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2008年9月25日
111歳のお宝蒸気機関車!!
東京品川にある「東品川公園」に、明治30(1897)年にアメリカはピッツバーグという
メーカーで作られた旧い蒸気機関車が保存されている…ことは以前より知っていましたが、
先般、やっとその姿を見て来ることが叶いました。
この公園に保存されているのは、伊賀鉄道が開業に際してアメリカに3輌を発注した
機関車の1輌ですが、伊賀鉄道は開業せずに終わってしまったため、阪鶴(はんかく)鉄道
という会社が2輌、尾西鉄道という会社が1輌を引き取り使用しました。これら3輌は後に
国鉄の2850型という形式(2850、2851、2852)となりますが、早々に廃車となって
3つの私鉄に払い下げられました。そのうちの1輌、2851は戦時中に西武鉄道に引き取られ、
同社の7号として貨物列車の牽引などに活躍。戦後は北所沢にあった米軍キャンプ引込線の
貨車入換などに使用された後、昭和34(1959)年頃に休車。しかし昭和37(1962)年に
上武鉄道に貸し出されて昭和40(1965)年まで煙を上げていました。
上武鉄道での活躍が終わって西武鉄道に返却された7号機はそのまま廃車となりますが、
この機関車は昭和44(1969)年に西武鉄道から品川区に寄贈されて保存されることになりました。
それが、東品川公園に鎮座する旧い蒸気機関車のプロフィールです。
↓簡単な上屋根が設けられているので、雨ざらしではなくちょっと安心です。
機関車はキャブ(運転室)への立ち入りも可能な状態で、子供達の遊び道具になってます。
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↓機関車右側の煙室脇には、四角い製造所銘板が残っています。シリンダーの
上部分にも、製造所である PITTSBURGH の文字が刻まれている点にも注意。
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↓1897年の製造…ということは、今年で何と111年目!! 本当ならば博物館入りしても
おかしくないお宝級の機関車なのです。
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↓正面です。公園の保存蒸機というと錆びていたり部品が欠落していたりすることが
多いものですが、この7号機は、ほぼ完全な格好を保っているようです。
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↓運転室にも入れます。タンク機関車なので狭苦しい感じは否めません。
恐らく、様々な計器があったものと思われますが、殆ど見当たりません。
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↓背面です。背面には申し訳程度の石炭庫があります。この機関車はキャブと
前後の妻板の窓デザイン(意匠を凝らした曲線で構成)が特徴です。
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↓逆側です。子供達の良いおもちゃになって余生を過ごしている7号機です。
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↓この7号機が最後に活躍していた上武鉄道(日本ニッケル鉄道)については、
弊社刊「RMライブラリー」41巻でご覧いただくことが出来ますよ。勿論、7号機について
詳しい説明と写真も掲載されています。
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投稿者 滝沢隆久 : 2008年9月25日 12:47
コメント
すぎてつでございます。こんばんは。(PCを子供たちに占領されているので、いつも夜中ですね・・・。)最近は鉄をしに行きたい場所が無くなってきてますが、こういう保存車両も「有り」かなーなどと思うようになりました。かつてのSLブーム前後の頃には、蒸機にはちょっとの差で十分堪能するには間に合わなかったウルトラマン世代なので。(同級生には相当ムリして北海道や九州へ、スレスレセーフ、というのもいましたが)私がカメラを向けたのはデッキ付き旧型電機と旧型国電がメインでした。現役蒸機は甲府のC12は「見てるだけ~!」写したのは塩尻のD51 と上諏訪のC1266と、小淵沢でC56くらい・・・。そうそう、甲府のC12 は当時の百貨店(←古い!)にあった、ジュースの自販機と合わせて記憶が鮮明です。てっぺんに半球形の透明なドームがあって、その中で噴水のようにジュースが噴き出ていたヤツですな。(あの頃の甘味料、大丈夫だったのかな~?)時代が下って、115系や165系など、普通鋼板の車両は波打ちが出て程よくヤレないと、写欲が沸きませんでした。ステンレス車両は古くなっても老朽化した厨房器具みたいでなんともな~・・・。です。こう言うと今の若い人たちには申し訳ないですが。きっと今でも昭和の残影?を追いかけているのかも?・・・あ、でも私が高校生だった昭和50年代は、今の平成とあまり変わらない街の佇まいでした。(・・・と思ってますが)1960年代までは、いわゆる「昭和」だったイメージが強いです。ただ、やはり単に懐かしいイメージだけではないですね。まったくの子供だったのでいい加減な記憶ですが。
投稿者 すぎてつ : 2008年9月26日 01:24



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