March 4, 2010

58Bugエンジンパワーアップ計画

今日は久々に我が愛する58Bugネタ。相変わらずの絶好調で、元気にOrange Countyを走り回っておりますが、58Bugの動力性能に不満を感じるようになってきてしまったのです。エンジンの調子が悪くなったわけではなく、パワーダウンしているわけではないのですが、どうもインターメカニカのエンジンをポルシェ912に換装してからのパワーギャップが大きくなってしまったが故に、最近こんなに遅かったかなーと感じるようになってしまいました。


ということで、いよいよその時がやってきましたよー!
58bugもエンジンをパワーアップします! プロジェクトはとんでもない方向にエスカレートしそう。

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本誌長期レポートでもすでにお伝えしましたが、待ちに待っていたウルフスブルグ・ウエスト(WW)製のオクラサキットが遂に発売開始にあわせ、私も早速キットをゲットすることにいたしました。

今回オクラサモーターの製作開始に当たり、現在搭載しているエンジンはナンバーマッチのオリジナルモーターであるため、これはそのままキープしようと考えています。つまり全く別のエンジンを1機、ゼロから組み上げることになります。そこでエンジンケース、ピストン、シリンダー、コンロッド、カムシャフト、補機類などをそろえて行かなくてはなりません。すでにある程度の主要パーツ類はそろえているのですが、先日某所(VWショップですが実はポルシェ屋さん)でとんでもないモノを入手いたしました。
それがこれ。36hpエンジンケースとクランクシャフトですが、ストックではありません。詳細は後日じっくり紹介しようと思いますが、でも写真を見れば一目瞭然。凄いでしょ。

ポルシェパーツを多数駆使したビンテージ・ハイパフォーマンスエンジンになりそうです。
近日パーツの検証予定ですので、その時じっくりとご紹介します。

さて、ウルフスブルグ・ウエスト(WW)製のオクラサキットはビンテージ・ハイパフォーマンスが大きな盛り上がりを見せるUSAでも大きな話題となっておりますが、Bug-InプロモーターのRich Kimball氏も自らのオーバルにオクラサエンジンをゲットしています。エンジンを組み上げたのはなんとRon Fleming氏。Fat Performanceのショップでエンジン搭載に立ち会わせていただきました。




このポルシェ・カレラルックなマフラー、私もエンジンスワップの暁には装着しようと思っています。



私もテストランに同乗させていただきましたが、トルク感が全く違いますね。マフラーのサウンドも素晴らしい!


プロジェクトスタートの日が待ち遠しいですね。
ということで今日はこの辺で。

ではまた。

Posted by Shin Watanabe : 6:11 PM | コメント Comments(1) | トラックバック TrackBack (0)

December 22, 2008

日本より帰還

昨晩、日本よりここカリフォルニアへ戻りましたー! 6日間のみの滞在という、あっという間の一時帰国でしたが、師走のお忙しい中、貴重なお時間を割いて頂いた関係者皆さま、ありがとうございました。
さて、ワタクシはカリフォルニアに戻って、早速時差ぼけに陥り、早朝5時には目が覚めてしまいます。ということで日本滞在中滞っていたブログの更新を再開したいと思います!


今日は日本滞在中にお邪魔したFLAT4で発見したニューアイテムをご紹介!
便利な実用グッズですよ! 空冷VWだけでなく、旧車にもおすすめですね!

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その気になるニューアイテムとは! Stor-A-Belt:シートベルトリトラクタブルKIT。純正のシートベルトをキレイに巻き取ることができる実用アイテムなのです。パッケージがまたいいですねー!

アーリーモデルのVWには巻き取り機構のない2点式シートベルトをキレイに巻き取って見た目もすっきり。ベルト装着もスムーズに行うことができるようになります。


さらにもうひとつのニューアイテムが、JayCeeのビレットディストリビュータークランプ。なんとタイミング調整用のマークも入る実用アイテムでもあります。これは便利ですね! 純正スタイルのリプロダクションクランプの中には、しっかりデスビを固定することのできないものも多いので、これは良いかもしれません!


さて、毎回お邪魔するたびにため息が出てしまうFLAT4ショールームですが、1回ショールームには程度抜群のポルシェ912も入庫しておりました。



こちらの1964年型ビートルは、非常に珍しいヨーロピアンモデルで、なんと! オリジナルのインテリアが維持されています。1964年オンリーのインテリアは非常に貴重で、しかもヨーロピアンモデルはシートがファブリック。詳細は現在発売中の本誌34号をご覧くださいね!


さらに、こちらも素晴らしいコンディションの1978年型グローリー・ビートル。日本向けの最終特別仕様です。限定500台でした。内外装のコンディションはもちろんですが、タイヤのチョイスも良いですねー。レイトモデルにはホワイトリボンがよく似合いますねー。現車にはBF Goodrichのタイヤが装着されていました。



FLAT4に展示される数々のアイテムの中で、この日個人的に一番お持ち帰りしたい一番のアイテムがこれ! エンジンです! ジャドソンスーパーチャージャー搭載の36馬力エンジンですね! 世界的に有名なVW&ポルシェエンジンビルダーとして知られる、Mr. OkrasaことJoe Ruiz氏が組み上げたエンジンなのです。それがコンプリートで目の前にあるのですから! これを持ち帰れば、私の58Bugのエンジンを自分で積み替え、30分でエンジンスタートが可能なのです! 色々妄想が広がってしまいます。

さらに、1972年にEMPIが売却された際にウエアハウスに残っていた36馬力エンジンのロングブロックが展示されていました。VWファクトリーでリビルトされたエンジンで、シリンダーヘッドにはEMPIロゴも入る超レア36馬力エンジンなのです。

40馬力エンジンベースのオクラサユニットもあります!



さらにもちろん最新のハイパフォーマンスVWエンジンもコンプリートでストック。




ウルトラレアなアイテムが展示されるショーケースを覗いていると、本当時あっという間に時間が過ぎてしまいます。東京を訪れた際には是非とも立ち寄りたいVW&ポルシェスポットです!






FLAT4の近所にとまっていたVW。


ではまた!

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November 23, 2008

Hot VWs編集部で発見したお宝

電気系のトラブルを解消し、早速、快調快速58Bugで向かった先は、、、、


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所用でHot VWs編集部にお邪魔してまいりました!

が、しかし! この日は木曜日のまだ午後3時というのにオフィスはもぬけの殻。
Hot VWs編集部は週末に開催されるイベント取材が多いので、金曜日はお休みなんです。よって木曜日はお休み前ということで、ほとんどのスタッフが半休ですでに帰宅。オフィスにはHot VWsの姉妹誌であるSand SportsのMike Sommer氏のみしか残っていませんでした。それにしても日本の編集部では考えられないですよねー。これまでアメリカやフランスの出版社の編集部にお邪魔したことがありますが、職場環境のあまりの違いに毎回驚かされます。


さて、このMike Sommer氏ですが、実はHot VWsの出版社であるWrightパブリッシング社創設者である故Jim Wright氏の実のご子息であります。この日は彼のオフィスにお邪魔して、お宝を色々見せて頂きました。

まずはこのイラスト。そうですねー。Cal Lookフリークの方ならおわかりかと思いますが、有名な1975年2月号に使用されたCal Lookのイラスト原本!


つづいて、お父様のHot VWs初期の名刺。


当時Jim Wright氏はNHRAで活躍していたVWの取材も積極的に行っており、当時モノのクレデンシャルやフォトアームバンドなんかも大事に取ってありました。


Mike Sommer氏はNHRAやNASCARフリークでもあり、コレクションを見せて頂きました。


いやー、Hot VWs編集部は宝の山でした。

ではまた。

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November 6, 2008

Cal Lookの父の元へポルシェ912エンジンを持ち込みました。(インターメカニカ・プロジェクト)

搭載したポルシェ912エンジンの4気筒中3気筒の圧縮が出ていないという大どんでん返しを食らったインターメカニカ・ポルシェ912エンジンプロジェクト。プロジェクトそのものの存続が危ぶまれるほどの事態に陥りましたが、カリフォルニアのVW界を代表する頼もしい助っ人の登場で、プロジェクトは急展開を迎えることになりました。


ということで、今日はFAT Performanceにエンジンを届けに行ってきました。

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かつて弟が使用していたSuzuki Grand Vitaraに912エンジンを載せ、FAT Performanceへ向かいます。


到着したらすぐにRon Fleming氏自らがフォークリフトを寄せてきてくれました。





ということで、我がポルシェ912エンジンは無事FAT Performanceに着地。


それにしても、この方がいなかったら今のカリフォルニアのVWシーンはなかったかもしれません。

Cal Lookのゴッドファーザー、Ron Fleming。FAT PerformanceをGreg Aronson氏と共に切り盛りする経営者のひとりで、現役のエンジンビルダーにして現役レーサー。はじめてCal Lookと呼ばれるVWを創り上げた一人として、世界のVWシーンにその名をいまだに轟かせています。

あまりに有名なAronson/Holmesの’63年ラグトップ。アナハイム時代のショップ前で記念撮影。1975年のhot VWs magazine 2月号の表紙を飾り、最初のCal Lookの1台として誌面で大きく取り上げられることになった1台なのです。

Ron Fleming氏は、初代DKPプレジデントとしても知られています。いわずと知れたCal Lookの父として、現在でも幅広くVWシーンで活躍しているRon Fleming氏。オレンジカウンティのFAT Performanceの共同経営者の一人で、現在もハイパフォーマンスVWエンジンを組み続ける生涯現役オヤジです。一度オタクにお邪魔した際は、大変貴重なお宝を色々見せて頂きました。






こちらはRon Fleming氏の愛車であるポルシェ911s。



かつてはストリート用のエンジンを数多く手掛けてきましたが、現在はオフロードレース用のエンジン製作がメイン。現在FAT PerformanceではVWだけでなくTOYOTAやV8などの水冷エンジンも手掛けているるそうです。Ron Fleming氏はオフロードレース用のVWエンジン製作がメイン。現在はタイプ4エンジンが多いそうです。なぜならタイプ4ブロックだと3リッターも可能になるからだそうです。なんと毎月30機程度のエンジンを組み上げているというから驚きです。









こちらは来年ご本人がレース用に用意しているエンジンケース。さて、どんなエンジンになるのでしょうか?


