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May 13, 2006

Letter from Wolfsburg, Germany

先日ポストを開けたらドイツから大きめの封筒が届きました。

き、来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁ!!!!

続きは↓をクリック!

レターの送り主は、そうです! ドイツ、ウォルフスブルグにあるVWミュージムから!
待ちに待っていたあれがとうとう届いたんですよー!

宛先にはVWマークまで入ります。うーん、いいですねー。

 

なんだか合否発表通知を受け取ったような心境。どきどきしながら丁寧に封を開けます。
すると出てきましたよ! ワタシの58BugのBirth Certificate、出生証明書です!

ご存じの方も多いと思いますが、ドイツ本国のフォルクスワーゲンはシャシーナンバーを送付すると出生証明書を発行してくれるサービスを行っています。こんな粋な計らいしてくれるメーカーってどれだけあるんでしょう? しかもビートルは大衆車ですよ! 本当に素晴らしいですよね。この出生証明書を誰でも簡単に取得できるよう、後日徹底解説していきますので、お楽しみに。

で、これが送られてきたワタクシの1958 Bugの出生証明書。
シャシーナンバー、モデル名、エンジンナンバー、ペイントカラー、製造年月日、出荷年月日、出荷先、そしてオプションや特別装備を表すコード、通称Mコードが記載されています。
ワタシの58Bugは1958年の1月9日生まれであることが判明いたしました。

さらに新たな事実も判明、うすうす疑ってはいたのですが、ダイヤモンド・グリーン(L412)と思っていたペイントカラーがライト・ブロンズ(L245)であることがハッキリしました。

 

Mコードは当時オプションや特別仕様などを番号で管理していたもの。タイプ2だけじゃなくて全てのモデルにも装備内容がMコードで管理されていたんですよ! タイプ2はシート背後にMコードプレーとなるものが付けられてされていて、オリジナルの装備内容を確認することができるようになっています。
ただタイプ1の場合はこのMコードプレートなるものは装備されていません。出生証明書などで確認するしかないのですね。

さて、そのMコードですが、ご存じの通りVWは毎年のように細かい変更が施されてきました。当然Mコードも毎年のように変更されてきており、内容がアップデートされています。

M134は内装の仕様やカラーを表すのにに使用されていたコードですが、届いた証明書の記述は
レザーレット(ビニールレザー)、アイスブルーとなっています。

ところがワタシの1958Bugのシートとドアパネルのカラー、そしてこの色の組み合わせはディーラーでのセールスドキュメントを見ての通り紛れもなくオリジナルのコンビネーションであるグリーングレーというカラー。


しかもこのアイスブルーは1958年式よりも高年式で使用されていたカラーなので、この年式に装備されているわけがありません。

このように1958年の生産当時のMコード情報は後になって上書きされてしまい、どうも各年式ごと当時の正確な残っていないようなのです。これは他のMコードにもいえることなので、全てのMコード表記が自分の年式当時の装備を表すものではなくなってしまっております。

出生証明書に記述されているMコードには他にも不可解な点があります。ちょっと検証してみることにしましょう!

まずはM167: 88Ahバッテリー これは問題ありません。寒冷地向けに容量の大きいバッテリーがあらかじめ搭載されていたことを示しています。

続いてM350。これは北米向けの装備がいくつか組み合わせられたコンビネーションのようですが、詳細内容は別紙が添付されておりました。でもこれまた不可思議。

やはり高年式まで使用されていたコードなので、全てが1958年式に装備されていた内容ではないようです。ハザード、12Vバッテリーなんて1958年式にはオプションでも用意されていませんでしたしね。ブレーキも当時は全てドラムのハズ。なのにあえてドラムの記述があるということは、1967年以降ディスクブレーキがあった年代にドラムブレーキが装着されたことを指しているのでしょう。
ところで、このM350コードの中にちょっと解読不可能な不思議な装備を見つけました。

Without Flasher(フラッシャー無し)
Ram Protection(ラム・プロテクション)

これっていったい何なんでしょうか? んー、全く分かりません。眠れません。
というわけで、日本のMコード研究家権威であるバス沼さんこと、横浜バスストップの菅沼さんに早速スカイプで連絡。

バス沼さんとワタクシはあーだこーだ話ながらしばらく考え中。

ウィズアウト・フラッシャー、、、、、
ウィンカーをわざわざ取り払ってしまうオプションなんて無かったよねー。ウーン何だろう。。。。。。。
アメリカ、カナダ向けで違ったのは、、、、、
リアのウィンカーのレンズが赤一色だった事じゃないかな。ただ1958年式は全車種赤一色だったから1962年式以降の事だと思うけど。

つづいて。。。。

ラム・プロテクション? んー、わかんないなー。ラムって羊のこと? 羊のプロテクションって、、、、 
もしかしてダブルバンパーのことかな? ほらカンガルーバーっていうでしょ、SUVに付いているやつ。
羊にぶつかっても曲がらないバンパーの事じゃないかな。

ワタシの58Bugに装備されてたM350装備は検証の結果、以下の通りと思われます。
フロントシートベルト
マイル表示スピードメーター
助手席側 鍵穴ロック付きドアハンドル
シールドビーム式ヘッドライト
ラム・プロテクション(ダブルバンパー)

これでM350の解読はOKでしょう!

で、次がこれまた難解です。M173とM179。なんといってもクルマ造った超本人でさえ分からないという回答なんですから!

M173は年を経て何度か内容が変更されたようで、自分で調べたところラジアルタイヤの装備を指すようです。しかしバス沼さんは1950年代にラジアルタイヤなんてあったの? ごもっともな指摘です。どうもM173コードは年代によって違う装備が宛がわれていたようです。

バス沼さんのもっている資料によると、M173はどうも寒冷地仕様のようです。
具体的な寒冷地仕様の装備内容は不明ですが、そういえばエンジン降ろした際、ヒートエクスチェンジャーやホースに頑丈な断熱布が巻かれていました。これって、もしかしたらM173の一部だったのかもしれません。

そして、もうひとつM179。これはバス沼さんの所にも資料がありません。
ワタシの調べた限りではフロントシートの角度調整ラッチのことじゃないかと思うのですが、確信がありません。どなたか分かりませんかー?

それにしてもMコードの研究には人並み外れた連想力と想像力が必要です。バス沼さんありがとうございました。

Mコード表一覧はこちらでチェックすることができます!

いやーVWって本当に奥が深いですねー。
次回はお待ちかね、恐らく一番簡単な方法と思われるVW出生証明書の取得方法を紹介しましょう!
お楽しみに!


これまでの1958Bugの模様はこちらでご覧になれます!

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Posted by : Shin Watanabe : May 13, 2006 7:29 AM

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コメント Comments

シンノスケさん、こんにちは。
赤の’57@カルマン乗りです。
いつも楽しく、ブログを拝見させていただいております。

シンノスケさんのホームページのおかげで私も出生証明書を入手することができました。

私の車の出生証明に上記のシンノスケさんの疑問になる部分の参考になるかと思う部分があり、ご連絡させていただきました。

私の車の出生証明のオプション欄のM138はSeald beam headlamps,red taillights,hazard warning lights but without head light flasher となっています。
without flasherというのは、without head light flasherのことではないかと思うわけです。

また、私の証明書には M951 Ram protection と書かれています。’57にもダブルバンパーのオプションが存在していたということなんでしょうかね?

投稿者 Posted by 赤の’57 : March 4, 2007 12:35 PM

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