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J SPORTS カテゴリー

2011年9月28日

今年もスーパーGTの中継にスポット参戦

今週末は、九州阿蘇のオートポリスで、スーパーGT第7戦が開催されます。
最終戦もてぎの前に行われる、チャンピオン争いの天王山とも言えるレースです。

このレースのテレビ中継の実況を、僕が担当することになりました。
スーパーGTの中継の実況は、昨年セパン戦を東京お台場のスタジオで担当したことがありますが、それに続いての「スポット参戦」になります。
サーキットの現場で、スーパーGTのテレビ中継に出演するのは、凄く久しぶりです。
またオートポリスに行くのも凄く久しぶりで、(特に馬刺しを)楽しみにしています。

しかもこのレース、例によってJ SPORTSで予選、決勝とも生中継されるんですが、今回はいつも以上に多くの皆さんにご覧いただけることになるようです。
というのも、10月1日からJ SPORTSは、BSデジタルに進出するそうで、全4チャンネルのうち、まずJ SPORTS1とJ SPORTS2の2チャンネルがBSで見られるようになるんだそうです。
で、それを記念して、10月1日から1週間は無料放送を行うとのこと。
今回のスーパーGT第7戦はJ SPORTS2で放送される予定なので、なんと! BSデジタルが視聴できる環境があれば、生中継を無料で楽しむことができるわけなのです!
今年は在京キィ局系のBSデジタル・チャンネルでのレース中継がなくなってしまっていたので、これはレースファンにとって朗報と言えるでしょう。
是非BS243chで中継をお楽しみいただき、気に入ったら、視聴契約をしてくださいね!

なおJ SPORTSのBS視聴に関してはこちらを、更に放送予定に関してはこちらを、ご覧ください。

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昨年はオートポリスでレースがなかったため、2年ぶりのスーパーGT開催となる。写真は一昨年の模様。(写真協力:スーパーGT)

投稿者 中島秀之 : 11:18 | コメント (0) | トラックバック

2011年9月 6日

Fニッポン第5戦は中止

先週末に鈴鹿サーキットで行われる予定でした、フォーミュラ・ニッポン第5戦は、台風による大雨の影響で中止になりました。

この台風は紀伊半島に甚大な被害をもたらしており、中止の判断は適切だったと思います。
またこの台風により被害に遭われた皆様に、この場を借りて、心よりお見舞い申し上げます。

中止の決定は午前11時半で、僕は自宅をクルマで出たところで電話があり、そのままUターンして戻りました。
できればもう少し早く、当日お客さんがサーキット入りする前に中止の判断して欲しかったという気もしますが、台風の動きが予想以上に遅く、その判断も難しかったのでしょう。

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鈴鹿も豪雨に見舞われ、コースコンディションは快復しなかったそう。またサーキットまで来てくれたファンのために、トークショーなどのイベントが行われた。(写真協力:トヨタ)

JRPの白井社長によれば、「できれば代替レースを行いたいが、まだ未定」とのこと。
確かに今季のFニッポンの選手権戦は、全7戦8レースで争われるため、1戦が中止になると、チャンピオン争いに微妙な影響を与えることになりそうです。
だとすれば、最終戦終了後でも良いので、第5戦の代替レースを行って欲しいと思ってしまいます。

今回の中止の決定を聞いて、僕がすぐに思い出したのは、バブル全盛だった1991年の全日本F3000選手権のことです。
毎戦予選落ちが多数出るこの年の選手権で、第8戦富士(9月7、8日)のレースが予選のみ行われ、決勝は雨で中止となったのです。
その中止された決勝レースは、最終戦の2週間後に行われた、インターF3リーグ富士のレースの予選日(11月30日)に行われました。
僕はPit-FMのレポーターとしてこのレースに行っていましたが、片山右京がフォルカー・ヴァイドラーに次ぐ2位に入賞して、シリーズチャンピオンを確定した感動的なレースでした。
因みに翌日決勝ラウンドが行われたインターF3リーグでは、ホルディ・ジェネ(マルク・ジェネの兄)が優勝、デビッド・クルサードが2位、高村一明が3位という結果で、この他に、ジャック・ヴィルヌーヴ、トム・クリステンセン、ルーベンス・バリチェロ、クリスチャン・フィッティパルディなど、後に成功するドライバーたちもたくさん出場していました。

この時と同じようにできないものかと思うのですが、実際には、日程やサーキット使用、予算など、クリアしなくてはいけない面が多々あるのも事実。
ただ、唯一リスクが少ないのは、最終戦もてぎの翌週に富士で行われる、JAFグランプリ・富士スプリントカップのFニッポン・レースをこれに当てるという方法です。
昨年は2レース行われましたが、今年は1レースのみの開催が決定しているのも好都合。
富士を舞台に、ピットストップなしのスプリントレースで、チャンピオンが決まるというのも、見応えありそうで良いと思うのですが・・・。

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昨年の富士スプリントカップは、アンドレ・ロッテラーが2連勝を飾った。(写真協力:トヨタ)

もっとも、同時にスーパーGTのレースが非選手権戦で行われるので、ドライバーやチームの心構えというか、準備の面で、問題があるかもしれませんね。
両カテゴリーにエントリーしているチームがFニッポンでチャンピオン争いをしていることを考えると、実現はかなり難しいかもしれません。

う~ん、なんとか良い方法が見つからないもんですかね!

投稿者 中島秀之 : 11:28 | コメント (0) | トラックバック

2010年8月10日

混戦模様のFニッポン

先週末にツインリンクもてぎで行われたフォーミュラ・ニッポン第4戦。
J SPORTSの生中継で実況を担当したんですが、なかなか面白いレースでした。
抜きにくく、ブレーキとタイヤへの負担が大きいもてぎが舞台で、しかも酷暑の中のレース。
ましてや異常なまでにステアリングが重いマシン(次戦からパワステが装着される予定)で戦うだけに、ドライバーへの負荷も相当なものだったはずです。
そんな中、今季チームをダンデライアンに移籍した王者ロイック・デュバルがスタートでトップに立ち優勝。
2位にはポールスタートながら、スタートの出遅れとピット戦略で3位に落ちながら、終盤豪快なオーバーテイクを見せたnakajimaの小暮卓史が入りました。
IMPULの平手晃平が巧みなレース運びで2位につけていましたが、終盤一瞬のミスから小暮にかわされて3位。
一方ポイントリーダーの僚友ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラはピット作業中のストールで6位、ランキング2位だったTOM'Sのアンドレ・ロッテラーはマシントラブルでリタイアとなりました。
この結果ポイント争いは、オリベイラ28、小暮27、平手23、ロッテラー20、デュバル19となり、残り3戦を迎えることになったのです。
優勝10ポイント+ポールポジション1ポイントで最大11ポイント獲得可能ですが、事実上王座争いはこの5人に絞られた感があります。
しかも5人の戦いは、この後熾烈なものになってくることでしょう。

今季は前年王者のnakajima Racingさえほぼノースポンサーで参戦するほど、経済状況が芳しいとは言えないFニッポンですが、レースの内容は濃く、チャンピオン争いも熾烈ですから、ぜひもっと注目して欲しいと思います。
テレビ中継も今年は、CSのJ SPORTS だけでなく、地デジ対応テレビの多くで見られるBSフジ、そしてインターネット無料動画のGyaO!でも見られますので、是非ご覧ください。

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左)今回のスタジオはこんな感じでした。解説はいつもの通り、レーシングドライバーの土屋武士選手。長年Fニッポンに参戦してきただけに、的確かつドライバー目線での解説には定評があります。
右)ダンデライアンとしては08年第7戦第2レースの松浦孝亮以来の勝利ですが、あの時はリバースグリッドの上、雨で決勝は行われないという、レースとは呼べないものでした。それ以前となると、2005年開幕戦もてぎのリチャード・ライアン以来ですから、村岡代表も感慨ひとしおだったのではないでしょうか。(写真協力:ホンダ)

投稿者 中島秀之 : 12:34 | コメント (1) | トラックバック

2010年8月 4日

今週末はティーポ発売&Fニッポン

バタバタと忙しい7月が終わりました。
梅雨明け以降は猛烈な暑さが続いていますが、皆さん夏バテしてませんか?

さて今週末は、まず6日金曜日にティーポ9月号が発売になります。
今月の巻頭特集は久々の英国車特集。
最新エリーゼのインプレから、オールドブリティッシュまで盛りだくさんです。
中でもお勧めは、この2台のインプレ。
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ハイ、赤い方はロータス初期の傑作、初代エリートですね。
じゃあ青い方は?
あのACコブラと同様の手法で生まれたアングロ・アメリカン・スポーツカーのサンビーム・タイガーです。
この2台を、京都は嵐山・高雄パークウェイで、京大出身のジャーナリスト西川淳さんがドライブ。
さてどんな内容かはお楽しみに!

ティーポと言えば、今月は別冊も発売されます。
週明けの10日(火)に発売される、「チンクエチェント・マガジンVol.5」がそれです。
チンクエチェントのワンメイクマガジンとしてお馴染みですが、今回は往年のアバルトの名車も紹介していますし、僕が担当したこのクルマたちも登場します。
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この3台のクルマが何かわかる方がいたら、相当のマニアですね。
車名はアウトビアンキ・ビアンキーナと言います。
「なんでアウトビアンキがチンク・マガジンに載ってるの?」
と、不思議に思われた方。
いい質問です!
その答えは是非チンクエチェント・マガジンVol.5で確認してください。

さてさて、今週末と言えば、7(土)~8(日)にツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポン第4戦が行われます。
前戦富士ラウンドでは、IMPULの平手晃平選手(下の写真・写真協力トヨタ)がブッチギリの優勝を飾り、また少し流れが変わった感のあるFニッポン。
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ただ今回はもてぎでの開催ですから、前戦で「熱ダレ?」とも思われる不調で破れたホンダ陣営が、地元での巻き返しを図ってくるものと思われます。
ただこの猛暑の中の250kmレースですから、何があってもおかしくありません。
見逃せないレースとなりそうです。
今回僕は、日曜日のテレビの生中継(J Sports)で実況を担当します。
今回も現地ではなく、お台場のスタジオから映像とモニターを頼りに放送しますので、どうぞ宜しくお願いします。
なお放送時間などは、「J SPORTS フォーミュラニッポン放送予定」 をご覧ください。

投稿者 中島秀之 : 16:27 | コメント (3) | トラックバック

2010年5月13日

今年もDTMの実況を担当

昨日、J SPORTSのスタジオで、DTM開幕戦のテレビ中継の収録をしてきました。
もう長い間、マサカッチャンこと佐藤正勝カメラマンとのコンビで、別名「レース茶飲み話」とも呼ばれる実況を担当しているのですが、今年も例によって力の抜けた(?)放送をお楽しみいただきます。
今季はマシン開発が凍結となっており、メルセデス、アウディ両陣営とも、2009年型が4台、2008年型が5台ずつ、計18台が参戦します。
アウディ陣営は2009年型に、卒業したトム・クリステンセンの代わりに全日本F3出身の「ジャビ夫君」こと、オリバー・ジャービスを昇格させ乗せています。
またメルセデス陣営は、デビッド・クルサードを2008年型に乗せてデビューさせています。
開幕戦、クルサードは18台中、予選17番手と大苦戦。
図らずも、DTMが厳しいレースであることを証明することになりました。
一方、現役最多勝を誇るメルセデスのゲイリー・パフェは、開幕戦から絶好調でポール・ポジションを獲得。
さて、決勝がどうなったかは、ぜひテレビでご覧ください。

ところで、今季のDTM最終戦は、中国上海で開催されます。
2004年に同じ上海の公道コースでエキシビジョンレースが行われたことがありますが、選手権戦がアジアのサーキットで行われるのは、旧DTM/ITCの最終レースとして行われた1996年の鈴鹿以来となります。
もちろん新DTMでは初めてのことです。
現在はアウディとメルセデスだけしか参戦していませんが、2012年からはBMWが加わると言われているDTM。
WTCCに続いて、日本での開催が実現しないものでしょうかね?

なおDTMの放送予定などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 をご覧ください。

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相変わらず激しいバトルが展開されるDTM。今年はどんなシーズンとなるのだろうか?(写真協力:メルセデス・ベンツ)

投稿者 中島秀之 : 15:19 | コメント (0) | トラックバック

2009年8月 5日

DTMとFニッポンの実況

今日はDTM第4戦ザントフールトの実況を、J SPORTSで収録してきた。
前戦ノリスリンクが激しいバトルだったので、今回も最終ラップまでの接近戦を期待したのだが、内容的にはメルセデスのゲイリー・パフェの完勝という感じだった。
ただし序盤は、2007年に全日本F3を戦っていたアウディのオリバー・ジャービスとパフェの激しい戦いが展開し、なかなか見ごたえがあった。
また終盤アウディ陣営が、マティアス・エクストロームの順位を上げさせるチームオーダーを発令したのではないかという疑惑が浮上し、ややスッキリしない終わり方でもあった。
こうしたレースの場合、どうしてもポイントを稼げるエース・ドライバーを先行させる行為を行いがちなのだが、今年からチームオーダーはルールで禁止されているので、なるべくバトルをして抜いたように見せる「演技」が双方に必要となる。
「演技」してまでやるくらいなら、堂々とやったほうがいいと思ってしまうのは僕だけだろうか。

パフェを中央に、2位まで順位を上げたエクストロームと3位のジャービス。後日エクストロームは順位調整があったとして3位に降格、ジャービスが2位となった。(写真協力:メルセデス・ベンツ)

なおDTMの放送予定などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 をご覧いただきたい。


さてF1は今夏休みになっているが、今週末はツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポン第6戦が行われる。
第2戦以降、nakajima racingが圧倒的な強さを発揮している今季のFニッポンだが、そろそろ他チームの反撃に期待したいところだ。
僕個人としては、以前も書いたが、HFDPレーシングの塚越広大に期待したい。
名将・田中弘監督とのコンビで、やはり弘さんの元から巣立った中嶋悟監督と小暮卓史のコンビ(もちろんロイック・デュバルもだが)とガチンコの勝負を見せてもらいたいところだ。
このレースも、お台場のJ SPORTSから9日(日)、僕の実況で生中継を行う予定だ。
是非ご覧いただきたい。

現在最強のnakajima racingコンビ(左)に、塚越&田中監督がどのような戦いを見せるか?(写真協力:ホンダ)

なお放送時間など詳しくは「J SPORTS フォーミュラニッポン放送予定」 をご覧いただきたい。


あ、そうそう、明日6日はティーポの発売日。
今号の特集は、「21世紀型ボーイズ・ライフ!!」で、元気なハッチバック系を紹介している。
僕は、ちょっと(かなり?)懐かしい、80年代中盤のボーイズレーサー2台を紹介するページを担当。

それがこの、アウトビアンキA112アバルトとルノー5アルピーヌ・ターボで、自分の思い出などを振り返りつつ、原稿を書かせてもらった。
是非40代半ば以上の方に(もちろんそれ以外の方にも)お読みいただきたい。
なお詳細は、ホビダス内のティーポ9月号をご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 19:02 | コメント (5) | トラックバック

2009年6月 1日

ハードな実況!?

先週木曜日から、喉が腫れて熱を出してしまった。
医者に行ったところ、インフルエンザではないとのことで、薬をもらって飲んでいたのだが、あまり薬が効かず、夜になると39度近い熱が出ることが暫く続いた。
ところがこの間に、ティーポ241号の校了と、ツインリンクもてぎでのフォーミュラ・ニッポンの現地実況があったのだ!
木曜と金曜はフラフラしつつ編集部で自分のページだけは仕上げて帰宅。
久々の現地実況で張り切っていたFポンは、残念ながら土曜日はパスし、日曜の決勝前に現地入りして、辛うじて実況を担当した。
ところがこのレースが、こういう時に限ってまた凄く緊迫して面白かったんである。
スタート時はドライだったのだが、途中で雨が降ったりやんだりしたために、各車が何度もピットに入り、そのたびにレース展開が変化。
特に最後の10数周は、ただ一人スリックタイヤでトップを守ろうとした塚越広大と、ウェットタイヤに交換した小暮卓史の、どちらに勝利の女神が微笑むのかで、とても面白かった。
結局勝ったのは小暮で、塚越は4位だったのだが、ルーキーとは思えぬ塚越の走りと、監督である田中弘さんの采配は、今年のFニッポンの大きな注目点のひとつと言えるだろう。
そんなわけで、喉が凄く痛いのに、力を入れて実況してしまったため、今日はまだ熱が下がりきらず、喉の痛みも続いている。
今週から、DTMの収録も始まるので、早く治さなくちゃ。

雨が強くなる中、スリックでねばった塚越だが、小暮にかわされ初優勝は幻に。(写真協力:ホンダ)

投稿者 中島秀之 : 17:07 | コメント (4) | トラックバック

2009年5月20日

見どころは自分で探せ!?

先週日曜、約2年ぶりにフォーミュラ・ニッポンの生中継で実況を担当した。
鈴鹿から送られてくる映像を見ながら、お台場のスタジオで、解説の土屋武士選手と放送したのである。

雨の中のレースということで、結果は外国人ドライバーが表彰台を独占することになったのだが、レース中のハイライトは、ロイック・デュバルがブノワ・トレルイエを200Rで豪快にオーバーテイクした時だったと思う。
あのコンディションで、ああゆう抜き方ができるのは、クルマの状態が良かったにせよ、ロイックはやはり並みの腕ではないという証明だろう。

ただ、参加台数が13台しかないのに、松田次生、小暮卓史、立川祐路らが次々とリタイアしてしまったこともあって、前述のバトルが終了した後は、かなり淡々とした展開になった感は否めない。
今年から全レースが250kmとなって作戦的にも差が出にくく、しかも雨のため殆どのドライバーがオーバーテイク・ボタンを使用しなかったことも、その原因かもしれない。
いずれにせよ、この辺りが今季のFニッポンの大きな課題と言えるだろう。

次回第3戦は、一週置いた来週末に、もてぎで開催される。
かつて小暮が奇策2ストップで優勝したことがあるコースだが、おそらく今季のルールでは、各チームの作戦に大きな違いはないはず。
また鈴鹿と同様、抜きにくいレイアウトゆえ、淡々とした展開も考えられる。

ただ、ひとつ面白いポイントがあって、今季のFN09は、本来15インチを前提に設計された車両に13インチホイールを履かせているため、ブレーキの容量が不足気味だという。
ブレーキを酷使することで知られるもてぎが舞台ゆえ、その使い方やもたせ方次第で、レースは思わぬ展開になるかもしれない。

ということで次戦もてぎでは、各ドライバーが序盤からどんなブレーキの使い方をしているかに注目すると、より面白く観戦できるのではないだろうか?
また、ドライであれば、オーバーテイクボタンをどこで使うかも興味深い。
セオリー的にはヘアピン立ち上がりで押して90度コーナーでオーバーテイクに利用するということだろうが、土屋選手によれば、「シフトアップ時に回転が落ちないので、直線以外でも使える」そうなので、3コーナーから5コーナーの間で使う、なんてこともあるかも知れない。

ま、とにかく、レースの見どころを自分で探しながら、是非またテレビで観戦していただきたい。
あ、もちろん、現地での観戦も、お待ちしています(もてぎは現場に行きます!)。


土屋武士選手とスタジオで生中継。後ろにはご覧のように、クロマキーと呼ばれる緑の壁があり、映像ではこの部分がCGとなる。


投稿者 中島秀之 : 17:49 | コメント (2) | トラックバック

2009年5月15日

今週末はFニッポン第2戦

今週末、17日の日曜日は、ティーポ20周年記念、ターンパイク・テッペン・ミーティング(だったっけ?)の第2回が行われるのだが、残念ながら僕は今回参加できない。
というのも、J SPORTSで生放送される、フォーミュラ・ニッポン第2戦鈴鹿で実況を担当するからだ。

昨年まではフジテレビが映像制作と放送を主導していたのだが、今年からはJ SPORTSがこれを担当することになり、テレビ東京系の「激走! GT」でも放送されることになった。
で、一昨年J SPORTSで放送された、お台場のスタジオで映像を見ながら実況と解説を行うというスタイルで、再び放送できることになったのである。

欲を言えば現場で取材の上、現地から放送したいのだが、予算の関係から今年は3レースしかそれはできないそうで(ピエール北川アナウンサーが担当した開幕戦富士は現地実況)、僕が現地から実況するのは次の第3戦もてぎラウンドになる予定だ。

さて今回の第2戦は、施設を大幅にリニューアルした鈴鹿が舞台。
東コースの舗装がやり直されたため、予選ではかつてのF1に匹敵するような凄いタイムが記録されそうな気配だ。
また開幕戦で残念な結果に終わった、王者・松田次生、アンドレ・ロッテラー、小暮卓史の巻き返しが予想され、レースは非常にアグレッシブなものとなりそうである。
参加台数は13台と少ないが、ニューマシン導入やオーバーテイクボタンの採用で盛り上がる今年のフォーミュラ・ニッポンは、みどころ満載。
日曜日、箱根に行かない方は、ぜひCS放送でレース中継をお楽しみいただきたい。

なお詳しくは、「J SPORTS フォーミュラニッポンの番組情報 」 をご覧いただきたい。


開幕戦で2年ぶりの勝利を飾ったブノワ・トレルイエ。第2戦でも強さをキープできるか?(写真協力:トヨタ)

投稿者 中島秀之 : 14:40 | コメント (5) | トラックバック

2009年4月 3日

Fニッポンの実況に復帰

今週末、富士スピードウェイで、フォーミュラ・ニッポンの開幕戦が行われる。
今季はマシンに大きな変更があり、シャシーはアメリカ・スウィフト社製のFN09が使用されることになる。これまでのFN06に比べ、車幅が広くなると共に、グラウンドエフェクト機構の採用などにより、ダウンフォースが大幅に増えている。
またエンジンは、排気量が3.4リッターに拡大され、トヨタ、ホンダともに、性能アップしている。
このエンジンは、通常10300rpmでリミッターが効くのだが、レース中におよそストレート1本分を5回だけ10700rpmまで回転を上げられる、オーバーテーク・ボタンが使用できることになった。
これらの変更は、レース中のバトルを増やすのが最大の狙いで、よりエキサイティングなレースが行われることになるはずだ。
少々残念なのは、ニューマシン導入直前に世界不況が襲ったことで、参加台数が13台にとどまってしまったことだが、ある意味少数精鋭でレースが行われるということでもあり、ここはプラスに考えることにしよう。
2年連続王者の松田次生と、小暮卓史、立川祐路の日本人中堅ドライバーに加え、ロッテラー、デュバル、トレルイエ、ライアンの強力な外国人ドライバー、更に平手晃平、伊沢拓也、石浦宏明の2年目ドライバー、そして大嶋和也、塚越広大、国本京佑のルーキーたちが、真っ向勝負することになる。
特に今年のルーキー3人は、とびきり活きがいいので楽しみだ。
昨年のマカオGPを初出場で制した国本、ユーロF3で1勝した大嶋も注目だが、個人的には塚越が面白い存在になるのではないかと思っている。
もともとオーバーステア気味に走らせるヨーロッパ・タイプのドライバーで、ハイパワーなマシンへの適応力も高いと思うからだが、それ以上に新チームのHFDPの監督が、あの田中弘さんであることが楽しみなのだ。
長く童夢F3の監督をされていて、塚越も門下生の一人だが、久々のトップフォーミュラ復帰は、星野さん、中嶋さん、右京さんらを育てたヒーローズ・レーシング時代を知る我々オールドファン(?)には、とても嬉しいこと。
是非ともルーキー初年度から、あの高橋徹を擁した1983年を再現する活躍を見せてもらいたい。

ところでこのフォーミュラ・ニッポンだが、今季からフジTV系では放映は行われず、地上波はテレビ東京系の激走GTの中でダイジェストが、またCSはJ SPORTSが生中継または録画放送でノーカット放映することになった。
このうちJ SPORTSの中継は、一昨年行われていたようなスタイルに戻ることが決定した。
で、実況は、僕とピエール北川アナウンサーが4戦ずつ交代で担当することになる。
ピエールは鈴鹿ともてぎの場内放送があるので、この2サーキットでの開催の場合は僕が担当。
富士SW、菅生、オートポリスはピエールが担当することになる。
解説は、一昨年素晴らしい解説をしてくれた土屋武士選手が担当。
またゲスト解説として、本山哲選手が、何戦か来てくださることになるそうだ。

とりあえず開幕戦は富士なのでピエールが担当するが、僕は5月17日の第2戦鈴鹿でお目にかかることになるので、どうぞよろしくお願いします。
なおJ SPORTSの放送に関しては、J SPORTS Fニッポンの番組情報 をご覧いただきたい。


左:2年連続王者の松田次生は、中嶋悟さん以来となる3連覇を目指す。今や貫禄十分(?)。また後ろに控える国本京佑は、挑戦初年度でマカオを制した期待のルーキーだ。(写真提供:トヨタ)右:塚越広大は昨年ユーロF3で活躍。田中弘さんとのコンビ(チームオーナー金石勝智さんもヒーローズ出身)で、大ブレークに期待したい。(写真提供:ホンダ)


さて、僕は今週末も、先日来お伝えしている通り、六本木の「F1 PIT STOP CAFE」 で行われる、「F1 Meeting ~in F1 PIT STOP CAFE~ Rd.2 マレーシアGP」 で実況を担当する。
今回は、Fニッポンに参戦する松田次生選手に代わって、伊藤大輔選手が井出有治選手とともにゲスト解説をしてくれる。
開催場所に合わせ、マレーシア料理が食べ放題だそうで、5000円のテーブル席(優先)に加え、3000円の立ち見席も用意されるそうだ。
整理券の配布など、詳しいことについては、Pit-FMオフィシャルサイトをご覧いただきたい。
是非お時間のある方は、一緒にF1中継を楽しみましょう!

投稿者 中島秀之 : 14:27 | コメント (1) | トラックバック

2008年11月13日

DTM最終戦を収録

今日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、DTMドイツ・ツーリングカー・マスターズの今季最終戦(第11戦)ホッケンハイムの収録を行ってきた。
例によって解説は、レース写真界の巨笑、佐藤マサカッチャン正勝さんである。
アウディのティモ・シャイダーと、メルセデスのポール・ディ・レスタが、僅か2ポイント差で迎えたこのチャンピオン決定レースは、なかなか凄い展開となった。
序盤、予選3番手だったシャイダーが抜群のスタートでトップに立ち、ポールだったアウディのマティアス・エクストロームが、2番手スタートのディ・レスタと彼のサポート役とも言えるジェイミー・グリーンを抑える形になる。
すぐにグリーン、ディ・レスタの順でエクストロームをかわすのだが、そのバトルは非常に激しく、更に彼らの後方のドライバーたちのバトルもこれにつられるように激しかった。
その後シャイダーとディ・レスタは、二人でトップ争いを展開。
どちらか勝った方がチャンピオンという展開になり、結局勝ったのは・・・。
結末はぜひテレビでご覧いただきたい。

またこのレースを最後に、DTMで4(旧DTMを入れれば5)回の王座を奪った、ミスターDTMことベルント・シュナイダーが引退した。
我々の放送では、いつも「中年の星」として応援していたベルントさんの引退はとても残念だが、長い間お疲れ様でしたと言いたい。

それにしても、DTMはホントに面白い。
今年はチームオーダーが禁止されたこともあり、最終戦の王座争いは、まさにガチンコ勝負となり、見ていてとても気持ち良かった。
どこかの国のGTレースも、チームオーダーなんか禁止して、正々堂々コース上のバトルで決着をつければいいのに!

なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。


写真上左*新チャンピオンとなったシャイダー(あ、言っちゃった!)は今年30歳で、長くDTMで活躍してきたが、今年一気にブレークした。一方ディ・レスタ(左端)はまだ22歳で参戦2年目だが、その実力は抜群。F1のテストドライバー抜擢の噂もある。(写真協力:アウディ)
写真上右*ミスターDTM、シュナイダーがついに引退。今後はAMGの開発ドライバーなどを務めるそうだが、ぜひニュル24時間のようなレースに出てきて欲しいものだ。(写真協力:メルセデス・ベンツ)

投稿者 中島秀之 : 21:08 | コメント (4) | トラックバック

2008年9月19日

DTM第8戦を収録

昨日、お台場のJ SPORTSで、DTM第8戦ブランズハッチのテレビ中継の収録を行ってきた。
またまた佐藤マサカッチャン正勝氏と二人で、楽しく収録してきたのだが、レースはアウディのティモ・シャイダーが完勝し、選手権ポイントのリードを、2位と9ポイントまで拡大した。
シャイダーは今年30歳になるドライバーだが、DTM8シーズン目にして、初めてチャンピオン争いの主役となっている。
残るレースは3つだが、今季ここまでノーポイントが1レースしかないことと、アウディ新型A4の好調ぶりを考慮すると、このまま一気に初タイトルへ突き進む可能性もある。
あとは、メルセデスの若手二人、ポール・ディ・レスタとジェイミー・グリーンがどの程度頑張れるかが、シーズン終盤の戦いが面白くなるかどうかの鍵と言えそうだ。

さて今回の収録では、初めて視聴者の皆さんの、番組に対するご意見をご紹介した。
視聴者プレゼントの葉書に添えられたご意見を僕が読んで、正勝さんと感想を言うものだが、とてもありがたいことに、「いつも楽しく拝見してます!」といった内容のものばかりで、選ぶのに苦労してまうほどだった。
もちろんマサカッチャンと二人で、全ての葉書に目を通しているので、今後も是非ご意見ご希望を、応募葉書にお書きいただければと思う。
どうぞよろしくお願いします。


なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。


左はブランズハッチでトップを争う、シャイダーのアウディA4とディ・レスタのメルセデスCクラス。
右は表彰台でのシャイダー。笑顔が素敵なナイスガイだ。(いずれも写真提供:アウディ)

投稿者 中島秀之 : 18:54 | コメント (0) | トラックバック

2008年8月14日

DTM第7戦の模様を収録

お盆休みに突入したせいか、都内は道路も電車も空いている。
ただし、お台場は、某テレビ局のイベントが人気なこともあって、家族連れで大賑わい。
そんなお台場にあるスタジオで、先日DTM第7戦ニュルブルクリンクの模様を収録してきた。

今季のDTMは、開幕から暫くは新型アウディA4勢が絶好調だったのだが、中盤にきてメルセデス勢が巻き返し、混戦となっていた。
ただ前戦ザントフールトでは、再びアウディがトップ4を独占する活躍で、今回も一気にメルセデスを突き放すかと予想されていた。
ところが予選からお天気が不安定で、決勝は直前に降った雨がやみ、乾き始めた中でスタートすることになった。
ここで予選上位を占めたアウディ勢は、雨がまた強く降ると予想してウェットタイヤを選択。
だが雨はレース終盤まで強くならず、メルセデス勢が上位を独占する意外な展開となった。
そんな中、めまぐるしく変わるコンディションを冷静に読みきり、逆転で優勝を飾ったのは、ミスターDTMこと、メルセデスの大ベテラン、ベルント・シュナイダー。
今季は若手が台頭する中で、苦しい戦いを続けていたのだが、荒れたレースでベテランらしい走りを見せて、約2年ぶりとなる勝利を記録した。
自らの最多勝利記録を更に伸ばした44歳の「中年の星」は、だが、なぜか優勝しても厳しい表情だった。

実は、DTMでは各陣営とも、勝てる性能を持った新型車は4台しか用意されない。
メルセデスの場合、シュナイダー以外は、ブルーノ・スペングラー、ジェイミー・グリーン、ポール・ディ・レスタと、いずれも若いドライバーばかりで、彼らは常に優勝争いを展開している。
一方、2005年王者のゲイリー・パフェや、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハ(今回初ポイントを獲得)などは、旧型車しか与えられていない。
さらに、F1を引退するデビッド・クルサードの参戦なども噂されており、ミスターDTMのシュナイダーと言えど、最新型のシートが安泰ではないのではなかろうか。
それゆえ、勝っても厳しい表情だったのではないか? と思えてならないのだ。
「同世代」の我々としては、シュナイダーに体力の続く限り「中年の星」でいて欲しいところだが、はたして来季はどうなるのだろうか?

ま、とにかく、シュナイダーが「らしい走り」で優勝した今回のレースを、是非お見逃しのないように!


なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。



同じメルセデスの若手、ディ・レスタをピット作業タイミングでかわし、今季初優勝を飾ったシュナイダー。
(写真協力:メルセデス・ベンツ)

投稿者 中島秀之 : 12:03 | コメント (2) | トラックバック

2008年6月28日

ニュル24時間、間もなく放送

ニュルブルクリンク24時間耐久レースのテレビ中継が間もなく放送される。
ニュル24時間レースは、世界一過酷な草レースと呼ばれ、毎年250台以上が、1周約25kmの難コースを一昼夜走り続けることに挑む、有名なレースだ。
昨年から、グランツーリスモが大会の冠スポンサーとなり、日本との結びつきが更に深くなっている。

さて、このレースのテレビ番組の司会進行役を、僕は2000年から担当し、2005年にはファルケンさんのご好意で、現地取材までさせていただいた。
だがここ数年は放送がなく、寂しい思いをしていたのだが、今年3年ぶりに放送が復活することになった。
で、先日収録が行われたのだが、ゲストには、今年のレースに挑戦した、チーム・スバル・ニュルブルクリンク・チャレンジの、辰巳英治監督、吉田寿博選手、服部尚貴選手をお迎えした。
新型インプレッサでの初挑戦は、細かなトラブルもあってクラス5位という結果だったが、チームの皆さんはレースを楽しまれたようだ。
このスバル・チームの話題をメインに、番組は今年のニュルの模様を詳しくお伝えする。
もちろん話題のレクサスLF-Aや、お馴染みのファルケンZなどの情報もあるし、激烈だった優勝争いに関しても、その経緯をお伝えしていく。
中には、こんなドライバーも出てるんだ! といったシーンもあるので、お見逃しなく。

放送スケジュールなど詳細は、「J SPORTS ニュルブルクリンク24時間耐久レース2008」 で確認していただきたい。



収録前の記念撮影。右から、辰巳監督、吉田選手、服部選手、僕。辰巳監督は長年スバルの開発ドライバーとして活躍された方で、自身もかなりニュルを走りこんでいる。吉田選手は2005年に旧型インプレッサで総合14位、クラス2位という結果を残している。服部選手は、意外なことに、今回がニュル初挑戦。事前にグランツーリスモで相当練習したとか。

投稿者 中島秀之 : 18:25 | コメント (5) | トラックバック

2008年6月 5日

DTM第4戦を収録

ドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)、第4戦ユーロ・スピードウェイの収録を行ってきた。
例によって、佐藤マサカッチャン正勝氏との、楽しい収録だったのだが、前回の第3戦ムジェロの放送から、メルセデス・ベンツ日本さん提供のミニカープレゼントを始めたところ、視聴者の皆さんからたくさんのご応募をいただいている。
応募葉書には、番組に対するご意見ご感想なども書いていただいているのだが、「いつも楽しく見ています!」と書いてくださる方が殆どで、ありがたいなぁと感謝している。
またいろいろ楽しいコメントを書いてきてくださる方もいて、マサカッチャンと共に、ニコニコしながら、というかマサカッチャンは大笑いしながら、拝見している。
今回も別のミニカープレゼントがあるので、是非ご応募いただきたい。
また葉書には、必ず何かメッセージを入れていただければと思っている。

さて今回の第4戦だが、メルセデスのポール・ディ・レスタが初優勝を飾った。
ディ・レスタは、ダリオ・フランキッティの従兄弟に当たる22歳のスコットランド人で、2006年のユーロF3王者。
この年はセバスチャン・ベッテルや中嶋一貴などを破っての王座獲得だったことからも、その実力の高さはわかろうというもの。
見た目は、モロにイギリスの田舎の少年といった感じなのだが、一発の速さだけでなく、決勝でシュアな走りができるところなど、まるでベテランのようでもある。
今回の優勝で、現在ポイントランキングはアウディのティモ・シャイダーと3ポイント差の2位。
もしこのままチャンピオン争いを続けるようなら、今季のシーズンオフにはF1テスト参加の可能性も十分にある。
是非その走りを、テレビ中継で確認してもらいたい。


初優勝でカップを高々と掲げるディ・レスタ。顔にまだ幼さを残した22歳だ。
(写真協力:メルセデス・ベンツ)

なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 19:37 | コメント (0) | トラックバック

2008年5月 9日

DTM第2戦も、間もなく放送

先週DTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)の開幕戦ホッケンハイムを収録したばかりなのに、早くも第2戦を収録してきた。
今回の舞台はオッシャースレーベン。
実は今季のDTMは全11戦で予定が組まれており、どういうわけか、実際に開幕戦と第2戦は2週連続開催だったのだ。
でまあ、放送の方も2週連続で行われることになり、例によって佐藤マサカッチャン正勝カメラマンと、映像を見ながら楽しくお話しをしてきたわけだが、今回はいつも以上に脱線が多かったかもしれない。
さてレースの方は、今回アウディ陣営から初優勝ドライバーが誕生する。
絶好調の新型A4に乗る4人の中で、まだ優勝経験のなかったティモ・シャイダー(29歳、DTM8シーズン目のドイツ人ドライバー)が、悲願の初優勝を飾るので、是非楽しみにしていただきたい。
また今回は、クリステンセンとシュナイダー、二人の大ベテランが、悪い意味の方で大暴れしてしまう。
若手が活躍する中、中年の星たちも、そろそろお尻に火がついてきて、焦り気味なのかもしれないが、是非また本来の速さを見せてもらいたいものだ。


巨笑マサカッチャンは、今回もいろいろとボケを連発。結構ツッコミにくいネタも多くて、僕の方が一瞬悩んでしまうことも・・・。

ティモ・シャイダーは、2000年からオペルでDTMに参戦。オペル撤退と共に1年シートを失ったが、2006年からアウディ陣営に加わり、ようやく初優勝をものにした。とても優しそうな雰囲気のドライバーで、他のドライバーからも次々祝福を受けていた。(写真協力:アウディ)

なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 19:07 | コメント (0) | トラックバック

2008年5月 2日

DTM開幕戦、間もなく放送!

今年もDTMドイツ・ツーリングカー・マスターズのTV中継で、実況を担当することになった。
解説は、もちろん今年も、巨笑こと、佐藤マサカッチャン正勝氏である。

昨日J SPORTSのスタジオで収録を行ったのだが、開幕戦からやはり激しい戦いが展開し、なかなか面白かった。
今季は、昨年問題となったチームオーダーが禁止され、2回のピット作業はレースの真ん中1/3の周回に行わなければいけないなど、若干レギュレーションに変更があった。
また新型アウディA4が登場し、昨年同様、エクストローム(前年王者)、トムツェック、シャイダー、クリステンセンの4人がドライブする。
ライバルのメルセデスは、08年型に、スペングラー、グリーン、シュナイダーに加え、昨年大活躍した若手のディ・レスタが乗ることになった。
この8人が、優勝と王座を争うことになるだろう。
ただし型落ちのマシンにも良いドライバーが乗っている。
05年王者のパフェ(メルセデス)、03年ランク2位のアルバース(アウディ)、07年全日本F3で3位のジャービス(アウディ)、そしてF1で6勝したラルフ・シューマッハ(メルセデス)もステアリングを握る。
彼らがどんな走りをするか、是非CS放送またはケーブルTVでご覧いただきたい。


今年も巨笑・マサカッチャンと、楽しく放送していく予定。さて、どんな迷言が飛び出すか?


開幕戦は、新型アウディA4が抜群の速さを見せた。さてどんなレースだったかは、放送でご覧いただきたい。(写真協力:アウディ)

なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 16:20 | コメント (5) | トラックバック

2008年2月22日

デイトナ24時間を放送!

昨日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、お昼から夜7時頃までずっと収録を行っていた。
何の番組だったかと言うと、アメリカ・フロリダのデイトナ・スピードウェイで行われるクラシック・イベント、デイトナ24時間レースだ。
1月後半に毎年行われ、今年で46回目の開催だったのだが、近年はグランダム・シリーズの開幕戦として行われており、かつてメイクス選手権の1戦だった頃に比べると、華やかさという面ではやや見劣りがする。
またライバルでもあるALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)が、アウディやポルシェといったワークス・チームの戦いが主役であるのに対し、グランダムは、完全にプライベート・チームの戦いと言える。
クラスはふたつあり、独特の低コスト・プロトマシン「デイトナ・プロトタイプ(DP)」と、車種ごとに改造範囲が異なる「GT」に分かれている。
言うなれば、巨大な「草レース」といった趣ではあるのだが、単なるローカルイベントに終わらないところがアメリカらしいところで、随所に見所はいっぱいある。
チップ・ガナッシやペンスキーといったアメリカのトップ・レーシングチームは参戦しているし、IRLやチャンプカー、NASCARのトップドライバーたちが大挙出場しているのだ。
ダリオ・フランキッティ、エリオ・カストロネベス、ファン-パブロ・モントーヤ、ダン・ウエルドン、ジミー・ジョンソン(NASCAR2006、2007王者)、カート・ブッシュ(同2004王者)などなどが、本気でスポーツカーを31度もあるバンクで走らせるのである。
また、ベテラン・ドライバーや往年の名ドライバーが、その息子たちと出場するのも特徴で、デレック・ベル(67歳!)とジャスティン・ベルは同じマシンをドライブ、ダン・ガーニーの息子アレックスや故マーク・ダナヒューの息子デビッドはそれぞれのチームでエース格として活躍、更にウェイン・テイラーは二人の息子と参戦するなど、日本やヨーロッパではなかなかお目にかかれない光景も多かった。
DP、GTともに、「あれ? こんなドライバーも出場してるんだ!」ということが多く、その辺りを楽しみながら実況させてもらった。
解説は、服部尚貴選手、鈴木利男さん(92年の優勝者)、古賀琢麻選手(アメリカのストックカーレースで活躍中)、桃田健史さん(アメリカ在住のジャーナリスト)の皆さん。
正直、レースの内容はそれほど激しいものではなかったのだけれど、アメリカン・レーシングの話題をずっと解説の方々と話しながらの収録は、かつて経験したル・マン24時間の生放送とも一味違った面白さがあった。
放送は6時間におよぶ長丁場ではあるものの、レースファンの皆さんにはのんびりと、ビールなど飲みながら見ていただければと思う。
なお放送予定は、「J SPORTS MOTOR デイトナ24時間放送予定」 をご覧いただきたい。



収録開始前に服部、古賀両選手と記念撮影。この後、利男さんと桃田さんにも加わっていただくことになる。

投稿者 中島秀之 : 01:26 | コメント (5) | トラックバック

2007年11月18日

Fニッポン最終戦を中継

鈴鹿サーキットで行われた、フォーミュラ・ニッポン最終戦の生中継で実況を担当した。
今期ここまでのレース同様、今回も東京お台場のJ SPOTSのスタジオで、現場から送られてくる映像を見ながらの実況となった。
今回は、いつも解説をしてくれる土屋武士選手と伊藤大輔選手が、現場でお仕事が(武士選手は若手と一緒に決勝後オーディションに参加する)あるため出演できず、スーパーGTの解説でお馴染みの鈴木恵一さんと、スーパーGTで日産系チームの総監督を務める柿元邦彦さんを解説にお迎えした。
柿元さんはこれまで、鈴鹿1000kmの中継でゲストとしてご登場いただいたことはあるが、解説として出演されるのは初めて。
最初は緊張されていたご様子だが、すぐに的確なコメントで、恵一さんと共に三つ巴のチャンピオン争いを盛り上げてくださった。
そのチャンピオン争いだが、ブノワ・トレルイエと小暮卓史、松田次生が、4ポイント差でこの最終戦に臨んだ。
レースは、第7戦、第8戦と2戦連続でポール・トゥ・ウィンを決めている小暮が、今回も圧倒的な強さと速さを発揮し、スタートから全く危なげなく3連勝を記録。
問題はその後ろの2位争いで、トレルイエと小暮の僚友ロイック・デュバルが激しい接近戦を展開。
トレルイエは2位であれば2年連続チャンピオンが決まるため、徹底してデュバルを抑えたのだが、レース終盤に両者が130Rで接触し、そのままリタイア。
接戦の中での接触だったため、どちらが悪いとも言えないが、残念な結末となった。
これで小暮は楽になり、そのまま3連勝でチャンピオンを決定。
僕も恵一さんも柿元さんも、新チャンピオン決定を、清々しい思いで見ながら、番組を締め括ることになったのだった。
ところが。
番組終了後自宅に着いてから電話があり、なんと小暮のマシンのスキッドプレートに、レース後の再車検で違反が見つかって、小暮は失格。
この結果、レースで5位となった松田が4位に繰り上がり、トレルイエを逆転してチャンピオンに輝くという、大ドンデン返しとなった。
松田は今期一度も優勝しないまま、チャンピオンに輝くという異例の展開。
Fニッポンは今期から、F1と同じ、優勝者が10ポイント、2位8ポイントで8位までポイントを与えるシステムとなり、昨年までの優勝者が10、2位が6で、6位までポイントを与えるシステムであれば、今回失格でも3勝(実質4勝)した小暮が王者だっただけに、小暮にとってはなんとも残念な結果だっただろう。
我々も、表彰式やセレモニーでの小暮の晴れ晴れとした笑顔を見た後だけに、非常に残念でならない。
また現場やテレビ中継で観戦したファンにとっても、まるで幻のレースを見たかのような、後味の悪い結末だったに違いない。
もちろんルールはルールだし、nakajima racingとしては、攻めた結果ゆえのスキッドプレート違反だったのだろうから、この結果はファンを含めた全員が受け入れるしかない。
それにしても、1年間戦ってきた結末が、こういう形とは・・・。
個人的には、何故今さら今年になってF1と同じポイントシステムを採用したのか、という思いが、ここにきて再び強くなった。
レースはやはり優勝者が最も讃えられるべきであって、勝者と2位のポイント差が僅か2というのは、17戦も行われるF1ではともかく、9戦しかないFニッポンにはそぐわないのではないかと思えてならない。
いずれにしても、今期最も速かったドライバーは小暮卓史であったことは、日本中のレースファン全員が理解しているはずだ。
小暮には、Fニッポンなどで満足することなく、世界を目指して欲しいと、最後にエールを送りたい。

今回は、柿元邦彦さんと鈴木恵一さんが解説。長丁場の中継だったが、楽しく収録できた。だが自宅に着いてから、思わぬ一報が届いた。

投稿者 中島秀之 : 21:40 | コメント (8) | トラックバック

2007年11月16日

DTM最終戦を収録

昨日、J SPORTSのスタジオで、DTMドイツ・ツーリングカー・マスターズ最終戦の収録を行ってきた。
ひとつ前の第9戦で、アウディ陣営が全車抗議のリタイアを行うという異常な事態があり、最終戦も不穏な空気になるのでは? と心配されたのだが、レースは非常にクリーンに行われた。
どうも前戦の後、両陣営で「クリーンなレースをしよう」と申しあわせがあったようで、それが守られた形だ。
アウディのエクストローム、メルセデスのスペングラー、アウディのトムツェックの間で争われた王座は、トムツェックがレース序盤に大きく遅れてまず脱落。
その後、先行するエクストロームを、スペングラーが追い上げ、最後は直接対決となるのだが、最終的にエクストロームがスペングラーを抑えきって、3年ぶり2度目のチャンピオンに輝いた。
随所に激しいバトルが展開される面白いレースだったので、是非放送をご覧いただきたい。
解説は今回も、巨笑(きょしょー)こと、カメラマンの佐藤マサカッチャン正勝氏。
例によってオヤジギャグ炸裂の楽しい放送だったのは言うまでもない。

今シーズンは、スーパーGTの際にサーキットのピットにいると、ファンの方から「DTMいつも見てますよ」と声をかけられる機会が増えた。
それと同時に、「正勝さんって、どんな方ですか? 面白いですよねぇ」と言われることも凄く多くなった。
そんな時は必ず、「ビバンダムがカメラ持ってるみたいな人がそうですから、探してみてください」と言うようにしている。

DTM中継のファンの皆さん、マサカッチャンにも伝えますから、感想などをいただけると嬉しいです。


チャンピオンに輝いたのはアウディのエクストローム。追い上げるスペングラーを振り切っての戴冠だけに、喜びもひとしおだったようだ。(写真協力:アウディ)

なお放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 18:50 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月 5日

GT100戦記念レースが終了

スーパーGT最終戦、そしてGT100戦記念レースが終了した。
結果は既にご存知かと思うが、GT500はEPSON NSXが今期初勝利を飾った。
ただし今回のレースの主役は、GT300のチャンピオン争いの方。
ランキングトップの紫電と、4ポイント差で追うTOYSTORY MR-Sが、途中で先行したユンケルパワー・ポルシェの後方で、直接対決で2位争いを展開したのだ。
特にレース終盤の、MR-S石浦と、紫電高橋の激闘は凄かった。
相棒の大嶋と共にF3で頭角を現した若い石浦と、倍以上年齢の離れたジェントルマンドライバーの高橋が、王座とプライドをかけて繰り広げた1コーナーの攻防は、手に汗握るというより、涙腺が緩むような感動的なものだった。
激しい戦いの末、2台は同点に並びながら、優勝回数の差でMR-Sの二人がチャンピオンとなった。
紫電は昨年に続いて、最終戦の最後まで粘りながらランキング2位。
ただしチームタイトルは紫電を走らせたカーズ東海ドリーム28チームのものとなった。
レース後のインタビューで、大嶋は涙を浮かべながら、チームへの感謝を述べ、石浦は苦しみながらも王座を掴んだことを喜んでいた。
一方紫電の高橋と加藤は、悔しさを滲ませながらも、やるだけのことは全てやった結果だから、昨年よりは少し気持ちは楽、と語っていた。
素晴らしい最終戦にしてくれた両陣営のドライバーとスタッフに感謝したい。


好天に恵まれた富士スピードウェイには、5万人近い観客が来場し、GT100戦目を楽しんだ。

大嶋和也(右)と石浦宏明のF3ボーイズコンビが王座を獲得。大嶋は20歳で、故舘信吾の持つ最年少王座記録を更新した。

今回大健闘の高橋一穂。54歳にして進化し続ける、鉄人アマチュアドライバー。加藤寛規(後方)はきっちりとプロの仕事をやり遂げた。

レース終了後、ARTA NSXのピットでは、ドライバーズとチームのダブルタイトル獲得と、伊藤大輔選手の誕生日を祝うパーティが開催された。大輔選手のヘルメットの描かれたケーキは、この後予想通り大輔選手の顔面で跡形もなくなった。

投稿者 中島秀之 : 00:44 | コメント (3) | トラックバック

2007年11月 3日

今週末はGT100戦記念レース(その2)

富士スピードウェイで行われている、スーパーGT最終戦、GT100戦記念レース。
今日は公式予選が行われたのだが、GT300クラスのチャンピオン争いが大変なことになっている。
前戦終了時点でポイントは、紫電の高橋/加藤組が78、101号車MR-Sの大嶋/石浦組が74、62号車ヴィーマックの柴原/黒澤組が68、ガライヤの新田/高木組が64となっていた。
この4強が、なんと予選でトップ4を独占。大嶋、高木、加藤、柴原の順でタイムが並び、明日の決勝レースは大混戦となりそうな気配なのだ。
ガライヤの二人は、自身が優勝して他チームが下位に低迷しなくてはならないので可能性としては低い。
またヴィーマックの二人も、自身が最低3位になって、他チームの結果次第となる。
一方紫電とMR−Sは、どちらかが優勝すれば無条件で決定という、シビれる条件で明日の決勝を迎えることになる。
ポールの大嶋と石浦は、「クルマはタイヤも含めて絶好調ですし、チームの雰囲気もイケイケです。このまま流れに乗っていけると思います」と自信のコメント。
予選2番手の新田/高木組は、「正直、逆転はないと思いますけど、去年のように何が起こるかわからないですからね。最後まで諦めずに行きますよ。ウチのチームは経験豊富ですから、そこが強みかな」と、落ち着いて勝ちに行くレースをすることになりそうだ。
ランクトップの加藤は、「今回は6〜7番手が精一杯と思っていたんですが、予想以上にクルマが決まっています。エンジニアが頑張ってくれました」と、こちらもクルマの状態が良いことをアピール。昨年最終ラップの最終コーナーに置いてきたタイトルを奪い返しに行く覚悟のようだ。
そしてヴィーマックの柴原は、「チャンピオンはかなり苦しいと思いますけど、去年あと1歩でガス欠になったので、今年はとにかく勝ちたいですね」と、ここでの勝利をやはり意識している様子だった。
というわけで、明日のGT300チャンピオン決定戦は絶対に見逃せない。
J SPORTSの生中継では、レース直後のインタビューは、まず真っ先にGT300のチャンピオンにマイクを(僕が)向けることになっている。
誰がレース後最初にインタビューを受けることになるのか、今から非常に楽しみだ。

ポールポジションを奪ったMR-Sの大嶋/石浦コンビ(写真左)は、最も余裕のある印象。勝てば文句なしだけに、このまま勢いに乗っていくかも知れない。ガライヤの新田/高木コンビ(同右)は、勝たなければ逆転タイトルはないだけに、開き直ってレースができる強みがある。ベテランらしい、粘り強いレースができるかどうかが鍵だろう。


逃げる立場の紫電の加藤(写真左)には、相棒の高橋と共に、最大のライバルMR-Sの位置を見ながら、臨機応変に作戦を組み立てていくレースが要求されることになりそうだ。またヴィーマックの柴原/黒澤組は、「65kgのハンデが結構重いですね」と言っていたが、「とにかく自分たちのレースをするだけ」と、自然体でレースに臨むようだ。


なおGT500のポールは、最終戦で滅法強い、カルソニック・インパルZのトレルイエ/星野組が奪った。ただ決勝はNSX勢が速さを発揮しそうなので、こちらも見逃せないレースになりそうだ。

投稿者 中島秀之 : 16:24 | コメント (0) | トラックバック

2007年11月 2日

今週末はGT100戦記念レース

今週末は、富士スピードウェイで、スーパーGTの最終戦が行われる。
このレースは、1994年にGT選手権が本格的に開始されてから、ちょうど100戦目に当たるレース。
このため、主催団体を始め、関係者が様々なプロモーション活動を行ってきた。
ちょっと間の悪いことに(!?)、前戦でGT500クラスのチャンピオンはARTA NSXに決定してしまったが、GT300の方は4チームが接戦を繰り広げている。
またGT500の方も、この最終戦での優勝に掛けているチームが、今年はメーカーのオーダーなしにガチンコ勝負を行うはずで、決勝は盛り上がりそうな気配だ。
是非近県の方は現場に足を運んでいただきたいし、遠くの方は、僕もピットレポーターとして出演している、J SPORTSのライブ中継でお楽しみいただきたい。
さて今日はフリー走行が行われ、注目のGT300クラスは、「直線番長」ユンケルパワータイサンポルシェがトップタイムをマークした。
王座を争う4強は、紫電が9番手、トイストーリーMR-Sが7番手、ウイルコム・ヴィーマックが10番手、ガライヤが11番手と、それぞれやや苦戦モード。
となれば、ポイント的に有利な紫電とMR-Sが有利なはずだが、勝負は時の運。
昨年の最終戦のような、劇的な逆転というのもあり得るので、全く予断を許さない。
是非注目していただきたい。

トイストーリーMR-Sの金曽監督と、大嶋、石浦の両選手は、チャンピオンになれなければ、坊主になる約束があるとか。大嶋選手の坊主は見慣れているが、石浦選手は「生涯初坊主にならないよう頑張ります」とのことなので、期待がかかる(!?)。

