRT40系コロナだが、グレードがスタンダード。よくこんなのが残っていたなという感じだが、そのかなりくたびれた雰囲気とともに、いい味を出していた。


左は、1962年式の観音開きクラウンと、それをベースとした2ドアワゴンである1961年式マスターラインが並んでいるところ。このマスターラインは、アメリカンな雰囲気に仕上げられており(右)、ちょっとかわいらしい感じだった。


左は1975年式のセリカ1600GTで、ラリーカー風にモディファイされていた。右は1974年式のやはりセリカ1600GTVだが、当時のストリートレーサー風にモディファイされていた。特にフロントのクリアーカバーは、流行したアイテム。2台とも当時の雰囲気そのままで、楽しかった。


左は1976年式のカローラリフトバック1600。TE37(52)系のLBは、現存数極少だろう。右はKP47と61の2ショット。47は当時の16バルブ・レーサー風のカラーリング、61は当時のTSレース風のモディファイと、ともに凝った演出。


この2台は本誌でもご紹介したのだが、左は1969年式のカローラバン1200。まるで今日納車された新車のようなコンディションで、審査員特別賞を獲得した。右は1981年式コルサ・ソフィア。トヨタ初のFF車だが、すっかり姿を見なくなった。現車は、お母さんが新車から大切に乗ってこられたものを、息子さんがキレイにして、昔から出たかったというこのイベントに初めて参加したという、感動的なお話の1台。
ノスタルジック・ヒーロー賞を獲得した。


投稿者 中島秀之 : 19:36 | コメント (2) | トラックバック

2008年1月23日

次号はオープンスポーツカー特集(その2)

ティーポ次号の特集は「オープンスポーツカー」。
それゆえ、この寒い中、連日オープンカーの取材が行われている。
今日の東京は雪だが、やはり雪の予報が幸運にも外れた月曜日には、編集部員全員+ジャーナリストの森口将之さんと、ジャーナリスト「見習い」の今井優杏(ゆうき)さんが、都内某所に集合し、100万円台で買えるオープンスポーツカーの一気乗りを行った。
編集部員5人がそれぞれお勧めの車種を持ち込み、それを編集長と森口さん、今井さんが、多角的に採点して、ベスト1を選ぼうというもの。
どんな車種が集まって、どんな結果になったかは、2月6日発売のティーポ3月号で楽しんでいただきたい。
ま、でも、せっかくなので、ちょっとだけお見せしておこう。


さぁ、これが何かおわかりだろうか? タイヤが細いのでヒストリックなライトウェイト・スポーツカーなのは間違いない。でも、こんなに前輪が切れるって知ってた?


これはもうクルマが何かは、すぐおわかりだろう。それより、なにやら怪しい撮影のようにも見えるこの写真の方が??かも。あ、これは、それぞれお気に入りのポイントを撮影しているところなので、誤解なきよう。


このクルマは少し難しいかな。ヒントは+2のシートがあること。笑顔なのは、モータージャーナリスト見習いの今井優杏さん。お尻だけでは申し訳ないので・・・。

投稿者 中島秀之 : 12:21 | コメント (2) | トラックバック

2008年1月18日

次号はオープン・スポーツカー特集

ここのところ、東京も寒い日が続いており、昼間の最高気温が5~6度なんて日も珍しくない。
そんな中、ティーポ次号の取材が行われているのだが、次号の特集のテーマは「オープン・スポーツカー」。
なので、この寒い中、編集部員が交代で、連日オープンカーに乗り、屋外で撮影することが続いている。
僕は先日、大好きなMG2台のロケを行ってきた。
程度の良い英国製ヒストリックカーの販売で有名な、ガレージ日英さんから、1965年式のMG-Bと1969年式のMGミジェットをお借りし、ジャーナリストの熊倉重春さんに乗っていただくという内容だ。
お台場までMGBで自走していったのだが、あまりの寒さに、さすがにオープンにして走ったのは、撮影の時だけだった。
ところが熊倉さんは、なんとご自身で1972年以来大切にされているという、1959年式のカニ目(オースチン・ヒーレー・スプライトMk.1)をオープンにして、西荻の自宅から走ってこられたとのこと。
このカニ目、最近リペイントされたばかりだそうだが、それを差し引いても、まるで新車のように美しいコンディションで、ナンバーも購入当時の練馬55という古いものがそのままついていた。
さすがは、熊倉さんの愛車! と、感心してしまった次第。
その後、2台のMGの取材はスムーズに終了し、熊倉さんは昼食に激辛坦々麺にラー油をたっぷり入れたものを食べて身体を温め、またフルオープンのカニ目で帰っていかれた。
僕たちは、もちろん幌を閉じて(!)、ガレージ日英さんまで車両を返しに伺ったのだった。


緑の方がミジェットで赤がMG-B。MG-Bは昭和40(1965)年に日本に新車で輸入されたクルマだった。


熊倉さんのカニ目は抜群にグッドコンディションだった。古い練馬ナンバーも雰囲気に合っている。僕が20年以上持っているMG-Bは、1982年の新規登録で練馬58ナンバーだから、1972年からの僅か10年で、55、56、57、58と、練馬陸事管轄の車両だけでも、急速に登録台数が増えたことがわかる。


撮影のために屋根を開けて少し走ったが、ヒーターが効いていたので、それほど寒くは感じなかった。
ただ、ずっとオープンで走り続けるのは、さすがに気がひけたので、車両返却の際には再び幌を閉じて走ることにした。ま、風邪の予防にも、その方が良いだろうし・・・。ちょっと言い訳がましい!?

投稿者 中島秀之 : 00:16 | コメント (3) | トラックバック

2008年1月14日

東京オートサロンを見学(その2)

東京オートサロンで、僕が気になったその他のクルマをご紹介しよう。


今年のスーパーGTに参戦する日産GT-Rが、新しいカラーリングで展示されていた。
なんとなく細長く見えるボディは、スーパーGTというより、パイクスピーク・ヒルクライムのような特殊なイベント用のマシンのようにも見える。


マッハGoGoGoのアメリカ版、スピードレーサーの実写版映画が間もなく公開されるのだそうだ。マトリックスの監督が撮るそうなので、面白くなりそう。
それにしても、僕が子供の頃リアルタイムで見ていたアニメが、40年近くを経て、ハリウッドで映画になるのは、なんとも不思議な感じだ。
今回展示されていたのは映画で使用された車両らしく、マッハ号はちょっとリアがボテッとしている感じだが、なかなかよく出来ていた。
ライバルのマシンは、まるでタミヤのダンガンレーサーのようで、クラシックなマッハ号とはちょっとイメージが違うかな。


お馴染みの由良拓也さんは、今年もオートサロンで大活躍。
まずはプリウス由良バージョンが、国内初お目見え。
プリウスの空力を、由良さんが長年の経験から改良したもので、今後アンダーボディを装着した上で微調整を行い、鹿児島往復の燃費チャレンジを行う予定だとか。
デザインは、さすが由良さんで、かなりカッコいい。

もう1台、服部尚貴選手の発案で由良さんがデザインと製作を担当した、マークX Zioのコンセプトカーは、まるでスーパーGTマシンのよう。
カスタムカーコンテストのコンセプトカー部門で最優秀賞を獲得したとのこと。


左はオートバックスのブースにあった、ラパンのルノー4仕様。
よくできてはいるのだが、ここまでやるなら、最初からキャトル買った方が良いのでは?
しかもキャトルのグリルはパーツ難らしいので、こうした目的で使うのはどうかと思うが。
右は、内装プロデュースのイズミーが展示していたデミオ。カラーは凄いが、さすがの仕上がり。


マツダのブースには、間もなくマイナーチェンジが行われるRX-8が、なぜか説明もなく、そーっと展示されていた。
右はトヨタのブースにあった、ルミオンのアジアン・インテリア仕様。
まぁわからないではないが、こうなると最早クルマではなく、普通に部屋だ。
トヨタは自動運転の技術開発に本腰を入れているようで、将来はこんな「部屋」が勝手に動くことになるのだろうか。


最後にオマケ。この手のイベントでよく売られている、カーメーカーのマークの入ったプレートなのだが、これはなんと、ティーポ別冊のアルファ&ロメオのマークではないか!
版権は・・・、まぁ堅いこと言わない方がいいか。

投稿者 中島秀之 : 21:16 | コメント (2) | トラックバック

2008年1月11日

東京オートサロンを見学(その1)

今日は、幕張で行われている、東京オートサロンに行ってきた。
ここ数年オートサロンでは、屋外で行われるレースカーのデモ走行やトークショーの司会などを担当していたのだが、今年屋外ではD1マシンによるドリフトのデモ走行が行われるだけで、僕の出番はなし。
このため、じっくり会場を見ることができた。
で、全体的な印象なのだが、どうも自動車メーカーが、チューニングに対して、かなり冷静というか、クールになってきている印象を受けた。
例えば、ホンダは市販車しか展示していないに等しかったし、日産は、タイヤですら純正しか使用を認めていないGT-Rを、スーパーGTマシン以外展示していなかった。
もちろん、パーツ・メーカーや、有名チューニング・ブランドは、相変わらず頑張ってはいるのだが、なんとなく元気がない印象を受けてしまった。

さてそんなオートサロンではあったのだが、気になるクルマももちろんあった。
そこで、僕が特に注目したクルマをご紹介したい。
今回はその1回目。
採り上げるのは、このレクサスIS-F レース仕様だ。
まずは写真をご覧いただこう。


