May 29, 2009
ブレーキのリフレッシュが完了!
リアブレーキのオーバーホール、マスターシリンダーの交換が完了し、我が58Bugのブレーキリフレッシュも残りわずか! 一気に仕上げてまいりますよ!
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まずはタイヤを組み付ける前にフロント回りのグリーズアップから。
トーションバーサスペンションのVWには欠かすことの出来ないメンテナンスですよね。キングピンタイプ方式のフロントサスペンションである1958年型のグリースアップ箇所は片側4箇所。計8箇所にグリースアップしてあげます。
さらにこの機会にステアリングロッドにも4カ所グリースアップ。
そしてミッションオイルを忘れずに入れていきます。オイルを注ぐドレンはトランスミッションケースは横にあります。ここにポンプを使用してドレンからオイルが溢れるまで注いでいきます。
ということでこれでバッチリ。
次はリアドラムをきっちり締め付けていきます。新しいドラムには古いドラムから取り外したオイルディフレクターを取り付けます。シャフトからオイルが漏れてきた場合にドラム内にオイルが飛び散らないようにしてくれる重要な役割を担っています。
ドラムを再度ハブに締め付けていくわけですが、36mmの特大ナットで、しかも30mkgという強大なトルクで締め付けなくてはなりません。そこで締め付けトルクをなんと9倍に増幅してくれるトルクマイスターの登場! アダプターをこのようにセットし、11mmのレンチで矢印の箇所を締めれば9倍のトルクに増幅してナットを締め付けてくれます!
ドラムのセットが完了したところで、ブレーキシューのクリアランスを調整していきます。マニュアルにあるとおり、アジャスティングナットを回しながら適正のクリアランスを出していきます。シューの詳しい調整方法はこちらをご覧下さい。
仕上げはブレーキラインのエア抜き。空っぽになっていたブレーキフルードのリザーバータンクにフルードを注ぎ、女房にブレーキを踏んでもらいながらブレーキラインをエアを抜いていきます。まずはマスターシリンダー本体のエア抜きから。接続されているブレーキラインの1つを緩めてエアを抜いていきます。
次は各ドラムまでのブレーキラインのエアを抜いていきます。エア抜きの詳しい作業方法はこちらをご覧ください。
仕上げはタイヤをセット! ウマからクルマを降ろし、いよいよ着地!
念のためリアアクスルナットの締め付けを再チェックして、試乗に出ます。
いい感じでしたよ~。もう最高です! ブレーキのフィーリングも明らかに向上。ミッションオイルも交換しているのでずいぶんと静かになった印象です。フルードを全て交換したおかげで、ブレーキを踏んだときのペダルの剛性感かなり上がった印象です。ベアリングも交換しているので、走りもずいぶんとスムーズになった印象です。
いやー、それより何より、自分で組み上げたブレーキとベアリングがちゃんと機能してくれている。これほど楽しい瞬間はありません。自分で作業する醍醐味であります。
ということで最後はアクスルナットにロックピンを入れて作業完了!
ブレーキとベアリングのその後の経過もキッチリレポートしていきますのでお楽しみに!
はい、ということで今日はここまで。
ではまた!
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May 27, 2009
マスターシリンダーの交換に挑戦
今回のブレーキリフレッシュプロジェクト。これまでにブレーキシュー、ホイールシリンダーの交換はインターメカニカと58Bugで数回行ったことがあるので、大きな問題もなくスムーズに作業が進行してまいりました。しかし、いよいよ未知の世界に突入します。それはマスターシリンダーの交換です。
はたして、ブレーキの要となるパーツは簡単に交換することができるのでしょうか?
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こちらがワークショップマニュアルに掲載されているマスターシリンダーの内部構造です。
ブレーキペダルから押されたシリンダー内部のピストンがブレーキラインを通じて各ドラム内のホイールシリンダーに伝わり、ブレーキシューを押し出すのです。
では早速マスターシリンダーを取り外していきましょう。
まずはマスターシリンダーに接続されているブレーキラインを外していきます。フロントブレーキはラインが左右独立、リアは1本のラインで接続されています。ブレーキフルードのリザーバータンクからのラインは差し込まれているだけです。
マスターシリンダー本体は車内から行います。ブレーキペダル背後の13mmのボルト2本を緩めていきます。
ただここで注意したいのは、ボルトを抜き取らないこと。実はマスターシリンダー側と車内側のボディは2層構造となっていて、間にカラーが入っているのです。ボルトを取り外す時はこれを落とさないように注意しなくてはなりません。ボルトを抜かないでもマスターシリンダーの交換はできます。
ということでマスターシリンダーが外れました。お役ご免なのですが、状態をチェックするため、分解してみましょう。
早速異変を発見! ご覧のようにピストンストッププレートに得体の知れない物体が付着しています。
ロックワイヤ(クリップ)を取り外し、ストッププレートを取り外すと、ピストンを取り外すことができます。一部サビていますね。でも固着するまでの悪いコンディションではないような気がします。
全てのパーツを分解するとこんな感じです。非常にシンプルな構造ですね
はい、ということで今度は新品のマスターシリンダーをインストールしていきましょう。でもその前に。。。。
こちらも分解してオーバーホールします。なぜ?
たとえ新品でもしばらく使われていなかったわけですから、ピストンなど可動部分にラバーグリースを塗布してしっかりとオーバーホールしてあげます。これで寿命を飛躍的に延ばすことができるのです。実際、分解再組み付け後はピストンの動きが全然スムーズになりました。
新品のブレーキランプのスイッチも新品に交換し、組み付け!
果たしてブレーキはちゃんと作動してくれるのでしょうか!?
その結果はいかに?
はい、ということで今日はここまで。
ではまた!
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May 26, 2009
リアブレーキのリフレッシュがほぼ完了!
ブレーキリフレッシュのために現在ウマの上に載せられている我が58Bug。悪戦苦闘したアクスルベアリングの取り外しも何とかクリア。あとは準備してあるパーツを組み上げていくだけです。
今日は順調に進みましたよ!
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まずは新しいアクスルベアリングをインストールします。今回インストールするベアリングはFAG製。取り外したものと同ブランドですが、製造国が違います。取り外したものはドイツ製でしたが、今回のは韓国製。ポンチでインナーレースを叩きながらシャフトに圧入していきます。最後はスペーサーを挟んだ状態でドラムを仮に締め付けてベアリングがしっかりとシャフトに入り込むようにします。
ベアリングカバーにオイルシールをインストールしていきます。 圧入しなくてはならないので、古いベアリングのレースなどをあてて、ハンマーなどで慎重に叩きながらインストールしていきます。
バックプレートはクリーニングしてブラックでペイントしました。
ドラムは新品に交換します! まずはコーティングを剥がす作業から。ガソリンでクリーニングしていきます。
キレイになりましたねー。
Zincリッチのプライマーを吹き付けます。
このあとブラックの耐熱ペイントを吹き付けました。
サイドブレーキのワイヤーはチェックした結果、1本切れかかっていたので交換します。 VWは素晴らしいですね。1958年型という50年前のクルマにもかかわらず、パーツに全く苦労することがありません。切れかかっていたサイドブレーキワイヤーは恐らくVWのオリジナルパーツかと思いますが、グリースを注入するニップルがついていました。
まずはバックプレートとベアリングカバーをインストールします。ベアリングの回りにラバーのシールをセット。つづいてシャフトにワッシャーとラバーシールをセットしていきます。
ホイールシリンダーもインストール済。
つづいてサイドブレーキワイヤーをバックプレートに固定します。そのあと、センタートンネルからワイヤーを通していきます。
サイドブレーキハンドルも慎重に再インストール。パーツをトンネルないに落とすと大変です(自分はやってしまいました!) 。もしパーツを落としてしまったらマグネットなどで何とかリカバリーしましょう。ブレーキワイヤーはダブルナットをセット。
ドラムをバックプレートに組み付けていきます。ワークショップマニュアルをチェックながら正しくインストール。ブレーキシュートバックプレートの接触面、サイドブレーキワイヤーを引っ掛ける箇所ととブレーキシューレバーのフックにはラバーグリースを少量付けておきます。
それにしても本当に単純な構造であることにあらためて驚かされます。でも油断は禁物。素人は慎重に慎重を重ねながら作業を進めていきましょう。
ペイントが乾いた新品のドラムを仮組み付けしてみます。いい感じになりました!
はい、ということで今日はここまで。
次回はいよいよブレーキの要。マスターシリンダーの交換です!
ではまた!
はい、ということで今日はここまで。
ではまた!
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Posted by Shin Watanabe : 5:22 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 22, 2009
専用ツールは偉大なり
我が58Bugのブレーキリフレッシュ作業は、固着しているアクスルベアリングと取り外しで頓挫してしておりましたが、果たしてベアリングを取り外すことはできるのでしょうか。
やはり力づくではどうにもなりませんでした。
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アクスルベアリングを取り外すために自作ツールを製作し、左側のアクスルベアリングはあっさりと外れてくれたのですが、右側はどんなに頑張ってもダメでした。自作で作ったボルト先端の爪の形状を何回変えてみても結果は一緒。ボルトの材質がどうも柔らかく、結局のところ自作ツールの強度がベアリングの材質に負けてしまい、なめてしまうのです。
ということで専用ツールをゲットすることにしました。
これはベアリングのインナーレースを8点でガッチリと掴み、引き出してくれるというもの。
このツールを使用すると、あーら不思議。いとも簡単にあっさりと取り外すことができました。
これまで自作ツールで悪戦苦闘していた1週間は一体何だったのでしょうか?
ようやく一つ難関をクリアしました!
ということで次の作業に移ります。取り外したホイールシリンダーも分解してオーバーホール。ラバーグリースを塗りながら再アッセンブリー。こちらも2度目の作業なので慣れたものです。
ということで、今日の作業はここまで。
ところでこれまで実にごちゃごちゃしていたガレージを少しだけ整理。これまで集めていたがらくたを壁にディスプレイしました。気分転換になっていいものですね。
こちらはポルシェのイベントでゲットしたBoschディストリビューターのポスター。各タイプのスペックの違いが一目瞭然のお気に入りのポスターなのです。
ごくタマ~に登場するSUBちゃんは階段の上段でご主人様が戻ってくるのを待っております。
はい、ということで今日はここまで。
ではまた!
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May 21, 2009
ブレーキのオーバーホールを開始しました。
我が愛する1958年型フォルクスワーゲン・タイプ1、58Bugは3年ほど前にフロントブレーキ、ベアリングなどをリフレッシュしておりますが、車検制度のないここアメリカ。お恥ずかしながらリアのブレーキはずっと放ったらかしの状態でありました。やはりダメですな。そんなことでは。
ということで現在58Bugはガレージでウマに載った状態となっております。実は先日ドライブに出た際に何とブレーキが利いた状態でフリーズしてしまったのです。ブレーキを引きずりながら何とか自宅ガレージに戻ってくることができましたが、これでは安心して出掛けることもできません。
久々に自らブレーキ回りのリフレッシュにチャレンジです。久々なので上手くできるか?
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今回の作業内容は以下の通りです。
マスターシリンダーの交換。
リアブレーキ用ホイールシリンダーのオーバーホール。
リアブレーキシュー交換。
シール関係のやり直し。
リアドラム交換。
リアハブベアリングの交換。
サイドブレーキワイヤーの交換もしくは調整。
リアブレーキのリフレッシュは過去にインターメカニカでやっているので、必要なツール類は全て我がガレージで取りそろえております。こうやってブログでも振り返ることができるので、本当に役に立ちますなー。まずはリアドラムを取り外すための準備から。必要な工具は以下。
36mmソケットにブレーカーバー、さらに鉄パイプ! このアクスルナットは35mkgという強大なトルクで締め付けられていますので、この鉄パイプのヘルプがないと緩まないでしょう。
クルマにしっかりと輪止めを掛けて鉄パイプにブレーカーバーを差し込み、グイッと力を入れアクスルナットを緩めます。慣れたものですなー。過去に1回自分でやった作業なので、はじめると記憶がよみがえってきます。
ドラムが外れました! ブレーキ回りはかなり汚れております。しかもブレーキシューの摩耗も結構すすんでいます。シューは交換することにします。
一通りのパーツは取り外し、ブレーキクリーナーで洗浄。さっぱりいたしました。
異常も発見! シャフトからミッションオイルが漏れています。ストレートアクスルのモデルがミッションオイルがアクスルベアリングのところまで来ているので、シールがダメになるとこうやって漏れてくるのです。オイルがドラムの外に逃げるパイプが確保されておりますが、これがひどくなるとブレーキ回りがオイルまみれとなり制動に支障を来してしまうようになります。
ベアリングを覆って、バックプレートも固定しているカバーを外していきます。まずはアウタースペーサーを外します。するとミッションオイルがたっぷりと出はじめます。
シール類は大変なことになっておりました。
今回はベアリングも交換します。しかしここで壁にぶち当たりました。ベアリングが外れません。
そうです。このハブベアリングはシャフトに圧入されており、素手で引っこ抜けるような代物ではありません。実はこのベアリングを取り外すためのスペシャルツールがあります。しかしそんなツールは持ち合わせていません。
そこでHow to Keep Your Volkswagen Aliveに記載されている方法を参考に、以下の写真のようなベアリングプーラーを自作! ハードウェアストアで長めのボルトを仕入れて先端を削ってベアリングを引っ掛けるための爪を作ります。今回はステアリングプーラーと組み合わせて使用できるようにしました。
左側のベアリングはあっさりと外すことができました! 素晴らしい!
