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2009年6月22日
仏像が熱い!!
奈良の興福寺に収蔵されている国宝・阿修羅像が東京の博物館に来ていたのは
知っていたんですが、そのうちに見に行こうと思っていたら、東京での公開を
終えて、件の仏像は福岡へと旅立ったそうです。
東京での一般公開には、約95万人もの人たちが詰め掛けた由で、恐らく、
その熱狂ぶりには、当の阿修羅像自身が驚いたに違いありません。
…今、ちょっとした仏像ブームのようで、大きな書店では仏像書のコーナーが
必ず出来ている…といった具合です。阿修羅像だけを扱った本も出ています。
こんな世の中ですから、今までは気にも留めなかった仏像にやすらぎを求めて、
心の平安を求めたり願いを託したりしたいという気持ちは判らないでもありません。
僕などは超の文字がいくつも付くほどの 無信心人間 ですので
仏像に願いをかけたりすることはありませんが、ひとつの塑像、彫刻として
像を見詰めなおしてみると、美しいなあ…と感心してしまうものも少なくないことに
気が付きます。鑑賞対象に値する美術品…として見てみるのも一興です。
ひとくちに仏像と言っても、誰もが知っている観音や菩薩を筆頭に、天や邪鬼と
いった末端のものまで、その種類はそれこそ無数にあります。
町の角などに立つ地蔵も、正式には地蔵菩薩という菩薩様で、江戸時代に流行った
地蔵信仰によって全国各地で様々な像が建立されるようになったものです。
書店に行けば、どの本を選んだら良いのかと迷ってしまうくらいに出ている仏像本。
もし興味がおありなら、仏像の見方…のような入門手引き書を買い求めると
良いと思います。
もう遠い昔のことになりますが、“鎌倉の仏教美術”を大学の卒論テーマに選び、
鎌倉の古刹に収蔵されるいくつもの仏像や、町のあちこちにある石仏などを
何体も見て・撮影して・研究して…なんてことをやりました。
あの頃は、仏像に関する書物を探すだけでもひと苦労…。そう思うと、この
仏像ブームは隔世の感がありますね。
投稿者 滝沢隆久 : 2009年6月22日 18:42



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