10月18,19日にカリフォルニア・スピードウェイで開催されたBattle of the Importsでも見事優勝

次回がエンジンをバラして、圧縮長い原因を追及していきます!

お楽しみに。

ではまた。



Posted by Shin Watanabe : 5:29 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

November 5, 2008

VWショップにVWサインはやっぱりよく似合います。

DowneyにあるVWショップ、Bill & Steve'sのSteveさんが、ショップにVWサインを飾ったから見においでよとお誘いを受けたので、30分ほどドライブしてショップにお邪魔してきました。


ショップには素晴らしい光景が広がっていました。
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うちからはフリーウェイ5番を北上し、91番を西へ。さらに605の北、105を西、そしてLakewoodでおります。


途中、映画撮影用だと思いますが大きなスタジオの横を抜け、到着。



アメリカにはVWショップがたくさんあると思われる方も大きいかと思いますが、たくさんあります。でも実はショールームとして一般客がWalk inできるスタイルのお店って、意外と少ないんですよ。ましてやFor Saleカーがズラリと並べられるようなVWショップは皆無。アメリカでVW実車の売買はほとんどが個人売買なんですね。パーツなどを扱うショップはほとんどが通販メインのため、商品がズラリと並ぶショップは意外と少ないのです。本誌も扱って頂いてます。




そんな中で、ここBill & Steve'sはお店にVWパーツが並ぶショールームスタイルの貴重なお店。Steveさんのお父様は1950年代~1970年代までVWディーラーを営んでいたというバックグラウンドを持っていらっしゃいます。Steveさんのお父様はVWがビートルの生産中止となり、VWディーラーで空冷モデルが消えてしまうことにいたく失望し、空冷VW専門のパーツショップを始めることになりました。それがいまのBill & Steve'sというわけです。
こちらSteveさん。



さて、そのショップ内に最近立派なVWディーラーサインが設置されました。ビンテージ物です。残念ながらお父様が営んでいたVWディーラーの当時物ではないのですが、素晴らしいコンディションです。



こちらつい最近扱いはじめたというシートベルト用のエンブレムステッカー。こんな細かいものまでリプロがでてるなんてすごいですね。


Bill & Steves Foreign Auto Parts
12121 Lakewood Blvd
Downey, CA 90242
(562) 923-3251

ではまた。





Posted by Shin Watanabe : 5:21 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

October 17, 2008

まる1日いても飽きないツール専門店

さて、前回コンバーティブルトップを畳んだ時にかぶせるカバー、いわゆるブーツととめる箇所をTenax Fastenerに交換する模様をお届けしましたが、肝心のブーツ側に約1センチの丸い穴を開けなくてはならず、ツールがないので作業を中断しました。ということでオレンジにあるツール専門店へひとっ走り。ここには普通のハードウェアストアでは扱っていないコアなツールを取り扱うそれはそれは危険な香りのするお店なのです。


ここでゲットしたツールで一気に問題解決です!

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ウチから15分ほどのドライブしたオレンジにあるHarbor Freight Tools。どちらかというとプロフェッショナル向けのツールショップのようで、かなりヘビーデューティーなパワーツールも豊富に取りそろえられています。店内はこんな感じで、目的以外のツールにもついつい目がいってしまいます。価格もとってもリーズナブルなんですよ!





この日ゲットしたのがいわゆるパンチ。ガスケットとかレザー、厚での生地などに正確な穴を開けるためのツール。お値段なんと4ドル99セントなり。



あと、ついついこんなツールもゲットしてしまいました。ノンコンタクト・レーザー・サーモメーターです。レーザーポインターを向けるだけで温度を測ることが便利なツールです。お値段29ドルなり。


このようにエキゾースト関連の温度もさわることなく測ることが出来るのです。ドラッグレースなんかではこれを使って路面やタイヤの温度を測っていますよね!


ということでゲットしたパンチを使用して早速ブーツにTenax Fastenerを装着してまいります。
パンチでひと叩きすれば、ほらご覧の通り、キレイな穴を開けることが出来るのです。


ここにTenaxを挟み込むように装着すれば簡単にブーツのアップデートも完了。久々にコンバーティブルトップを畳んで、ブーツを装着。いい感じになりましたねー。




次はいよいよエンジンの作業再開です。

ではまた。
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October 13, 2008

大いに盛り上がったタイプ2オンリーイベントDas O.C.T.O. Fest 2008

日曜日は朝からハンティントン・ビーチへひとっ走り。'67年型までのタイプ2オンリーイベント、Das O.C.T.O. Fest 2008に行って参りました! ワタクシが会場のハンティントン・ハイに到着した時はすでに満車状態! ヨーロッパからのゲストも多数訪れ、大いに盛り上がりましたよー! イベントの模様は本誌でじっくりレポート予定ですが、すぐにでも紹介したいニュース速報をこちらでリークしちゃいましょう!


BUS乗りにはちょっと気になるニューアイテムも登場!

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O.C.T.O. ミーティングはOrange County Transporter Organizationが主催する1967年型までのタイプ2オンリーのイベント。毎年、春、夏、秋の3回開催されております。2008年のタイプ2オンリイベントを締めくくるDas O.C.T.O. Fest 2008は秋らしい快晴の天候に恵まれ、朝から沢山のBusinessが集まりました。



German Folksの面々もO.C.T.O. Meet '08に登場!



この日は気になるニューアイテムを色々発見! まずはアメリカのトップレストレーションショップKOCH'sから!
タイプ2用ステアリングのホーンリングです。ホーンボタンも4種類のリプロダクトが登場! 日本への上陸も楽しみですね! 代表のBob Koch氏にステアリングを見せていただきました!




そして本誌でもお馴染み、ウルフスブルグ・ウエストからはニューカタログが登場! 代表のTony Moore氏自らカタログを配っておりました。カタログはメカニカル部分や車両内部、インテリアなどが非常に分かりやすいイラストレーションで描かれており、自分の愛車のディテーリングを追求する上でも非常に参考になりますよー。実は今回ワタクシ光栄にもカタログ表紙写真の撮影を担当させていただきました。ワタクシもページ最後の方でもほんのちょこっと登場しております。

つづいてISP Westからは旧車にとっても便利なシートベルトリール。代表のAlex Pegado氏もパッケージがお気に入り! 巻き取りのないVWのシートベルトにはとっても便利なアイテムですよね。使わない時はキレイに巻き取って整理することが出来るリプロダクション。確かにパッケージの雰囲気満点ですね!


今回、ヨーロッパからのゲストも多数! Das O.C.T.O. Fest 2008会場はさながらVWサミット会場と化しました。まずはヨーロピアンBug-InオーガナイザーのKobus氏。Rich Kimball氏と早くも来年の開催のプロモーション! 今回は約1ヶ月カリフォルニアに滞在!


続いてベルギーのスーパーVWショップ、BBTよりBob氏も登場! Koch'sのBob氏とダブルBob、つまりB&Bってか!?


デンマークのスーパーパーツコレクター、Tomas氏(写真左の一番右)も登場。スワップエリアにウルトラレアパーツを並べて凄い人だかりでした。

ハイ、ということで今日はこの辺で。Das O.C.T.O. Fest 2008の話題はさらに続きます!
to be Continued

ではまた。

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October 9, 2008

エンジンまわりのパネルを製作(インターメカニカ・プロジェクト)

現在フライホールシムのパーツ待ちでエンジン搭載がお預け中の我がインターメカニカ・ポルシェエンジンプロジェクト。パーツを待っている間にちょこちょこっと下準備を進めました。今回はエンジンまわりを囲うパネルの製作。当初は元々ついていたパネルをカットして対応しようと考えていたのですが、実際のところは高年式のVWエンジンよりもポルシェ912エンジンの奥行きの方が若干短く、これまでのパネルでは対応できないことが判明。


ということで作り直すことにしました。

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前回エンジンを載せた際に、元々ついていたパネルをポルシェエンジンのティンに合わせてカットしましたが、何と奥行きが足りない。5cm近くに隙間が出来てしまうのです。これではちょっとみすぼらしいですよね。

そこで、ローカルのハードウェア(DIY)ショップでファイバーグラスのボードはないか物色したところ、これが意外や難航。ファイバーグラスの板って売ってないモノなんですねー。
別のマテリアルで代用しようか色々思案していたところ、オンラインの業務向けのハードウェアショップで、ようやく発見。早速ゲットいたしました。


これをVW専門のファブリケーションショップ、JAR FABのジェリー氏にカットしていただました。

それにしても彼のショップはいつ訪れても、すごいプロジェクトが入庫しています。

ということで、カットしていただいたパネルはこんな感じ。上が新しく製作したもの。下がこれまでのモノです。

重ねてみるとサイズの違いが分かりますよね。

早速エンジンルームに仮付けしてみるとこんな感じです。ボルトの位置などを現物あわせしながら仕上げていきます。

あわせてエンジン側にはラバーシールを装着。VWですとボディ側に装着するのですが、ポルシェエンジンはティンに装着するんですね!