しかーし、右側のベアリングは全く歯が立ちませんでした。ボルトの先がなめてしまい歯が立ちません。全くビクともしません。バイスグリップでベアリングをつかんでも全くダメ。さてどうしましょう。今日の作業はここでタイムアップ。
フロントタイヤも取り外し、マスターシリンダーも観察。こちらも長いこと交換された形跡がありません。今回ブレーキがフリーズしてしまった元凶は恐らくここ。内部はひどいことになっているのでしょう。このパーツも交換しますよ!
はい、ということで今日はここまで。
ではまた!
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March 31, 2009
LEDライトで強力なストップパワーをゲット。
今日はインターメカニカと58Bugのブレーキランプのチューンナップを行いましたので、こちらでご紹介しようと思います。
なんと電装系が6VのままのクルマでもLED化が可能なのですよ~!
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最新のクルマはLEDが多用されたテールライトが装着されているクルマが多いですよね。それこそブレーキランプが点灯すると、眩しいくらいの光を放ちますよね。
これが電装系が6Vのままの58Bugではどうでしょう。お世辞にも見やすいとは言えません。この年代のテールランプは、1個の電球でブレーキ、ポジション、そしてウィンカーフラッシュの全てのファンクションをになっているのです。しかも電圧は6Vなので、特にアイドリング時などはちょっと頼りない。かといってオリジナルの姿を崩す高年式のテールライトにはしたくない。でも、安全性は自分で確保しなくてはなりません。
そこで、色々とネットを徘徊していたら、これだと思うものを見つけました。なんと6Vの電装系用のライトバルブがあったのです!
早速取り寄せて装着することにしました。装着は簡単そのものソケットの形状は全く一緒なので、これまでのバルブを外して、LEDのバルブを取り付けるだけ。ただ1961年型までのテールランプの場合、寸法の関係でテールレンズ側にちょっとモディファイが必要でした。
ソケット形状もちゃんとダブルになっています。
外観から見る限りLEDライトが装着されているか全く分かりません。ここが重要なポイント。
で、こちらがその結果。これだけ明るければ充分ではないでしょうか。映像でどうぞ。
つづいて、我がインターメカニカには3rdブレーキライトを追加しました。こちらはブレーキとポジションライトは兼用、ウィンカーは独立しています。電装系は12Vです。
で、こちらが装着したLEDライト。eBayで購入しました。もちろん12V電源で稼動するものです。
あまり目立つ場所に取り付けたくなかったので、ライセンス&バックランプのケース内に忍ばせることにしました。実はこのバックアップライトの箇所は初期の356ではブレーキライトとして使用されていた時期もありました。ブレーキが点灯していないときはまったく3rdブレーキライトの存在には気が付きませんよね! 配線は至って簡単で、ブレーキランプの配線から枝分かれさせ、グラウンドをとるだけ。
で、こちらが点灯時。
どんな感じで点灯するか映像でどうぞ。
特に58Bugのポジション&ブレーキランプはちょっと頼りなかっただけに、後続車からの視認性がかなりアップしたのではないかと思います。
いやー素晴らしいですね!
ではまた!
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December 6, 2008
Cal Lookのレジェンド達が集まったパーティーに参加しました。
先月末のことなのですが、Keith Seume氏の本、“The Story of the California Look”の発売を記念したパーティが、DKPメンバーであるDoug Mische氏のお宅で催され、私も参加してまいりました。そこはさながらとんでもないCal Lookショー会場となり、古くからのDKPメンバーも集合! まさにそこはReunionの場となったのです。ワタクシも編集者魂がメラメラと燃えだし、その模様を本誌で紹介すべく沢山写真を撮ったのですが、あえなく次号での掲載をGutsに却下されたので、本ブログで紹介することにしました。
もうね、目が飛び出るような内容でしたよー。
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この日の主役はもちろんKeith Seume氏。彼がこれまで数多く出版してきたVW関連の著書は、我々世界のVWシーンの宝です。
ワタクシも実は1ヶ月ほど前にHot VWs編集部に届いたレビュー用のサンプルをチェックさせて頂いたのですが、本当に素晴らしい内容です。一生モノの本ですよ。それがUltra VW誌を定期購読すると、なんとタダでこのThe Story of the California Look1冊付いてくるそうです!
それにしてもこの日は本当にすごかったです。ヨーロッパからもゲストは来るし、Ron Fleming氏、Greg Aronson氏、Paul Schley氏、Roger Crawford氏をはじめ、そうそうたるメンバーの集合に目が飛び出そうになりました。私もRon Fleming氏に組み上げていただいたポルシェ912エンジンを背負ったインターメカニカで参加するよう指示を頂いていたのですが、例の一件で残念ながらかなわず。ということでCal Look軍団の中でひときわ目立つドノーマルの58Bugで参加。いやー、この日ほど我がインターメカニカで乗り付けることができなかったことを悔やんだことはありません。
スコットランドからはRussell Ritchie氏も駆けつけました。左はPaul Schley氏。Paul Schley氏にはヨーロピアンBug-Inで撮影した写真をプレゼントしたところ、大変喜んでいただけました。今度ガレージを取材させていただく予定です。
Dee Bergさんもいらっしゃいましたよ!
Hot VWsからはDean Kirsten氏も登場。Ron Fleming氏とご歓談。
日本でも発売開始となったかと思いますが、Cal Lookのヒストリーを探求する上で、この本はバイブルですね。
Cal Lookフリークだけでなく、VWを愛する全ての方に読んでいただきたい本ですが、なんと!
FLAT 4では日本語訳のキャプション付きで発売中! VWフリークには一生モノの本ですよ!
ということで、今日はこの辺で。
パーティーの模様はまだまだ続きますよー!
ではまた。
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November 22, 2008
58Bug突如始動不能に陥る。
エンジンのセミオーバーホール後、一度も止まることなく快調を維持してきた我が愛する58Bug。しかし突然エンジン始動不動に陥りました。
スターターは勢いよく回るものの、全く火が飛ぶ気配がありません。ガス欠?電気系?それともまさかの。。。。。
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ガスは来ていました。まさかと思った圧縮もOK。となるとあとは電気系を残すのみ。で、電気系のどこがということになるのですが、まずはディストリビューターについているコンデンサーを交換。しかし状況変わらず。
続いてポイント交換。
まさかと思いながら交換して2年と経っていないコイルを、とっておきのためにストックしておいたジャーマン物(しかもショートボディ)に交換したところ、エンジンは何事もなかったかのようにあっさり始動!
取り付けのブラケットはボッシュの刻印が入るオリジナルのものをそのまま使用。
ということで、30分ほどの作業で無事復帰しました!
めでたしめでたし!
ということで、所用があり58Bugでうちから10分ほどのある場所へドライブ。
つづく。
ではまた。
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October 8, 2008
58Bugで南カリフォルニアの夏の終わりを堪能
ここオレンジカウンティはまだまだ半袖短パンの日々が続いておりますが、10月に入りようやくそろそろちょっと涼しいなーと思う日が出てくるようになりました。朝方なんかはそろそろ上着がないと寒くなってきましたねー。そろそろハロウィーン、ホリディシーズンの足音が聞こえてきました。なんだか夏の終わりは学生時代の夏休みが終わってしまうような切なさがいまだにあります。ということで、まだ夏の風景が残っているウチに58Bugでオレンジカウンティをクルーズ。
たまには何の目的もなしにあちこちをクルーズするのもいいものですね。新しい発見があったりします。今日はワタクシが良く出向くドライブスポットをご紹介しましょう。
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ところでGarminのポータブルのナビを購入して以来、我が58Bugでも大活躍しています。ワタクシの58Bugは6Vなのですが、Graminのナビはバッテリー駆動でも3~4時間は平気で使えるので、全く問題ありません。フロントウィンドウに吸盤てマウントするとご覧の通り、旧いクルマでも雰囲気をスポイルすることがありません。いかにも機能てんこ盛りの大画面の何でもついてますよテレビも見れますよボタン沢山ついてますよなナビは旧いクルマには似合いませんよね。
カリフォルニアの道は非常に分かりやすく、地元を走っているぶんにはハッキリ言ってルート案内は必要ないのですが、皆さんもこんなことありませんか? 突然ハンバーガーが食べたくなったり、ダイナーに行きたくなったり、吉牛が食べたくなったり、Costcoに用事を思い出したり。。。。。そんなときにこのGarminがあると非常に便利。ナビだけではなく走行しているエリアのレストランやショップ検索が出来るのです。さすがにどこにこのレストランやお店があるなんて把握していませんからね。
さて、まずはHB、そうですハンティントンビーチを目指します。サーファーのメッカですよね。週末は本当にすごい人です。サーフショップも点在し、ショッピングでも時間をかなり費やすことが出来ます。犬専用のビーチがHBのちょっと北にあり、うちのSUBちゃんを良く連れてまいります。
ここHBにはお気に入りのWahoo's Fish Tacoがあります。ワタクシが頂くのはバンザイボウルかフィッシュタコかマウイボウル。どれも癖になります。サイドでついているライスがこれはもう本当に美味なんです。
HBの場所はここ。
HBのあとはPCHを南下。途中でバルボア・ブルバードを右折します。
次の場所がニューポートPier。こちらもクルーズするにはとてもいいスポットです。ロングボードを突き刺したキャディが普通に走っているんですからね。こんなことをどこぞの国でやったら派手な外車を乗り回し、あの人は何をやっているのだろうなどと後ろ指を指されてしまいます。何かのパレードでもやっているのかと勘違いされかねません。
ハンティントンビーチもいいですが、こちらもこじんまりとした雰囲気でまた味わい深いのです。
場所はこちら
ニューポートPierに来たらたいていフェリーに乗ってバルボアアイランドを抜けていきます。
フェリーといってもクルマ3台しか乗ることの出来ない小さな船です。でもこれがまた味わい深くてとても乙です。
フェリーは乗り場はこちら。ちょうどフェリーがバルボアアイランドに向かっていますよね!
バルボアアイランドはこちら。とてもいい雰囲気の通りですよ! クリスマスシーズンはこんな感じになります。
バルボアアイランドを抜け、再びPCHへ戻り、南を目指します。
Crystal Cove Promnadeへ。ここにはお気に入りのピザ屋Z Pizzaがあります。かつてはここで旧車、ラグジュリーカーが多数集まるモーニングクルーズCars & Coffeeがここで開催されていました。
場所はこちら
PCHを南下し、ラグナ・ビーチに立ち寄るのもいいかもしれません。
場所はここ
さらにPCHを南下するとダナ・ポイントにたどり着きます。最近SUBちゃんを連れて行くお気に入りのスポットです。ヨットクラブがたくさんあり、ここのハーバーは素晴らしい景観です。
場所はこちら
皆さまも機会がありましたら、ビーチクルーズ、是非ともお試しください。
ではまた。
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September 10, 2008
シリコンガスケット その後の経過は、、、
1先日当ブログでレポートした58Bugのオイル交換。その際にウルフスブルグ・ウエストからリリースされたシリコンガスケットをインストール。その後約2週間が経過しましたが、驚くべく結果となりました。
こんな事はいままでありませんでした。
続きは↓をクリック!
58Bugをとめているガレージには漏れたオイルで床が汚れないようにスチール製のトレイを置いてあります。いままではオイル交換から2週間も経つと1~2滴は落ちているはずなのですが、信じられないことにトレイはキレイなまま! オイル漏れが全く無いのです。紙製ガスケットでは考えられません! これまでは極力Germanモノのガスケットを使用していましたが、それでもオイル漏れをシャットアウトすることはできませんでしたからね。素晴らしいの一言。あとはこの性能がどれくらいの期間維持してくれるか? 期待はふくらむばかり。
オイル交換後約2週間経過。走行150マイルほど走りましたが、ドレイン回りをチェックしてもオイルが漏れている形跡はありません。素晴らしい!
バルブカバーガスケットもいい仕事をしているようです。
詳細はただいま発売中の本誌33号をチェック!
ガスケットの経過はまた報告しまーす!
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August 23, 2008
58Bugのメンテナンスを実行
ヘッドを自分で交換してから1年半が経過した我が愛する58Bug。素晴らしいほどの絶好調をキープしております。そのあまりに好調が故に、そしてインターメカニカが不動状態であるが故に、この夏は取材の足、日常の足にとコキを使いまくっております。しかし、やはり忘れてはならないのが、我がVWは今年で50歳のご老体。現代のクルマのように乗りっぱなしというわけにはいきません。ということで、オイル交換とバルブクリアランス調整、ポイントギャップ調整のベーシックメンテナンスを慣行いたしました。しかも今回は新兵器を用意! はたしてどんな結果が得られるか今から楽しみです。
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続きは↓をクリック!