今回ARTA NSXは、チャンピオン獲得記念カラーを採用。でっかくチャンピオンと書いてあって、かなり目立つ。

SUGOでの炎上事故以来、久々に登場した2台のムルシエラゴ。87号車はご覧のように、ちょっと痛々しい継ぎはぎの姿。

投稿者 中島秀之 : 17:01 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月21日

Fニッポン第8戦が終了

フォーミュラ・ニッポン第8戦もてぎ戦の生中継で実況を担当した。
今回も例によって、お台場にあるJ SPORTSのスタジオで、解説の土屋武士選手と一緒に、モニターを見つめながらの実況となった。
今回の結果如何では、B・トレルイエの2年連続チャンピオン決定もあり得たのだが、結果は小暮卓史が2戦連続のポール・トゥ・ウィンを決め、王座争いは最終戦に持ち越しとなった。
小暮の走りは見事で、今回は誰も寄せ付けぬ快勝だった。
それでも小暮は、トレルイエからはまだ4ポイントのビハインドがある。
また松田次生とは同点で最終戦を迎えることになるが、このまま勢いに乗って、大逆転で初の王者となる可能性は十分にあるだろう。
その最終戦には、インディカー・シリーズのトップドライバー、トニー・カナーンが参加することが急遽決定した。
僕は以前から、かつての全日本F2000やF2時代によく見られた、最終戦への海外トップドライバーの招聘を実現して欲しいと望んでいたのだが、それが実現することになるわけだ。
カナーンが馴れないマシンでどの程度走るかは未知数だが、ポイントのつかない特別参加とのことなので、小暮を始めとしたレギュラー・ドライバーたちには、是非ガチンコ勝負でカナーンを打ち破ってもらいたい。
そしてチャンピオン争いは、正々堂々とした勝負で、スッキリと決着をつけてもらいたいものだ。

今回もスタジオはクロマキーと呼ばれるグリーン塗装をバックとしたもの。これにCGが合成されて、写真のような映像となる。

投稿者 中島秀之 : 19:41 | コメント (4) | トラックバック

2007年10月17日

GT100戦記念番組第3回を収録

今日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、スーパーGT100戦記念番組の3回目の収録を行ってきた。
第1回のゲストは伊藤大輔選手、第2回は本山哲選手、そして今回は、GT最多勝&最多ポールポジションの記録を持つ立川祐路選手においでいただいた。
今回も、今シーズンのここまでの戦いぶりを振り返ると共に、過去参戦したGTのレースで最も印象的なものを選んでいただいた。
はたして立川選手が選んだレースがなんだったかは、番組でご確認いただきたい。
また、富士マイスターの異名を持つ立川選手に、車載映像を見ながら富士の走りを解説していただいてもいるので、お楽しみに。
今期は開幕戦のラッキーな勝利以降、完全にツキに見放されてしまった感のあるZENT CERUMO SCだが、最終戦は立川選手得意の富士だけに、活躍を期待したい。
なお番組の放送予定は、「GT100戦目へカウントダウン番組/100戦目」 を参照して欲しい。

今期から髪にメッシュが入り、ちょっとワイルドになった立川選手。ただ最近は、ムーディ勝山に似ているという噂もチラホラ(!?)。

投稿者 中島秀之 : 23:33 | コメント (1) | トラックバック

2007年10月15日

スーパーGTオートポリスが終了

スーパーGT第8戦オートポリスが終了した。
結果は既にご存知かと思うが、トップを走るZENT CERUMO SCがリタイアした後、フルウェイトのハンデを背負いながらもARTA NSXが独走。
今期3勝目を挙げ、GT500クラスとしては、史上初めて、最終戦を待たずして、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組のチャンピオンが決定した。
NSXのドライバーとしては、2000年の道上龍以来、久しぶりの王座獲得となった。
レース終了直後、大輔選手は、自分がチャンピオンとなったのかどうかまだ半信半疑で、我々の放送で、高橋二朗さんがインタビューした際に、逆に質問してそれを納得したような状態だった。
その後は、涙を浮かべて感激し、それにつられるように、鈴木亜久里代表も、土屋圭市アドバイザーも涙を見せた。
土屋さんに「おめでとうございます」と握手を求めたら、「チクショー、大輔のヤツ、泣かせやがる。俺は引退レース以来泣いたことなかったのに。だけど、ホントいいドライバーに恵まれたよ。勝ってチャンピオンなんて、最高だ!」と、語ってくれた。
それにしても、今年は第2戦から、全ての流れがこのクルマに向かっていたと言えそうなほど、ARTA NSXは強かった。
今回も、ブラインド・コーナーでスピンしたマシンにZENTは激突したのに、ARTAは間一髪回避できた。
チャンピオンを取る時というのは、こういうものなのだろう。
とりあえず、ここのところ一緒に仕事をする機会のとても多い、伊藤大輔選手に心からの祝福を送りたいと思う。

なお、前述のZENTの激突事故だが、あの状況でコース上に2台のマシンが衝突して停止したのなら、即座に赤旗を出してもおかしくないはずだと個人的には思う。
それがセーフティカーランにもならず、黄旗振動だけで処理を行ったことには、非常に疑問が残る。
しかも実際に、危険な二次衝突事故もおきているわけで、今回はたまたま誰も怪我をしなくて済んだだけで、重大事故になる危険性が極めて高かったということを、競技運営役員は改めて考えるべきだと思う。


今回のイベントは東南アジアのレースシリーズと併催だったため、アジア各国のお祭りと、日本のお祭りが紹介されるような催しも行われた。
日本からは、秋田の「なまはげ」が登場。
2人(?)がピットを練り歩いて、子供たちを怖がらせて(?)いた。

最終戦を待たずにタイトルを決めたARTA NSXのスタッフが記念撮影。この頃には、涙は笑顔に変わっていた。

投稿者 中島秀之 : 02:14 | コメント (6) | トラックバック

2007年10月14日

今週末はスーパーGTオートポリス(その2)

スーパーGTオートポリスの予選が終了した。
難しいレイアウトのコースの上、路面がバンピーで、予選は各マシンの仕上がり具合と、各ドライバーの腕がはっきりとわかる、面白い展開となった。
そんな中ポールを奪ったのは、GT最多ポール男の立川祐路が操るZENT CERUMO SC。
だがその後ろには、NSX勢が5台ひしめいているため、決勝はスタート直後にZENTがNSX勢とどう戦うかが鍵となりそうだ。
なおGT300は、佐々木孝太の操る宝山ダンロップZが、ダントツのタイムでポールを奪っている。
決勝の模様は、是非J SPORTSの生放送でお楽しみいただきたい。
今回も僕はピットレポーターを務める。

ポールを奪った走りは抜群の切れ味だった、ZENT CERUMO SC430。

予選2番手は、金石年弘選手の駆るREAL NSX。実はこのクルマ、今回4リッターの新エンジンを搭載しているとのこと。来期用のテストも兼ねているようだ。

投稿者 中島秀之 : 05:58 | コメント (0) | トラックバック

2007年10月13日

今週末はスーパーGTオートポリス(その1)

今週末は、スーパーGT第8戦オートポリスのレースが行われる。
大分県と熊本県の県境にあるこの山間部のサーキットに、今日昼過ぎ到着した。
昼間は気温がかなり高いが、日が陰った途端に一気に気温が下がるのが、この時期のオートポリスの特徴。
今日もまさにそんな状況で、フリー走行では、夕方気温が下がった時に、REAL NSXがコースレコードでトップタイムを記録したが、明日の予選はどうなるか全く予想がつかない。
またGT300は、宝山DUNLOP Zの46号車がトップタイムをマークしたが、これも2位以下は僅差で、予断を許さない状況だ。
タイヤに厳しいことで知られるオートポリスのため、決勝ではGT500の何台かが2ストップ作戦を採ることも予想される今回のレース。
とりあえずは明日の予選に注目だ。
なお、今回のイベントは、東南アジアを転戦するレースシリーズのAFOSとの共催となっており、フォーミュラ・ルノーV6アジアやアジア・ツーリングカー選手権のレースも行われる。
現場で観戦される際には、こちらにもご注目いただきたい。

セッション終了後、GT300クラスで上位のタイムを出している、宝山DUNLOP Zの佐々木孝太選手、雨宮RX7の井入宏之選手、ユンケルパワー・タイサン・ポルシェの谷口信輝選手たちと立ち話。
3人とも今回のレースには自信ありといった様子だが、「ガライヤがコンスタントに速いのが怖いんだよね」と、警戒していた。

フォーミュラ・ルノーV6アジアのマシンも集結。日本では見慣れないマシン、中国系、東南アジア系、ヨーロッパ系のドライバー、スタッフの揃ったピットガレージ内のテント周辺は、まるっきりインターナショナル・レースの様相。
これも今回のレースの楽しみのひとつ。

投稿者 中島秀之 : 00:02 | コメント (1) | トラックバック

2007年10月12日

DTM第9戦を収録

ドイツ・ツーリングカー・マスターズ、DTMの第9戦を収録してきた。
今回の舞台はスペインのバルセロナ、サーキット・ド・カタルーニャ。
残り2レースで、アウディのマティアス・エクストロームがチャンピオンに王手をかけた状態で迎えた今回のレースだったが、予想外の展開となった。
今回も解説の佐藤正勝カメラマンと楽しみながらの放送だったのだが、途中から笑えない状況となっていく。
メルセデス陣営とアウディ陣営が、凄まじい攻防を展開し、最終的に、今まで見たこともない結末を迎えるのだ。
なんとも、後味の悪いレースとなったのだが、どんなことが起きたかは、J SPORTSの放送をご覧いただきたい。
放送時間などは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 で確認して欲しい。

ポールポジションからスタートしたアウディのトムツェックの後ろを、メルセデス勢が取り囲む形でレースは始まる。だがその後、コースのあちこちでアクシデントが多発することに。(写真協力:アウディ)

投稿者 中島秀之 : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2007年9月21日

DTM第8戦とGT100戦番組を収録

昨日、J SPORTSで番組を2本収録してきた。
1本はDTM第8戦ニュルブルクリンクで、いつもの通り、佐藤正勝カメラマンと一緒に収録を行った。
ここ数戦アウディが好調ぶりを見せているが、このレースも予選から絶好調で、マーティン・トムツェックがポール・トゥ・ウィンで2連勝。
ポイントリーダーのマティアス・エクストロームも10位スタートながら3位に入った。
この結果、残り2戦で、エクストローム44ポイント、トムツェック40ポイントとなり、メルセデスのブルーノ・スペングラーが34ポイントとなった。
ポイントシステムはF1と同じだから、アウディの2人のドライバーがチャンピオンに大きく近づいたのは間違いない。
彼らがどんなレースを見せたのかは、是非放送で確かめていただきたい。
なお詳しくは、「J SPORTS MOTOR DTM放送予定」 を見て欲しい。

優勝したトムツェック(左)と、ポイントリーダーのエクストローム。
(写真協力:アウディ)

さてもうひとつ収録したのは、先日1回目の収録お伝えしたGT100戦記念番組の第2回目。
今回のゲストは、日産のエース、本山哲選手。
今期これまでの戦いを振り返ると共に、99戦目のオートポリス、100戦目の富士に向けて、どんな戦いをしていくかを語ってもらっている。
また本山選手の最も印象深いレースとして、GT-Rでチャンピオンを獲得した2003年の最終戦鈴鹿の模様も紹介している。
こちらの番組もお楽しみにしていただきたい。
なお放送予定は、「GT100戦目へカウントダウン番組/99戦目」 を参照して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 23:46 | コメント (1) | トラックバック

2007年9月 9日

スーパーGTもてぎが終了

スーパーGT第7戦もてぎが終了した。
昨日に引き続き、非常に蒸し暑い中でのレースとなり、あちこちで接触のある荒れた展開となった。
ただしGT500、GT300とも、トップはスタートから独走した2台が守り通し、それぞれ優勝を飾った。
GT500はTAKATA童夢NSXが今期初優勝。
これまでポールは取るのに勝てなかった道上龍と小暮卓史のコンビが、ついに悪い流れを断ち切って勝利を掴んだのだ。
今回はレース直後のインタビューで僕がGT500を担当したので、特に道上選手のホッとしたというか、肩の荷を降ろしたかのようなコメントと表情が印象的だった。
一方GT300クラスは、ユンケルパワー・タイサン・ポルシェの谷口信輝/ドミニク・ファーンバッハー組が初優勝した。
ポールスタートのガライヤをスタートで抜いた後は、独走に次ぐ独走で、レース後半を担当したファーンバッハーも見事な走りでリードを守り通した。
谷口選手は「今回はコースとの相性がいいので狙ってました。残り2戦はもう無理です」と笑っていたが、それだけに狙い済ましての勝利は気持ち良かったことだろう。
ところで、GT500はチャンピオンシップでトップを行くARTA NSXと2位のXANAVI NISMO Zが接触してともにリタイア。
伊藤大輔と本山哲は、レース後に話しを聞いたら、ともにサバサバした態度とコメントだったので、まぁレーシングアクシデントだったのだろう。
次戦は日産の得意なオートポリスなので、是非改めて良いレースを二人のエースには見せてもらいたいと思う。
またGT300クラスは、ポイントリーダーのTOY STORY apr MRーSが、最後尾から追い上げ中に他車に接触されて下位に沈み、今回6位の紫電がランキングトップに立った。
レース後大嶋和也と石浦宏明の二人に聞いたところ、「クルマは全然問題ないので、次戦はこちらが有利だから、チャンピオンを取りにいく」と力強く話していた。
というわけで、次戦オートポリスも今回以上に激しい戦いになりそうである。

それにしても今回のピットレポートは暑かった。もてぎはピットが常に日なたで、鈴鹿以上に暑いのだ。耐火スーツの中に着たTシャツは、汗が絞れるくらいだった。ウ〜ン、疲れたぁ!


チーム・タイサンは、長く使用しているカーナンバーと同じ、通算26勝目を達成。レース後に記念撮影が行われていた。
右はARTAガライヤに貼られた、安芸の宮島のお守り。その甲斐あっての3位だったのか、甲斐もなく3位だったのかは、二人のドライバーに聞きそびれた。

投稿者 中島秀之 : 17:37 | コメント (5) | トラックバック

2007年9月 8日

今週末はスーパーGTもてぎ(その2)

スーパーGT第7戦もてぎの予選が終了した。
今日は台風一過の猛烈に蒸し暑い天候で、予選2回目に耐火スーツでピットにいたのだが、全身汗びっしょりになってしまうほどだった。
その予選2回目だが、今回GTでは初めて、F1と同様のノックアウト方式で行われた。
試験的に採用してみて、ファンの方からアンケートも募った上で、今後採用するかどうかを決めるということのようだ。
初めてのノックアウト方式予選は、馴れていないということもあるだろうが、今ひとつわかりにくいという印象で、特にスタンドで観戦しているファンの方には、かなりわかりにくかったのではいないかと思う。
また2回目の予選を全て1セットのタイヤで行う規定だったため、各車が最後のアタックまで無理をしない上、ニュータイヤの美味しいところでアタックをできないため、今ひとつ欲求不満が残る印象を受けた。
ところで、この予選方式、スーパーGTでは何故かノックダウン方式と呼ばれる。
誰か最初に言い出した人が間違えたのだろうが、英語でノックダウンは、他メーカーのクルマを別のメーカーが生産するような場合に使われることが多く、レースの予選でこの名前は意味が通じないことになる。
次回もしこの名を使うなら、是非F1と同じノックアウト方式に改めて欲しい。
さて予選でポールポジションを奪ったのは、GT500クラスはまたしても小暮卓史の運転するTAKATA童夢NSX。
GT300クラスの方は、高木真一のドライブするARTAガライヤだった。
500クラスは立川祐路のZENT CERUMO SC430とのアタック合戦を制しての、また300クラスは谷口信輝のユンケルパワー・タイサン・ポルシェを逆転しての、それぞれポール獲得だった。
さて明日の決勝はどうなるのか?
これは全く予想がつかない。
抜きどころのない、もてぎのコースだけに、かなり激しいレースになると思われるが、ぜひ面白いレースになって欲しいと思っている。


ARTAガライヤは、今期初めてポールポジションを獲得。ここまで不運なレースが続いており、このポール獲得でその流れを断ち切れると良いのだが。一方今回好調なのがユンケル・ポルシェの谷口。残念ながら予選は2位となったが、ポルシェとの相性のいいもてぎのコースで、決勝はどんな走りを見せるか楽しみだ。


もう1台、今回好調なのが、110号車のグリーンテックKUMHOボクスターGT。予選では光貞秀俊のアタックで6位に終わったが、タイヤの状況も良いようなので、今回注目の1台と言える。一方予選で残念だったのが、ポイントリーダーのTOY STORY Racing apr MR-S。予選1回目の後の車検で車両違反があり、最後尾スタートとなってしまった。この違反だが、少々不可解な部分がある。実はこのMR-Sは、TRDが開発し、モデリスタで限定発売したコンプリートカーのボディサイズを元に、カウルや各部のディメンションを決定している。そのコンプリートカーはJAFに申請をしていなかったそうで、ノーマルのMR-Sベースでは細部のサイズが違反になるのだそうだ。ただ不思議なのは、これまで全く不問にされていたこのことが、急に問題にされ、予選タイムを抹消されたことだ。幸い、若干の車両改造で決勝には出場できることになったが、抜きにくいもてぎでは苦戦は必至だろう。一説には他チームからの指摘で厳しい車検を行ったそうだが、なにやら政治的なかけひきでレースの結果が左右されてしまうようで、あまり気分のいいものではなかった。

投稿者 中島秀之 : 23:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年9月 7日

今週末はスーパーGTもてぎ

スーパーGT第7戦のテレビ中継のために、ツインリンクもてぎに来ている。
今朝は台風で暴風雨だったので、雨風が一段落したのを見計らって家を出て、昼過ぎにもてぎに到着したのだが、着いてみたら午前中のセッションは全てキャンセルされていた。
それでも、天候は午後からみるみる回復。猛烈に蒸し暑い気候となった。
結局、午後のセッションを少し前倒し&延長してフリー走行が行われ、ZENT CERUMO SC430の立川祐路/高木虎之介組がトップタイムをマーク。
TAKATA童夢NSX、MOTUL AUTECH Z、EPSON NSXがこれに続いた。
この第7戦から最終第9戦までは、ドライバーズポイントが有効ポイント制ではなく全て加算される。
このため、前半戦で思うようにポイントを取れなかったチームは、ここもてぎで大量得点をしないと、ただでさえARTA NSXが大きくリードしていることもあり、早くも王座争いから脱落してしまうことになる。
その意味で、今日のフリー走行で好タイムを記録した前述の4台は、まさにここが正念場。
完全に優勝狙いで乗り込んで来ている感じだ。
ただしこのもてぎは、ホンダのお膝元ということもあって、NSXに有利なサーキット。
過去6連勝中で、今回7連勝を狙っている。
はたしてNSXの連勝が続くのか、それともレクサスSCかZがストップをかけるのか?
そして、チャンピオンシップで独走するARTA NSXに待ったをかけるのはどのマシンか?
激戦必至の決勝レースの模様は、J SPORTSの生中継でお楽しみいただきたい。
なお今回僕は、蒸し暑いピットからピットレポートをお伝えする予定だ。


立川祐路選手は、最近髪の毛にメッシュを入れて、ちょっとワイルドに変身。
ここ数戦の悪い流れを、もてぎで吹き飛ばせるか?


つちやエンジニアリングがピット裏で使用するホスピタリティスペースは、以前から自作のアルミ製の小屋で、代表の土屋春雄さんの名前をもじって「ハルオ・ハウス」と呼ばれていた。それが今回からフルモデルチェンジされ、より大きく立派になった。圧縮エアで上部が上下する構造で、その配管が外にあるのだが、たまたま通りかかった服部尚貴選手が、「この配管切ったら面白いだろうな」と、笑っていた。それにしても、まるでスーパーセヴン並みにスパルタンな作りが、いかにも職人集団のつちやエンジニアリング製らしい。

投稿者 中島秀之 : 16:24 | コメント (0) | トラックバック

2007年9月 1日

GT100戦カウントダウン番組放送

スーパーGTシリーズは、1994年にJGTCが開始されてから、間もなく100戦目を迎える。
今期の最終戦富士が100戦目にあたるのだが、それに向けて様々なイベントや企画が予定されている。
長年GTの生中継を担当しているJ SPORTSでも、それを記念した番組を放送する。
現在各メーカーのエースと呼ばれるドライバーたち一人ずつをスタジオにお呼びし、今期ここまでの戦いぶりを振り返り、残る3戦をどう戦うか、さらに自身が参戦したこれまでのレースで、最も印象的なレースは何かといったことを、映像を見ながらうかがう番組だ。
司会進行役は僕が担当する。
先日その第1回の収録を行ったのだが、最初のゲストはホンダのエース伊藤大輔選手だった。
今期ここまで6戦して2勝、2位以下を大きく引き離してポイントリーダーに立っている大輔選手が、どんな話しをするのかは、是非番組をご覧になっていただきたい。
放送の予定などは、「GT100戦目へカウントダウン番組/98戦目」 を参照して欲しい。
なお今後本山哲選手や立川祐路選手をゲストに、2回目、3回目の放送を行う予定だ。

伊藤大輔選手は、第2戦鈴鹿の予選スーパーラップでのあの驚異の走りを自身で解説してくれたり、様々な話しを聞かせてくれた。

投稿者 中島秀之 : 22:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月26日

Fニッポン富士が終了

フォーミュラ・ニッポン第6戦富士が終了した。
300kmの真夏のレースは、TOM'Sのアンドレ・ロッテラーの勝利で終わった。
先週の鈴鹿1000kmから、TOM'Sとロッテラーは2週連続優勝となった。

スタートの際、予選2位の小暮卓史がストールしてミハエル・クルムとクラッシュ。
予選3位の松田次生は、朝のフリー走行でタイヤの使用違反があり10グリッド降格で決勝も下位に沈み、ポールスタートの本山哲はマシントラブルからリタイアした。
このため、ロッテラーと、軽いタンクでスタートしたロイック・デュバルの一騎打ちかと思われたのだが、さにあらず。
序盤のセーフティカーラン中にピット作業を終えた片岡龍也と荒聖治が、ロッテラーがピット作業を終えた時に前にいて、特に片岡がロッテラーの攻めを10周近くにわたって防いだのだ。
最終的には抜かれてしまうのだが、片岡対ロッテラーの攻防はこのレースのハイライトだったと言える。
結局ロッテラーが優勝し、2位には足の痛みをこらえて走ったブノワ・トレルイエ、3位にデュバルが入り、久しぶりに外国人ドライバーが表彰台を独占した。

各チームの戦略が異なったために、非常に面白いレースとなったわけだが、実況中は解説の土屋武士選手と頭を使いっぱなしで、非常に疲れた。
武士選手が冷静に計算して解説してくれなければ、なんだかさっぱりわからない実況にもなっていたかもしれない。
それだけ今のフォーミュラ・ニッポンは、ディープなレースファンにとって面白いレースになっていると言える。
逆に、レースファンになったばかりの人には、わかりにくい部分があるのも事実だろう。
ただこれは、レース中継を見る回数を重ねれば重ねるほど、理解が深まって、その奥深さを面白く感じるようになるはずだ。
どんなスポーツでも同じだと思うが、奥が深くなければ飽きるのも早いと思うのだが、いかがだろうか。
そういった意味では、Fニッポンは、レースをフルに見ないと面白さが半減してしまうと思う。
ダイジェストでしかご覧になっていらっしゃらないという方、是非J SPORTSやケーブルテレビで、Fニッポンの中継をご覧いただきたい。

今回もお台場のスタジオで実況を行った。できれば現場で実況したいのだが、今期中は難しいようだ。
なお次戦もてぎラウンドは、これまた諸般の事情により、僕は実況を行わない予定だ。

投稿者 中島秀之 : 20:58 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月25日

明日はFニッポン富士

フォーミュラ・ニッポン第6戦富士の決勝が明日行われる。
第5戦鈴鹿から2ヶ月近く間を開けて、久々に行われるFニッポンだが、今回の舞台は富士スピードウェイ。
走行距離は300kmで1回の給油が義務づけられるから、開幕戦と同じ条件となる。
今日は予選が行われ、アラビアンオアシスIMPULの本山哲が、約2年ぶりにポールポジションを獲得した。
前戦鈴鹿で幸運な2勝目を飾った本山は、完全に復調モード。
IMPULが得意とするここ富士で、今期3勝目を挙げることになるのだろうか?
ただし予選2番手には、今や一発の速さが「日本一」の感もあるnakajimaの小暮卓史がつけており、3番手にはポイントリーダーのモバイルキャストIMPUL、松田次生がつけている。
おそらくは、序盤からこの3人の激しい戦いになるのではないかと思う。
問題は、1回以上義務づけられているピット作業で、IMPULの2人はおそらく1回ピットのオーソドックスな作戦だろうが、小暮はもてぎ戦のように2回ピット作戦を選択する可能性もある。
燃費に優しい富士だが、真夏のレースということもありタイヤには厳しいはずで、2回ピット作戦が「正解」ということも十分考えられる。
はたしてどんな決勝レースになるのか、注目したい。

僕は明日の決勝レースで、CS放送局J SPORTSの生中継の実況を担当する。
解説は土屋武士選手の予定で、例によって「諸般の事情によってお台場のスタジオから、二人でこの真夏の高速決戦をお伝えしたいと思っている。
是非ご期待いただきたい。

本山がポールを獲得。だがストレートの長い富士では、予選順位はそれほど重要ではない。
小暮、松田だけでなく、その後ろからスタートする、TOM'Sのアンドレ・ロッテラー、nakajimaのロイック・デュバル、開幕戦富士の覇者モバイルキャストIMPULのブノワ・トレルイエ、そして今回フリー走行から好調のセルモの立川祐路、INGNGのロニー・クインタレッリらにも、十分に優勝のチャンスはあるはずだ。
(写真協力:トヨタ)

投稿者 中島秀之 : 19:30 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月18日

今週末はスーパーGT鈴鹿1000km(その2)

今日は鈴鹿1000kmレースの予選が行われた。
東京は涼しい一日だったようだが、鈴鹿は昨日とあまり変わらぬ猛暑日。
昼過ぎに日なたを歩くと、汗びっしょりになるどころか、身の危険を感じるのは相変わらずだ。

山野哲也選手は、普段から上半身裸のことが多いのだが、今日の暑さでは、下半身もご覧の通り。

夏休みの最中とあって、異常な暑さの中でもお客さんは多かった。予選だというのに2万人以上の人が観戦。グランドスタンドもご覧のような混雑ぶりだった。

さて予選でポールポジションを奪ったのは、なんと自身GT500では初めてのポール獲得となった、マ−こと柳田真孝選手のドライブするハセミ・モータースポーツのイエローハット・モバ Ho!・トミカZ。
今期ここまでNSX勢が独占してきたポールの座を、初めてZが奪ってみせた。
オートバックスが冠スポンサーのスーパーGTで、イエローハットがスポンサーの黄色いマシンがポールを奪い、明日の予選速報は黄色い表紙となることになった。

柳田マーがポールを獲得し、いつもは厳しい長谷見監督も、「今回は100点!」と最大限の賛辞を送った。一方、息子のポール獲得に、元祖「Zの柳田」ことお父さんの柳田春人さんも大喜びの様子だった。

チームとしては5戦連続、個人としては4戦連続のポールを狙った小暮卓史は、「それまでオーバーステアが強かったので、スーパーラップでセットを変えたら、大アンダーになってしまった。僕のミスです」と、今回の予選は完敗だった。

ただし、明日は1000kmの長丁場。GT500クラスでは、レクサスの6号車や35号車が5スティントを選択する可能性はあるが、基本は6スティントのガチンコ勝負。どんなレース展開になるのか、実に楽しみだ。

投稿者 中島秀之 : 21:48 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月17日

今週末はスーパーGT鈴鹿1000km

いやぁ、とにかく暑い!
3日間京都にいて(その報告は後日改めて)、とにかく暑いのには閉口していたのだが、今日鈴鹿に移動してきて、こちらの方が暑く感じてしまった。
今日は午後2〜3時頃、日なたにいると、日射しが痛くて、危険に思えるほどだった。
そんな中、鈴鹿1000kmレースに向けてのフリー走行が行われた。
今回で36回目を迎える伝統の一戦は、昨年からスーパーGTの選手権戦となり、いよいよシビアな戦いとなっている。
昨年はカルソニック・インパルZが圧勝したが、さて今年はどうなるのだろうか?

