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May 31, 2006
サクラメント・バグオーラマ速報2!
ハイ! 今日もサクラメントで開催されたバグオーラマの模様をお届けしましょう!
好タイムが続出したPRAドラッグレースとスワップミートの模様を紹介していきます。
それでは早速いってみましょう!
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ドラッグレースは9秒台、10秒台前半のETを叩き出すVWが続出。大きなアクシデントも発生せずに順調にレースが進められました。
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動画も用意しています!
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日本ではちょっと考えられないようなものもスワップミートに並んでいます。
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なんとメッサーシュミットまで登場! 広大なスワップミートエリアの足として活躍していました。
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すごいロッダー系カスタムも登場! なんとチェーンドライブのファンベルト!
今まで見たことありません!
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明日もバグオーラマのお届けします! お楽しみに!
これまで紹介したVWイベントの模様はここで一気にチェックできます!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 8:42 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 30, 2006
サクラメント・バグオーラマ速報!
お待たせしましたぁー! 今日はカリフォルニア州サクラメントで開催されたバグオーラマの模様をお届けします!
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ここ5年くらい毎年のように訪れているバグオーラマ。このイベントの最大の魅力はカーショー、スワップミートはもちろんですが、PRAドラッグシリーズの1戦も開催されることです。
ここサクラメント・レースウェイはベストタイムが連発するレーストラックなので、ドラッグレースの見応えも迫力充分ですよ! 動画でも少しアップ予定なので楽しみにしていて下さいね!
ブログ用の写真もたくさん撮りました! 出し惜しみしながら数日に分けて紹介しようと思っています。
それでは現地の雰囲気をお楽しみ下さい!
どこかで見たことのある人たちは散財中! 実はワタシも。。。。
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あ、今日はもう出かけなくちゃ!
サクラメント・バグオーラマの様子は明日以降もジャンジャンお届けしますのでお楽しみ!
あ、1967コンバチとインターメカニカの報告もしなくてはね! ブログ休んでいる場合じゃないんですよ、本当は!?
次回をお楽しみに!
これまで紹介したVWイベントの模様はここで一気にチェックできます!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 4:50 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 27, 2006
日本からの訪問者
今週アメリカはメモリアルデー(戦没者追悼記念日)・ウィークエンドのため、3連休。フリーウェイの至るところでは金曜日の早くから渋滞がはじまっています。
昨日金曜日は本誌ガッツ石原くんとmotowonVWでお馴染み、endくんのコンビが出張で渡米。ウチで合流することになりました。
両氏は到着していきなりスーツケースを広げています。なぜなら限られたレンタカーのスペースを最大限に確保し、週末の猟に備えるため!?です。
この後我々は所要時間7時間をかけてある場所へ向かいました。
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現在我々はカリフォルニアの州都、サクラメントにいます!
昨晩、フリーウェイの5番を一気に北上し、7時間かけてやってきました。
土曜日と日曜日はバグ・オー・ラマというVWイベントの取材です。
このイベントはドラッグレース、カーショー、スワップがひとまとめになった、それはもうお買い得セットのような催し。かれこれ5年近く、毎年のようにここサクラメントを訪れています。
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このイベントの詳細は8月発売予定の本誌27号でお届けするので、お楽しみに。
明日、日曜日も早朝から取材、じゃなくてスワップミートでお宝探しに励みます!?
スワップでの模様はここのブログでもお届けしますのでお楽しみに!
ところで会場で見つけた変なハブキャップ。これ知っていますか?
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ご存じの方はコメントよろしくお願いします!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 6:58 PM | コメント Comments (1) | トラックバック TrackBack (0)
May 25, 2006
ロクナナオーナー共通の悩み(1967 Conv. Project)
VWビートルのモデル史の中でも、もっとも大きなターニングポイントの1つに挙げられるのが1966年8月に登場した1967年型です。
世界的に非常に人気の高いロクナナですが、この年式のみに採用されているユニークなポイントがたくさんあります。ただ、そのユニークなポイントの中には、何か不具合(欠点)があった故に1年のみの採用となったことも考えられるわけで、ロクナナ特有のウィークポイントも潜んでいるのです。
今日は恐らく、半数以上のロクナナオーナーが抱えているであろう、ある悩みを解決するあるものをお見せしましょう!
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1967年式は、これまで6Vであった電装系がようやく一般的な12Vに変更。
登場以来一貫して使用されてきたヘッドライトデザインにも、ついに手を入れられることになりました。
翌年になると、テールランプやバンパーの形状が変更されるなど、さらにモダン化進んでいくわけですが、1967年型はまさにビートルが大きな変貌を遂げる過渡期のモデルであるのです。
6V時代のディテールを多く持ち合わせていながら12Vの実用性を兼ね備えたモデル。
またフロントフェンダー、リアフードのデザイン、リアダブルバンパーの形状、ドアハンドルなど、細かいディテールでも1967年型のみでしか採用されなかったものが数多くあり、これが現在でも世界的に非常に高い人気を誇る要因の1つでもあるわけです。
しかしながら、このロクナナにはこの年式特有のウィークポイントも存在します。
その一つがドアハンドル。1967年型のドアハンドルのプッシュボタンは前年までの四角い形状から丸形に変更されました。
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しかし翌年の1968年型では、早くも全く異なるトリガー方式のドアハンドルに改められることになります。
したがって、ロクナナ用のドアハンドルは流通量も非常に少なく、リプロダクションパーツもなく、新品のスペアパーツ供給も滞っています。
さらに輪を掛けて状況を悪くしているのが、このプッシュボタンパーツ自体が非常に柔な作りなので、かなりの確率で問題を抱えている個体が多いと思います。プッシュボタンに問題を抱えていると車外からのドアロックの施錠、解除が困難になります。セキュリティの問題にも関わるので、何とかしたいところですよね。何を隠そう、日本へ渡った67コンバチも何とか施錠&解除できるのですが、このトラブルを抱えております。10回くらいキーをグリグリしないと鍵を開けることができません。そんなことも知らずにロクナナではじめて外出した際、鍵が開かずに青くなりました。その後、いいコンディションのロクナナドアハンドルも探していたのですが、なかなか見つかりません!
でもいい解決策が見つかりましたよー! ロクナナオーナーに朗報です!
先日お邪魔したオレンジのVWショップ、BFYでは、なんとドアハンドルのリペアサービスを行っていたのです! 早速突撃取材しちゃいました!
ロクナナのドアハンドル構造検証も踏まえて、リペアの模様をお届けしましょう。
下の写真がロクナナのドアハンドルから取り外したプッシュボタン。このパーツはキーシリンダーをカバーしている側はピンも含めて一体の鋳物なのですが、特にピンの箇所は中空で比較的柔らかい素材のため、簡単に折れてしまうのです。
左が良品で、右が問題を抱えた個体。矢印のピンが欠落しているのが分かりますよね。
本来このピンがガイドを通ることによってプッシュボタンが真っすぐにはいるはずなのですが、これが欠落していると上下、左右方向にボタンが入ってしまうのです。
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ちょっと勿体ないなーと思いながら、思い切って良品の方のピンもポキッと行きました! ドライバーでほじればホント、簡単に折れてしまいます。確かにドアのキャッチ側の機構が渋くなっていると、これでは簡単に折れてしまうでしょう。
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それではリペアに入ります。考え方としてはこの折れてしまったピンの代わりに頑丈な別のピンをインストールしようというものです。
作業を担当してくれたのはBFYのボブ・ラコステさん。最近Hot VWsにも掲載されたタイプ3バリアントを所有しています。本誌でも紹介予定なのでお楽しみに。
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新しいピンをセットする箇所にピンよりも0.2~3mmほど小さい穴を開け、そこに新しく用意したピンを圧入していきます。
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用意されていたピンはロクナナドアをリペアするためのパーツではないので、長すぎます。
ドアのロック用フックに引っかからないようにカットします。
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ハイ! これで完成。ワタシの叔父の67コンバチもこれで問題なく施錠&解除ができるでしょう!
ボブさん、1年半前ほどからこのロクナナドアハンドルのリペアをはじめ、20セット以上のロクナナ・ドアハンドルを治したそうですが、今のところ1つも戻ってきていないそうです!
ドアハンドルを装着した際のレポートは日本よりお届けいたします!
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このドアハンドル掘り下げていくと結構奥が深くて、VWは1960年代後半は毎年のようにドアハンドルの機構を変更しています。
実はこの丸型ボタンは一部1966年型にも採用されておりますが、裏側のロック機構のデザインは違います。外側は一見どちらもロクナナ専用ですが、互換性はありません。上が1966年型用。下がロクナナ用。いやー奥が深すぎます!
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こちらは上が1960~1964年型に採用されたハンドル。下は1965年で採用されたハンドルです。裏側のデザインは全く違うので互換性はありません。
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このロクナナドアハンドルのリペア、もちろん日本からもオーダー受け付けています。
ハンドルをBFYに送れば、パーツが届いてから1週間以内に修理してくれるそうです。
ドアハンドルの修理は1つに付き25ドル。キーのマッチングも1つに付き20ドルで行ってくれます。
クレジットカードでの支払いもOKです。
BFY Obsolete Parts
1460 N Glassell St
Orange, CA 92867-3612 USA
さて、日本にいる1967コンバチは車検取得に向け整備がはじまりましたが、色々出てきているようです。今回のレストア、メカニカルは基本的に手が入っていないので、果たしてどのようなことが起こるか? 次回はその辺もレポートしていきますのでお楽しみに!
これまでの1967 Convertibleの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 6:30 AM | コメント Comments (1) | トラックバック TrackBack (0)
May 24, 2006
注目のブログがスタートしました!
以前ここのブログでも紹介したカメラマンにはとても見えないフォトグラファー、小池のとっつぁんがブログをはじめました! 1年の半分近くを海外で過ごしているという人だけ(デルタエアラインでミリオンマイラーだそうです)に、色々なところからアップされる満腹ネタ!?じゃなくてスポーツシーンのレポートに期待しております! (ブログのタイトル、取材旅行のハズが満腹紀行になってるゾー! なぜだ!?)
是非チェックしてみてください! いきなり芋焼酎ネタが出てきますが。。。
これでシャラポワの写真くれますよね? 小池のとっつぁーん!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:35 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 23, 2006
左リアブレーキもひどい状態でした(インターメカニカ Project)
引きずりを起こしていた右リアのドラムブレーキを分解し、ホイールシリンダーの検証を行ったところ恐ろしい状態であったことをお伝えした前回のインターメカニカ・プロジェクト。
今日は、引き続き左リアのドラムブレーキも分解して状況を検証していくことにしましょう。
ホイールシリンダーだけでなく他にも気になる箇所が出てきました。
続きは↓をクリック!