まずはエンジンが冷えているのでバルブクリアランスの調整から。
VWエンジンはバルブクリアランスの調整は冷間で行うのが基本。バルブカバーを外します。
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久々にバルブカバーを開けて一安心。非常にキレイな状態が保たれています。バルブやロッカーアームにガタなどがないかチェックします。こちらは1~2番シリンダーのヘッド。問題ありませんが、クリアランスはちょっと狭まっていそうです。
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3~4番シリンダーも問題ありませんでした。ただ3番シリンダーのバルブはクリアランスが狭くなっており、こちらも要調整ですね。
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さっそくゲージを使用して1番シリンダーから順番にクリアランスを調整していきます。慣れれば4つのシリンダー8つのバルブを15分ほどの作業です。
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クリアランスの調整が終わり、バルブカバーを戻します。そこで新兵器が登場!
耐熱シリコン製のバルブカバーガスケットです。さらにオイル交換に合わせてドレインガスケットも耐熱シリコン製のものを使用します。耐熱、耐シール性、耐久性など、これまでの既存品とは別次元の性能という触れ込みのシリコンガスケット。オイル漏れもシャットアウトできるといいます。しかも何度でも再利用可能! はたしてどんな結果になるでしょうか。
このガスケットの詳細は今月26日に発売予定のLets's Play VWs 33でお届けしていますので、要チェックですよ!
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オイルはもちろんKendall。今回は#40を2本、#30を半分の分量で入れました。
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まずはポイントのギャップ調整から。
ローターとデスビキャップの接触面をチェック。
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ポイントを再びセットし、クリアランスもチェック。グリースアップも忘れません。
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仕上げはタイミングの調整。36馬力エンジンは、写真のように検電ランプを用いてタイミングポイントを探します。
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ハイ! これで完璧。毎回のことなんですが、久々に調整をするとホント体感するほどその違いが分かります。もう走り出すその瞬間からのフィーリングが違うんですよね。やはり日頃からのマメなメンテナンスがいかに重要か痛感いたしました。
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September 30, 2007
ちょっとした小物をゲット
相変わらず絶好調の58Bugですが、今日はオイル管理に便利な小物をゲットしましたのでご紹介しましょう。
空冷VWには血液とも言えるオイルの温度をチェックできる便利なアイテムです。
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今回手に入れたのは油温計!
油温計といってもダッシュに追加するゲージではなく、オイルレベルスティックがそのまま油温計になっているのです。Mainely Custom by Designというところから発売されているこの便利パーツ、エンジンルームのドレスアップ効果も満点だと思いませんか?
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使い方は至って簡単。ストックのオイルレベルスティックを抜き取り、差し替えるだけ。
欲を言えば華氏表記だけでなく、摂氏表記もあれば言うことないのですが、贅沢言ってられません。油温が確認できるだけでも大進歩!?
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ちょっと10分ほどドライブして油温をチェックしてみると、160°F(摂氏約71℃)になりました。フリーウェイなどを走った後は何度くらいまで上がるのでしょうか?
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同社からはポルシェ356やVW乗りにはちょっと気になるアイテムが発売されています。その一つがこれ。インターメカニカに搭載するポルシェエンジンのために下のパーツもゲットいたしました。
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そうです。これ、Weberキャブレターに純正エアクリーナーを装着するためのアダプターなんです。このオーバル型のメッシュエアクリーナーは本来Solex 40II-4にジャストフィットするもので、Weber 40IDFには装着できません。それをこのアダプターが解決してくれます。
まさにワタシにとっては背中のかゆいところに手が届くアイテムなのですねー。
さらにこちら。ワタシはまだ購入していませんが、将来のためにゲットしておいた方が良いかなー?
VWやポルシェのワイド5穴ホイールを汎用のホイールバランス機器で測定できるようにするためのアダプター。ワイド5穴を所有するVW&ポルシェ356乗りの方、ホイールバランスを測定できるタイヤショップを探すのに苦労された経験はありませんか? このパーツがあればどこでも測定してもらえることが出来るようになります。
本当に素晴らしいですねー。
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フォルクスワーゲンTYP-166 シュビムワーゲンのサイトはこちら。
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September 29, 2007
フライホイールの計測
今日は前々回レポートいたしましたポルシェ912エンジンに装着する予定のフライホイールの計測を行いました。そこでちょっとした事実が判明しました! やはりそのままポン付けしないで良かったかもしれません。
さて、その結果とはいかに?
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今回フライホイールのチェックするにあたり、RIMCOのGreg Riddleさんにアドバイスを頂きました。
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まず、こちらはVWのフライホイール、プレッシャープレートからディスク面までの測定してみました。
0.828インチ、RIMCOのグレッグさんによるとVWは0.827インチが適正なので、0.001は誤差の範囲。まさにドンピシャといっていいですね。
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で、こちらがポルシェ912エンジンに装着するフライホイール。ポルシェ356用200mmフライホイール。12Vリングギアに変更済み。
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測定の結果は、0.898インチでした。そうですVW用のホイールよりもクラッチディスク面の当たり面が若干深いんですねー。
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Gregさんによると、ポルシェのフライホイールのオフセット適正は0.886インチだそうです。つまりポルシェ356用のフライホイールの方が0.06インチ(1.5mm)深いということになるんですね。ただ今回計測したフライホイールは0.898インチ。VWの適正より0.071インチ(1.8mm)深いということになります。この僅か1.8mmのオフセットの違いがどのような影響を及ぼすのかワタシには見当もつきません。
恐らく1.8mmのオフセットの違いであればそのままポン付けしても問題なく走行できると思います。ただ素人判断ですが、プレッシャープレートとフライホイールの間に入るクラッチディスクに掛かるプレッシャーが若干低くなり、滑り出すのも早いのではないでしょうか。うーん、やはり気になります。
ということで、赤の部分をグラインドカットし、オフセットをVWの適正値に加工していただくことになりました。
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ということで加工から上がるのは来週の予定! 結果は乞うご期待!
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April 8, 2007
5人のPolice Officerに囲まれる
週末は所用で本誌や本ブログにも何度か登場しているEddyさんとDaveさんのガレージへ。
ここでなんと5人の警察官に囲まれてしまいました!
でもみんなマウンテンバイクに乗っている!
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といっても囲まれたのは我々ではなくEddyさんとDaveさんのガレージの2軒お隣。詳細は不明ですが、何かの捜査で訪れていたようです。まあ、我々の質問にも気軽に答えてくれたので、深刻な事態ではないようです。
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それにしても5人全員がマウンテンバイクで来るというのはどうしたことでしょうか?
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せっかくなのでポリス仕様のマウンテンバイクの写真を撮らせてもらいました。
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March 28, 2007
クランクシャフトとケースの検証
前回は58Bug用に組もうと考えている36hpエンジンのクランクケースを細かくお見せしましたが、今回はそのクランクケースと長いこと温存しているオクラサ・ストローカー・クランクがどのような状態なのか。検証してみることにしましょう。
ようやく、私のケースとクランクが使用できるのかどうかハッキリします!
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ところでストローカークランクとは何でしょうか?
ストローが刺さったクルマという意味ではないですので念のため(寒~)。
ストローカーとはストロークから来ております。つまりエンジンの場合ですとピストンの上下運動の幅を意味します。ストローカークランクは純正のクランクシャフトに比べて長くとられているクランクシャフトのことを指すのですねー。
ノーマルの36hpエンジンの場合ですと、ピストンの幅は77mm。これに純正クランクシャフトを組み合わせると、ピストンが64mm上下にストロークするので、1気筒当たりの排気量は、、、、
直径=77mm
半径=77÷2=38.5mm
ストローク量=64mm
ですから、ピストン表面の面積は、、、
38.5mmの二乗X 3.14=4654.265㎟
となりますよね。
これにストローク量をかければ、1気筒当たりの排気量が、、、
4654.265 X 64 = 297872.96 ㎣
となりますよね。
297872.96 ㎣ = 297.87296㎤、つまり297.87296ccとなるわけで、
これが1気筒当たりの排気量となります。
空冷VWエンジンは4気筒ですから、
297.87296cc X 4 = 1191.49184 cc =約1192ccとなるわけですねー。
それがオクラクランクだと、
直径=77mm
半径=77÷2=38.5mm
ストローク量=69mm
ピストンはそのままですが、ストローク量が5mm増えることになるのです。
このストローク量5mmのエクストラ分、排気量が増えるわけですね!
実際排気量がどのようになるか計算してみると、
(38.5)の二乗X 3.14=4654.265㎟
となりますよね。これはノーマルと一緒ですが、
ストローク量が69mmで
4654.265 X 69 = 321144.285 ㎣ = 321.144285cc
となり、1気筒当たり30cc弱の排気量アップになります。
つまり総排気量は
321.144285cc X 4 = 1284.57714cc = 約1300cc近くまでアップすることになるのです!
なんだか数学の教科書みたいになってきましたが、オクラサ・ストローカークランクはスタンドエンジンの排気量をアップさせる魔法のクランクなワケですね。
私の所有しているストローカークランクは、当時アメリカでオクラサ・キットを販売していたEMPIが製作したもの。
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早速計測してみると、49.99mmと出ました! これが何を意味するかというと、スタンダードなのです。
新品のクランクシャフトは50mmで製作されていますから、49.99mmは誤差の範囲。つまり全く減っていないと言っていいコンディションなんですね! あとは、機械加工屋さんで歪みやバランスチェックをして問題ないことを祈るのみ。
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ところでオクラサクランクはフライホイールと接続する面に使われるドエルピンが8本あります。ノーマルのクランクシャフトだとこれが4本しかありません。したがってオクラサクランクを組む際、フライホイールを8ピン仕様に加工する必要があります。元々8ピンのポルシェ356用フライホイールを使用するという手もありますが、コスト的にはVW用を加工する方が安く付くかと思います。
はい、次はクランクケースを検証していきましょう。
クランクシャフトが収まる各ボアのサイズを測定します。クランクシャフトが収まるボアの直線がキッチリ出ているか確認する必要があります。VWエンジンはクランクシャフトをケース左右から挟み込むを右な構造になっているんですね。その際、組み付け精度、バランス、そしてベアリングがキッチリクランクを押さえていることが大事。
ここはクランクシャフトが回る箇所なので、ケースの水平方向と平行でキッチリとラインが出ていないと、異常振動の原因となります。特に過去にオーバーヒートが発生したり、クランクシャフトが歪んでいたりしたエンジンだと、ケースが微妙に歪んで、各ボアの位置関係が変わってしまうこともあるんですね。これを修正するにはラインボアという手法で、ボアを削り、オーバーサイズにしてキッチリとラインを出します。このオーバーサイズはVWワークショップマニュアルによると0.5mm単位で行うと記述されております。ラインボアのチェックは機械加工屋さんで行う必要があります。
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まあ、今回はまだ機械加工屋さん持ち込む以前の段階なので、とりあえずはボアの状態を確認します。Made in Chiaのデジタルゲージで各ボアを計測したところ、各箇所大体60.44mmという数字でした。
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新品のケースであれば、ここは60mmのはず。ワークショップマニュアルによると60.119mmまでが許容範囲とありますが、このケースは明らかにオーバーサイズ。つまりラインボアが一度行われているケースであるということがわかります。各ボア、キッチリ数字が出ておりましたので、問題なさそう。
このクランクケースとクランクシャフトの計測を行うことで、エンジンを組む際に必要であるメインベアリングのサイズを判断することが出来るわけですね。もちろんケースのラインボアのチェック、クランクシャフトの歪み、バランスをチェックした上でのハナシですがね。
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ということで、クランクとケースの状態が把握できました。次のステップは機械加工屋さんでエンジンを組み上げるためのチェック、必要であれば加工を行うことになるかと思います。あ、その前にフライホイールも手に入れなくちゃ。あ、ヘッドもないし、コンロッドもない、プッシュロッドもないよー。
つづく。
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March 26, 2007
エンジン内部を検証する
今日は久々の58Bugプロジェクトネタです! ジャドソン・スーパーチャージャーもしくはオクラサヘッド、あるいは両方のハイパフォーマンスパーツ使用してを組もうと計画しているスタンドエンジンのケースとオクラサ・ストローカークランクシャフトを検証してみることにしました。
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以前にも何度かお届けしましたが、クランクケースは昨年のバグオーラマのスワップミートで購入したもの。購入の際はいいコンディションだよということで、その言葉を信じ手に入れましたが、実際の所はどうなのか。全く確認することなく現在まで至ってしまいました。
ということで今日はケースとクランクを検証しながら、エンジンの主要パーツがどのような構造になっているのか、あまり見る機会もないかと思いますので、じっくりとご紹介いたしましょう。
まずはケースの外観から。シリンダーとヘッド、ファンシュラウド、オイルクーラー、その他補記類全てが取り外された素のケースです。横に伸びる長ーいボルトがスタッドボルトと呼ばれ、シリンダーとヘッドをここに差し込むようにして組み付けていきます。
アメリカでは一般的に36hpエンジンと呼びますが、日本ではスタンドエンジンと呼ばれるほうが多いですよね。それはご覧のようにダイナモスタンドがケースと一体型になっているからなのです。このケースは1954年型までのポルシェにも利用されていました。
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ケースは写真のように真っ二つになる2ピース構造。非常にユニークな構造ですよね。普通の水冷エンジンでは考えられない構造です。
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左右に割れたケース内部はこのような構造になっております。上側の大きなボアにクランク、下側の小さいボアにカムシャフトが入ります。
クランクシャフトボアはこのような構造です。オイルラインの構造もわかりますよね!
