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October 12, 2008
VW Ovalの皮を被ったPorsche 356 (Flash Back Let's Play VWs)
ハイ、今日は本誌でフィーチャーしたとびっきりの1台をフラッシュバック! オーナー自ら所有していたポルシェ356のメカニカルコンポーネンツを惜しげもなくVWに投入した1台です。オーナーはイタリアからやってきたとっても陽気な伊達男、アンドレアさん。以下、本誌31号からの再録。ごゆっくりお楽しみください!
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「特に旧いフィアットなんて乗ってられないね。あれはしょっちゅう壊れるからな。とてもじゃないが乗れたモンじゃない。それに比べたらドイツのクルマは旧くなっても優秀だよ。キッチリと仕事をしてくれるからね。そこが好きなんだよ。ガハハハハハハ……」
イタリアには魅力的なクルマがたくさんあるのになぜイタリア人のあなたがVWをドライブしてるのと不躾な質問を1957年型オーバル・ラグトップオーナーであるアンドレアさん投げかけたところ、こんな答えがから返ってきた。
アンドレアさんはミラノから北へ1時間ほど上がったバラビオという小さな町で製造業を営むナイスガイ。気質は共通しているところがあるかもしれないが、そのいでたちは日本の町工場の社長とは全く違う。とにかくお洒落でジョークを連発。陽気なイタリアンオヤジである。
「昔からVWとポルシェが大好きでね。かつてはこのオーバルと同じ年式の1957年型ポルシェ356も所有していたんだ。ところがある事情でポルシェを廃車することになってしまってね。詳しいことは聞かないでくれよ、ガハハハハハ……。まあそんなこんなでポルシェのメカニカルコンポーネントをオーバルに移植することにしたんだ。」
そう、このオーバルにはエンジン、ミッション、ブレーキ回り、そしてホイールに全て同年式のポルシェ356のものが移植されている。ポルシェ356の祖先はVW。基本的にはほぼ全てのポルシェのメカニカルコンポーネントがボルトオンでVWにインストール可能なのだ。
「ノーマルが36馬力でしょ。まあ単純計算でポルシェのエンジンは馬力が倍。ミッションもポルシェでギア比も違うから全く別の乗り物になったよ。ポルシェだね。まあ当たり前なんだけどな。ガハハハハハ……」
撮影ポイントまでのドライブで筆者も同乗させていただくことになったが、もう転がりはじめからして全くトルク感が違う。
「このステアリングもポルシェからのものなんだ。とにかく暇を見つけてはこのオーバルにあれこれ手を入れているよ。つい最近も元々オリジナルスタイルのファブリックだったシートをレザーに交換したんだ。常にいじり続けていないと気が済まないたちでね。ガハハハハハ……」
アンドレアさんはこれからも末永くこのオーバルをドライブしていきたいそうだ。
「しっかりと手を入れてあげれば、いつまでも新車と同様の味を手に入れることができるんだからね。こんなクルマはポルシェとVW以外にないね。イタリア車ももちろん楽しいけど、自分には合わないんだね。でもモーターサイクルはイタリア車だよ絶対に、ガハハハハハ……」
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Posted by : Shin Watanabe : October 12, 2008 3:40 PM
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