照明が眩しいのにボディが黒く、かなり見えにくいと思うが、これは、どこからどう見ても、僕が長い間実況を担当している、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)仕様のマシンだ。
ご承知の通り、現在DTMは、メルセデス・ベンツとアウディの2社しか参戦しておらず、3社目の参戦を、関係者やファンの誰もが待ち望んでいる状況だ。
そこにこのIS-FのDTM仕様の登場。
スワ! トヨタがDTM参戦か? とも思ったのだが、マシンの横にはこんなボードがひとつ置かれいているだけ。

実験車両? なんだ、そりゃ!
だって、明らかにDTM用だし、その作り込みも、実験用なんて生やさしいもんじゃないのだ。
ほら、この通り。

タイヤはDTM用のダンロップ製のものだし、ブレーキもおそらくDTM専用のタイプだ。
インテリアは完全に作り替えられており、後退したドライビングシートや、やたらと頑丈なロールケージなど、明らかにDTMの流儀に則った作り。

給油口は、DTM中継でお馴染みの、右リアサイドウインドウ部につくタイプ。
極めつけは、このサイドステップ。ここ数年のDTMマシンのトレンドになっている空力処理となっている。

ここまでやっておいて、実験車両もないもんだろう!
しかも、横のモニターでは、このマシンのテスト走行風景が流されていたのである。

で、聞いてきましたよ、現場で担当者の方に。
それによると、これはあくまで「IS-F」の可能性を探り、市販車にノウハウを活かせるように実験的に作った車両なのだそうだ。
ただ、現在のDTMの規定に合わせて製作したことは間違いないとのこと。
また給油口の横に書かれたドライバー名は、ISのプロジェクト・リーダーの矢口さんの名前だそう。
映像に写っていたテスト風景は、富士スピードウェイとポール・リカールで収録されたものだそうだ。
そう、既にヨーロッパでの実走テストも行われているのである。
しかもテスト・ドライバーは、かつて旧DTMマシンでレースに出場したこともある、あの人だった(一応内緒なので名を伏せるが、元トヨタのエース)!

ここまでやっておいて、ホントに単なる実験車両なのだろうか?
希望も含めて、トヨタには、是非ともDTM参戦を実現して欲しいものである。


投稿者 中島秀之 : 23:11 | コメント (1) | トラックバック

2007年12月15日

ちょっとイギリスで取材(!?)

次号のティーポは、巻頭特集が、僕の大好きな英国車。
そこで急遽、イギリスにひとっ飛びして、取材してきた。

ロンドン近郊にある、1周1kmほどのミニコースを借りて、某ヒストリックカー専門店から借り出した、フォード・アングリアとオースチンA30の撮影を開始。
いかにもイギリスらしい、鉛色の空と身に染みる寒さの中、取材は無事終了。
大急ぎでヒースローから飛行機に乗り、帰国した・・・。
な〜んて、この写真を見ると、思わず信用してしまったのではないかと思うが、実は13日の午後、千葉県某所にて取材は行われたのだった。
このアングリアとA30だけでなく、懐かしいイギリスの大衆車を5台集めての取材は、とても楽しかった。
さてどんな記事になったかは、1月6日売りのティーポでお楽しみいただきたい。

一方14日の夜には、都内某所にて、Pit-FMの忘年会が行われた。
今年はF1日本GPでのみ、辛うじて放送できたのだが、来年ははたしてどうなることやら。
まぁこの日ばかりは、解説者であるスーパーGTチャンピオンの伊藤大輔選手と一緒に、すっかり楽しんだ。
そうそう、大輔選手は、年明け早々に、何か発表があるような口ぶりだった。

左から、伊藤大輔選手、僕、桂ディレクター、山崎AD、解説の梅原康之さん。


投稿者 中島秀之 : 20:16 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月28日

怒濤の5日間が終了(その1)

今週は、凄くタイトな日程でイベントに参加してきた。

まず水曜日は、朝から東京モーターショーのプレスデイに行き、会場を一通り見学した。
僕は、1965年から東京モーターショーは皆勤賞で、やっぱり見ないと気がすまない。
今回は、やはりエコを意識したクルマの展示が多かったが、個人的にいくつか気になるクルマもあったので、ご紹介しておこう。

(左)自動車ショーでいきなり何だが、アルファのこの自転車はカッコ良かった。(右)マセラティ・グランスポーツは、予想通りやたらとカッコ良かった。

(左)全長3m級の車両がこれから注目されそう。トヨタiQコンセプトはかなりの完成度。(右)アウディのメトロプロジェクト・クワトロは今回初公開。次期A2と思われるこの車両は、ピラーレスHT(!)でなかなかスタイリッシュだった。

(左)BMWのコンセプトCSは、5m以上の大型ボディながら、異様に低い車高で迫力満点。(右)ホンダのハイブリイッド・ライトウェイトスポーツ、CR-Zは、ホンダ車としては久々に魅力的なデザイン。

結局この日はモータショーを見学した後、編集部に戻って、ティーポ次号の原稿書きなどをしてから帰宅。
で、木曜以降に何があったかは、また次回で。

投稿者 中島秀之 : 23:28 | コメント (1) | トラックバック

2007年9月19日

このクルマはいったい何?

日曜日に京都の家に行き、敬老の日の月曜日は、大阪からクルマでまず岡山に行き、その後瀬戸大橋を渡って香川県まで行ってきた。
次号ティーポの巻頭特集「エボルツィオーネで行こう(仮)」の取材だったのだが、そのクルマがとても面白いというか、興味深いものだったのでご紹介しよう。
ただし、詳細は次号ティーポでご覧いただくとして、ここではそのさわりだけ。

このクルマが何かおわかりだろうか? ヒストリック・フェラーリ? その通り。
じゃあ具体的な車名は? ン? こんなフェラーリあったっけ?
いやぁ、これが凄い力作なのだ!

一応フロントもお見せしておこう。疑いなくフェラーリの顔ではある。
250LM風でもあるし、275GTB系のようでもあるが・・・。

はたしていったいこのクルマはなんなのか? 詳しくは10月6日発売のティーポ11月号で。


そうそう、取材先が香川だったので、もちろん讃岐うどんも食べてきた。
それも別のお店で2杯も。
もちろん、美味だった。

投稿者 中島秀之 : 00:30 | コメント (0) | トラックバック

2007年9月16日

ロードスター4耐レース2連覇!

本日は筑波サーキットで、毎年恒例のメディア対抗ロードスター4時間耐久レースが行われた。
昨年僕は別の仕事で見られなかったのだが、レース終盤に上位チームが次々とガス欠でストップする中、奇跡の逆転優勝をはたしたティーポ・チーム。
今年は前年優勝の勲章として、他チームより3リッター少ない燃料で走行しなければならないハンデをいただいた。
50リッタータンク満タンでスタートし、途中で普通は20リッターずつ2回40リッター給油できるところを、37リッターしか給油できないわけだ。
これは前年のガス欠続出のレースのことを考えると、非常に重いハンデと言える。
で、今回も、元ティーポ編集部員の生倉ボンことジャーナリトの石井昌道氏を中心に、綿密な燃費戦略と作戦を計画。
途中2回セーフティカーが入る幸運にも助けられ、見事逃げ切りで2連覇を達成したのだった。
これで通算5勝目、大会史上初の2連覇を達成した。
主催者から面と向かって「ホントは勝たせたくなかった」と言われるほどとなった我がティーポ・チームは、来年おそらく更に厳しいハンデを背負わされることになるはずだが、こうなったら是非3連覇を狙いたいものである。

今年のドライバーはこの5人。左から、元ジェイズ・ティーポのハッシーことジャーナリストの橋本洋平氏、ティーポの310こと佐藤孝洋、石井隊長、レーシングドライバー兼ジャーナリストの壷林貴也氏、そしてジャーナリストの斉藤慎輔氏。

スタートドライバーは310。我がチームのお家芸でもあるル・マン式スタートでトップに躍り出る。序盤は特に無理をせず3〜4番手をキープし、ハッシーに交代する際に17リッターを給油。

ドライブを終えた佐藤と、やはりドライブを終えて我々の様子を見に来た、ライバルでもあるNAVIの加藤哲也編集長が笑顔で記念撮影。

レース中盤、この日2度目のセーフティカーがコースイン。この時3人目の石井隊長がドライブ中だったのだが、迷わず2回目の給油のためピットイン。その後、残りの二人のドライバーが最大の50分ずつを運転できるところまで走り、セーフティカーラン中に壷林プロに交代。臨機応変の作戦がうまくいった。

残り1時間ほどで、2位には最大のライバル、オートスポーツ・チームが上がってきた。我々の最終ドライバーは慎輔さん。2位に1分と少しの差をつけてコースイン。だが燃料はさすがに厳しい。後方からは、お馴染み織戸学選手が猛烈なスピードで追い上げてくる。

優勝を最後まで争うオートスポーツ誌の有富誠一郎編集長を、本誌嶋田智之編集長と僕で表敬訪問。というかプレッシャーをかけにピットまで出向いて、状況を探ってくる。

結局最後は20秒弱の差でオートスポーツ号をふりきって優勝。燃料もギリギリながら最後まで持った。2位はオートスポーツ・チーム、3位はカーグラフィック・チームだった。