前回、最後にお見せした左リアのドラムを外したときの写真。一見普通の状態ですが、この写真からも気になるポイントがハッキリと見て取れます。それはベアリングを覆っているシールが妙にしっとりとしていること。これは明らかにシールが硬化してグリースが漏れ出している証拠であります。
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まだそんなにひどい状態ではないかもしれませんが、やはり交換しておいた方が無難でしょう。13年選手だけにこの辺りのラバーパーツは交換時期に差し掛かっているハズです。大きなトラブルになる前に事前に手を打つのが大事ですね!
ということで、左ブレーキも早速バラし、ベアリングを覆って、バックプレートも固定しているカバーを外していきましょう。
まずはアウタースペーサーを外します。ドライバーでちょっとほじくれば簡単に抜けてくれます。
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そして、シールを取り外します。本来だとベアリングカバーにしっかりと圧入されているので、取るのに一苦労なのですが、ドライバーでちょっとほじくったら簡単に取れました! やはりゴムが硬化して縮まり、これがグリース漏れの原因になっていたと思われます。
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続いてベアリングカバーを取り外します。14mmのボルトを4箇所緩めるだけ。
4本のボルトを外すとバックプレートも外れる状態になります。
ところでIRS(ダブルジョイント)サスペンションの場合は、このベアリングカバーとバックプレートの間にガスケットがありません。 これがスイングアクスルの場合だと、ミッションオイルがここまで来るので、紙製のガスケットが挟まっているはずです。
ベアリングカバーを外すと、ベアリングが顔を出します。日の目を見るのは13年ぶり!?
ベアリングのハウジングのまわりに付いているゴム製のOリングも取り外します。
すっかり伸びきっていました。
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ここで、元気な58BugをドライブしてオレンジにあるBFYへひとっ走り。実はグリースシールの交換予定はなかったので、パーツの準備をしていなかったのです。オレンジカウンティには30分も走ればVWショップがいくつもあるので、本当に助かります。ついでに届いたばかりのレッツプレイVWs26号もデリバリー!
BFYで働くジュリアンも本誌の熱心な読者です! ここでちょっと面白いネタを見つけましたので、後日レポートします! お楽しみに!
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こちらが購入したシールキット。残念ながらOリングだけの取り扱いはなく、使用するのは右写真の3点だけ。ブランドはSABO、ブラジル製です。グリースシールは今まで装着していたものと形状が違いますが、問題なくフィットするとのことです。この辺のパーツのクオリティは数年後に答えが出ることでしょう。
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左リアブレーキを組み付けていく前に、こちらのホイールシリンダーの状態もチェックしてみましょう。
外観を見る限りは全くの良品。ラバーのブーツもいい状態です!
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しかーし! ブーツを開けてみると、、、
左側には得体の知れない物体が付着しています! 右側は比較的キレイ。
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右側ほどひどくはありませんでしたが、やはりシリンダーからピストンが抜けません。バイスグリップでグイッと行くと、、、、
やっぱりひどい状態でした!
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というわけで、こちらもお役ご免! 前回新品のホイールシリンダーをさらにオーバーホールしたものを使用することにします。
さて、パーツも揃ったことだし、早速ベアリングカバーの再組み付けに掛かります。取り外したパーツもガソリンでクリーニング済み。
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ハンマーで叩きながら入れていくのですが、この時古いベアリングのレースを使用して叩いていくと、より均等に力を加えていくことができます。丁寧に慎重に叩きながらシールを入れていきます。
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ベアリングカバーを装着する前にアウターベアリングにもグリースを塗り込みます。
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ベアリングカバーをボルトで締め付け、スペーサーをセットします。スペーサーは真っ平らの方が外側になります。
さらに新しいホイールシリンダーを装着して、後はブレーキシューなどを組み付けていくだけです!
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ハイ、今日はここまで。次回をお楽しみに!
これまでのインターメカニカの模様はこちらからチェックできます!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:17 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 22, 2006
今まで止まれたのが不思議です(インターメカニカ Project)
前回は引きずりをおこしていた右リアドラムブレーキをバラした模様をお届けしたインターメカニカ・プロジェクト。今回は取り外したホイールシリンダーを早速検証していきましょう!
こんな状態で良く今まで止まれていたものです。
あー恐ろしい。
続きは↓をクリック!
取り外したホイールシリンダー、一見状態はそんなに悪そうではないのですが、ラバーブーツを外したその瞬間から異変に気がつきました。なんと左右のピストンがシリンダーと固着しているのです。
こちらがシリンダーのアップ写真。本来この箇所がブレーキペダルを踏んだ際に油圧で押し上げられ、ブレーキシューをドラムに押しつけるのです。
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ホイールシリンダーをバラして中の状態をチェックしようにもピストン抜けない。
バイスグリップでガッチリピストンとシリンダーを掴み、ぐりぐり力ずくで何とかバラすことができました。
ピストンの無惨な姿をご覧ください。なんとサビています。
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ブレーキが引きずりを起こすまで、機能していたのが不思議なくらいです。
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無惨な姿となったバラバラのホイールシリンダーはもちろん再利用できるはずもなく任務終了。恐らく1度も交換されたことがなかったと思います。よくぞ13年間働いてくれました。パーツは記念に取っておこうと思います。
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パーツの検証はこの辺にして、早速新品のホイールシリンダーを用意! ただしそのままポン付けはしません。全部バラして、ゴムに使用できるグリースを各パーツに塗布してから再度組み付け。
ホイールシリンダーの構造はこちらをチェックしてみてください!
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さあ、ホイールシリンダーをセットして新しいブレーキシューをセットすれば早くも路上復帰です!
しかーし! そうは問屋が卸してくれませんでした。左側のドラムを取り外したところで見過ごすことのできない問題を発見しまったのです!
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次回に続く。
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 10:13 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 21, 2006
リアドラムを取り外す秘密兵器登場!(インターメカニカ Project)
めでたくプロジェクト(不動車)の仲間入りを果たしたインターメカニカ。前回のレポートではリアブレーキのリフレッシュを開始しようとしたものの、アクスルナットが全く緩まず、したがってドラムが外れず、ゆえにブレーキに手が入れられず、いきなり壁にぶち当たってしまったことをお伝えししました。
でも秘密兵器をゲットして今日は作業が順調に進みましたよ! (上の写真はJesus Fishではありません)
続きは↓をクリック!
前回レポートしたようにトルクマイスターとバカ力だけではどうしようもないので、早速Sears(シアーズ)とホームセンターへひとっ走り。
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ここシアーズはいわゆる普通のダイエーやイトーヨーカドー(今はセブン&なんちゃらかんちゃらって言うんですよね?)のような一般庶民系のスーパーです(食品よりも衣料品、家庭用品が中心)。ただここシアーズにはアメリカに住む人であればほとんどの人がガレージ常備しているであろう、クラフツマンブランドのツールを取りそろえております。数もとても充実していて、VWの整備には必要不可欠なメトリック(mm)工具もしっかりと取りそろえられてるのがうれしいところ。今回シアーズでゲットしたのがこれ! アクスルナットサイズの特大ソケットとブレーカーバー。差し込みソケットも特大の3/4インチ!
ただ、さすがに36mmの3/4インチ差し込みソケットなど特殊なものはなく(1/2インチソケットはあったんですけど)、ほぼ同じ寸法の1 7/16インチで対応することにしました。特大トルクが掛かるだけに差し込みソケットは3/4インチの方にしたかったのです。
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さらにホームセンターで150センチほどの長さの鉄パイプを購入! 今晩の集会ために備えます。って違うってば! どのように使用するかは後ほど。
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ところで冒頭でお見せした写真。ゴールドフィッシュのような形をしたものですが、これ空冷VWショップ扱われているスペシャルツール。このツールの端をハンマーで叩いてアクスルナットにインパクトを与えながら緩めることができる便利アイテムです。名付けてゴールドフィッシュツール!(勝手に名付けました)
ではいざ決戦です!
まずはゴールドフィッシュツールで36mmのアクスルナットにインパクトを与えます。ナットには事前にUD40(潤滑スプレー)などを吹き付けておくとさらにいいでしょう。
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で、先ほどの鉄パイプが活躍するときがきました。鉄パイプにブレーカーバーを差し込み、グイッと力を入れたら、あらまー! 簡単にアクスルナットが緩みました!
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左右のアクスルナット、そしてホイールのナットを緩めたところでジャッキアップ。ホイールごとドラムを外そうとするとフェンダーに引っかかって外れないので。ホイールだけ外します。
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リアのドラムブレーキはご覧のような構造となっています。
先日お伝えした1958Bugのフロントドラムとの違いはサイドブレーキの有無とホイールシリンダーの位置が12時の位置になること(フロントブレーキは進行方向後ろ側の横)。
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まずは下側のリターンスプリングを外し、さらにサイドブレーキのフックを取り外し、上のリターンスプリングは残したまま両側のブレーキシューを一緒に取り外します。
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引き続きブレーキラインを外し、ホイールシリンダーを取り外します。もうこの辺の作業は慣れたものです♪
さあ、これがおそらくトラブルの原因であろうホイールシリンダー。外観を見る限りはそんなに悪くなさそう。しかし。。。。
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この後、驚きの事実が発覚!!
ハイ! 今日はここまでです!
次回は取り外したホイールシリンダーをじっくりと検証していきます。まじビックリです。
つづく
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 4:19 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 20, 2006
こんなバッグの登場をずっと待っていたんです!
私も思わず6つ大人買いしてしまいました!
一見、女性向けのただのバッグですが、あれっ、と思った方。
あなたは相当壊れたVWフリークじゃないですか!?
見る人が見たら、あーこれっ!と、うなずいてしまうお洒落なバッグ。
しかもオリジナルのあれを使用しているんですから。。。
続きは↓をクリック!
まだ商品の名前も、値段も決定していない出来たてのホヤホヤ。
実はこのバッグ、先日お邪魔したウエストコースト・クラシック・レストレーション(以下:WCCR)のオーナー、レニー・コップさんのガールフレンド、スージーさんが製作したものです。なんとVWのシート生地を使用して製作されています! 中にはオリジナルのNOS生地を使用しているモノもあるんですから!
まずはスプリット・ウィンドウ世代(カバンの紹介じゃないみたい!?)
レニーさんがドイツからわざわざ取り寄せているスプリットウィンドウ用のファブリックを惜しげもなく使用して作られました。非常にいい仕上がりです。ワタシにはどこぞのブランドものと区別が付きません!?
スプリットウィンドウのインテリアにも素晴らしいマッチングです。
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こちらは1958-1960年型に採用されていたシートカラーのパターン。
写真のグリーングレーの他にブルーグレー、ブラウン、レッドもあります。
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続いて1965年のタイプ2に採用されていたシート生地パターンで製作したものがこれ!
カラーもプラチナ、メッシュグレーなど各種取りそろえる予定です。
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バスに備わるフックに何気なく引っかけておくとお洒落じゃないですか?
