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November 12, 2005

君はENZMANNを知っているか?

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週末のひとときいかがお過ごしですか?
カリフォルニアも昼と夜はずいぶんと寒くなってきました。昨日は暖房も使いました。
これから年末に向け、サンクスギビング、クリスマス等、ホリデーシーズンの到来です。
何だかワクワクする季節ですね。

さてさて、今日は非常に珍しいVWベースのスペシャルボディをご紹介いたしましょう。本誌でも17号ご紹介している1台。覚えていますか?

それでは早速行ってみよー!

車名はENZMANN 506:(エンズマン 506)。

1950年代から60年代に掛けて、ヨーロッパにはVWをベースにVW非公認の独自のモデルをプロデュースする様々なコーチビルダーが存在しました。その中でもスイスで超軽量スポーツカー製作していたのが“エンズマン”社です。未来的なそのスタイリングは今見ても充分新鮮ですよね。

ご覧の通り完全な2シータースポーツに生まれ変わっています。
しかも現車には非常に珍しいスライド式ハードトップが装着。
聞くところによるとスライド式ハードトップを装着した個体はこの1台のみ!

1956年にプロトタイプを完成させたエンズマンは、翌年のフランクフルトショーでデビュー。大きな注目を集めることになりました。車体剛性の観点からドアを廃したファイバーグラスボディは超軽量で、乾燥重量もわずか550㎏。その超軽量ボディのお陰もあり、ラリーやロードレースで大活躍しました。エンズマンに標準で搭載されたエンジンはVW 製の36馬力のストックでしたが、オプションでジャドソン・スーパーチャージャーやオクラサエンジン、そしてポルシェ356カレラ用の130馬力エンジンまでも選択することができました。エンズマンを購入したオーナーはほとんどオプショナルエンジンを選択したそうです。エンズマンは生産台数約100台と非常に少ないものの、1968年まで生産が続けられた意外と息の長かったコーチビルドであったことも意外と知られていない事実。

 

現車は1959年型で、1961年にアメリカ東海岸へ新車として渡り、2人のオーナーのもとで過ごしてきたというヒストリーを持っています。しかも実走で5600Km!という、もはや信じがたい走行距離。それを現オーナーであるミスター・オクラサこと、オクラサエンジンのスペシャリストであるジョー・ルイスさんが偶然見つけて購入しました。現車の正式名称はエンズマン506。デビュー当初はロードスターボディのみのラインナップ。スイス本国では現存率も高くオーナーズクラブも存在します。

非常に珍しいスライディング式ハードトップ。外からはルーフトップにマウントされる唯一のドアハンドルで開閉します。カギも付いておりセキュリティもOK。
 

驚くことにエンズマン社は創業者の息子によって再びVWベースで復活を果たしています。
ホームページも存在するので、チェックしてみてください!
http://www.enzmann-506.ch/





Posted by : Shin Watanabe : November 12, 2005 9:03 PM

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