鈴鹿1000kmと言えば、シリーズで唯一サードドライバーの参加が認められるため、その部分も興味深いのだが、今年もフレッシュな顔や懐かしい顔が鈴鹿に集まってきている。
サードドライバーは必ずしも決勝でマシンに乗るわけではないが(特にGT500)、彼らがどんな戦い方をするのかにも注目したい。

さて今回僕は、J SPORTSの生中継で、中盤2時間実況を担当し、後半2時間はピットレポーターを担当する予定だ。
是非中継をお楽しみにしていただきたい。


ティーポでお馴染みの吉本大樹選手は、昨年に吹き続き、プリヴェKENZOアセット・紫電のサードドライバーを務める。
さすがの吉本選手も、今日の暑さにはこの表情!

投稿者 中島秀之 : 17:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月13日

DTM第7戦を収録

本日はこれからお台場のJ SPORTSのスタジオで、DTMドイツ・ツーリングカー選手権第7戦ザンドフールトの収録を行う。
前回のムジェロ戦からの間隔が短いが、これは実際のシリーズの日程がそうなっているからで、このザンドフールト戦が終わると、第8戦ニュルブルクリンクまでは1ヶ月以上間が空くことになる。
さてザンドフールト戦だが、今回も前戦ムジェロに続いて、アウディが圧倒的な速さを示した。
ムジェロでは、セーフティカーのタイミングによって優勝を逃したアウディだったが、今回は、予選上位のドライバーたちにそれぞれ違うピット戦略を実行させて、どんなタイミングでセーフティカーが入っても、誰かが勝つように工夫してきた。
結果的にセーフティカーは出ず、最終ラップにはアウディ勢がトップ4を独占するに至り、更になんとトップと3位がそれぞれ順位を譲って、チャンピオンシップを有利にする作戦まで遂行してきた。
ここまでのパーフェクトレースは、長年DTMの実況をしている僕もあまり記憶にないくらいだ。
メルセデス勢は、シーズン半ばで07年型の熟成が進んで盛り返してきた矢先に、再びアウディに逃げられた格好であり、はたして1ヶ月の休みの間に彼らが開発を進められるかどうかが、今期のDTM終盤戦の鍵になりそうだ。
どれだけアウディが強かったかは、是非J SPORTSでご覧いただきたい。
なお放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を見て欲しい。

表彰台を独占したアウディの若手ドライバーたち。優勝したのは今期初勝利のマーティン・トムツェク(右)だが、最終ラップの最終コーナーで勝利を譲られた形だ。さてマーティンに勝利を譲ったのは、先輩のマティアス・エクストローム(中央)か、新人のアレクサンドル・プレマ(左)か? (写真協力:アウディ)

ところで今日お台場でDTMを収録した後、僕は京都の家にクルマで出かけて夏休みを過ごし、そのまま鈴鹿1000kmのテレビ中継のために鈴鹿に向かう予定だ。酷暑の中での長丁場だが、僕はピットレポーターと中盤部分の実況を両方担当する予定で、体力が持つか心配(?)している。

投稿者 中島秀之 : 14:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年8月 4日

DTM第6戦を収録

一昨日、お台場のJ SPORTSのスタジオで、DTM第6戦の模様を収録してきた。
舞台はイタリアのムジェロで、イタリアでのDTM開催は2004年のアドリア戦以来3年ぶり、ムジェロでの開催は1996年の旧DTM以来11年ぶりとのこと。
今回も佐藤マサカッチャン正勝カメラマンを解説に迎えての、楽しい放送となった。

予選ではアウディ勢が圧倒的な速さを見せ、マティアス・エクストローム、トム・クリステンセン、マーティン・トムツェク、ティモ・シャイダー、アレクサンドル・プレマの順でトップ5を独占した。
決勝も序盤からアウディ勢がレースをリード。
そのまま勝利するかと思われた。
ところが、勝ったのは予選15番手スタートのメルセデスを駆るミカ・ハッキネン。
しかもハッキネンは、コース上に残っているマシンで最下位の17位の位置から、メインストレート1本で他の全車両を抜いてトップに立ち、そのまま優勝したのである。
いったいなぜそんなことが可能だったのか?
それは是非放送をご覧いただきたい。
なお放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を見て欲しい。


ハッキネンは今期初めて2勝目を挙げた。2位のエクストローム(左)は、これでポイントリーダーとなった。3位のポール・ディ・レスタは、2005年型メルセデスでミスターDTMベルント・シュナイダーをブチ抜いての表彰台だった。(写真協力:ダイムラー・クライスラー)

投稿者 中島秀之 : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

2007年7月30日

スーパーGT菅生が終了

スーパーGT第5戦菅生が終了した。
今回も僕はJ SPORTSの生中継(およびBS日テレやGYAOの放送)でピットレポーター役だったのだが、スタート直前にかなり雨が強く降り、まずは全参加車両のタイヤチェックに奔走することになった。
GT500マシンは全車ウェットタイヤだったので、細かいチェックをもう一人のピットレポーターである高橋二朗さんにお願いし、僕はGT300をチェック。
その結果3台がスリックタイヤを選ぶギャンブルに出たのだが、結局路面はレース前半は乾かず、ギャンブルに出たチームは失敗に終わった。
その後雨はやんで路面が乾き始め、更に混乱が続いたのだが、いやぁ「荒れる菅生」の名に恥じない(?)レースだった。

勝ったのはARTA NSXで、2位には今期ツキに見放されていたTAKATA童夢NSX、3位にもEPSON NSXが入って、ホンダ勢が表彰台を独占、菅生のトヨタ連勝記録にストップをかけた。
GT300クラスの方は、こちらも大激戦&大混乱の末に、残り数周でトップに立ったウェッズスポーツ・セリカが3年ぶりの優勝を飾った。2位に47宝山ダンロップZ、3位はゴールライン寸前で紫電を抜いたハンコックNSCポルシェだった。
そこらじゅうで激しいバトルのある物凄いレースだったが、その中のナンバー1バトルを挙げるなら、GT500は、脇阪寿一(宝山TOM'S SC)、道上龍(TAKATA)、伊藤大輔(ARTA)のトップ争いが、メインストレートでスリーワイドになった時だろう。
あの狭い菅生のストレートで3台横並びで1コーナーに突入する様子は、ゾワーっと鳥肌が立つほどの迫力だった。
一方GT300は、終盤激しい追い上げでトップの脇阪薫一(47宝山Z)に追いついた19歳のルーキー、関口雄飛(ウェッズスポーツ)が、物凄い気迫でオーバーテイクした瞬間がナンバー1だろう。
関口は昨年のFトヨタ、FCJのWチャンピオンで、現在F3参戦中だが、実は中間フォーミュラを長く戦ってきた苦労人でもある。
ただし見た目は(行動も?)、かなり「ヤンチャ系」で、その走りも、コースからいつ飛び出してもおかしくないような、「ヤンチャ系」のもの。
まさに「活きのいいヤツ」といった感じで、これから「坂東組の鉄砲玉(?)」として人気を呼びそうだ。

というわけで、非常に面白い菅生戦だったのだが、この日は雨があがった後に気温がグッと下がり、レース終了後は17~18度くらいしかない感じで、かなり肌寒かった。
もっともそのお陰で、耐火スーツに身を包んでのピットレポートは、だいぶ楽だったのだけれど・・・。

今回残念だったマシンやドライバー、そして気になったことなどを最後にご紹介しておこう。

おなじみの桧井保孝選手のドライブするムルシエラゴは、日曜朝のフリー走行開始早々に、バックストレートで急に出火。消火活動が遅れたこともあり、ほぼ全焼となってしまい、決勝には出られなかった。一昨年の菅生戦でもムルシェは最終コーナーでほぼ全焼しており、どうも菅生と相性が悪い。実はガヤルドの1台も金曜日にクラッシュで全損となり、もう1台のガヤルドは予選落ち。結局JLOCチームは4台持ってきた中で1台しか決勝には出場できなかった。ところで桧井選手のムルシェが燃えた時、最初に消火活動をしたのは桧井選手自身だった。ファイアーマーシャルがかけつけるまで、(完全な耐火服を着用していない)コースマーシャルの方は消火活動ができないのかも知れないが、なんとかもう少し早く消火活動ができないものかと思う。また消火車が炎上中の車両の横にやってきたが、消火液はホースから出ず、結局搭載していた消火器で消火活動を行っていた。98年の太田哲也選手の事故以来、こうした場合の訓練と装備の用意は徹底されていると思っていたのだが、本当に大丈夫なのか?と、やや不安になる対応の仕方だった。


今回GT300クラスのもう1台の主役とも言えたのが、このクスコDUNLOPインプレッサだった。
雨の中4WDの威力を遺憾なく発揮して、山野哲也がトップに立つことに成功。そのまま青木孝行に交代し、アウトラップでは同じアウトラップだったGT500マシンも抜きそうなほどのペースを見せた。ところが交代直後にマシントラブルが発生。どうも左後輪のハブトラブルだったようだが、結局リタイアしてしまった。ただし雨の中の圧倒的な速さは、見ていてなんだか溜飲が下がるような感じだった。ここまでのクスコチームの苦労を見ているからかも知れないが、今期中にもう一度雨のレースがあるといいなと、つい思ってしまった。


GT500でもっとも残念だったのは、この宝山TOM'S SC430。雨の中アンドレ・ロッテラーが快進撃を見せ、交代した脇阪寿一も2台のワークスNSXを抑え込む活躍だったのだ。ところがロッテラーがピットに入る際、白線をカットしたとしてペナルティを受け、5位に終わった。映像を見ると、確かにロッテラーは白線をカットしているのだが、前にGT300クラスの車両が2台おり、かなりゆっくりとピットロードに入るところだったため、ロッテラーは少し車体を横にずらして前を確認したようにも見えた。確かにルールはルールなので、ペナルティは仕方ないが、「大目に見る」判断も、レースを面白くする上では必要なのかなと少し思ってしまった。ただしこれには、他チームからの抗議に、「これこれこういう理由でペナルティとはしない。抗議は一切認めない」とハッキリ言える競技委員が絶対に必要となるのだが・・・。

投稿者 中島秀之 : 01:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年7月28日

スーパーGT菅生、予選が終了

スーパーGT第5戦の予選が終了した。
GT500クラスは、予想通りというか、案の定というか、小暮卓史のアタックするTAKATA童夢NSXが4戦連続のポールポジションを獲得した。
相変わらずの切れ味鋭い走りでポールが決定した瞬間、相棒の道上龍は、表情を全く変えなかった。
「取って当然」という気持ちもあるのだろうが、むしろ「やはり取ったか。また何かなければいいけど」というのが本音なのだろう。
はたして今度こそ何事もなく勝てるのか。
それとも今度も何かあるのか。
決勝に注目しよう。

GT300クラスは、プリヴェKENZOアセット紫電が、加藤寛規のアタックでポールを獲得した。
マシンを振り回しながらの見事なアタックだったが、「ガライヤが失敗してくれたから」と加藤。

そのガライヤの新田守男と高木真一は、「明日がお天気なら、かなりイケると思う」と自信がある模様。
ただ、紫電もガライヤも気にしているのが、予選6番手に終わった、ポイントリーダーのTOY STORY apr MR-S。
昨日お伝えした通り、今回は1位か2位にならない限り、これまで取った3位のポイントが無駄になる(有効ポイント制のため)ので、ウェイトを減らす作戦かとも思われたのだが、既に最大ハンデの80kgを上回るハンデを持っているため、ここでノーポイントでもハンデは減らないのだそうだ。
というわけで、チームポイントを加算するため(全戦で加算)にも、101号車は優勝を狙って走ることになるようだ。
ただし今回は、いつもの大嶋和也ではなく、石浦宏明(下の写真左)が予選アタックを担当しており、石浦は「どうせならポールを狙おうとブレーキを遅らせたら失敗しました」とも語っていた。
ということは、決勝のペースは相当良いことが予想され、フロントローの2台が心配するように、明日の決勝では優勝争いに絡んでくる可能性が高いだろう。

さてどんなレースになるのか。
こちらも要注目だ。

投稿者 中島秀之 : 17:09 | コメント (2) | トラックバック

2007年7月27日

今週末はスーパーGT菅生

宮城県のスポーツランドSUGOに来ている。
スーパーGT第5戦が行われるためで、今回もJ SPORTSの生中継および、BS日テレなどで放送される番組に、ピットレポーターとして出演する。
今日はフリープラクティスが行われたのだが、この季節の仙台としては非常に蒸し暑く、厳しいコンディション下での走行となった。
今回はシリーズの天王山、鈴鹿1000kmの前に行われる最後のレース。
鈴鹿1000kmまでの6戦中2戦は有効ポイント制のために切り捨てることができるので、どのチームも今回は、いつも以上に大量得点を狙って虎視眈々といった感じだ。
しかし菅生は、距離が短いのに高低差があり、幅は狭く、平均速度が高いという、「荒れて当然」とも言えるコース。
個人的には、荒れたレースも大好きなのだが、先日のFニッポンのブノワのクラッシュもあり(ブノワは今回大事をとって不参加、デュフォアが代役)、大きなクラッシュがないといいけど・・・と、ちょっと心配している。

今回注目のマシンを何台かご紹介しておこう。

まずはなんと言っても、今期不運が連続しているTAKATA童夢NSX。ここまで4戦とも、まともに走れないでレースを終えている。そのため、予選では3戦連続ポールを獲得しているが、はたして4戦連続ポールを奪えるのか? そして決勝では無事完走することができるのか? なんだかこのまま連続ポール記録をずっと延ばして欲しい気もするが・・・。今日の走行では6番手のタイムで、NSX勢最速で総合トップタイムをマークしたのは、ハンデ45kgのARTA NSXだった。

とても意外な気がするが、日産は菅生でまだ優勝したことがないのだそうだ。スカイライン時代から一度も勝てていないこのコースで、Z勢がジンクスを破れるのかも注目である。今回一番有利なのは、1ランク救済のイエローハットTOMICA Zだが、今日の走行では40kgのハンデを持つXANAVI NISMO Zが3番手で、Z勢のトップに位置している。

菅生で現在6連勝中なのがトヨタ勢。高低差があるため、トルクのあるエンジンが有利ということもあって、コースとの相性がいいのは確かだとは思うが、何かそれ以上に運があるような気もする。今回トヨタ勢では、バンダイ・ダンロップSC430が新車となり、新たにガンダムの新アニメと同じカラーリングをまとっての登場となった。ところが初日は14番手と今ひとつ。巻き返しに期待したい。トヨタ勢トップは、2番手タイムを出した宝山トムスSC430(ハンデ0kg)だった。

GT300クラスで注目しているのは、トイストーリー・レーシングapr MR-S。ここまで3位、優勝、3位、優勝と、全戦で表彰台に立っている。しかも前回のセパン戦の予選で、60kgのハンデを背負いながら、第1コーナーでシフトが入らずに大きくタイムロスしたにもかかわらず、ポールポジションを獲得してしまい、「どんだけ速いんだ!」と、他チームを呆れさせた。第6戦までで2戦捨てられることを考えれば、今回と次戦はウェイトを降ろすのを狙っても良さそうなものだが、今日の走行では80kgのフルウェイトハンデを持ちながら2番手タイムを記録している。しかも、今回から、シーズン開幕前に許された性能調整を撤廃され(25kgプラス)ているにも関わらず、だ。このチームは、ここまでで2回ある3位を上回る結果を菅生でも残し、チャンピオン争いで更に独走態勢を固めるつもりなのだろうか? 予選/決勝でその真意を確かめていきたい。

投稿者 中島秀之 : 17:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年7月12日

DTM第5戦を収録!

今日はお台場のスタジオで、DTM第5戦ノリスリンクの収録を行ってきた。
例によって、カメラマンの佐藤マサカッチャン正勝さんを解説に迎えての、楽しいレース中継となった。
今回の舞台は、一部公道と広場の駐車場などを結んだ伝統のコース。
2本の直線を2つのヘアピンと1つのシケインで結んだだけのようなレイアウトで、抜きどころがないためピット戦略が重要になる。
このレースで勝ったのは、昨年最多の4勝を挙げたブルーノ・スペングラーで、今期3度目のポールポジションから、文字通り3度目の正直で優勝を飾った。
これで5戦して5人の勝者が生まれたことになり、とにかく今期のDTMは大混戦である。
いったい後半戦がどうなるか予想がつきにくいが、ひとつ言えるのは、当初苦戦した2007年型メルセデスCクラスが、ここにきて一発もロングも速さを発揮し始めたということ。
ひょっとすると、後半戦は07年型メルセデスが圧倒的に強いかもしれない。
個人的には、アウディとの接戦、それも今年の序盤戦のような型落ちも交えての大混戦が毎回続くと面白いと思うのだが・・・。
なお放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を見て欲しい。


フランス系カナダ人のスペングラーは、メルセデス陣営期待の若手。その俳優ばりのイケメン具合でも有名だ。

今回予選12番手と健闘したスージー・ストッダート(通称お嬢ちゃん)だったが(写真中央)、決勝では他車と次々接触する大暴れっぷりを披露。スタート前には、ハッキネンと共に、ゲストのロジャー・ムーアと笑顔で記念撮影していたのだが、レース後はシュンとなっていた。なおドイツ語で007をどう発音するかは、放送でお楽しみいただきたい。(写真は2点ともダイムラー・クライスラー提供)

投稿者 中島秀之 : 20:50 | コメント (3) | トラックバック

2007年7月 8日

Fニッポン鈴鹿が終了

フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝が鈴鹿サーキットで行われ、その実況を担当した。
今回もJ SPORTSのお台場にあるスタジオでの実況となったが、前回岡山戦と違うのは、解説が土屋武士選手だったことと、放送が生中継だったことだ。
前回も収録自体は生で行われたが、今回は正真正銘生中継のため、突発的なアクシデントがあっても何かを喋り続ける必要がある。
もっともそうしたことは、長年Pit-FMで続けてきたことなので、却って望むところ(!?)でもある。
なんてことを思っていたら、今回は凄まじいクラッシュが起きてしまった。
ブノワ・トレルイエがレース中盤にバックストレートで、イン側のガードレールに全開で激突し、マシンはモノコックだけを残してバラバラになってしまったのだ。
F1カナダGPのロベルト・クビツァのクラッシュを彷彿とさせる激しさだったが、クビツァ同様トレルイエも無事で、図らずもFニッポン・マシンの安全性を証明することになった。
このクラッシュにより赤旗中断となったため、1回ピット戦略を採用したマシンは、いずれも再開後の2パート目に給油を行わねばならず、最初からノーピットを選択していたドライバーが有利になることとなった。
その結果本山哲が今期2勝目を挙げ、ビヨン・ビルドハイムと井出有治がこれに続いた。
給油のため後半ピットに入ったドライバーの中では、最後まで攻めに攻めた松田次生が4位に入ったのが最上位だった。

それにしても、今期のFニッポンは毎レース必ずと言ってよいほど、想定外の何かが起きる。
特に今回のような事態の場合、トレルイエの容態がどうなのか、レースは残り何周で何時に再開されるのか、コース上でどこまでメンテナンスができるのかなど、現場でないとわからないことが山とある。
それだけに、お台場ではなく、現場で実況を行いたいのだが、主催者であるJRPの方針で現在それは行えない状況だ。
フジテレビの深夜番組、モタスポSの中で放送されるダイジェスト版用の実況は、わざわざ現場で収録されているにも関わらず、だ。
フジテレビの若いアナウンサーの練習といった面もあるだろうが、今回はスーパーGTの中継でお馴染みのフリーランスの下田アナウンサーをわざわざそのために雇っていた。
JRPがいったい何をしたいのかが、まったくよくわからない。
とにかく主催者には、現状をよく把握して、何が一番重要かを考えた上で、レースファンに喜んでもらえるテレビ中継にしてもらいたいと願うばかりである。

今回は土屋武士選手とお台場のスタジオで実況。武士選手は金曜土曜と鈴鹿の現場で取材の上、東京に戻ってきて解説を担当してくれた。武士選手ならではの分析能力はさすがの一言。武士選手の労力軽減のためにも、現場で実況をしたいところだ。それはそうと、CG合成の字幕スーパーのFORMULAのスペルが間違っていた。J SPORTSスタッフに代わってお詫び申し上げたい。

投稿者 中島秀之 : 21:07 | コメント (9) | トラックバック

2007年7月 5日

今週末はFニッポン鈴鹿

今週末は鈴鹿サーキットで、フォーミュラ・ニッポン第5戦が行われる。
今期はここまで4戦して4人の勝者が誕生する大混戦で、ポイントリーダーにはまだ勝利のない松田次生が立っている。
今回の第5戦では、これまでに勝利を挙げた、ブノワ・トレルイエ、本山哲、小暮卓史、ロニー・クインタレッリの4人の中から2勝目を挙げるドライバーが出るのか、それとも松田を筆頭に、勝てそうで勝てないでいるドライバーが5人目の勝者となるのか、注目である。
ところで、今回のレースを前に、Fニッポン・マシンの車両規定が若干変更になる。
リアウイングのサードエレメントの使用を禁止し、逆にバージボードの下とアンダーパネル後方側面にプレート型のスカートを追加するとのこと。
これにより、マシン後方のタービュランスを減らし、スリップストリームの効きが良くなるようにして、追い越しのチャンスを増やそうというアイデアだそうである。
実際に効果があるかどうかはともかく、シーズン途中でそうした改良を採用してでも、レースを面白くしようという発想は歓迎したい。
ただしテストをあまりできていないようなので、何かしらの悪影響がなければいいがと、若干不安な面もある。
それはそうと、今回のレースは、レース距離250kmで、ピットインの義務づけはない。
となれば、殆どのマシンがノーピットで走りきることが予想される。
ただし、例えばカンカン照りで路面温度が50度にも達しそうなコンディションであれば、少なめの燃料でスタートして、ガンガン飛ばした上で給油とタイヤ交換をする作戦を採るのも、勝利の可能性があるだろう。
しか〜し! 梅雨の時期のレースでもあるため、雨ということも考えられる。
最初から同じように降り続けるのならともかく、途中でコンディションが変わるようなことになれば、レースは大荒れとなるだろう。
ひょっとすると、意外な第5の勝者誕生、なんてこともあるかもしれない。

この注目の1戦のテレビ中継(J SPORTS)も、前戦に続き、僕が実況を担当する。
今回は生中継で放送され、解説は土屋武士選手の予定だ。
例によって、「諸般の事情」により、お台場のスタジオからの中継となるが、是非楽しみにしていただきたい。
なお放送時間などに関しては、「Fニッポン放送予定」 を参照して欲しい。


IMPUL勢が強さを発揮する鈴鹿が舞台だが、前戦で初優勝し勢いに乗るクインタレッリが連勝することも、十分に考えられる。荒れた展開になった時の、由良拓也監督の采配にも注目だ。(写真協力:トヨタ)

投稿者 中島秀之 : 20:34 | コメント (3) | トラックバック

2007年6月24日

スーパーGTセパン戦が終了

スーパーGT第4戦セパンのレースが終了した。
お台場のJ SPORTSで、由良拓也さん、鈴木恵一さんとともに生で実況をしていたのだが、かなり凄いレースだった。
ここまで3戦連続で不運に見舞われているTAKATA童夢NSXは、今回なんとフォーメーションラップで(おそらく)ドライブシャフトを折ってリタイア。
ここまで運がないと、もう同情するしかない。ただこうなると、逆に連続ポールポジション記録を延ばして欲しいという気もしてくるから不思議だ。
童夢NSXのリタイアにより、レースはARTA NSXと宝山TOM'S SCを中心に展開していくのではないかと思ったのだが、そう簡単にはいかなかった。
新しくなったセパンの舗装にタイヤ、特にブリヂストンのソフト系タイヤが次々と音を上げ、2回ピットに入らなくてはいけないクルマが続出したのだ。
そんな中、ヨコハマ・タイヤを履くウッドワン・アドバン・クラリオンZが素晴らしい走りでトップに立ち、そのまま逃げ切りで悲願の初優勝を飾ったのだった。
生中継では、由良さん、恵一さん、それに唯一現地レポートの高橋二朗さんと一緒に、この大荒れのレースを実況していたのだが、やはり国内のサーキットでの中継とは異なり、重要なシーンが撮れていなかったり、ラップモニターが時々フリーズしたりで、困ることも少なくなかった。
まぁそれでも、いろいろと制約が多い中での生放送としては、そこそこ良かったのではないかと思っている。
なお、今回生中継を見逃したという方は、J SPORTSのリピート放送(放送時間などは「スーパーGT放送予定」 で確認を)をご覧いただきたい。
またBSデジタル放送のBS日テレでも放送をご覧いただけるので、詳しくは「BS日テレ・スーパーGT」 をご覧いただきたい。

放送終了後3人で記念撮影。酷暑のセパンではなく、お台場での実況だったため、疲労は控えめ!?

投稿者 中島秀之 : 23:40 | コメント (3) | トラックバック

スーパーGTセパン戦開催

明日はスーパーGT第4戦セパン・ラウンドの生中継が行われる。
ここ数年、セパン戦はお台場のJ SPORTSのスタジオで、現地で収録した映像に僕が実況をつける形で、ディレイ放送していた。
だが今年は、現場から送られる映像に、J SPORTSのスタジオで生で実況をつけて放送することになった。
それに先立って、今日は予選スーパーラップの模様を、お馴染みの由良拓也さんと鈴木恵一さんの解説で収録を行った。
現地にいないとわからないことも多く、また現地のスタッフが撮る映像は、日本のスタッフが撮るものと異なる部分があって、実は実況はなかなか難しいのだが、とりあえず今日は小手調べといった感じで収録してきた。

明日はいよいよ決勝レースで、今日と同じ3人で生スタジオ実況を行う。
赤道直下、酷暑のレースで何が起き、誰が勝利を手にするのか。
予想は全くつかないが、是非お見逃しなく!

由良さんと恵一さんと共に、スタジオで予選の模様を収録。恵一さんの顔は、さすが漁師! という黒さ。

放送時間などの情報は、「スーパーGT放送予定」 をご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 00:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年6月21日

DTM第4戦を収録

今日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、DTM第4戦の番組を収録してきた。
例によって解説のフォトグラファー・佐藤正勝さんと、茶飲み話し(?)を繰り広げてきたわけだが、マサカっちゃんはル・マンから一昨日帰国してきて、明日からセパンのスーパーGTに出かける僅かな隙間をぬっての収録だった。
今回は、イギリスのブランズハッチでの開催だったのだが、1周2km弱のショートコース(ラップタイム43〜45秒!)を83周で争うため、もの凄く忙しいレースだった。
このためピット戦略が勝敗に大きく影響することになり、冷静にレースを戦った07年型メルセデスCクラスを駆るミスターDTM、ベルント・シュナイダーが今期初優勝を飾った。
ただし2、3位にアウディのマーティン・トムツェックとマティアス・エクストロームが入り、ポイントランキングではアウディのこの二人が1、2位となった。
今期はここまで4戦して4人の勝者が記録される大混戦で、今後も激しい戦いが繰り広げられることになりそうだ。
今回も白熱したレースだったのだが、収録では何故か、いつもにも増して、マサカっちゃんと二人で楽しみながら実況させてもらったので、その辺りもお楽しみにしていただきたい。
なお放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を見て欲しい。


2007年型Cクラスの熟成が進み、いよいよミスターDTMが本領を発揮してきた。
アウディも速さをキープしており、混戦が続きそうだ。
(写真協力:アウディ)

投稿者 中島秀之 : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

2007年6月10日

Fニッポン岡山戦が終了

本日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、フォーミュラ・ニッポン第4戦岡山国際サーキットの模様を生収録してきた。
解説は、スーパーGTでARTA NSXをドライブしている伊藤大輔選手。
二人で実況するのは、昨年のF1日本GPに於けるPit-FMの放送以来となる。
今回のレースは、走行距離が250kmで、スタート時に122リッターを搭載でき、途中給油と四輪交換が義務づけられていた。
このため各チームがどんな戦略を採るかが注目されたのだが、レース前に大輔選手と話したのは以下のようなことだった。
燃費が1.9km/リッターとして、必要なガソリンは約135リッター。ただしタイヤ交換に必要な十数秒で20〜30リッターは給油できるから、最初に100〜110リッターほどを搭載してスタートするのが正攻法だろう。
また、70〜80リッターほどの軽いタンクで出て、1周1秒余後続を引き離し、中間地点で30秒ほどの静止時間で60リッターほどを給油する1回ストップ作戦もありだとも話した。
一方で、前回小暮が成功させた2回ピット作戦は、今回は無理だろうという判断をした。
で、実際のレースは、スタート直後に多重クラッシュがあり、その時点でピット作業を済ませたドライバーが、ほぼレース距離全てを同じタイヤで走りきることとなった。
結局この時点でピットに入ったマシンは苦戦することとなり、正攻法で走りきったドライバーが表彰台を独占した。
軽いタンクでスタートしたドライバーは殆どいなかったようだ。

優勝したのは、INGINGのロニー・クインタレッリ。
Fニッポン参戦3年目の初優勝で、INGINGチームとしても参戦2年目にしての初優勝だった。
ロニー本人はもちろん、由良拓也監督やスタッフが大喜びしているのが印象的で、放送している我々も非常に嬉しくなってしまった。
こういうことがあるから、レースの実況はやめられない。
今期初めてのFニッポン実況で、いいものを見させてもらった。

クロマキーと呼ばれるグリーンの塗装が施されたスタジオで収録。
CG合成が加わると、右のような映像となる。

投稿者 中島秀之 : 23:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年6月 7日

Fニッポンの実況に復帰!