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そして、こちらが1964年型ビートルに採用されていたシートパターン。なんとオリジナルのNOSシート生地を製作して製作されました! まだプロトタイプだというのに無理言って即購入!
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さて、気になる販売の方法夜価格ですが、まだ未定! 基本的には直売のみとなる模様です。 VWクラシックウィークでWCCRが開催するオープンハウスパーティで販売予定とのことです。詳細が決まり次第ここのブログでも報告しますのでお楽しみに。
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ご意見リクエスト、その他問い合わせは、WCCRのスージーさん宛にメールしてみてください!もちろん英語でね! 英語はNGという方はここのブログにコメントしていただくか、こちらまでメールしてください。ワタシが責任を持って伝言いたします。
For further inquiry about these "Seat Bags", send an e-mail to Sue @ West Coast Classic Restration!!
ちなみにワタシはラップトップコンピューターを入れるバッグと財布が欲しいなーとリクエストしました。
そのうち飛行機にキャリーオンできるローラー付きのカバンも欲しいし、カメラバッグも欲しいなー!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 4:11 AM | コメント Comments (4) | トラックバック TrackBack (0)
May 19, 2006
夢のVW黄金週間まで3週間となりました。
毎年6月、南カリフォルニアのいたるところでイベントが開催されるVWクラシックウィークまで、いよいよあと3週間となりました。オレンジカウンティのVWコミュニティーもなんだかせわしくなってきています。
ワタシも今日は打ち合わせのためにイベントプロモーターや、VWショップなどを巡回。58Bugであちこち回ってきました。
続きは↓をクリック!
まずはウチからクルマで10分ほどのリッチ・キンボール氏のお宅にお邪魔。VWクラシックの打ち合わせと、ちょっと暖めている企画の相談に。今日は打ち合わせの前に「俺の新しいコレクション見ていけよ」と、コレクションルームへ連れて行かれました。それにしてもいつ見てもすごい数のコレクション。現在あまりに増えたので整理中とのこと。いつもリッチさんのお宅にお邪魔すると、いつも何かしら新しいものがあります。
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リッチ・キンボール氏宅を後にして次の訪問先はウエスト・コースト・クラシック・レストレーションです。
以前紹介しましたよね。その仕上がりの素晴らしさから現在3~4年のウェイティングリストというVW専門レストレーションショップです。今年で丁度20周年目を迎え、VWクラシックウィークではオープンハウスパーティも開催されます。ショップ代表のレニー・コップさんは「ちょっと新しいツール手に入れたんだ。見ていけよ」と、超特大トルクレンチを見せてくれました。ここも打ち合わせの本題にはいるまでが長い!?
レニーさんとガールフレンドのスージーさんは、オープンハウスパーティに向けお楽しみ企画を考えているようで、面白いものを見せてくれました。近々ここのブログでも紹介しますのでお楽しみに!
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それにしても、ここWCCRにはいつも興味深いVWたちが入庫しています。
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いやー、色々なVWに見とれていると、ついつい長居してしまいます。
今、南カリフォルニアで一番期待されているVW専門のメタル職人、ジェリーさん。
今ここでは今までの常識を覆すとんでもないVWプロジェクトが進行中。Xtreme VWs DVD用にそのプロジェクトをドキュメントで追いかけています。最近すごく忙しくて自分のプロジェクトに費やす時間がめっきり減ってしまったのが悩みの種。いつ完成するかなー? でもここでの作業を見ていると、本当に時間を忘れてしまいます。興味深い色々なプロジェクトが進行中。
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というわけで、今日はたった3件の訪問でタイムアウト。でも新しいネタを色々ゲットしましたよ!
もう最高です! VWとの生活はこれだからやめられません!
どれから紹介していこうか非常に迷うところですが、本誌も期待していてくださいね!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:43 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 18, 2006
ようこそNIPPON!(久々の1967 Conv. Project)
先月の29日にロングビーチの港を出港してから約3週間。
とうとう1967コンバチが横浜に到着!! 先ほど通関を無事完了し、晴れて日本入国を果たしました!
でもちょっとマイナートラブルが。。。。
続きは↓をクリック!
私の叔父が若き日し頃、結婚を機に手放したロータスホワイトの1967年型のコンバーティブル。
その叔父が長年の夢であった1967年型コンバーティブルを再びドライブしたいと、カリフォルニアでベースカーを探し始めてから1年近く。ようやくベース車が見つかりフルレストアを開始してからさらに1年近く。
この写真を眺めていると感慨深いものがあります。
1967コンバチは太平洋を越え、ようやく、ようやく、
極東の地、ニッポン、横浜本牧の港に到着しました!
しかしちょっとしたドタバタ劇がありましたので、ここに報告したいと思います。
今回、日本サイドでの通関、点検、予備車検整備等のテイクケアは、日本の老舗空冷VWショップのひとつ、栃木県のBug Spot塚本さんにお願いしております。自らもフルレストアした(まだ途中?)1967年型を所有していらっしゃるロクナナマニアでもあります。
塚本さん、ヘルニアで腰が痛いにもかかわらず、自ら横浜までローダーをドライブし、1967コンバチをピックアップしに行っていただきました! しかもバッチリ写真も撮っていただき感謝です!
実はワタシもこの本牧の港に訪れたことがあります。それは今自分のガレージに収まっているインターメカニカをカナダに送り返した2003年のことでした。
一時期はこのインターメカニカとうちのガレージを共にした1967コンバチ。今度は1967コンバチが遙か極東の地へ渡り、かつてワタシのインターメカニカが足跡を残した地に降り立つ。
うーん、VWはロマンです。
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で、やっと日本の地を踏むことになった1967コンバチですが、保管されていた保税倉庫でちょっとしたトラブル発生との報告を塚本さんよりいただきました。なんとエンジンが掛からないのです。初期爆発もなかったようなので、どうもガス欠みたい。
あれー、ガソリン半分ぐらい入っていたと思うんだけどなー。
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とにもかくにも何とか押しながらローダーに積載していただき、本日の午後に栃木のBug Spotに無事入庫を果たすこととなりました。重ね重ねヘルニアにも関わらず、ハンドパワーで積載までしていただき、すみませんでした! これまで、ずっとアメリカで生活してきた1967コンバチ、はじめて地を踏む極東の地、ニッポン。ちょっとナーバスになっていたのでしょうか!?
さて、気になるエンジン始動不能の原因ですが、これがまた思いっきり不可思議な原因でした。
なんとデスビが固定されておらず、全くタイミングがずれている状態だったとのことです。何かの拍子でデスビがくるっと回ってしまったようなのですね。誰だ!デスビを固定していなかったのは! ワタシです(汗)。
ところでこのデスビですが、塚本さんより気になる指摘をいただいています。センターのロッドがガタついており、それが原因でデスビ内部はご覧のようにサビの粉で真っ赤な状態。とりあえずグリースを塗って応急処置は施しましたが、抜本的な対策が必要かもしれません。ここはポイント式からポイントレスの非接点式にしてノーメンテナンスかを図った方が良いのではと提案をいただきました。この辺は後ほど詳しく検証していきたいと思います。
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この他にも日本の道路事情で快適にドライブするためのモディファイは、これから予備車検取得整備を進めていく上で出てくると思いますので、さらにレポートしていきます。お楽しみに!
1967コンバチの模様はBug SpotさんのHPでも紹介されると思いますので、要チェック!
これまでの1967 Convertibleの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:57 PM | コメント Comments (8) | トラックバック TrackBack (0)
May 17, 2006
今度はお前か!!!(インターメカニカ Project)
一難去ってまた一難とはこのこと。まあ、最近は難ではなく、なんだか楽しいイベントが到来したような気分でちょっとうれしいような!?なんだか複雑な気分です。
今度はこっちのブレーキが音を上げましたので、晴れてDo It Myselfプロジェクトの仲間入りです。
最近トラブルでも精神的に凹むどころか、なんだかうれしくなっている自分が恐いです。
続きは↓をクリック!
このインターメカニカを購入したのが、1993年のこと。はや13年が経過しました。日本からわざわざメーカーのあるカナダ・バンクーバーに送り返して、2000㎞以上に及ぶアメリカ西海岸を縦断ドライブ。カリフォルニアに連れてきて、再び一緒に過ごすようになったのが2003年秋のことでした。もうこのクルマはどんなことがあっても手放せません。地獄の果てまで連れて行くゾー!
気がつけばこちらに来て3年目を迎えております。その間オイル交換、油脂類の補充は行ってきましたが、ブレーキはずっとブラックボックス状態。全くの放置プレイ状態でした。
アメリカには車検制度のようなものはないワケで(1974年以降クルマには排気ガスをチェックする制度はあります)、クルマのメンテナンスは基本的に自己管理。というわけでやっぱり来るときが来たという感じです。
ある日、インターメカニカを快調にドライブしていたのですが、ボーッとしていたせいか信号が赤になっているのに気がつかず、今までに踏んだこともないようなペダルの踏み方でホイールをロックさせながら急ブレーキを掛けました。この時どうもリア右側のホイールシリンダーがおかしくなってしまったようで、ブレーキを引きずった状態に陥りました。まだドラムを開けていないので何ともいえませんが、原因はキッチリ検証していきたいと思います。
まあ、とにもかくにも長年溺愛してきたインターメカにもついに自らメスを入れるときが来ました! 日本にいたときから、重整備に関してはずーっとメカニックの方任せでしたからね。でも今度は自分でやりますよ!
今回インターメカニカで行おうと思っている作業内容は、
●ブレーキシューの交換
●ホイールシリンダーの交換
●ブレーキフルードのリフレッシュ
●ドラム交換
といった具合で行こうかと考えております。
しばらく手が入っていなかったブレーキだけに思いっきり過保護に手をかけてあげようと考えております。
それでは早速作業を開始していきましょう!
ホイールキャップを外して、5本のボルトを緩めます。
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ジャッキアップしてウマに噛ませてしっかりと固定。タイヤを外します。
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ホイールが外れました。ポルシェ356風のドラムカバー、ドラムスキンズも取り外して、ドラムがコンニチハ!
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アクスルナットにセットされているコッターピンを取り外します。これは再利用しないで必ず新品に取り替えましょう。
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58Bugのフロントブレーキを自分で作業したばかりなので、もう慣れたもの。と行きたいところですが、リアのドラムを外すのは生まれて初めて。果たしてうまくいくのか。しかもリアのドラムは36mmの特大ナットで、しかも35mkgという強大なトルクで締め付けられています。素直に外れてくれるのでしょうか。
でもダイジョブデス! 今回はこのアクスルナットを取り外すために秘密兵器も用意してあります。
その秘密兵器とは、
締め付けトルクをなんと9倍に増幅してくれるトルクマイスター。
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このトルクマイスター、本来は30mkgで締め付けられているフライホイールの取り外し、再締め付けのためのスペシャルツールなんですが、ドラムにアダプターをセットするとアクスルナットの取り外しにも使用できるという優れもの。
アダプターをこのようにセットし、11mmのレンチで矢印の箇所を緩めれば簡単にアクスルナットが緩むはず。
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緩むはず。
ゆ、緩むはず。
緩むはずじゃないのか?