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ハイ! 今日はこの辺で。
いかがでしたか? 結構興味深いでしょ?
次回はケースとクランクシャフトを計測を行います。お楽しみに!
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March 21, 2007
スワップミートで見つけた書物
先日行ったポルシェ・スワップミートイベントでVW関連のある書物をゲットしましたのでチョロッと紹介したいと思います。
かなりの年代物でしたが、程度抜群! 即ゲットとなりました。
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他の旧車に比べたら遙かにたくさんの種類の本が出ているVW関連の書物。
テクニカルな内容の本も数多く出ておりますが、私の1958年式、つまりスタンドエンジン世代までのものとなると話は別。特にテクニカル関係の本は高年式のエンジンスペック用に内容が改訂されているものが多く、スタンドエンジン用の書物を見つけるのには結構苦労します。
以前こちらでも紹介したことがありましたが、今回また新しい本をゲットいたしましたので紹介いたしましょう!
まず、ポルシェのスワップミートで見つけた1冊がこれ! なんと1959年型までを網羅したVWワークショップマニュアル。この何とも言えない表紙のデザインにやられてしまいました。
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1959年型までなので内容はもちろんスタンドエンジン、クラッシュボックス・トランスミッションに関する記述のみ。
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この本は1959年に発行されたもののようです。表紙を開くと、上に何か手書きでかかれています。。。。
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どうもVW好きの旦那さん向けに奥様がプレゼントした本だったのでしょう。
To my Dear Volkswagening Husband
と書かれていました。何かイイですね。VWを所有する人の人柄が伝わってきます。
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こちらは前々からトミー毛塚さんのお薦めの本だったのですが、ようやく見つけることが出来ました!
出版元からはすでに絶版となっていて、入手難。でもオンラインでたまたま見つけることが出来ました。
それがこちら!
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基本的には今はなきVW Trendsの連載記事をまとめた本なのですが、スタンドエンジンに関する記事が非常に充実しているのです。昨年残念ながら亡くなられたHank Roedさんの36hpエンジンリビルトの記述は、スタンドエンジンオーナー必読。非常にわかりやすく、かつ的確な内容でこれはまさに永久保存版です!
ビンテージ系だけじゃなく、このような興味深い内容も充実しております。
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自分の愛車の探求には当時モノの書物は必読です。皆さんもいい書物がありましたら紹介してくださいね!
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December 22, 2006
58Bugの鍵を検証する。
昨日、サンフランシスコ経由でオレンジカウンティの自宅へ戻って参りました。SFOでのトランジットが3時間近くあったのでLAXに到着したのが4時過ぎ。LAX直行だと午前中に到着ですが、今回はたまったマイレッジのタダチケットだったため文句は言えません。でもジェットラグ(時差ボケ)がひどくて1日中ボーッとしております。
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今日は先日のストVジャムでファーヴェスヴェルクの鈴木さんにお願いしたイグニッション修理がアメリカへ戻る直前に完了して、手元に戻ってきたので、早速検証していくことにしましょう。
続きは↓をクリック!
まずはもともと付いていたイグニッションから見ていきましょう。
コネクタ面を見てみましょう。左が表側、右が分解された内部の写真です。
30番コネクタはジェネレーターとバッテリーの+へ、15/54番はヒューズを介してコイルのマイナスへ、そして50番はスターターへつながれています。
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このコネクタに手に持っているスイッチが回転して通電することによって、イグニッションがオンになったり、スターターを作動させるわけです。ちなみに元々付いていた写真のスイッチはスターターとの接触面が磨り減って無くなっていました!
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スイッチの作動原理としては以下の通りです。
まずはオフの状態。この時スイッチとコネクタは接触しておりません。この状態からキーを1段階右に回すと。。。
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スイッチは30番と15/54番のコネクタに接触して通電します。いわゆるイグニッションがオンの状態です。この時50番つまりスターターへのコネクタには接触していません。でもこの状態でエンジンは押し掛けすることでスタートすることが出来ます。
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上の状態からさらにスイッチが右に回されると50番コネクタとも接触し、スターターが回り始めます。そうですこの状態がキーを一番右にひねった状態です。
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58年式にはオーバル世代までと同様、キーを右に回してイグニッションをオンにしてキーをプッシュするとさらに右に回すことが出来るタイプのイグニッションなので、写真のようなガイドもあります。キーひとつとっても奥が深いのです、VWは。。。
ようやくハッキリしたスターターモーター始動困難の原因は、予想通りイグニッションスイッチ、しかも50番に接触する箇所の磨り減りであったことがハッキリしました。
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このように原因は突き詰めていけば、動作不良の根本的な原因が何かしら必ずわかるものです。古いクルマだからとか、ワーゲンはこんなものだよ~、とか、気まぐれだからねーなど……、そんな曖昧な理由など存在しないのですよー! どんなに古かろうが機械なのですから、その機械が作動しなくなるにはちゃんとした理由があるのです。
で、こちらがドナーとしてファーヴェスヴェルク鈴木さんに預け、修理が完了してきたイグニッション。もちろんキーはドアとマッチさせてありますよ! ドアとイグニッションが現在別々のキーを使用している皆さま。このようにワンキーにすることも可能なのです。
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ついでにひとつしかなかったキー(しかも社外)も、純正モノを使用してカットしていただきました。~ん、いいですね~。
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ところで、新しいイグニッションは元々付いていたモノとケースのデザインが違います。でも両方共に同じ形式。58年型はSGという形式のイグニッションが採用されておりました。
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しかしです。最後の最後でまたもや壁にぶち当たりました! なんと今回鈴木さんに治していただいたキーはプッシュ式ではないものだったのです。つまりキーの作動形態としては61年式以降と同様。ガーン! 確かにイグニッションはねじ込み式コネクタのSG型なのに! なぜ?
現在、臨時で装着している高年式のイグニッションは、差し込み式のコネクタになるので、パーツのチョイスは間違いないはず。当時プッシュ式とそうでないモノが混在していたのでしょうか? 疑問は深まるばかり。
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ファーヴェスヴェルク鈴木さんも世代が変わる過渡期の58~60年型は、イグニッションもオーバルまでの形式と高年式が混在していたのではないかとのことです。
まあ、とりあえず今回はワンキーにするという目的は達成されました。後は装着して動作チェックするのみ。しかし58年型の特徴であったプッシュ式のイグニッションは依然として失われたまま。鍵の疑問はさらに突き詰めていきたいと思います。
VWのキーに関する悩みは
VW WERK ファーヴェスヴェルクの鈴木さんに相談してみてください!
phone/ 03-3600-0747
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December 13, 2006
お台場のVWイベントで鍵のご相談。
いやー、それにしてもたくさん集まりましたねー。12月10日に開催されたストリートVWsジャンボリー。お台場のフジテレビ社屋の真ん前で開催されたVWイベント。これから長いこと定着して欲しいVWの大祭典ですねー!
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さて、今回イベント会場では58Bugの大きな懸念材料を解決すべく、ある方を訪ね、ご相談させていただきました。実は一時帰国の際の大きな目的のひとつだったりして。
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下の写真はワタクシの愛車である58Bugのキーですが、お分かりのように3種類もあります。テープを貼ってあるヤツが左右ドア、ペアでツルツルのピカピカがイグニッションキー、そしてVWマークのキーがデッキリッド用のロックです。
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じつは58Bugが私の元にやってきた当時、ドアとイグニッションはともにオリジナルのワンキーだったのですが、次第にイグニッションの接触が悪くなり、キーをひねってもスターターが反応が鈍くなり、やがては全く始動不能になってしまいました。おそらくイグニッションスイッチが経年劣化によって全く電気を通さなくなってしまったようなのです。そこで現在は高年式用のイグニッションに代用しております。
この58年式用のイグニッションキーは非常に特殊で、エンジンを掛ける際のアクションがオーバル世代よビートルのようにキーをひねりながらプッシュしてスターターを回すという、2段階の動作によってエンジンをスタートさせます。にもかかわらずイグニッションスイッチ自体はオーバルの物とはベツモノ。外観上は67年型用のひねるだけでスターターが回るタイプと変わりありません。確かこのプッシュタイプのイグニッションは1958~1960年型だけに採用されていたかと思います。
そうなんです。オリジナルのイグニッションが何とか治らない物だろうか。壊れてからずーっと気になっていたんです。乗るたびに必ず触るところですしね。この年式特有のディテールだけに、ちょっと拘りたいところですよねー! それにせっかくのワンキーだったんですから。実用上は高年式用でも全く問題ないのですけどね。
ということで、日本のVWシーンではお馴染み! ヤナセOBのVWパーツエキスパート、ファーヴェスヴェルクの鈴木さんにご相談と相成りました。以前本誌だったか、ストリートVWsだったか、それとも今はなきCalマガジンだったか、鈴木さんがイグニッションキーを修理したり、キーをワンキーにできるという記事を読んだ記憶があり、ようやく相談することができたワケなのです。
ところで、鈴木さん。私がオリジナルのスペアキーの作成を頼みました。すると私のキーを見て、何やら意味不明な数字を読み上げていきました。
実は鈴木さんキーのパターンを見ただけで、そのカギの番号を解読することができるのです!
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ということで、修理をお願いしたいオリジナルのイグニッションと、パーツ取りに用意したドナー用の1958年型用イグニッション(良品か不良品かは不明ですが)を鈴木さんに預けることに。でもドアのキーはひとつしかないので預けることはできません。でも心配無用! なんと鈴木さんオリジナルのキーがなくても、スペアを作成することができてしまうのです。
VWのキーに関する悩みは
VW WERK ファーヴェスヴェルクの鈴木さんに相談してみてください!
phone/ 03-3600-0747
修理から上がってくるのが楽しみです。結果は後日詳しくご報告しますね!
あ、今日はイベントのレポートが全くありませんが、誌面が尽きました。
イベントの模様は明日お届けいたしますのでお楽しみに!
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July 27, 2006
ラジヲのお話。
この夏、南カリフォルニアは熱波に襲われており、連日摂氏30℃以上のまるでアリゾナ州にいるような暑い毎日が続いています。先週の週末は最高気温37℃! 私の住んでいるオレンジカウンティもエアコンがフル稼働中です。
ここまで暑いと、さすがに空冷VWの純正エアコン、“三角窓”も全く効きません!
さて、今日はドライブに欠かすことのできないあれについて。
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ドライブには欠かすことのできないBGMのおハナシ。
背後から聞こえてくる空冷4気筒のエンジンサウンドほど非常に心地よいBGMはありません。
まあ、確かにそうなのですが、自分の場合はやっぱりドライブにミュージックは欠かすことはできません。クルマを運転する際は必ずラジオのスイッチに手を伸ばします。ドライブしながらお気に入りのミュージックが流れてきたりすると、なんだか得した気分になってしまいます!
私の住んでいるLA、オレンジカウンティエリアはFM曲が非常に充実しています。
さまざまなジャンル専門のラジオ局が存在し、JAZZ、オールディーズ、ソフトロック、ヒップホップ、最新ヒットTOP40など、FM周波数帯はパンク状態!? それそこiPodのFMトランスミッターの入る隙もありません。とにもかくにもFMラジオさえあれば非常に心地よいミュージックライフ&ドライブが楽しむことができるのです。
ということで現在ワタシの58Bugにも、FMを受信することができるBlaupunkt製の4バンドラジオが装着されています。58Bugを購入した当初はAMラジオオンリーだったのですが、オーバーホール済み4バンドラジオをドイツから取り寄せました。
左が元々ついていたAMラジオ。こちらもBlaupunkt製です。右がドイツから取り寄せたOH済みの4バンドBlaupunkt。化粧板はAMラジオについていたオリジナルのものをそのまま使用しています。
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このラジオも結構奥が深いですよ!
例えば、6Vと12Vの両方に対応しているものもあります。ラジオ本体裏にある6V、12V切り替えプレートで対応電圧の変更をすることができます。
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さらにステレオもしくは2スピーカーに対応した機種もあります(写真はモノラル2スピーカー対応)。
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このラジオを掘り下げていくと深みにはまってしまいます。色々な種類のラジオが存在しており、集め出すと大変なことになってしまいます!?
ワタシはラジオコレクションの世界に足を踏み入れぬよう気をつけていますが、1つだけ変わったラジオを持っています。これ灰皿のスペースにジャストフィットします。バンドはFMオンリーです。
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皆さまも良いVW&ミュージックライフをお楽しみください!
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Posted by Shin Watanabe : 4:33 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
July 7, 2006
サイドブレーキを引くとクルマが傾く!?
(1958 Bug Project)
皆さんもよく使いますよね? サイドブレーキ。
アメリカではEブレーキとかエマージェンシー・ブレーキという呼び方が一般的なようです。
新たなプロジェクト始動なのでしょうか!?
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これまで色々な人を見てきましたが、アメリカの人たちって、よっぽどの坂道に停めるようなときにしかサイドブレーキを使用しないんですよねー。
この人たち本当に大丈夫なのかなー? ということで、親しいアメリカ人の友人に聞いてみました。
すると、「オートマの場合はパーキングに入れれば、マニュアルの場合はバックギア、もしくは1stか2ndに入れれば駆動輪がロックされるので動き出すことないでしょうとのこと。だからサイドブレーキは普段必要ないでしょう。だってその名の通りエマージェンシー(緊急)用なんだから。。。」
まあ確かにそうですよね。
日本の場合はほとんどの人が停車の際、サイドブレーキに頼っているということを言うと、「それは危ないよー」との指摘を受けました。
まあ、オートマの場合、クルマを離れる際は必ずパーキングに入れ、サイドブレーキを併用するので完ぺきと言えます。
ただマニュアル車の場合って、皆さんどうやってクルマを停めていますか?