投稿者 中島秀之 : 01:05 | コメント (0) | トラックバック

2007年9月15日

1泊4日でマドリッドに出張

某自動車メ−カーの新型車の国際試乗会に参加するため、スペインのマドリッドに行ってきた。
メーカーサイドの希望により、まだ何のクルマかは言えないが、とても面白いクルマだったと申し上げておきたい。
で、今回の試乗会なのだが、かなりハードなスケジュールだったのでご紹介しよう。
まず11日火曜日21時55分成田発のパリ行きに乗って、現地時間(時差は7時間)12日水曜日04時15分にシャルル・ドゴール空港に到着。
ここで5時間ほどトランジットがあり、09時25分にシャルル・ドゴール発。11時55分にマドリッド空港に到着。
13時30分から試乗開始。
18時00分頃にマドリッド市内のホテルに到着。
19時30分からプレスカンファレンス。
21時00分頃から別のレストランでプレスディナー。
23時30分頃ホテルに戻って就寝。
翌13日木曜日は、08時30分ホテル発で試乗開始。
13時00分頃にマドリッド空港に戻ってきて試乗終了。
17時10分マドリッド空港発でパリ・シャルル・ドゴール空港に19時15分着。
また4時間ほどトランジットがあって、23時25分にシャルル・ドゴールを出発。
14日金曜日の日本時間18時00分に成田に到着し、編集部に一度寄ってから22時前に帰宅した。
つまり、マドリッドに1泊4日(!)で行ってきたというわけだ。
普通の観光旅行だったらまずこんなスケジュールはないだろうが、これも仕事ゆえ。ただ贅沢にもビジネスクラスで行かせてもらったので、疲労は最小限で済んだ気がする。
またマドリッドは初めて行ったのだが、今の季節は最高気温27〜28度で、空気は乾燥しており、とても過ごしやすい気候だった。
更に、試乗コースには風光明媚な箇所も多く、なかなか気持ちよく運転させてもらった。
その辺りも写真でご覧いただこう。


試乗車からの眺めはこんな感じ(一部修正してあります)。スペインは基本的に乾いた黄色い大地で、樹木も緑が薄く、いかにも地中海性気候という感じだ。マドリッドはスペインの首都でかなり大きな街なのだが、少し走ればこうした田舎道の続く場所が多く、試乗コースには困らない。二日目にはまるでWRCのコースのような山道も走った。

一日目の試乗で立ち寄った休憩場所は、現地の人が結婚式などに使う施設(名前は忘れたが)。湖の上に立った広大な施設で実に気持ちよかった。たまたま、湖に飛行艇(水上機)が着水して再び離陸するところを見ることもできた。

宿泊したのはマドリッド市内にあるHotel Puerta America。ここは凄いホテルで、かなりびっくりした。

とにかく宿泊者を楽しませようという姿勢が強いホテルで、例えば最上階にあるイベントスペースからはマドリッド市内を一望できるのだが、その階のエレベーターホールにはガラス張りの床があって、真下も一望(?)できるようになっていた。

極めつけは各部屋で、フロアごとに有名建築家がデザインを担当している。僕が泊まった10階は、日本人のArata Isozakiがデザインしたそうで、中に入った途端にビックリした。新感覚の和風というか、昔のハリウッド映画に出てくる日本というか、そんな感じなのだ。特にバスルームにある巨大な木の湯船は、日本のホテルではまずお目にかかれない代物。気持ちよく入れはしたのだが、お湯をためるのに1時間もかかったのにはさすがに困った。

投稿者 中島秀之 : 12:29 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月25日

歴史的大衆車4台が集合

今日は朝5時に、汐留のイタリア街に集合。
次号ティーポの巻頭特集用の撮影を行った。
撮影したのは、ミニ、ビートル、チンクエチェント、2CVの、世界を代表する歴史的大衆車4台。
いずれも程度の良いクルマばかりだったが、僕はビートルをずっと運転していたのですっかり気に入ってしまい、他のクルマより魅力的に見えてしまった。
この4台によってどんな記事ができるかは、次号のティーポの発売をお楽しみにしていただきたい。

ところで、このイタリア街には初めて来たのだが、まるでヨーロッパのどこかの街に来たかのようで、なかなか素敵だった。
残念ながら、お店がオープンする前に場所を移動してしまったのだが、今度はお店がオープンしている時間に来てみたいと思ってしまった。

左はイタリア街に勢揃いした歴史的大衆車4台。ヨーロッパ風の街並にピタリと似合っている。右は僕が昨日から乗っていたビートル。1965年式だが程度は良く、特にエンジンは好調で運転が楽しかった。

投稿者 中島秀之 : 01:06 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月21日

次号ティーポで登場するのは?

19日に鈴鹿サーキットで行われた、スーパーGT第5戦鈴鹿1000kmは、終盤の夕立を巧みに利用した、宝山TOM'S SC430が、序盤からトップを快走したARTA NSXを逆転して今期初優勝を飾った。
100kgのハンデ(実際は50kgでリストリクター径をダウン)を背負いながら、最後まで優勝を争ったARTAも見事なら、乾き始めた路面にいち早く対応し、しかも冷静にソフトタイヤを用意していたTOM'Sもまた見事で、素晴らしいレースだったと思う。
またGT300では、ティーポで最近登場機会の多い、吉本大樹選手が助っ人で加わった紫電が、ノーミスで、やはり今期初優勝を飾った。
物凄い夕立の中、オーナードライバーの高橋一穂選手がトップを守り、最後はエースの加藤寛規選手をもう一度起用しての、まさにチームワークの勝利だった。
レース後のインタビューでは、珍しく加藤選手が涙を見せ、吉本選手は喜びを爆発、高橋選手はいつものように渋く優勝をかみしめているようだった。
さて僕はと言えば、午後1時にスタートしたレースの前半は控え室で戦況を見守り、3時に下田アナウンサーから実況を交代。
5時15分まで実況した後、耐火服に着替えてピットに下りてピットレポート。
7時過ぎのゴールをピットで迎えた。
暑かったが、夕立のお陰で最後は涼しくなり、恒例の花火も楽しむことができた。

スタート直前の放送席はこんな感じ。手前から、解説の鈴木恵一さんと由良拓也さん、メイン実況の下田アナウンサー、そして僕。

さてレース終了後は、その日のうちに名古屋に自分のエグザンティアで移動し、月曜日は朝9時前に名古屋を出て、中央高速を使い、東京小平市にあるKEN'S GAREGEさんに1時前に到着した。
ここでクルマをお借りして、ティーポ次号の巻頭特集用の取材を行ったのだ。
二組のオーナーの方にもご協力いただき、3台で街中を走行したのだが、いやぁ面白かった。
エアコンがない昔のクルマなので暑かったことは暑かったが、とにかく楽しい経験だった。
乗せていただいたのは、こんなクルマ。

はい、これが今回乗せていただいた、いわゆるバブルカー。
名前はおわかりになるだろうか?
ヒントは、イタリアの家電&スーパーカーメーカーと、ドイツの名門とのコラボ製品だということ。

3輪車のイメージが強いが、4輪車(写真)もある、というのもヒント(かな?)。

でもって最大のヒントは、乗り降りは前にあるドアを開けて行うということ。わかったかな?
詳しくは次号のティーポ(9月6日発売)でご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 12:08 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月 3日

由良さんとシトロエン談義

昨日は、中野にあるフランス車ショップの「TOMOS」で、撮影を行ってきた。
実は僕のエグザンティアのエンジンにマイクロロンを入れることになっていたのだが、お馴染みの由良拓也さんがお持ちのC6のハイドロにもマイクロロンを入れることになり、「じゃあご一緒に」と、こちらにお邪魔したのだ。
作業は簡単に終了し、僕のエグザンのエンジンは、なんだか急に静かになった気がした。
で、その後近くの、なぜかトルコ料理屋さんで昼食をご一緒したのだが、聞けば由良さんは、シトロエンとは縁が深いらしく、1970年代から、CX、GS、GSA、AXなどに乗ってこられたとのこと。
ティーポの「自動車世界遺産」特集でも、トラクシオンアバンを第一に挙げていたほどの、隠れシトロエンファン(?)だったのだ。
C6は最近入手されたそうだが、「御殿場と東京を往復するような時には最高のクルマです。3リッターのわりに6速ATのお陰なのかパワフルですし、椅子は最高ですよ。ただ昔のシトロエンは高速でハンドルが重くて、どこまでも直進できそうな感じだったけど、C6はパワステが軽すぎて不満かな」と、由良さんは話されていた。
そんなシトロエン談義と、マイクロロン談義の模様は、8月20日発売予定の、ティーポ別冊バイヤーズマニュアルに掲載する予定なので、お楽しみに。

投稿者 中島秀之 : 01:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年7月31日

次号のティーポは?

ティーポ次号は、新型チンクエチェント誕生記念の、イタリアン・ピッコロ大特集だ。
新型チンクエチェントの紹介は、当然もの凄く詳しく行うのだが、それと共に様々なイタリア製小型車の情報もお届けする。
その中で僕は、愛知県豊橋市にある小型フィアットを得意とするショップ、ガレージ・アクティヴで取材した車両とそのオーナーの紹介を担当している。
その一部をご紹介しよう。


ポーランド製の空冷フィアット126をモディファイしたのがこの車両。
かなり古い年式に見えるが、実はかなり新しいモデルで、わざと古い雰囲気で仕上げられているのだが、これが実にいい雰囲気だった。

こちらは1960年代終盤の、フィアット124ベルリーナ。日本では124スパイダーが有名だが、そのセダン版がこれ。本来は地味なファミリーカーなのだが、新車時から日本にあるこのクルマは、アバルト風にモディファイされていて、迫力があった。

こうしたクルマもたくさん登場する、次号のティーポをお楽しみに!

