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August 31, 2005

ワーゲンとカンガルーの深い関係!?

VWはドイツだけでなく、ブラジルやメキシコなどでも生産されているのは、
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
VW社は早くから海外への進出を図り、
ドイツ国外での現地生産にも積極的に取り組んでいました。

日本でもかつては、4ドアセダンのサンタナが日産座間工場で生産されていましたよね。
現在VW社は中国にも工場を持っています。
ココで非常に興味深いのは、VW社はローカライズに関しても積極的だったのか……、
それとも寛容だったのか。。。
ドイツ本国では存在しない独自のモデルも多く存在します。

さて、VW生産国のひとつに、実はオーストラリアもあげる事ができるのはご存じでしたか?
オーストラリア製VWの歴史は結構古く、1950年代にまでさかのぼります。
写真はガスキャップの裏側のアップ。
オーストラリア生産モデルのみに与えられている隠れキャラ!なのです。

オーストラリアでVWが生産されたのは、なんとオーバルウィンドウの時代。
1954年より、ドイツから送られてきたビートルのアッセンブリーを開始しています。
さらに1959年からはボディパネルのプレスから、全てのパーツ生産までを一貫して自社工場で行う、
フルマニュファクチャリング体制となりました。

その後、VWオーストラリアではタイプ2、タイプ3など、様々なVWを生産し、バリエーションを増やしていきます。
このバリエーションの中にもドイツには存在しないモデルがあったりして、奥の深い世界です。

オーストラリア生産モデルのVWは、探求していくと深みにハマります。
オージーVWを語りはじめると1冊の本ができてしまうほど(実際にオージーVWの専門書あるんです!)なので、
今日はひとつのモデルに絞っておハナシしましょう。

写真のモデルは、カントリーバギーと呼ばれるオーストラリアVWが独自に開発したオリジナルのモデルです。
カントリーバギーのデビューは1967年。まだタイプ181(スイング)が登場する前のことです。
1969年までにかけて2000台弱が生産されました。

このカントリーバギーにはドイツ本国も興味を持ったらしく、数台がドイツ本社へ送られています。
後に登場するタイプ181にも少なからず影響を与えているかもしれませんね。

カントリーバギーはタイプ1ビートルのフロア、ギアボックス、エンジン、フロントビームを使用していますが、興味深いのは車高を稼ぐためにリアアクスルにはタイプ2アーリーモデル用のリダクションギアが採用され、さらにフロントの足回りにもタイプ2用のリンクピンが用いられています。

メカニズム面もそうですが、それより何よりイチバン興味深いのは、先に紹介したガスキャップでしょう! オージーVWにはこんな隠されたところにも遊び心が秘められているんですね。




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Posted by : Shin Watanabe : August 31, 2005 7:03 PM

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