ラバーはポルシェ純正パーツだけ有り、クオリティも良さそう。


ハイ、ということでエンジンを搭載する準備もほぼ完了! あとはフライホイールシムを待つのみ。

でも隠れポルシェやさんから非常に気になるアドバイスを頂きました。それは1回エンジンの90度立てかけた方がいいのではということ。私も実は非常に気になっておりました。だってこのエンジン最低2年は動いていませんから。一体それはどんなことか?その辺は次回で。

ではまた。

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April 19, 2008

ドラッグレースの神様に会いました

先日開催されたBug-In 33前日のことです。Yorba LindaでOrange Empire Bus Company主催のスプリング・ピクニックというVWイベントが開催され、その取材後、すぐ近所にあるJohn Force Race StationというファニーカードライバーJohn Forceミュージアムショップに立ち寄ったときのこと。

なんとそこでまさかのJohn Force本人とバッタリ!
John Forceといえば前人未踏! 14度のNHRAファニーカーに輝いている史上最強のドラッグレースドライバー! ハッキリ言ってアメリカで知らない人はいません。日本で長嶋茂雄を知らない人はいませんよねー? アメリカでJohn Forceはそんな存在なのです。しかも現役! 今回John Force氏は普段は入ることのできないレースショップエリアまで案内してくれました!

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この日は午後1時過ぎにイベント取材を終えた後、フランスのSuper VW Magazine編集長JulienとアシスタントのRudyたちがJohn Forceミュージアムショップに行きたいというので、日本からのゲストも連れてショップへ向かいました。

ここには色々なNHRAグッズが置かれていて、とても楽しいところです。
 

 

レースで使用したエンジンパーツも売ってます!
  

ショッピングを終え、次の目的地に向かおうと駐車場でワイワイしていると、併設されているレースディビジョンのベンチで、おじいちゃんが孫の面倒を見ている、そんなほのぼのとした光景が目に入ってきました。でも、そのおじいちゃんどこかで見たことのあるなー。あれ、John Forceじゃない? ジュリアンにそう話しかけると、まさかー。こちらが恐る恐る、アレーそっくりだなー、まさかなーと凝視していると、なんと向こうから手を振ってくれました! ショップでもらったサインカードを慌てて取り出し記念撮影大会の開始! ジュリアン、日本から来ているChakoちゃんも大興奮(ちょっと緊張)の様子。
 

実はJohn Force氏は昨シーズン、テキサス州ダラスで開催されたレースで大クラッシュ。今シーズンすでにレースカーのドライブはしておりますが、まだ体の至る所が痛そうでこの時もリハビリ中。以下の映像はクラッシュの際の衝撃映像です。一時周囲が凍り付きました。

入院先で10月7日に行われたインタビュー映像です。

John Force氏にお前たちどこから来たんだいと尋ねられ、フランスと日本から、週末にVWのドラッグレースがあるんですと説明すると、じゃウチのレースショップ案内してやるから見るか?と、リハビリ中の身にも関わらずショートツアーを自ら買って出ていただきました。

それにしてもJohn Force氏は本当に気さくな方です。本当にごく普通にいそうないいオヤジ。真のスーパースターとはこんなものなのでしょうか。
 

大切に保管している歴代レースカーのボディを保管しているガレージも特別に見せていただきました。
 

こちらはJohn Forceがはじめてドライブしたファニーカー。

幸運にもJohn Forceとこのように直接接することができて、アメリカでNHRA、John Forceがなぜにここまで支持を受けているのか垣間見たようか気がしました。
レースでの復帰、活躍を祈っております。

John Force RaceStation
22722 Old Canal Road
Yorba Linda, CA 92887


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January 26, 2008

毒蛇はどのようにして作られるのか

話は前後しますが、デトロイトショープレス公開期間中、幸運にも毒蛇を製作しているファクトリーを見学する機会を得ました。

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デトロイトと言えばGM、フォード、クライスラーのビッグ3の本拠地でありますが、当然ファクトリーも点在しております。今回お邪魔したのはクライスラーのコーナー・アヴェニュー・アッセンブリープラント。
クライスラーさんのご招待でダッジ・ヴァイパーのファクトリーを見学させていただきました。

かつてここではプリマス・プロウラーも生産されていたそうです。

やはり特殊なモデルだけにその生産工程はハンドメイドに近い物です。ロボットは1台もありません。

生産されたヴァイパーの9割近くがすでに行き先が決まって(つまりすでにSold)おります。年間の生産台数は1500台。

本当に良い物見せていただきました。

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October 17, 2007

新たに発掘された58Bug!

今日は所用で毎度お馴染みWest Coast Classic Restorationへ。

ここに来るといつも何か新しい発見がある。

今日の発見は、、、、

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なんとワタクシの所有する58Bugのブラザー!!!
オリジナルの個体が発見されました!
 

ヨーロッパ仕様の1台。シングルバンパーに、セマフォー付き。インテリアのシートはファブリックで、ドアパネルもオリジナルを維持しているという非常にドライな1台。レストレーションされるのでしょうか?
  

1958年型といえばリアウィンドウがオーバルから大幅に拡大されたスクウェアタイプになった最初の年ですが、面白いことに至る所にオーバル世代の面影を残しております。フロントフェンダーもその一つで、彫りの深いといいますか、独特ので目金スタイルのフェンダーは、オーバル世代のキャリーオーバー。
   

ランニングボード側のプレス形状も実は少し違うんですよ。
  

現車はヨーロッパ向け仕様なので、セマフォーが付いていました。

ご存じの通り。エンジンもスタンドエンジンですね。オーバル世代キャリーオーバー。

さて、現車にはフロントフェンダー上にウィンカーも装着されていましたが、これがまたレアな初めて見る代物でした! VWに純正採用されていたHella製ですが、通常装着されていたものとは全く違うデザイン。全てプラスチック製です。
 

おそらくHellaが製造していた他の車種用か汎用品だったのでしょうか?

イヤー、VWはいつも新しい発見があります!

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June 28, 2007

ベルギーBBTで見つけたサプライズ

一昨日はドイツ、ハンブルグから550㎞ほど走り、ベルギー、ブリュッセルに入りました。1949年からVWの正規ディーラーを務めている会社のプライベートミュージアムを取材した後、ブリュッセル郊外のVWショップでオープンハウスパーティ。今週はいよいよヨーロピアン・Bug-Inウィークに突入です! とにもかくにもちょっと信じられない移動距離と取材日程。毎日非常に忙しい取材を続けております。

さて、今日はベルギーのVWショップBBTの様子を少しだけお届けしましょう。

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前回のドイツ取材の際にも紹介した550スパイダーの電動ペダルカー。ポルシェ・ミュージアムでも売られているまさにプレミアなポルシェ公認ペダルカーです。価格も5000ユーロとか。
すごいディテールです。ミラーやエンブレム、メーター類も非常に拘って仕上げられております。
 

  

 

フォーセールカーがストックされているウェアハウスには相変わらずすごい内容のVWたちがおります。

さらになんとVWファクトリーから買い上げたという1303用のダッシュ製作用のプレス機器が!! 右ハンドル用も近々手に入るそうですよ!

モールディングはこんな感じ。これを使ってファクトリーと全く同じクオリティのリプロがでるといいですね。
 

その他にも興味深いアイテムが沢山。1日中居ても飽きることがありません。
  

ということで今日はこの辺で。
現地からの速報はまだまだつづきますよー! お楽しみに!

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April 28, 2007

あなたはどこまで愛情を注ぐことができますか?

シャシーを切り離して丸裸状態にされたビートルのボディ。先日紹介したレンケーファーカップクラスのショーカー&ドラッグレースカーを製作するために現在ボディワーク中。ボディはプライマーの状態?

あれ、でもちょっと様子が違いますよ!

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何とボディ全体がベアメタルの状態! つまり裸の鉄の状態なのです。そうです塗装全てが総剥離の状態。なんとボディ全体がサンドブラストにかけられ、塗装とプライマーがボディ裏表きれいに剥がされています。サンドブラストとはその名の通り、砂状の粉末をブラスト、つまり高圧で吹き付け、表面の付着物屋汚れを一気にを取り払ってくれます。ボディのレストアで塗装を剥離するのはこれまた非常に手間の掛かる作業で、手作業で剥離しようならどえらい時間が掛かってしまいます。でもサンドブラストを使用すれば、時間と手間が大幅に短縮できます。パーツのクリーニングにはよく使われますが、ボディ丸ごとできるところはなかなか無いのではないでしょうか?  サンドブラストに使用する粉末は色々な種類があるそうですが、現車には砂ではなくココナッツの粉末が使用されています。
剥離剤のような劇薬品を全く使用していないので、ボディにも非常に優しいのです。ボディの裏側、それこそフード用のスプリングの内側まできれいになっていますね!
  

