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May 3, 2006
今度は止まれなくなってしまいました(1958Bug Project復活!)
昨日まで6夜連続でお届けしたカリフォルニア州アナハイムのナッツベリーファームで開催されたAssociation of Handcrafted Automobilesが主催するファン・イン・ザ・サンというキットカー&レプリカカーのイベント、いかがでしたか? 普通のクルマ雑誌には絶対登場しないであろう、変わったクルマを紹介してきました。実はもう1ネタあったんですが、今日はちょっとお休みして、ワタクシの58Bugが再び不動車になったことをココに報告しようとおもいます。
正確にいいますと、動くのですが、止まれなくなってしまったのです。
ということで、1958Bug Project堂々の復活です! うれしいな~♪
続きは↓をクリック!
先週LAまで58Bugで取材に行った帰り道のことでした。その日は全行程150kmを超える初のプチ遠出となりましたが、わずか36馬力のエンジンはそれはそれはもう快調で、自ら組み上げたクルマをドライブする感動を噛みしめながら、いつものExitに差し掛かかった時。ブレーキペダルに足を載せ、減速体制に入りましたがどうも様子がおかしい。
いつもよりベダルがずいぶん奥まで行きます。気のせいかなと思いながら、フリーウェイ出口の信号が赤になったので停止しようとしたら、ブレーキベダルは床まで付いてしまいました。辛うじて停止はできましたが、これは完全にブレーキ系統の油圧が逝ってしまった症状です。一番疑われるのはマスターシリンダーかホイールシリンダー、もしくはブレーキホース。
前後ブレーキまわりは1年ほど前にリフレッシュを行っているので、マスターシリンダーか?
それともパーツ代ケチってブラジル製のホイールシリンダーにしたのが悪かったのか。。。
それともブレーキラインが。。。。。
いずれにしても症状はブレーキの油圧が明らかに抜けてしまった様子。
ブレーキペダルを踏んだだけじゃ止まることができません!
幸い自宅まで10分程度の距離だったので、サイドブレーキに手をかけながら安全運転で何とか戻りました。自宅に戻り、早速下を覗いてみたら右前のブレーキがお漏らし状態。ブレーキを踏むとフルードがポタポタ落ちてきました。どうやらホイールシリンダーのようです。
ということで不動車から復帰したばかりの58Bugでしたが、今度は晴れて不停止車となり、1958Bugプロジェクトの復活です!
で、今週に入ってようやく作業を行う時間ができたので早速右ドラムを外してみることに。ジャッキアップしてフロントビームにウマを噛ませます。もう手慣れたものです。
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フロントのドラムを外すのはちょっとトリッキーです。
まずはフロントハブをカバーしているダストキャップを取り外します。取り外すと27ミリのナットが顔を出します。このフロントのハブは右側と左側で、ねじ切りの方向が違います。車輪の回転方向でナットが緩まないようにするための措置で、左側は逆ネジになっているのです。今回作業するのは右側なので、通常のネジを緩める方向と同じ。
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フロントのハブはダブルナットになっていて、その2枚のナットの間にはナットが緩むのを防止するためのハブロックワッシャーが付けられています。これをまずマイナスドライバーでめくり上げてナットを27ミリのレンチで緩めてあげます。次に外側のハブナットを取り外し、ハブロックワッシャーも取り外していきます。
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奥のハブナットを外して、さらにホイールベアリングと接触しているスラスト・ワッシャーを取り外します。
ベアリングが顔を出しました。フロントドラムには外側と内側に2つのベアリングが装着されています。写真は外側のアウターベアリングです。後で取り外します。これでドラムが外れる状態になりました。タイヤごと取り外しちゃいます。
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ドラムの裏側、つまりブレーキ側にもベアリングが入っており、グリースがドラム内に飛び散らないようグリースシールも圧入されています。
ハイ! これでブレーキユニットが顔を出しました! でも、ちょっとおかしいぞ!
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汚れていますが、ブレーキシリンダーからはフルードの漏れは確認できません。ただ下側のブレーキシューはフルードが漏れたためか、油でベットリ。これは使い物になりません。
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ブレーキシリンダーの動く様子を動画でどうぞ。ドラムブレーキの原理が分かりますよ!

もしかして! やっぱり!
なんと、ブレーキ油圧が抜けた原因は、な、なんとただのホースの緩み! なんだよー、もうー!
でも外れる寸前まで緩んでいたなんて、してやられた!
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あちゃー、トラブルの原因は普段チェックしていれば防ぐことができたであろう些細な箇所でした。
しかし意外な盲点でした。車検制度がないアメリカです。自分でしっかりとチェックしなくてはなりません。ブレーキは非常に重要なファンクションだけにこれからは定期的にチェックしなくては!
まぁ、とにもかくにもブレーキシューは交換しなくてはなりません。
いい機会だし、1967コンバチも日本に行ってしまったし、プロジェクトないのも寂しいし、せっかくだし、ワーゲンいじりたいし、楽しいし、ついでにフロントブレーキ&ベアリングのプチオーバーホールもやっちゃいましょう!
でも正直告白させていただきますと、クルマのブレーキをいじるのは生まれて初めて!
自転車のブレーキのパッドは交換したことあるけど。。。
大丈夫なのでしょうか???? 大丈夫かな?
次回に続く!
これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!
Posted by : Shin Watanabe : May 3, 2006 5:43 PM
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コメント Comments
修理を迫られたブログで「♪」が出てくるあたりが・・・・
投稿者 Posted by 356 : May 5, 2006 9:04 PM
がんばれ、がんばれ、源さん!
って、知ってるヒトはいない?
でも、シンちゃんも徐々に
ヤンキー・メカニックだネ!?
投稿者 Posted by トミー : May 5, 2006 11:11 PM
356さん、こんにちは! いつもコメント書き込みありがとうございます。356さんのブログもいつも楽しく見させていただいていまーす!
これまで頭を抱えていたトラブルが、最近ではなんだか楽しめるようになってきました。そんな私は変態でしょうか!? いえいえ、まだ修行が足りません。
今回は、自分にとってこれまでブラックボックスであったブレーキにはじめて自ら手を入れることになりました。これから細かくレポートしてきますのでまた遊びに来てください!
投稿者 Posted by しんのすけ : May 7, 2006 5:33 AM
トミー毛塚さん、こんにちは!
今までブラックボックス状態であったブレーキにいよいよ手を入れることになりました。いい意味で予想を裏切られました。こんな事なら。。。
私もめざせウィークエンドVWメカニックです!?
投稿者 Posted by しんのすけ : May 7, 2006 5:41 AM


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