緩まない。
ナメておりました。いきなり壁に激突です。アクスルナットが外れない。全くビクともしない。
トルクマイスターという便利ツールを持ってしても全くビクともしません。
3年近くも放置していたから無理もないか。。。
したがいましてホームセンターへ直行! 次の秘密兵器は。。。。
続く。
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:42 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 16, 2006
サンディエゴまでちょっと足を伸ばしてきました!
ワタクシの58Bugはバッテリーもリフレッシュしてようやく完全復帰!
自分で交換したバッテリーで電力を供給し、自分で組みあげ載せたエンジンを動力にしながら走り、そして自分で交換したブレーキで止まる。うーん、感慨深いものがあります。58Bugをドライブするその一瞬一瞬が感動です。
ということで先日はサンディエゴ方面まで足を伸ばし、思い存分58Bugをドライブ!
毎年この時期の名物を見に行ってきました。
今日は動画タップリでお届けします!
続きは↓をクリック!
女房を乗せ58Bugでフリーウェイの5号、通称サンディエゴ・フリーウェイを時速70マイル近辺で爆走中!でも一番右車線をキープ! オレンジカウンティから20~30分ほど下るとオーシャンサイドで早々とフリーウェイは退散、海沿いを走るコーストハイウェイ101号に乗り換え。ハイウェイといえど、こちらは一般道なのでVWにとって心地よいクルージングスピードで走ることができます。
見渡す限りパームツリーの101号を南下。ヒストリックロードといわれるだけあり、ここオーシャンサイドには古い映画館やダイナーなどが点在しています。101号はこのような雰囲気のある街並みがしばらく続きます。この日はカリフォルニアらしい本当に心地よい天候で、VWをドライブするにはもう最高! VWとカリフォルニアはもう最高のコンビネーションです! やっぱりカリフォルニアはいいなーと改めて実感する瞬間。空冷4気筒エンジンのサウンドも心地よいですねー。

101号をさらに南下し、オーシャンサイドを抜けカールスバッドに入ると、海が見えてきます。この日は穏やかで三角窓から入る風も爽やか。下道でのドライブは本当に楽しいですね。まもなく目的地周辺です。

ということで、今日のドライブの目的地はここ。カールスバッド・ランチのThe Flower Fieldです。
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この時期になると、ここの斜面一面が花畑になり、それはもうとってもキレイなのです! その広さなんと50エーカー!! え、わからないって!? 坪に換算すると61210坪、202400㎡、204反、20.4町もの広さになります。
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グーグルマップのサテライト画像からも花畑をハッキリ確認することができます。
丘の上は宿泊施設にもなっていて、近くにはレゴランドもあります。
丘の上からはカールスバッドの街と太平洋が一望することができます。
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ここカールスバッド・ランチのもう一つの目玉はビンテージトラクター。John Deereの年代物などがワゴンを引っ張りながら、ガーデン内のツアーを行っています。とってものどかでいい感じです。
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この日は全行程約150㎞の道のりを無事走破! エンジンもブレーキも、ベアリングも問題ありませんでした。イジるのも楽しいけど、やっぱりドライブするのも楽しいですね!
もう最高です! VWとの生活はこれだからやめられません!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:34 PM | コメント Comments (2) | トラックバック TrackBack (0)
May 15, 2006
6Vでも腐りとは無縁の最強バッテリーがあるんですよ!
(1958 Bug Project III)
ブレーキ&ベアリングのリフレッシュ、オマケにドラムまで新品にして、なめらかな素晴らしい走行フィーリング、そして頼もしいストッピングパワーを手に入れた1958Bug。早速ドライブと思い、キーをひねってもウンともスンとも言いません。
これまで、12Vのポータブルバッテリーでごまかしながら(絶対に真似してはいけません!)で急場をしのいできましたが。
もう、いけません。今日はバッテリーの交換とバッテリー周辺のお化粧直しです。
続きは↓をクリック!
6Vの電装系で一番困るのが、バッテリーが上がったときですよねー。
今のクルマのバッテリーはほとんど12Vなので、ジャンパーケーブルで電気を分けてもらうこともできません。充電式ポータブルバッテリーも常備しておりますが、これも12V 。これを使用して、絶対に真似してはいけない荒技でエンジンをスタートさせたことも何度かありました。ひとり押し掛けをしたこともありました(これも危ないので真似してはいけません)。
というわけで、ずいぶん前から用意していたのですが、面倒くさくてなかなか手を入れることができなかったバッテリーまわりのリフレッシュを行うことにしました!
作業内容は以下の通り!
●バッテリーをドライセルのオプティマバッテリーに交換! バッテリーの液漏れとはおさらば!
●キルスイッチを増設! しばらく乗らないときのバッテリー上がりを防止!
●バッテリーが置かれているフロアにPOR15を塗り、防サビ処理!
以上です。
ワタシの1958Bugですが、フロアに腐りもなく非常にいいコンディションをイジしているのですが、バッテリが置かれるフロアの塗装がはげて表面がうっすらとさびている状態だったので、前々から処理してあげたいと計画しておりました。
そのバッテリーフロアの処理に使用するは、ご存じ世界最強の防サビ・ペイント、POR15です。
このPOR15はサビ表面の金属に高分子化学的に直接結合し、強度な無機孔のコーティングを形成します。弾力性にも優れ、ひび割れ、亀裂、剥がれの心配もありません。
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まずは古いバッテリーを取り外し、早速POR15を塗り込んでいきたいところですが、その前にワイヤーブラシで軽く磨いて、POR15から出されているラストリムバーを塗っていきます。
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1時間ほどしてラストリムーバーが乾くと色が変化し、写真のような状態になります。
ここにPOR15を塗り込んでいきます。
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ところで、今回はしばらく乗らないときにバッテリーの配線をカットできるキルスイッチを増設しました。
これで、バッテリーが上がる心配もありません。スイッチのレイアウトも運転席から手が届く場所にセットしました。
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1日じっくりと寝かせて乾燥させると、非常に強固なコーティング層ができました!
これでバッテリーを搭載する準備OKです。
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今回搭載するバッテリーがこれ! ドライセルのオプティマバッテリーです。
バッテリー液を使用していないので、液漏れによる腐食の心配が全くありません。
旧車には是非ともオススメです! 6V用もラインナップされているのが本当にうれしい限りです。
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バッテリーのマウント方法ですが、色々迷いましたが、このように横に倒して置くことにしました。
通常のバッテリーではできない芸当ですよね! ターミナルにはショートしないようラバーのカバーをかぶせます。
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さぁ、準備完了! 早速エンジンをスタートさせてみます。
まるで12Vのようなスターターのまわり方です。動画でどうぞ!

これでやっと安心してドライブに出掛けることができます!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:06 PM | コメント Comments (2) | トラックバック TrackBack (0)
May 14, 2006
あなたのVWにも出生証明書を発行してくれます!
前回はワタシの1958BugのBirth Certificate、出生証明書が届いたレポートをお届けしましたよね。
私の場合は申し込みから届くまでに約1ヶ月ほど要しました。
ハイ、それでは今日は、お待ちかね! どのようにしたら出生証明書を申し込むことができるのか、ステップbyステップでレクチャーしちゃいましょう!
あ、安心してください! 英文でレターを書く必要もないですし、小切手つくる必要もありません。
必要なのはネットにつながったパソコンとクレジットカードのみ。
10分もあれば出生証明書の申し込みが完了します!
では、早速行ってみましょう!
続きは↓をクリック!
出生証明書発行を行ってくれるのはドイツ、ウォルフスブルグにあるVWミュージアムです。ここ宛に35ユーロの費用と出生証明書が欲しいVWのシャシーナンバーなどの情報を記述したレターを書いても対応してくれるのですが、国際小切手つくったり、レター書いたり面倒ですよね。
でもですね、世の中便利になったものです! 実はVWミュージアム、オンラインで出生証明書発行の申し込みを受け付けているんですよー!
ただ、大大大問題なのはその受け付けてくれるサイトがドイツ語のみの対応であるということ。なんで英語がないの?
英語で受け付けてしまうと大量のオーダーが入ってしまい、パンクしてしまうからなんでしょうか?
でもね、がんばって辞書片手にやりましたよー。成功しました!
まずは以下のURLアドレスにアクセスします。VWミュージアムの出生証明書申し込みのページです。
http://automuseum.volkswagen.de/urkunden.html
アクセスするとこんなページが出てくると思います。
フォームの記入内容は右の写真を参考にして入力してください。クリックすると拡大します。
費用は35ユーロかかります。
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送信ボタンを押すと下の写真のような画面になるはずです。
出生証明書の送り先を記入するページになっています。支払いに使うクレジットカードの請求先と同じ住所にしておいた方がいいでしょう。記入したら送信ボタンをクリック。
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次に入力情報を確認する画面に変わるとおもいます。内容に誤りがなければ送信ボタンをクリック。
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この時点で、VWミュージアムに情報は送信されました。問題なく送信されていれば、記入したEメールアドレスに確認のメールが届くと思います。タダこの時点で受付は完了していません。料金を支払わなくてはならないのです。下の画面が出てきますので、クレジットカードで支払う旨の送信ボタンをクリックします。
![]()
すると、別のウィンドウで以下の画面写真のようなクレジットカード情報を入力する画面が出てきます。
ここにクレジットカード情報を記入していきます。
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これで、オーダー完了です!
問題なくクレジットカードが決済されていれば、再度Eメールが送られてくるはず。確認してみてください。
1ヶ月後にはあなたの元にVWマークの入った封筒が届くはず! (出生証明書が届くまでの期間にはかなりばらつきがあるようです)
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皆さんも是非チャレンジしてみてください! あなたのVWにも意外な事実が隠されているかもしれません。
ところで、この出生証明書、メキシコビートルとか、ブラジルビートルなどにも対応しているのでしょうか?
誰かチャレンジしたことのあるメキビーオーナーの方って、いますか?
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 6:54 PM | コメント Comments (6) | トラックバック TrackBack (0)
May 13, 2006
Letter from Wolfsburg, Germany
先日ポストを開けたらドイツから大きめの封筒が届きました。
き、来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁ!!!!
続きは↓をクリック!
レターの送り主は、そうです! ドイツ、ウォルフスブルグにあるVWミュージムから!
待ちに待っていたあれがとうとう届いたんですよー!
宛先にはVWマークまで入ります。うーん、いいですねー。
なんだか合否発表通知を受け取ったような心境。どきどきしながら丁寧に封を開けます。
すると出てきましたよ! ワタシの58BugのBirth Certificate、出生証明書です!