今回ボディ全てにサンドブラストが及んだのは、ベース車の状態だひどい状態だったから。
ボディの隠された状態を全て把握されるために裏表丸裸にされました。

注意しないといけないのは、このような鉄のボディ丸裸の状態だとさすがに乾燥したカリフォルニアでボディ表面のベアメタルが空気と触れ反応がはじまります。迅速に板金をすませるか表面をプライマーなどでかるく覆う必要が出てきます。今回はちょうどサンドブラストから上がってきた直後のグッドタイミングでショップ訪問したため、このような丸裸の姿を拝むことができました。

それにしてもお世辞にもボディの状態は良いとは言えません。というかベース車としては最悪!? 
フロントセクションの左サイドは過去にヒットしてひどい状態だったそうで、今回のレストアで全てが取り払われました。

ヒーターチャンネルあたりの腐りもひどいです。日本だとスクラップヤード行きですか? 普通こんなベース車をわざわざ手間暇かけてレストアしないですよね。費用も馬鹿にならないと思いますし。
  

しかしオーナーさんはあきらめません、そして決して見捨てません!
なぜこのようなベース車をわざわざ選んでショーカーの製作を決意したのでしょうか? オーナーさんにとってはやはりこのクルマがオンリーワンなのです。どんな状態であろうが、このVWではないとダメなのです。色々な思い出がこのビートルに詰まっているのでしょう。
 

ボディの至る所で虫食い状態。特にリアウィンドウまわりはひどかったようです。内側のボディセクションは取り払われています。

ラバーシールで覆われていた箇所には、結構穴が空いています。こうなると雨がどんどん進入するようになり、車内のメタルを蝕んでいきます。
 

 

ラグトップの縁にも虫食い。

丸裸にされたボディは板金跡などの過去のヒストリーが全てさらけ出されました。

大きく取り払われた右前のボディセクションですが、ここでのポイントは重要なボディセクションを取り払う際にサンダーやカッターで切り取るのではなく、スポット溶接の箇所を丁寧に取り外しながら丁寧にボディセクションが取り払われていること。
 

ショップのジェリーさんによると、ボディワークはVWファクトリーと全く変わらない溶接方法でオリジナルに忠実に仕上げる予定。そこからレンケーファーカップクラスのショーカーに仕上げる予定。これがどのような姿になるのか。非常に楽しみです。

さて、今回訪問したショップはオレンジにあるVW専門のジェリーさんのファブリケーションショップ。本誌でもじっくり紹介したいと思いますのでお楽しみに!
 


それではまた!

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Posted by Shin Watanabe : 11:36 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

February 23, 2007

こういうレストアの仕方もあるんです。

昨日に引き続きオレンジカウンティのVWショップはしごツアーで行きまーす!
今日はもちろんVWレストアショップの最高峰であるあそこ。West Coast Classic Restorationですね!

先週もお邪魔したのですが、その時とはまた違うVWのレストアが進行中!
それがこちら。

そうですね! 私の58bugのブラザー! 1958年型です。ラグトップ付き。素晴らしいボディーの仕上がりです。ボディの裏表が完璧に仕上げられております。ペイントのブランドまでジャーマンにこだわって後はアッセンブリーの時を待つばかり。

こうなると下回りは当然あれですよね! アメリカのパンオフフルレストレーションといえばプラットフォームシャシー丸ごとパウダーコーティングが定番。

あれ! でもちょっと様子が違います。

続きは↓をクリック!

ホント、ため息が出るとはこのこと。1958年型純正カラー、コーラルレッド(L351)が美しいですね!
ボディナンバーから推測するに1958年の3月から4月に生産された個体のようです。
 

ドアパネルを取り付けてしまえば見えない箇所まで、キッチリとディテーリングが行き届いております。

綺麗に仕上げられたショーカーコンディションではなく、コンクールデレガンス級のクルマを仕上げようとなると、レストアの技術があるだけではダメです。その各年式のオリジナルがどうであったか、細かい知識が要求されます。本当に拘るアメリカやヨーロッパのVWオーナーさんはそこまで完ぺきな仕上がり要求してきます。そうなると使う当然パーツもオリジナルに拘り、ヘタな代用パーツの使用は許されません。オリジナルパーツを探すだけで1年掛かってしまうこともあるんですよー! West Coast Classic Restorationのレニーさんは生きるVW大辞典のような方です。
 

で、肝心のシャシーがこちらです。定番の丸ごとパウダーコーティングかなーと思ったら違いました。
なんとオリジナルのまま。そうです!1958年のオリジナルフロアなんです。にわかに信じられないコンディションをキープしております。一部表面のサビのみを綺麗にして出来る限りオリジナルの部分はそのままにしておこうというということで、フロアはそのまま。この状態で再びアッセンブリーされる予定なのです。
 

この世代のフロアにはラバーマットをはめ込むためのポッチが備わっております。1958年型オリジナルフロアの証です! これがリプロのフロアに換えられていると、無くなっているケースが多々あります。各年式のディテールを知らずにレストアすると忘れがちの箇所なんですね。無くても機能的には全く問題ありませんから。でも拘る人はレストアしてフロアを交換してもやっぱりこのポッチが欲しい。ということでこの世代のVWをレストアする方の参考のためにアップ写真をどうぞ。
  

フラッシュのせいで質感が伝わりづらい写真でスミマセン。
何とアンダーコーティングもジャーマンブランドが使用されております。

いやー、本当にオーナーの拘りが感じられます。ここ数年、アメリカとヨーロッパではVWがビンテージ&クラシックカーとしてのポジショニングが着実に確立されているような気がします。値段でクルマの価値を計るのは何ですが、10万ドル以上のバスも出てきますし、レストレーションに5万ドル6万ドルつぎ込むなんて当たり前になってきていますから。
行く先々で耳にする言葉はIt is not cheap car anymore.... です。

とにもかくにも完成が楽しみな1台です。
  

外にはやはり1958Bugと同世代のコンバチ。こちらは1960年型と思われます。 
 

ここに来ると感覚が麻痺してきます。

ここに来るといつも何か新しい発見があります。


それでは!

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Posted by Shin Watanabe : 3:54 PM | コメント Comments(2) | トラックバック TrackBack (0)

February 19, 2007

VWはどこまで低くなるのだろうか

VWの世界だけじゃないと思いますが、車高の低さに情熱を賭ける人は乗り心地が最悪だろうが、例えノーショックであろうが構わないという尖った人たちがおります。中には胴体が路面に着地寸前のような人もおるわけです。でも中には低くてもやはり乗り心地を確保できるといいなーと考えることもあるわけで。でも基本的に車高を低くする=サスペンションのストローク量が減る反比例な関係であるわけです。低くしすぎるとノーマルのサスペンションビームではショックアブゾーバーも装着できなくなるわけです。

この低さと乗り心地という相反するテーマを克服するためにチャレンジしている人がおります。
それがこれ。

いったい何のこっちゃ?

続きは↓をクリック!

冒頭の写真はガソリンタンクです。なぜこんなモディファイをしたかって。それはですね。。。

車高ダウンに加え、大幅なトレッドのナロードを行うと、まずぶち当たる問題がボディとの干渉。
通常は上下2本のトーションビームをサポートするタワーをモディファイしてこの干渉をクリアするのですが、問題が発生します。ショックを取り付けるスペースが無くなってしまう。

そこでこのような大がかりなボディモディファイが行われております。ビームをナロードすると上下2本のトーションビームをサポートするタワーとショックも内側に入り、それでいてボディとの干渉もクリアしようという考え。
グリーンの箇所がカットされた場所。

ボディに大幅なメスが入れられ。強度を確保するためにしっかりと手が加えられております。ポイントはカットされた部分もファクトリーメイドのフィニッシュと同様、きれいにクリップを溶接してフィニッシュしました。
 

これでカスタムガソリンタンクをセットすると、見た目はノーマル。でもショックのスペースも確保されている。テーマはカスタムした箇所を見せびらかすのではなく、カスタムした箇所をいかに上手く隠すか。
仕上がりはあくまでもファクトリーメイドのノーマル。でもめちゃくちゃ低くてホイールがフェンダー内側に入る。
 

ここのショップには楽しみなプロジェクトがたくさんあるんですよー。

仕上がりが楽しみな1台です。

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Posted by Shin Watanabe : 10:29 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

February 18, 2007

毎日作業をチェックしたくなるスプリットウィンドウ

今日はとっても興味深いスプリットウィンドウをご紹介いたします。ただスプリットウィンドウといっても今日は下の写真のVWではなくポルシェのおハナシ。そうです、ポルシェにもスプリットウィンドウが存在するんですよー。

世界が誇るVWレストレーションショップに入庫したスプリットウィンドウ・ポルシェとは?

続きは↓をクリック!

それがこちらです。いわゆるPre-Aと呼ばれるモデルです! しかも1951年型のスプリットウィンドウ。VWタイプ1のスプリットウィンドウとまさに同年代のポルシェ356。現在West Coast Classic Restorationでレストレーション中の1台なんです。

 

おいおい、リアウインドウがスプリットじゃないやんけー! ハイごもっともです。
でもポルシェ356の場合、スプリットウィンドウを指すのはフロントウィンドウなんですよー。
ポルシェフリークの方はご存じでしょうけど、VWの皆さん知ってましたカー?

もうお解りですね。ご覧のようにフロントスクリーンが2分割になっていますよね。
 

このPre-Aのスプリットウィンドウは1950年型と1951年型のみ。翌年から中央部が折れ曲がりながらも1ピースのウィンドウとなり、いわゆるベントウィンドウへと進化します。下の写真、フロントウィンドウに注目。1枚ガラスになっていますよね。このボディスタイルは1955年型まで続きます。

そして1956年モデル、いわゆる356Aになるとスムーズなカーブドガラスに進化していきます。フロントウィンドウの形状以外ボディスタイルはPre-Aと共通に見えますが、実はボディのラインもかなり違います。ダッシュパネルのデザインも一新されています。

ポルシェ356のヒストリーや年式ごとのスタイルを掘り下げていくと本が出来てしまうので、細かいお話はこの辺で。ハナシをWest Coast Classic Restorationに入庫しているポルシェ356に戻しましょう。
現在フルレストレーション中の1951年型。ボディワーク&ペイントの最終仕上げ中。
  

 

この世代のポルシェはVWと共通のクランクケースをはじめ、様々な共通部品、または互換性のあるパーツが使用されておりました。ステアリングも1959年型までのVW用ハンドルをそのままポン付けすることが出来ます。現車ダッシュパネルはまだ未装着。
 

いやー、完成が待ちきれませんね!