投稿者 中島秀之 : 22:34 | コメント (0) | トラックバック

2007年7月26日

さよなら、マイクさん

既に笹本社長やカーマガジンのエロワラ編集長代理が、ブログで追悼文を寄せているが、7月23日に、ネコ・パブリッシングの英国エージェントである、マイク・トンプソンさんが亡くなられた。
イギリスが大好きな僕にとって、マイクさんは、先生であり、プロの仕事仲間であり、大切な友人だった。

初めて会ったのは、確か1999年3月だったと思う。
イギリスに自費取材に出かけるようになった僕が、まだフォーミュラ・オペルに出場していた佐藤琢磨選手を現地で取材する時に、現地のコーディネーターのマイクさんと出会ったのだ。
琢磨選手はイギリスで一番最初にマイクさんの家に下宿していたため、取材はスムーズに進み、その後何度もティーポのために取材に協力してくれるようになり、そのたびにマイクさんに同行してもらった。
マイクさんは、生まれはウェールズだったと思うが、幼少の頃から横浜中華街付近で育ったため、日本語はペラペラ。
その上、様々な自動車関連の会社に勤務した経験があって、とにかくイギリスと日本の自動車関連の会社やショップやクラブや人に精通していた。
だから僕たち、英語が不自由で、土地勘のない日本人クルママニアにとっては、この上なく頼もしい人だった。
1999年から2004年までは、英国車仲間でもあるジェイ奥村カメラマンと、毎年3月に英国詣でを続け、マイクさんにいろんなところに連れて行ってもらった。
英国でおいしいものを食べるにはどうしたらよいかを習ったのもマイクさんなら、一般道のランナバウトをうまく通過するにはどうしたらよいかを教えてくれたのもマイクさんだった。

片時もタバコを離さず、昼食では赤ワイン、夕食前からはスコッチをガブガブと飲んでいたので、いつも僕たちは身体を心配していたのだが、まさかこんなに早くお別れの日がやってくるなんて・・・。
お煎餅と崎陽軒のシューマイとキューピーマヨネーズとお寿司と、それからえーっと・・・、とにかく日本食が大好きで、いつも僕たちが現地に到着すると、「成田空港の寿司屋ので良いので、本物の日本のお寿司を持ってきてくださいよ。こっちのは不味くて」と、半分本気で言っていたマイクさん。
そのくせ、「12時間もタバコを吸えないなら、絶対行きません」と、もう随分長い間日本に来ることがなかったマイクさん。
メールでやりとりする中で、「吝(やぶさ)かでない」って言葉の意味をお教えしたら、丁寧にお礼の返事を送ってくれたマイクさん。
僕が最後に会ったのは2004年3月で、そろそろまた英国詣でを始めようかなと思い始めていた矢先の訃報だった。

どうか天国に旅立つ前に、日本にちょっと寄って、大好きだった日本食をめいっぱい食べていって欲しいと思っている。

さよなら、マイクさん。
本当にありがとうございました。


投稿者 中島秀之 : 21:34 | コメント (0) | トラックバック

2007年6月20日

Bow.さんとデニーズディナー!?

次号のティーポの巻頭特集は、「ティーポ流勝手に自動車世界遺産(仮)」。
ティーポに関係のある方々に、「後世に遺したい1台」や「後世に語り継ぎたい人や物」を選んでもらい、思い入れを語ってもらう企画だ。
で、昨日の夜、お馴染みのイラストレーター「Bow.さん」のところに取材に行ってきた。
Bow.さんのアトリエ兼事務所兼ガレージは、杉並の甲州街道から少し入ったところにあって、僕は時々取材にかこつけては、遊びにお邪魔している。
今回は、Bow.さんのクルマ仲間のOさんも加わって、いつも行く旧環8沿いのデニーズで、取材&クルマ談義ディナーをご一緒した。
Bow.さんと話していると、時間の経つのがいつも早いこと早いこと。
なにせマニアックかつ面白い話題が次から次へと出てくるものだから、話がなかなか尽きないのだ。
今回は、「デニーズのメニューが小さいサイズの食べ物中心に変わってしまい、その中から自分の好みに合って、量もまずまずで、食べ合わせもいいものを選ぶのは、脳トレになるんだよ」という、まぁクルマとはなんの関係ない話でまずスタート。
その後はもう、いろんな話題が続いたのだが、特に面白かったのは、僕ナカジ~の家に僕が生まれた時にあった「ナッシュ」というアメリカ車の話題。
ナッシュは、GMの2代目社長であるチャールズ・W・ナッシュが1916年に創立したメーカーで、1954年からAMCの中核をなすブランドとなったが、1957年にその名がなくなった。
我が家にあったのは、1952か53年製のステーツマンかアンバサダーの4ドアセダン(ピニンファリーナ・デザイン!)で、その時点で既にかなりの中古車&珍車だったらしく、僕が物心つく頃にはスバル360に代わっていた。
で、Bow.さんが言うには、「自動車雑誌業界関係者で、自宅に変わったアメ車があった人としては、中島君とN玄社のO川さん(バレバレ?)が双璧だな」とのこと。
聞けばO川さんのご自宅には、カイザー・トラベラーがあったとのこと。
カイザーは、1946年にヘンリー・J・カイザーによって創立されたカイザー・フレーザー社が作っていたクルマのブランド名(1955年まで)で、トラベラーは、通常は4ドアセダンの形なのに、トランクが旧ミニのように下ヒンジで開き、リアウウインドウも開けっ放しにできる構造で、そのままピックアップのように使えるクルマだった。
う~ん、カイザーにはさすがにナッシュも負けるなぁと、なんだか嬉しいような悔しいような話だったが、それを大笑いしながら話せるのが、Bow.さんのすごいところ。
そんなわけで、時間はあっという間に過ぎていったのだった。

あ、そうそう、Bow.さんがどんなクルマを世界遺産に選んだかは、次号のティーポでご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 12:21 | コメント (1) | トラックバック

2007年5月24日

吉本大樹選手と箱根で取材!

本日は、箱根で取材を行ってきた。
素晴らしいお天気で、富士山がくっきりと見える中、順調に撮影は終了。
そして今回の主役が登場。
今回インプレッションをお願いしたのは、昨年までGP2を戦い、今期フォーミュラ・ニッポンにTEAM 5ZIGENから参戦している、吉本大樹選手。
大阪在住の吉本選手だが、もてぎのFニッポンのテストからの帰りに、取材にお付き合いいただいた。
吉本選手は、以前ポルシェ911、それも930を2台続けて愛用していたという、ティーポ向きのクルマ大好き人間さん。
このため今回用意した3台のスーパースポーツカーたちを、非常に嬉しそうに運転していた。
さて吉本選手がどんなクルマを運転して、どのクルマを気に入ったかは、次号のティーポでご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 00:43 | コメント (3) | トラックバック

2007年5月16日

スミスの腕時計を分解!?

ホビダスとティーポ本誌で展開している、コルソ・ティーポ・ナカジ〜で、ここのところずっとスミスの時計を紹介している。
商品は、オフィス・ビッグベアーの大熊社長が自ら修理したり、イギリスで修理させたものを、保証つきで販売しているもので、いずれも魅力的なものばかり。
このため、これからも暫く、英国車乗りの方にピッタリのスミスの時計をご紹介していく予定なのだが、ただ商品を紹介するだけというのも芸がない。
で、先日、千葉県市原市にあるオフィス・ビッグベアーの事務所兼大熊社長のご自宅を訪ね、腕時計の分解と組み立てを体験させていただいた。
その模様は、これからティーポ本誌で連載していく予定なのだが、せっかくなのでその一部をここでご覧いただこう。
イギリスでは、自分の時計を自分で分解して、汚れを落とし、油を注してメンテナンスするのを楽しんでいる人も多いのだという。
初めて挑戦した僕は、まだ「楽しむ」ところまではいかなかったものの、超細かいパーツを分解してまた組み立てる作業を、「結構面白いかも!」と思ってしまった。
うーん、病み付きになったらどうしよう!?

分解作業のしやすい、高めの机の前に座り、大熊社長の指導で分解開始。


ムーブメントを専用のホルダーに挟んで、部品を外していく。パーツはもの凄く小さいものばかりで、時にルーペを使わないと作業できないが、なんとか全てをバラバラにすることに成功。この後各部を洗浄し、給油してから、もう一度組み立てた。

投稿者 中島秀之 : 23:58 | コメント (1) | トラックバック

2007年4月15日

ジャーマン・ティーポ第2号間もなく発売!

これまでティーポではあまり紹介してこなかったドイツ車をメインとした雑誌「ジャーマン・ティーポ」が、先月創刊された。
創刊号はいろいろと準備不足のところがあって、「ティーポらしさにちょっと欠けたかなぁ・・・」という気もしたのだが、16日月曜日に発売される第2号「豪速サルーン」 は、かなりティーポらしく面白くできていると思う。
その中で僕は、今シーズンからスーパー耐久シリーズに参戦する、BMW Z4Mクーペの記事を担当していて、先日このマシンをドライブする柳田真孝選手にインタビューをした。
クルマの仕上がりもいいようで、フェアレディZやポルシェ911を相手に、いいレースをしてくれそうだ。
しかも我々の世代に嬉しいニュースがあって、十勝24時間では、かつてブラバムでF1を戦い、ル・マンやDTMでも大活躍したハンス・シュトゥックとその息子がチームに加わるとのことだった。
ただ柳田選手としては、「Zの柳田」がZを倒す役となることに、やや複雑な思いもあるようだ。
それでも、「開幕戦から優勝を狙っていく」とのことなので、期待したい。

これがS耐に登場するBMW Z4Mクーペ。

「実はノーマルのZ4Mクーペは運転したことがないんです」と言うマー選手だが、S耐ではどんな走りを見せてくれるのだろうか?