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ご存じの方も多いと思いますが、ドイツ本国のフォルクスワーゲンはシャシーナンバーを送付すると出生証明書を発行してくれるサービスを行っています。こんな粋な計らいしてくれるメーカーってどれだけあるんでしょう? しかもビートルは大衆車ですよ! 本当に素晴らしいですよね。この出生証明書を誰でも簡単に取得できるよう、後日徹底解説していきますので、お楽しみに。
で、これが送られてきたワタクシの1958 Bugの出生証明書。
シャシーナンバー、モデル名、エンジンナンバー、ペイントカラー、製造年月日、出荷年月日、出荷先、そしてオプションや特別装備を表すコード、通称Mコードが記載されています。
ワタシの58Bugは1958年の1月9日生まれであることが判明いたしました。
さらに新たな事実も判明、うすうす疑ってはいたのですが、ダイヤモンド・グリーン(L412)と思っていたペイントカラーがライト・ブロンズ(L245)であることがハッキリしました。
Mコードは当時オプションや特別仕様などを番号で管理していたもの。タイプ2だけじゃなくて全てのモデルにも装備内容がMコードで管理されていたんですよ! タイプ2はシート背後にMコードプレーとなるものが付けられてされていて、オリジナルの装備内容を確認することができるようになっています。
ただタイプ1の場合はこのMコードプレートなるものは装備されていません。出生証明書などで確認するしかないのですね。
さて、そのMコードですが、ご存じの通りVWは毎年のように細かい変更が施されてきました。当然Mコードも毎年のように変更されてきており、内容がアップデートされています。
M134は内装の仕様やカラーを表すのにに使用されていたコードですが、届いた証明書の記述は
レザーレット(ビニールレザー)、アイスブルーとなっています。
ところがワタシの1958Bugのシートとドアパネルのカラー、そしてこの色の組み合わせはディーラーでのセールスドキュメントを見ての通り紛れもなくオリジナルのコンビネーションであるグリーングレーというカラー。
しかもこのアイスブルーは1958年式よりも高年式で使用されていたカラーなので、この年式に装備されているわけがありません。
このように1958年の生産当時のMコード情報は後になって上書きされてしまい、どうも各年式ごと当時の正確な残っていないようなのです。これは他のMコードにもいえることなので、全てのMコード表記が自分の年式当時の装備を表すものではなくなってしまっております。
出生証明書に記述されているMコードには他にも不可解な点があります。ちょっと検証してみることにしましょう!
まずはM167: 88Ahバッテリー これは問題ありません。寒冷地向けに容量の大きいバッテリーがあらかじめ搭載されていたことを示しています。
続いてM350。これは北米向けの装備がいくつか組み合わせられたコンビネーションのようですが、詳細内容は別紙が添付されておりました。でもこれまた不可思議。
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やはり高年式まで使用されていたコードなので、全てが1958年式に装備されていた内容ではないようです。ハザード、12Vバッテリーなんて1958年式にはオプションでも用意されていませんでしたしね。ブレーキも当時は全てドラムのハズ。なのにあえてドラムの記述があるということは、1967年以降ディスクブレーキがあった年代にドラムブレーキが装着されたことを指しているのでしょう。
ところで、このM350コードの中にちょっと解読不可能な不思議な装備を見つけました。
Without Flasher(フラッシャー無し)
Ram Protection(ラム・プロテクション)
これっていったい何なんでしょうか? んー、全く分かりません。眠れません。
というわけで、日本のMコード研究家権威であるバス沼さんこと、横浜バスストップの菅沼さんに早速スカイプで連絡。
バス沼さんとワタクシはあーだこーだ話ながらしばらく考え中。
ウィズアウト・フラッシャー、、、、、
ウィンカーをわざわざ取り払ってしまうオプションなんて無かったよねー。ウーン何だろう。。。。。。。
アメリカ、カナダ向けで違ったのは、、、、、
リアのウィンカーのレンズが赤一色だった事じゃないかな。ただ1958年式は全車種赤一色だったから1962年式以降の事だと思うけど。
つづいて。。。。
ラム・プロテクション? んー、わかんないなー。ラムって羊のこと? 羊のプロテクションって、、、、
もしかしてダブルバンパーのことかな? ほらカンガルーバーっていうでしょ、SUVに付いているやつ。
羊にぶつかっても曲がらないバンパーの事じゃないかな。
ワタシの58Bugに装備されてたM350装備は検証の結果、以下の通りと思われます。
フロントシートベルト
マイル表示スピードメーター
助手席側 鍵穴ロック付きドアハンドル
シールドビーム式ヘッドライト
ラム・プロテクション(ダブルバンパー)
これでM350の解読はOKでしょう!
で、次がこれまた難解です。M173とM179。なんといってもクルマ造った超本人でさえ分からないという回答なんですから!
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M173は年を経て何度か内容が変更されたようで、自分で調べたところラジアルタイヤの装備を指すようです。しかしバス沼さんは1950年代にラジアルタイヤなんてあったの? ごもっともな指摘です。どうもM173コードは年代によって違う装備が宛がわれていたようです。
バス沼さんのもっている資料によると、M173はどうも寒冷地仕様のようです。
具体的な寒冷地仕様の装備内容は不明ですが、そういえばエンジン降ろした際、ヒートエクスチェンジャーやホースに頑丈な断熱布が巻かれていました。これって、もしかしたらM173の一部だったのかもしれません。
そして、もうひとつM179。これはバス沼さんの所にも資料がありません。
ワタシの調べた限りではフロントシートの角度調整ラッチのことじゃないかと思うのですが、確信がありません。どなたか分かりませんかー?
それにしてもMコードの研究には人並み外れた連想力と想像力が必要です。バス沼さんありがとうございました。
いやーVWって本当に奥が深いですねー。
次回はお待ちかね、恐らく一番簡単な方法と思われるVW出生証明書の取得方法を紹介しましょう!
お楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:29 AM | コメント Comments (1) | トラックバック TrackBack (0)
May 12, 2006
本当に止まれるのでしょうか?(1958 Bug Project II)
ベアリングのインストールも終了し、ドラムもハブにセットしました。ブレーキ&ベアリングのリフレッシュも完了です! あとはタイヤ&ホイールをセットするだけ。
ちょっと待った!大事な作業がひとつ残っていませんか?
そうですね、あの作業をしないとクルマは止まってくれません。
続きは↓をクリック!
ドラムのセットも無事終了し、後はホイールを組み付けていきたいところですが、その前に必ずやらなければいけないことがあります。
それはブレーキのエア抜きです。
そうですね、ホイールシリンダーを一度取り外したわけですから、ブレーキラインには当然エアが入っています。ブレーキホースにエアが入っているとマスターシリンダーからの油圧がホイールシリンダーに伝わらずシューを交換したところでブレーキは効いてくれません。
通常だとエア抜き用のブリーザーはホイールシリンダー背後にあります。ブレーキを踏んだ状態、つまり油圧が掛かった状態で7mmのレンチでこれを緩めるとブレーキフルードが吹き出してくるわけです。ブリーザーからフルードのみが出てくるようになるまでブレーキを踏んだり離したりしながら、混入しているエアを抜いていきます。作業は最低2人で行う必要があります。一人がブレーキペダルを踏んでもらいながらブリーザーを緩めたり締めたりします。
ココで注意しなくてはならないのは、ブレーキフルードをためているリザーバータンクの残量もキッチリとチェックしながら作業を行うこと。ブリーザーからフルードを抜いているワケなので、当然リザーバータンクにたまっているフルードの残量はどんどん減っていきます。このリザーバータンクが空になってしまうと、ここからブレーキ系統に再びエアが入ってしまいます。
ブレーキフルードのリザーバータンクは年式によって位置は違いますがフロントフード内にあります。
残量に応じながら補充していきます。
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作業自体は至って簡単。このブリーザーにクリアなホースをセットします。
助っ人にブレーキペダルを踏んでもらい、7mmのレンチでブリーザーを緩めます。吹き出てくるフルードが泡状の場合、エアが混入している証拠。これがなくなるまでブレーキペダルを踏んだり離したりしながらエアを抜いていきます。動画でその様子をご確認ください。

ブレーキのポンピングを繰り返し、エアが抜けきるとホースを通るフルードの泡もなくなりクリアになってきます。これでエアは抜けました!
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今回、リアブレーキには手を入れていないのですが、古いフルードを入れ替えるために4輪全てエア抜き作業を実施。ブレーキのフィーリングがどこまで変わるか楽しみです。
ハイ! これで準備完了です。後はホイールをセットするだけ!
ところが。。。。。
実はハブキャップを固定するためのツメが1個折れてしまっていたんです。このまま放っておくと走行中にハブキャップがハイさよならー、なんてことになりかねません。
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ついでなのでココもリペアすることにしました。このツメが折れてしまうのは昔からごく一般的なマイナートラブルだったようで、VWワークショップマニュアルにもちゃーんとツメのリペアの仕方が記述されています。
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まずは折れてしまった爪を固定しているリベットを取り除かなくてはなりません。写真のようなチゼルを使用してハンマーを使用してたたき落とします。ちょっと勇気がいる作業ですが、ダイナミックにインパクトを与えていくと、意外と簡単にリベットを取り除くことができます。
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さて、次は新しいツメをセットするわけですが、新しいリベットを裏からハンマーで叩きながら潰していかなくてはなりません。幸いこのマニュアルに出ている、便利なツメをインストールするためのツールは今でも簡単に手に入れることができます。5穴ホイール乗りのVWやポルシェ356オーナーは持っていると便利なツールです。もちろんスペアのツメとリベットも簡単に手に入りますよ!
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ツメとリベットをツールとホイールに挟み込み、裏からハンマーで叩くわけですが、ウチにはこのツールをがっちり固定するためのバイスがないので、このツールを固定するのがちょっと大変。ホイールを裏っ返して、何とか安定させます。動画をご覧ください。
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ハーイ! 今度こそ準備完了です!
トルクレンチを使用してホイールを締め付けていきます。
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早速テストドライブに出掛けました!
で、結果は? もう最高です! ブレーキのフィーリングも明らかに向上しました。フルードを全て交換したせいもあるのでしょうか。ブレーキを踏んだときのペダルの剛性感も今までよりもガッチリとした印象です。さらに走りもずいぶんとスムーズになった印象です。ローラーベアリングがかなり効いていると思います。今まで明らかに走っているときのゴロゴロ感キレイに消えているのです。正直ここまでフィーリングが変わるとは思ってもいませんでした。

いやー、最高です。感動です。自分で組み上げたブレーキとベアリングがちゃんと機能してくれています。
ブレーキとベアリングのその後の経過もキッチリレポートしていきますのでお楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 2:02 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 11, 2006
いよいよ組み付けていきます(1958 Bug Project II)
無事NEWベアリングもドラムにセットすることができて、いよいよハブにドラムをインストールしていきます。
エンジンOHの時と比べると遙かに素早く路上復帰できそうですね!
