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August 4, 2005

自慢の1枚

今日は1958年型と半世紀近くを共にしてきた自慢の1枚をご紹介しましょう。
この紙きれは初代オーナーがVWディーラーで新車を購入した際にもらったインボイスです。
何とも味わい深いお洒落なデザインだと思いませんか?レターヘッドのフォントといい、
下のイラストレーションといい、たかがインボイスといえ、素晴らしいデザインですね。

インボイスにあるように実はこの1958年型、カナダのVWディーラーからデリバリーされた個体で、購入日は1958年の3月24日となっています。私の元に来るまでは、ずっとカナダにその人生ならぬ車生を過ごしてきたわけです。

ところで当時新車価格はたったの$1755だったんですね。まぁ当時の通貨価値からすると、結構な値段だったのかもしれません。初代オーナーはオプションのビニールレザーシートに、アンダーコート、運転席側ミラー、ラジオをチョイスして、オプション込みの総額は$1920.50。
で、下取り車の価格がなんと$1400もしたので、差額がたったの520.50ドルという内訳だったようです。下取り車はいったい何だったのでしょうか?

さて、このインボイスからうれしい発見がありました。インボイスにはシャシーナンバーとエンジンナンバーが記載されており、その記録から現状搭載されているエンジンはVWファクトリーでアッセンブリーされたオリジナルモーターであることが確認できたのです。

アメリカではエンジンの載せ替えなんて当たり前。使い古したエンジンはオーバーホールするより載せ替えてしまうケースの方がはるかに多いのです。

オリジナルのインボイスがあるだけで、いろいろと想像をかき立ててくれますね。

インテリアはシートドアパネル、ペイントなどほとんどの部分が1958年当時のオリジナルのまま。
天井に張られるヘッドライナーだけ張り替えられています。

photo/ Shin Watanabe

フロントラゲッジルームも非常にいいコンディションを維持しています。
外装のみオリジナルカラーで過去にリペイントされていますが、
インテリア、ラゲッジルームのペイントはオリジナルペイント。

photo/ Shin Watanabe

キーホルダーも当時のディーラーから配られたもの。
コインホルダーにもなります。

photo/ Shin Watanabe






Posted by : j-ishihara : August 4, 2005 2:27 PM

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コメント Comments

しんのすけ様。
どんな些細なものでも残しておくと何かの役に立つ。
このインボイスが良い例ですね。ヒストリーなどとは
無縁のように思える大衆車ビートルですが、一般の
オーナーレベルのヒストリーが垣間見られて嬉しくなります。

投稿者 Posted by 滝澤隆久 : August 4, 2005 5:44 PM

初代オーナーから受け継いだドキュメント類はまさにこの1958年型の財産ですね。他にもメンテナンスクーポンなど、デザイン的にも味わい深いものがたくさん残っています。追って紹介していきますね。

投稿者 Posted by しんのすけ : August 5, 2005 6:49 AM

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