今日はDTM第3戦ユーロスピードウェイ・ラウジッツリンク戦を、例によって佐藤正勝カメラマンと共に収録してきた。
今回は、途中クラッシュで2回セーフティカーが入る展開だった上、ピットインしてはいけない時にピットに入ったり、ピットアウトしてはいけない時に他車を抜いてコースインしたりするマシンが続出する、DTMとしては珍しい大混乱のレ-スだった。
そんなグチャグチャのレースを制したのは、スタートでトップに立って、冷静にその座を守りとおしたミカ・ハッキネン。
2年ぶりの優勝で、表彰台ではお得意の「いえ~い」(両手サムアップ)を披露して大喜びだった。
また今期初めてメルセデス勢が表彰台を独占した。
その模様は是非テレビでご覧いただきたい。
放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を見て欲しい。

ところで、今週末は岡山国際サーキットで、フォーミュラ・ニッポン第4戦が行われる。
国内トップフォーミュラは意外にも初開催だが、かつてはF1も行われたこのコースで、Fニッポン・マシンがどんな走りをするか大注目だ。
で、このレースの模様は、DTM同様、CS放送局J SPORTSで放送(今回のみ生放送ではなくディレイ放送)されるのだが、その実況を僕が担当することになった。
今期はPit-FMが放送できないため、Fニッポンは実況していなかったのだが、諸般の事情により、J SPORTSの中継は今後、1戦を除いて最終戦まで僕が担当する予定だ。
ただし、やはり「諸般の事情」により、現場ではなく、お台場のJ SPORTSのスタジオで、生実況するスタイルを採る。
このためラップモニターがリアルタイムでは見られず、情報が遅れ気味になるかもしれないが、ご容赦いただきたい(最初に言い訳するようで嫌だが・・・)。
放送時間などに関しては、「Fニッポン放送予定」 を参照して欲しい。

ようやく自分がやりたい実況ができることになった。
Pit-FMが復活できないのが残念ではあるが、とりあえずまたレースファンの皆さんとFニッポンを楽しむことができると今からワクワクしている。
中継をご覧になったら、感想などを教えていただけると幸いだ。


今期ここまで3戦で全て勝者の異なるFニッポン。第2戦で復活した本山哲が再び速さを見せるか?
それとも、王者トレルイエおよび松田次生のmobilecast IMPUL勢が巻き返すか?
はたまた小暮卓史とデュバルのnakajima勢が連勝するのか?
初開催の岡山戦は見逃せない一戦となりそうだ。
(写真協力:トヨタ)

投稿者 中島秀之 : 15:38 | コメント (8) | トラックバック

2007年5月25日

DTM第2戦を収録

今日はお台場のJ SPORTSのスタジオで、DTM第2戦オッシャースレーベンの番組を収録してきた。
例によって、解説のマサカっちゃんと茶飲み話しを繰り広げながら、半分番組を忘れて、レースを楽しんだ。
今回の主役は、DTM復帰2戦目で優勝を飾ったゲイリー・パフェと言いたいところなのだが、実はテレビ中継では殆ど写らなかった。
今回最初からずっと画面に写り続けたのは、アウディの06年型に乗る23歳のルーキー、マイク・ロッケンフェラーだった。
ロッケンフェラーって誰だ? 聞いたことないぞというレースファンの方。
ご安心いただきたい。僕も今年のリストで調べるまで、その名を知らなかったのだ。
ロッケンフェラーは、ポルシェ・カレラカップ出身で、昨年まで数年は、ポルシェ911のGTカーに乗り耐久レ−スなどで活躍していた。
今年アウディ・スポーツ・チーム・ロズベルグのドライバーに抜擢されたが、開幕戦は殆ど話題にも上らなかった。
ところが第2戦では、予選2番手、決勝では終盤ミカ・ハッキネンを撃墜しての3位と大活躍したのである。
しかも2位は、開幕戦でも活躍したメルセデスのルーキー、05年型に乗るポール・ディ・レスタで、表彰台には若手3人、しかも全員型落ち車両のドライバーという、極めて意外なメンバーが並ぶことになったのだった。
はたしてルーキーたちがどんなレース運びを見せたのかは、テレビ放送で確認いただきたい。
放送の予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を参照していただきたい。


解説の佐藤正勝カメラマン(マサカっちゃん)と、担当ディレクター&AD氏。
最低人数で収録が行われている。

投稿者 中島秀之 : 00:12 | コメント (0) | トラックバック

2007年5月 9日

DTM第1戦を収録

今日はお台場にあるJ SPORTSのスタジオで、先日ご紹介した、DTM開幕戦の模様を収録してきた。
今期も例によって、イギリスのテレビ局が編集した1時間枠の番組に、僕が実況、佐藤正勝カメラマンが解説で、日本語の音声をつけていく形となる。
さてホッケンハイムで行われた開幕戦は、序盤の激しい多重クラッシュ、ルーキー・ポール・ディ・レスタの大健闘、そしてマティアス・エクストロームの作戦勝ちなど、見どころ満載。
マサカっちゃんも僕も、かなり興奮しながら収録することとなった。
もちろん例の「茶飲み話し」も健在で、ゲイリー・パフェの眉毛の話しはかなり盛り上がった。
またマシンやドライバーの面では、ミスターDTMベルント・シュナイダーやジェイミー・グリーンが大苦戦したことからもわかるように、今期のメルセデスは最新型の2007年モデルと、2006年型、2005年型の速さに差がないのがハッキリした。
アウディは明らかに2007年型が速いが、メルセデスは誰が勝っても不思議でない状況なのだ。このため第2戦以降も大混戦が予想される。
このDTMの模様は、今期もJ SPORTSでお楽しみいただきたい。
放送予定などに関しては、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を参照して欲しい。

J SPORTSのスタジオでマサカっちゃんと記念撮影。
目の前のモニターの間にあって出演者を写している「監視カメラ」が、マサカっちゃんは気になる模様。

投稿者 中島秀之 : 00:10 | コメント (2) | トラックバック

2007年5月 5日

スーパーGT第3戦が終了

スーパーGT第3戦富士500kmが昨日行われた。
今回は久々に大荒れのレースとなり、GT500クラスは、予選上位のマシンが次々とトラブルやアクシデントに見舞われて脱落し、予選11位スタートのザナヴィ・ニスモZが優勝、2位にも僚友モチュール・ピットワークZが入る、日産の完勝に終わった。
一方GT300クラスは、1回給油作戦でハイペースな燃費走行を続けたARTAガライヤと、2回給油で飛ばしに飛ばしたJLOCのムルシエラゴ88号車が優勝を争い、ガライヤに軍配が挙がった。
それにしても今回のレースは次から次へといろんなことがあり、ピットレポート役の僕と高橋二朗さんも、忙しくピットロードを行き来することとなった。
このため500km、3時間のレースが終わる頃には、足が棒のようになってしまった。
それでも、昨日はお天気が非常に良かった上にレースも面白かったため、心地よい疲れが残った感じだった。

決勝スタート前に、J SPORTSブースで、道上龍選手とトークショーを行った。
道上選手は先週お子さんが誕生したそうで、とても嬉しそうだった。
ただ残念ながら、3度目の正直でポールから優勝を狙ったTAKATA童夢NSXは、またもトラブル(5、6速が入らなくなった)に見舞われ、優勝を飾ることはできなかった。

今期のGT500クラスには、ピットでなるべくエンジンルームを見せないようにするカバーが流行している。
多くのチームは前回のブログに掲載したカルソニックZのようなタイプを使っているのだが、エクリプス・アドバンSCだけは、このようなイラストの描かれたシーツのようなカバーを使っていた。

投稿者 中島秀之 : 12:04 | コメント (0) | トラックバック

2007年5月 3日

スーパーGT第3戦は500kmその2

スーパーGT第3戦富士は、今日公式予選を行い、明日のスターティンググリッドが決定した。
GT300クラスは、昨日のこのブログで紹介した各車がやはり速く、ムルシエラゴがポールを奪い、ウイルコム・ヴィーマック、ハンコック・ポルシェ、トイストーリーMRSと続く予選結果となった。
GT500クラスの方は、TAKATA童夢NSXが前戦に引き続きポールを獲得し、三度目の正直を狙うこととなった。
2番手は、そのTAKATAに前戦で後ろから接触した宝山TOM'S SC430で、またも決勝のスタートは緊迫したものになると思われる。
スーパーLAPでの走りを見る限り、マシンのセッティングが決まっているのはこの2台で、おそらくは序盤から激しくトップ争いを展開することになるだろう。
またフェアレディZ勢は今回タイヤのマッチングが悪いのか予選で上位に進出できず、唯一10位でスーパーLAPに臨んだカルソニック・インパルZが、トレルイエの鬼気迫るアタックで予選5位を獲得したのが目立つ程度。決勝での巻き返しに期待したい。
というわけで、激しい優勝争いが予想される決勝レースの模様は、是非明日のJ SPORTSの生中継でお楽しみいただきたい。

日産勢は今ひとつの予選結果だったが、唯一カルソニックだけは、トレルイエのスーパーアタックで5番手からのスタートとなった。

大穴と思われるのがこのECLIPSE ADVAN SC430。2ランク救済の上、タイヤの状態もいいようなので、決勝での活躍が期待される。

ティーポ・ファミリーの滑川健選手が、KUMUHO GREEN-TEC BOXSTER GTで久々にレースに出場したのだが、昨日接触事故を起こし、首の状態が心配ということで決勝出場を断念。代役には、やはりティーポ・ファミリーの壷林貴也選手が起用されることに。

ポールを奪った小暮卓史のアタックも素晴らしかったが、スーパーLAP中に場内放送でかかった、名探偵コナンのメッセージ入りテーマ音楽も素晴らしかった(?)。スポンサーであるコナン君(なのか?)と2人のドライバーが記念撮影。

投稿者 中島秀之 : 15:50 | コメント (1) | トラックバック

2007年5月 2日

スーパーGT第3戦は500km

スーパーGT第3戦のために富士スピードウェイに来ている。
今日は公式練習という名のフリー走行が行われ、GT500クラスは、2戦連続で不運な結果に終わったTAKATA童夢NSXがトップタイムを記録し、宝山TOM'S SC430とXANAVI NISMO Zがこれに続いており、3メーカー激突の予感が漂っている。
一方GT300クラスは、WILLCOM ADVAN VEMAC408Rがトップタイム、アクティオ・ムルシェRG−1、プリヴェKENZOアセット・紫電と続いている。
僕としてはどちらのクラスも決勝でどんなレースとなるか楽しみなのだが、特にGT300クラスは、車種によっては1回ピット作戦も可能で、戦略がそれぞれ違う可能性があり、非常に面白いレースになるのではと期待している。
今回もJ SPORTSの生中継、そしてBS日テレやGYAOでも放送されるオフィシャル放送に、ピットレポーターとして出演しているので、おつきあいを宜しくお願いしたい。

ウイルコム・ヴィーマックは昨年、2回目のピットを早くする作戦が成功して優勝しており、今回も優勝候補筆頭。一方前戦で優勝したトイストーリーMRSは、おそらく今年も1回ピット作戦を採ると思われ、面白いレースとなりそうだ。

ポルシェも富士では侮れない1台。特にユンケル・タイサン号はドライバーが強力なだけに、確実に上位に来そうだ。またムルシエラゴも活躍が期待される。中でも88号車は、序盤からガンガン飛ばしてくるかも知れない。

投稿者 中島秀之 : 17:59 | コメント (2) | トラックバック

2007年4月27日

DTMが開幕!

ツーリングカー・レースの分野で、世界的な人気を持つドイツ・ツーリングカー選手権DTMが、4月22日にホッケンハイムで開幕を迎えた。
今年もメルセデス・ベンツとアウディから、10台ずつのマシンに20名のドライバーが乗り込み、激しいバトルを展開していくことになる。
今期はメルセデスが新型Cクラスを登場させ話題となっているが、両陣営とも2007年型のニューマシンは4台ずつしか使用しない。
このため優勝を争うのは、基本的にこの8台の2007年型を操る8名のドライバーということになる。
メルセデスは、昨年の覇者にしてDTM最多勝を誇るベルント・シュナイダー、元F1世界王者のミカ・ハッキネン、昨年急成長した若手の有望株ブルーノ・シュペングラー、予選の速さが際立つ若手ジェイミー・グリーンの4人が新型をドライブする。
またアウディは、2004年の王者マティアス・エクストローム、昨年から安定感が出てきたマーティン・トムツェック、ル・マン最多勝のベテラン・トム・クリステンセン、そして昨年からアウディ陣営に加わった技巧派ティモ・シャイダーが2007年型に乗り込む。
ただし今年は、型落ちのマシンにも見逃せないドライバーが数多く乗っている。
メルセデス陣営では、2005年に素晴らしい速さで王座を奪ったゲイリー・パフェが2006年型で復帰したし、昨年のユーロF3王者のポール・ディ・レスタが2005年型で参戦する。
一方アウディは、2004年のマカオGP&F3マスターズの覇者で2005年のA1GP王者のアレクサンドル・プレマが2006年型に、また2005年にBARホンダF1のテストドライバーを務めたアダム・キャロルが2005年型に乗り参戦する。
もちろんそれ以外のドライバーも精鋭揃いだ。

開幕戦は、スタート直後に多重クラッシュがあり、クリステンセン、プレマ、キャロルらが巻き込まれ、プレマが腰椎を損傷する怪我を負ったそうだが、数週間の治療で復帰できる見込みと伝えられている。
レースの方は、アウディ勢が速さを発揮し、エクストロームとトムツェックが1-2フィニッシュを飾っている。
メルセデス勢最上位は、2006年型を使うダニエル・ラ・ローサだったので、今期は新型との実力差が意外に少ないのかも知れない。
それはそれで楽しみである。

で、今年もこのDTM、CS放送のJ SPORTSで放送されることが決定し、実況を僕が担当することになった。
例によって佐藤正勝カメラマンとの「お茶の間トーク」が炸裂することになると思うが、どうぞよろしくお付き合いいただきたい。
詳しい放送予定などは、「J SPORTS MOTOR DTMの見どころ」 を参照していただきたい。


ミスターDTM、ベルント・シュナイダーの駆る2007年型Cクラス。
これまでよりシャープな印象となった。
写真協力:ダイムラー・クライスラー 写真はクリックすると大きくなります。

投稿者 中島秀之 : 12:44 | コメント (3) | トラックバック

2007年4月10日

SGT第2戦で目立ったのは?

スーパーGT第2戦が岡山国際サーキットで行われ、日曜日に決勝レースが行われた。
GT500クラスは、開幕戦で悔しい思いをしたARTA NSXが独走で優勝を飾った。
レースの結果はともかく、今回のGT500クラスの主役は、モチュール・オーテックZの松田次生選手だったのではないだろうか?
激しい追い上げで観客を魅了し、終盤一度抜いた相手に抜き返されたものの、素晴らしい走りを披露した。
レース後に話しを聞くと、EPSON NSXのファビオ・カルボーンとの激しいバトルは、結構寄せられたりしていたものの、「まぁ仕方ないというか、去年のチームメイトですからね(鈴鹿1000kmでバックアップドライバー)」とそれほど気にしていない様子。
その一方で、レイブリックNSXの細川慎弥に抜かれた時のことは、細川ではなく、そのコーナーで前を塞いだGT500車両に対しての怒りを、次生選手にしては珍しく披露してくれた。
その前にも、某ドライバーが青旗を無視して抑え込んでいたのが中継でも映し出されていたが、あのヘアピンでのコースアウトは、それとは別のドライバーが青旗を無視した上、ヘアピンの進入でフルブレーキをライン上でかけたのだそうである。
あのまま行けば次生選手がそのマシンを後ろから押してしまうため、やむなくコースアウトさせたそうだ。
「GT500のドライバーが青旗を平気で無視していたことがショックです」とも話していた。
抜きにくい岡山ということもあるが、ラインを譲らないのはやはり良くないと思う。
まぁそれぞれ事情があるので、一概にひどいと言いにくいのも確かだが・・・。

またGT300クラスは、19歳の大嶋と25歳の石浦の史上最年少コンビが駆るトイストーリーMRSが優勝した。
優勝直後のインタビューで、僕は「二人足しても(紫電の)高橋さんの年齢くらいですもんね」と言ったのだが、よく考えたら、二人足しても僕より下だったことがわかり、結構愕然とした。
いずれにしても、このF3のチームメイトコンビは、マシンもドライバーも超強力のため、早くもチャンピオン候補の筆頭に躍り出て来た。
さぁこれで次戦も楽しみになってきたぞ!

モチュール・オーテックZは、今回松田次生選手が魅せる走るを披露してくれたのだが・・。

スタート前のグリッド上では、大嶋/石浦の若手コンビが、ポールの紫電の前で加藤選手を何故か撮影。この後記念写真まで撮っていた!

日産のV6ターボ・エンジンは今回が最後のレース。GT500クラスからはこれでターボ・エンジンは姿を消すことになる。

投稿者 中島秀之 : 22:37 | コメント (2) | トラックバック

2007年4月 6日

坂東親分はGTのゴーン!?

スーパーGT第2戦岡山GT300kmレースの行われる、岡山国際サーキットに来ている。
今回も、J SPORTS、BS日テレ、GYAOなどで放送されるオフィシャル映像に、ピットレポーターとして出演することになっているからだ。
今日は金曜で、いつものように合同テストという名のフリー走行が行われ、昨年このレースを制したTAKATA童夢NSXがトップタイムを記録した。
さてその走行の合間にピットをウロウロしていたら、我々の放送の解説者である鈴木恵一さんと由良拓也さんが、新たに発足した運営団体GTA委員会の坂東正明委員長と立ち話しているところに遭遇。
すかさず話しに加わらせてもらった。
開幕直前に新組織が立ち上がったため、現在坂東さんはバタバタと様々なことに対処していくのに大忙しだそうである。
だがそこは、坂東親分。
いかにも坂東さんらしい大胆な発想と言動で、これまで無駄にかかっていた経費や、蓄積された負債を、次々と片付けていらっしゃるようだ。
お話しをうかがっていると、なんとなくレースをしている時より活き活きされているようにさえ見えるほど。
ただし坂東さんの考えの基本にあるのは、「お客さんに喜んでもらうこと」だそうで、コストはカットしても面白さは逆にアップさせていくと話されていた。
まだまだ難題が山積しているそうだが、是非スーパーGTのカルロス・ゴーンとして、頑張っていただきたいと思うし、微力ながら応援していきたい。

投稿者 中島秀之 : 17:36 | コメント (0) | トラックバック

2007年3月18日

スーパーGT開幕! その3

今日はさすがに鈴鹿サーキットにお越しになった方以外、モータースポーツファンの皆さんは、昼間テレビでF1オーストラリアGPをご覧になったのではないかと思う。
それでもF1終了後はスーパーGTをご覧いただいただろうか?
いやぁなかなか壮絶なレースだった。
とてつもないタイムでポールポジションを奪ったARTA NSXが、スタートからブッチギリでリードを拡げ、僚友TAKATA童夢NSXも2番手につける、ホンダ・レーシングにとっては理想的な展開でレースは終盤へ。
ところがまずTAKATAがエンジンブローで炎を上げてストップ。
そしてトップを独走していたARTAも、なんと最終ラップに入ったところで、エンジンブローしてリタイア。
大逆転でZENT CERUMO SC430が優勝を飾ったのだ。
あと1周少なければ、ということは、朝のフリー走行でARTA NSXが1周少なく走っていれば、優勝できたことになる。
さすがに伊藤大輔選手は呆然としていたが、レース後は気を取り直し、次戦での優勝を誓っていた。
それにしても、開幕戦から最終ラップで大逆転ドラマとは、今期もスーパーGTは凄いシーズンになりそうである!

ARTA NSXとTAKATA童夢NSXは、昨年の不運をまだ引きずっているようだ。
速いが脆いNSX、今期中に強さを発揮することができるのだろうか?

投稿者 中島秀之 : 22:59 | コメント (2) | トラックバック

2007年3月17日

スーパーGT開幕! その2

スーパーGT開幕戦二日目は、公式予選が行われた。
昨日もお伝えした通り、今期GT500クラスは、コーナーリング性能低下のためにステップドボトムを採用したのだが、他の部分でそれを補うレギュレーションとなったため、実質的にスピードアップになってしまっている。
しかも驚くべきは、そのスピードアップの度合いが半端ではないことだ。
昨年の同じ開幕戦でARTA NSXの伊藤大輔がマークしたコースレコードが1分52秒663だったのに対し、今年も同じ伊藤大輔がスーパーラップでマークしたタイムは、なんと1分49秒842! 
2秒遅くなるはずが、逆に3秒速くなってしまったのだから、いったいなんのためのレギュレーション変更だったのか・・・。
ま、それでも、レースはその分シビアになるはずだから、是非明日の決勝は、いいレースとなることを期待したい。
さて今日の予選だが、J SPORTSで今年から放送することになったため、スーパーラップの模様を、由良拓也さんの解説で僕が実況して収録した。
30分に編集されてしまうものの、今夜深夜(というか明日明け方)に放送されるのでご期待いただきたい。
詳しくは「J SPORTS スーパーGT情報」 を見て欲しい。

由良さんと久々の実況放送。残念ながら予選放送では、後ろの鈴木恵一さんは出演されなかった。

予選終了後、nismoのミハエル・クルム選手のバースデイ・パーティが行われた。Zをかたどったかわいいケーキは、マイケルの顔にブツけられることもなく、無事関係者に配られた。

ところで、今日行われたオーストラリアGPの予選で、佐藤琢磨選手が10番手のタイムをマークした。
スーパーアグリのマシンが、本家ホンダのマシンを上回り、チーム初の予選第3ピリオド進出を果たしたのだ。
これは正直快挙だと思う。
是非明日の決勝も、上位入賞目指して頑張ってもらいたい。

投稿者 中島秀之 : 22:14 | コメント (0) | トラックバック

2007年3月16日

スーパーGT開幕!

今日から鈴鹿サーキットに来ている。
いよいよ国内モータースポーツも開幕を迎え、スーパーGT第1戦の特別スポーツ走行が行われたからだ。
天候は晴れ、気温は低く、やや風が強い中での走行だったが、2回の走行でトップタイムをマークしたのはARTA NSXだった。
今期から新登場のREAL NSXが2番手で、3番手にXANAVI NISMO Zがつけた。
レクサスSC勢ではデンソー・サードSC430がトップで6番手となっている。
今期はGT500の車両レギュレーションが変更になり、ステップドボトムを採用してコーナーリング速度を落とすはずだったのだが、既に今日の時点で、ARTA NSXはコースレコードをマークしており、あまり遅くなっていないどころか、逆に速くなっているようだ。
全体にNSX勢の好調ぶりが目立つが、さて明日の予選はどうなるか、楽しみである。
最終予選スーパーラップの模様は、今期からJ SPORTSでご覧いただけることになった。
実況は僕が担当する予定なので、是非ご覧いただきたい。
詳しくは「J SPORTS スーパーGT情報」 を見て欲しい。

金石勝智と年弘のコンビが操るREAL NSXは、エンジのようなちょっと地味めのカラー。
NSXは昨年型とあまり外観的に大きな違いはないようだ。

フェアレディZはnismoの2台のみNAエンジンの2007年型。残る3台はターボエンジンの06年型(ハンデつき)。第3戦から全車07年型になるそう。07年型Zは前後のオーバーハングが延びて印象が少し変わった。またリアフェンダー周りはこれまで以上に大胆な造形となった。

レクサスSCは、トムス、セルモ、ルマンの3台が07年型で、それ以外は06年型ベースの07年仕様(ステップドボトム)。Z同様、前後オーバーハングが延ばされているが、見た目の印象はそれほど昨年と変わらない。むしろカラーリングを変更したチームが多くて、そちらが目立つ。左はセルモ、右はデンソーカラーに戻ったサード。

投稿者 中島秀之 : 17:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年3月12日

ありゃぁ、二転三転!

