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ヒストリックカーの最近の記事

11月16日に行われたスーパーGT最終戦で、今年のレース実況のお仕事は終了しました。

ただ、その後もいろいろと、アナウンスの仕事はしています。
まず、自分がナビゲーターを担当しているNACK5の番組、CARLIFE & MOBILITYですが、先日、今季もスーパー耐久シリーズにトヨタ86で参戦してきた、埼玉トヨペットGreen Braveチームの、3人のドライバーにゲストでおこしいただき、色々お話しを伺いました。
番場琢選手、服部尚貴選手、そして同社の専務でもある平沼貴之選手の3人です。
このチームは、レースのメカニックも同社の社員と一般のディーラーのメカニックさんたちが担当するユニークなレーシングチームです。
たっぷりお話しを伺いましたので、年末と年明けに分けて、放送を行う予定です。
お楽しみに。
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そして、11月29日には、トヨタ博物館クラシックカーフェスティバルin神宮外苑で車両紹介やオーナー紹介のアナウンスを担当しました。
生憎の雨模様となってしまいましたが、貴重なクラシックカーがたくさん参加し、オーナーの皆さんから面白いお話しを伺うことができました。
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また、その翌日には、袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われた、フェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーで場内放送を担当しました。
観客まで1960年代風のファッションで参加する、日本版グッドウッド・リバイバルというべきこのイベント。
今年はメインレースのエバーグリーンカップで、かの生沢徹さんのポルシェ911と、今年のモナコGPヒストリックで日本人として初めて優勝した久保田克昭さんのジャガーEタイプが接戦を繰り広げて盛り上がりました。
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さらに、シーズンは終わりましたが、先日スーパーGTオフィシャルDVD Vol.4の、副音声の収録を、脇阪寿一選手、松田次生選手と一緒に行いました。
このシリーズはいつも僕が副音声の進行役を担当していますが、今だから言える話のようなものがとても多くて面白いですから、ぜひ一度ご覧ください。
vol.4は1月21日の発売だそうです。
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さぁそして今週末の12月6、7日には、毎年この時期恒例の、ヒストリックカー・ミーティング伊勢志摩が行われます。
公道を使ったヒストリックカーとスーパーカーのラリーで、今回は記念すべき10回大会だそうです。
僕は車両紹介アナウンスやパーティの司会などを担当するのですが、いつも仕事ながら楽しませていただいています。
お近くの方は是非見学にいらしてください。

というわけで、クラシックカー関係のイベントが続きますが、この週末でひとまず今年のレース&ヒストリックカー関係のイベントに於けるお仕事は終了の予定です。
ちょっと早いですが、今年もありがとうございました!

11月26日に東京・神宮外苑の聖徳記念絵画館前で行われた、トヨタ博物館主催の恒例イベント、トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑で、今年も車両紹介&オーナー・インタビューを担当しました。
このイベントはかなり珍しいクルマもエントリーするため、ホントに楽しいのですが、今回も「こりゃ凄い!」というクルマが何台かありました。
そこで、僕が気になったクルマをご紹介しましょう。

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今回個人的に最も惹かれたのは、この1967年式パナール24BT。
パナール最後のモデル、24シリーズですが、車名のBTは、ホイールベースの長いベルリン(2ドアセダン)の高性能仕様ティグル(空冷フラットツイン850cc50PS)であることを示しています。
濃いエンジと白いルーフのボディカラーもセンスが良く、フランス車趣味の究極的なクルマという印象を受けました。

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フランス車としてはこれも珍しいモデル。1967年型シムカ1200Sクーペ。1962年に登場したベルトーネ(ジウジアーロ)・デザインのシムカ1000クーペの発展型として1967年に登場したのが1200Sクーペで、1.3L85PSの直4エンジンをリアに搭載しています。日本では公道走行可能な唯一のクルマだとか。

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1959年式BMW600。BMWイセッタの後部を延長し、後席と通常のトレッドを持つ後車軸を与えたようなクルマで、オートバイで定評のある水平対抗2気筒エンジンを搭載しています。3輪のイセッタも十分変わったクルマですが、こちらはその上を行く感じです。なにせ前席には前から、後席には普通に横から乗るんですから・・・。特にリアビューはイセッタと全然違い新鮮です。

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岩手から自走で参加されたという1957年式メッサーシュミットKR201ロードスター。KR200カブリオはよく見ますが、KR201ロードスターは非常に珍しいんじゃないでしょうか。サイドウインドーがなく、幌もウインドスクリーンも簡素なもので、スポーティなイメージが強くなっています。

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1958年式アストン・マーティンDB Mk.Ⅲ。DB2、DB2/4を経て、1957年に登場したのがDB Mk.Ⅲ。レーシングカーのDB3/DB3Sと同じイメージのフロントデザインとなり、非常に魅力的なオールド・アストンの1台。イアン・フレミングの小説007ゴールドフィンガーの中に登場する、MI6支給のDB3とは、このDB Mk.Ⅲのことではないかと言われています。

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1966年式モーリス・マイナー。マイナーの最後期モデルであるマイナー1000の乗用タイプには、2/4ドアサルーンとツアラーと呼ばれるコンバーチブル、トラベラーと呼ばれるワゴンの4タイプが存在しましたが、これはそのいずれでもない、商用車のバンをベースにしたと思われるワゴンモデル。素性をお聞きし忘れましたが、凄く魅力的です。

