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May 12, 2006

本当に止まれるのでしょうか?(1958 Bug Project II)

ベアリングのインストールも終了し、ドラムもハブにセットしました。ブレーキ&ベアリングのリフレッシュも完了です! あとはタイヤ&ホイールをセットするだけ。

ちょっと待った!大事な作業がひとつ残っていませんか?

そうですね、あの作業をしないとクルマは止まってくれません。

続きは↓をクリック!

ドラムのセットも無事終了し、後はホイールを組み付けていきたいところですが、その前に必ずやらなければいけないことがあります。

 

それはブレーキのエア抜きです。
そうですね、ホイールシリンダーを一度取り外したわけですから、ブレーキラインには当然エアが入っています。ブレーキホースにエアが入っているとマスターシリンダーからの油圧がホイールシリンダーに伝わらずシューを交換したところでブレーキは効いてくれません。

通常だとエア抜き用のブリーザーはホイールシリンダー背後にあります。ブレーキを踏んだ状態、つまり油圧が掛かった状態で7mmのレンチでこれを緩めるとブレーキフルードが吹き出してくるわけです。ブリーザーからフルードのみが出てくるようになるまでブレーキを踏んだり離したりしながら、混入しているエアを抜いていきます。作業は最低2人で行う必要があります。一人がブレーキペダルを踏んでもらいながらブリーザーを緩めたり締めたりします。

ココで注意しなくてはならないのは、ブレーキフルードをためているリザーバータンクの残量もキッチリとチェックしながら作業を行うこと。ブリーザーからフルードを抜いているワケなので、当然リザーバータンクにたまっているフルードの残量はどんどん減っていきます。このリザーバータンクが空になってしまうと、ここからブレーキ系統に再びエアが入ってしまいます。

ブレーキフルードのリザーバータンクは年式によって位置は違いますがフロントフード内にあります。
残量に応じながら補充していきます。
 

作業自体は至って簡単。このブリーザーにクリアなホースをセットします。
助っ人にブレーキペダルを踏んでもらい、7mmのレンチでブリーザーを緩めます。吹き出てくるフルードが泡状の場合、エアが混入している証拠。これがなくなるまでブレーキペダルを踏んだり離したりしながらエアを抜いていきます。動画でその様子をご確認ください。
  brakebre.jpg

ブレーキのポンピングを繰り返し、エアが抜けきるとホースを通るフルードの泡もなくなりクリアになってきます。これでエアは抜けました!

今回、リアブレーキには手を入れていないのですが、古いフルードを入れ替えるために4輪全てエア抜き作業を実施。ブレーキのフィーリングがどこまで変わるか楽しみです。

ハイ! これで準備完了です。後はホイールをセットするだけ!
ところが。。。。。

問題発見! こ、今度は何だ!

実はハブキャップを固定するためのツメが1個折れてしまっていたんです。このまま放っておくと走行中にハブキャップがハイさよならー、なんてことになりかねません。

ついでなのでココもリペアすることにしました。このツメが折れてしまうのは昔からごく一般的なマイナートラブルだったようで、VWワークショップマニュアルにもちゃーんとツメのリペアの仕方が記述されています。
 

まずは折れてしまった爪を固定しているリベットを取り除かなくてはなりません。写真のようなチゼルを使用してハンマーを使用してたたき落とします。ちょっと勇気がいる作業ですが、ダイナミックにインパクトを与えていくと、意外と簡単にリベットを取り除くことができます。
 

折れたツメとリベットをキレイに取り除くことができました!

さて、次は新しいツメをセットするわけですが、新しいリベットを裏からハンマーで叩きながら潰していかなくてはなりません。幸いこのマニュアルに出ている、便利なツメをインストールするためのツールは今でも簡単に手に入れることができます。5穴ホイール乗りのVWやポルシェ356オーナーは持っていると便利なツールです。もちろんスペアのツメとリベットも簡単に手に入りますよ!
 

ツメとリベットをツールとホイールに挟み込み、裏からハンマーで叩くわけですが、ウチにはこのツールをがっちり固定するためのバイスがないので、このツールを固定するのがちょっと大変。ホイールを裏っ返して、何とか安定させます。動画をご覧ください。
 

wheelfix001.jpg

これでバッチリ!

ハーイ! 今度こそ準備完了です!
トルクレンチを使用してホイールを締め付けていきます。

ハブキャップもがっちりホールドしてくれるようになりました。

早速テストドライブに出掛けました! 
で、結果は? もう最高です! ブレーキのフィーリングも明らかに向上しました。フルードを全て交換したせいもあるのでしょうか。ブレーキを踏んだときのペダルの剛性感も今までよりもガッチリとした印象です。さらに走りもずいぶんとスムーズになった印象です。ローラーベアリングがかなり効いていると思います。今まで明らかに走っているときのゴロゴロ感キレイに消えているのです。正直ここまでフィーリングが変わるとは思ってもいませんでした。

テストドライブの模様は動画でどうぞ。
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いやー、最高です。感動です。自分で組み上げたブレーキとベアリングがちゃんと機能してくれています。

ブレーキとベアリングのその後の経過もキッチリレポートしていきますのでお楽しみに!

これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!

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Posted by : Shin Watanabe : May 12, 2006 2:02 PM

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