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February 10, 2007

VWショップで見つけたビッグテール

先日、所用でジーン・バーグに行ってまいりました。その時ビッグテールのVWビートルを発見!
自分的にはかなり新鮮でしたので、ここで紹介しちゃいましょう!

アメリカでは意外と高年式をカスタムしたVWって少ないんですよー。

続きは↓をクリック!

それがこちらのビッグテールです。いやー、これかなりカッコいいです!
  

あ、ビッグテールとは、テールランプの形状が初期型に比べて大きくなっていることから呼ばれる愛称です。1973年型以降のビートルにこのテールランプが採用されています。

 

でもよく見ているとちょっとした疑問が浮かんできました。これおかしいぞ。。。。

ボディー、インテリアがノーマルであるとすれば、フロントバンパー内にマウントされるウィンカーレンズ、リアエプロン形状、フロントシートが一体型ではなく調整可能なヘッドレストが付いていることなどから判断すると1976、1977年型辺りではないかと思われるのですが、それはヨーロッパ、日本仕様でのハナシ。

実はアメリカ仕様は1974年型からバンパーがUS仕様の5マイルバンパーになっていて、バンパーはさらに一回り大きく、ステーはショックアブゾーバー付きのゴッツイ円形状になっているはず。ウィンカーも日本では見られない巨大なものがフェンダー上に装着されているはず。
 

でも現車はヨーロッパ仕様なのです。そんなことを写真を見ながら気がついた次第で、写真撮ったときにオーナ見つけて聞いておけばよかったと後の祭り。

現車にはドイツKamei社のフロントスポイラーが装着されておりました。アメリカでは意外と少ない高年式ビートルのカスタム。こうしてマジマジと見るとかなり新鮮。ちょっと欲しくなってしまいました。
  

後から色々疑問がわいてきた謎のビッグテール。詳しい詳細は宿題ということで。

では!

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December 27, 2006

謎のVWパーツ

日本はこれまでのクリスマスムードもどこへやらで、すでに門松モードなのでしょうか。アメリカは年内いっぱい、それこそ1月上旬ぐらいまではクリスマスツリーもそのままディスプレイされていますので、なんだかクリスマス気分が抜けません。
さて、今日は前回に引き続きウルフスブルグウエスト社での模様をご紹介しましょう!

今日はスタッフのひとり、リッチーさんのオフィスを潜入取材!
そこはオフィスというよりも……。

続きは↓をクリック!

アメリカでVWなどの取材の際、オーナーさんのガレージを覗かせていただく機会が良くあるのですが、いつも実感するのが、そのガレージ環境の素晴らしさと楽しそうな空間作りのセンス。演出のしかたがとっても上手いんですよねー。

これはお仕事をするオフィスの環境にも同じ事が言えます。普通に置かれている電話、ファイルケース、什器など、どれをとってもかっこいいんですねー。ビジネスライクなんだけど、ビジネスライクに見えないんです。さらにいつも自分が席を置く場所だけに、まわりには写真や好きなものを上手くディスプレイしてひとりひとりののキャラクターがよく出てきます。楽しそうなオフィス作りって結構重要ですよねー。仕事のもモチベーションにもつながると思うし。

リッチーさんのオフィスに足を踏み入れると。。。そこはVWマニアにはたまらない空間でした!
机の横には1950年代物のビンテージラジオ&レコードプレイヤーが。もちろん完動品で、この日はレコードをプレイ中。

約10畳はあろうかという部屋を2人でシェアしているという贅沢なオフィス空間。様々なVW関連、ビンテージグッズが置かれています。
  

 

なんだかとっても楽しそう。

机の引き出しを見せていただくと。。。

何とそこはお菓子でいっぱい!
 

ところで、リッチーさんのオフィスの一画に非常に興味深いディスプレイがありました。
その名も謎のVWパーツたち。

一見普通のVW用純正キャブレターですが、本体の番号を見てください。

なんと31PICT-5!! ブラジルものとかではなく歴としたドイツもの。これ何に使用されていたキャブレターなのでしょうか? どなたかご存じの方いませんか? 

次がこれ、ダイナモ&ジェネレータースタンドですが、こちらも見たこと無いスタイルです。もちろんアフターマーケットものではなく、VWマークの入る純正パーツ。何かポンプでも装着できるようになっていたのでしょうか?

さらにもうひとつ、これはステアリングドロップアームですが、もう一つ伸びる小さなアームは何?

VWには日々、何か新しい発見があります。

どなたかこれらパーツがどのような目的で作られ、使われたのか? ご存じの方がいたら教えてください!

ドリームスのタイプ2フィギュアはここで購入できます!

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December 25, 2006

アメリカでも大受けのタイプ2フィギュア

話はクリスマス前に戻りますが、先週の金曜日、完成した本誌28号とおみやげを届けるためにクリスマス休暇直前のウルフブルグウエスト社を訪問しました。

持って行ったおみやげは今話題のあれ。アメリカにはまだ未上陸。大受けでしたよー!

続きは↓をクリック!

タイプ2特集となった本誌28号では、ウルフスブルグウエスト社に多大なご協力を頂きました。特に今回、同社の取り扱うハイクオリティのリプロダクションバンパーの秘密を探るために、潜入取材もさせていただきました。詳しい内容は本誌を手にとってご覧になってみて下さいね。ウルフスブルグウエスト社のクオリティへのこだわりを感じ取っていただけると思います。
 

上がウルフスブルグウエスト社製バンパー、下が一般的なリプロダクションバンパー。ダブルバンパーチューブとブレードの間に入るブッシュの有無。クロームの質。そのクオリティの違いは一目瞭然ですね!

また、ご存じの通りかとおもいますが、本誌28号ではウルフブルグウエスト社は広告も出稿していただいております。同社は来年1年本誌に広告出稿予定ですので、果たしてどのような広告が出てくるのかも非常に楽しみですね! 今回の広告は現在トミー毛塚氏が所有する1954年型コンバーティブルのインテリア写真をモチーフにしたもの。実はこのVW、ウルフスブルグウエスト社のオーナーであるトニー・ムーア氏がかつて所有しレストアしたクルマなのです。記念すべき第1回VWクラシックのアワードウィナーでもあります。

ということで、完成した本とおみやげを届けに行って参りました。そのおみやげとは、
 

そうです! 今話題のドリームスのタイプ2フィギュア!

ボディタイプ、バーンドア、後期型、ウィンカーの形状、バンパーのモールディングの有無など、その細かいディテールまでしっかりとチェックしていいましたよ! 特にセットで用意されるアロイホイールと、ポストカードには大受け! 皆さん大喜びでした!

 

  

 

クリスマス休暇直前ということもあり、この日の仕事は午前中でおしまい。スタッフの皆さんは完全にホリデーモード。クリスマスプレゼントを持ち寄って昼過ぎにはピザデリバリーを頼んで打ち上げ。私もちょっとごちそうになってしまいました。
 

OCTOでもお馴染み、メーターのリビルト職人ライアンさんにはマフラーパイプで作ったオブジェがプレゼント。一輪差しになるそうです。

呼び出しベルがだ大嫌いというマークさんには専用の呼び出しベルがプレゼント。

ウルフスブルグウエスト社オーナー婦人のカーラさんにはオイルヒーターがプレゼント。南カリフォルニアも冬は意外と寒いのです。
 

ハイ、今日はここまで。次回は本誌にも登場していただいたウルフスブルグウエストのスタッフにしてタイプ2ウエスティ乗りのリッチーさんのオフィスに潜入取材! お楽しみに!

Merry Christmas!

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November 22, 2006

VWパーツを全部タダで大放出!?

今日は所用で本ブログでも何度も登場しているウエスト・コースト・クラシック・レストレーション(WCCR)へ。

ところが、ショップの中は大変なことになっておりました!

続きは↓をクリック!

なんとこの日、WCCRは前日から大掃除の真っ最中! 実は私も前々からお誘いを受けていたのですが、大掃除を手伝いがてら、いらないパーツはタダで大放出したのだとか。

大掃除初日は残念ながら予定が入っており、お邪魔することは出来なかったのですが、やっぱり気になると言うことでちょっと様子を見に行ってきました!

WCCRのレニーさんにもらった大掃除初日の様子の写真がこれ! まるで、スワップミート状態! このパーツのほとんどをタダであげちゃったそうです! ゴミパーツばかりかと思いきや、意外とそうでもなさそう。やっぱり無理して大掃除初日に来れば良かったかなー!

昨日のパーツの海が、今日はこんな状態。もうほとんど残っていません。ちょうど最後のお宝をピックアップしに来た人がトラックに満載して帰るところでした。ご覧の通り荷台はパーツで満載! フリーウェイでパーツ落とさないようにね!それにしても凄い量ですが、レニーさんはこれ全部タダであげちゃったそうです! でもパーツをもらった人はショップのパーツウェアハウスの整理と掃除の労働力を無料奉仕! お互いハッピー!
  

もうほとんど片づいてきたショップのフロアですが、その中で私の目にあるパーツが飛び込んできました! な、なーんとポルシェ356用のブレーキドラム、コンプリート!! これタダなの!??? 他にも気になるものが転がって(置いて!?)あります。
  

NOSのボディシートメタルもあります! これもタダ! 
残念ながら違いました! さすがに貴重なパーツはキープです! 当たり前か。
 

これはWCCRのスタッフとレニーさんがさんざん要るか要らないかの議論の後、キープすることが決まりました。ゴミか宝か。それは人によって全く変わります。

このあと、レニーさんは倉庫の奥に埋もれていたお宝をお披露目してくれました。

昔のイベントトロフィーやTシャツ、VWが掲載されているフォーリン・カーガイドなど、コレクターズアイテムになっているアイテムが多数!
 