前々回のブログでご報告した、スーパーGT開幕戦の放送体制だが、今日になってまた事情が変わったのでご紹介しておきたい。
放送コメンタリーが変更になったのだ。
GTアソシエーションの体制変更に伴い、かなり混乱をきたしており、大変申し訳ない。
開幕戦のコメンタリーは、実況が昨年GYAOなどでスーパーGTの実況を担当していた下田アナウンサーとなり、解説がやはり昨年GYAOなどで実況を担当された由良拓也さんと鈴木恵一さん、ピットレポーターが僕ということになった。
由良さんとは、1997〜99年までテレビ東京でレースを放映していた時に一ご一緒させていただき、それ以来公私ともにいろいろとお世話になっている。
久々に由良さんとの共演は嬉しい限りだ。
もちろんスズケイさんと由良さんのダブル解説も楽しみである。
一方下田アナは全く面識がないのだが、元フジテレビ系の仙台の放送局の方らしく、Fニッポンの菅生の時に実況をされていたようだ。
ただ下田アナは土曜日の現場入りが間に合わないそうなので、今年からJ SPORTSで放映される予選スーパーラップの実況は僕が担当することになる。
今後また変わる可能性はあるが、とりあえず開幕戦はこの体制で放送になるので、是非ご期待いただきたい。

昨年のF1日本GPでPit-FMのゲストとして由良さんに出演していただいた時の2ショット。

投稿者 中島秀之 : 23:09 | コメント (3) | トラックバック

2007年3月 8日

まもなく開幕、スーパーGT

さぁ、いよいよ来週末、スーパーGTが鈴鹿で開幕する。
今期もとにかく見どころ満載で、ここではその全てをとても書ききれないのだが、おそらくは昨年以上の激しい戦いが展開されるものと思われる。
CS放送局J SPORTSでは、今期もこのスーパーGT全戦を中継する予定だ。
詳しくは、「J SPORTS スーパーGT情報」 をご覧いただきたい。
実は今期は、開幕直前になって、主催団体であるGTA(GTアソシエーション)内で体制の大きな変更があったため、なかなかテレビ中継の詳細が決定できなかったのだが、ようやく今日になってほぼ確定したのだ。
とりあえず鈴鹿の開幕戦は生中継で放送され、僕が実況、解説は鈴木恵一さんと土屋圭市さん、ピットレポーターは高橋二朗さんと田口朋典さんが担当することになりそうである。
なにはともあれ、今期もスーパーGTのテレビ中継に参加できることに感謝すると共に、今期もいよいよ始まるぞとワクワクしている。
まずは来週末の放送にご期待いただくと共に、今期も最終戦までお付き合いを宜しくお願い申し上げたい。

今期も多くのファンがサーキットに集まりそうなスーパーGT。
どうかテレビ観戦だけでなく、サーキットにも足を運んでいただきたい。

投稿者 中島秀之 : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2007年2月 1日

スズケイさんのヒストリー完結

以前も何度かご紹介した、CS放送局のJ SPORTSのホームページ「MOTOR」の中の、「HERO OF THE CENTURY」
日本のレース界で活躍したドライバーやマシン、そして名レースなどを振り返るサイトで、僕が原稿を書いている。
最初のお題は、スーパーGTのテレビ中継の解説でお馴染みの、スズケイさんこと鈴木恵一さんのレースヒストリーで、これまで既に3回分が掲載されてきたのだが、いよいよその最終回である第4回がアップされた。
スズケイさんが40代の脂がのった頃の活躍の模様と、引退の裏話などをご紹介する、「職人からご意見番へ編」だ。
スズケイさんが、現役時代いかに凄いドライバーだったかを是非お読みいただきたい。

J SPORTSでは、解説だけでなく、レポーター役を務めることもあるスズケイさん(左)。

投稿者 中島秀之 : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月31日

今年最後のお仕事は・・・

2006年もいよいよ大晦日を迎えた。
今年はモータースポーツ・シーンで、ミハエル・シューマッハの引退を始め、かなり驚くような話題がたくさんあった。
一方僕個人の仕事の面では、これまでやっていた仕事に加え、いくつか新しい仕事もさせていただくことができて、楽しかった。
ただ年末に父が亡くなり、ティーポ2月号の依頼されていた原稿が書けなかったり、J SPORTSの番組で僕が担当する予定だった、スーパーGTの総集編や、マカオGPの実況ができなかった、というか無理を言って他の方に代わっていただいたことは、申し訳ないと思うと同時に残念だった。
今年最後の仕事は、以前もご紹介した、CS放送局のJ SPORTSのホームページ「MOTOR」の中の、「HERO OF THE CENTURY」
スズケイさんこと鈴木恵一さんレースヒストリーを振り返る連載で、今回は30歳代を振り返る「職人への道編」だ。
スーパーGTの解説者としてお馴染みのスズケイさんの、現役時代の活躍をお楽しみいただきたい。


スズケイさんがツチケイさんを厳しく指導した(!?)時代の話も登場する。

さて、今年も1年、雑誌の仕事、アナウンスの仕事、そしてこのブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いします。

投稿者 中島秀之 : 17:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月 2日

20世紀のレースを振り返るサイト登場

普段、僕がよく出演している、CS放送局のJ SPORTS。
現在、レース関連の番組を、日本で最も数多く放送している放送局でもある。
そのJ SPORTSにも、当然ながらホームページがあり、自動車やオートバイの番組に関する情報は、「MOTOR」というページに掲載されている。
このページに、つい最近新しいコンテンツが登場した。
これは、20世紀のレースシーンで起きた様々なドラマを紹介するもので、かつての名ドライバーの活躍ぶりや、かつての名勝負の紹介などがメインとなる。
題して「HERO OF THE CENTURY」。
実はこのコンテンツ、僕が取材と原稿を担当している。
最初のお題は、J SPORTSのスーパーGT中継の解説でお馴染み、元レーシング/ドライバーの鈴木恵一さんのヒストリーである。
全部で4回に分けて詳しくお伝えしていくことになるが、まずはその第1回である「青春編」が現在アップされている。
興味のある方は、J SPORTS MOTOR PORTAL WEBSITE 「HERO OF THE CENTURY」 を、是非ご覧いただきたい。

お馴染みスズケイさんのヒストリーは、かなり波瀾万丈だ。

投稿者 中島秀之 : 21:33 | コメント (1) | トラックバック

2006年11月17日

今週末にDTMとJLMCの最終戦を放送

いよいよ今期の内外レースカテゴリーも、シーズンオフになろうとしている。
その前に、最終戦のテレビ放送がいくつか予定されており、ドイツ・ツーリングカー選手権DTMと、全日本スポーツカー耐久選手権JLMCの番組収録を、僕は今週行った。
まずDTMは、前回の第9戦同様今回もARTA Fニッポン監督の金石勝智氏を解説に迎え、ジャン・アレジのDTM最終レースでもある第10戦ホッケンハイムの模様を一緒に楽しんだ。
凄まじいバトルあり、両メーカーによるチームプレイありで、レースは見応え十分なので、是非放送をお楽しみにしていただきたい。
なお詳しい放送予定は、DTM第10戦ホッケンハイム放送予定を参考にして欲しいが、初回の放送は今週日曜日19日の22時からとなっている。

一方本日先ほど収録してきたのは、JLMC第3戦、岡山国際サーキットのレースだ。
今期から開始されたこのシリーズの最終戦で、過去最多の20台が参加した。
このレース、僕はもてぎのHAFJと開催日が重なっていたため現場には行けなかったのだが、初めて無限プロトタイプカーのクラージュLC70が総合優勝を飾った他、ライバルのザイテック05Sの激しい追い上げなど、見どころのたくさんある展開となった。
結果的にはクラージュの逃げ切りレースではあるのだが、ようやくル・マンのレギュレーションでレースらしいレースが行われるようになったことを、是非番組でご確認いただきたい。
因にこの番組は解説者はなく、ナレーション(ナレーターさんが別にいる)と、僕の実況で構成されている。
これも初回放送は19日の19時からの予定だ。
詳しくは、JLMC第3戦放送予定を見て欲しい。


カツトモ兄さんとのコンビによる収録もこれで2戦目。すっかり慣れたところなのに、これで今期のDTMは終了。来期もまた出演して欲しい。

投稿者 中島秀之 : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月14日

今年のマカオGPは激戦必至

今週末のマカオGPには、前回書いた全日本F3参戦ドライバー以外に、3人の日本人ドライバーが出場する。
ユーロF3シリーズに出場していた、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラムTDPの、平手晃平、中嶋一貴、小林可夢偉の3人だ。
平手がランキング3位、中嶋が7位、小林が8位と、全員が今期好成績を残してきている上、平手と中嶋がマノー、小林がASMと、シーズン中と同じトップチームからの参戦だけに、マカオでの活躍が期待される。
まして彼らは、いずれもフォーミュラ・ルノーやF3で過去マカオに出場した経験があり、この点でも有利と言える。
ただし、ユーロでチャンピオンを奪ったASMのポール・ディ・レスタ、ASMを離れてイギリスのカーリンから出場するBMWザウバーのテストドライバー、セバスチャン・ベッテル、イギリスF3のチャンピオンでライコネンーロバートソンから出場するマイク・コンウェイなど、強豪が目白押しなので、TDP三銃士もそう簡単には勝たせてもらえないだろう。
特に今年は、ここ数年で最もドライバーラインナップが豪華というか、レギュラーシーズンとほぼ同じベストメンバーに近い状態なので、見応えのある戦いとなりそうだ。
各選手には是非悔いのないレースをして、F1関係者に強くアピールしてもらいたい。

因に僕は過去5年ほど、このマカオGPの模様をJ SPORTSで実況してきたが、今年もレブリミットの特別枠で実況を担当する予定(放送日などは未定)となっている。
皆さんも放送をお楽しみにしていただきたい。

(写真協力:トヨタ)
中嶋一貴は、平手と共に来期GP2シリーズに参戦する模様だ。また一貴は、来期ウイリアムズF1のテストドライバーとなることも先日発表された。親子2代のF1レギュラードライバーが日本に誕生する日も近いかもしれない。


投稿者 中島秀之 : 23:05 | コメント (1) | トラックバック

2006年11月12日

全日本F3勢、間もなくマカオへ!

全日本F3選手権は、先日行われたツインリンクもてぎのFニッポン・サポートレースで、今期のスケジュールを全て終了した。
第17戦では、伏兵、ナウ・モータースポーツの石浦宏明がポール・トゥ・ウィンを飾り、トムスのエイドリアン・スーティルと大嶋和也は共にリタイア。
その結果ご存知のように、スーティルが今期のチャンピオンを確定した。
一方最終第18戦は、スーティルが圧倒的な速さを見せてトップチェッカーを受けたが、レース後の再車検で車両違反があったとして失格となり、スリーボンドのマルコ・アスマーが繰り上げ優勝となった(今期8人目の勝者!)。
ただしチームが控訴したため、結果はまだ暫定のままとなっている。
車両違反の内容は、ブレーキの冷却ダクトが、今期途中からF3でも使われ始めたF1タイプのドラム型(FニッポンでARTAが使用したタイプ)だったため、これがダクトのサイズ規定をオーバーしていたそうだ。
ただこのダクトはユーロF3などでも使用されており、トムスとしては事前に使用可能かを確認していたとのことなので、JAFの裁定がどうなるか注目したい。
もっともこうした政治的な動きは抜きにして、全日本F3の最終ラウンド2レースは、それぞれ見応えあるレースだったので、是非J SPORTSでご覧いただきたい。
既に初回の放送は終了しているが、今後も何度か再放送があるので、詳しくは全日本F3放送予定で確認して欲しい。

最終戦の収録はこんな様子。解説の梅原康之さんは、居眠りしているわけではないので誤解なきよう(生放送では時々あるけど!?)。

さて激戦を終えた全日本F3参戦メンバーのうち、今年は7人のドライバーが、19日に決勝が行われる、マカオGPに出場する。
トムスから王者スーティルと大嶋、スリーボンドからファビオ・カルボーン、EMSから池田大祐、そしてシーズン中とは異なるが、プレマパワーからロベルト・ストレイトと塚越広大、ハイテックからアスマーも出場する。
彼らのマカオでの活躍に期待したい。

投稿者 中島秀之 : 22:18 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月 8日

DTMはペナルティも厳格!?

ドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)も終盤戦。
第9戦はフランスのル・マンで行われ、ミスターDTMことベルント・シュナイダーが、通算5回目のチャンピオンを決定した。
このレースのTV中継の音声を先日収録したのだが、今期ここまで解説を担当してくれていた佐藤正勝カメラマンは、マサカッチャンのパリ→北京13,000km珍道中の通り、現在長期出張中。
そこで代打として、2003年に日本人として最初で最後となるDTMフル参戦を果たした、金石勝智ARTA Fニッポン監督を解説としてお迎えした。
通称「カツトモ兄さん」は、かつてPit-FMのF1日本グランプリの生放送にゲスト解説者として出演していただいたことがあるので、DTMでも見事に解説役をこなしてくれた。
ところで今回の放送の中で、レース中にドライバーが微妙な判定からペナルティを受けるシーンがあり、カツトモ兄さんに「DTMではペナルティを決定するのは誰なんですか?」と質問したところ、「シリーズで特定の審判長がいて、その人が歩くルールブックとして判断しています。誰もその人の決定には文句が言えないんですよ」とのお答え。
ここのところ、スーパーGTでは「ジャッジの不透明さ」が問題とされており、「特定の権威ある審判長をシリーズ全戦で起用する」ことが望まれているが、DTMでは以前からそれが行われていたわけである。
カツトモ兄さんもその辺りのことを詳しく説明してくれた。
レースが楽しめるだけでなく、タメにもなるDTM第9戦ル・マンのJ SPORTSに於ける放送は、既に初回は終わってしまったものの、まだ何度か再放送が行われる予定なので、是非ご覧いただきたい。
なお詳しくは、DTM第9戦ル・マン放送予定を参照して欲しい。


数年前のF1以来久々に、カツトモ兄さんとのコンビが復活。

投稿者 中島秀之 : 00:27 | コメント (2) | トラックバック

2006年11月 6日

スーパーGT最終戦が終了

スーパーGT最終戦は、予想通り最後まで凄い展開のレースとなった。
このレースで勝ったのは、やはり救済の大きいEPSON NSXだったが、チャンピオン争いはTOM'S SCの脇阪寿一/A・ロッテラーが見事な走りで制した。
また今回のレースは、GT300クラスの壮絶な戦いが、とにかく記憶に残った。
特にファイナルラップの最終コーナーで決着がついた、紫電対RX7のチャンピオン争いは、劇的な幕切れとして後世に語り継がれることだろう。
いやぁそれにしても、最終戦はいつも以上に疲れる。
J SPORTSでテレビ観戦された皆さんはいかがだっただろうか?


グランドスタンドはほぼ満席。お陰で帰りに出口を出るまでかなりの時間がかかった。


RX7はほぼ最後尾からの見事な追い上げで、逆転チャンピオンを獲得。

投稿者 中島秀之 : 00:04 | コメント (5) | トラックバック

2006年11月 4日

今週末はスーパーGT最終戦 その3

スーパーGT最終戦の予選が今日行われた。
ポールポジションは予想通りEPSON NSXが奪い、2位もやはり予想通りBANDAI DIREZZA SCが奪った。
ただ少し予想外だったのは、イエローハットとWOODONEの2台のZが3、4番手につけたことだ。
ZENT CERUMO SC、ARTA NSX、TOM'S SCがこれに続いたのだが、22と23のNISMO勢は9、12位、レイブリックNSXは13番手という結果に終わったから、明日のチャンピオン争いは、いよいよ予想がつかない状況となった。
まず日産勢から言えば、本山哲もミハエル・クルムも、「ドライバーズ・チャンピオンはもう難しい。トップのTOM'Sから2、3ポイント差のチーム・タイトルを狙う」と、意外や早くも半ばギブアップ宣言。
ただし2列目に2台の救済措置を受けたZがいるから、場合によってはチームプレイで後方から奇跡の逆転を狙って来るかもしれない。
一方レイブリックの細川慎弥は、「淡々とミスなく走って、1ポイントでも2ポイントでも取れれば、結果はついてくるはず」と、至って落ち着いたもの。
これに対して逆転を狙うレクサス勢は、TOM'Sの脇阪寿一もCERUMOの立川祐路も、「速いクルマが何台かいるが、表彰台に乗るのが最低条件。自分たちの走りをして、後はレイブリックの結果次第」と、こちらはかなり厳しい状況ながら、逆転を信じてレースに臨むといった様子。
さぁあとはもう、レースをやってみなければわからない。
できるなら、各ドライバーたちが自分の走りを精一杯した上で、気持ちよい形でチャンピオンが決まって欲しい。
明日は、「あぁ、いいシーズンだったなぁ」と思える結果になって欲しいと思う。

予選3番手から、後続を押さえて、レースをコントロールするか、ハセミZ。


史上初の2年連続、同一コンビによるタイトルを逆転で掴むか、CERUMO SC。

投稿者 中島秀之 : 21:21 | コメント (0) | トラックバック

2006年11月 3日

今週末はスーパーGT最終戦 その2

スーパーGT最終戦、今日はフリー走行が行われた。
今週末は完全にドライで行われる予想のため、今日の走行で、決勝がある程度予想できるとあって、その結果が注目された。
もちろん、タイヤや燃料の搭載量などによって一概に判断することはできないが、今日の結果から見えてきたことをお伝えしておこう。
今日トップタイムを記録したのは、EPSON NSXで、2位に対して1秒356もの差をつけた。
武藤英紀選手に聞いたところ、クルマは「特に立ち上がりスピードが圧倒的に速いですね」ということで、2リストリクターアップ&25kg逆ハンデの影響は大きいようだ。
またダンロップタイヤも、「今日のような気温であればロングも問題ない」とのこと。
NSX勢は、ポイントでリードを保っているレイブリックにチャンピオンを取らせるためには、ハンデの大きいレイブリックに表彰台を狙わせるより、上位をレイブリック以外のマシンで独占するのが得策。
その意味で、EPSON NSXは、もうチームまるごと「勝つ気満々」で、トラブルやアクシデントがなければ、優勝候補の筆頭と言えるだろう。
一方TOM'SかCERUMOに王座を奪わせたいレクサスSC勢は、BANDAIかmobil 1に、得意の富士でトップを取らせた上で、王座を争う2車を前に出す作戦に出たいところだが、今日の走行ではBANDAIが、ARTA NSX、イエローハットZに次ぐ4位、ECLIPSEスープラを間に挟んでmobil 1が6位という結果だった。
いまひとつレクサスの調子が上がらないという印象だが、22号車が10位、23号車が13位に終わったnismoの2台共々、明日の予選での巻き返しが期待される。
さて予選はどのような結果となるのだろうか?


圧倒的な速さを見せつけたEPSON NSX。予選でもその速さを維持できるか?


レクサス勢で速いのは、やはりダンロップタイヤのBANDAI DIREZZA SC430。決勝でレクサス勢はどんな作戦を採るのだろうか?

投稿者 中島秀之 : 21:36 | コメント (1) | トラックバック

2006年11月 2日

今週末はスーパーGT最終戦

今週末はいよいよ、スーパーGTの最終戦が富士スピードウェイで行われる。
今期もチャンピオン争いは大混戦になっており、決勝レースはおそらく最後まで壮絶なものとなるだろう。
この最終戦の優勝争いは、やはりウェイトハンデが少なく、ライバルより速さを発揮するクルマが行うはずだ。
富士は直線スピードの速いレクサスSC430に有利なコースのため、4台のレクサスの中ではハンデの少ないmobil 1 SCと、5月の富士で優勝しているBANDAI SCの2台がまず速さを示すだろう。
ただしNSX勢の中で、前回オートポリスでかなりペースを落として走っているようにすら見えたEPSON NSXが、リストリクタ−2ランクアップ、25kgマイナスの特別性能調整で走るため、レクサス勢の前に立ちはだかる可能性が高い。
BANDAI SCとEPSON NSXはダンロップ・タイヤの出来次第という面もあるが、この3台の働きが、トヨタとホンダのチャンピオン争いに大きな影響を与えることは間違いないだろう。
トヨタはTOM'S SCかZENT CERUMO SC、ホンダはレイブリックNSXにチャンピオンを取らせるために、先の3台をどう使うかが、勝負の鍵になるはずだ。
一方ニッサンは、22号車が来期導入予定のNAエンジンを投入するが、23号車共々ウェイトハンデが重く、優勝争いをするのは雨でも降らない限り難しそうだ。
もっともチームの総合力ではトップクラスのNISMOだけに、最低でもチーム・タイトルは取れるよう、作戦をたててくるだろう。
さてどんな最終戦となり、誰がチャンピオンに輝くのか?
見逃せないこのレースの模様は、是非J SPORTSの生中継でご覧いただきたい。
僕は今回もピットレポーターを担当する予定だ。


王座争いの鍵を握る1台となるか? mobil 1 SC

優勝候補の筆頭は、2ランクアップの上に25kgマイナスハンデのEPSON NSX。

チャンピオン候補筆頭は、富士が得意のトヨタ勢の中でも安定して速いTOM'S SC。

投稿者 中島秀之 : 22:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月17日

スーパーGTオートポリスが終了 その2

15日にオートポリスで行われたスーパーGT第8戦。
GT300クラスは、意外なというか、これまでとは少々違った展開となった。
というのも、プリヴェチューリッヒ紫電が、ポールポジションから逃げ切りで優勝を飾ったのだ。
紫電はご存知の通り、由良拓也さん率いるムーンクラフトが、北米のデイトナプロトと呼ばれるカテゴリーのマシンをベースに独自に開発した車両で、今期からスーパーGTに参戦。
予選でポールを奪うなど、常に速さは見せていたのだが、これまでどうしても結果に結びついていなかった。
その理由はいろいろあるのだが、最大の問題は、ライバルチームの殆どがプロドライバーを二人揃えているのに対して、紫電はプロドライバー加藤寛規選手と、チームオーナーでもあるジェントルマンドライバーの高橋一穂選手のコンビが操っていたことだった。
もちろん高橋選手も、これまで長くレースに出場され、GT選手権でもNSXなどで十分に経験を積んでこられてはいる。
だが忙しいお仕事(いくつかのメーカーのディーラー、ロータスの輸入元であるLCIを始め、様々な企業の経営をされている)の合間では、なかなか練習もできないだろうし、なにしろライバルの殆どがフォーミュラカーの経験もあるプロドライバーばかりなのだ。
それでも常に研究熱心な高橋選手は、自分の乗る紫電にビデオカメラを取り付け、加藤選手と自分の走りを比較しながら、速さとうまさを向上させていった。
そして今回、初めてスタートドライバーを加藤選手に任せて、自分は後半を担当する作戦を採った。
スタート前には「1周リードしてきて欲しい」と笑っていたが、実際には20~30秒のリードを加藤選手が前半に作ってきた。
そして高橋選手は、後ろから迫る雨宮RX7のプレッシャーに負けることなく、冷静にリードを守りきり、ついに悲願の初優勝を飾ったのだった。
もちろん紫電にとっても、30年前の初代モデルも含めてこれが初優勝。
そして驚いたことに、以前はレイブリックNSXやウェッズスポーツセリカに乗っていて、何度か優勝の経験もあると僕が勝手に思っていた加藤選手にとっても、これがGT選手権での初優勝だったのである。
それにしても、GT選手権でジェントルマンドライバーが優勝するのは、本当に久しぶりのことだ。
もちろん様々な要因が噛み合っての結果だが、高橋選手の努力には頭が下がる思いだ。
(ご本人はそんな意識はないと思うが)普段は怖い顔をしていることが多い高橋選手の、レース後の笑顔が非常に印象的だった。
もっとも今回の紫電の勝利と、雨宮RX7の2位入賞、そしてこれまでトップを守ってきた谷口/蜜山組ヴィーマックのリタイアによって、GT300クラスは再び大混戦となった。紫電86、RX7 81、ヴィーマック75の各ポイントで、最終戦富士を迎えることになるのである。
おそらくは壮絶なチャンピオン争いが展開されることになるだろうが、今から最終戦が本当に楽しみだ。


紫電はデザインも美しいが、カラーリングも、そしてピットの装飾までもが美しくカッコいい。

山野哲也/井入宏之組の雨宮RX7はセパンに次いで得意なオートポリスで2位入賞。逆転で山野選手の3年連続異なるクルマによるチャンピオン獲得は達成されるか?

谷口/蜜山組ヴィーマックは不運なもらい事故でノーポイントに終わる。今回唯一の救いは、念願の新スポンサーがついて、「これでやっとレースに集中できる(谷口選手)」ようになったこと。

投稿者 中島秀之 : 01:39 | コメント (1) | トラックバック

2006年10月16日

スーパーGTオートポリスが終了

スーパーGT第8戦が、昨日オートポリスで行われた。
僕は例によってJ SPORTSの生中継でピットレポーターを担当していたのだが、なかなか面白いレースだったと思う。
優勝は、僕の予想通り、xanavi NISMO Zの本山哲/松田次生組だったが、決して楽勝ではなく、ドライバー二人が持てるテクニックを駆使して掴んだ勝利だったと言える。
特に後半を担当した本山は、追いかけてくるレイブリックNSXの細川慎弥に対して、直線スピードの高さを活かしてタイヤを温存しつつ、要所を抑えて、最後は0.221秒差で逃げ切った。
ところで、スーパーGTはご存知のように好成績を残すと次戦は大きなハンデを与えられるため、連勝するのは不可能と言われているのだが、今回レイブリックNSXはあと一歩で連勝というところまでいった。
ハンデウェイトは本来80kg+25kg(車種タイヤ別性能調整)だったのだが、ハンデが100kgを超えると、リストリクター径をワンサイズ小さくする代わりに50kgウェイトをおろせることになっており、今回レイブリックはこれを選択。ウェイトハンデはこれで55kgにできたが、リストリクターが小さいため、特に上りのコーナーが連続するセクター3は苦しいのではないかと思われていた。
ところが、このセクションはNSXがもっとも得意とするうえ、常時パーシャルスロットルのため、意外にも殆ど不利にならなかったのだそうだ。
しかも驚いたことに、前戦もてぎの前にオートポリスで行われた合同テストで、レイブリックNSXは、もてぎで勝つことを前提に、この小さなリストリクター+55kgのウェイトハンデでテストを行い、好感触を得ていたのだという。
この辺りは、我々には思いもつかない戦略で、さすがはホンダで唯一のチャンピオン経験のある無限がメンテナンスを担当しているだけのことはある、と感心させられた。
レース後に、ピット作業中に外したタイヤを投げたとのことで30秒ペナルティを受けて、順位が2位から3位になったものの、最終戦富士には堂々ポイントリーダーで臨むことになるレイブリックNSX。
120kgの最大ハンデ(またはワンランク小さいリストリクター+70kgハンデ)で、しかもNSXがもっとも苦手な富士でのレースだけに、上位入賞は難しいとは思うが、ライバル勢の動きを冷静に計算しつつ、何ポイントかを獲得できれば、2000年の道上龍以来6年ぶりにNSXのドライバーがチャンピオンとなる可能性は十分にある。
もしそうなれば、セバスチャン・フィリップ、細川とも、初のチャンピオン獲得であり、細川にいたっては、史上初の実質的なGT500ルーキーによる王座奪取となる(昨年の高木虎之助もルーキーだったが、元F1ドライバーをそう呼べるかは微妙なところ)。
トヨタ(レクサス)勢の強烈な巻き返しが予想されるため、簡単にはいかないだろうが、是非攻めの姿勢で狙ってもらいたい。


NISMO22号車は、90kgのハンデながら6位に入賞。もう少し上位を狙いたかったところ。
一方23号車は、ポールこそ逃したが、大量25ポイントをゲット。


レイブリックNSXは後半戦になって、好調ぶりが目立つようになった。
今回の2位(その後3位に降格)は、高橋国光代表にとっても予想以上の結果あだったようで、大変嬉しそうにされていた。


今回の放送は、実況が辻よしなりアナウンサー、解説は鈴木恵一さん、土屋圭市さんのダブル解説。いわゆる顔出しの撮影直前、なぜかお茶目なポーズなスズケイさん。

投稿者 中島秀之 : 01:11 | コメント (3) | トラックバック

2006年10月13日

今週末はオートポリスのスーパーGT その2

オートポリスで行われているスーパーGT第8戦。
今日はフリー走行が行われ、昨日の予想通り、xanavi NISMO Zがトップタイムを記録した。
ただ、前回もてぎで優勝し、ウェイトハンデ80kg+性能調整25kgも積んでいるレイブリックNSXが2番手タイムを出しているのが不思議というか、驚きだ。
セットさえ決まれば一発のタイムはそこそこ出るということだろうか。
一方GT300クラスの方は、残り2戦で逆転王座を狙う紫電と雨宮RX7が1、2番手のタイムを記録している。
ただし2位雨宮7に12ポイント差をつけている谷口/密山組のヴィーマックは、85kgのハンデを背負いながら、0.7秒差の7番手タイムを出している。
もし谷口組ヴィーマックがこの速さを維持して、ここで上位に入ることができれば、最終戦に非常に有利な状態で臨むことができるだろう。
谷口組にとってはまさに正念場の一戦。
しかも今回彼らには、待ち望んだ新スポンサーがついたため、ドライビングにより集中できるはずだ。
チーム存続の危機を脱した彼らの活躍に期待したい。

さて両クラスとも、いったいどんなレースとなって、どんな結末となるのだろうか?
その模様は日曜日のJ SPORTS生中継でご覧いただきたい。

前回のもてぎ戦では、スポンサー大募集中だった谷口信輝選手。
今回のレースで王手をかけられるか?

