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2005年06月17日
Q:「007 死ぬのは奴らだ」で使用された、もうひとつのモデルとは?
A:インデックス部の色が変化する特殊機構搭載モデルです。


写真左:007「死ぬのは奴らだ」の名シーン。磁気発生装置を使い、直接触れることなく女性のワンピースのファスナーを降ろすという少々エロチックな使い道だ。
写真右:これがオークションに出品された実物モデル。インデックス部分が抜かれていることが見てわかる。
「死ぬのは奴らだ」の劇中において、ロジャー・ムーア氏演じるジェームス・ボンドが装着していたサブマリーナは1本。しかし、映画撮影用の小物としては少なくとも2本が存在していた。
それは、磁気発生装置付きと鋸状のベゼル回転装置付き(前回紹介)の2種類。機能別に使い分けられたと推測できる。磁気発生装置付きサブマリーナは、磁気発生時にダイヤルのインデックスが赤く変わるという変り種で、文字盤の各インデックス部が丸く切り抜かれ、内部に仕込まれたカラープレートのようなものによって色がチェンジしたのだろうと推測できる。
実はこの仕掛けが搭載されたサブマリーナも1998年のクリスティーズ・オークションに出品されていたのだった。
1998年のクリスティーズ・オークションに出品された、もうひとつのカスタム・サブマリーナ。このときのオークションはカタログを見て分かる通り「007」アイテムに限定されていた。
Check it!
良く見ると誤り? 劇中での操作方法
もし機会があれば映画「007 死ぬのは奴らだ」をじっくりと鑑賞してみてほしい。すると、実におもしろいことに気が付くはずだ。それは「磁界発生装置」のスイッチをオンにするシーン。
日本語字幕では「リューズを引いて」と訳してあり、英文では「By pulling out this button」となっている。しかし劇中、ボンドがリューズを引くシーンは一度も出てこない。逆に押すシーンがあったり、別のシーンではベゼルを回転させてスイッチをオンにしていたりもする。また、鋸状のベゼルをスタート(回転)させる方法も画面を見ただけでは判別できない。
ボンドファン、いや腕時計愛好家としては、このあたりの詳細も知りたいところだが、古いボンド映画共通の御愛嬌といったところだろう。
投稿者 watchsensor : 2005年06月17日 15:55