 

私もあるものを頂いてしまいました!
これエッセイ&イラストブック! なんと1967年に発行されたものだとか。ありがとうございました!

WCCRは今年で20周年。

レニーさんとスーさんの、今と20年前?
 


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Posted by Shin Watanabe : 11:42 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

November 15, 2006

Thank you! Tony and Eddy san!!

今日は12月に発売予定の本誌28号の取材のため、ウチから山を越えたCoronaにあるWolfsburg West(ウォルフスブルグ・ウエスト)へ行って参りました。取材内容は次号の発売まで秘密! でも非常に珍しいタイプ2なのでお楽しみに!

取材も順調に済ませ、打ち合わせの後、「ところでボクのインターメカニカ、ライトを点灯した際スイッチが火傷しそうなくらい熱くなるんだよねー。交換した方がいいかな」なんて、何気ない会話をしていたら。

その後思いもよらなかった事態に!

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ところで、ウルフブルグ・ウエストといえば、当ブログでも何度も紹介しておりますが、ビートルとタイプ2用のハイクオリティパーツをリプロダクトしているブランドとしてご存じの方も多いことでしょう。パーツのクオリティも申し分なく私の58Bug、インターメカニカ共々大変お世話になっております。

さて、話をライトスイッチに戻すと、「最悪の場合スイッチの不良は火災につながる恐れもあるから、すぐに交換した方がいいよ」ということになり、何とウォルフスブルグ・ウエストのエディさんと社長のトニーさんはその場でパーツを交換してあげるよということになりました。ホントですか!

社長のトニーさん自らはインターメカニカのダッシュ下に潜り作業開始。
インターメカニカはスイッチや配線にアクセスするためにはダッシュ下から覗き込まなくてはならず、非常に無理な体勢を強いられます。ホントに申し訳ありません!

こちらが取り外したスイッチ。トニーさんはすぐに不良箇所を発見。ヘッドライトから来ている配線のコネクタがガタガタの状態でした。コレが不良箇所で火傷しそうなほどの熱の発生元だったのです。約14年間の役目全うしました。
  

タダちょっと気になる事がありました。それはインターメカニカに使用しているライトスイッチがVW用でなく、ごく一般的に使用されている汎用スイッチである点。スイッチに付いているノブもインチ規格のねじ山なのでミリ規格のVWスイッチにはフィットしないのでは。

でもそんな心配無用でした。VWディーラーのメカニック出身のウォルフスブルグ・ウエスト社長のトニーさんは元々付いていた新しいスイッチのタップまで切り直して私のスイッチノブにフィットするよう加工してくれました。さらにトニーさんは電気系も得意で、自らが私のインターメカニカのダッシュ下に潜り不良になっているスイッチと配線を分析。配線コネクタを付けなおして、VW用のライトスイッチがフィットするよう加工していただきました。それにしてもこのようなちょっとしたパーツがすぐに手に入ってしまうのも本当にありがたい限りですね!

サマータイムが終わってから、日没が早くなりました5時前に辺りは暗くなってきました。

約1時間ほどの作業で、スイッチも無事インストール完了! でも辺りは真っ暗。
いやー、慣れって恐いですね。こんな物かと思っていたライトの明るさもスイッチを交換しただけで非常に明るくなりました! この作業を自分でやっていたら半日かかっていたかもしれません。本当にありがとうございました。

エディも古いスイッチを取り外す際にダッシュの下に潜ってヘルプ。ありがとね!


Hi Eddy san and Tony san,

I really appreciate you guys help to change the light switch last night.
After light switch has changed, it works really great!
I was pretty surprised because lights actually gets much much brighter.
I wonder how bad switch eats the power. Now, I can drive my car at night no problem!
I will bring dozen of beer next time!
Thank you guys!

Shin

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November 8, 2006

前回ドイツ、今回ベガス

今回セマショーでは、昨年のベルギー、ドイツの取材で一緒になったある方と久々の再会を果たしました。

この人です。

続きは↓をクリック!

マレーシアから今回ベガスにいらっしゃったK.T.Laiさんは、VW、アウディ関連のパーツを生産しているLAI KAM WAH社の代表。マレーシア本国ではVWアウディの純正指定パーツを製作しているお方です。

LAIさんはご自身、大の空冷VWファンでもあり、うれしいことに空冷VW関連のパーツも幅広く生産していらっしゃいます。
昨年はドイツで開催されたヘシーシ・オーデンドルフのイベントにもいらっしゃいました。BBTコンボイにも参加し、1959年型のキャンパーをドライブしました!

その時私が1958年に乗っているというお話をしたら、なんとご丁寧にもリプロのセマフォーを送っていただきました。私の58Bugは北米モデルなので、セマフォーは付いていなかったんですけどね:-)

それにしてもセマフォーまでリプロダクションされております。しかも12Vまで!
ほんと空冷VW乗りにはありがたい限りですねー。こんな細かいパーツまで手に入ってしまうヒストリックカーって、なかなか無いと思いますよー。
  

 

さて、今回LAIさんはセマショーと別会場で開催されていたAAPEXに出展されていました。こちらはどちらかというとパーツベンダー系の出展が多く、ショーカーなどは少なく華やかさは無いのですが、本当に様々なパーツマニュファクチャラーが出展しており、じっくり見て回ると非常に興味深いのです。VWに応用出来そうなメーカーがたくさん出展しておりました!

LAIさんのブースでは非常に興味深い新製品が出展されていました。それがしたの写真。なんとストックと同スペックのシングルポートヘッド。このヘッドの登場を待ち焦がれていた方も多いのではないでしょうか。これまでリプロもなく、いいコンディションのシングルポートもかなり少なくなってきたと聞きます。そんな中登場したリプロのシングルポートヘッド。素晴らしいです!
 

気になる日本での販売ですが、LAIさんは業者向け専門なので小売りはしておりません。現在FLAT4から商品を展開する予定で調整中とのことなので、待ちに待ったシングルポートヘッドが手に入る日も近いことでしょう。楽しみですね。

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October 20, 2006

フラット4で発見! 超レアなステアリング!

今日はルート66ではなくて久々のVWネタです! 
現在日本滞在中で、毎日パソコンに向かう暇もないほどの忙しさですが、昨日は30周年記念のご挨拶のためにFLAT4にお邪魔してきました!

約半年ぶりのFLAT4訪問ですが、この日のショールームは1944年型シュビムワーゲン、1943年型KDF、1946年型が展示されておりました!

毎回訪れるたびに物欲を非常に刺激されるFLAT4ショールーム。またもや見てはいけないものを見つけてしまいました。
幻のステアリングホイールを発見!

続きは↓をクリック!

そのステアリングとは、ペトリステアリングのリプロダクション2種類。

ペトリといえばポルシェをはじめとするさまざまなメーカー向け純正ホイールを製作していたことでも有名です。

今回リプロダクトが登場したのは、なんとコーチビルドモデルのロメッシュに装着されていたスタイルと、ユニークなアーチシェイプのスポークデザインが特徴の非常にレアなステアリングです。オリジナルのステアリングが市場に出ることはほとんどといっていいほどありません。

それにしてもこのような超激レアなステアリングのリプロダクトが登場するとは。。。
VWの世界は本当に素晴らしいですね!

メッキ、ペイントなどの仕上がりも非常にハイクオリティ。

こちらはドイツ、Bad Cambergのミーティングに訪れた際に撮影したオリジナルのステアリングです。

ボスは1959年型までのタイプ1にフィットしますので、ポルシェ356Aにも装着が可能。

自分の58Bugとインターメカニカに装着してみようかな。。。

ペトリステアリングの詳細情報はこちらでチェックすることができます。


つづく。


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August 8, 2006

もしも、こんなVWが出ていたら……

1938年にkdfとして生まれてから、2003年メキシコのプエブラ工場で最後1台がラインオフされるまで……。70年近くに渡り、2000万台以上が作られたフォルクスワーゲン・ビートル。

VW社の歴史は戦前に生まれたあまりにも偉大すぎるビートル(タイプ1)をいかにして世代交代させるかという苦悩と試行錯誤の歴史でもありました。

今日はレッツプレイVWs27発売直前特別企画!

久々のフラッシュバックで本誌26号でお届けしたウォルフスブルグにあるVWミュージアムに所蔵されているプロトタイプモデルをご紹介いたします!
永久保存版ですぞ!

続きは↓をクリック!