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まずはドラムをハブにセット。しっかりと奥まで押し込んでいきます。
次にホイールベアリングを押しつけているスラストワッシャーをセットします。バブの溝にフィットするよう、出っ張りがついています。
あらかじめ新品パーツを購入したのですが、元々ついていたパーツはなんとVWマークのスタンプが入った純正パーツ。形状もかなり違います。右が純正で左がリプロ品。
結局純正を使用することにしました。
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スラストワッシャーをセットしたら一つめのハブナットをセット。この時の締め付けがトリッキーです。
ベアリングに軽くテンションが掛かる程度でOKなので、本当に軽く締め付ける程度。ワークショップマニュアルには4kgmのトルクで締め付け、その後に72度戻すと記述されていますが、左側のハブは逆ネジなのでトルクレンチが使用できません。目安としては指2本だけでナットを締め付け、しめた後にトンと軽く叩く程度で戻す。
もう一つの目安はナットとベアリングの間に挟まっているスラストワッシャーがドライバーでグッとほじくると動く程度。簡単に動いてしまうようだと緩すぎ、ほじくってもワッシャーが動かないようであればキツく締めすぎです。
キツいとベアリング焼き付きの原因となり、緩すぎるとがたつきの原因となりますので、慎重に作業を進めます。
一つめのハブナットをセットしたらハブロックワッシャーをセットします。このハブロックワッシャーは出っ張っている方を奥にセットしますので間違いないように。
ハブロックワッシャーをセットしたら2つめのハブナットを締め付けていきます。この時1つめのバブナットにもレンチを掛け、余計に締め付けられないよう注意しましょう。
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2つめのハブナットを締め付けた後もスラストワッシャーがドライバーで動かすことができるかチェックします。ココのチェックは非常に重要ですので、慎重に行ってください。
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スラストワッシャーに問題がなければ、ハブロックワッシャーを各ハブナットに引っかけるように折り曲げます。これで走行中にハブナットが外れるようなことはありません! これで完ぺきです!
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最後にダストキャップをセットして完成! 左側はスピードメーターケーブルとの接続も忘れずに。
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ところでこのダストキャップですが、こんな所にまでVWマークのスタンプが。当時の純正パーツにはほとんどVWマークがスタンプされていたのですね! 非常に興味深いです。
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仕上げはプライマーをスプレー。さらに耐熱ペイントをスプレーします。
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ペイントが乾くまで間に、普段手の届きにくい箇所にグリースアップを行いました。
この年式はグリースアップポイントが非常にたくさんあるので、タイヤが外れていると非常に効率よく作業を進めることができます。
今日はもうグリースまみれです。
ドラムのペイントが乾いたところで、ドラムのクリアランス調整。マイナスドライバーでアジャスティングナットを回しながらドラムをシューのクリアランスを調整していきます。
ハイ! これでホイール&タイヤをセットしたら準備完了といきたいところですがそうは問屋が卸しません。大事な大事な作業がもう一つあります。それは次回ということでお楽しみに!
続く。
次回のレポートをお楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:47 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 10, 2006
Oh My Grease!(1958 Bug Project II)
前回のレポートでは新しいドラムにベアリングのアウターレースを圧入したところまでをお届けしましたよね! 結構厄介な作業でしたが、アウターレースさえ正しくインストールできればベアリングのインストール作業は終わったも同然! 早速ベアリング本体をセットしていきましょう。
続きは↓をクリック!
上の写真と下の写真。う●ちではありません! 古いドラムのベアリング内に詰められていたグリースです。既にグリースとしての機能は失われ、固くなってしまって、その手触りといい、固さ加減といい、それはもうまさにうん●のようです。臭いがあの臭いでないのが救いです。
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まだ充分のグリースは残っていましたが、このまま放っておいたら、ベアリングに悪影響を及ぼしていたかもしれません。やはり車検のない国です。しっかりと自己管理していかなくてはなりません。
さて、汚いハナシはこの辺にしておいて、早速新しいドラムにベアリング本体を入れていきましょう!
圧入したレースに対してベアリングを試しに入れてみます。ウーンいい感じです。注意して欲しいのは、これはあくまでお試しでセットしているだけですからね。実際ベアリングをセットする際にはベアリング用グリースをタップリ塗ってからですからね!
アウターレースとしっかりフィットしているのが分かりますよね。
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実際ベアリングをセットする前にはグリースをタップリと塗り込んであげなくてはいけませんので注意しましょう。まずは下の動画のようにこれでもかというほど擦り込みながらベアリングにグリーズをしっかりと塗り込んでいきます。
ドラムのインナーとアウターベアリングの間にもタップリとグリースを充填してあげます。
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ドラム内側はベアリングのセットが完了したらグリースがドラム内に飛び散らないよう、シールを圧入します。ハンマーを使用して均等にインパクトを与えながらシールを押し込んでいきます。
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続いてドラム外側にもベアリングをセット。こちらにはシールはありません。
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これでベアリングのインストールは完了! いよいよハブにドラムをセットするときがきました!
ここからの作業がまたちょっとトリッキーなんですよー。
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続く。
次回のレポートをお楽しみに!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 8:29 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 9, 2006
ドラムにベアリングをインストールします(1958 Bug Project II)
前回はドラムからベアリングを取り外した模様をお届けしました! 取り外したベアリングのコンディションは上々だったものの、ドラム外側と内側で違うタイプのベアリングが入っていましたよね。ということで、ベアリングも新品に交換します。
今日は新しいドラムにNEWベアリングをインストールしてく作業をレポートしていきましょう!
続きは↓をクリック!
こちらが今回使用する新しいドラムです。ドイツで生産が終了してから30年近いビートルですが、うれしいことにいまだにドラムも新品パーツを手に入れることができます。しかもドイツ製、ブラジル製、さらにイタリア製のドラムもあるというのですから、本当に頼もしい限りですね。
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で、今回ワタシがチョイスしたドラムはブラジル製。
ドイツ製パーツがあるのになぜブラジルパーツ? そんな疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
これまでワタシもドイツ製が選べるのであれば、例え値段が倍以上でもドイツものを選んできました。
ワタシはそれほどドイツもののパーツには絶大なる信頼を置いてきました。心理的にもブラジル製よりドイツ製の方がなんだか安心。
でも、実際の所どうなのか? 今回のドラムもドイツもの、ブラジルもの、両方からチョイスが可能ですが、ドラム単体の値段は倍以上違います。
本当にドイツ製の方が優れているのか? ブラジルものは粗悪品ばかりなのか? それともどっちだって変わらないのか? もしもブラジルものの品質がイマイチでも、ちょっとした工夫、手を掛けることによってドイツものと変わらないクオリティを確保することができないのか? その辺をいろいろと検証していきたいと思い、今回はあえてブラジル製を選んでみました。ちなみに現在装着されているホイールシリンダーもブラジル製です。
はい、こちらが新品ドラムの裏側ですが、このままベアリングをインストールするわけにはいきません。ドラム全体にはさび防止のためのコーティングが施されており、まずはこれをキレイにする作業からはじめます。最強のパーツクリーナー、ガソリンを使用して丁寧にドラムをクリーニングしていきます。
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ガソリンでドラムをクリーニングしたらこんなにキレイになりました!
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それでは、ベアリングをインストールしていくことにしましょう!
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ドラムにベアリングをインストールする上で一番の難しい作業がベアリング外側を囲むアウターレースの圧入です。車重が掛かる重要箇所なので、インストール作業も慎重に行わなければなりません。圧入の際、アウターレースはドライな状態で行いましょう。グリースやオイルを塗らないでインストールします。
ハンマーを使用してアウターレースをドラムに圧入していきます。慎重にインパクトを与えながら打ち込んでいきます。動画もどうぞ。
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アウターレースがドラム内に入りました。ココまでは比較的簡単に入りますが、これからが大変。さらに奥まで入れていかなければならないのです。VWワークショップマニュアルを見ると専用工具があるようなのですが、簡単に手に入れることができません。
そこでアウターレースを取り外す際に使用したパンチを使って慎重に叩いていきながら奥まで圧入していきます。一番奥まで入ると、たたいている音と、伝わってくる振動も変わります。
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無事、アウターレースのインストレーションが完了しました。各ドラム2箇所、計4箇所。結構大変でした。
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ところで、アウターレースのインストール中にドラムのクオリティでちょっとした荒を発見しました。
今回使用している新しいドラムにはアウターレースを簡単に取り外すことができるよう、内部にくぼみが設けられているのですが、そこにバリみたいなものがついていました。恐らくドラムを製造の際、成形行程でできたものがきちんと取り払われていなかったものと思われます。まぁドラム自体の品質を揺るがすような問題ではありません。
今回ついていたバリはそう簡単に剥がれ落ちるようなものではありませんでしたが、万が一のためにパンチを使用して取り除きました。どんなパーツにしても装着前によーくチェックしましょう。
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ハイ! これでドラムにベアリングをインストールする準備が整いました。
次回のレポートをお楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 3:54 AM | コメント Comments (1) | トラックバック TrackBack (0)
May 8, 2006
ベアリング交換に挑戦!(1958 Bug Project II)
ブレーキシューを新品に交換、ホイールシリンダーのオーバーホール、その他パーツもリフレッシュも完了! 各パーツの組み付けも終了しました! 58Bugが路上に復帰できるまでもう一息。取り外したドラムをそのままセットさえすればそれもすぐに叶います。
でも、ワタシは心を鬼にしてやります。
新しいドラムにします。新しいベアリングにします!
今日からは新しいドラムに交換するためのNEWベアリングのインストール作業を数回に分けてお届けしましょう!
続きは↓をクリック!
VWのフロントドラムには外側と内側に計2つのベアリングがセットされています。
今回はドラムごと新品にしてしまうので、本来は必要ない作業かもしれませんが、やはり今までのコンディションを検証したいので、ベアリングを取り外すことにしました。
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まずはドラム内側のベアリングから外していきましょう! ドラム内側にはベアリングを潤滑させるためのグリースがドラム内に進入しないよう、シールがセットされています。このシールは圧入されているので、外すのに結構力がいります。
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シールが外れるとドラム内側のインナーベアリングを取り出すことができます。
ベアリング自体のコンディションは悪くなさそう。でも、このベアリング!?