投稿者 中島秀之 : 00:46 | コメント (3) | トラックバック

2007年4月12日

琵琶湖畔で気持ちよく取材

月曜日に、ティーポの次号巻頭特集用の取材を、滋賀県の琵琶湖畔にあるプロヴァンス・ガラージュ さんで行った。
このお店では以前、200号記念号でシトロエン2CVの初期型を取材させていただいたことがある。
今回久々にお邪魔して、「スモールカー特集」の中で紹介する、以下の2台を撮影させていただいた。

お店のすぐ裏が琵琶湖畔なので、撮影するには絶好のロケーション。
特に今回撮影したかわいらしい2台など、置いてあるだけで絵になってしまう感じだった。

お店もその名に相応しく、まるでプロヴァンス地方にあるショップのような作り。
琵琶湖から吹く風も気持ちよくて、仕事なのにすっかりのんびりしてしまった。

建物だけでなく、展示スペースや駐車場周辺もまるで南仏のような雰囲気。
たまたま通りかかったボッシュのサービスカーも、雰囲気の良さに拍車をかけていた。
ほら、日本のナンバーがクルマに着いてなかったら、まるでフランスみたいでしょ。
中古車の在庫も豊富だし、グッズ類の売り物もあるから、是非近県の方は訪ねてみていただきたい。

そうそう、このお店にしては珍しくドイツ車の中古車の売り物があった。

BMW Z4のHT付きなのだが、ボディカラーが珍しいオリーブグリーンのような色。
僕は「まるで軍用車みたい!」と思ったのだが、見ようによっては、ガンダムに登場するモビルスーツのような雰囲気も感じられる。
ガンダム世代の方、愛車にいかがだろうか?


投稿者 中島秀之 : 23:08 | コメント (2) | トラックバック

2007年3月21日

箱根でエクセルを取材!?

昨日は久々に箱根の山羊さんコーナーで取材に参加した。
ただし今回は、ライターとしてではなく、協力オーナーとしての参加だった。
と言うのも、次号のティーポの巻頭特集は、「このクルマを見直せ!(仮題)」。
そこで、人気車の多いロータスにあって、あまり人気のない、エクセルとFFエラン(M100)の2車種を登場させることになったのだ。
あ、この企画は僕が言い出したものではないので念のため。
で、自分のエクセルで早朝出発し、以前も取材にご協力いただいたFFエラン・オーナーのKさんのお宅を経由して、箱根へ。
前夜に雪が降ったようで、道端に少し残っていたが、道路はドライで、気温は低く寒かったものの、良いお天気の中で取材ができた。
写真を殆ど撮影して一段落したお昼に、ようやくお馴染みのモータージャーナリスト・斉藤慎輔さんが登場。
2台を乗り比べてもらい、走行中の写真を撮影して取材終了。
さて辛口評論で知られる慎輔さんが、FFエランとエクセルをどう評価したのか?
次号のティーポをお楽しみにしていただきたい。

FFエランの陰に、レフ板を持つスタッフ・ノーージマ♪がいるのがわかるだろうか? もちろん神村カメラマンの撮る写真には写っていないのでご安心を。

Kさんは以前ティーポでご紹介した、エラン+2とFFエランを所有するオーナーさん。FFエランは普段の足で、これが2台目。現在はお仲間が製作した特製ハードトップを装着している。

シンスケさん、エクセルに乗るの図。意外に楽しそうなのが不思議!?

投稿者 中島秀之 : 19:21 | コメント (2) | トラックバック

2007年3月 4日

失われたマーチ、取材順調

カーマガジンの不定期連載記事で、僕が執筆を担当している「失われた時を求めて」シリーズ。
現在はマーチ74Sマツダを連載中で、3月号に初回を掲載したが、4月号は一回お休みして、5月号に第2回目を掲載予定だ。
先週木曜日にその取材のために、静岡県の三島まで行って来た。
三島では、現存しているマーチ74Sの2シーターGCカーを当時実際にドライブされた元ドライバーの方にお話しをうかがったのだが、それがどなたかは、カーマガジン次号でご確認いただきたい。
その方は今で言うジェントルマン・ドライバー、当時で言うセミプロ・ドライバーで、1980年代半ばまで、富士GCシリーズや富士ロング・ディスタンス・シリーズなどで活躍された。
70歳になられた現在も大変お元気で、我々を歓迎してくださった。
お話しは大変興味深く、あの白いマーチのヒストリーがまた少し解明した。
次回の記事を是非お楽しみにしていただきたい。


僕のミニカー&プラモデル・コレクションの中からマーチ73〜76Sに関するものをご紹介しよう。
これはアオシマ文化教材が1970年代終盤に販売した、1/24のマーチ75Sロータリー。
グランプリの星・サーキットマシーン・シリーズの中の1台だ。
富士GC用マーチのプラモデルは、日東模型のサーキットの狼シリーズの、1/28と1/24が有名で、それぞれに確か星野一義のペンタックス・カラーと、マンガの中に登場する飛鳥ミノルのYUASAカラーの2種類があったと記憶している。
ただし、日東の製品はマーチ74S BMWで、現存するマーチ74Sマツダとは、フロントにオイルクーラーがないなど、微妙に形状が異なる。
それに対してアオシマ製のこれは、片山義美選手のマーチ75Sマツダをモデル化したものと思われ、ブレーキダクトの形状などを除けば、かなり現存するマーチ74Sマツダに近い。
僕のコレクションは、確か10年近く前のニューイヤー・ミーティングで、2000円で購入したように記憶しているが、今はもう少しプレミアがついているかも知れない。


投稿者 中島秀之 : 20:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年2月22日

小田原で気持ちよく取材!

水曜日に、取材で小田原に出かけて来た。
ティーポの巻頭特集の取材だが、うかがった先は、ティーポの連載「Monthly Sketch from Odawara」でお馴染みの、栗原典善さんの会社「Nori Inc.」。
以前も何回か取材でお邪魔したことがあるのだが、今回は、もう一人のゲスト、千葉匠さん(連載「デザイン時事通信」でお馴染み)が到着するまでの間、特別なスペースに案内していただいた。

それがこれ。
小田原の高台にある栗原さんの会社の、4階部分にあるベランダだ。
素敵なゲストルームとサンルームに隣接しているこのベランダは、相模湾が見渡せて最高に気持ち良く、「もうすっかり春だなぁ」と和んでしまった次第。

ところで今回の取材では、あるメーカーの近年の市販車のデザインをお二人に分析していただき、今後に期待するところなどを語っていただいた。
何処のメーカーだったかは一応秘密。
もっとも下の写真を見れば、もう一目瞭然かな。

それにしてもお二人の嬉しそうな表情が印象的。
お二人が話してくださった内容は、次号のティーポでお楽しみいただきたい。

投稿者 中島秀之 : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2007年2月20日

ハイブリッドカー揃い踏み!?

昨日暖かな日射しの元、お台場でティーポ次号の撮影が行われた。
僕は原稿を書くわけでなく、取材の手伝いのために行ったのだが、集まったのは下の写真のようなクルマたち。

珍しく国産車ばかりなのはすぐわかるとして、全車に共通した特徴があるのがおわかりだろうか?
「手前にプリウスとシビックがあるから、ハイブリッドカーでしょ。でも、後ろにいるパネルトラックは何?」と思われた方。
そうなのだ、実はこのトラックもハイブリッドカーなのだが、その詳細と、この企画の詳しい内容に関しては、次号ティーポの「エコ・ティーポ」のコーナーをご覧いただきたい。


投稿者 中島秀之 : 23:20 | コメント (1) | トラックバック

2007年2月 7日

普段乗らないクルマに次々試乗

暖かな日和だった昨日、大磯プリンスホテルで行われている恒例のJAIA合同試乗会に行って来た。
現在日本に正規輸入されている乗用車の殆どが一同に会するこのイベントに、ティーポ編集部は総員8名の大所帯で出撃。
普段はあまり乗らないドイツ車を中心に、ホンの少しずつだが、次々と試乗してきた。
そこで、僕が個人的に印象に残ったクルマをいくつかご紹介しよう。

メルセデス・ベンツCLS63AMGは、その500馬力を超えるパワーで、フル加速すると笑っちゃうほど速い。まるで瞬間移動しているかのような走りを味わえる。

BMW Z4Mロードスターは、猛烈にトルクフルなエンジンで、6MTがどのギアに入っていても、素晴らしい加速を示す。実に楽しいドライブフィールだった。

メルセデス・ベンツSL550は、やはりもの凄くパワフルで速いのだけれど、オープンにしている限りは、100km/h以上で走る気が起きないほど、ゆったりしたゴージャスな雰囲気。

ボルボS60 2.5Tは、そこそこの速さとコンパクトな車体、そして素晴らしいフロントシートで好印象だった。フランス車以外でこんなに心地よいシートは初めてかも。

BMW335iクーペは、300馬力の直6ツインターボ・エンジンが最高のフィーリング。セミATをマニュアル操作してフル加速すると、ゾクッと鳥肌がたつほど気持ち良かった。

投稿者 中島秀之 : 23:42 | コメント (2) | トラックバック

2007年1月24日

正解の発表!