投稿者 中島秀之 : 21:27 | コメント (2) | トラックバック

2006年10月12日

今週末はオートポリスのスーパーGT

今週末は、大分県のオートポリスでスーパーGTの第8戦が行われる。
残りは2レースだが、今回チャンピオンが決定することは絶対にない。
なにしろ、ポイントリーダーのトムスSCとレイブリックNSXから、ランキング6位のカルソニックZまでは9ポント差だし、ランキング10位のxanavi NISMO Zですら24ポイント差でしかないのだ。
ただしこのオートポリスの結果によって、最終戦富士でチャンピオンを争うチームは大幅に絞られることになる。
このため、実力がありながら、これまでランキング下位にとどまっているチームは、ポール・トゥ・ウィンで大量得点を狙ってくるはずだ。
だがオートポリスは、中速コーナーの旋回スピードがタイムに直結するコースレイアウトと、タイヤに厳しい舗装が特徴。
しかも高低差が大きいため、車重が軽いと更に有利になる。
こうしたことから、ウエイトハンデの少ないNSXとZで、過去ここで勝っているBSかヨコハマのタイヤを履くマシンが有利ではないかと思われる。
だとすれば、今回本命に挙げるべきは、xanavi NISMO Zということになる。
なにしろハンデ10kgの上に、救済1ランクアップなのだ。
ただしこの本山/松田組が今回勝ったとしても、最終戦で逆転王座を奪うのは、かなり難しいだろう。
と言うのも、最終戦の舞台はトヨタが圧倒的に強い富士だし、NSX勢も他のZ勢もオートポリスでポイントを重ねてくるはずだからだ。
ただし、現在ランキング3位につけるMOTULともども、2台のNISMO Zは、もしかしたら最終戦で直線スピードに勝るNAエンジンのマシンを投入してくる可能性もある。
テストを続けているこのNAマシンがもし投入されれば、最終戦に於けるチャンピオン争いは一層大混戦となるだろう。
ま、その前に、まずは今週末のオートポリスでどのような結果になるか、だ。
是非J SPORTSの生中継で、激しい戦いを目撃していただきたい。
今回も僕はピットレポーターを務める予定だ。

昨年オートポリスで完勝したARTA NSXだが、今回は40kg+性能調整25kgで、優勝はやや難しいかも知れない。ただここで3位に入賞できれば、最終戦で悲願のチャンピオンを獲得できる可能性が高まるはずだ。

投稿者 中島秀之 : 23:22 | コメント (0) | トラックバック

F3もいよいよ大詰め

F1日本グランプリで盛り上がった先週末だったが、今週からはいよいよ国内レースも大詰めの正念場を迎える。
今週末はスーパーGT第8戦がオートポリスで行われ、来週末はもてぎでFニッポン第8戦と全日本F3第17、18戦が行われる。
このうちチャンピオン決定間近なのは、FニッポンとF3で、特にF3は来週末が最終イベントのため、泣いても笑ってもここで全てが決まる。
既にトムスのエイドリアン・スーティルが王座に王手をかけている状況だが、前半戦あれだけ強さを見せたスーティルの王座確定が最終イベントまで遅れたのは、トムスのルーキー、大嶋和也が後半戦で頑張ったからとも言える。
だが前回の菅生ラウンドで、スーティルと大嶋の力量のというか、スーティルの実力の高さが如実に現れたシーンがあった。
大雨となった菅生の第2レースで、3位を走っていたスーティルは、前を走るロベルト・ストレイトを1〜3コーナーで豪快にオーバーテイクしてみせ、2位の座を奪ったのだ。
これに対して、スーティルとのポイント差を少しでも縮めなければならないはずの大嶋は、4位のポジションを守るのに精一杯だった。
どんな悪コンディションでも果敢に攻めて、確実にポジションを上げるスーティルの強さと巧さは、残念ながら大嶋を始めとした日本人のF3ドライバーより数段上と判断せざるを得ない。
どれくらいスーティルが凄かったかは、先日横溝直輝選手をゲスト解説に迎えて収録したJ SPORTSの番組で、そのオーバーテイクシーンを見ていただければわかるはずだ。
既に何回か再放送が行われているが、まだ見られるチャンスはあるので、是非ご覧いただきたい。
詳しくは、全日本F3放送予定をご覧いただきたい。


菅生戦はスリーボンドのファビオ・カルボーンが連勝したのだが、昨年は同チームに所属した横溝選手が連勝した。なぜ菅生でスリーボンドは速いのか? 放送ではその辺りのことを詳しく横溝選手にうかがっている。

投稿者 中島秀之 : 00:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年9月27日

GTドライバーの妙技に驚く

CS放送のJ SPORTSには、モータースポーツに関する様々な情報をお送りする、レブリミットという番組がある。
僕は時々レポーターやナビゲーターとして出演するのだが、明日9月28日(木)の22時30分から初回放送があるのは、今年のスーパーGTの車載映像のハイライトシーンを集めた「スーパーGTオンボード・スペシャル」だ。
僕がナビゲーターを務め、ご存知「GTのご意見番」鈴木恵一さんが解説、そしてゲスト解説に立川祐路選手と伊藤大輔選手をお迎えして、一緒にオンボード映像を見ながら、その状況がどうだったかを振り返る内容となっている。
両選手自身のドライブしている映像もあれば、他のドライバーの映像もあるのだが、改めてそれぞれのドライバーたちの妙技に、収録中感心させられてしまった。
また、レクサス、NSX、Zなど、それぞれのマシンの挙動の違いなどもわかって面白い。
僅か30分の番組だが、是非ご覧いただきたい。
なお10月1日(日)には、ノンスクランブルで再放送も行われる予定だ。
詳しくは、J SPORTS MOTOR Rev Limitを参照して欲しい。


解説はスズケイこと、鈴木恵一さん。
スーパーGTの中継では、的確かつわかりやすい解説でお馴染み。

投稿者 中島秀之 : 23:47 | コメント (0) | トラックバック

2006年9月21日

DTMもいよいよ佳境に!

今日は都内のスタジオで、J SPORTSで放送される、DTMドイツ・ツーリングカー・マスターズ第7戦の音声を収録してきた。
今期のDTMは、「チョイ悪オヤジ」ことベテラン・ドライバーたちが開幕戦から大活躍。
ここ2戦は、若手のブルーノ・スペングラーが連勝していたが、オランダのザンドフールトで行われた今回の第7戦では、チョイ悪オヤジが復調。
アウディのトム・クリステンセンが今期2勝目を記録し、2位には終盤若手のマーティン・トムツェックをベテランらしい巧みな技でかわした、ベルント・シュナイダーが入った。
この結果ポイントリーダーのシュナイダーとランク2位のクリステンセンのポイント差は、残り3戦で10となった。
まるでF1のアロンソとシューマッハのようだが、DTMの場合、王座を争う2人が(まだ若手にも逆転のチャンスはあるが)共にベテランだけに、残り3戦は「狐と狸の化かし合い」とでも言うべき、シュナイダーとクリステンセンの「頭を使った」バトルが展開することだろう。
まずはザンドフールトでどんな戦いがあったのかを、J SPORTSの番組でご確認いただきたい。
今回は初回放送が24日(日)の22時から。
その他詳しい情報は、J SPORTS DTMの見どころを参照して欲しい。


今回もマサカっちゃんこと、佐藤正勝カメラマンを解説に迎えて収録した。
マサカっちゃんは、次戦バルセロナ・ラウンドで、今期の解説者としての出番は最後になる予定。
実は10月中旬から、某ドイツ車メーカーの仕事で、もの好きにも、パリから北京まで自動車で走破するんだそうだ。
このため最後2戦の解説は、DTMと関係の深い某ドライバー兼監督(って一人しかいないじゃん!)が担当してくださる予定だ。
楽しみにしていただきたい。

因みに今回で、旧SPORTS i ESPNの青山スタジオでのDTM中継の収録は最後になるとのこと。
これまでずっとDTMの収録で使ってきたし、2004年と2005年にはル・マン24時間の生中継もここで行ったので、ちょっと寂しい。

投稿者 中島秀之 : 22:11 | コメント (1) | トラックバック

2006年9月10日

スーパーGTもてぎが終了

スーパーGT第7戦もてぎが終了した。
今日は残暑が猛烈に厳しく、耐火服を着てJ SPORTSのピットレポートをしていた僕は、もう汗びっしょり。
今年最も厳しいコンディションでのレースだったと言えるだろう。

さてレースの方だが、GT500クラスは、昨年に引き続きレイブリックNSXの優勝に終わった。
本命と目されていたTAKATA童夢NSXは、セッティング不足やハード目のタイヤチョイス、そしてトヨタ陣営の巧みなチームプレーにより、5位と惨敗。
ウェイトハンデ60kgながら速さを見せていたARTA NSXは、右後輪が外れるトラブルでリタイアとなった。
レイブリックNSXは、今回ルーキー細川慎弥が大活躍。
後ろから追い上げる脇阪寿一を突き放して、見事トップチェッカーを受けた。
これで、フィリップ/細川組と、TOM'Sの寿一/ロッテラー組が68ポイントでドライバーズランキングトップに並んだ。
だが上位は僅差の戦いとなっており、残り2戦の勝負の行方は全く見えない。
どうやら今年も、最終戦で壮絶なチャンピオン争奪戦が行われることになりそうだ。
これこそJGTC時代から続くスーパーGTの良き伝統。
こちらも最後まで楽しませてもらうことにしよう!

ARTA NSXは前戦鈴鹿に続き、不運なトラブルに見舞われ、ノーポイント。
だが次戦は昨年完勝したオートポリスだけに、まだ王座獲得を諦めるような状況ではない。
(写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 22:54 | コメント (2) | トラックバック

2006年9月 9日

明日はいよいよ決勝!

スーパーGT第7戦もてぎの予選が終了した。
スーパーラップの末ポールを奪ったのは、昨年のこのレースの覇者でもある、セバスチャン・フィリップの駆るレイブリックNSX。
僕が個人的に本命と思っていたTAKATA童夢NSXは、小暮卓史のドライブで5番手に終わり、60kgのハンデを背負うARTA NSXは7番手だった。
NSX圧倒的有利と思われていたこのレースだが、意外やレクサス勢が予選では速さを見せ、mobil 1 SCが2位、TOM'S SC430が3位、BANDAI SCが4位、ZENTセルモSCが5位となった。
これに対しZ勢は大苦戦で、最上位はKONDO Zの9位。期待のXANAVI NISMO Zは11位とスーパーラップへの進出すらかなわなかった。
ドライバーたちに話を聞くと、どうもレクサス勢は、最終戦富士で逆転を狙うのではなく、ここで勝てるなら勝ってしまおうという考えのようだ。
「どこかに狙いをつけて勝てるようなレースじゃないですよ。逆にここでNSXに勝たれたら逆転は難しくなる」と、脇阪寿一選手が言うように、どうやらここもてぎで本気に勝ちに来ているのは、NSX勢とレクサス勢のようだ。
ではZ勢は?
ウェイトが軽いのにタイムの上がらない23号車は、松田次生選手が「いやぁ、どうしてかな。結構頑張ってるんですけどね」と言っていたが、どうも次戦オートポリスに向け、無理をしていないというのが本音のようだ。
ここで中途半端に上位に入るより、Zが得意なオートポリスで、フルポイントを取る方が逆転王座に向けて得策だと考えているようなのである。
狙いは「6〜8位くらいじゃないですかね」と松田選手。
前回ノーポイントで後がない23号車だけに、この考えは理解できる。
ただ、そう思う通りにいかないのがスーパーGTなのだが、それができるのがNISMOだとも言えなくもない。
さて、様々な思惑を各チームが持ちながら、明日はいよいよ決勝。
どんなレースとなるか楽しみだ。
なお、GT300でブッチギリのタイムをマークしたフォードGTは、フロントのカナードの位置が規定違反で、タイム抹消となった。
日本に於けるフォード車のポール獲得は、1989年のJTCに於けるシエラRS500以来だっただけにちょっと残念だが、決勝での追い上げに期待しよう。

ポールポジションはレイブリックNSXのフィリップ/細川組が獲得。
記者会見では、GT500ルーキーの細川が緊張気味な様子が印象に残った。
(写真はクリックすると大きくなります)

本命と思われていたTAKATA童夢NSXは、アタッカー役小暮が僅かにミス。5番手に終わった。

前回3位ながら、平均タイムが(4回ピット作戦のため)遅かったBANDAI DIREZZAA SC430は、逆ハンデ25kgを得て、服部選手が渾身のアタックで4番グリッドを獲得。彼らのピットクルーは、さすがガンダム・プラモのバンダイがスポンサーだけあって、メカニックのヘルメットがご覧のように、まるでザクの頭のよう。

投稿者 中島秀之 : 22:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年9月 8日

もてぎのGTは300にも注目

スーパーGT第7戦のテレビ中継のため、もてぎに来ている。
今日はフリー走行が行われ、GT500クラスでは予想通り、NSX勢が好調ぶりを発揮している。
予選、決勝とも、NSX勢が中心となって、レースは進行していくことだろう。
その一方で、全く予想していなかった展開となっているのがGT300クラスだ。
今日トップタイムをマークしたのは、なんとDHG ADVAN FORD GT。
今期から参戦したこのマシンは、フォードが限定市販したスポーツカー、FORD GTをベースに作られ、無限MF308をベースに排気量を拡大したエンジンを搭載する。
エースドライバーの光貞秀俊選手によれば、「鈴鹿1000kmから特に変わったことはありません。サスペンションのセッティングを、大きく見直したのが功を奏しました」とのことで、リストリクター2ランクアップの救済措置を差し引いても、クルマがかなり熟成されてきたことを物語っている。
面白いのは、2番手タイムがポルシェ・ボクスターで、ヴィーマックを挟んで4番手がムルシエラゴ、5番手がフェラーリ360と、今回は外国車の調子が良い。
この辺りがGT300クラスならではの醍醐味で、誰が勝ってもおかしくないレースが今回も展開されることだろう。
J SPORTSの決勝生中継でも、是非GT300クラスにご注目いただきたい。

今回絶好調のフォードGT。往年のフォードGT40そのままのようなボディスタイルが、オールドファンにはたまらない。カラーリングも渋くてOK!

GT300クラスはドライバーも個性派揃い。そしてお互いに仲が良い。
左からR&Dヴィーマックの谷口信輝選手、EBBROヴィーマックの黒澤琢弥選手、ジムゲイナーフェラーリの青木孝行選手、雨宮RX7の井入宏之選手。

投稿者 中島秀之 : 22:12 | コメント (1) | トラックバック

2006年8月21日

最後までガチンコの1000kmレース!

今年の鈴鹿1000kmは、かつてないほど迫力ある長距離レースだった。
173周の最後の1周まで、コース上の車両の殆どが全開のレースなんて、過去にあまり記憶がないほどだ。
僕はJ SPORTSの生中継で、スタートから2時間半ほどはピットレポーター、最後の2時間半ほどは実況を担当したのだが、休憩時間中も片時もモニターを見逃せないほど、「中身の詰まった」1000kmだったと思う。
優勝は、GT500、GT300とも、ポールポジションからスタートし終始レースをリードした、カルソニックIMPUL Zと、プロミュー太陽石油KUMUHOセリカだったわけだが、彼らとて、酷暑の中いつトラブルやアクシデントに襲われるかわからない状況下で、最後まで一切スピードダウンしなかったのだから・・・。

ところで今回の中継では、次から次へといろいろなゲストを放送席にお迎えして、お話をうかがった。
このためご覧いただいた視聴者の方たちだけでなく、放送する我々の方も大いに楽しませていただいた。
例えば僕が実況した最後のパートでは、NISMOの柿元総監督においでいただいたのだが、22号車の快走には目を細めつつ、23号車の失格については、残念というか若干お怒りのご様子だった。またこちらのぶしつけな質問(今回の改良ポイントはなんですか? など)にも丁寧にお答えいただいき、興味深かった。
そして、感動のゴールの瞬間は、鈴木恵一さん、土屋圭市さん、梅原康之さんのレギュラー解説者陣3人と共に迎えることとなり、全員で「凄いレース!」と驚きながらも、頑張った選手たちやチームに拍手を送る形となった。

スーパーGTの選手権戦として初めて行われた1000kmレースは、ひとまず大成功だったと思う。
来年以降も、是非続けていって欲しいと思う。
もっとも、気温35度の高湿度の炎天下、耐火スーツを着ながらのピットレポートは、時折意識が遠のきそうになるほど過酷なので、僕の担当時間はなるべく少なくして欲しいけど・・・。

なお、今回の中継に対する感想などがありましたら、是非お聞かせください。


今回の中継のコメンタリー陣が全員で最初の挨拶。
実況は、辻アナ、久保田アナ、そして僕。
解説は、スズケイさん、ツチケイさん、梅原さん。
ピットレポーターは田口さんと僕。
さて誰が誰かおわかりだろうか? (写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 12:09 | コメント (4) | トラックバック

2006年8月19日

鈴鹿1000kmの中継は豪華な布陣

鈴鹿1000kmの予選が終了した。
スーパーラップによるポールポション争いはすさまじかったのだが、結局ポールポジションは、GT500がトレルイエのドライブするカルソニック・インパルZ、GT300は竹内浩典の駆る太陽石油KUMUHOセリカが奪った。
セリカの履くクムホタイヤはもちろん初のポール獲得。
ハンコックともども、韓国製タイヤの実力を見せてくれた。

今回は両クラスのポールシッター共、助っ人ドライバーを含めて3人体勢。
カルソニックはデュフォア、太陽石油は澤が加わる。(写真はクリックすると大きくなります)

ところで明日の決勝は、J SPORTSで7〜8時間の生中継が行われる。
このため、実況アナウンサー、レポーター、解説、ゲストもたくさんの方が出演する予定だ。
実況は、辻アナウンサー、久保田アナウンサー、僕の3人。
ピットレポーターは僕と田口レポーター。
解説は、鈴木恵一さん、土屋圭市さん、梅原康之さんの3人。
ゲストは、ブリヂストンの浜島さん、ヨコハマの森さん、ダンロップの植田さん。
さらに、トムスの舘会長、NISMOの柿元総監督、薬師寺保栄さんも出演予定だ。
とにかく、大変豪華な布陣となっているので、是非お見逃しなく!

投稿者 中島秀之 : 17:57 | コメント (1) | トラックバック

2006年8月18日

鈴鹿1000kmは助っ人が活躍?

スーパーGT第6戦、鈴鹿1000km(POKKA1000km)のテレビ中継のために、鈴鹿に来ている。
今年で35回目となるこのクラシックイベントは、今回初めてスーパーGTの選手権戦として行われることとなり、しかもポイントは10位までが+5ポイントで、15位まで得点が与えられるとあって、各チームとも完全な真剣モードだ。
問題は真夏の鈴鹿の暑さで、お天気次第ではセパンよりもドライバーに厳しい条件となる。
このため多くのチームが第3ドライバーをエントリーしており、特にGT500クラスの場合は、井出有治、金石年弘、金石勝智などの経験のある日本人に加え、ビルドハイム、クインタレリ、スーティル、カルボーンなど、若手外国人が数多く起用されている。
一方GT500以上に面白いのが、GT300クラスの助っ人ドライバーたちだ。
腕は確かなのに、今期シートを獲得できなかったドライバーたちが目白押しなのである。
その中には、ティーポ誌面でお馴染みの壷林貴也選手や滑川健選手の名前もある。
助っ人ドライバーがどんな活躍を見せるのか?
是非J SPORTSの生中継でご覧いただきたい。

Rodeo Drive WAKO'S GT3に乗る滑川選手。久々のレースで雨の走行は怖かったとか。(写真は全てクリックすると大きくなります)

やはりティーポでお馴染みの桧井保孝選手とアピチェラ選手のランボには、以前このチームでドライブし、現在は副監督を務めている古谷直広選手が助っ人に参加。

紫電には、GP2に参戦中の吉本大樹選手が参加。強力な助っ人として注目される。

投稿者 中島秀之 : 15:53 | コメント (2) | トラックバック

2006年8月13日

全日本とユーロF3の番組を収録

金曜日は朝からJ SPORTSのスタジオで、2本連続で番組を収録してきた。
午前中は、服部尚貴選手を解説に迎え、全日本F3第11、12戦の収録。
今年からFニッポンではオペレーティング・ディレクターの要職を務める服部選手は、時にドライバーの視点で、時に指導者の視点で、的確な解説をしてくれた。
オートポリスで行われたこのレースは、決勝中ほとんど追い越しがなかったのだが、なぜそうなったのか、そしてレース中にどのように操縦性が変化していくのかなど、非常に興味深い話が多かった。
初回の放送は13日(日)の21時半からだが、再放送も多いので、放送時間などは、J SPORTS番組一覧を参照していただきたい。

ベテラン服部選手と番組を収録。バックが緑なのは、合成映像用のクロマキー。(写真はクリックすると大きくなります)

一方午後は、トムスの関谷正徳監督を解説にお迎えし、ユーロF3の開幕戦ホッケンハイムの第1レースと、先日行われたノリスリンク戦の第2レースの模様を収録した。
ホッケンハイムは平手晃平選手が優勝し、中嶋一貴選手が2位となったレースだ。
またノリスリンクは、小林可夢偉選手が2位となったレース。
ユーロF3を実況するのは、3年ぶりくらいだと思うが、久々に映像で見ると、やはりバトルが激しくて非常に面白かった。
もっとも、今年のユーロF3の放送権利は日本ではフジテレビが所有しており、J SPORTSでは各レース最大20分しか放送できないため、今回はモータースポーツ番組のレブリミットの枠での放送となる。放送予定など詳しくは、Rev Limitをご覧いただきたい。
あの2001年の、佐藤琢磨、金石年弘、福田良以来となる、新F3三銃士の活躍に、今後も注目していきたい。

投稿者 中島秀之 : 20:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月10日

イケメン若手ドライバーが初優勝!

昨日、今日とスタジオでの番組収録が続いた。
昨日はDTM、ドイツ・ツーリングカー選手権第5戦、ノリスリンク戦の収録で、お馴染みの佐藤正勝カメラマンと一緒に、まったりと実況してきた。

レース開始早々にトラブルでリタイアしたジャン・アレジが、胸に白い星のマークのある真っ赤なレーシングスーツで画面に大きく写った時には、つい「一番星・桃次郎みたいですね」と言ってしまい、マサカっちゃんの苦笑を買ってしまった。

レースはメルセデスの若手、間もなく23歳のフレンチ・カナディアン、ブルーノ・スペングラーが参戦2年目にして初優勝を飾った。今期初めて最新型メルセデスを与えられ、第3戦で初表彰台、そして第5戦でいきなり優勝したところに、彼の実力の高さと運の強さが現れている。
今期5戦中3回のポール・ポジションを獲得し、現在DTMの若手ナンバーワンと言われている、04年のユーロF3王者、ジェイーミー・グリーンより先にスペングラーが勝ってしまったのは少し意外だったが、ミスターDTMベルント・シュナイダーと、2度のF1世界王者ミカ・ハッキネンを最後まで寄せ付けずに勝利したのは立派だったと思う。

ところでこのスペングラー君、結構なイケメンで、女性ファンも多いようだ。
画面から見た感じでは、「ちょっと昔の映画俳優」といった顔立ちで、ジャン・ギャバンやアラン・ドロン、ジャン-ポール・ベルモンドなんかが出てくる映画に、脇役として出ていそうなタイプではある。
スペングラー君の顔が見たい! という方は、J SPORTS MOTOR PORTAL WEBSITE DTMの見どころを参照の上、是非放送をご覧いただきたい。
なお今日収録した番組に関しては、次回ご報告しよう。


大ベテランの二人に両側からシャンペン攻撃を受ける、スペングラー君。
(写真協力:ダイムラー・クライスラー 写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 17:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月 7日

またまたまた凄いレース!

オートポリスのFニッポン第5戦の生中継はご覧になられただろうか?
昨日予想した小暮卓史選手の2ストップでの優勝の可能性は、スタート直後のクインタレリ選手との接触で消えてしまった。
だが、非常に抜きにくいオートポリスのコースだというのに、今回のレースでは、あちこちで壮絶なバトルが展開され、追い越しシーンも何度も見られた。
6年ぶりの優勝を飾った松田次生選手が金石年弘選手を抜いたシーンも素晴らしかったが、やはり圧巻は、終盤のヴィルドハイム、ロッテラー、トレルイエ、デュバルによる、5位争いだろう。
4人の外国人ドライバーによる死力を尽くしたバトルは最終ラップまで続き、最後はヴィルドハイム、トレルイエ、ロッテラーの順でゴール、デュバルはクラッシュでレースを終えた。
ご覧になった方はおわかりだと思うが、実に見応えのあるバトルで、ゴールを迎えた時には、実況している僕もドッと疲れを感じるほどだった。
それにしても今年のFニッポンは面白い。
次回の舞台は、開幕戦でレースにならなかった富士。
ただでさえ激しいバトルが展開されることの多い富士だけに、今回以上にもの凄いバトルが見られるかも知れない。お近くの方は是非観戦においでいただきたい。

放送を終えた直後は、僕も解説の梅原康之さんもグッタリするほど、激しいレースだった。
(写真はクリックすると大きくなります)

グランドスタンド裏では、レースが行われなくなった美祢サーキットのクラブ員の皆さんが、レース再開を望む署名を行っていた。僕も署名させていただいたが、せめて年数回だけでも、レースができるようにならないものだろうか?

投稿者 中島秀之 : 00:25 | コメント (0) | トラックバック

2006年8月 5日

明日は2ピット作戦がある?

フォーミュラ・ニッポン第5戦の予選が、今日オートポリスで行われた。
昨年のGT以来久々に訪れたオートポリスは、開業当初に作られたホテルの廃墟が撤去されたり、看板がカワサキのライムグリーンのカラーが入った新しいものになっていたりして、少しずつ変化しているのが感じられた。
グランドスタンド裏には、旧上津江村の特産品などが売られていて、いかにも地方のサーキットという風情が感じられて嬉しい。

地元の名産品を販売するテントが並ぶ。トマト味のアイスやバラのアイスなどが売られていて、なかなか美味だった。(写真はクリックすると大きくなります)

さて肝心のFニッポンだが、今回は走り始めからARTAの2人が速さを見せており、特に小暮卓史は、2位以下にかなりの差をつける速さを見せつけていた。
今日行われた予選でも見事ポールポジションを獲得。INGINGのR・クインタレリを挟んで、3位には僚友の金石年弘が続いた。
ドライ路面でARTAの2台が速さを見せたことは、IMPUL主導の今シーズンのここまでの流れとは明らかに異なるもので、明日の決勝が非常に楽しみだ。
ただしオートポリスは、GTのレースでもそうだが、ドライだとタイヤの摩耗が非常に厳しく、増して真夏のこの時期は、タイヤには通常以上の負荷がかかる。
ということは、決勝レースはどうなるのか?
少なくとも、出場するマシンのうち何台かは、2ストップ作戦を採るのではないかと思われる。
オートポリスのピットレーンは、他のサーキットより短いため、ロスも最小限のはずなのだ。
今日、ポールの小暮選手に話を聞いたら、「その可能性はある」とのことだった。
僕の予想では、小暮は決勝を燃料少なめでスタートし、もし1コーナーにトップで入った場合は、2ピット作戦を敢行するのではないかと思っている。
はたしてフォーミュラ・ニッポン史上初めて、2ピット作戦のマシンが優勝を飾れるかどうか、明日の決勝は是非J SPORTSで生放送をお楽しみいただきたい。

予選上位3人は、はたして明日、どんなレースを見せてくれるのだろうか?

