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2008年9月18日
日本初の“総天然色”映画には…
こんにちは。@会社です。
宮城の栗駒行きの画像やレポートをネタにして余韻に浸っていたら、今週も
もう半ば過ぎ。うかうかしていると次の締め切りが間近に迫ってきます(泣)。
さて、一昨日だったでしょうか、ふと目にした新聞の記事に、お名前は失念して
しまいましたが、映画関係者の方の訃報が小さく報じられていました。
曰く、松竹映画『カルメン故郷に帰る』のスタッフだった方のようです。
この映画のタイトルを聞いて「あっ、あれだね!!」とイメージした僕は、実は前々から
一度は見てみたいと思っていたこの映画のDVDを購入してきました。
この『カルメン故郷に帰る』という映画は、戦後の1951年に木下恵介監督が
メガホンを取った日本初の“総天然色映画”で、都会でストリッパーをしている娘が
故郷である浅間山の麓の村に友人と共に帰ってきて騒動を巻き起こし、また再び
都会に戻って行く…という他愛も無いストーリーですが、実にこの映画のキモは、
主人公のカルメンと友人が都会から帰ってくる村が、軽井沢と草津とを結んでいた
あの草軽電鉄沿線の村という設定がなされていることです。
映画は冒頭から、独特のスタイルをした電気機関車と客車、貨車が登場しますし、
荒涼とした沿線風景や駅の様子がカラーの動画で見られるので、軽便鉄道ファン、
とりわけ草軽電鉄のファンには見逃すことの出来ない作品であると言えます。
昨今では草軽電鉄そのものを記録した当時のムービーがDVDなどで発売
されてもいるので、この映画の映像の貴重さは一時期よりも薄れてしまったかも
しれませんが、それにしても頼りない線路を走る列車が架線をユサユサと揺らして
走り去る光景などは涙モノでしょう。
↓『カルメン故郷に帰る』のポスター。
この色使いやデザイン(ここではデザインと言わず、あえて図案と言おう)は、
戦後間もなくの頃の時代が良く現われています。
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↓DVDのジャケットです。現行製品なので、どこでも手に入ると思います。
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↓映画に登場する草軽電鉄の電気機関車デキ12型は、18という記号が記されていました。
機関車に続く客車はホハ、2軸ボギーの無蓋車はホト。恐らくは撮影のために仕立てられた
特別な列車だったのかもしれませんが、車輌の色合いや雰囲気、沿線や線路の雰囲気が
しっかりと見てとれます。この画像は、草軽電鉄の電気機関車の模型です。
現在、軽井沢駅前の広場に、ただ1輌残ったデキ13が保存されていますので、
軽井沢に出掛けたらぜひ見てくることをお勧めします。軽便用ですし、元々が鉱山などで
使用するための機関車(アメリカ製)なので、小さいですよ~。
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…ところで、草軽電鉄は大正15年に軽井沢~草津間55.5kmを開業した軽便鉄道で、
昭和37年に惜しまれつつも廃線となりました。鉄道は廃止になってしまいましたが、
現在は草軽交通という社名のバス会社として盛業中です。同社が保有する
北軽井沢地区の有料道路は、かつての軌道敷きを再利用したもの。実際に走って
みると、線路があった頃のイメージそのままの箇所がいくつもあって感動します(笑)。
★草軽交通★ ←ここをクリックしてみてください。
投稿者 滝沢隆久 : 2008年9月18日 12:33
コメント
草津温泉の玄関口に位置する「道の駅・草津運動茶屋公園」には「デキ13」の
ミニュチュアが飾ってあります。
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/access/car01.html
投稿者 ビートル@あるじ : 2008年9月18日 17:48
すぎてつでございます。こんばんは。
草軽と言えば、先日群馬の温泉へ行ったときに、上州三原(という駅だったと思いますが)吾妻側に橋台らしきものをチラッと見たような・・・。万座・鹿沢口の駅のはす向かいの位置関係でしたか。それと、吾妻線でホキの溜り場と言えば、羽根尾駅だったと思います。残念ながら貨物は廃止されていて、側線だけが残ってました。EF12や70系電車が走っていた頃は、私はついに訪れることはありませんでしたが。(EF12自体は新宿駅で10号機を撮影してますが)草軽など復活すれば、今では結構ヒットするのでは?と思うのですが。
投稿者 すぎてつ : 2008年9月19日 00:10
>北軽井沢地区の有料道路は、かつての軌道敷きを再利用したもの
これは勘違いです。小瀬温泉から北軽井沢までは線路跡はすべて山の中です。
営林署の管理道路としてかなりの部分が走行可能です
投稿者 くさかる : 2009年3月 2日 15:51



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