スポットオン・マジカーの話・続き
昨日に引き続き、北アイルランドが生んだミニチュアカー・メーカー、「スポット・オン」のサイドラインであるプラスチック製電動トイカー「マジカー」のご紹介。マジカーは単体でも販売されていたが、基本的にはコース上を走るように設計されているので、当然ホームコース・セットが存在した。写真は、そんなセットの1つでおそらく最もベーシックなもの。マジカーのシャシーが1台とボディが2台分、付属する。馬や踏み切り等のアクセサリーが如何にもスポット・オンと同じ血統を感じさせる。スポット・オンは1/42統一スケールというコンセプトや他にはない面白い車種が揃うことから、濃い口のマニアが多いブランドだ。しかし一方、あまりに色気が無いというか、渋いというか、その風情に否定的な向きも少なくない。要は好き・嫌いがハッキリ分かれるブランドである。個人的には、色気の無さ、ボクトツさが何やら愛しいと感じる。とりわけマジカーはアダ花っぽさに惹かれる。ちなみにマジカー製品には殆ど、スポットオンのクレジットが入っていないし、基本的に「MADE IN GREAT BRITAIN」表記である。唯一、ボディの裏側だけに、スポットオンの名前と、「MADE IN NOTHERN IRELAND」のクレジットが見て取れる。その辺りにも、なにやら感じ入ってしまう。