第2次世界大戦前、ドイツ第3帝国ヒトラー総統が掲げた国民車構想により、フェルディナンド・ポルシェ博士の手によって開発されたフォルクスワーゲン・タイプ1(当時の名はkdf)。

ご存じの通りビートルは毎年のように細かい改良を積み重ねながら、21世紀まで生き延びる単一車種としては驚異的に息の長いモデルとなりました。VW社自身はもちろん、開発者であるポルシェ博士本人でさえも、ビートルがここまで長く愛されるクルマになるとは考えていなかったに違いありません。

ただVW社は、戦後、他のメーカーから次々とニューモデルが登場する中、戦前にデザインされたビートルが市場での競争力でそう長くの間、太刀打ちできるとは考えていませんでした。VWはビートルの改良を積み重ねていく傍ら、1950年代から全く新しいニューモデルも常に模索していたのです。

ウォルフスブルグにあるVWミュージアムには、これまで日の目を見ることの無かった数々のプロトタイプモデルが所蔵されています。その日の目を見ることがなかった試作車達を見ていると、VWの苦悩と試行錯誤をうかがい知ることができるのです。

1938年に建設された当時そのままの姿で今でも稼働を続ける、ウォルフスブルグ工場。ここに併設されるVWミュージアムで、VWの試行錯誤のヒストリーを追ってみることにしてみましょう。

各プロトタイプ車輌の開発背景、コンセプト、なぜお蔵入りとなってしまったのか? 等々、興味深い各車の詳細は本誌26号にタップリと掲載されています。どうぞをご覧ください。

VW EA48 (1955)
ビートルがまだオーバルの時代
さらに小型な前輪駆動車が計画されていた。

  
1954年末(1955年型)に完成したEA 48はボディサイズもビートルに比べて遙かに小さく、初代ミニと同程度。現車はクオーターウィンドウのないパネルバンスタイルである。Bピラーにはセマフォーも備わっているのが分かるだろうか。ホイールはコストダウンを突き詰め3穴。車両重量はわずか630㎏。最高スピード80㎞/hであった。

VW EA47-12 (1955/56)
モダンデザインを纏ったビートル。

 
カルマンギアを縦方向にストレッチ、もしくはカルマンギアとタイプ3を足して2で割ったようなスタイリングが特徴のVW EA 47-12。その完成されたフォルムは市販直前まで開発が進められていたことを裏付ける。ビートルに比べ室内空間が大幅に拡大された。搭載されるエンジンはビートルと共通の1192cc空冷4気筒。もちろんリアにマウントされている。

VW EA53 (1957)
ビートルのプラットフォームを覆す
モノコックボディを採用。

 
前から見ると3ボックススタイルに写るが、実はファストバックスタイルのEA 53。VW社は市販に向けホイールベースの変更、ボディスタイルの変更など、試作車にさまざまな改良を重ねた。当初VW社上層部はビートルに加わる新しいラインナップモデルと考えていたようであるが、サイズ、エンジンサイズ等がビートルとあまりにも近すぎたようである。

VW EA128 (1963)
シボレー・コルベアに対する
本家リアエンジンメーカーの回答。

 
   
1963年にポルシェによって開発がスタートされたEA 128は、全長4.7mという当時のラインナップからはかけ離れる超大型モデルであった。大型のサイドマーカーが配されるように、開発当初からアメリカ市場を強く意識したモデルとして開発が進められた。セダン、ワゴンのボディバリエーションに加えフロントセクションのデザインも別バージョンが存在する。EA128のデッキリッドを開くとそこには2リッターのポルシェ・フラット6ユニットが鎮座する。この他にも1.8リッターバージョンも検討されていた。

いやー、非常に興味深いですよねー。これらプロトタイプを見ていると、当時VW社がどのようなことを考えていたのか? 見えてくるような気がしませんか?

はい! それでは今日はここまでです。次回も興味深いプロトタイプ紹介していきながら、VWのヒストリーを紐解いてみませんか? お楽しみに!

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Posted by Shin Watanabe : 2:48 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

July 31, 2006

取材先で見つけたものとは

先日、取材でオレンジカウンティから2時間ほど北上したキャニオン・カウンティにあるVWショップに行ってきました!

色々興味深いものを見つけましたよ!

続きは↓をクリック!

今回お邪魔したのはVWレストレーション・ショップ“KOCH's”です。本誌でも何度か登場したことがあるのでご存じの方も多いかと思います。アメリカのVW界を代表するレストレーションショップです。はい。今回はまだトップシークレットのあるVWを取材させていただけるということで、飛んでいって参りました。
 

現在KOCH'sはステアリングのレストレーションでも非常に有名でVWだけでなくアメリカ車をはじめさまざまな種類のビンテージステアリングのレストレーションを手がけております。

正確にいうと、ステアリングはレストアというよりもリプロダクトに近いかもしれません。というのも元のステアリングが無くても、ゼロからつくることもできるそうなのです。ここに引っかかっているステアリング全てリプロダクト。ほぼ全ての車種に対応しているとのこと。

さらにオリジナルステアリングのデザインで、径を小さくしてしまったり、カラーを変えたり、マテリアルを変えることも可能だとか。今、アメリカのホットロッダーたちの間でも人気爆発中。

以前、リッチ・キンボール氏がコンバチ用のカスタムステアリングを製作しましたが、それもKOCH'sが手がけたものです。

広いKOCH'sのショップでは色々なレストアプロジェクトも進行中です。
 

 

ショップをうろうろしているだけでも飽きません! 
さらにKOCH'sのお隣はビンテージポルシェ専門のレストレーションショップだったりします。
 

なんと1955年型カレラ・スピードスターがレストア完了間近。
 

究極の空冷4気筒といってもいい、4カムユニットはエンジン単体だけで4万ドル近くはするという代物!

こちらも1955年型スピードスター! ヒストリックレースに出場するためのカスタムが施されております。
 

1954年型までのポルシェはワタシの58Bugとも互換性のあるパーツがたくさんあるので、ショップに置かれているもの全てが興味津々。。。。


今日はいいもの色々見せていただきました。
 


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Posted by Shin Watanabe : 5:04 PM | コメント Comments(2) | トラックバック TrackBack (0)

July 26, 2006

貴重なコーチビルド発掘される!

何十年もの間、納屋でずっと眠り続けていらVWが発見された。。。。
アメリカではそんな夢のような話がたまにありますが、今回ばかりはちょっとビックリ!

30年近く眠り続けていた貴重なコーチビルドが発見されたのです!

続きは↓をクリック!

今回発見されたVWベースのコーチビルドは1959年型ロメッシュ。ボディナンバー#563。VWベースとしては2世代目のロメッシュです。

VWのスペシャルボディを手がけていたコーチビルダーといえば、カルマンギアを製作していたカルマン社が有名ですが、ロメッシュ社は1955年にカルマンギアが登場する以前の1951年よりVWベースのスペシャルモデルを製作していました。ボディはハンドメイドで叩き出されたオールアルミ製で、当時ポルシェ356よりも高価なプライスタグが付けられていました。

VW社からオフィシャルなコーチビルダーとして認められていなかったロメッシュ社は、完成したタイプ1をディーラーから購入。ボディとプラットフォームシャシーを切り離し、自社でコーチビルドしたボディに載せ替せてデリバリーするという、何とも手の込んだ方法で車輌を販売していました。

ポルシェよりも高いプライス、複雑極まりない製造過程などから、販売台数はあまり伸びませんでした。
その美しいスタイリング、VWベースとは思えないゴージャスなたたずまいから、このクルマが新車で発売された頃、ハリウッドスターたちに人気があったそうです。

ちなみにロメッチュに搭載されるエンジンは、ストックのVW、オクラサ、ポルシェ356用エンジンなど、さまざまなチョイスが可能でした。

今回発見された1959年型#563は、なんと1968年以降、一度もドライブされることもなく、眠り続けていたという個体で、なんとワンオーナーカー! ファーストオーナーは他界してしまいましたが、その娘さんのもとで、今日まで生き永らえてきた車輌です。

現車を発見したのはオレンジカウンティのFullertonというところにあるVW専門のレストレーションショップ、「West Coast Classic Restration」(WCCR)です。
  

恐らく、屋外で放置されていたのでしょう。ペイントはフェードし、フルオリジナルのインテリアも完全にカサカサの状態となってしまっております。しかしペイントが剥がれてしまった箇所にはスプレー缶ペイントが吹かれ、最低限のケアが施されています。そのお陰で、腐りや深刻な錆は全くありません。ボディは非常にストレートでドライです。
  

初代、2世代目ともにロメッシュの大きな特徴はご覧のような横向きにマウントされたサードシートが備わっていること。シートはフルオリジナルの状態ですが、完全に硬化してしまっており、再利用は難しそう。でもオリジナルのマテリアルやカラーなどをうかがい知ることができる資料的に非常に貴重なものです。今後のレストレーションなどに役立てて欲しいですね!
 

現車にはオクラサエンジンが搭載されていました。なんと燃料系の掃除とオイル&バッテリーを交換しただけでエンジンが掛かってしまったそうです!
 

ところで、現在ショップにはレストア中のVWベースの初代ロメッシュ、ビースコウが2台も入庫しています! 1台はレストア終了間近。もう1台は非常に珍しい初期モデルのしかもクーペ!
  

オイ、ちょっとドライブに行くか! ということで、半ば強制的に助手席に乗せられました。
このクルマブレーキラインは完全に抜けており、ハンドブレーキのみ! 恐いよー!
 

rom002.jpg rom001.jpg

さて、このロメッシュですが、現在WCCRでFor Saleとなっています! 
詳細はWCCRのホームページをチェックしてみてください!
 

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Posted by Shin Watanabe : 3:29 AM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

July 11, 2006

そこは宝の山だった!

ウルフスブルグ・ウエストのウエアハウス前の駐車場で土曜日の朝に開催された2006サマーフェスト。

レポート3日目はいよいよウエアハウス内部に潜入!

続きは↓をクリック!

ウルフスブルグ・ウエストのウエアハウスツアーをしてくれたのは、代表のトニーさんと、エディさん。
あれ、エディさんって、昨年末に日本にも遊びに来たエディさんだよね。エディさんって、ウォルト・ディズニーに勤めていましたよね!?