ワタシは日本に住んでいたときは、ギアはニュートラル、サイドブレーキのみでした。ワーゲンでもインターメカニカもねー。今、冷静に考えると恐い恐い。
ワタシの友人の指摘はこうです。
「サイドブレーキはメカニカルで作動させているブレーキなので、何かあったときに、例えばワイヤーが突然切れてしまったり、ブレーキレバーのラッチが外れてしまったりした場合、停まっていたクルマは瞬く間にフリー状態、つまりUnLock状態になってしまいます。緩やかでも坂道でそんなことが起きたら大変でしょ? これが旧車ならなおさら発生する可能性が高い。サイドブレーキ過信するのは危険だよー。それに、ドイツ車はあまりないけど、サイドブレーキを長期間引きっぱなしだど、ブレーキシューが張り付いてしまうこともあるしね」
確かにワタシのインターメカニカも以前サイドブレーキのワイヤーが伸びて、引きが甘かったらしく、しばらくしてから勝手に動き出してヒヤッとしたことが一度ありました。以来、クルマを離れる際は必ずギアも入れ、サイドブレーキも引くようにしています。
旧車乗りの皆さん、停車中に愛車が勝手に動き出したなんて事がないよう、気をつけてくださいね!
さて、前置きが長くなりましたが、ワタクシの58Bugのサイドブレーキワイヤーがどうも1本切れているようなのです。ガレージの前の緩やかな傾斜がついたドライブウェーに58Bugを停め、サイドブレーキを引くと、微妙に左後ろへ傾きます。これはまさにサイドブレーキが方効きしている証拠。まあ、走行には支障ないのですが、ちょっと気になります。
ただ面倒なことにサイドブレーキワイヤーの交換にはリアブレーキドラムを取り外さなくてはなりません。
サイドブレーキレバーのブーツを外してチェックしてみたら、左側のワイヤーがそうも緩いようです。切れてしまっているのかどうかがまだ分かりません。ただレバーを引いてもブレーキが掛かっていないことは明らか。それに右側のワイヤーもダブルナットで止められているはずのナットが1個ない!
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July 1, 2006
今日はドライブ日和でした!
南カリフォルニアはここ最近異常な暑さが続いています! 連日30度を超える真夏日が続き、いくら湿度は低くてカラッとしているとはいえ、自宅では珍しくエアコンが連日稼働しています。
ちょっと暑かったけど、週末だし、今日はあまりにいい天気だったので、インターメカニカと58Bugを交互にドライブしましたよ!
続きは↓をクリック!
58Bug、インターメカニカともにブレーキのリフレッシュ後は絶好調! 特に58BugはVWクラシックウィーク期間中、イベント会場へ取材の足として大活躍。過酷なスケジュールと走行距離でしたが、音を上げずに走り抜いてくれました! 近々OH後はじめてのバルブクリアランスのチェック、オイル交換、ミッションオイル交換、グリーズアップなどを行ってあげようと思っております。
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インターメカニカですが、リアブレーキのリフレッシュ以降ハブキャップを外したままにしていましたが、フロントも外してしまいました! ハブキャップ付きもいいのですが、このようにキャップのない姿も味があっていいですね~。ちょっとレーシーな雰囲気になりますし、ポルシェ356風のブレーキカバー、「ドラムスキン」が効いていますね~! うーん、14年所有していてもまだ見惚れてしまいます~。
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今日はインターメカニカと58Bugの何気ないドライブの模様を映像でお楽しみください!

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May 16, 2006
サンディエゴまでちょっと足を伸ばしてきました!
ワタクシの58Bugはバッテリーもリフレッシュしてようやく完全復帰!
自分で交換したバッテリーで電力を供給し、自分で組みあげ載せたエンジンを動力にしながら走り、そして自分で交換したブレーキで止まる。うーん、感慨深いものがあります。58Bugをドライブするその一瞬一瞬が感動です。
ということで先日はサンディエゴ方面まで足を伸ばし、思い存分58Bugをドライブ!
毎年この時期の名物を見に行ってきました。
今日は動画タップリでお届けします!
続きは↓をクリック!
女房を乗せ58Bugでフリーウェイの5号、通称サンディエゴ・フリーウェイを時速70マイル近辺で爆走中!でも一番右車線をキープ! オレンジカウンティから20~30分ほど下るとオーシャンサイドで早々とフリーウェイは退散、海沿いを走るコーストハイウェイ101号に乗り換え。ハイウェイといえど、こちらは一般道なのでVWにとって心地よいクルージングスピードで走ることができます。
見渡す限りパームツリーの101号を南下。ヒストリックロードといわれるだけあり、ここオーシャンサイドには古い映画館やダイナーなどが点在しています。101号はこのような雰囲気のある街並みがしばらく続きます。この日はカリフォルニアらしい本当に心地よい天候で、VWをドライブするにはもう最高! VWとカリフォルニアはもう最高のコンビネーションです! やっぱりカリフォルニアはいいなーと改めて実感する瞬間。空冷4気筒エンジンのサウンドも心地よいですねー。

101号をさらに南下し、オーシャンサイドを抜けカールスバッドに入ると、海が見えてきます。この日は穏やかで三角窓から入る風も爽やか。下道でのドライブは本当に楽しいですね。まもなく目的地周辺です。

ということで、今日のドライブの目的地はここ。カールスバッド・ランチのThe Flower Fieldです。
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この時期になると、ここの斜面一面が花畑になり、それはもうとってもキレイなのです! その広さなんと50エーカー!! え、わからないって!? 坪に換算すると61210坪、202400㎡、204反、20.4町もの広さになります。
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グーグルマップのサテライト画像からも花畑をハッキリ確認することができます。
丘の上は宿泊施設にもなっていて、近くにはレゴランドもあります。
丘の上からはカールスバッドの街と太平洋が一望することができます。
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ここカールスバッド・ランチのもう一つの目玉はビンテージトラクター。John Deereの年代物などがワゴンを引っ張りながら、ガーデン内のツアーを行っています。とってものどかでいい感じです。
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この日は全行程約150㎞の道のりを無事走破! エンジンもブレーキも、ベアリングも問題ありませんでした。イジるのも楽しいけど、やっぱりドライブするのも楽しいですね!
もう最高です! VWとの生活はこれだからやめられません!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
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May 15, 2006
6Vでも腐りとは無縁の最強バッテリーがあるんですよ!
(1958 Bug Project III)
ブレーキ&ベアリングのリフレッシュ、オマケにドラムまで新品にして、なめらかな素晴らしい走行フィーリング、そして頼もしいストッピングパワーを手に入れた1958Bug。早速ドライブと思い、キーをひねってもウンともスンとも言いません。
これまで、12Vのポータブルバッテリーでごまかしながら(絶対に真似してはいけません!)で急場をしのいできましたが。
もう、いけません。今日はバッテリーの交換とバッテリー周辺のお化粧直しです。
続きは↓をクリック!
6Vの電装系で一番困るのが、バッテリーが上がったときですよねー。
今のクルマのバッテリーはほとんど12Vなので、ジャンパーケーブルで電気を分けてもらうこともできません。充電式ポータブルバッテリーも常備しておりますが、これも12V 。これを使用して、絶対に真似してはいけない荒技でエンジンをスタートさせたことも何度かありました。ひとり押し掛けをしたこともありました(これも危ないので真似してはいけません)。
というわけで、ずいぶん前から用意していたのですが、面倒くさくてなかなか手を入れることができなかったバッテリーまわりのリフレッシュを行うことにしました!
作業内容は以下の通り!
●バッテリーをドライセルのオプティマバッテリーに交換! バッテリーの液漏れとはおさらば!
●キルスイッチを増設! しばらく乗らないときのバッテリー上がりを防止!
●バッテリーが置かれているフロアにPOR15を塗り、防サビ処理!
以上です。
ワタシの1958Bugですが、フロアに腐りもなく非常にいいコンディションをイジしているのですが、バッテリが置かれるフロアの塗装がはげて表面がうっすらとさびている状態だったので、前々から処理してあげたいと計画しておりました。
そのバッテリーフロアの処理に使用するは、ご存じ世界最強の防サビ・ペイント、POR15です。
このPOR15はサビ表面の金属に高分子化学的に直接結合し、強度な無機孔のコーティングを形成します。弾力性にも優れ、ひび割れ、亀裂、剥がれの心配もありません。
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まずは古いバッテリーを取り外し、早速POR15を塗り込んでいきたいところですが、その前にワイヤーブラシで軽く磨いて、POR15から出されているラストリムバーを塗っていきます。
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1時間ほどしてラストリムーバーが乾くと色が変化し、写真のような状態になります。
ここにPOR15を塗り込んでいきます。
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ところで、今回はしばらく乗らないときにバッテリーの配線をカットできるキルスイッチを増設しました。
これで、バッテリーが上がる心配もありません。スイッチのレイアウトも運転席から手が届く場所にセットしました。
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1日じっくりと寝かせて乾燥させると、非常に強固なコーティング層ができました!
これでバッテリーを搭載する準備OKです。
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今回搭載するバッテリーがこれ! ドライセルのオプティマバッテリーです。
バッテリー液を使用していないので、液漏れによる腐食の心配が全くありません。
旧車には是非ともオススメです! 6V用もラインナップされているのが本当にうれしい限りです。
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バッテリーのマウント方法ですが、色々迷いましたが、このように横に倒して置くことにしました。
通常のバッテリーではできない芸当ですよね! ターミナルにはショートしないようラバーのカバーをかぶせます。
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さぁ、準備完了! 早速エンジンをスタートさせてみます。
まるで12Vのようなスターターのまわり方です。動画でどうぞ!

これでやっと安心してドライブに出掛けることができます!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
Posted by Shin Watanabe : 7:06 PM | コメント Comments(2) | トラックバック TrackBack (0)
May 12, 2006
本当に止まれるのでしょうか?(1958 Bug Project II)
ベアリングのインストールも終了し、ドラムもハブにセットしました。ブレーキ&ベアリングのリフレッシュも完了です! あとはタイヤ&ホイールをセットするだけ。
ちょっと待った!大事な作業がひとつ残っていませんか?
そうですね、あの作業をしないとクルマは止まってくれません。
続きは↓をクリック!
ドラムのセットも無事終了し、後はホイールを組み付けていきたいところですが、その前に必ずやらなければいけないことがあります。
それはブレーキのエア抜きです。
そうですね、ホイールシリンダーを一度取り外したわけですから、ブレーキラインには当然エアが入っています。ブレーキホースにエアが入っているとマスターシリンダーからの油圧がホイールシリンダーに伝わらずシューを交換したところでブレーキは効いてくれません。
通常だとエア抜き用のブリーザーはホイールシリンダー背後にあります。ブレーキを踏んだ状態、つまり油圧が掛かった状態で7mmのレンチでこれを緩めるとブレーキフルードが吹き出してくるわけです。ブリーザーからフルードのみが出てくるようになるまでブレーキを踏んだり離したりしながら、混入しているエアを抜いていきます。作業は最低2人で行う必要があります。一人がブレーキペダルを踏んでもらいながらブリーザーを緩めたり締めたりします。
ココで注意しなくてはならないのは、ブレーキフルードをためているリザーバータンクの残量もキッチリとチェックしながら作業を行うこと。ブリーザーからフルードを抜いているワケなので、当然リザーバータンクにたまっているフルードの残量はどんどん減っていきます。このリザーバータンクが空になってしまうと、ここからブレーキ系統に再びエアが入ってしまいます。
ブレーキフルードのリザーバータンクは年式によって位置は違いますがフロントフード内にあります。
残量に応じながら補充していきます。
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作業自体は至って簡単。このブリーザーにクリアなホースをセットします。
助っ人にブレーキペダルを踏んでもらい、7mmのレンチでブリーザーを緩めます。吹き出てくるフルードが泡状の場合、エアが混入している証拠。これがなくなるまでブレーキペダルを踏んだり離したりしながらエアを抜いていきます。動画でその様子をご確認ください。

ブレーキのポンピングを繰り返し、エアが抜けきるとホースを通るフルードの泡もなくなりクリアになってきます。これでエアは抜けました!
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今回、リアブレーキには手を入れていないのですが、古いフルードを入れ替えるために4輪全てエア抜き作業を実施。ブレーキのフィーリングがどこまで変わるか楽しみです。
ハイ! これで準備完了です。後はホイールをセットするだけ!