投稿者 中島秀之 : 22:40 | コメント (2) | トラックバック

2006年8月 2日

今週末はオートポリスでFニッポン

今週末は、大分県のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン第5戦が行われる。
昨年までFニッポンが行われていた山口県の美祢サーキットが、マツダに売却されてレースが行われなくなった関係で、今回初めてFニッポンが行われることになったのだ。
ここ数年はJGTC&スーパーGTが開催されており、そのチャレンジングなコースレイアウトゆえ、「Fニッポンもやればいいのに・・・」という意見が多かったが、それが現実になるわけである。
ただし、Fニッポンは初開催だが、かつて全日本F3000選手権時代の1991年と92年に、2回だけトップフォーミュラ・レースが開催されたことがある。
僕はそのどちらも現場でレポーターとして見ていたはずだが、特に1991年3月24日に行われたレースは、記憶に残っている。このレースはオートポリスのこけら落としイベントで、初めて足を踏み入れた時にまずその規模の巨大さに驚いた。
次いで、建設当時のオーナー会社の金満ぶりに仰天させられることになる。
今でも語り草なのだが、少しご紹介しよう。
予選日の夕方、僕がプレスルームで帰り支度をしていると、サーキットの職員の方から、「この後、下のイベント広場でコンサートを行いますから、是非見ていってください」と誘われた。
「誰のコンサートですか?」と聞いたら、「アース・ウインド・アンド・ファイアです」と言うではないか。
その場は「あ、そうですか、わかりました」と答えたのだが、まさか本物のアースが来るとは思わず、その日は宿に引き揚げてしまった。だって当時(今もだが)のアースは超大物外タレ(今や死語?)で、大きなホールでのコンサート以外で来日するようなことはあり得なかったからだ。
「どこかのアースのコピーバンドが来るんだろう」と、僕が考えても不思議はなかった。
ところが、翌朝プレスルームに行くと、何人かのプレス関係者が「昨日のアースのコンサートは凄かったよ」と言うではないか。聞けばあの後、ヘリコプターでサーキットに降り立ったアースご一行は、数十人しか人のいないコンクリートの広場の、階段状のステージで数曲演奏すると、再びヘリに乗って風のように去っていったという。
数十人の前で、モーリス・ホワイトやフィリップ・ベイリーが歌ったのかと思うと、いったいどれくらいのギャラを彼らに払ったのかと、頭が痛くなってしまった。
いや、それ以上に、生アースを見られなくて、めちゃくちゃ後悔してしまった。
このオーナー会社は、それからわずか2年ほどで、バブル崩壊のあおりを受けて倒産。
その後オートポリスは、建設会社の管理や村営など、紆余曲折を経て、現在はオートバイのカワサキ重工が経営を行っている。
これだけの立派なコースが無駄にならなくて良かったと思うが、今も開業当時のホテルが敷地内に廃墟のまま放置されていたりして、それを見るたびに、あのアース事件(?)が思い出されるのである。


ところで1991年のF3000は、中谷明彦選手がトップフォーミュラで最初で最後の優勝を飾ったレースだったのだが、2位星野一義、3位マウロ・マルティニ、4位片山右京、5位エディ・アーヴァイン、6位小河等、7位ジョニー・ハーバートという、なんとも豪華なメンバーでのレースでもあった。
一方翌1992年のレースは、優勝がマルコ・アピチェラ、2位マルティニ、3位フォルカー・ヴァイドラー、4位アンドリュー・ギルバート・スコット、5位パオロ・カルカスチ、6位服部尚貴、7位トーマス・ダニエルソンと、服部選手以外、上位は全部外国人というレースだった。
これらから、今回のFニッポンのレースを少し予想してみると、テストが行われずブッツケ本番で行われるために、意外な人が勝つか、データが少なくても結果を残す外国人ドライバーが勝つレースになるのではないか? という結論に至った。
ただ今年は、開幕戦から外国人ドライバーばかりが勝つレースが続いている。
それが悪いわけでは決してないが、やはり日本人ドライバーがんばれ! とつい思ってしまう。
なので、ここはひとつ、本山哲選手や松田次生選手に、今期初優勝を飾ってもらいたいと思うところだ。もっとも、前述の「意外な人が勝つ」という可能性からすれば、立川祐路選手や土屋武士選手など、まだ優勝経験のないベテランにも、ちょっと期待してしまうのだが・・・。

なお今回のレースは、放送設備の老朽化などにより、いつものPit-FMの放送が行えない。
なにしろアンテナケーブルなどは、15年前に張ったものが、ほとんどズタズタになっている状態なのだ。
だから、現場で観戦される皆さんには大変申し訳ないのだが、今回はCS放送のJ SPORTSか、モバHO!で、我々の放送はお楽しみいただきたい。
今回も、解説にはモータースポーツジャーナリストの梅原康之さんをお迎えする予定だ。
J SPORTSの詳しい情報は、J SPORTS フォーミュラ・ニッポン放送予定を、ご覧いただきたい。


そろそろ今期初優勝が欲しい、王者本山。(写真協力:トヨタ 写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 18:43 | コメント (2) | トラックバック

2006年7月26日

スタジオでの番組収録が多い最近

ここのところ、J SPORTSの番組のスタジオ収録、通称MAが続いている。
18日は、お昼に神谷町のスタジオでJLMC第2戦のMA、夕方からお台場のJ SPORTSで全日本F3第9、10戦のMA、20日は午後に青山のスタジオでDTM第4戦のMA、25日のお昼は神谷町でPCCJ第3戦のMA、といった具合。
JLMCとPCCJは解説者なしで、実況部分もそれほど多くないのだが、それだけに写っている映像を正確にコメントせねばならず、結構気を使う。
F3は、一度サーキットのPit-FMで実況したレースを再度スタジオで実況しなおすのだが、毎回解説者が異なり、実況する自分も結構楽しみながら収録している。
今回は、全日本F3出身の片岡龍也選手が解説者として登場してくれた。
普段からとても気さくで、明るい性格の片岡選手だけに、コメントも的確で発声もよく、なかなか適役だった。もっとも収録後のレース界の裏話(ちょっと書けないような・・・)の方が、さらに面白かったのだが。
一方DTMは、毎回ティーポでもお馴染みの佐藤正勝カメラマンを解説者に迎えて収録しているため、かなりユル~イ感じの放送になっている気がする。いや、もちろんレースに関しては正確にお伝えしているつもりなのだが、マサカッチャンがいろいろとユニークな(?)解説をしてくれるので、時々つられちゃうんである。まぁでも、ファンの方も多い番組なので、これからもこのスタンスで行きたいと思っている。
なお、今回収録した番組は、初回放送が終了しているものが殆どだが、再放送もあるので、詳しくはJ SPORTS番組一覧をご覧いただきたい。


DTMの収録スタジオには、直前までマサカッチャンと撮影をしていた、ティーポの嶋ちゃんもなぜか登場。(写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 12:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年6月27日

セパンの中継は面白かった!

日曜日夜11時からのスーパーGT第4戦セパンのレース中継(J SPORTS)はご覧いただけただろうか?
先日お伝えした通り、放送はセミ生中継で行われ、実況の僕も、解説の鈴木恵一さんも木下隆之さんも、レース結果を知らないまま、その場で初めて映像を見ながらコメントをつけていった。

レースは、昨年の同じレースで悔しい思いをした、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組のARTA NSXが雪辱を果たしたのだが、今年もレースの神様は伊藤大輔選手に次々と試練を与えたのだった。
まずスタートドライバーのファーマンが体調を崩し、しかも僅か15分ほどでクールスーツが壊れたため、予定より遥かに早い段階でピットインして、伊藤選手が残り2/3を運転せざるを得なくなった。
さらに無線が壊れて、ピットとは会話ができなくなった。
しかも、クールスーツは壊れているので、ドライアイスを貼付けるベストだけで伊藤選手は走らなければならなくなった。
さらにさらに、後方からは昨年因縁の攻防を繰り広げた相手で、このレースから山本左近に代わってnismoに復帰したばかりのリチャード・ライアンが追い上げてくるのだ。
まさに昨年の悪夢の再現、となりかねない状況だったのだが、最後のところでレースの神様は伊藤大輔に味方をした。それは気温が昨年より5度近く低かったことだ。
これによって伊藤選手は体力を消耗しきることなく、ライアンのZを振り切って優勝を飾ったのである。

さてこの模様を中継していた我々は、殆どピットからの情報がない中で、映像から想像しながら実況を続けていた。例えばピットから手書きの「COOLSUIT?」というサインボードが出ているのを見て、無線とクールスールの双方が壊れているのを予測するといった具合に。
だが時々思い出したように、現地収録の際の情報がディレクターからもたらされることがあって、その都度情報は伝えるのだが、それが後で訂正されたりして、少々混乱することもあった。
もっともライブ感は満点だったとも言えなくはないが・・・。
まぁでも、こういう難しい状況であればあるほど、実況するのが面白かったりするから不思議なものだ。恵一さんともアニキ木下さんとも、予測を交えながら楽しく放送をすることができた。
放送をご覧になった皆さんはどのように思われただろうか?

普段は8時には寝るというスズケイさんにとっては、殆ど明け方に近い時間だったにも関わらず、無事放送は終了。アニキ木下さんに取っては、まだ宵の口? (写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 00:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年6月25日

セパンの決勝は暑くなる?

さぁいよいよスーパーGTセパン・ラウンドの決勝レースが近づいてきた。
予選ではARTA NSXと紫電がそれぞれ2位を引き離してポールポジションを奪ったようだが、決勝は暑さのために何が起きるかわからないので、是非テレビで我々の放送をご覧いただきたい。
ところで、その暑さだが、どうも現地からのレポートによると、今年はいつもの年ほどではないようなのだ。金曜、土曜ともに、最高気温は27度前後で、曇り空が続いたとのこと。
ん、27度じゃあ、東京の方が暑いじゃん。意外だなぁ。
決勝の天気予報はどうなのか不明だが、もし決勝日だけドピーカンで40度近い暑さになったりしたら、ドライバーへの負担は逆にいつも以上に大きくなるかも知れない。注意が必要だ。
ところでこのレースで、熱中症のためにダウンしたドライバーは、これまで数えきれないほどいるが、その中で、完全に自分のミスのせいで、入院までしてしまった人が一人いる。
ADVANスープラの織戸学選手、その人だ。
初めてセパンのレースに出場した際、レース後点滴を受けても回復しなかった織戸選手は、クアラルンプールの病院に数日間入院したのだが、その理由は、なんと塩分の取り過ぎだったそう。
実はレース前、大先輩のスズケイさんこと鈴木恵一さんから、「岩塩を少し口にしておくと、脱水症状が起きにくいぞ」とアドバイスされた織戸選手は、なんと5〜6カケラも岩塩を水で飲みこんでからレースに出場してしまったとのこと。
当然強烈な脱水症状に見舞われ、そのまま病院送りとなったわけだが、いかにも正直な織戸選手らしいエピソードではある。
「あいつは加減ってものを知らないんだ!」とはスズケイさんの弁。
まぁ真似をする人はいないと思うが、ドライバーの皆さんには、くれぐれも体調に気をつけて、決勝レースを頑張っていただきたい。


あの失敗から年月を経て、今やベテランとなった織戸選手。前回の富士のレースには、最近手に入れたという、豪華な改造が施されたハーレーで来ていた。(写真はクリックすると大きくなります)


投稿者 中島秀之 : 00:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年6月23日

今週末はセパンGT!

いやぁ、ジーコ・ジャパン残念だったなぁ。早起きして応援したんだけどなぁ……。

それはさておき、今週末はスーパーGT第4戦が、マレーシアのセパン・サーキットで開催される。
2000年に、日本のレースシリーズ戦として初めて海外で開催(当初は非選手権戦)されて以来、SARS騒動で中止になった2003年を除いて、今年で6回目の開催となる。
既に現地では6月の名物イベントになっているようで、F1やモトGPとは異なる人気を着実に獲得しているそうだ。
僕は2000年の初開催の時に初めて現地を訪れ、その強烈な暑さに驚きつつも、東南アジア諸国らしい活気と、多民族国家独特の複雑な文化に、惹きつけられてしまった。
特に食べ物は、安くて美味い中華料理屋や、マレーシア独特の鍋料理、更には早朝から営業している屋台の麺類など、おいしいものがたくさんあって嬉しかった。
だが、最高気温が40度前後という中で行われるため、ドライバーにとっては極めて過酷なレースとなる。
しかもどうした理由か、毎年誰かのクールスーツが故障し、そのドライバーが脱水症状で医務室に担ぎ込まれるという事態になるのだ。
昨年は、トップを走っていたARTA NSXの伊藤大輔選手のクールスーツが壊れ、終盤意識が朦朧とする中、伊藤選手は気力を振り絞ってXANAVI NISMO ZのR・ライアン選手とバトルを展開。惜しくも2位となったのだが、マシンを自力で降りられないほど消耗していた伊藤選手は、点滴を受けて体力を快復した後、「バトルを殆ど無意識で行っていた」と語っていた。
見る側にとっては、それだけドラマチックな展開が期待できるわけで、セパン戦はいつもの国内レース以上に楽しみな1戦と言えるだろう。

昨年のセパン戦で2位となった伊藤大輔選手は、脱水症状で医務室に運ばれた後、表彰台に戻ってきた。はたして今年はどんな戦いになるのだろうか? 写真協力:ホンダ

今回僕は、J SPORTSのテレビ中継で実況を担当する予定だが、現地からの生中継ではなく、決勝日夜に東京のスタジオからお届けすることになる。
これは予算の問題もあるが、それより中継映像を制作するのが現地の制作会社で、レース中継に慣れていないことなどもあって、生放送するのにやや不安があるという方が理由として大きい。
実際過去にも、レース中に電源が落ちたこともあったのだ。
このため全て映像を電送した上で、チェックの上、問題なければそのまま放送するという手順を踏む。
このため放送は25日日曜の夜11時からを予定しており、僕自身はそれまでに結果などを一切見ないようにしてスタジオ入りし、映像を初めて見ながら実況する、セミ生中継とも言うべきスタイルで放送することになる。解説は鈴木恵一さんと、木下隆之さん。アニキ木下さんとは、先日のFニッポン第3戦に続いてのお仕事となる。
ぜひお楽しみにしていただきたい。
なお放送に関する詳細は、J SPORTS MOTOR PORTAL WEBSITEをご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 12:19 | コメント (2) | トラックバック

2006年6月13日

PCCJ第2戦の中継を収録!

今日は都内のスタジオで、ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン第2戦のテレビ中継の録音を行って来た。
今回の舞台は、宮城県のスポーツランドSUGO。
ゲストドライバーは、レース解説者としてもお馴染みの、アニキ木下隆之選手。
20台近いポルシェによるワンメイクレースは、今回も迫力十分。
是非お楽しみにしていただきたい。

ところでこのPCCJの番組は30分枠なのだが、毎回ホンの数分ながら、ポルシェ本社の持つ古いレース映像を紹介するコーナーがある。
今回は、1960年代のレース映像から抜粋されたものだったが、356のワンメイクレース風のシーン、RS61や904がタルガ・フローリオを走るシーン、更にはデイトナ24時間で908が編隊走行でゴールするシーンなどを、いずれもカラーで見ることができる。
こちらも是非お見逃しないようにしていただきたい。

PCCJ第2戦の放送は、6月18日(日)の22時から22時30分、J SPORTS2に於いてである。

収録中の放送席はこんな感じ。画面に懐かしいレース映像がチラッと見えている。

投稿者 中島秀之 : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2006年6月 7日

トムクリ、ポイントリーダーに!

今日は青山のスタジオでDTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)第3戦のTV中継の収録を行ってきた。
今回の舞台はハノーバーの近くにある、オッシャースレーベン。
モトパークとも呼ばれるこのサーキットは、旧東ドイツ地域のかなりの田舎にあり、コースレイアウトは岡山国際サーキットを思わせる、テクニカルなものだ。
前戦ラウジッツリンクも抜きにくいコースだったが、ここはそれ以上。
このためいつもの激しいバトルはやや影を潜め、代わって予選での速さとピット戦略が勝敗を分ける形となった。
今期はここまで2戦がいずれも、ポールポジションがメルセデスの若手ジェイミー・グリーン、優勝者はメルセデスのベテラン・ベルント・シュナイダーだった。
だが今回は、アウディのベテラン・トム・クリステンセンが見事なポール・トウ・ウィンを決めた。
昨年ル・マン24時間レースで、ジャッキー・イクスの記録を破る、前人未到の7勝(6連勝)を達成したトムは、かつて長く日本のレースで活躍したドライバーでもあった。
このため日本のジャーナリストにもいまだに親しく接してくれ、2004年にチーム・ゴウのマシンで優勝した後行われた祝勝会では、僕も久々に笑顔でお話しさせていただいた。
そんなトムが、長距離耐久レースのル・マンでこれだけの活躍をし、またスプリントのDTMでもこれだけの速さをいまだに見せてくれていることは、本当に嬉しい。
今回は2位と3位が、メルセデスの若手ブルーノ・スペングラーとグリーンで、開幕戦と第2戦では表彰台を独占した親父軍団は、トム以外今ひとつの結果に終わったが、それだけにトムの速さが際立っていたと言える。
これでトムはシュナイダーを抜いてポイントリーダーに立った。
ひょっとするとトムの輝かしい経歴に、今年の秋にはDTMチャンピオンという新しい肩書きが加わることになるかも知れない。
是非頑張ってもらいたい。


今回も解説は、巨笑こと佐藤正勝カメラマン。ナイスなコメントを連発してくれます。

なお今回の番組の初回放送は、J SPORTS ESPNで、11日(日)の22時から。
再放送など詳しい情報は、J SPORTS DTMドイツツーリングカー選手権の見どころをご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 22:52 | コメント (3) | トラックバック

2006年6月 1日

JLMCのテレビ中継、間もなく放送!

昨日、都内のスタジオで、先日行われた全日本スポーツカー耐久選手権、JLMC第1戦、菅生1000kmレースのテレビ中継の収録をしてきた。
レース当日は場内放送で実況を担当していたので、改めて映像を見ながら、実況をつけたというわけだ。
テレビ中継は1時間枠で、JLMCの決勝レースはもちろん、当日のサーキットの様子や、同時開催だったクラシック・エンデュランス・レーシング・ジャパン(CERJ)の模様も紹介される。
メインのJLMCの方は参加台数が少ないのが残念だが、ザイテック05Sの凄まじいまでのコーナーリングの速さや、フェラーリ550GT1の安定した速さ(レースでは3人のドライバーが常に1秒と違わないタイムで走り続けた)、GC-21の意外なまでの速さなどが、映像からよくおわかりいただけると思う。
フォーミュラ・ニッポンやスーパーGTなどとは一味違う楽しさがあると思うので、是非ご覧いただきたい。
初回放送は、「J sports 2」で、6月3日(土)の22〜23時となっている。

JLMC第1戦で勝ったのは、片岡龍也、服部尚貴、田嶋栄一と、プロ3人が機械のように正確に走らせたフェラーリ550GT1だった。(写真協力:SERO)

またかなり前でここでお知らせした、全日本F3選手権のテレビ放送も、いよいよ開始される。
まず開幕イベントの富士戦(第1、2戦)は、初回放送が「J sports ESPN」で、6月6日(火)の22〜23時、鈴鹿の第2イベント(第3、4戦)は、初回放送がやはり「J sports ESPN」で、6月15日(木)の22時30分〜23時30分となっている。
再放送の予定などは、J sportsのHPをご覧いただきたい。

投稿者 中島秀之 : 14:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月25日

PCCJの実況も担当!

ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)という、ポルシェ911だけによる豪華なワンメイクレースをご存じだろうか?
今年は全6戦で予定が組まれているシリーズ戦なのだが、チャンピオンになると、マカオGPのサポートレースとして行われるレース(もちろんポルシェの)に出場できたり、ドイツ本国の表彰式に出席できるといった特典がある。
そしてこのシリーズ、今年から最新の997GT3カップカーが出場できるようになった。昨年その997GT3カップカー(約1800万円)を20台限定で発売したところ、アッという間に売り切れたというから、その人気の高さがうかがえるだろう。
実際、4月にもてぎで行われた開幕戦には、ゲストドライバー大井貴之選手のクルマを含めると19台もの997GT3カップカーが出場し、混走可能な昨年型の996GT3カップカーは1台しか出場しないという事態となった。
それでも20台のポルシェが一斉にスタートして接近戦を行う様は、実に迫力がある。
このPCCJのテレビ中継に於ける実況部分を、今年から僕が担当することになった。
先日その第1戦の収録を行ったのだが、昨年のチャンピオンである伊橋勲選手と、後方から追い上げてきた大井選手の戦いは、なかなか面白かった。
また、清水正智、山田洋二といった、ベテランドライバーも出場している。
是非このPCCJも、J SPORTSでご覧いただきたい。
初回の放送は、J SPORTS1で5月28日(日)の13時30分から14時となっている。


撮影したスタジオはこんな感じ。小さい画面にポルシェの姿が見えるだろうか?
(写真はクリックすると大きくなります)

投稿者 中島秀之 : 21:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月17日

チョイ悪オヤジ大活躍!

昨日、青山のスタジオでドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)第2戦の収録を行ってきた。
舞台は旧東ドイツにあるラウジッツリンク、ユーロスピードウェイ。
オーバルの一部とインフィールドを繋いだ、抜きにくいレイアウトのコースだ。
例によって、ティーポでもお馴染みのマサカッちゃんこと、巨笑・佐藤正勝カメラマンを解説に迎え、楽しく収録してきた。
過去数年DTMは、若手の活きのいいドライバーがベテラン勢を封じ込めてチャンピオンを争うシーズンが続いていた。
2004年に王座を争ったマティアス・エクストロームやクリスチャン・アルバース、そして昨年の覇者ゲイリー・パフェなどがその筆頭だ。
だが今年は少し様子が異なる。
昨年からクリスチャン・アルバースがF1に進出し、パフェがマクラーレンF1のテストドライバーとなってDTMを離れたため、というのもあるだろうが、ベテラン勢が急に元気になってきたのだ。
ミスターDTMことベルント・シュナイダー(今年42歳)が開幕から2連勝し、ル・マン最多勝男のトム・クリステンセン(今年39歳)が2戦連続の2位、開幕戦の3位には全日本F3000でも活躍したハインツ-ハラルド・フレンツェン(39歳)が入り、第2戦の3位には2度のF1ワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネン(今年38歳)が入るといった具合。
開幕から2戦で表彰台に上ったドライバーの平均年齢は39.8歳(!)なのである。
いや、別に若手にいいドライバーがいないというわけではない。
2004年王者のエクストローム(今年28歳)は健在だし、2004年ユーロF3王者のジェイミー・グリーン(今年24歳)、ブルーノ・スペングラー(今年23歳)、マーティン・トムツェック(今年25歳)など、実力も経験もある若手はたくさん参戦している。
にも関わらずベテラン勢が速いのは、マサカッちゃんによると、「やっぱり最近は世界的にチョイ悪オヤジが元気いいんですよ」とのこと。
確かにジャン・アレジ(今年42歳)を含めて、DTMに出場しているベテラン勢は、ドライビングもその容姿も私生活も(?)、みんな一癖も二癖もありそうな「チョイ悪」揃い。
まだまだ若いモンには負けられないってことらしい。
マサカッちゃんは「我々はチョイヤレ・オヤジですけどね!」と笑っていたが、「チョイヤレ」の我々も負けないように頑張らなくちゃ!

DTM第2戦の表彰台は、シュナイダー、クリステンセン、ハッキネンのオヤジトリオが独占。
(写真協力:ダイムラー・クライスラー)

なおDTM第2戦は、CS放送局J SPORTS ESPNで、初回放送が5月21日(日)の22時からとなる。
詳しくはJ SPORTS DTMドイツツーリングカー選手権の見どころをご覧いただきたい。

また5月に入ってからいただいた各話題へのコメントのお返事も書いていますので、ご覧ください。

投稿者 中島秀之 : 13:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月 4日

一人二役は結構大変!

スーパーGT第3戦、富士500キロレースが終了した。
今回のJ SPORTSの生中継は、以前書いた通り辻よしなりさんがお休みのため、レース前半は元テレビ東京の久保田光彦アナウンサーが実況し、僕はピットレポーターを担当。
また後半は、僕が実況を担当し、ピットレポーターをジャーナリストの田口朋典さんが担当した。
レースは昨年のこのレースとは異なり、次から次へといろんなことが起こるめまぐるしい展開となり、僕が実況を担当した後半も、息つく暇もないほど忙しかった。
そんな中、今回のハイライトは、mobil 1 SCの飯田章と、OI TOM'S SC430の脇阪寿一による壮絶なバトルだった。
昨年までのチームメイト同士によるマジバトルは10周近く続き、軍配は章に上がることになるのだが、いやとにかく面白かった!
これを実況できたことは、僕としても非常に嬉しかったし、純粋に実況を楽しむことができた。
一方GT300クラスは、WILLCOM ADVAN VEMAC408Rが、2度のピットインを他車とズラす作戦が成功して優勝。このヴィーマックは、放送中にピットインを1回したのか2回したのかがわからなくなり、1回ピットかと思って実況してしまった。柴原、八木両選手には申し訳ないことをしてしまった。ピットにずっといれば状況がもっとわかったのだけれど。
まぁとにかく、今回もJ SPORTSの中継にお付き合いいただいた皆様に感謝申し上げたい。
番組をご覧になった感想やご意見があれば、お聞かせいただきたい。


右から、田口さん、久保田アナ、僕、解説の鈴木恵一さんと土屋圭市さん

投稿者 中島秀之 : 18:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年5月 1日

全日本F3の中継も始まります!

4月30日にドイツのユーロスピードウェイ・ラウジッツリンクで行われた、ユーロF3第4戦で、中嶋一貴選手が初優勝を飾った。開幕戦で同じチームの平手晃平選手に次ぐ2位でフィニッシュしていたので、勝つのは時間の問題と思ってはいたが、それが早くも現実となったわけだ。
一貴選手は一昨年、全日本F3デビュー戦で2連勝して注目を集め、2年目の昨年はランキング2位となって、今年ユーロF3に勇躍デビューした。
僕は以前から、CS放送局J SPORTSの全日本F3の番組で実況を担当しているのだが、一貴選手には何度かゲストに来ていただいたりしていただけに、今回の初優勝はとても嬉しい。
是非全日本F3の実力をヨーロッパ勢に見せつけて欲しいと思うし、同じTDPのサポートを受ける平手選手、小林可夢偉選手と3人で、チャンピオンを争って欲しいものだ。

一方、今年の全日本F3はどうなっているかと言えば、実は既に4戦が終わっているのだが、なんと全てのレースで優勝者が異なる、大混戦となっている。
富士の開幕戦は、トムスのチャンピオン請負人、エイドリアン・スーティルが制し、第2戦は昨年のフォーミュラ・トヨタのチャンピオン、トムスのルーキー大嶋和也が初優勝。更に鈴鹿の第3戦はインギングのロベルト・ストレイトが優勝し、第4戦はフォーミュラ・ドリーム出身で戸田レーシング所属のルーキー、伊沢拓也が初優勝を飾った。
彼ら以外にも、昨年のフォーミュラ・ドリーム全勝チャンピオンの塚越広大、スリーボンドのファビオ・カルボーンとマルコ・アスマー、インギングのジョニー・リード、トムスの安岡秀徒など、強豪がひしめいているため、今期はとびきり面白いシーズンになりそうである。

この全日本F3選手権の模様を、今年もJ SPORTSでご覧いただけることになった。先日初回と2回目の放送の収録を行ったのだが、いずれもドラマチックなレース展開で、実況している僕もすっかり楽しんでしまった。解説はどちらもトムスの舘信秀会長にお願いしており、名伯楽ならではの鋭く、優しい視点で若手ドライバーたちの接戦を解説してくださっている。
ただし、放送は番組編成上の問題から少し先になっており、第1戦と第2戦の初回放送は6月6日(火)の22時から、また第3戦と第4戦の初回放送は6月15日(木)の22時半からの予定となっている。F3ファンの皆さん、もう暫くお待ちいただきたい。


投稿者 中島秀之 : 19:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年4月28日

今年もDTMを実況!

DTMドイツ・ツーリングカー・マスターズのTV番組で、今年も実況を担当することになった。
昨年秋に、CS放送局のJ SPORTSとSPORTS i ESPNが合併した関係で、今年はJ SPORTSの4つあるチャンネルのうち、「J SPORTS ESPN」で放送される。
昨夜、青山の某所、地下深くにあるスタジオで、今年の開幕戦ホッケンハイムのレースの音声を収録したのだが、ベルント・シュナイダー、トム・クリステンセン、ハインツ-ハラルド・フレンツェン、ミカ・ハッキネン、ジャン・アレジなど、ベテランのオジさんパワーが炸裂したレースで、とても面白かった。
解説は今年も、レースだけでなくティーポなどでも素晴らしい写真を撮ってくださる、フォトグラファーの佐藤正勝さん(通称・マサカっちゃん、または巨笑)で、例によってほとんど世間話のようなユル〜い解説(!?)で楽しませてくれた。
開幕戦の番組放送は、4月30日(日)の22〜23時、5月7日(日)の19〜20時、5月20日(土)の22〜23時が予定されている。
DTMの今期の日程や参加ドライバー、また放送予定などは、J SPORTS MOTOR PORTAL WEBSITE DTMの見どころをご参照いただきたい。
またご意見、ご希望なども、お聞かせいただきたい。


巨笑は僕より2メートルくらい後ろに座っています(ウソ)。

投稿者 中島秀之 : 18:07 | コメント (0) | トラックバック


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