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2005年10月18日

独立時計師の世界 Part.03 ~カルロ・フェラーラ~

イタリアブランドらしい遊び心と洗練さが魅力的

[創業年]1991年
[創業者]カルロ・フェラーラ
[創業地]イタリア ローマ

 カルロ・フェラーラの時計は見ていて飽きることがない。なぜならば回転と直進を組み合わせた運針方法を採用したレギュレーターなど、ほかにはなかなか見あたらないからだ。時針の場合、針は10~2時までは右方向に回転し、4時まではまっすぐに下降、以降8時まで左回転を経て10時まで上昇する。そのファンタスティックな動きは遊園地の乗り物を連想させるほどユニーク。そして時計デザインの完成度の高さも魅力的だ。「ジョッキー」に見られるように、カラーコンビネーションの妙は秀逸。いかにもイタリアらしい遊び心に溢れている。

 ローマで30年間、時計修復作業に携わってきたベテラン時計師、カルロ・フェラーラ。彼が手掛ける時計にはすべてに特殊なレギュレーター機構が採用されている。装備されている針は回転運動に加え、上下運動を行う複雑かつユニークな動きを見せる世界で初めてのレギュレーターだ。6年の歳月を費やして開発されたメカニズムは、豊富な経験により培われた技術力や独創的なアイディアを備え持つフェラーラだからこそつくり得たものである。
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ジョッキー
Ref.110.36
ホワイトとピンクの配色とオーバル型のインダイヤルが鮮やかなレギュレーターモデル。6時位置の日付表示には拡大レンズを装備し、視認性を確保している。自動巻/SSケース/クロコダイル革ベルト/シースルーバック/5気圧防水
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クラシック カレ
Ref.510121/110
モノトーンで統一された文字盤デザインやエッジの効いたスクエア型ケースがシャープなイメージを演出。右側が時間、左側が分表示用のインダイヤル。自動巻/SSケース/クロコダイル革ベルト/シースルーバック/3気圧防水
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独自の運針方法を調整する内側をくり抜いた半円状の歯車。内側部分にも歯が刻まれ、上下運動は直線部分、回転運動は円周部分の歯の送りによって針を動かす仕組み。
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ムーブメントの製作風景。中央左右には針の通り道である2つのスリットを確認。他社のレギュレーター・ムーブメントとはまったく異なるメカニズムであることがよくわかる。

投稿者 watchsensor : 2005年10月18日 22:09

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