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ドラム外側のアウターベアリングはそのまま簡単に取り出すことができます。あれ、ちょっとおかしくないですか? 後で詳しく検証します。
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これで終わりではありません。ここからが大変なのです。
ドラムに圧入されているインナー、アウターベアリングのレースを取り外さなくてはなりません。
写真のようなパンチを使用しながらレースのエッジにインパクトを与えながら慎重に叩き出します。
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外側、内側ともにレースを取り外すことができました。
ドラムを流用してベアリングを交換する際、面倒くさいからといって、このレースを取り外さないで新しいベアリングを入れるなんて事は禁物ですよ! メーカーごとにベアリングの形状は違うので、互換性は全くありません。
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さて、ベアリングをクリーニングしてパーツを検証していきましょう。
こちらがインナーベアリング。ベアリングを囲むアウターレースとベアリング本体の2つ。ベアリング内側のレースは外れない構造になっています。
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対して、こちらがドラム外側についていたアウターベアリング。写真の通りアウターレース、ベアリング、そしてインナーレースの3点に分かれます。
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もうお気づきの方もいるかと思いますが、ワタシの58Bugには形式の違う2種類のベアリングが装着されていました。ドラム外側にはボールベアリング。ドラム内側にはローラーベアリングが装着されていたのです。本来この年式はボールベアリングがオリジナルです。恐らくドラム内側のベアリングは以前に交換されたのでしょう。
アウターベアリングのレースをチェックしてみましたが、こちらもまだそんなに悪いコンディションではないようです。レースとボールベアリングの接触面にキズや凸凹ができるとハブからノイズが発生する原因となります。
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このボールベアリングとローラーベアリング、2種類の違いは「点で支えるか」もしくは「線で支えるか」。
当然後者の方がベアリングとしては効率のいいものです。高年式ではこのローラーベアリングに切り替えられています。
今回新しくインストールベアリングはローラー方式のベアリングです。内側と外側でメーカーが違います。外側は日本製のNSKブランド、内側はドイツ製のFAGブランドです。
一度機会があったらボール方式とローラー方式でどれだけ走りのテイストが変わるのか検証してみたいところですね。
性能面ではローラー方式が優れているのは分かります。でも本当のオリジナルの味を追求するならボールベアリングが正解なのでしょうか? それとどっちでももあまり変わらないものでしょうか? うーん、奥が深いですねー。
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ハイ! 今日はここまでです。次回はこのベアリングをドラムにインストールしていきますが、このドラムもまた奥が深いのですねー。
お楽しみに!
つづく
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:15 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 7, 2006
ブレーキを再び組み付けていきます。(1958Bug Project II)
エンジンのオーバーホールの時と比べると遙かにスムーズに作業が進んでいる58Bugプロジェクト・ブレーキリフレッシュ編。今日はブレーキの組み付けの模様をお届けしましょう!
続きは↓をクリック!
まずは本題に入る前にまずは左側ドラムブレーキのお話。
作業内容は右側ドラムとほぼ一緒ですが、いくつか注意するポイントがありますので、これまでの作業のおさらいも兼ねて、左ドラムの作業もさらっと紹介しておきます。
まず左側前のアクスルにはスピードメーター用のケーブルが通っています。
フロントのハブをカバーしているダストキャップにケーブルが刺さっており、これが回転することによってスピードメーターを作動させているのです。非常にシンプルな構造です。
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右側と同様27ミリのナットを取り外しますが、左側のハブはネジの切り方向が通常とは逆。
したがってナットを左に回して緩めていきます。馬鹿力で右に回しても絶対に外れませんので気をつけましょう!
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フロントドラムの各パーツのレイアウトは左右対称です。進行方向側にアジャスティングナットがレイアウトされ、後ろにブレーキシリンダーがセットされます。
以上のポイントを踏まえておくと左右のドラムでコンフューズすることはないと思います。
さて、ここからが今日の本題。
ブレーキシリンダーのオーバーホールも完了し、各パーツのクリーニングも終了し、あとは組み付けていくだけです。新しいブレーキシューの準備もOK!
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ブレーキホースとブレーキシリンダーを最初に締め付け、バックプレートに取り付けます。これを逆の順序でやるとブレーキホースがよじれてしまい締め付けることができません。
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アジャスティングナットにもラバーグリースを塗ってからセットします。
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シューとバックプレートの接触面にもグリースを塗布してあげます。
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いよいよ新しいシューの取り付けです。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングを掛けた状態でセットしてあげると楽に取り付けできます。
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つづいて、アジャスティングナット側の細めのリターンスプリングをセットすれば組み付け完了です!
ちなみに私は左ブレーキのリターンスプリングを付け忘れてドラムをセットしてしまい、ドラムを再度取り外さなくてはならなくなるというオチが付きました!
次回はドラムにセットされているベアリングの交換の模様をレポートします!
これが非常に厄介なんです。。。
つづく
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:49 PM | コメント Comments (2) | トラックバック TrackBack (0)
May 6, 2006
ホイールシリンダーも分解しちゃいます(1958 Bug Project II)
前回右側のドラムブレーキをバラしましたが、並行して左側フロントブレーキのオーバーホールも進めています。今日はホイールシリンダーの状態をチェックしていきます!
ブレーキシリンダーの驚くべきその中身とは。
その正体を暴いていきます!
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ホイールシリンダーをホースから取り外します。ホースをよじらないよう慎重に外します。
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これがホイールシリンダー。58Bugが私の元にきてから一度ブレーキのリフレッシュは行っているので、パーツをクリーニングしたら新品同様になりました。でも外観をチェックしただけでは安心できません!
今日はこのパーツを解剖していきますよ!
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ホイールシリンダーは下の図のようなパーツ構成になっています。ブレーキを踏むとマスターシリンダーを介して真ん中の穴からフルードの圧力が掛かり、両側のピストンの押し上げ、シューを動かす仕組みになっています。
ホイールシリンダー自体の構造は非常に単純で、簡単にバラすことができます。
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まずはラバーのブーツとピストン&プッシュロッドを取り外します。手で簡単に引き抜くことができます。
最近のものはこのピストンとプッシュロッドが一体になっているようです。
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ピストンを外すと、ラバー製のカップとリターンスプリング&カップフィラーが出てきます。
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各パーツをクリーニングして、シリンダー本体をチェックします。約1年前に交換したばかりのパーツなのでまったく問題ありませんでしたが、長く乗られていなかったクルマや、海外から入ってきた車両、走行距離が非常に少ない車両、月に1回しか乗らないクルマなど、結構ブレーキシリンダーに不具合が発生したりします。特にシリンダー内がサビるとフルードが漏れの原因、ピストンとサビが噛んでしまってブレーキがロックしてしまう原因になります。まあ日本の場合車検の度にチェックされているとは思いますが。。。自分のクルマです。一度チェックしても決して損のない箇所ですよ!
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ホイールシリンダー組み付けの際にはゴム部分にと付することができるラバーグリースを使用します。
シリンダーとの接触面に丁寧に塗り込んでいきます。
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ホイールシリンダーを交換の際には、新品でもラバーグリースを塗り込んであげると、飛躍的に寿命を延ばすことができます。これで完ぺきです!
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ホイールホースに取り付け、再びバックプレートにセット。これでホイールシリンダーのオーバーホールは完了です!
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次回は新しいブレーキシューの取り付けをお届けします。お楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 12:55 PM | コメント Comments (2) | トラックバック TrackBack (1)
May 5, 2006
ブレーキのバラしに入ります(1958 Bug Project II )
前回ブレーキドラムを取り外し、ブレーキのチェックを行ったところ、なんとブレーキホースの緩みが油圧抜け原因であったことを報告しましたよね。
今日はブレーキシリンダー自体には問題ないようなのですが、シューは油を吸ってしまっており、要交換の状態です。
ということで、本来ならシューのみを交換すればいいハズなのですが、いい機会なのでついでにフロントブレーキまわりのリフレッシュを行うことにしました!
ただブレーキをいじるの初挑戦! ブレーキはクルマを動かす上でもっとも重要なファンクションだけに、果たして素人が作業できるものなのでしょうか?
でも、いつかは自分やってみたかったんですよー。
続きは↓をクリック!
いきなりですが、結論からいわせていただきます。
今回ブレーキの作業を自分で行ってみて。
★思った以上に簡単であった
★ドラムブレーキの構造は想像を絶するほど簡素なものであるが、良くできている。
★ドラムイブレーキのメンテナンスは非常に楽。
★★★やっぱり自分でVWをイジるのは楽しい!!
自分で作業を行う大きなメリットのひとつがコスト。もちろんパーツ代は掛かりますが、工賃に関してはタダ!ということになるハズ。でもですね、工賃のコストで浮いた分、余計なパーツ買ってしまったり、足りない工具を買い足したり、あれもこれもやりたいとなって、金銭的なメリットは今のところ感じていません。逆にショップでお願いした方が安いかも!?時間も費やしますしね。
ただ、自分で気軽に作業をできるようになることのメリットは計り知れないものがあります。パーツのお試し装着なんかも簡単にできるようになりますからね。それこそ週替わりでブレーキを交換したり、エンジンを交換したりなんてことも手軽にできるようになります(そんなことやる人あまりいないかな!?)。夢も広がります!
ということで、今回はじめて挑戦したブレーキ&ベアリングリフレッシュはちょっと贅沢な過保護なメニューでいきたいと思います!
今回の作業メニューは以下の通り。
●ドラムを新品に交換
●ベアリングを新品に交換
●シーリングを新品に交換
●ブレーキシリンダーのオーバーホール
●ブレーキシューを新品に交換
●ブレーキフルードのフラッシング&総入れ替え
といった内容です。
前回のレポートではドラムを取り外したところまでをお届けしましたが、いよいよブレーキのバラし作業に入ります。
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VWのドラムブレーキ構造は非常にシンプルです。ドラムの中は下のような構造になっています。ちなみにこの図はフロントドラムブレーキです。
VWのフロントドラムブレーキは2枚のシュー(3,4)が上下にマウントされ、各シューのエッジ同士にアジャスティングナット(7)、ホイールシリンダー(5)がセットされます。ブレーキペダルを踏むとブレーキシリンダーがシューを押し上げ、ドラムと接触してブレーキが掛かる仕組みです。アジャスティングナットはシューとドラムのクリアランスを調整するためのものです。2つのシューに掛けられるリターンスプリングはブレーキペダルから足をはなし、シューが元の位置に戻るためのもの。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングが太くて大柄なのは、ブレーキシリンダーを元のポジションに押し下げるのにより大きな力を要するからです。取り付け位置を間違えないよう注意しましょう。
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さて、前置きはこの辺にして作業開始です。まずはアジャスティングナット側のリターンスプリングを取り外します。ブレーキシリンダー側は乗りターンスプリングは非常に固いので、後ほどシューごと一緒に取り外します。
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つづいてシューを固定しているピンとリテイニング・スプリングを取り外します。写真のような専用工具があると簡単に取り外すことができますよ!
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これでシューが外れる状態になりました。ブレーキシリンダー側のリターンスプリングと一緒に上下のシューを取り外します。
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続いてブレーキシリンダーの取り外しです。まずはブリーズバルブを取り外し、さらにブレーキシリンダーを固定しているボルトを取り外します。この時ラバー製のブレーキホースはよじれてしまうので緩めるだけ。
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これでブレーキシリンダーがバックプレートから外れました。ブレーキシリンダーを回しながらホースから取り外します。
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次回は取り外したブレーキシリンダーの状態をチェックします。お楽しみに!