前回のクイズの正解を発表しよう。
サイドミラーと、グリーンの内装の写真を掲載したのは、1962年式のポルシェ356Bだ。
T6と呼ばれる、最終型356Cと同じ形状のボディを持つ、356Bの後期型。
薄いグレイのボディと鶯色のようなグリーンの内装が、レトロな雰囲気を更に増している。

一方ルーフの一部と、右ハンドルの内装の写真を掲載したのは、1969年式のメルセデス・ベンツ280SLだ。
W113と呼ばれる縦目のSLの最終型で、現車は当時のディーラー車。
アイボリーホワイトのボディに、濃いチャコールグレーのハードトップとホイールキャップが実にお洒落な雰囲気だ。

どちらも程度は素晴らしく、運転も楽しかった。
詳しくは次号のティーポで、記事を読んでいただきたい。

投稿者 中島秀之 : 23:25 | コメント (0) | トラックバック

2007年1月22日

今日取材したクルマは?

本日は横浜「みなとみらい」にて、次号ティーポの巻頭特集用の取材を行ってきた。
次号の特集は、「ナゴミ系車両大集合(仮題)」。
で、今日僕が取材したのは、これまでティーポでは殆ど登場したことがない2台。
どちらもヒストリックカーなのだが、普段の足にも使えそうなほどしっかりできており、しかも2台とも程度抜群の素晴らしいクルマだった。
さて、では今日僕が乗った2台のクルマはなんだったか、おわかりだろうか?
ヒントはこの写真。

1台はこのミラーのついた2+2クーペ。

もう1台はこのルーフの、2シーター車。
どうだろう? おわかりになっただろうか?
え? わからない?
じゃあ、もうちょっとわかりやすいヒントその2を。

上のミラーのクルマのインテリアはこれ。

上のルーフのクルマのインテリアはこれ。
これならもうおわかりだろうと思うが、ま、一応正解は次回にて。

投稿者 中島秀之 : 23:32 | コメント (3) | トラックバック

2006年12月 8日

子紫電って楽しそう!

今月号のティーポはご覧いただけただろうか?
以前このブログでもちょっとだけご紹介したが、僕は担当したのは、巻頭特集「コイツはやっぱりナミじゃない!!」の中の「憧れのあのマシンが、”ちっちゃくなっちゃった!”」の記事。
K4GPに出場するために作られた、4/5サイズのシャパラル2HやフォードGT40、そして由良拓也さんの「子紫電」をご紹介している。
このうち「子紫電」は、自動車雑誌で詳しく紹介されるのは殆ど初めて。
だから結構反響が大きいらしく、今朝由良さんからその旨電話をいただいたほど。
ところで、取材時に由良さんは「もうすぐナンバーを取得する予定です。どうしても欲しいという方には、ボディの型はありますから、同じクルマを作って販売することは可能です。でもコストを考えるとかなり高価になっちゃいますね」と言われていた。
もちろんこうしたクルマが、例えば新車のコペンくらいの価格で購入できたりすれば、凄く嬉しいのだが、完全な手作りで作られるために、そうはいかないようだ。
それでも、この子紫電がゼッケンをつけて5台くらいがレースに出場したら、まるで60年代中盤のル・マンで活躍したアルピーヌのようで楽しいだろうなぁ。
あ、「価格はいくらでも絶対欲しい!」という方は、是非ムーンクラフトさんに問い合わせてみてくださいネ。


投稿者 中島秀之 : 22:10 | コメント (3) | トラックバック

2006年12月 1日

CCC全ての賞が決定!

あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤーの発表と表彰が、30日に六本木ヒルズ1階の広場で行われた。
僕はこの表彰式と、その後行われた懇親パーティの司会を担当したのだが、なかなか興味深い結果となって面白かった。

各賞は、以下の通り。
大賞                三菱アイ
K4オブ・ザ・イヤー         三菱アイ
RVオブ・ザ・イヤー         トヨタ・エスティマ
スポーツカー・オブ・ザ・イヤー   ミツオカ・オロチ
ECOカー・オブ・ザ・イヤー     メルセデス・ベンツE320CDI
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー フェラーリ599
セダン・オブ・ザ・イヤー      レクサスLS460

この中で最も意外だったのは、インポートCOTYがフェラーリ599だったことだろう。
アルファ159やシトロエンC6などを押さえての受賞は、フェラーリというブランドが、今も輸入車の中で最大の憧れの対象であり続けているのを現していると言えそうだ。
またスポーツカーCOTYがオロチだったのも予想外だった。
アストンやジャガー、ポルシェやBMWなどを大きく引き離しての受賞は、国産メーカーからスポーツカーが全くといっていいほど登場しないことへの、ユーザーの無言の抗議のようにも思える。
いずれにしても、今回決定した各賞は、ジャーナリストが選ぶCOTYより、ある意味シビアというか、世論に忠実だったような気がする。
今後もCCCが、良い形で内外の自動車産業に影響を与えていってくれればと思う。

そうそう、僕の投票した7台は、ECOカーのメルセデス以外、賞に選ばれることがなかった。
ウ〜ン、こうなると、かえって気持ちよいというか、誇らしく思えてくるから不思議だ。
これからも独自の発想と観点で、雑誌を作っていきますので、どうぞ宜しく。


三菱アイが、大賞とK4オブ・ザ・イヤーの二冠に輝いた。

スポーツカーCOTYはオロチが受賞。実物はなかなかよく出来ていた。

投稿者 中島秀之 : 00:58 | コメント (1) | トラックバック

2006年11月22日

次号のティーポの特集は・・・その2

先日もこのブログでちょっとだけご紹介した、次号ティーポの「並でない」特集。
「あと2台取材する予定」と書いたが、その2台を今日取材してきた。
またまた例によって詳しくはお見せ出来ないが、かなり「並でない」クルマであるのは間違いない。
さてなんのクルマかおわかりだろうか?

まずはこれ。リアフェンダーの丸みとリアウインドウの形が特徴的。オペル1900GT? それともアル*ー*? 確かにそうも見えるが、どちらも不正解。実物を見たら驚くこと請け合いだ。

もう1台はこれ。昔のプロトタイプ・レーシングカー? ひょっとしてシャ*ラ*? まぁ正解に近いが、実はそうではない。これもかなりブッタマげるクルマなので、是非次号のティーポをお楽しみにしていただきたい。

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2006年11月15日

次号のティーポの特集は・・・

先日、ティーポ次号の巻頭特集のために、2台のクルマを取材してきた。
次号のティーポの巻頭特集は、まだ仮題だが、「並じゃない」ものの特集。
いろいろと今、「並じゃないクルマ」や「並じゃない人」の取材を各担当が行っている。
僕の取材したのも、そうしたクルマの2台なのだが、実は更に2台、今後取材する予定でいる。
企画の内容が内容なので、その全容をここで紹介するわけにはいかないが、ちょっとだけヒントの写真をお見せしよう。

1台目はこれ。ボンネットなのだが、実は実際のボディパーツではなく、そのクルマをイメージして作られたオブジェだ。なんのクルマかお分かりだろうか?
フォードGT40? ガルフ・ミラージュ? まぁ近いが、どちらも正解ではない。
かなり「並でない」クルマなので、写真を見たらびっくりすること請け合いだ。

2台目はこれ。実車のフロント部分のアップだ。なんのクルマかわかるだろうか?
ポルシェ917? ポルシェ908/2? まぁ確かにそう見えなくもないが、正解は違う。
これもかなり「並でない」クルマなので、タネ明かしを楽しみにしていただきたい。

というわけで、次号ティーポにも是非期待して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 21:29 | コメント (1) | トラックバック

2006年11月 9日

謎の自動車窃盗団を激撮!?

今日は快晴の元、横浜の赤レンガ倉庫に行ってきた。
そこで見たものは、まるで「あぶない刑事」に登場するような、リーゼント頭の男がリーダーの窃盗団が、新車を今まさに盗もうとしているところ(?)・・・。

いかにも横浜な髪型とファッションに身を包み、手にはドライバーとガムテープを持って、盗むクルマを物色する窃盗団の男(?)。

1台のBMW335iクーペに狙いを定めた窃盗団は、まず前部に回って警報装置を解除してから、おもむろにドアの鍵を開け、僅かな時間でエンジンをかけて走り去った(?)・・・。

な〜んてのは、全部ウソ。
実は、明日から赤レンガ倉庫前でキックオフ・イベントが行われるあなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤーのために、ネコ・パブリッシングの自動車雑誌各誌の編集部員が総出で準備を行っていたのだが、その模様の一部が、上の2枚の写真なのだ。
絵に描いたような横浜の不良に見えているリーゼントの男性は、デイトナ編集部のブルース編集部員で、こう見えて(?)立派な(?)お父さんなのである。
あまりにも横浜の風景に馴染んでいたので、ついフィクションを創作してしまった!