ところが。。。。。
実はハブキャップを固定するためのツメが1個折れてしまっていたんです。このまま放っておくと走行中にハブキャップがハイさよならー、なんてことになりかねません。
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ついでなのでココもリペアすることにしました。このツメが折れてしまうのは昔からごく一般的なマイナートラブルだったようで、VWワークショップマニュアルにもちゃーんとツメのリペアの仕方が記述されています。
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まずは折れてしまった爪を固定しているリベットを取り除かなくてはなりません。写真のようなチゼルを使用してハンマーを使用してたたき落とします。ちょっと勇気がいる作業ですが、ダイナミックにインパクトを与えていくと、意外と簡単にリベットを取り除くことができます。
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さて、次は新しいツメをセットするわけですが、新しいリベットを裏からハンマーで叩きながら潰していかなくてはなりません。幸いこのマニュアルに出ている、便利なツメをインストールするためのツールは今でも簡単に手に入れることができます。5穴ホイール乗りのVWやポルシェ356オーナーは持っていると便利なツールです。もちろんスペアのツメとリベットも簡単に手に入りますよ!
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ツメとリベットをツールとホイールに挟み込み、裏からハンマーで叩くわけですが、ウチにはこのツールをがっちり固定するためのバイスがないので、このツールを固定するのがちょっと大変。ホイールを裏っ返して、何とか安定させます。動画をご覧ください。
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ハーイ! 今度こそ準備完了です!
トルクレンチを使用してホイールを締め付けていきます。
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早速テストドライブに出掛けました!
で、結果は? もう最高です! ブレーキのフィーリングも明らかに向上しました。フルードを全て交換したせいもあるのでしょうか。ブレーキを踏んだときのペダルの剛性感も今までよりもガッチリとした印象です。さらに走りもずいぶんとスムーズになった印象です。ローラーベアリングがかなり効いていると思います。今まで明らかに走っているときのゴロゴロ感キレイに消えているのです。正直ここまでフィーリングが変わるとは思ってもいませんでした。

いやー、最高です。感動です。自分で組み上げたブレーキとベアリングがちゃんと機能してくれています。
ブレーキとベアリングのその後の経過もキッチリレポートしていきますのでお楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 2:02 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 11, 2006
いよいよ組み付けていきます(1958 Bug Project II)
無事NEWベアリングもドラムにセットすることができて、いよいよハブにドラムをインストールしていきます。
エンジンOHの時と比べると遙かに素早く路上復帰できそうですね!
続きは↓をクリック!
まずはドラムをハブにセット。しっかりと奥まで押し込んでいきます。
次にホイールベアリングを押しつけているスラストワッシャーをセットします。バブの溝にフィットするよう、出っ張りがついています。
あらかじめ新品パーツを購入したのですが、元々ついていたパーツはなんとVWマークのスタンプが入った純正パーツ。形状もかなり違います。右が純正で左がリプロ品。
結局純正を使用することにしました。
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スラストワッシャーをセットしたら一つめのハブナットをセット。この時の締め付けがトリッキーです。
ベアリングに軽くテンションが掛かる程度でOKなので、本当に軽く締め付ける程度。ワークショップマニュアルには4kgmのトルクで締め付け、その後に72度戻すと記述されていますが、左側のハブは逆ネジなのでトルクレンチが使用できません。目安としては指2本だけでナットを締め付け、しめた後にトンと軽く叩く程度で戻す。
もう一つの目安はナットとベアリングの間に挟まっているスラストワッシャーがドライバーでグッとほじくると動く程度。簡単に動いてしまうようだと緩すぎ、ほじくってもワッシャーが動かないようであればキツく締めすぎです。
キツいとベアリング焼き付きの原因となり、緩すぎるとがたつきの原因となりますので、慎重に作業を進めます。
一つめのハブナットをセットしたらハブロックワッシャーをセットします。このハブロックワッシャーは出っ張っている方を奥にセットしますので間違いないように。
ハブロックワッシャーをセットしたら2つめのハブナットを締め付けていきます。この時1つめのバブナットにもレンチを掛け、余計に締め付けられないよう注意しましょう。
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2つめのハブナットを締め付けた後もスラストワッシャーがドライバーで動かすことができるかチェックします。ココのチェックは非常に重要ですので、慎重に行ってください。
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スラストワッシャーに問題がなければ、ハブロックワッシャーを各ハブナットに引っかけるように折り曲げます。これで走行中にハブナットが外れるようなことはありません! これで完ぺきです!
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最後にダストキャップをセットして完成! 左側はスピードメーターケーブルとの接続も忘れずに。
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ところでこのダストキャップですが、こんな所にまでVWマークのスタンプが。当時の純正パーツにはほとんどVWマークがスタンプされていたのですね! 非常に興味深いです。
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仕上げはプライマーをスプレー。さらに耐熱ペイントをスプレーします。
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ペイントが乾くまで間に、普段手の届きにくい箇所にグリースアップを行いました。
この年式はグリースアップポイントが非常にたくさんあるので、タイヤが外れていると非常に効率よく作業を進めることができます。
今日はもうグリースまみれです。
ドラムのペイントが乾いたところで、ドラムのクリアランス調整。マイナスドライバーでアジャスティングナットを回しながらドラムをシューのクリアランスを調整していきます。
ハイ! これでホイール&タイヤをセットしたら準備完了といきたいところですがそうは問屋が卸しません。大事な大事な作業がもう一つあります。それは次回ということでお楽しみに!
続く。
次回のレポートをお楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 5:47 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 10, 2006
Oh My Grease!(1958 Bug Project II)
前回のレポートでは新しいドラムにベアリングのアウターレースを圧入したところまでをお届けしましたよね! 結構厄介な作業でしたが、アウターレースさえ正しくインストールできればベアリングのインストール作業は終わったも同然! 早速ベアリング本体をセットしていきましょう。
続きは↓をクリック!
上の写真と下の写真。う●ちではありません! 古いドラムのベアリング内に詰められていたグリースです。既にグリースとしての機能は失われ、固くなってしまって、その手触りといい、固さ加減といい、それはもうまさにうん●のようです。臭いがあの臭いでないのが救いです。
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まだ充分のグリースは残っていましたが、このまま放っておいたら、ベアリングに悪影響を及ぼしていたかもしれません。やはり車検のない国です。しっかりと自己管理していかなくてはなりません。
さて、汚いハナシはこの辺にしておいて、早速新しいドラムにベアリング本体を入れていきましょう!
圧入したレースに対してベアリングを試しに入れてみます。ウーンいい感じです。注意して欲しいのは、これはあくまでお試しでセットしているだけですからね。実際ベアリングをセットする際にはベアリング用グリースをタップリ塗ってからですからね!
アウターレースとしっかりフィットしているのが分かりますよね。
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実際ベアリングをセットする前にはグリースをタップリと塗り込んであげなくてはいけませんので注意しましょう。まずは下の動画のようにこれでもかというほど擦り込みながらベアリングにグリーズをしっかりと塗り込んでいきます。
ドラムのインナーとアウターベアリングの間にもタップリとグリースを充填してあげます。
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ドラム内側はベアリングのセットが完了したらグリースがドラム内に飛び散らないよう、シールを圧入します。ハンマーを使用して均等にインパクトを与えながらシールを押し込んでいきます。
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続いてドラム外側にもベアリングをセット。こちらにはシールはありません。
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これでベアリングのインストールは完了! いよいよハブにドラムをセットするときがきました!
ここからの作業がまたちょっとトリッキーなんですよー。
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続く。
次回のレポートをお楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 8:29 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 9, 2006
ドラムにベアリングをインストールします(1958 Bug Project II)
前回はドラムからベアリングを取り外した模様をお届けしました! 取り外したベアリングのコンディションは上々だったものの、ドラム外側と内側で違うタイプのベアリングが入っていましたよね。ということで、ベアリングも新品に交換します。
今日は新しいドラムにNEWベアリングをインストールしてく作業をレポートしていきましょう!
続きは↓をクリック!
こちらが今回使用する新しいドラムです。ドイツで生産が終了してから30年近いビートルですが、うれしいことにいまだにドラムも新品パーツを手に入れることができます。しかもドイツ製、ブラジル製、さらにイタリア製のドラムもあるというのですから、本当に頼もしい限りですね。
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で、今回ワタシがチョイスしたドラムはブラジル製。
ドイツ製パーツがあるのになぜブラジルパーツ? そんな疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
これまでワタシもドイツ製が選べるのであれば、例え値段が倍以上でもドイツものを選んできました。
ワタシはそれほどドイツもののパーツには絶大なる信頼を置いてきました。心理的にもブラジル製よりドイツ製の方がなんだか安心。
でも、実際の所どうなのか? 今回のドラムもドイツもの、ブラジルもの、両方からチョイスが可能ですが、ドラム単体の値段は倍以上違います。
本当にドイツ製の方が優れているのか? ブラジルものは粗悪品ばかりなのか? それともどっちだって変わらないのか? もしもブラジルものの品質がイマイチでも、ちょっとした工夫、手を掛けることによってドイツものと変わらないクオリティを確保することができないのか? その辺をいろいろと検証していきたいと思い、今回はあえてブラジル製を選んでみました。ちなみに現在装着されているホイールシリンダーもブラジル製です。
はい、こちらが新品ドラムの裏側ですが、このままベアリングをインストールするわけにはいきません。ドラム全体にはさび防止のためのコーティングが施されており、まずはこれをキレイにする作業からはじめます。最強のパーツクリーナー、ガソリンを使用して丁寧にドラムをクリーニングしていきます。
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ガソリンでドラムをクリーニングしたらこんなにキレイになりました!
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それでは、ベアリングをインストールしていくことにしましょう!
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ドラムにベアリングをインストールする上で一番の難しい作業がベアリング外側を囲むアウターレースの圧入です。車重が掛かる重要箇所なので、インストール作業も慎重に行わなければなりません。圧入の際、アウターレースはドライな状態で行いましょう。グリースやオイルを塗らないでインストールします。
ハンマーを使用してアウターレースをドラムに圧入していきます。慎重にインパクトを与えながら打ち込んでいきます。動画もどうぞ。
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アウターレースがドラム内に入りました。ココまでは比較的簡単に入りますが、これからが大変。さらに奥まで入れていかなければならないのです。VWワークショップマニュアルを見ると専用工具があるようなのですが、簡単に手に入れることができません。
そこでアウターレースを取り外す際に使用したパンチを使って慎重に叩いていきながら奥まで圧入していきます。一番奥まで入ると、たたいている音と、伝わってくる振動も変わります。
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無事、アウターレースのインストレーションが完了しました。各ドラム2箇所、計4箇所。結構大変でした。
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ところで、アウターレースのインストール中にドラムのクオリティでちょっとした荒を発見しました。
今回使用している新しいドラムにはアウターレースを簡単に取り外すことができるよう、内部にくぼみが設けられているのですが、そこにバリみたいなものがついていました。恐らくドラムを製造の際、成形行程でできたものがきちんと取り払われていなかったものと思われます。まぁドラム自体の品質を揺るがすような問題ではありません。
今回ついていたバリはそう簡単に剥がれ落ちるようなものではありませんでしたが、万が一のためにパンチを使用して取り除きました。どんなパーツにしても装着前によーくチェックしましょう。
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ハイ! これでドラムにベアリングをインストールする準備が整いました。
次回のレポートをお楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 3:54 AM | コメント Comments(1) | トラックバック TrackBack (0)
May 8, 2006
ベアリング交換に挑戦!(1958 Bug Project II)
ブレーキシューを新品に交換、ホイールシリンダーのオーバーホール、その他パーツもリフレッシュも完了! 各パーツの組み付けも終了しました! 58Bugが路上に復帰できるまでもう一息。取り外したドラムをそのままセットさえすればそれもすぐに叶います。
でも、ワタシは心を鬼にしてやります。
新しいドラムにします。新しいベアリングにします!
今日からは新しいドラムに交換するためのNEWベアリングのインストール作業を数回に分けてお届けしましょう!
続きは↓をクリック!
VWのフロントドラムには外側と内側に計2つのベアリングがセットされています。
今回はドラムごと新品にしてしまうので、本来は必要ない作業かもしれませんが、やはり今までのコンディションを検証したいので、ベアリングを取り外すことにしました。
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まずはドラム内側のベアリングから外していきましょう! ドラム内側にはベアリングを潤滑させるためのグリースがドラム内に進入しないよう、シールがセットされています。このシールは圧入されているので、外すのに結構力がいります。
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シールが外れるとドラム内側のインナーベアリングを取り出すことができます。
ベアリング自体のコンディションは悪くなさそう。でも、このベアリング!?