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1967年式アルファ・ロメオ・グランスポルト・クアトロルオーテ。イタリアの自動車雑誌クアトロルオーテがザガートと共同で、ジュリアをベースに開発し、92台が市販されたと言われる内の1台。1930年代の名車6C1750をモチーフとしています。現車は新車で2台のみ特注された右ハンドル車で、その当時からのワンオーナーカー。僕も以前青梅街道で見かけて驚いたことのあるクルマです。

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日本グランプリがプロトタイプレーシングカーで戦われていた1960年後半、日本のタキ・レーシング・チームが購入した1968年式ローラT70 Mk.Ⅲ。1968年の日本GPでは長谷見昌弘さんのドライブで出場。またこの年のNETスピードカップでは優勝を飾ったクルマそのものです。昨年のHAFJではレースに参戦されていましたが、今回は東京のド真ん中で、ゆっくりながらも走行を披露してくださいました。オーナーさんはボロボロだったこの個体を、シェルビー・アメリカンに送ってフルレストアされたそうです。ローラGT、フォードGT、ローラT70のヒストリーを考え合わせると、なんとも因縁めいていて、素晴らしい判断をされたものだと感心しました。

神宮外苑でクラシックカーを堪能

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さて、まずは前回のクイズの答え発表から。

左上のグリーンのボディの2座ロードスターは、フェアソープ・エレクトロン・マイナーのシリーズ3か4。
フェアソープは、様々な英国製メーカーのパーツを使ってキットカーを作っていたメーカーで、エレクトロン・マイナー・シリーズは、1957~73年に400台ほどが生産されている。
トライアンフ・ヘラルド系のパーツを多く使っていたようだ。
その右の赤いクーペは、ロックデール(Rochdale)オリンピックのフェイズ1だ。
ロックデール・オリンピックは、1959~68年に400台ほどが生産された、FRPモノコックのクーペで、フェイズ1はリアにハッチゲートを持たず、ライレーのパーツを多く使っていた。
2段目左の黄色い2ドアクーペは、ギルバーン・インベーダーのMk.1か2だ。
ギルバーンは1959~1974年に活動したウェールズの少量生産メーカーで、インベーダーはその後期に作られた、シリーズ中最も完成度が高いといわれるモデル。
3リッターのフォードV6を搭載し、260台ほどが生産された。
その隣の赤いスーパーカー風クーペは、パイパーP2。
ジョージ・ヘンロットの作ったパイパーは、ロータス・ヨーロッパより車高が低いFRスポーツカー。
前期型のパイパーGT/GTTは70台ほど生産され、日本にも数台存在する。
これは後期型で1971~74年に40台しか生産されなかったP2で、リアアクスルがフォード・カプリ用となり、リトラクタブルライトを採用している。

というわけで、イギリスはこうしたド・マイナー車でもクラブが必ずあって、きちんと活動が行われているというのが、おわかりいただけただろう。


さて、イギリスから帰ってからは、チンクエチェント・マガジンとティーポ本誌の編集作業が嵐のように待っていたのだが、その大忙しの最中、11月28日土曜日に、神宮外苑の絵画館前で行われた、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑」に出かけてきた。
毎年この時期に行われるこのイベントで、今年は僕が車両紹介のアナウンスを担当したのだ。
朝、一般参加の皆さんのヒストリックカーが銀座方面にパレードに出かけるときに、1台ずつ車両の解説をして、午後は何台かのオーナーの方にインタビューさせていただいた。
快晴で暖かい、最高のお天気の中行われたこのイベント、博物館の学芸員の皆さんによる興味深い解説やデモ走行などもあって、とても楽しいものだった。
このイベントに参加した車両を何台かご紹介しておこう。


左は1926年式フォード・モデルTピックアップ。大量生産を最初に導入したT型フォードのピックアップで、オーナーさんはニュージーランド在住の日本人の方で、とても楽しい方だった。右は、埼玉にあるWAKUI MUSEUMが所蔵する、吉田茂元首相の愛車だった1937年式ロールス・ロイス25/30HP。これはもう単なるクラシックカーではなくて、昭和史の動く資料ともいうべきクルマ。


左は1967年式のローバー2000SC。英国大使館などで使われた後、現オーナーが40年近く大切に維持されてきた車両で、とても良い雰囲気だった。リアに背負ったスペアタイヤケースが、コーギーのミニカーを思い出させる。右はミニ・マルヤマが所有する、1957年式オースチン・ミニ・プロトタイプ。ヒーレー親子の提案でオープントップに改造されたプロトタイプであることは知っていたが、実は当初はミニの生産型プロトとして作られた2台(当然屋根つき)の1台だったそうで、もう1台はクラッシュテストで破壊されたため、これ1台しか残っていないという、二重に貴重なクルマだった。


この2台はトヨタ博物館の所蔵車。左はベンツ・パテント・モトールヴァーゲンのレプリカで、1886年当時の姿そのままに、会場内でデモ走行を行っていた。右は1939年式パッカード・トゥエルヴのルーズヴェルト大統領専用車。実際にパレードなどで使用されていたクルマとのこと。エンジンをかけるデモンストレーションがあったのだが、あまりの静かさに驚いた。

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プロフィール

ナカジ~ = 中島秀之

なかじまひでゆき ティーポ編集部員&契約ライター。またカーマガジンの「失われた時を求めて」のライターも担当。一方フリーランスのレースアナウンサーでもあり、サーキットの場内FM「Pit-FM」やCS放送局の「J Sports」の番組で、レース実況やピットレポーターを担当。また各種ヒストリックカー・イベントの場内放送なども行っている。

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