さて実際にはこのキックオフイベント、今年国内で発売された新車の殆ど、60台以上が赤レンガ倉庫前に展示されるスケールの大きなものなので、是非お近くの方は、明日から日曜までの3日間に会場にお越しいただきたい。

会場はこんな状態。明日は中田横浜市長を始め、様々なゲストも出席してくださる予定だ。

本物は写真で見るより100倍カッコいいフェラーリ599を始め、普段滅多に見られない高級スポーツカーも多数展示されているので、是非お見逃しなく!

投稿者 中島秀之 : 22:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月18日

久々の箱根取材にエクセルで出撃

今日は早起きをして、朝から箱根で、ティーポ次号の巻頭特集の取材を行ってきた。
次号のティーポ巻頭特集のテーマは「ロータス」で、今日はエスプリを2台走らせる。
そこで、エスプリとは兄弟というか親戚である(?)、自分の愛車ロータス・エクセルで出かけてきた。
まぁ、先日タイヤを交換したばかりなので、その感触を確かめたかったこともあるし、とにかくエクセルで気持ちよく箱根を走りたかったのだ。
で、久々の「エクセルで箱根」はどうだったかと言えば、いやぁこれが実に気持ち良かった。
自分を中心に、ステアリングを切った分だけクルンとクルマの向きが変わる、抜群のハンドリング性能は健在で、同乗していたナパも、「いやぁ相変わらず良く曲がりますねぇ」と感心していた。
また初めてエクセルにチョイ乗り試乗した編集部Tも、「これ、すっごく面白いね。まるで大きなエランみたいだ」と驚いていた。
エクセルはハンドリングが良いだけでなく、乗り心地が凄くいいし、とにかく運転していて気持ちいいクルマなのだ。
ところで、交換したばかりのヨコハマ・グランプリM7Rはどうだったかと言うと、やや当たりが硬い気がするものの、グリップレベルや乗り心地はこのクルマの性格に合っていると感じられ、とりあえずホッとした。
ま、他にサイズの合うタイヤがないんだから、贅沢は言えないんだけど・・・。
そんなわけで、今日は取材でありながら、すっかりエクセルでのドライブを楽しんでしまったのだった。


今日は2台の新旧エスプリにも、僅かだが乗ることができた。
どちらも異なる魅力があって、とても楽しかった。
さてどんな記事が出来上がるかは、次号のティーポでご確認いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 22:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年9月 2日

捨て猫を拾っちゃった?

8月31日、六本木ヒルズで「あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー」の記者発表会があり、その司会を担当した。
この新しいアワード、詳しくは公式サイトをご覧いただきたいが、要するに誰もが選考委員になれて、誰もが1票を投じられるカー・オブ・ザ・イヤーなのだ。
もちろん僕も11月10日からの投票期間に1票を投じるつもりだが、こうなるとなんだか選挙に投票しているみたいで、結果が凄く気になる。
皆さんも、まず会員登録をして、是非参加していただきたい。

ところで、発表会の帰りに、六本木ヒルズ1階にある某大型書店に寄ってきた。
洋書を多く取り揃えているこのお店では、数週間前から自動車&オートバイ関係の洋書の在庫一掃バーゲンを行っており、掘り出し物を探しに行ったのだ。
行ってみると、バーゲンも終盤だったらしく、なんとどの本も2冊で1000円の安さ!
始めは「2冊くらい・・・」なんて思っていたのだが、値段が値段だけに、ついついあれもこれもと手にしてしまい、気がつけば10冊に!
なにせバーゲン終盤になっても売れずに残っていた本だけに、かなりマニアック度が高いものが多く、「僕がここで買ってあげないと、確実に廃棄処分になるだろうなぁ・・・」と、なんだか捨て猫を拾うような気持ちになってしまい、全部買ってきてしまった。
まぁ10冊買っても5000円と、普通なら洋書1冊分にも満たない金額なので、お財布はそれほど痛まずにすんだから良かったけど。
どんな本を買ったかは、写真でご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 23:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月 8日

とっても気さくなスーパースター

今日は朝から2件連続で、次号ティーポの巻頭特集用のオーナー取材を行った。
といってもただのオーナーさんではない。
午前中にお会いしたのは、現在全日本スポーツカー耐久選手権(JLMC)にポルシェ996GT3RSRで、またポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンにポルシェ997GT3カップカーで出場中の、レーシング・ドライバー青山光司さん。
青山さんはシンワ・サービスという会社の代表でもあり、先月行われたティーポ・オーバーヒート・ミオーティングでは、冠スポンサーとして岡山国際サーキットに10台以上のフェラーリやポルシェを持ち込んでくださったのだが、今回の取材はそのうち、シルバーに塗られたLM仕様のF40についてのお話をうかがうものだった。
モディファイの内容はもちろん、青山さんのF40に対する深い思い入れなど、なかなか興味深いお話をうかがうことができた。

一方午後にお会いしたのは、青山さんの仲の良い友人であり、JLMCでは青山さんのチームの監督でもある、ミュージシャンの河村隆一さん。
今回お話をうかがったのは、河村さんの大幅にモディファイされた348についてだったのだが、いや、もうこだわり満載で、大変なクルマであることがよくわかった。
河村さんも、青山さん同様、クルマのこととなると、本当に嬉しそうにいろいろと話してくださるので、あちこちに話は脱線しつつも、取材は非常にスムーズに進んだ。
お忙しい中、お時間を割いていただいただけでもありがたいのに、ミネラルウォーターに青汁のパウダーを3袋入れたものを飲みながら(お好きだそうです)、ひとつひとつ丁寧に質問にお答えいただいた河村さんには、心から感謝申し上げたい。
もちろんわざわざネコ・パブリッシングまでお越しいただた青山さんにも、お礼を申し上げたい。
なお、今回の取材の内容は9月6日発売のティーポに掲載されるので、お楽しみにして欲しい。

河村さんはとっても気さくな方で、サービス精神満点でいろいろとお話ししてくださった。
(写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年7月27日

仲の良い3人が同じ姿勢で?

我々ティーポ編集部員が仕事をしている「島」の隣には、ジェイズ・ティーポ編集部の「島」がある。
ジェイズ編集部は、隔月発行のジェイズ・ティーポの他に、ウェブ上のフリーペーパー・マガジンで、軽自動車専門誌である「K4(ケイヨン)」の編集も行っている。
このK4では、車内の広さを検証するために、自作のダミー人形を2体使っている。
「ケイヨンくん」と「ケイヨンさん」と呼ばれるこの2体、普段はしまわれているのだが、今日は早朝から取材のためにお出かけしていた。

右が「ケイヨンくん」で左が「ケイヨンさん」。(写真は全てクリックすると大きくなります)

夕方、ジェイズ編集部員と帰社した「二人」は、さすがに早朝からのロケで疲れたのか、ついジェイズ編集部員の席で居眠りを始めてしまった。

さすがにこれでは仕事にならないので、やはり早朝からのロケでウトウトしていた、ジェイズ編集部のチャボ編集部員の脇に「二人」は移動。
一番仲の良いチャボ編集部員と一緒に、仲良く居眠りを始めたのだった。

ところが「3人」は、仲が良すぎるのか、チャボ編集部員が姿勢を変えるたびに、なぜか同じ姿勢になってしまうのだった。




といわけで、1時間ほど気持ちよ〜く居眠りした「3人」は、スッキリした表情で家路についたのだった(!?)。
な〜んて、締め切りが近くなると、こんなことで皆、盛り上がっちゃうんだよなぁ!

投稿者 中島秀之 : 23:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年7月14日

ムルティプラで往復1500kmの大冒険!

今週末に岡山国際サーキットで行われるティーポ・オーバーヒート・ミーティングで、例によって場内放送を担当する。
普通なら飛行機か新幹線で岡山へ向かうのだが、今年はクルマを一人で運転し、名古屋で取材を一件行い、京都の家に一泊してから、岡山へ向かうことにした。
今回のアシは、なんとフィアット・ムルティプラ!
というのも、TOHMでムルティプラ・ミーティングを行うため、誰かがティーポの長期レポート車であるムルティに乗っていかなくてはならなかったからだ。
昨日朝7時半頃東京杉並の自宅を出て、お昼に名古屋に到着。
名古屋の有名な高原書店さんで取材を行い、夕方4時頃名古屋を出発。
6時半頃京都について、その日はゆっくり一泊。
今朝11時に京都を出て、午後2時過ぎに岡山国際サーキットに到着した。

前後横3人がけのムルティの後席部分は荷物で満載状態だったのだが、長距離でも安定した走りで750kmを無事に走りきってくれた。
もっとも慣れないシートのためか、ちょっと左の腰の辺りが痛くなったけれど・・・。
燃費は、空力的に不利なボディ形状のためリッター10km未満にとどまってしまったけれど、あれだけ荷物満載の上、途中で渋滞にも遭ったりしているから、まぁまぁといったところだろうか。

さぁいよいよTOHMの本番も間近。
今年は、見に来てくださった方にも楽しんでいただけるイベントに使用と、いろいろ趣向を凝らしているので、是非お近くの方(関西や四国の方も!)は、岡山国際サーキットに遊びにおいでいただきたい。


名古屋の高原書店さんに寄って取材。この日は猛烈な暑さで、ムルティの中は凄い温度に!
(写真はクリックすると大きくなります)


夕方、蒸し暑い京都に到着。ムルティは、出発前にオイル交換したばかりなので、元気いっぱいだった。

投稿者 中島秀之 : 16:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年7月12日

今週末はTOHM!