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ドラム外側のアウターベアリングはそのまま簡単に取り出すことができます。あれ、ちょっとおかしくないですか? 後で詳しく検証します。
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これで終わりではありません。ここからが大変なのです。
ドラムに圧入されているインナー、アウターベアリングのレースを取り外さなくてはなりません。
写真のようなパンチを使用しながらレースのエッジにインパクトを与えながら慎重に叩き出します。
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外側、内側ともにレースを取り外すことができました。
ドラムを流用してベアリングを交換する際、面倒くさいからといって、このレースを取り外さないで新しいベアリングを入れるなんて事は禁物ですよ! メーカーごとにベアリングの形状は違うので、互換性は全くありません。
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さて、ベアリングをクリーニングしてパーツを検証していきましょう。
こちらがインナーベアリング。ベアリングを囲むアウターレースとベアリング本体の2つ。ベアリング内側のレースは外れない構造になっています。
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対して、こちらがドラム外側についていたアウターベアリング。写真の通りアウターレース、ベアリング、そしてインナーレースの3点に分かれます。
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もうお気づきの方もいるかと思いますが、ワタシの58Bugには形式の違う2種類のベアリングが装着されていました。ドラム外側にはボールベアリング。ドラム内側にはローラーベアリングが装着されていたのです。本来この年式はボールベアリングがオリジナルです。恐らくドラム内側のベアリングは以前に交換されたのでしょう。
アウターベアリングのレースをチェックしてみましたが、こちらもまだそんなに悪いコンディションではないようです。レースとボールベアリングの接触面にキズや凸凹ができるとハブからノイズが発生する原因となります。
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このボールベアリングとローラーベアリング、2種類の違いは「点で支えるか」もしくは「線で支えるか」。
当然後者の方がベアリングとしては効率のいいものです。高年式ではこのローラーベアリングに切り替えられています。
今回新しくインストールベアリングはローラー方式のベアリングです。内側と外側でメーカーが違います。外側は日本製のNSKブランド、内側はドイツ製のFAGブランドです。
一度機会があったらボール方式とローラー方式でどれだけ走りのテイストが変わるのか検証してみたいところですね。
性能面ではローラー方式が優れているのは分かります。でも本当のオリジナルの味を追求するならボールベアリングが正解なのでしょうか? それとどっちでももあまり変わらないものでしょうか? うーん、奥が深いですねー。
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ハイ! 今日はここまでです。次回はこのベアリングをドラムにインストールしていきますが、このドラムもまた奥が深いのですねー。
お楽しみに!
つづく
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Posted by Shin Watanabe : 5:15 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 7, 2006
ブレーキを再び組み付けていきます。(1958Bug Project II)
エンジンのオーバーホールの時と比べると遙かにスムーズに作業が進んでいる58Bugプロジェクト・ブレーキリフレッシュ編。今日はブレーキの組み付けの模様をお届けしましょう!
続きは↓をクリック!
まずは本題に入る前にまずは左側ドラムブレーキのお話。
作業内容は右側ドラムとほぼ一緒ですが、いくつか注意するポイントがありますので、これまでの作業のおさらいも兼ねて、左ドラムの作業もさらっと紹介しておきます。
まず左側前のアクスルにはスピードメーター用のケーブルが通っています。
フロントのハブをカバーしているダストキャップにケーブルが刺さっており、これが回転することによってスピードメーターを作動させているのです。非常にシンプルな構造です。
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右側と同様27ミリのナットを取り外しますが、左側のハブはネジの切り方向が通常とは逆。
したがってナットを左に回して緩めていきます。馬鹿力で右に回しても絶対に外れませんので気をつけましょう!
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フロントドラムの各パーツのレイアウトは左右対称です。進行方向側にアジャスティングナットがレイアウトされ、後ろにブレーキシリンダーがセットされます。
以上のポイントを踏まえておくと左右のドラムでコンフューズすることはないと思います。
さて、ここからが今日の本題。
ブレーキシリンダーのオーバーホールも完了し、各パーツのクリーニングも終了し、あとは組み付けていくだけです。新しいブレーキシューの準備もOK!
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ブレーキホースとブレーキシリンダーを最初に締め付け、バックプレートに取り付けます。これを逆の順序でやるとブレーキホースがよじれてしまい締め付けることができません。
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アジャスティングナットにもラバーグリースを塗ってからセットします。
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シューとバックプレートの接触面にもグリースを塗布してあげます。
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いよいよ新しいシューの取り付けです。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングを掛けた状態でセットしてあげると楽に取り付けできます。
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つづいて、アジャスティングナット側の細めのリターンスプリングをセットすれば組み付け完了です!
ちなみに私は左ブレーキのリターンスプリングを付け忘れてドラムをセットしてしまい、ドラムを再度取り外さなくてはならなくなるというオチが付きました!
次回はドラムにセットされているベアリングの交換の模様をレポートします!
これが非常に厄介なんです。。。
つづく
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Posted by Shin Watanabe : 5:49 PM | コメント Comments(2) | トラックバック TrackBack (0)
May 6, 2006
ホイールシリンダーも分解しちゃいます(1958 Bug Project II)
前回右側のドラムブレーキをバラしましたが、並行して左側フロントブレーキのオーバーホールも進めています。今日はホイールシリンダーの状態をチェックしていきます!
ブレーキシリンダーの驚くべきその中身とは。
その正体を暴いていきます!
続きは↓をクリック!
ホイールシリンダーをホースから取り外します。ホースをよじらないよう慎重に外します。
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これがホイールシリンダー。58Bugが私の元にきてから一度ブレーキのリフレッシュは行っているので、パーツをクリーニングしたら新品同様になりました。でも外観をチェックしただけでは安心できません!
今日はこのパーツを解剖していきますよ!
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ホイールシリンダーは下の図のようなパーツ構成になっています。ブレーキを踏むとマスターシリンダーを介して真ん中の穴からフルードの圧力が掛かり、両側のピストンの押し上げ、シューを動かす仕組みになっています。
ホイールシリンダー自体の構造は非常に単純で、簡単にバラすことができます。
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まずはラバーのブーツとピストン&プッシュロッドを取り外します。手で簡単に引き抜くことができます。
最近のものはこのピストンとプッシュロッドが一体になっているようです。
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ピストンを外すと、ラバー製のカップとリターンスプリング&カップフィラーが出てきます。
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各パーツをクリーニングして、シリンダー本体をチェックします。約1年前に交換したばかりのパーツなのでまったく問題ありませんでしたが、長く乗られていなかったクルマや、海外から入ってきた車両、走行距離が非常に少ない車両、月に1回しか乗らないクルマなど、結構ブレーキシリンダーに不具合が発生したりします。特にシリンダー内がサビるとフルードが漏れの原因、ピストンとサビが噛んでしまってブレーキがロックしてしまう原因になります。まあ日本の場合車検の度にチェックされているとは思いますが。。。自分のクルマです。一度チェックしても決して損のない箇所ですよ!
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ホイールシリンダー組み付けの際にはゴム部分にと付することができるラバーグリースを使用します。
シリンダーとの接触面に丁寧に塗り込んでいきます。
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ホイールシリンダーを交換の際には、新品でもラバーグリースを塗り込んであげると、飛躍的に寿命を延ばすことができます。これで完ぺきです!
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ホイールホースに取り付け、再びバックプレートにセット。これでホイールシリンダーのオーバーホールは完了です!
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次回は新しいブレーキシューの取り付けをお届けします。お楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 12:55 PM | コメント Comments(2) | トラックバック TrackBack (1)
May 5, 2006
ブレーキのバラしに入ります(1958 Bug Project II )
前回ブレーキドラムを取り外し、ブレーキのチェックを行ったところ、なんとブレーキホースの緩みが油圧抜け原因であったことを報告しましたよね。
今日はブレーキシリンダー自体には問題ないようなのですが、シューは油を吸ってしまっており、要交換の状態です。
ということで、本来ならシューのみを交換すればいいハズなのですが、いい機会なのでついでにフロントブレーキまわりのリフレッシュを行うことにしました!
ただブレーキをいじるの初挑戦! ブレーキはクルマを動かす上でもっとも重要なファンクションだけに、果たして素人が作業できるものなのでしょうか?
でも、いつかは自分やってみたかったんですよー。
続きは↓をクリック!
いきなりですが、結論からいわせていただきます。
今回ブレーキの作業を自分で行ってみて。
★思った以上に簡単であった
★ドラムブレーキの構造は想像を絶するほど簡素なものであるが、良くできている。
★ドラムイブレーキのメンテナンスは非常に楽。
★★★やっぱり自分でVWをイジるのは楽しい!!
自分で作業を行う大きなメリットのひとつがコスト。もちろんパーツ代は掛かりますが、工賃に関してはタダ!ということになるハズ。でもですね、工賃のコストで浮いた分、余計なパーツ買ってしまったり、足りない工具を買い足したり、あれもこれもやりたいとなって、金銭的なメリットは今のところ感じていません。逆にショップでお願いした方が安いかも!?時間も費やしますしね。
ただ、自分で気軽に作業をできるようになることのメリットは計り知れないものがあります。パーツのお試し装着なんかも簡単にできるようになりますからね。それこそ週替わりでブレーキを交換したり、エンジンを交換したりなんてことも手軽にできるようになります(そんなことやる人あまりいないかな!?)。夢も広がります!
ということで、今回はじめて挑戦したブレーキ&ベアリングリフレッシュはちょっと贅沢な過保護なメニューでいきたいと思います!
今回の作業メニューは以下の通り。
●ドラムを新品に交換
●ベアリングを新品に交換
●シーリングを新品に交換
●ブレーキシリンダーのオーバーホール
●ブレーキシューを新品に交換
●ブレーキフルードのフラッシング&総入れ替え
といった内容です。
前回のレポートではドラムを取り外したところまでをお届けしましたが、いよいよブレーキのバラし作業に入ります。
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VWのドラムブレーキ構造は非常にシンプルです。ドラムの中は下のような構造になっています。ちなみにこの図はフロントドラムブレーキです。
VWのフロントドラムブレーキは2枚のシュー(3,4)が上下にマウントされ、各シューのエッジ同士にアジャスティングナット(7)、ホイールシリンダー(5)がセットされます。ブレーキペダルを踏むとブレーキシリンダーがシューを押し上げ、ドラムと接触してブレーキが掛かる仕組みです。アジャスティングナットはシューとドラムのクリアランスを調整するためのものです。2つのシューに掛けられるリターンスプリングはブレーキペダルから足をはなし、シューが元の位置に戻るためのもの。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングが太くて大柄なのは、ブレーキシリンダーを元のポジションに押し下げるのにより大きな力を要するからです。取り付け位置を間違えないよう注意しましょう。
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さて、前置きはこの辺にして作業開始です。まずはアジャスティングナット側のリターンスプリングを取り外します。ブレーキシリンダー側は乗りターンスプリングは非常に固いので、後ほどシューごと一緒に取り外します。
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つづいてシューを固定しているピンとリテイニング・スプリングを取り外します。写真のような専用工具があると簡単に取り外すことができますよ!
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これでシューが外れる状態になりました。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングと一緒に上下のシューを取り外します。
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続いてブレーキシリンダーの取り外しです。まずはブリーズバルブを取り外し、さらにブレーキシリンダーを固定しているボルトを取り外します。この時ラバー製のブレーキホースはよじれてしまうので緩めるだけ。
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これでブレーキシリンダーがバックプレートから外れました。ブレーキシリンダーを回しながらホースから取り外します。
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次回は取り外したブレーキシリンダーの状態をチェックします。お楽しみに!
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Posted by Shin Watanabe : 5:42 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
May 3, 2006
今度は止まれなくなってしまいました(1958Bug Project復活!)
昨日まで6夜連続でお届けしたカリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーのイベント、いかがでしたか? 普通のクルマ雑誌には絶対登場しないであろう、変わったクルマを紹介してきました。実はもう1ネタあったんですが、今日はちょっとお休みして、ワタクシの58Bugが再び不動車になったことをココに報告しようとおもいます。
正確にいいますと、動くのですが、止まれなくなってしまったのです。
ということで、1958Bug Project堂々の復活です! うれしいな~♪
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先週LAまで58Bugで取材に行った帰り道のことでした。その日は全行程150kmを超える初のプチ遠出となりましたが、わずか36馬力のエンジンはそれはそれはもう快調で、自ら組み上げたクルマをドライブする感動を噛みしめながら、いつものExitに差し掛かかった時。ブレーキペダルに足を載せ、減速体制に入りましたがどうも様子がおかしい。
いつもよりベダルがずいぶん奥まで行きます。気のせいかなと思いながら、フリーウェイ出口の信号が赤になったので停止しようとしたら、ブレーキベダルは床まで付いてしまいました。辛うじて停止はできましたが、これは完全にブレーキ系統の油圧が逝ってしまった症状です。一番疑われるのはマスターシリンダーかホイールシリンダー、もしくはブレーキホース。
前後ブレーキまわりは1年ほど前にリフレッシュを行っているので、マスターシリンダーか?
それともパーツ代ケチってブラジル製のホイールシリンダーにしたのが悪かったのか。。。
それともブレーキラインが。。。。。
いずれにしても症状はブレーキの油圧が明らかに抜けてしまった様子。
ブレーキペダルを踏んだだけじゃ止まることができません!
幸い自宅まで10分程度の距離だったので、サイドブレーキに手をかけながら安全運転で何とか戻りました。自宅に戻り、早速下を覗いてみたら右前のブレーキがお漏らし状態。ブレーキを踏むとフルードがポタポタ落ちてきました。どうやらホイールシリンダーのようです。
ということで不動車から復帰したばかりの58Bugでしたが、今度は晴れて不停止車となり、1958Bugプロジェクトの復活です!