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投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:42 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 4, 2006
由緒正しきVWエンジン・オープン2シーター
昨日は私の愛する1958Bugが再び走れなくなってしまったことをご報告いたしましたが、今日は一昨日まで6回連続でお届けしたカリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーイベントの模様に戻りたいと思います。
今日はVWエンジンを搭載した由緒正しいスポーツを紹介しましょう!
続きは↓をクリック!
写真のオープン2シーターはデヴィンDというモデル。
オリジナルデザインのフレームを持ち、VWのドライブトレインが使用されています。
このデヴィンDを製作したビル・デヴィンは、レースに参戦する傍ら、1950年代に自らスポーツカーの製作を決意。デヴィンはファイバーグラスボディを持つデヴィン・パンハードというオープン2シーターを生み出しました。このモデルの画期的な点は、ベルト駆動によるOHCエンジンを搭載していた点です。
デヴィンは世界ではじめてベルト駆動によるOHCエンジンを開発した人物としても知られています。
このデヴィンDは安価なVWコンポーネンツを使用した手軽なスポーツモデルとして開発されました。現車は1961年型。
このデヴィンD以外にもV8エンジンをフロントに搭載したデヴィンSS、シボレー・コルベア用の空冷6気筒エンジンを搭載したデヴィンCなどが生み出されました。
デヴィンの製作したスポーツカーは、現在でもカリフォルニア州モントレーで毎年8月に開催されるモントレー・ヒストリック・オートモービル・フェスティバルに数台出場します。
さて、次に紹介するのがAquilaというガルウィングドアを持つクルマ。これもVWベースなんですよ。
現車は1980年に製作されたもの。シャシーもVW。足回り、ミッション、ステアリングなどはVWタイプ1のものが流用されています。ただ現車には当時オプションで用意されていたと思われるフォード製2.8リッター、V6水冷エンジンが搭載されていました。Nostalgia Motorsという会社が製作していたらしいのですが、詳しい素性は分かりません。
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ちょっとオマケ写真。メイヤー・マンクスターのオーディオカーです!
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ハイ、きょうはここまで。アメリカにはゴールデンウィークはありませんが、良い連休をお過ごし下さい!
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See Ya!
いやー、VWの世界は本当に奥が深いですねー。
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:15 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 3, 2006
今度は止まれなくなってしまいました(1958Bug Project復活!)
昨日まで6夜連続でお届けしたカリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーのイベント、いかがでしたか? 普通のクルマ雑誌には絶対登場しないであろう、変わったクルマを紹介してきました。実はもう1ネタあったんですが、今日はちょっとお休みして、ワタクシの58Bugが再び不動車になったことをココに報告しようとおもいます。
正確にいいますと、動くのですが、止まれなくなってしまったのです。
ということで、1958Bug Project堂々の復活です! うれしいな~♪
続きは↓をクリック!
先週LAまで58Bugで取材に行った帰り道のことでした。その日は全行程150kmを超える初のプチ遠出となりましたが、わずか36馬力のエンジンはそれはそれはもう快調で、自ら組み上げたクルマをドライブする感動を噛みしめながら、いつものExitに差し掛かかった時。ブレーキペダルに足を載せ、減速体制に入りましたがどうも様子がおかしい。
いつもよりベダルがずいぶん奥まで行きます。気のせいかなと思いながら、フリーウェイ出口の信号が赤になったので停止しようとしたら、ブレーキベダルは床まで付いてしまいました。辛うじて停止はできましたが、これは完全にブレーキ系統の油圧が逝ってしまった症状です。一番疑われるのはマスターシリンダーかホイールシリンダー、もしくはブレーキホース。
前後ブレーキまわりは1年ほど前にリフレッシュを行っているので、マスターシリンダーか?
それともパーツ代ケチってブラジル製のホイールシリンダーにしたのが悪かったのか。。。
それともブレーキラインが。。。。。
いずれにしても症状はブレーキの油圧が明らかに抜けてしまった様子。
ブレーキペダルを踏んだだけじゃ止まることができません!
幸い自宅まで10分程度の距離だったので、サイドブレーキに手をかけながら安全運転で何とか戻りました。自宅に戻り、早速下を覗いてみたら右前のブレーキがお漏らし状態。ブレーキを踏むとフルードがポタポタ落ちてきました。どうやらホイールシリンダーのようです。
ということで不動車から復帰したばかりの58Bugでしたが、今度は晴れて不停止車となり、1958Bugプロジェクトの復活です!
で、今週に入ってようやく作業を行う時間ができたので早速右ドラムを外してみることに。ジャッキアップしてフロントビームにウマを噛ませます。もう手慣れたものです。
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フロントのドラムを外すのはちょっとトリッキーです。
まずはフロントハブをカバーしているダストキャップを取り外します。取り外すと27ミリのナットが顔を出します。このフロントのハブは右側と左側で、ねじ切りの方向が違います。車輪の回転方向でナットが緩まないようにするための措置で、左側は逆ネジになっているのです。今回作業するのは右側なので、通常のネジを緩める方向と同じ。
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フロントのハブはダブルナットになっていて、その2枚のナットの間にはナットが緩むのを防止するためのハブロックワッシャーが付けられています。これをまずマイナスドライバーでめくり上げてナットを27ミリのレンチで緩めてあげます。次に外側のハブナットを取り外し、ハブロックワッシャーも取り外していきます。
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奥のハブナットを外して、さらにホイールベアリングと接触しているスラスト・ワッシャーを取り外します。
ベアリングが顔を出しました。フロントドラムには外側と内側に2つのベアリングが装着されています。写真は外側のアウターベアリングです。後で取り外します。これでドラムが外れる状態になりました。タイヤごと取り外しちゃいます。
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ドラムの裏側、つまりブレーキ側にもベアリングが入っており、グリースがドラム内に飛び散らないようグリースシールも圧入されています。
ハイ! これでブレーキユニットが顔を出しました! でも、ちょっとおかしいぞ!
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汚れていますが、ブレーキシリンダーからはフルードの漏れは確認できません。ただ下側のブレーキシューはフルードが漏れたためか、油でベットリ。これは使い物になりません。
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ブレーキシリンダーの動く様子を動画でどうぞ。ドラムブレーキの原理が分かりますよ!

もしかして! やっぱり!
なんと、ブレーキ油圧が抜けた原因は、な、なんとただのホースの緩み! なんだよー、もうー!
でも外れる寸前まで緩んでいたなんて、してやられた!
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あちゃー、トラブルの原因は普段チェックしていれば防ぐことができたであろう些細な箇所でした。
しかし意外な盲点でした。車検制度がないアメリカです。自分でしっかりとチェックしなくてはなりません。ブレーキは非常に重要なファンクションだけにこれからは定期的にチェックしなくては!
まぁ、とにもかくにもブレーキシューは交換しなくてはなりません。
いい機会だし、1967コンバチも日本に行ってしまったし、プロジェクトないのも寂しいし、せっかくだし、ワーゲンいじりたいし、楽しいし、ついでにフロントブレーキ&ベアリングのプチオーバーホールもやっちゃいましょう!
でも正直告白させていただきますと、クルマのブレーキをいじるのは生まれて初めて!
自転車のブレーキのパッドは交換したことあるけど。。。
大丈夫なのでしょうか???? 大丈夫かな?
次回に続く!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 5:43 PM | コメント Comments (4) | トラックバック TrackBack (0)
May 2, 2006
これがVWベースだなんて、アンビリーバボー!
5夜連続でお届けしているカリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーのイベント。今日は個人的にイチバン驚いたワーゲンベースのハンドビルドカーをご紹介いたしましょう!
あ、これはキットではありませんからね。個人が手作りで作り上げてしまった正真正銘の1/1スケールモデルカーです。もちろん走ります!
しかもすごい完成度です!
続きは↓をクリック!
ご覧のクルマ1919年型のスチュワートというモデルのレプリカ。って、そんなクルマ元々存在しません!
実はこのクルマ、オーナーのスチュワート・キャンベルさんが生み出した全くのオリジナルモデル。
スチュワートのロゴは昔のスパークプラグのロゴをベースにデザインしました。
ボディは全てスチール製。フレームもオリジナルで製作されました。前後のアクスルはVW用をナロードしてフィッティングさせました。ボディパネルは丁寧にリベット止めされています。自宅のガレージで作り上げてしまったというのですから。。。信じられません。
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ドラムブレーキもVW用を流用していますが、まわりにはアルミで製作したカバーをかぶせて、それっぽく見せる芸の細かさ。
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マフラーの取り回しもお見事です! フロントからのダミーのエキゾーストパイプとうまく合流させています。
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リアに搭載される空冷4気筒エンジンの収まり方も素晴らしいですね!
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オーナーのスチュワートさんには是非ともVWクラシックにお越しくださいと頼んでおきました!
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いやー、VWの世界は本当に奥が深いですねー。
実はまだあるんです。変わったVWが。。。。。まだつづきます。
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 9:00 AM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)
May 1, 2006
驚異の手作りカーVW編
カリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーのイベント。これまで、4回にわたって紹介してきましたが、そろそろ締めに入っていくとしましょう!
こ、これがVWなの??
空冷VWエンジンを搭載した驚異のハンドビルドカーを紹介していきたいと思います!
続きは↓をクリック!
このクルマを見て誰がVWだなんて思うでしょうか? でもこれ、正真正銘VWタイプ1をベースに製作されたクルマです。イギリスの1934年型フレイザー・ナッシュのレプリカだそうです。オリジナルをよく知らないので、そっくりなんだかどうかはよく分かりませーん。
でも作りはかなり本格的。ホイールベースも13インチストレッチされています。足回りはもちろんVWのトーションバー!
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最近になってレストアが行われたそうで、非常にキレイに仕上がりです。フロントビームまわりの処理もVW野茂のをそのままポン付けしたのではなく、フレイザー・ナッシュのボディにとけ込むよう、モディファイされました。
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エンジンもリアラゲッジをうまく利用してカバーしています。ラゲッジのバッグの形をしたエンジンカバーがご覧のようにかぱっと開くので、整備性もとってもよさそう。エンジンは1600ccのデュアルポート。
このフレイザー・ナッシュのレプリカキットは1980年代に販売されていたそうです。
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はい、ちょっとオマケネタで、BMWモーターサイクルベースのハンドビルドトライク。
K1200RSの4気筒130馬力エンジンがミッドに搭載されています。カリフォルニアではモーターサイクルとして登録しているので、フリーウェイのカープールを走ることもできるそうです。
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いやー、アメリカの自動車文化には、まだまだ知らない世界があるものです。
実はまだあるんです。変わったVWが。。。。。つづきます。
投稿者 Posted by Shin Watanabe : 7:10 PM | コメント Comments (0) | トラックバック TrackBack (0)