鈴鹿のフォーミュラ・ニッポン終了後、名古屋経由で京都の家に行き、一泊。
翌朝神戸駅まで在来線で行き、ティーポ編集部のメットや、ネコ・パブリッシングのイベント映像事業本部のメンバーと合流し、関西地区の新聞社を回ってきた。
何をしてきたかと言えば、今週末のティーポ・オーバーヒート・ミーティング(TOHM)を、関西の新聞社に宣伝してきたのだ。いわゆるメディア・キャラバンというヤツだ。
詳しくはTOHMの特設ブログにメットが書いているのを見ていただきたいが、岡山国際サーキットのサークットクイーン、藤原悦子さんと山咲菜穂さんにもお手伝いいただいて、神戸で2社、大阪で5社を回ってきた。
新聞社回りをしたのは初めてだったが、各新聞社は会社ごとにいろいろ特色というか、特徴があって大変興味深かった。
また各社の記者の皆さんには、忙しいお時間を割いて我々の話を聞いてくださり、感謝申し上げたい。

さて、大急ぎで7社も梯子(?)したため、夕方にはかなりヘトヘトになった。
そこで東京行きの新幹線に乗る前に、皆で大阪名物を食べて帰ろうということになり、大阪在住の藤原さんと山咲さんに紹介してもらった、某お好み焼き屋さんに向かった。
藤原さんと山咲さんの厳しい指導の元(?)、モダン焼きと焼きそばをおいしくいただいてきた。

岡山国際サーキット・クイーンの、藤原さん(左)と山咲さん。イベント当日は参加できるかどうかまだ未定だそうだが、今後も岡山国際サーキットで見かけたら、応援の言葉をかけてあげて欲しい。

今年のTOHMは、これまでとはひと味違って、走行に参加する方だけでなく、イベントを見に来る方にも楽しんでいただけるよう、いろいろと企画を練っている。
だから、わざわざメディア・キャラバンまで行って宣伝しているのだ。
どうか、近畿地区、中国地区、四国地区のティーポ・ファンの皆さん、今週末の日曜日は、岡山国際サーキットにお集まりいただきたい。
僕自身は当日、放送室で実況を朝から続けているので、なかなか皆さんとお会いできないが、家族連れの方にもきっと楽しんでいただけるイベントだと思うので、どうぞおいでいただきたい。

投稿者 中島秀之 : 00:18 | コメント (2) | トラックバック

2006年6月21日

マニアックなお店を訪問!

昨日、HARRYさんたちの取材の帰り、もうひとつ取材を行ってきた。
都内にある某お店で、アパレル製品を撮影したのだが、それがどんなものかは、次号のティーポの特集をお楽しみにしていただきたい。

で、ここのお店なのだが、いや実にマニアックなところだった。
と言うのも、1960〜70年代頃のレーシングギアをかなりの数取り揃えて、販売していたのだ。
どんなものがあったかをご紹介しよう。(写真はクリックすると大きくなります)


アメリカのヒンチマン社製、60年代後半から70年代頃のレーシングスーツ。
あのスティーブ・マックイーンも愛用したスーツで、映画「栄光のル・マン」でも同じようなタイプが使用されたという。そう言えば、マックイーンが当時実際のレースで使用したのも、当時の写真を見る限りこのメーカーのレーシングスーツだったようだ。



驚いたのはヘルメットの在庫。1970〜80年代の懐かしいブランドのものがたくさん揃っていた。
2輪用ばかりだが、僕らの世代にとっては、学生の頃憧れたものばかり。
ポルシェ・デザインにagvにBELLにJEBSと、あぁ懐かしい!
いずれも当時のデッドストックなので、公道で使用するのはやめた方が良いだろうが、飾っておくだけでもいいし、四輪の走行会などで使用してもいいだろう。
いやぁ思わず衝動買いしそうになるのを、なんとかこらえるのに必死だった。
特に、クレイ・レガツォーニやミケーレ・アルボレートの愛用したJEBSはヤバかったなぁ。

ここがどこにあるなんというお店かは、やはり次号のティーポで確かめていただきたい。

投稿者 中島秀之 : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年6月20日

HARRYさんがTIPOに登場!

今日は午前中にお台場で取材を行った。
取材させていただいたのは、この方々。

MGB-GTの横にいるのは、TOKYO-FM系各局で放送中の「ドライビングナビゲーター・バイ・アドバン」のパーソナリティ、HARRYさんと番組ディレクターの鈴木さんのコンビ。
昨年、今年と、ジャパン・ヒストリックカー・ツアーにHARRYさんの黄色いスピットファイアで出場し、話題を提供してくださったことは、このブログでも以前ご紹介した。
え、じゃあこの白いMGB-GTは? と言えば・・・・、まぁ大方の予想通り、鈴木さんの愛車なのだが、どんなクルマなのかは、次号のTIPOでご確認いただきたい。
またお二人がどんな内容の記事に登場するかも、お楽しみにしていただきたい。

これまでHARRYさんと鈴木さんの番組に僕は何度か出演させていただいたことがあるのだが、反対にお二人がTIPO誌面にきちんと(イベントの記事でなく)登場するのは初めて。
という訳で、TIPOの取材終了後、今度はお二人に、逆にドライビングナビゲーター・バイ・アドバンのための取材を受けてしまった。
その模様は7月中旬に放送されるそうなので、こちらも是非お楽しみに。


投稿者 中島秀之 : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月16日

次号のティーポはモディファイ特集

現在編集作業を進めている次号のティーポ(7月号)は、モディファイ車の特集を予定している。
既に何台か取材を行っているが、そのうちの1台が、先日スポーツランドSUGOで行われたJLMCのサポートレースに出場していたこのマシン。

(写真はクリックすると大きくなります)

この写真を見て、これがなんのクルマかわかるだろうか?
カーボン製のカウルが見える2座席のオープンコクピット。
スパルタンなメーターとデジタル計器。
ル・マン・プロトタイプ2クラスのマシン?
いやいや、エンジンが前にあるでしょ。
ケイターハム・スーパーセヴン?
いやいや、インパネやセンターコンソールの形が違うでしょ。

実はこれ、ヒストリックカー・レースに出場していたマシンなのだ。
それも、プロトタイプカーなどではなく、市販スポーツカーを改造したもの。
さてこのクルマが何で、どんなモディファイを施してあるのかは、次号のティーポにて!

投稿者 中島秀之 : 11:30 | コメント (0)

2006年4月18日

Eタイプ欲しいなぁ……

本日は、次号の巻頭特集用に都内で撮影をしてきた。
撮影したのは、著名な某氏のジャガーEタイプS2クーペ。
誰のクルマかは、カーマガジンの読者の方ならおわかりかも知れない。
で、ほぼ撮影が終了する頃、某さん(あ、わかっちゃったかな?)のお友達のKさんの赤いS1クーペも登場。
S1の方は撮影したわけではないのだけれど、凄く程度の良い個体で、ホレボレと眺めてしまった。
しかも2台のEタイプが並んでいる姿は、なかなか迫力がある。
実は以前物凄くEタイプが欲しかった時期があって、英国で出ていた売り物を、知人に見に行ってもらおうとしたことがあった。でも、直前に売れてしまって、買うことはできなかったのだ。
ここ数年Eタイプの価格は高騰していて、程度の良いものは凄い値段なので、買うのは諦めていたのだけれど、こうして間近に見てしまうと、また欲しくなっちゃうなぁ。
それに、買うのならS1のロードスターと思っていたけど、クーペも魅力的だし…、あぁ悩ましい。


投稿者 中島秀之 : 15:51 | コメント (1) | トラックバック

2006年4月13日

衝動買い!

次号のティーポの巻頭特集のため、都内で撮影をしてきた。
今回の特集は「グランツーリスモ」がお題なのだが、ヒストリックカー好きの僕ナカジ〜だけに、ちょっと珍しい「GT」を撮影してきた。
さてこのクルマが何かおわかりだろうか?
正解は、5月6日発売のティーポ6月号でご確認いただきたい。

ところで、このクルマのオーナーさんの取材をするため、都内某所のカフェでお茶をしたのだが、そのお店はバイクグッズショップも併設していて、取材終了後、いろいろと見て回っていた。
すると、たくさん置いてある今風のジェットヘルやお椀ヘルに混じって、懐かしい形のフルフェイス・ヘルメットがあるではないか。
おお、これはもしや、あの生沢徹さん始め、多くの名ドライバーが愛用した、70年代初頭の英国製の逸品、グリッフィンでは?

ん? でもグリッフィンは既に会社がなくなって久しく、本物は猛烈なプレミアがついているし、一時期作られていたレプリカも、今やかなりのプレミア価格だと聞いている。
なんでこの「ビッグスクーター系お兄ちゃん」ご用達的なショップにこんなものがあるの?
手にとってよく見ると、グリッフィンに確かに似てはいるけど、微妙に形は違う。
でもって、中のステッカーによると、東京の会社の企画で台湾で作られたものらしい。
お店のお姉さんに聞いたら、もちろんグリッフィンは知らなかったけど、「これはもう作られていない商品で、売れ残りなので3000円でいいですよ」とのこと。
確かに製造は2003年と書いてあるから、売れ残りなのだろう。
でも3000円なら、部屋のディスプレイとしても安いものだ。
なにせ遠目には、あのグリッフィンなんだから。
思わず衝動買いしてしまったのは言うまでもない。
さぁて、頭のてっぺんのところを赤で丸く塗っちゃおっかな!

投稿者 中島秀之 : 18:07 | コメント (0) | トラックバック


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