で、今週に入ってようやく作業を行う時間ができたので早速右ドラムを外してみることに。ジャッキアップしてフロントビームにウマを噛ませます。もう手慣れたものです。
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フロントのドラムを外すのはちょっとトリッキーです。
まずはフロントハブをカバーしているダストキャップを取り外します。取り外すと27ミリのナットが顔を出します。このフロントのハブは右側と左側で、ねじ切りの方向が違います。車輪の回転方向でナットが緩まないようにするための措置で、左側は逆ネジになっているのです。今回作業するのは右側なので、通常のネジを緩める方向と同じ。
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フロントのハブはダブルナットになっていて、その2枚のナットの間にはナットが緩むのを防止するためのハブロックワッシャーが付けられています。これをまずマイナスドライバーでめくり上げてナットを27ミリのレンチで緩めてあげます。次に外側のハブナットを取り外し、ハブロックワッシャーも取り外していきます。
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奥のハブナットを外して、さらにホイールベアリングと接触しているスラスト・ワッシャーを取り外します。
ベアリングが顔を出しました。フロントドラムには外側と内側に2つのベアリングが装着されています。写真は外側のアウターベアリングです。後で取り外します。これでドラムが外れる状態になりました。タイヤごと取り外しちゃいます。
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ドラムの裏側、つまりブレーキ側にもベアリングが入っており、グリースがドラム内に飛び散らないようグリースシールも圧入されています。
ハイ! これでブレーキユニットが顔を出しました! でも、ちょっとおかしいぞ!
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汚れていますが、ブレーキシリンダーからはフルードの漏れは確認できません。ただ下側のブレーキシューはフルードが漏れたためか、油でベットリ。これは使い物になりません。
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ブレーキシリンダーの動く様子を動画でどうぞ。ドラムブレーキの原理が分かりますよ!

もしかして! やっぱり!
なんと、ブレーキ油圧が抜けた原因は、な、なんとただのホースの緩み! なんだよー、もうー!
でも外れる寸前まで緩んでいたなんて、してやられた!
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あちゃー、トラブルの原因は普段チェックしていれば防ぐことができたであろう些細な箇所でした。
しかし意外な盲点でした。車検制度がないアメリカです。自分でしっかりとチェックしなくてはなりません。ブレーキは非常に重要なファンクションだけにこれからは定期的にチェックしなくては!
まぁ、とにもかくにもブレーキシューは交換しなくてはなりません。
いい機会だし、1967コンバチも日本に行ってしまったし、プロジェクトないのも寂しいし、せっかくだし、ワーゲンいじりたいし、楽しいし、ついでにフロントブレーキ&ベアリングのプチオーバーホールもやっちゃいましょう!
でも正直告白させていただきますと、クルマのブレーキをいじるのは生まれて初めて!
自転車のブレーキのパッドは交換したことあるけど。。。
大丈夫なのでしょうか???? 大丈夫かな?
次回に続く!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
Posted by Shin Watanabe : 5:43 PM | コメント Comments(4) | トラックバック TrackBack (0)
April 1, 2006
1958 Bugプロジェクト総括
キャブレターのリンケージ関連パーツの付け忘れによるアイドリング不調というマイナーなトラブルはありましたが、路上復帰を果たしたワタシの58Bugはその後も元気に稼働しています。
半年近くも不動車となりましたが、再びビートルをドライブすることができる喜びを噛みしめています。
路上復帰後、何度かバルブクリアランスチェックしましたが、問題もなくオイルもしっかりと循環しているようです。
というわけで、1958 Bugプロジェクトを総括したいと思います。
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エンジンヘッドに不具合を見つけ、不動車になってからはや半年。エンジンを降ろしてから実質2ヶ月。正直かなり辛かったです。まあ他にも足があったので何とかなりました。しかしもしこの1台だけで毎日仕事の足に使用していた場合、半年も不動車にすることなど考えられなかったことでしょう。
理想は、スペアエンジンを所有していたりするといいですねー。不動車になることなくプロジェクトを進行することが出来ます。
さて、今回のプロジェクトはクランクケースを割らずにシリンダー、ヘッドの再組み付けという作業メニューでしたが、やはり素人が自分でエンジンを降ろして組み直し、再び路上に復帰するまで、かなりの時間を要しました。仕事の合間を見つけながらコツコツとプロジェクトを進めてきましたからね。
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今回プロジェクトで行った作業は以下の通りです。
エンジン降ろし
補記類取り外し
マフラー取り外し
ヘッド取り外し
シリンダーの取り外し
各パーツの洗浄
ピストンの洗浄
ティン類、マニフォールド、マフラーのリペイント
エンジンの再組み付け
補記類、マフラー再度組み付け
クラッチの取り外し、チェック&クリーニング
クラッチ取り付け
エンジンの搭載
ざっとこんな流れでした。コンロッド、クランクシャフト、カムシャフトには手を入れていません。いわゆる腰上のみのセミオーバーホールとなりました。
各作業ののビフォー&アフターを振り返ってみましょう!
今回空冷4気筒エンジンを自分でバラしてみて、組んでみて改めて関心したこと、実感したこと、スゴいなーと思ったこと。
●思ったよりも簡単であった。
●空冷4気筒エンジンはとてもシンプル。でもよく考えて作られている。
●エンジンは4本のボルトでしかとめられていない(いまだに信じられない)。
●エンジンを動かすための接続する電機系配線は4本だけ。
●8本の細長ーいスタッドボルトでシリンダーとヘッドを支えている。
●どんなに細かいパーツでもまだまだ簡単に手に入れることが出来る。
●プロフェッショナルなアドバイスのお陰で重大なミスを犯すことなくエンジンを組み上げることが出来た。
●プロフェッショナルの偉大さも垣間見た。
●自分の家のガレージでも出来てしまった!
これまでオイル交換、タイミング調整、プラグ交換などのベーシックなメインテナンスは自分で行ってきました。でもまさかエンジンを自分で分解するなんて。エンジンの仕組みは知っていても、中身はブラックボックス同然でしたから。
でも今回思い切ってチャレンジしてみて本当に良かったと思っています。
以前にも書きましたが、こんなにも楽しい世界が空冷VWにあったなんて! 今まで雑誌の製作スタッフとして、色々なVWイベントにも足を運び、沢山のVWやオーナーと接し、空冷VWの世界にドップリと浸かっていたつもりでした。しかしこんなにも楽しいことを今まで知らなかったなんて。もっと早く気がついていればよかったー!
確かにアメリカではVWオーナー自らがガレージで作業している人が非常に沢山います。なぜこんなにも自分でイジる人が多いのか、ようやく納得したような気がします。
私の場合、エンジンのセミオーバーホール初チャレンジにあたり、ワークショップマニュアルやトミー毛塚のよくわかるVWマニュアルを読みながらかなり予習もしました。
もちろん内燃機関のベーシックな作業原理なども知っていた方がよいでしょう。
空冷4気筒エンジンがどのような仕組みで動いているのか、どのようなパーツで構成されているのか、
予備知識はあればあるほど、きっと役に立つと思います。
これからエンジンの積み降ろしやエンジンに手を入れてみようと考えているプライベーターの皆さんもがんばってチャレンジしてみてください!
もちろん、この1958Bugプロジェクトを無事完結することが出来たのも、プロの方の的確なアドバイスがあったからです。特に今回はトミー毛塚さん、BugSpot塚本さん、ヨコハマBusStopの菅沼さん、ウエスト・コースト・クラシック・レストレーションのラファエルさん、リッチ・キンボールさん、その他多くの方に色々なアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました!
これらアドバイスなしでは、ハッキリ言って自分では手に負えなかったことでしょう。無知であるが故に重大なミスにも気付かず作業を進めてしまっていたかもしれません。私の58Bugの路上復帰もなかったと思います。
今回ヘッド以外は基本的にこれまでのパーツを利用しましたが、これがNEWパーツなどを沢山使用した場合、オリジナルパーツの足元にも及ばない酷いクオリティのリプロダクションパーツが多数出回っています。例えば良かれと思って交換したオイルシールが1ヶ月もしないうちにダメになってしまったとしたら。。。一度組み上げてたエンジンが1ヶ月もしないうちにまたバラさないといけないなんてシャレになりませんよね。アクセサリーパーツだったら笑い話ですみますが。空冷VWはパーツが豊富に揃っていますが、単にそのパーツを揃えて組めばいいというハナシではありません。キッチリとしたクオリティのパーツを選ぶことも非常に重要です。
そのようなパーツとうまく付き合っているプロの方の苦労は想像もつきません。
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さて、次回の目標ですが、もちろん最初からエンジンを組むこと!
次はジャドソン・スーパーチャージャーを装着したビンテージ・ハイパフォーマンスエンジンの製作にチャレンジしてみたいと考えています。
ということで、1958 Bugプロジェクトはこれからもずーっと続きます!
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Posted by Shin Watanabe : 3:10 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
March 28, 2006
早速不具合が出てきました!(1958 Bug Project)
エンジンを積み込み、ようやく路上復活を果たしたワタクシの58Bugですが、まだまだ油断は出来ません。エンジンを組み上げた直後ですし、何かしら初期不良が出てきてもおかしくありません。
ゆっくりとテストドライブしながらランニングインしていきたいところですが、次号のレッツプレイVWs締め切りが迫ってきており、そうもいきません! 今日は取材の足として早速働いてもらうことにしました。
でもやっぱり。不具合が出てきました。
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現在4月26日発売予定のレッツプレイVWs 26に向け、ガンガン取材中です!
お楽しみに!
さて、ワタシの58Bugですが、走るのに支障は全くありません。エンジンのパワーも申し分ありません。
取材の待ち合わせに遅れそうになったので、恐る恐るフリーウェイにも乗りました。
オーバーヒートや排気漏れ、吸気漏れといった類の大きなトラブルは全く発生していません。
でもアクセルを緩めてアイドリングになった際に回転が落ちてくれないのです。タコメーターがないので正確なところは分からないのですが、アクセルペダルから離していてもて1500回転はいっている感じです。
これでは信号待ちなどで精神衛生上、非常によろしくありません。
取材から戻って早速エンジンルームをチェック。アクセルケーブルを戻すためのスプリングがヘタってしまったのかと思い、スプリングをさわってみましたが全くそんな兆候もありません。でもリンケージの戻りがどうもよろしくありません。どうもスプリングを囲う筒のような形状のガイドスリーブとリンケージが干渉しているようなのです。
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そこでマニュアルをチェック。するとどうでしょう。
本来付いているはずパーツがひとつ足りないことが判明しました!
こんなパーツ元々付いていたかなぁ?
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ということで早速足りないパーツをゲット。
こんなに小さいパーツですが、これがないとキャブのリンケージが正しく機能しません。
それにしてもこんな細かいパーツでも問題なく手に入るVWってすごいですね!
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このパーツをアクセルワイヤーに軽くカシメて、ガイドスリーブに通します。
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そしてリンケージに固定すると、この通り! リンケージとガイドスリーブの干渉が解消!
スロットル・リンケージもキチッと戻るようになり、アイドリングもキッチリ下がるようになりました!
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ついでにロッカーアーム&バルブスプリングまわりの様子をチェック。オイルもしっかりと回っているようで一安心。
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うーん、日々勉強です。。。
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Posted by Shin Watanabe : 2:12 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)
March 27, 2006
とうとうこの日が来ました!(1958 Bug Project)
クラッチのチェック、アッセンブリーも完了し、あとはエンジンを搭載させるのみ!
果たしてワタシの空冷4気筒エンジンは息を吹き返すのでしょうか?
今日は一気に行きますゾ!
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一時期はこの日が来ることなど想像も出来ませんでした。きっと泥沼にハマって、いつまでたってもエンジンを積めることが出来る日はやってこない。。。。
しかし、とうとうエンジンを積み込む日がやってきたのです。エンジンが掛かる保証などどこにもありませんが。もし問題でも起きようなら、再びエンジンを降ろしてバラさなくてはならないかも。
もう不安でいっぱいです。
まずエンジンの積み込みをはじめる前にエンジンを取り囲むラバー類を交換。
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空冷VWは写真のようにエンジンを下からジャッキアップして積み込みます。
トランスミッション側のメインドライブシャフトとフライホイールの位置を慎重に合わせていきます。
エンジンをジャッキアップする際はエンジン本体を微妙に前後に揺すりながら上げていかないと、ミッションもしくはリアエプロンと干渉してしまうので注意が必要です。
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メインドライブシャフトとフライホイールの位置を合わせたら、奥に押し込みながらエンジンとミッションを接続します。メインドライブシャフトにグリースを少量塗ってあげるとスムーズに入ります。
エンジンとミッションが接続されたら、を降ろしたときと同様4箇所のボルトを締め付けていきます。
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続いて燃料系を接続します。燃料フィルターもFRAM製の大型タイプをチョイスしました。
もちろん燃料ホースも新品に交換。
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引火すると大変なことになるので、慎重に作業を進めます。フィルターの方向も間違えないように。
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ヒーターボックスのコントロールレバーと室内から伸びるヒーターワイヤーを接続。
室内側からヒーターボックスのレバーがキッチリ動くか確認しましょう。ちなみにワタシの58Bugは運転席側のヒーターボックスのレバーが安易な溶接による修復歴があり、結局これが仇となりちゃんと作動してくれません。ここは後日交換する必要がありそうです。まあそんなに大きな問題ではないので、作業続行。
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これで下回りの接続作業は終了! あとはエンジンルームのワイヤリングです。
まずはダッシュから伸びるチョークのワイヤーとアクセルワイヤーをキャブレターに接続。エンジンは以後のワイヤー取り回しもしっかりとチェックしましょう。
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電装パーツのワイヤリングを行います。とはいっても接続するワイヤはたったの4本!
これでエンジンが動いてしまうのですから不思議です。
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