実は今月18日より、これまで勤めていたウォルト・ディズニーからウルフスブルグ・ウエストに心機一転!転職することに! イベント開催当日はヘルプでスタッフたちのお手伝い。

 

代表のトニーさんは、エディさんの教育もかねて熱心に商品の説明をしてくれます。ウルフスブルグ・ウエストは数々のハイクオリティ・オリジナルリプロダクションパーツを製作しています。

意外だったのはUSEDパーツも結構備蓄していること。オンラインなどのカタログには載っていませんが、かなりの数のボディパーツやシート、エンジンなど、さまざまなパーツがストックされています。
  

~1967年型のタイプ2デラックスモデルに必要不可欠なデラックスモールディングは、ドイツで純正パーツ製作していたメーカーから探し当て再生産してもらっているそうです。
モールはすべて直線の状態で入荷し、自社でボディラインにフィットするよう加工しています。
 

ウルフスブルグ・ウエストでは、サビなどで腐ってしまったボディをリペアするのに必要不可欠なリプレイス用ボディ・シートメタルパーツも沢山揃えています。30年近くも前に生産が中止されたクルマのボディパネルのほとんどが、いまだに問題なく手に入るなんて、本当に素晴らしいですねー。

ウエアハウスの一角ではレストア途中のスプリットウィンドウもいました! ここのスタッフは根っからのVWフリークなのです。これがかゆいところに手が届くパーツを常にタイムリーに提供してくれる秘密なのですね!

このあとトニーさんとエディさんはトップシークレットルームに案内してくれました。撮影は許されなかったのですが、そこではこれから商品化されるかどうか検討されているプロトタイプのサンプルが沢山!
その中にはなんとワタシもずーっと探し続けてきたあのパーツが! まだこの場でお伝えすることはできませんが、ハイクオリティが売りのウルフスブルグ・ウエストが製作するリプロダクションだけに、これは楽しみになってきました!

ウルフスブルグ・ウエストはちょうど新カタログを出したばかり。ワタシももちろんゲット! ここ最近トイレでお座りする際の友です!
 

ツアーの後はワタシもお買い物~。
先日報告したサイドブレーキケーブルが切れている問題を解消するために、NEWパーツをゲット。
ドイツ製です。

ブレーキワイヤーはもちろん左右ペアで交換するのが鉄則。ついでにインターメカニカ用のリアブレーキバックプレート、アジャスト用の穴をカバーするためのプラグも購入しました。
 

トニーさん、エディさん、ウエアハウスのツアーありがとうございました!


ウルフスブルグ・ウエストのイベントPartIIはこちら!

ウルフスブルグ・ウエストのイベントPartI はこちら!

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Posted by Shin Watanabe : 5:37 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

December 27, 2005

Mooneyesで見つけた一品

先日LA方面に所用で出かけた際、帰りにサンタフェ・スプリングスにあるMooneyes USAに立ち寄ってきました!

 

そこで見つけたものとは……

続きは↓をクリック!

VWパサートです!

実はウチの両親、最近これと同型を購入したため、非常に気になるんですねー。
しかもMooneyes USAの現地スタッフが所有する車両だけにどんなカスタムが施されているのか。。。
実に気になるところでもあります。

それにしても車高の落とし具合が絶妙ですね! オーナーである現地スタッフのマコトさんによるとH&Rのサスキットを入れているとのこと。

 

 


Mooeyes USA現地スタッフ、マコトさんが普段の足に使用しているVWパサート。
気になる足元にはデビューしたてのホヤホヤ、スピード・マスター・ホイールの17インチが履かれていました。

パサートのピッチは特殊なサイズとのことで、スペシャルオーダーになるそうですが、
ニュービートルやPTクルーザー用などのピッチは常にストックしているとのこと。

パサートに装着したいという方はファクトリーの状況で納期などが大幅に変わるそうなので、問い合わせてみてください!

それにしてもクラシカルなデザインのスピード・マスター・ホイールですが、パサートのような一見ミスマッチになりそうなモデルにも非常に似合いますよねー!

私がセマショーでこのホイールをはじめて見た際、パサートに付けたらどうなるんだろうなんて、思いもしませんでした。サスガ、Mooneyesスタッフのセンスは違います。


スピード・マスター・ホイールの詳細はこちらから

Posted by Shin Watanabe : 10:41 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (1)

September 11, 2005

ヨーロッパの特大VWショップ

今日はヨーロッパ最大級のVWショップ、「BBT」を紹介します!
ベルギー第2の都市、アントワープ郊外にある「BBT」は、ドイツをはじめ、ヨーロッパ全土からかき集めたハイクオリティパーツを世界のワーゲンエンスージャストに届けている、VWスーパーストア。
本誌でも幾度となく何度も登場しているので、もうすっかりおなじみですよね。

それにしても、ヨーロッパ最大級のVWショップがなぜベルギー?
そう思う方もいるかと思います。

実はVWがはじめて輸出された国がベルギーです。
VW創世記から多くの車両がベルギーへ渡り、早くからVW文化が花咲いた国のひとつなのです。
ベルギーには、未だに至るところで非常に程度のいいフルオリジナルカーが生息しているというだけあり、それを裏付けるかのようにウェアハウスに並ぶVWたちはどれも素晴らしいコンディションのものばかりです。
中には、今まで全くレストアを受けていないフルオリジナルカーも並んでいます。
私が特に気になったVWがこれです。

1958年型のフルオリジナル。レストア歴なし。内外装のペイントももちろんオリジナルで、
L 243 ダイアモンドグレー。シート、ドアパネル、ヘッドライナーに至るまで全てオリジナル。
実はワタクシ、この手のフルオリジナルカーにめっぽう弱いのですよー。


空冷VWショップとしては世界最大級の規模を誇る「BBT」。広大なウェアハウスには50台以上のビンテージVWとパーツを常時在庫。ウェアハウス2階にはスプリットやオーバル以外に、貴重なスペアエンジンやシートフレームなども在庫しています。オクラサも数基ありますよね?

なにげに壁に掛かっているフレームもKDF時代の非常に貴重なものです。

このウエアハウスの1台1台を観察しているだけで、1日がつぶせてしまいます。

BBTが所有するサポートカーはVWタイプ2クルーキャブ。
ドイツのイベント毎に開催されるBBTコンボイの際の頼もしい存在です。

元々カリフォルニアにあったタイプ2デラックス・バス・リムジンは、今ベルギーにいます!

ベルギーを訪れる機会があったら是非とも立ち寄ってみてください。
BBTのウェブサイトはこちら

Posted by Shin Watanabe : 3:32 PM | コメント Comments(0) | トラックバック TrackBack (0)

September 4, 2005

たかがVWにここまでやるか?


今日はアメリカが誇るVW専門のレストレーションショップをご紹介しましょう。
ここはね、マジ凄いですよ。

本誌でもこれまで何度となくご紹介しているので、ご存じの方も多いかと思いますが、
オレンジカウンティのFullertonというところにある「West Coast Classic Restration」(WCCR)です。

何が凄いって、ここの代表レニー・コップさんは、「ここまでやるか!」というほど、
VWレストレーションに対する拘りがハンパじゃない。

細かいディテーリング、パーツチョイス、さらに各年式の細かい違いをしっかり把握したレストレーション知識。もうね、空冷VWの全てを知り尽くしていっても過言でないほど、詳しいディテールをご存じなんですね。各モデル年式ごとのパーツの違いや内装素材の違いなんかも把握しているのですから、もう私にとって教祖様のようなお方です。

VWは毎年のように細かい改良が加えられながら生産されてきたクルマです。
各年式のオリジナルに忠実なフルレストアを施すためには、年式によってプレスが変わっていたり、細かいパーツのデザインや配置が変わっていたり、また目に見えないメカニカルな部分に対して、年式ごとの細かい違いがあります。レストアにはその見極めが不可欠なのです。

つまり、年式に本当に忠実なレストアをしようとした時、各モデルに対する細かい知識がなくては、いくら技術があってもどうしようもないんですよね。1963年型をレストアして仕上がったら1958年型になっていたなんて洒落になりませんよね。

それこそ各年式VWのビス一本に至るまでを知り尽くしていないと、レストレーションショップは勤まらないというのが、レニーさんの考えなのです。

WCCRのこだわり①
シャシーは丸ごとパウダーコーティング

パウダーコーティングとは、粉末状の粒子を塗料として用いる塗装方法です。アースされた塗装物に静電気により付着させて、そのままオーブンに入れ150~200℃で加熱。そうすると加熱された粉体粒子が徐々に溶解して平滑化された後に硬化し、塗膜を形成します。感覚的には塗装というよりもメッキに近いかもしれません。

パウダーコーディングによって形成された塗膜は強度、耐チッピング性や防錆にも優れています。
弾性もあるので、石ハネぐらいで剥がれることもない。普通のペイントやコーティングとは耐久性が大違いなのです。気候の厳しい条件でもフロアの耐久性が格段に上げる事ができるパウダーコーティングは日本でこそ普及して欲しいシステムです。しかし残念なことに日本にはシャシーを丸ごとパウダーコーティングできてしまうオーブン施設は、今のところ存在しません。

WCCRのこだわり②
ボディの裏側まで手を抜かない下地処理。ペイントのブランドまで拘る。


ペイントにはジャーマンブランドのグラスリッドを採用。特にメタリック系の仕上がりが全く変わってくるそうです。

WCCRのこだわり③
見えない部分も全て新車のコンディションにレストアする。

WCCRのこだわり④
パーツへの拘り。使用するパーツはできる限り純正を使用するのはいうまでもありませんが、ない場合は作ってしまいます。パーツのクオリティはレストレーションのクオリティも左右してしまいますので、レニーさんのパーツへの拘りは相当のものです。

毎年6月に開催されるVWクラシックウィークでは、オープンハウスパーティも開催されるので、
機会があれば是非とも足を運んでみてください。

WCCRの陽気なブラザーたち

代表のレニー・コップさんもたまにお茶目なこともしてくれます!?

WCCRのHPはこちらでチェックできます!
West Coast Classic Restration

いやー、今日もすごい長いブログになってしまいました。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

Posted by Shin Watanabe : 6:13 PM | コメント Comments(4) | トラックバック TrackBack (0)